小説掲示板ホスト列伝 〜love or money〜のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

• シェア！
• ツイート
• LINEで送る
• ブックマーク
• メールで送る

ホスト列伝 〜love or money〜

• 1:

  HTM

  2002年３月。
  
  地元の先輩に誘われて、俺はホストになった。
  俺の名前は怜。
  初対面の奴らは大抵【ﾚｲ】って読むけど、本当は【ｻﾄｼ】って読むのが正解。
  まあ、名前の事はこの辺にして。
  俺は今年二十歳で、新宿生まれのアメリカ育ち。
  まあ、アメリカ育ちとか言っても中学から四年間行ってただけなんだけど、一応英語はペラペラだったりします。
  身長は180ちょい、髪は少々長めで‥って、自己紹介長すぎか(ﾜﾗ)
  
  
  
  
  ゴホンッ。
  
  
  
  
  では、これから俺のホスト列伝をごゆっくり御覧下さいませ。
  
  ※この話は幼なじみの元歌舞伎町ホストの話を基に作られてます。

  2005-10-18 21:28:00
• 2:

  HTM

  地元の先輩に誘われてホストになり、もうすぐ１ヶ月が経とうとしていた。
  
  先輩は、前にボーイズバーで働いてた時の客を連れて来たり、キャッチした女の子を上手いこと自分の客にしたりしていたけど、俺はサッパリ。
  ひたすらヘルプ廻りばかりしていた。
  １ヶ月でホストとして結果を出せるとは思って無かったけど、負けず嫌いの俺はやっぱり悔しくて‥。
  今夜、指名取れなかったら先輩には悪いけど、この店を辞めようと自分の中で決めていた。
  

  2005-10-18 21:32:00
• 3:

  HTM

  そして俺は普段より早めに歌舞伎町へと向かうと、ドンキ前に陣取った。
  まだ夕方前だというのに、ブランド物の鞄を持った水商売の女の子やらキャッチ,ホスト、もうすでにわんさか居る。
  
  
  
  
  
  さすが歌舞伎町。
  何時来ても人で溢れている。
  そんな事を思いながら、俺はしばらく人間観察をしていた。
  
  
  金を持ってそうで、すぐ落とせるような女。
  それでいて、面倒ぢゃなく俺の言う事を素直に聞く女‥。
  
  
  
  
  
  そんな女、いるはずないか‥。
  
  
  
  
  
  それから10分、20分。どんどん時間だけが過ぎていった。

  2005-10-18 21:45:00
• 4:

  HTM

  何人かに声はかけてみたものの、
  なかなかピンとくる女は居なかった。
  やっぱ、今日で店やめるしかないかな‥。
  と、半ば諦めかけていたその時。
  俺は何かに突然スーツの裾を引っ張られた。

  2005-10-18 21:49:00
• 5:

  HTM

  驚いて振り向くと、そこにはデカイ鞄を一つ持った小柄な女の子が立っていた。
  

  2005-10-18 21:54:00
• 6:

  HTM

  白く透き通るような肌。
  髪は腰のあたりまで長く、少し脱色されている。
  そして、一際目につく大きな瞳に長いまつげ。
  
  
  
  
  
  俺は、ボーっと彼女に目を奪われていた。

  2005-10-18 22:07:00
• 7:

  名無しさん

  略なくしてほしぃﾃﾞｽ?

  2005-10-18 22:17:00
• 8:

  HTM

  目を逸らそうにも逸らせなくて、
  なんだか不思議な感じがした。
  
  
  
  普段なら、
  お前誰だよ！？とか突然何なんすか！？とか絶対何か言うはずなのに。
  調子くるうよなぁ。絶対店になんか来そうに無いタイプだし、なにより意味わかんねぇもん。
  

  2005-10-18 22:24:00
• 9:

  HTM

  名無しさんへ☆
  あたしも書いてて思ってました(>_

  2005-10-18 22:26:00
• 10:

  名無しさん

  改行を?に
  ぉさぇるねんで?

  2005-10-18 22:28:00
• 11:

  HTM

  10の名無しさん、有難うござぃました。
  やっと理解できましたです?ｄ(￣ー+￣)

  2005-10-18 22:30:00
• 12:

  HTM

  危ないのに捕まったっぽいかも‥。
  ここは何か言い訳を考えて、サッサと客捜さなきゃなぁ。
  俺は意を決して口を開いた。

  2005-10-18 22:35:00
• 13:

  HTM

  『あのぉ、俺今キャッチ中なんですよぉ‥』
  
  すると彼女は『知ってる』と表情一つ変えずに答えてきた。なんで知ってるんだ！？もしかしたら、見てたのかな。
  ってか、スーツ着てるからか。
  って事は‥ホストと知ってて声をかけてきたって事か。まあ、正しくは声をかけてきたのでは無くスーツの裾を引っ張ってきたんだけど(爆)

  2005-10-18 22:46:00
• 14:

  HTM

  それなら話は早い訳で、俺は店に来てくれるようダメ元で頼んでみることにした。
  
  ♪〜♪〜♪〜。
  
  【着信 カイトさん】カイトさんは、俺を店に誘ってきた地元の先輩だ。

  2005-10-18 22:55:00
• 15:

  HTM

  こんな時に電話かよ‥。
  まあ、カイトの用事は何時に起こせとか、ちゃんと客連れて来いよとか、そんな事だろうと思い俺はカイトからの電話を留守電に繋げた。
  

  2005-10-18 23:00:00
• 16:

  名無しさん

  更新遅目の作品なのかな？
  急かさないし、読んでるのでぜひ書いてくださいね(^-^)

  2005-10-21 13:55:00