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眠り

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  • 1:

    ナツ

    ずっと前に夢で見た話を自分なりにアレンジしました☆よかったら感想ください!

    2005-10-30 17:57:00
  • 53:

    ナツ

    言ってしまった。しかも大樹が話し終わるよりも先に。大樹は忘れてくださいと言おうとしていた。それを聞いてしまえば終わってしまう。この後どうなるかを考えるより先に言葉が出てしまった。

    2005-10-30 23:15:00
  • 54:

    ナツ

    綾華「ずっと好きでした。気まずくなるのが怖くて言えませんでした。本当はずっと言いたかったんです。」
    言葉が止まらなかった。次から次から気持ちが溢れてきて止めることなんてできなかった。

    2005-10-30 23:52:00
  • 55:

    ナツ

    綾華は泣いていた。ふと大樹の顔を見るととても驚いた表情をしている。『引かれた…?』急に怖くなった。『ダメだ。引かれてしまった。』綾華は感情を人にぶつけたことがなかった。いつもなら口に出す前に冷静に頭で考え的確に処理していたからだ。

    2005-10-31 00:04:00
  • 56:

    ナツ

    『どうしよう。何か言わなければ……ダメ。何も考えられない。どうしよう………』
    下を向いて泣いている綾華の頭に何かが触れた。顔をあげると向かいに座っていたはずの大樹が隣にいた。優しく頭を撫でられている。

    2005-10-31 00:08:00
  • 57:

    ナツ

    とても優しい笑顔で頭を撫でながら
    大樹『外にでましょう。』
    と言った。そう、今は居酒屋にいる。大樹はスーツ、綾華はドレス姿。周りに同業者やクラブの客がいるかもしれない。

    2005-10-31 01:43:00
  • 58:

    ナツ

    二人の様子からその関係ががただの従業員同士でないことは誰の目にも明らかだった。
    大樹がお会計を済ませている間、先に店を出た綾華は考えていた。『松嶋さん(大樹)冷静だなぁ。私は周りなんて気にする余裕なかったよ。遊びで店の子に手を出すと大変なのくらいわかるだろうから、もしかすると……色?………あっ…そうか。。。』

    2005-10-31 01:54:00
  • 59:

    ナツ

    会計を済ませ店を出た大樹は先程とは違い完全に落ち着いた綾華を見つけた。少しとまどったが言った。
    大樹『よければ、落ち着ける場所でお話しませんか?嫌じゃなければ俺の家近いんでそこで……』

    2005-10-31 02:02:00
  • 60:

    ナツ

    『枕もかよ。。売れないホストじゃないんだから……』綾華はこう思った。…が、
    綾華『はい。』
    と答えた。わかっても惚れてしまったのだ。

    2005-10-31 02:06:00
  • 61:

    ナツ

    大樹の家に着いた。広めの1LDK。男の独り暮らしのわりに綺麗に掃除されている。リビングには大きめのテーブルとソファー、寝室へ通じる壁一面のスライド式ドア。家具は個性的なデザインが多かったが全体的に統一されていてセンスの良さが伺える。

    2005-10-31 02:15:00
  • 62:

    ナツ

    綾華はソファーに座り大樹が入れてくれた温かいコーヒーを飲んでいた。
    大樹「今日は変なことを言ってしまってすみませんでした。」
    『やっぱり謝るのかよ。。』
    大樹「だけど言ってよかったと思ってます。綾華さんの気持ち聞けたから!」

    2005-10-31 02:21:00
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