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〜支ぇてくれる人〜

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  • 1:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    初めて書くから下手かもしれんけど読んでくれたら嬉しぃです☆★

    2005-10-02 18:31:00
  • 2:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    苦しい…触らんとって…やめて…!!
    いつまで続くんやろ。早く楽になりたいよ。

    2005-10-02 18:49:00
  • 3:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    華恋、小1。お母さんとお父さんは離婚した。私が小5になった時新しいお父さんができた。お母さんに『この人がお母さんと華恋を守ってくれるからね。』私は『うん!』いい返事をした。お父さんはいないよりいてる方がいい。そんな考えだけだった。

    2005-10-02 19:05:00
  • 4:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    新しいお父さんは私とお母さんの為によく働いた。でも前のお父さんが残していった借金があってお母さんは夜遅くまでスナックの手伝いをしてた。新しいお父さんと一緒に住むようになってすぐ私はそいつが嫌いになった。

    2005-10-02 19:13:00
  • 5:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    ある夜、小5の私は学校が終わって友達と遊んでから家に帰り、お父さんが帰ってきて仕事のお母さんを見送った。10時、部屋のベットに入ったら静かにドアが開いた。『もぉ寝たんかぁ?』
    その夜の事は二度と忘れない。忘れられない。私はあいつに処女を奪われた。

    2005-10-02 19:35:00
  • 6:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    抵抗したつもりやった。でもお父さんだよ?お母さんにも言われへんし、そんな生活が4年ぐらい。中2の終わり、お母さんの浮気がバレてケンカする日が続き離婚するまで続いた。誰にも言えずに隠し通した。

    2005-10-02 19:40:00
  • 7:

    名無しさん

    読んでるよ?

    2005-10-02 19:45:00
  • 8:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    ?番の名無しサン?ぁりがとぉござぃます???これからもぉ願ぃします?
    また夜に書きます_?

    2005-10-02 19:59:00
  • 9:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    私の友達はヤンチャな子が多くて、みんな深入りはせず、楽やし楽しかった。しっかり者の美紀と天然の菜々美、ムードメーカーの優希と私の4人でずっと一緒にいた。他の事はなんでも知ってても、みんな私の家の事は知らんし、みんなの家の事も知らん。中1からずっと。

    2005-10-02 23:12:00
  • 10:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    中3の夏。合コン(?)みたぃな話を優希が持ってきた。菜々美は彼氏いてるのに優希とノリノリで私と美紀は別にいいよーって軽いノリやった。

    2005-10-02 23:48:00
  • 11:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    カラオケで自己紹介から。向こうから紹介しだした。次はこっち。優希『優希って言ぃます!うるさいってよく言われるけど喋りしか取り柄ないから許してください!』美紀『美紀です!この子らアホでまともなんうちだけやけど今日はよろしくお願いしまぁす!』《美紀…以外とノリノリゃん!笑》菜々美『鈴木菜々美です!あっ!フルネームで言っちゃった!笑』優希『この子うっとしぃぐらい天然やけどそれが売りやからー!笑』次は私の番。『華恋です。…』なんて言ったらいいん?……優希『ごめんごめん!ふてこいやろ?!でも慣れたらいい子やから☆』そんな感じで結構話しだした。私はみんなの話をずっと聞いてた。

    2005-10-03 02:19:00
  • 12:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    こんな場とか初めてで、どぉしていいか分からんとただ笑ってた。優希『華恋もしゃべりやー!』男『本間やわー!』笑ってるだけ。何しゃべっていいか分からんし。じゃぁいつの間にか菜々美がみつる君って人と消えてた。席が代わり私の横にりゅう君って人がきた。『なぁなぁ華恋ちゃん?』肩をたたかれた瞬間…

    2005-10-03 02:25:00
  • 13:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    『やめて!』…えっ?叫んでしまった。自分でも驚いた。何これ…震えが止まらない。りゅう君は『えっ俺なんかした?』と苦笑い。『あっごめんごめん!今日調子悪いねん。帰るわぁ。』そぉ言って出て行こぉとすると菜々美とみつる君が帰ってきた。『コンビニ行ってきたぁ!』すると美紀が『うちも帰ろーっと!』って言いだした。じゃぁノリノリやった優希も『今日はお開きと言う事でー』菜々美は何も知らんくせに『じゃぁばいばーい!』って笑顔で手を振ってた。

    2005-10-03 23:38:00
  • 14:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    逃げるよぉにみんなでカラオケを出た。美紀が菜々美に何があったか話してるみたいやったから『ごめんな…菜々美とかいい感じやったんちゃう?』って謝った。じゃぁ『なんか番号聞かれたけど彼氏おるって言ったし全然いいで!ぶっちゃけうっとくて帰りたかったし!笑』優希も『今日はあかんかったなぁ!ハズレや!ごめんなみんな!笑』って言ってくれた。駅についたけど終電が終わってた。

    2005-10-03 23:45:00
  • 15:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    『そりゃ2時やしな!笑』みんなで笑った。駅の近くをうろちょろして静かな公園についた。『ここで始発まっとこか』美紀が座り込んだ。優希『華恋…あいつになんかされた…?』華恋『ううん!全然なにも!悪い事してしもたぁ。』優希『それやったら良かった?なんかされとったらしばきに行かなあかんしな!笑』『今日初めて気付いてんけど…男あかんみたいやわ』うちは笑いながら言ってみた。菜々美『菜々思っててん!彼氏つくろぉと思ったらいつでも作れるのにぃって!』美紀『あんた彼氏おった事ないもんなぁ。』

    2005-10-04 00:00:00
  • 16:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    今なら話せる。そぉ思った。『うちな、ママの再婚相手に世間一般で言う性虐待ってやつ受けててん!もぉ別れたし、別に今どぉって事もないねんけど、男あかん子になったみたい!笑』笑いながら言ったけど本間はショックやった。あまり深く考えてなかった事が自分も気付かないうちに大切な事をできなくさせてた。人を好きになる事。好きな人と触れ合う事。異性を愛する事。それに気付いて、思い知らされてショックやった。人が当たり前にする事を私はできない。

    2005-10-04 00:53:00
  • 17:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    みんなビックリして何も言えずにいたみたいで、その沈黙を美紀が破った。『無理せんでいいんやで!あんたやったらいつかいけるよぉになるから焦りなや。』私は笑って『ありがとぉ』って言った。菜々美は半泣きになりながら『絶対いける!』って言った。みんななんの根拠もなかった。そんなん分かってたけど嬉しかった。始発まで語りまくった。みんなの事もいっぱい聞いた。

    2005-10-04 00:58:00
  • 18:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    始発で帰って家に帰って寝た。男性恐怖症になってたなんてまた忘れてた。そのまま秋が過ぎ冬、卒業も間近の時にある男と出会う。

    2005-10-05 23:09:00
  • 19:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    その人は裕也ユウヤと言って違う地区で2つ上の美紀の知り合いやった。いつもみんながしゃべってるのに私は黙ってた。みんなと同じようにしゃべりたいけどしゃべろうとしても声がつまる。さすがにしんどかったし、ノリが悪い子とよく言われてた。みんなは分かってくれてるから話をふってくれて私は笑う。やっとの事で輪の中に入れてた。

    2005-10-05 23:19:00
  • 20:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    裕也と初めて会った日も私はいつもと同じやった。ただ違った事は裕也は私の顔を見てニコニコしてた。そして帰りぎわ『番号とアドレス教えてっ!』って言ってきた。美紀は心配そうに見てたけど、頑張らないとって思って黙って携帯を開き教えた。裕也は『ありがとぉ!』と笑いみんなと帰って行った。

    2005-10-05 23:23:00
  • 21:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    4人で帰ってる途中、美紀が『嫌やったら断ってもよかったのにぃ!いい人やけど…うっとかったらほっときや!』って言ったけど私は『いい人なんやったら大丈夫!頑張らなあかんねん!ありがと☆』と前向きな気持ちでおった。帰ったのは夜中やったからそのまま寝て起きたら昼でメールがはいってた。

    2005-10-05 23:28:00
  • 22:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    《裕也やで?》…これだけ?笑”《ぉはょぉ?今起きたゎぁ?》って返した。すぐ返事がきた。たわいもない話をした。楽しかった。電話もかかってくるよぉになり、最初はしゃべられへんかったけど質問に答えてるうちに慣れてきた。誘われて2人で遊ぶ事になった。大丈夫かなって不安やったけど結構楽しみにしてた。

    2005-10-06 16:23:00
  • 23:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    当日。美紀たちにいろんなアドバイスをうけた私は待ち合わせ場所に向かった。裕也は満面の笑みで立ってた。『20分も待ってへんから気にするなよ!』『20分も待たせた?ごめん!』『冗談?!笑うとこやぞ!』『あっごめん…』やばい!ノリが分からん。とか思いながらもゲーセンに行って騒いでマクドに行って、時々かたが当たったりするだけでビクッてしたけど、楽しくて少し素を出せた気がした。帰りぎわ、もぉ少し裕也と一緒におりたい。とまで思った。

    2005-10-06 16:44:00
  • 24:

    名無しさん

    そのまま美紀たちのところに帰った。すぐメールがきた。『ついた?今日はありがとぉ?』『ついたよ?楽しかった?こっちこそありがとぉ』そんな感じのメール。美紀たちに話してる時も楽しくて優希に『裕也君の事好き?』って聞かれて気付いた。『好きになりかけてると思う。』好きって気持ちが分からんかったし、でもずっと一緒にいたいって事は好きなんかなって思った。みんなは応援する!とはりきってくれた。

    2005-10-06 16:52:00
  • 25:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    だからと言って私から動けるわけはなかった。あれからメールも電話も毎日してた。また遊びに誘われて行った。前と同じようなコースやったけどやっぱり楽しかった。送ると言われたけど駅で美紀たちが待ってくれてたし断った。帰り道に電話がかかってきた。『今日も楽しかったぁ!』『うちもやで』『付き合ってや!』『…え?』『俺の事好き?』『…うん。』『じゃぁ付き合ぉ!』『うん。』『やったぁ!すぐメールするな!』一瞬の出来事。駅についてみんなに報告したら美紀と菜々美は『おめでとぉ!』って言ってくれて優希は飛び跳ねて喜んでくれた。

    2005-10-06 17:04:00
  • 26:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    初めての彼氏ができてから一日一日が楽しくなった。付き合ってから3日たって、また遊ぶ事になった。駅で待ち合わせて映画に行く事に。裕也は『寒いなぁ』そぉ言って、私の手を握ろうとした。いや、握った。私は必死に振り払った。…沈黙。『ごめん…』裕也はびっくりした様子やったけどショックをうけてた。私は『うち男の人あかんねん?』とだけ言ってみた。裕也は黙ってちょっと前を歩いた。嫌われたかな。メッチャ不安になった。

    2005-10-15 03:08:00
  • 27:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    映画館に入るといつものにこにこ裕也やって安心した。映画を見てる時も裕也の方を見ると私の顔を見てにこって笑った。裕也の1番好きなところは、その笑顔やった。裕也が笑ってくれるだけで楽しくなった。映画館を出て私の地元まで裕也がきてくれた。公園のベンチに座った。私は今日、手をつながれへんかった事がショックで、それ以上に裕也にショックうけさせたのが嫌で勇気をだした。

    2005-10-15 03:19:00
  • 28:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    自分から裕也の手に触れた。裕也は『寒いな?』と手を握ってきた。震えだした。必死で止めようとするけど止まらない。《裕也やん!》自分に言い聞かせた。まぁ寒いから震えてるんやって思うやろな。って思ってた。…けど

    2005-10-15 03:22:00
  • 29:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    『無理せんでええんよ。』裕也が言った。私が『いける!』って言ったら裕也はよりいっそう強く握り締めた。震えが止まらへん。でも『裕也やったら大丈夫や?』って言ってみた。裕也はまたにこって笑ってた。やっぱり理由までは話せない。話さへん方がいい。そぉ思ってたし、言う必要もないと思ってた。

    2005-10-15 03:26:00
  • 30:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    その日は公園でいっぱいしゃべってからバイバイした。美紀の家に行って4人でしゃべって帰ったら夜の10時ぐらいやった。今日の事を思い出した。《どぉやったら震えへんかな》そんな事を考えてるうちに《なんで震えるんよ》って思い始めた。だんだんよみがえる。おっさんの声が聞こえる、触れられる。1人で『やめてぇ!』泣き叫んでた。こんなん初めてで、落ち着くのにどのぐらいかかっか自分でも分からない。そんな時に電話が鳴った。

    2005-10-15 03:32:00
  • 31:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    【美紀】『美紀?』泣き叫んだあと。まだ意識ははっきりとしてなかった。『えっ!あんたどないした?』『うち、あかんわぁ。裕也がかわいそうや。』『どしたん?!』『手もまともにつながれへん。なんでやろぉ。』ヒックヒック泣きながらゆっくり話した。『焦らんでぃぃて言うたやろ?』『裕也の事好きやのに。手つないで、キスして、そんなんうちはできひんのかな?』『できるよ!裕也は分かってくれる。話せぇへん?』『恐い。嫌われる。』話したら嫌われる。そぉ思ってた。

    2005-10-15 03:38:00
  • 32:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    美紀は『分かってくれへんねやったら別れ!裕也信じろよ!自分で言えなあかん。だから言いたくなかったら今は無理せんでいいな。言えるまでうちがいくらでも話聞いたるしぃ!』って言ってくれた。まだ泣き止めてもないのに、電話を切って勢いで裕也に電話した。『もーしー?華恋?』黙ってた。裕也にはかすかな泣き声しか聞こえてなかったと思う。『どないしたんや?!今どこ?!今から行くわ!』『いい。家やし大丈夫。』『いけんか?!何があったんや?!』『話しときたい事あるねん。』泣きながらゆっくりゆっくり。『聞かせて。』と裕也は黙って聞いた。

    2005-10-15 03:46:00
  • 33:

    華恋(カレン) ◆NLlFdZLECc

    『男の人むりって言ったやん?前の義父さんにゃられててん。』『…』『だからうち、きれいな子じゃないんよ。』しばらく沈黙は続いた。うちはずっと泣いてた。『華恋はきれいや!俺の女になったからには安心せぇよ!笑』黙って泣いた。『落ちつけよ。俺の事は気にするな。何があっても一緒におったる!』『ありがとぉ。』そぉ言って電話を切った。泣き疲れて寝た。夢を見た。義父が追い掛けてくる。必死で逃げたら前に裕也がいてて手を握って一緒に隠れた。こわかったけど幸せな夢。

    2005-10-15 14:45:00
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