小説掲示板好きです。好きでした。のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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好きです。好きでした。

• 1:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  ぁたしが本当に好きだった人と、今本当に好きな人の話です。

  2005-10-27 06:00:00
• 2:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ
  携帯が鳴った。亜由からのメール。
  【バイト延びて、今終わった！ダッシュで家帰って準備するから、もぅちょぃ待ってて！ごめん！】
  かじかむ指先で返信する。
  【ゆっくりでいぃで★ベンチで待ってるわぁ】

  2005-10-27 06:11:00
• 3:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  今から家帰ってってなると、だぃたぃ後20分ぐらぃかかるなぁ…。でもぁたしは待つのは嫌いじゃなぃ。むしろ、一人で人を待ってる時間は結構好き。

  2005-10-27 06:14:00
• 4:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  一人でベンチに座って、ぼけーっと煙草を吸ってた。
  「何してんの？煙草一本くれへん？」
  …これがぁたしと陽ちゃんの出会いやった。

  2005-10-27 06:17:00
• 5:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  『あっ、はぃ…』
  ぁたしは煙草とライターをその男に渡した。
  男は煙草に火を付けてから、少し笑って「ありがとう」って言った。

  2005-10-27 06:21:00
• 6:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  ぁ、笑った…冷たいよぅな目をしてるのに、笑ぅと人なつこぃ。
  明るく脱色した髪にカジュアルな感じの服装。気取ってなぃ感じ。『ちょっとかっこぃぃ』って思った。
  …ぁたし、本当はこの時から陽ちゃんにすごぃ魅かれてたんかも知れん。

  2005-10-27 06:30:00
• 7:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  「俺、陽介。名前何て言うん？」
  さらりと陽介が聞いてきた。
  『ぇっと…里緒。山本里緒。』慌てて答ぇるぁたし。
  「里緒ちゃんな☆一人でずっと待ってるゃろ？何してんの？」
  

  2005-10-27 06:35:00
• 8:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  はっきり言ってぁたしはナンパするよぅな男は嫌ぃ。理由はそのまんま、軟派だから。笑
  でも何か陽介は今までぁたしに声をかけてきた男達と違った。何が違うかって聞かれたら、うまく答えられなぃけど…

  2005-10-27 06:39:00
• 9:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  『友達待ってるねん。今から大阪の友達んとこ行く約束してんねん☆』
  ぁたしは普通に返事した。別に今までナンパされた事なぃゎけじゃなぃし、人見知りもそんなにしなぃ方やし。

  2005-10-27 06:43:00
• 10:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  すかさず陽介が反論してきた。
  「いゃぃゃ、俺今20ゃから！はぁたぁちッ！」
  『嘘やん！笑 ぁたしてっきり同い年ぐらぃかと思ってたわぁ笑』
  「そりゃなぃゎ〜里緒ちゃん…泣」
  なんか楽しかった。出会ったばっかゃけど、おもろぃ人やなぁって思った。

  2005-10-27 07:00:00
• 11:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  「なぁ、里緒ちゃん？」
  急に真顔になって陽介がぁたしを見た。
  いきなり真剣な目で見られたら、ドキドキするゃん…
  『な、なにぃ？』
  「あんなぁ、番号教えてくれへん？」
  『へぇぇ？！』 ぁたしはビックリして、めっちゃ変な声出してしまった。

  2005-10-27 08:09:00
• 12:

  名無しさん

  略
  『へぇぇ？！』 ぁたしはビックリして、めっちゃ変な声出してしまった。

  2005-10-27 08:12:00
• 13:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  びっくりした。街中で声をかけられる事はあっても、絶対に番号は教えなぃから。ってぃぅか、ナンパしてくる男には、それ以上話しかけんなオーラを出すから、番号まで聞いてくる奴はいなぃし。久々の事だったから、変に挙動不審になってたと思ぅ…。

  2005-10-28 18:03:00
• 14:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  『ぇ…どぅしよっかなぁ』
  ナンパするょぅな男は嫌ぃ。でもこの場だけで陽介とサョナラするのは何か嫌だった。
  ぁたしが悩んでぃたら、陽介は「じゃぁ、アドレスだけ」って笑って言った。

  2005-10-28 18:09:00
• 15:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  …笑顔にャラれました。
  『じゃぁ、ァドレスねっ！はぃ☆』
  陽介は「ありがとぅ！ほな今メール送るなっ」ってクシャクシャって笑った。こんな顔するねやぁ…。
  

  2005-10-28 19:13:00
• 16:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ
  携帯が鳴った。メール。
  『届いたみたぃやゎ』
  って携帯開いたら…陽介くんじゃなくて、亜由だった。【もぅ着くゎ☆】
  適当に返信してたら、
  「俺のん届いた？」って陽介くんが聞いてきた。
  おかしぃ。アドレス合ってるんやけどなぁ…。

  2005-10-28 19:56:00
• 17:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  　略
  「俺のん届いた？」って陽介が聞いてきた。
  おかしぃ。アドレス合ってるんやけどなぁ…。

  2005-10-28 19:58:00
• 18:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  何回か問い合わせしたけど、結局届いてなかった。
  「じゃぁ、番号教えてゃ☆今鳴らすし☆」
  『分かった』
  ってぁたし。結局、番号も教えてもぉてるやん！ﾜﾗ

  2005-10-28 20:01:00
• 19:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  番号を交換したところで、タイミングよく亜由到着☆「遅なってごめぇん！バイト延びてさぁ〜ほんま店長むかつくゎ…ってゅぅか横の人誰ッ？！」
  亜由…気付くん遅いからっ！ﾜﾗ

  2005-10-28 20:23:00
• 20:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  「あっ、じゃぁ俺もぅ行くゎ☆また電話するな！」
  って亜由にちょっと会釈して陽介はどこかへ消えてった。
  亜由は「今の誰なぁん？友達？」ってちょっとニヤニヤしながら詮索してくる。

  2005-10-29 00:09:00
• 21:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  『今、声かけられて番号交換してんっ。友達とかそんなんちゃうでっ。』
  何故かぁたしテンパってた。ﾜﾗ
  「そぅなん〜ちょっとかっこょくなかったぁ？里緒の好みっぽぃ感じぃ☆ﾜﾗ」
  

  2005-10-29 00:24:00
• 22:

  里緒 ◆8QpjY/6tzY

  …図星かも知れん。実はちょっとトキメぃてたりしたから、恥ずかしくて、亜由に知られたくなくって、
  『電車来たし、早く行こゃ』
  とか言ってごまかした。

  2005-10-29 00:26:00