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?俺の人生?

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  • 1:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    書くんで見てください?

    2005-10-27 23:02:00
  • 2:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「今日ゲーセンいこや」
    「おーえぇなー」
    友達同士でこんな会話してみたい。ここ何ヶ月かした記憶がない。俺は小学校六年になって、友達がいなかった。というのも、家が貧乏で、母子家庭という事で気付けば周りには誰もいなくなっていた。

    2005-10-27 23:10:00
  • 3:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    これっていわゆるイジメ?でも俺はそんな事では負けたくなかった。自分の家庭の事情を恥じたりする事は絶対に嫌だったからだ。
    「おい、アイツまた一人でおんで!」
    「アホやーアハハ」

    2005-10-27 23:14:00
  • 4:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    また俺を指差して笑ってる奴がいる。健だ。健は元々、俺の連れだった。気付けば、あいつは俺を避け出していた。
    「なぁ‥お前お金貸してくれん?‥あっ、ごめんごめん。ないよなぁ!悪かった‥アハハ」

    2005-10-27 23:18:00
  • 5:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    健は俺を見つけては、俺にからんでくる。健はリーダー的存在なので、周りには金魚のフンがいっぱいいた。
    物を隠されたり、持ち物に落書きされたり、本当に苦痛だった。なんで俺が‥‥って何回も思った。

    2005-10-27 23:22:00
  • 6:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    そんな感じで俺は中学に入学した。中学に入って俺は友達自体は出来た。だけど、健等のグループには相変わらず近づかなかった。
    そんな中―健の連れの隆志が俺に話し掛けてきた。

    2005-10-27 23:59:00
  • 7:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「なぁ、敦志!」
    「え‥‥」
    「俺と仲良くしよや」
    「健と仲良いんやろ?じゃあ、やめた方がええで。」「ゴメンな。俺等、健には逆らわれんってずっと思ってきて、お前にもひどい事してもたな」

    2005-10-28 00:03:00
  • 8:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「でも‥実はアイツ嫌いやねんか。みんな嫌ってるしな」
    「なんで?」
    俺は意外な展開に驚いた。「アイツ本間、調子乗ってるやろ?俺の連れとかも嫌がってんねんな」
    その言葉を聞き、俺はチャンスだと思った。

    2005-10-28 00:05:00
  • 9:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    それから何日かして、健が俺のクラスの教室前で騒いでいた。俺は健の方へ向かっていった。
    「おい‥」
    「‥‥」
    「おい!お前や!」
    「は?お前、誰に口聞いてんねん!」

    2005-10-28 00:12:00
  • 10:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    その日、俺は6時に公園につくと、健は三人で来ていた。
    「お前等は手出すなよ!」健はそれだけ言うといきなり俺に殴り掛かって来た。健のいきおいに負けそうになったが、勝ったのは俺だった――。
    健は泣き付いて、謝ってきた。

    2005-10-28 00:21:00
  • 11:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    それから俺のやんちゃ人生が始まる――
    煙草、飲酒、シンナー、窃盗、恐喝、万引き、無免許運転、喧嘩―毎日かそんなんの繰り返し。
    俺は元々健についていた子達が俺について、みんなで固まっては、悪い事ばっかりしていた。

    2005-10-28 00:25:00
  • 12:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    学校に行っては他校の奴が喧嘩売りに来る。煙草を校内で吸い、窃チャで登校。学校内で荒れまくりだった。俺は悪い事をして、痛い目にもあった。集団リンチや先輩に強制的になんかさせたれ、捕まりそうにもなった。

    2005-10-28 00:31:00
  • 13:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    そんな時、母親の事や弟の事はすっかり忘れ、俺は我が道を歩んでいた。
    「ねぇ、敦志くん?」
    「あ‥?あぁ、なんや里緒か。どないしたん?」
    里緒は同じ中学で可愛くて、女らしくて、実は俺のタイプだった!
    「あたし‥今、健くんと付き合ってるねん」

    2005-10-28 00:36:00
  • 14:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    はぁぁー!?健て‥あの健か‥?あいつ根性ないくせに顔だけは男前やからなぁ‥。なんか憂鬱‥‥なんて思いながらも、冷静に答える俺。
    「んで‥‥?」
    「健くんて他に彼女とかおらんやんなぁ?」
    ってなんでお前は俺に聞くねん!

    2005-10-28 00:40:00
  • 15:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「知らんで。俺、あんま仲良くないし」
    「そうなん?健くんは敦志くんと友達って言ってたで?だから、相談したのにぃ‥」
    「ゴメンな。俺、健とは本間に仲良くないから。」
    俺はその場を立ち去った。

    2005-10-28 00:43:00
  • 16:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    俺は健とはあれ以来―口すらきいていない。アイツはすぐに連れを裏切ったり、自分がよければいいってゆうタイプやから、俺はなんか嫌いやった。
    「なぁ、隆志。健て最近、どないなん?」
    俺は学校で隆志に聞いてみることにした。

    2005-10-28 00:49:00
  • 17:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「健か‥なんかアイツ里緒ちゃんと付き合ってるんやろ?うらやましいよな。でも他にも何人か女おるって聞いたで。」
    「はぁ?それ本間?」
    「本間やで。他校の子が付き合ってるとか聞いたし」俺は里緒を呼び出した。

    2005-10-28 00:51:00
  • 18:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「話ってなに?」
    「健の事やけど、アイツはやめとき、な!」
    「なんで?なんか聞いたん?」
    「隠すん嫌やから、はっきりゆうけど、アイツ他にも女おるらしい」
    その言葉を聞いて、里緒は黙り出した。

    2005-10-28 00:54:00
  • 19:

    敦志 ◆MwwF.AVVJ2

    「‥‥っ」
    よく見ると里緒は泣いていた。俺は女に泣かれるのだけは弱い。
    「ゴメン‥俺、言い過ぎたかな?」
    俺がそう言うと、里緒は首を横に振り、服の袖をめくり上げ、俺に見せてきた。

    2005-10-28 00:58:00
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