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依存体質

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  • 1:

    由芽

    あたしの物語です。100%実話を書いていきたいと思います。つまんないかもしれません。でも、読んでくれたら嬉しいです?

    2006-06-22 22:47:00
  • 2:

    由芽

    あたしの名前は由芽(ユメ)。今年で22歳になる。職業はデリ嬢。        あたしが依存してきたこれまでの物や人について、書いていきます。どうか最後までお付き合いください。

    2006-06-22 22:51:00
  • 3:

    由芽

    あたしの依存体質があらわれだしたのは18の頃だった。あたしは女子校で、しかも真面目なお嬢校だったので、出会いがまったくなかった。そんなあたしは英語の大山先生に恋をした。大山先生は当時38歳の独身だった。大山先生は少し影がある、どこか不思議な雰囲気を持っていてる。授業もおもしろく、教えるのが上手なので生徒から人気だった。

    2006-06-22 22:56:00
  • 4:

    由芽

    その頃にはあたしが大山先生のことを好きって、どの先生もわかってたくらい、あたしは大っぴらに公言していた。もちろん、大山先生も知っていた。お茶してるときに突然言われた。「家来る?」あたしは舞い上がった。「行く!行く行く!」

    2006-06-22 23:10:00
  • 5:

    由芽

    先生はフっと笑い、あたしを再び車の助手席へ乗せた。ーーーー家到着。大山先生のマンションはきれいなこじんまりとした所だった。   いざ部屋に入るとプリントや参考書でぐちゃぐちゃ。足のふみばもない。「その辺のもん適当によけて座ってぇ。」あたしは先生の指示どおりよけて座った。先生はコーヒーを入れてくれた。コーヒーを飲みながら部屋を見渡していたら急に先生があたしに告げた。 「一緒に死なへん…?」

    2006-06-22 23:26:00
  • 6:

    由芽

    「えっ……。」その瞬間、先生にキスされた。「一緒に死のう。」「うん……。」この時なぜ「うん」と言ってしまったのか今でもわからない。ただ、先生の瞳が悲しくて悲しくて…。  あたしたちは死ぬ約束をして、その日は別れた。ここからあたしの運命は大きく変わっていくーーーー。

    2006-07-03 14:27:00
  • 7:

    由芽

    あたしは、それからというもの、先生に依存しまくった。異常なくらいに。  先生の帰りをマンションの前で待つのなんか当たり前。毎日電話。毎日メール。  ある日突然先生と連絡がとれなくなった。あたしは狂った。先生はあたしを捨てたんだ。あたしは、先生に捨てられた……。    気が付くと剃刀を握り締めていた。手首にすーっと線を描く。

    2006-07-03 14:31:00
  • 8:

    由芽

    血が少しだけ出た。頭の中が妙に冴え渡って、すっとした。これがあたしの初めてしたリストカットだった。  先生となぜ連絡がとれなくなったのかはすぐわかった。あたしの親友の美香ちゃんが、あたしと先生の関係を危ういと思い、あたしの両親に報告したのだった。怒り狂った親は、先生に連絡を取り、娘に二度と近づくな、と言った。

    2006-07-03 14:35:00
  • 9:

    由芽

    あたしの裏で勝手に物事が動いていた。あたしはそれが許せなかった。先生が好きなのに先生が好きなのに先生が好きなのに先生が好きなのに。       あたしは先生に会いにマンションまで行った。先生は「来たらアカンやん…。」と言いながらあたしを抱き締めた。涙が流れた。あたしたちは繋がってる。

    2006-07-03 14:38:00
  • 10:

    由芽

    その日は親に嘘をついて先生の家に泊まった。この日はあたしが自分の病気に気付くことになる重要な日となる。         先生と散々抱き合ったあと、あたしは急に子供にかえった。「ここ…どこぉ?」「えっ、由芽?どうしたん?」「いや!こんといて!パパーママー!」先生はあたしの様子にあたふたしていた。そしてあたしは過呼吸に陥り、気を失った。

    2006-07-03 15:12:00
  • 11:

    由芽

    目が覚めるといつものあたしに戻っていた。「あれ、先生どうしたん?」じっとあたしを見つめる先生を不思議に思って聞いた。「どうしたんって由芽覚えてないんか!?」「なにが?」あたしの記憶は子供に返ってる間飛んでいた。   先生は昨日あったできごとをあたしに説明する。そして言った。「精神科行ったほうがええで…。」

    2006-07-03 15:16:00
  • 12:

    由芽

    精神科?なんのこと?

    2006-07-03 15:17:00
  • 13:

    名無しさん

    気になる?

    2006-07-03 19:40:00
  • 14:

    由芽

    あたしは記憶がないので、精神科と言われてもピンとこなかった。でも、リストカットしてしまったし行ってみようかな…。それにしてもあたしが子供に返ってたなんて信じられない。でも先生が嘘をつくはずはないし…。

    2006-07-03 20:47:00
  • 15:

    由芽

    とりあえずその日は、そんなことを考えながら帰った。           家に帰って夜になり、先生と再び結ばれたことを思いながら眠りについた。  次の日の朝ーーーー。腕がかゆくて目が覚めた。「えっ!なにこれ!?」あたしの腕の内側がザクザクに切り刻まれ、血だらけだった。布団にもシーツにも大量の血がついていた。

    2006-07-03 20:53:00
  • 16:

    由芽

    「どぉゆうこと…?」その時、お母さんが部屋をノックした。「由芽ー。起きてる?」「ぉ、お母さん、ちょっと来て……。」「なにー?」ガチャッ。「キャーッ!どうしたん!?あんたこれ自分でやったんか!?」「わからへん…起きたらこうなっててん…。」「なんやのそれ!?とりあえず病院行くで!!」あたしはお母さんに連れられて病院へ行った。

    2006-07-03 21:01:00
  • 17:

    由芽

    14さん?レスぁりがとぅ?見てる人いないかと思ってたぁ?

    2006-07-03 21:03:00
  • 18:

    由芽

    病院は早朝だったため、時間外診察だった。静まり返った病院を腕をタオルで押さえながら歩く。    不思議と腕は全く痛くなかった。診察になり、あたしは先生に腕を見せた。「うわっ…ひどいな…。これは縫うことになりますね。」「はい…。」「じゃ、今から麻酔して縫っていきます。」麻酔も太い注射針だったにもかかわらず全然痛みを感じなかった。腕全体の感覚を失った様な感じだった。結局、25針縫った。 病院にいる間あたしは混乱していた。これ…あたしがやったん?あたし寝てただけやのに…。こんな傷、リストカットとかいうレベルちゃうやん…。やっぱり大山先生が言うとおり、あたし頭のどっかおかしいんかも…。

    2006-07-03 21:14:00
  • 19:

    由芽

    お母さんも、始終だまったまま口を開かなかった。 家に帰り、リビングのテーブルでお父さんとお母さんと向き合って座った。「由芽、どういうことか説明しなさい。」お父さんが静かに言った。「説明もなにも、朝起きたら血だらけで、腕がボロボロになってた…。全く何も覚えてない。あたしが説明してもらいたいぐらいやわ…。」父と母は顔を見合わせてため息をついた。「ほんまに言ってんの?由芽?」お母さんが心配そうに尋ねる。「ほんまや…。嘘なんかつかへん。」「大山先生のせいでこないなったん違うんか?」父が言った。あたしは先生の名前が出てきてカッとなって言った。「関係ないわ!なんか悪いことあったら先生のせいにするわけ!?信じひんのやったらもーいいわ!」あたしは席を立ち、自分の部屋に閉じこもった。

    2006-07-03 21:25:00
  • 20:

    由芽

    包帯でぐるぐる巻きになった腕を見つめながら部屋でぼーっとしていた………はずだったのに、あたしは気付いたら繁華街にいた。手には両手いっぱいの紙袋。おどろいたあたしはヨロめき、尻餅をついた。    なにこれなにこれなにこれなにこれ。どういうこと?紙袋を勢い良く開けた。中には、あたしが着るはずもない、キャバ風のドレスが何枚も入っていた。

    2006-07-03 22:16:00
  • 21:

    由芽

    とりあえずタクシーに乗った。家に誰かいるだろうから払ってもらおうと思ったのだ。「〇〇まで。」「はい。お客さん顔色悪いよ?大丈夫?」「大丈夫です…。」            なんとか家まで着き、お母さんにタク代を払ってもらった。「あんたなんなん!電車代なくなるまで買いもんしたんかいな?」「あたし、買い物行くって言ってた…?」「言ってたやん!お昼頃に一階おりてきて、一緒に焼そば食べて、あんた出掛けたんやん!あんたまさか、また覚えてへんの…?」「覚えてない…。」あたしはフラフラとした足取りで二階の自分の部屋にあがった。          リストカット。買い物。全然記憶にない。あたしが勝手に動いてる…?恐怖を感じたあたしは、あたし自身に手紙を書いてみることにした。

    2006-07-03 22:32:00
  • 22:

    由芽

    ↑略になってしまいました?すいません?

    2006-07-03 22:33:00
  • 23:

    由芽

    あたしへ。       ほんまにあたしが勝手に動いてんのかどうか確かめるために、今手紙を書いています。あたしはときどき記憶がなくなります。その間、あたしはどうやら違う人間になっている気がします。なぜなら、ドレスを買ったり、大山先生の前では子供に返ったそうだから。これを見たあたし、どうか返事をください。

    2006-07-03 22:38:00
  • 24:

    由芽

    手紙をテーブルの上に起き、あたしはベッドに入った。どうか返事が返ってきますように…。あたしは眠りについた。        次の日ーーーー。起きてみるとテーブルの上に見たことのないノートがあった。開いてみるとーーーー。

    2006-07-03 22:42:00
  • 25:

    由芽

    手紙見ました。あたしはマキ。19歳。由芽ちゃんの一個上だね。あたしはずーっと由芽ちゃんの中にいてたんだよ。ここ最近、急に出ていけるようになってビックリ!とっても嬉しいです。あたし、キャバで働こうと思ってるからよろしく!あと、このノート、交換ノートにしたから、返事ちょうだいね。次のページをめくる…。

    2006-07-03 22:50:00
  • 26:

    由芽

    あたしわエミ。6さい。あたし、このまえこわいめにあった。あたしがでたら、おとこのひとがいて、あたしわエミなのに、ユメ、ユメってあたしのことよぶの。ぎゅってされたからこわくてぱぱーままーってさけんじゃった。エミより       次のページをめくる……。

    2006-07-03 22:54:00
  • 27:

    由芽

    俺は流星。17歳。まさかこんな風にみんなとコミュニケーションできるなんて思っても見なかった。由芽、ありがとう。この前腕をめちゃめちゃにしたのは俺やで。俺は汚い人間やから生きてちゃダメだと思って、した。マキ、キャバで働くのはやめてや!もし働いてるときに俺に交代したらどうなるねん。もう一回よく考えて。流星より。

    2006-07-03 23:00:00
  • 28:

    由芽

    あたし……もしかして多重人格ってやつ………?  急に頭の中が痛くなり、目の前が真っ暗になった。 気がついたら車のなかにいた。「ーっ!ここどこ!?」「どうしたんマキちゃん?起きたん?」「マキ……?」マキってあのマキ!?あたし、マキになってたん!?その時、車のバックミラーにあたしが写った。あたしは綺麗に髪をセットしていて、真っ赤なドレスを着ていた。「も、もしかしてこれってキャバクラですか?」「何ゆうてんのマキちゃん笑 今働いて帰ってるとこやでー?酔ってんの?」やっぱり。マキの仕業だ。「や、酔うてないです…変なこと言ってすいません…。」

    2006-07-03 23:12:00
  • 29:

    由芽

    あたし、やっぱり多重人格なんだ。あたしの中には、19歳のキャバ嬢マキ、6歳のエミ、17歳の男の子、流星がいるーーーー。冷静な頭で理解した。        先生の言うとおり精神科にいかなくちゃ………。

    2006-07-03 23:18:00
  • 30:

    名無しさん

    2006-07-03 23:26:00
  • 31:

    由芽

    「………なるほど。一度、カウンセリングを受けることをお勧めしますね…。」「カウンセリング…。」「はい。週に二回、うちにはカウンセラーが来てくれますので、予約とります?」「はい!お願いします!」      その日は予約を入れて安定剤だけもらって帰った。

    2006-07-03 23:33:00
  • 32:

    由芽

    今日はここまでです?おやすみなさい?

    2006-07-03 23:34:00
  • 33:

    名無しさん

    お疲れさまデシタ?続き楽しみにしてます?

    2006-07-03 23:38:00
  • 34:

    名無しさん

    お疲れ様です。次の更新待ってます?

    2006-07-04 00:47:00
  • 35:

    由芽

    36さん、37さん?読んでくれたうえにコメントぁりゃす??

    2006-07-04 21:21:00
  • 36:

    由芽

    家に帰ったら夕方だった。あたしはもし、交代してしまった時の為にノートにメッセージを書いた。   マキへ。        キャバで働くのは反対や。あたしはもともとお酒強くないし、それに大山先生に許可もらってないから。きっと先生も反対すると思うし。あたしの体やねんから勝手なことせんといて。

    2006-07-04 22:22:00
  • 37:

    由芽

    エミへ。        エミがみた、おとこのひとはおおやませんせいっていう、あたしのたいせつなひとやで。だからこわがることなんかないから。   流星へ。        あたしの腕を切り刻んだのはあんたやってんな。ひどいわ…。あたしは汚れた人間でも何でもないねんから変なこと言わんといて! みんなへ。       これはあたしの体やねんから好き勝手せんといてくれる?あたしは大学行って楽しい生活送るねん。邪魔せんといて!

    2006-07-04 22:28:00
  • 38:

    由芽

    今から大山先生に会いにいこうと思っていたのに、それを書きおわった途端記憶がなくなった。                 気がつくと、目の前でお母さんが泣いていた。   「あたし…またなんかしたん?」「うっ…うっ、やっと気ぃついたん…?い、今までエミっていう子供になってて、お母さんどうしたらいいかわからんくて…あんた病気な…ん?」エミ。エミが出ていたんだ。「お母さん…あたし今日病院行ってきたよ。精神科。病名は言われてないけど、カウンセリング受けたほうが良いって…。」あたしは泣いてるお母さんの背中をさすりながら言った。

    2006-07-04 22:36:00
  • 39:

    由芽

    「今度お母さんも行くわ…。」そう言ってお母さんは部屋から出ていった。  あたしは床に散らばった紙を見つけた。絵だった。エミが描いたであろう絵。それはそれは純真無垢な絵だった。青空、お花、女の子の絵……。見ているうちに涙があふれた。「うっ…なん…であたしこんなんなって…しまったん……わぁーん!」

    2006-07-04 22:42:00
  • 40:

    由芽

    なんか書いてるうちに思い出して涙出てきた???辛かった?でも続き書きます???

    2006-07-04 22:44:00
  • 41:

    由芽

    その日は泣き疲れてエミの描いた絵が散らばったままの部屋で眠った。    あたしが気が付くのは次の日の夜中となる。    「ハッ。」気付いたら車のなかだった。猛烈な吐き気で胃が飛び出そうだった。あたしは自分の全身を見た。純白のドレスを身に纏い、キラキラしたミュールを履いていた。またマキか……。今日の昼間は一体誰だったんだろう。その時、嫌な考えが頭をよぎった。……もし、いつか、誰かに体を乗っ取られたらどうしよう。一生閉じ込められたらどうしよう………!!

    2006-07-04 22:54:00
  • 42:

    由芽

    今日は辛いのでここまでにします?

    2006-07-04 22:57:00
  • 43:

    名無しさん

    頑張って?応援してます!早くよみたいですが無理しないでね?楽しみにしてます

    2006-07-05 02:33:00
  • 44:

    由芽

    46さん?応援ありがとうございます??頑張ります?

    2006-07-05 11:38:00
  • 45:

    由芽

    恐い……!!明日こそ先生のところに行って相談しよう…。         次の日ーーーー。あたしは無事に目が覚めた。ノートにも何も書かれていない。「よかった…。」心底ホッとした。さ、今から用意して先生のところへ行こう!

    2006-07-05 14:18:00
  • 46:

    由芽

    化粧をバッチリ施し、車で先生の家へ向かう。    ピンポーン。「はい。」「先生?あたし。由芽やで。開けて…。」ガチャッ    「お前どおしててん!?連絡もよこさんと!」「ごめん…色々あってん。入っていい?」「いいよ。」

    2006-07-05 14:22:00
  • 47:

    由芽

    先生の家は、相変わらず散らかっていた。あたしは重い口を開いた。「あんな、あたし多重人格っぽい。」「やっぱり…。」「え、先生わかってたん?」「この前小さい子に変わったん見てそう思ったんやん。由芽、今の時代多重人格って言わへんねんで。解離性同一性障害っていうねん。」「解離性同一性障害…?」「うん。」

    2006-07-05 14:30:00
  • 48:

    由芽

    「そうなんや。知らんかった…あ、コレ見て?」あたしは腕の袖をまくりあげた。無数の傷跡がむき出しになる。「なんやこれ……ひどすぎる…」「やろ?人格の一人がやってん。」その時、先生にふいに抱き締められた。「お前、先に逝ってしまいそうや。」「大丈夫…死ぬときは一緒やで。」あたしも先生を抱き締め返した。         いつからだろう。先生に一緒に死のうって言われてから、あたしも先生と本当に死にたくなったのは。いつからだろう。

    2006-07-08 16:31:00
  • 49:

    由芽

    先生に依存していた。先生があたしのすべてだった。            先生、言ったよね?一緒に死ぬって。どうしてあたしを置いて逝ってしまったの?あたしは一人だよ。孤独だよ。

    2006-07-08 16:33:00
  • 50:

    由芽

    その日は久々に平和で交代することはなく、先生との楽しい時間が流れていった。           「じゃあ、先生ばいばい。」「なんかあったら電話しいや!」「わかった。」 この日が生きてる先生を見る、最後の日となる。

    2006-07-08 16:51:00
  • 51:

    由芽

    家に帰ったとたん、記憶が飛んだ。                                目を覚ますと腕に違和感があった。「ん…?」腕を見ると無数の根性焼きがあった。それは水脹れになり、いつ破裂しても良い様な有様だった。       あたしは慌ててノートを見る。          流星です。俺はこの体が憎くて憎くてたまらない。今日はそんな体にお仕置きしておいたから。俺の痛みはこんなもんじゃない。

    2006-07-08 16:57:00
  • 52:

    名無しさん

    読んでます?頑張って完結してください??

    2006-07-08 17:18:00
  • 53:

    由芽

    56さんぁりがとぉ?頑張りまーす??

    2006-07-08 18:27:00
  • 54:

    由芽

    先生のお通夜に参加した。お通夜は生徒でいっぱいだった。皆泣いていた。あたしは先生の亡骸を見ても、実感がなくて、ただただ茫然と立ち尽くしていた。             先生……。どぉして由芽を残して逝ってしまったの?由芽は独りぼっちでどうしていいかわからないよ…。

    2006-07-08 18:32:00
  • 55:

    今ハジメから読みました。
    一度、テレビで多重人格の人を見たコトぁったケドぁらためて言葉にならなぃ気持ちになりました。
    自分のカラダゃのに勝手に傷っけられてショックゃったョナ!!!ョク頑張ったネ(;Pロ`q゜)゜。体にキリキズとか根性ャキとか一生モンょな。それ見るたび思い出すしコノ小説書くのもッラィと思うケド1人で頑張りスギんょぅにネ
    この小説がココロなぃ人に荒らされませんょぅに

    2006-07-08 18:36:00
  • 56:

    由芽

    それから何日も過ぎた。相変わらず交代は盛んであたしはほとんど意識がない状態だった。知らぬ間にキャバで働き、毎日のように体を傷つけられていた。   寝てたはずなのに、気が付いたら公園にいて、泥だらけになっていてブランコを漕いでいたこともあった。全く知らない借金もできた。総額150万。誰が借りたのか、今でもわからない。

    2006-07-08 18:38:00
  • 57:

    由芽

    ナツキさん?読んでくれはったみたいでぅれしぃです?ほんま色々大変でした?頑張って書くんでまた良かったら覗いてくださいね??

    2006-07-08 18:43:00
  • 58:

    由芽

    カウンセリングは受けていた。薬も大量に増えた。でも何の役にもたっていないようだった。こんなにも毎日大量に薬を飲んでいるのにどぉして……。どぉしてあたしはあたしでいられないの…。先生のことを考えることもできない。涙を流すこともままならない。助けて……。

    2006-07-08 18:49:00
  • 59:

    返事ぁりが??
    ぢゃぁマタ完結にカキカキさせてもらぅネ??今年21サィの元デリヘル嬢
    仕事中『なんでコンナことしてるンゃろう?』って受け身の時ヨコ見ながら何回も思った。
    大変なシゴトょな、納得ぃくまで頑張ってネ???

    2006-07-08 18:56:00
  • 60:

    由芽

    あたしの精神状態はギリギリのところまで来ていた。「先生…由芽も先生のところに行きます。」     あたしは決心した。   そこから薬を貯め始めた。色々な病院に通いまくり、薬をもらい続けた。そして−−−。

    2006-07-08 18:56:00
  • 61:

    由芽

    これだけあれば死ねるだろうという量を貯めきった。向精神薬合わせて350錠。ついに、やっと死ねる……。お母さんとお父さんに遺書を書いた。

    2006-07-08 19:00:00
  • 62:

    由芽

    お父さんお母さんへ。  由芽は親不孝者です。ごめんなさい。でも毎日人格達に振り回されて生きていくのはもうこりごり。あたしは自分の人生を自分の意志で終わらせます。今まで育ててくれてありがとう。心から感謝しています。さようなら。鮎川由芽。

    2006-07-08 19:03:00
  • 63:

    由芽

    そして、あたしは地元から離れた一件のカラオケボックスに薬を持ち、フリータイムで入った。ついてすぐ、薬を飲むためのお酒を頼んだ。   みんな、みんなさよならーーー。 あたしは薬を飲みきり、ソファに横になった。

    2006-07-08 19:07:00
  • 64:

    由芽

    やっと終わらせれる……。頭がぼーっとしてきた。これで終わる……。先生待っててね。あたしをそっちまで連れていって−−−。                                                 白いものが見える…誰かがあたしを呼んでる。誰…?「由芽!由芽ーっ!起きて!目ぇ覚まして!」ハッ。「ここどこ…?」呼んでいたのは母だった。「あたし…死なれへんかったん?なぁ?なんで…もぅ嫌やぁー!!」

    2006-07-08 19:13:00
  • 65:

    由芽

    「エミちゃんから電話あって、救急車呼んだんよ。」エミ…?6歳児のエミが電話?…また人格に邪魔された…。もう、もうどうでもいい…。それからあたしは、あたしでいることを諦めた。

    2006-07-08 19:17:00
  • 66:

    由芽

    あたしは自分の体を捨てた。その途端、あたしが出てくるのはほんのまれになった。気が付けば、ホストクラブ。気が付けばキャバクラ。気が付けばしらない男とラブホテル。でももう驚かなかった。どうでも良かった。そんな時、カウンセリングでカウンセラーの人から「統合」というものを教えてもらった。統合とは、人格一人一人を自分のなかに取り入れていき、最終的に一人にするというものだった。当然、皆の性格が一緒になるんだから性格もかわるというものだった。

    2006-07-08 19:24:00
  • 67:

    由芽

    ふぅ?一息いれます?また夜更新しますね?ナツキさん?またお話しましょね?

    2006-07-08 19:27:00
  • 68:

    由芽

    統合か…。もうどっちでもいい…。次の日−−−。 あたしはあたしで目が覚めた。ノートを開く…。  ゆめちゃんへ。     あたしがとうごうしてあげれるよ。みんなでひとつになろう。エミより。   え…?エミってそんなこと出来んの?その瞬間−−−。「痛っ…いたたた…頭痛…。」頭痛の次にあたしを襲ったのは記憶の波だった。次々にしらない記憶が傾れ込んでくる。小学校時代のあたし…いじめられてる?あたしいじめられてたんだ…。幼稚園時代のあたし。嘘…レイプされてる…この人は誰?あ、従兄のお兄ちゃんだ!中学のあたし。シンナー遊びをしている。 人格達が持ってる一つ一つの記憶があたしのなかに入ってくる。……これが統合?

    2006-07-08 21:42:00
  • 69:

    由芽

    知らないうちに気絶していた様で目が覚めたら夕方だった。「あたし…どうなったん…。」鏡で自分を見てみた。マキの趣味のエクステにまっ茶の髪が気にならなくなってる。いつもなら、見るたび嫌気していたのに…。そして自然とタバコを吸っていた。いつもなら吸わないのに。タバコはマキと流星が吸っていた。統合されたんだ………。

    2006-07-08 21:49:00
  • 70:

    由芽

    幼稚園時代、従兄のお兄ちゃんに何度も何度もレイプされていた。       小学校時代のあたしはいじめられていた。それでも毎日学校に通ってた。   中学に入って荒れた。  あたしはそれらの嫌な思い出を全部別人格に押しつけて、そうやって自分を守っていた。

    2006-07-08 23:03:00
  • 71:

    由芽

    別人格達はあたしを守ってくれてたんだ。そう理解した途端涙があふれた。  「みんな…ごめんね…。」

    2006-07-08 23:05:00
  • 72:

    由芽

    その日からあたしは変わった。真面目だったあたしはキャバ嬢を経て、今ではデリ嬢になった。借金を返すため−−−。       「こんばんゎぁ。由芽です(^-^)」「自分腕どおしたん?!」「あーこれ?お守り。あたしは一人じゃないよっていうお守り。」  あたしは一人じゃない…。たまに朝起きたら、今でもノートにメッセージがある。 「由芽へ。みんなで頑張ろうね。マキより。」「エミやけど、いっつもいっしょやから!」「あんま無理すんなよ!流星。」こうやって、メッセージがあるというのは統合できたのかどうなのかわからなくなる。でも今では記憶が飛ぶことも無くなった。

    2006-07-08 23:13:00
  • 73:

    由芽

    皆がいてくれたから今のあたしがある。借金返済まであと少し。あたしは三人の思いを背負って精一杯生きていくーー。先生の分も………。          ☆完結☆

    2006-07-08 23:16:00
  • 74:

    由芽

    完結しました!短い小説でしたが、一応頑張りました??見てくれてた数少ない人たち?どうもありがとう?こんな暗い話に付き合ってくれて??あたしは、実は人格は20人以上いたんです。でも、見てる人が困ると思い、だいぶはしょりました?今は長い暗やみのトンネルを抜けた気分です?

    2006-07-08 23:20:00
  • 75:

    ミッキィ

    完結ぉ疲れさまでした?ずっと読んでました?

    2006-07-09 00:08:00
  • 76:

    完結ォメデトウ??
    ョク頑張ったねぇぇぇ??
    ゅめチァンがそぅ思えるょぅになるのってスゴィなぁ???
    ナッキにゎ無理だ??ダカラゅめチャンゎスゴィ????

    2006-07-09 00:28:00
  • 77:

    感動したぁ?なんか多重人格ってテレビの中の世界って感じやからほんまにこんなんあるんやって思った。いろいろ辛かったやろうけどほんまによく頑張ったね??これからもみんなの分しっかり生きてな★

    2006-07-09 02:03:00
  • 78:

    ぁにぃ

    おつかれさまです(・o・)よかった?感動した?なんてゆうたらいいかわからんけどおつかれ?

    2006-07-09 02:30:00
  • 79:

    名無しさん

    先生はなんで自殺したん?いとこはどうなったん?レイプされてることほんまに誰もきづかなかったん?なんかはしょりすぎて不思議

    2006-07-09 05:50:00
  • 80:

    名無しさん

    あげあげエブリナイトo(^▽^)o

    2006-07-09 14:38:00
  • 81:

    由芽

    今日スレ見てみたらレスぁってビックリ???       ミッキイさん?ずっと読んでくれてたんですね?ぁりがとぉ??とっても嬉しいです?ナッキちゃん?完結できたょ?由芽ゎ全然すごくなぃよ??途中人生諦めてたもん?でも最後までお付き合いくださりぁりがとぉござぃましたぁ?☆さん?多重人格ってホンマテレビの中の世界ょな?ぁたしも、自分がそぉゃって気付くまで全然テレビとかで普通に見てたもん??いまゎ薬飲みながらゅっくり生きています?ぁにぃさん?感動したトカMAXぅれしぃです??読んでくださってぁりがとぅ?83さん?はしょりすぎですかやっぱり?説明します?先生は病気でした。鬱病で病院にも通ってたし薬も飲んではりました。自殺は、先生の夢だったんです。いつか死にたいっていっつも言ってたから。だから自殺したんです。レイプされてることは誰も気付いてなかったです。エミが出ているときに、エミがお母さんに、「従兄のお兄ちゃんに無理矢理乱暴された」って言ってたみたいですけど、全然親は気付いてなかったそうです。84さん?DJ OZMAあげぁりゃす??

    2006-07-09 19:54:00
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