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SUIKA
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1:
花水
彼女と出会ったのは4年前。
当時、大阪の大学に入るのが決まって
奈良から大阪に来た時でした。
実家から充分に通学出来る距離にも関わらず
大阪での一人暮らしを許されたのは
再婚した母と仲が悪かったので
父が距離を置かせようと考えたせいでしょう。
交通の便がいい所、そんな理由で市内の都心に
1DKの部屋を借りてもらい
父は心配して引越しの当日も付いて来ました。2005-10-18 12:05:00 -
2:
花水
「いいか?花、女の子の一人暮らしは危ないからな?
何かあった時、隣人と仲良くしていると
部屋で強盗に出くわした時とか
そのなんだ?変な人に襲われそうになって助けてって叫んだ時
助けてくれるかもしれない、だから隣人の挨拶だけは怠るな」
今時、引越し挨拶する人がいるのかな?
時代遅れじゃないの?そう思いはしたけれど口にはせず
菓子折りを持って両隣の人の挨拶に父と行きました。
生憎、留守宅もあり挨拶出来ない隣もいましたが
右隣の部屋はインターホンに応えてくれました。2005-10-18 12:12:00 -
3:
花水
「はーい?どちらさま?」
少しハスキーな女の人の声でした。
『良かった、ここは女の人だった』
「今日、隣に越して来た娘の父親ですが挨拶に伺いました」
父はインターホンに向かって喋り続けます。
「粗品ですが菓子折り持って来ましたので
受け取って下さりませんか?」
「はい、わざわざすみませーん」
語尾を上げる喋り方が彼女の特徴でした。
ドアを開けて出てきた彼女に驚きました。2005-10-18 12:19:00 -
4:
花水
彼女と再び顔を合わせたのは大学が始まって間もない頃。
出掛けようとしてる彼女と丁度、大学から帰宅して来た私は
鉢合わせになりました。
「あ、お隣さんだー。引越しして来た日以来だよねー?」
無邪気に話掛けてくる彼女は何だか違った印象で可愛かったです。
「はい、えーと・・・・」
『やっぱ私って口下手で駄目駄目だな』
話をしたかったけれどどう話せばいいか分かりません。2005-10-18 12:42:00 -
5:
花水
「そうそう名前まだ言っていなかったよね、これ」
彼女はそう言いながら煙草ケースから名刺を出して来ました。
彼女の勤めているであろう店の名前の下に
「水華」と印刷されていました。
「す、す・・・い・・・か?」
「ギャハハ、な訳ないでしょ。みずかよみずか、でそっちの名前は?」
「花美、花って呼ばれています」
「はなみ・・・ずか」
『言われると思った、コンチクショー』
「花ちゃんね、まあすいかでもいいわ、適当によろしくー。
じゃあ出掛けるわねー」2005-10-18 12:48:00 -
6:
名無しさん
大阪に来てから私は同世代とまともに話した時がありませんでした。
口下手なのもあるし人見知りが原因して
自分から声を掛ける事が出来ませんでした。
『地元の大学にすれば良かった』
「大阪にある」ただ大阪への憧れで選んだ自分の馬鹿さに
呆れて、そして後悔しました。
GWに入って何も予定がないまま部屋でファッション雑誌等読みながら
ゴロゴロしている時、インターホンが鳴りました。
オートロックのインタホーンと部屋のインターホンは分かれていて
音が違うのですが、そのインターホンは部屋側のインターホンでした。2005-10-19 06:49:00 -
7:
花水
『うげ、オートロック開いていたのかな?』
ソロリソロリとドアの覗き穴から訪問者が誰かと確認すると
すいかでした。
「はい?」
「おーい暇してる?ならドア開けてちょうーだいー」2005-10-19 06:52:00 -
8:
名無しさん
頑張って???
2005-10-19 07:42:00 -
9:
名無しさん
略なくして?
2005-10-20 15:37:00