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《誰にもゆえなかった…でも、貴方なら…‥。》
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1:
?奏?
恐かった…
引かれる事も軽蔑される事も同情地味た言葉を言われる事も…
そして、あの時の自分と向き合う事も…
私が悪いから。すべて私一人が背負うと決めたから。
でも…それでも…‥2005-10-13 11:01:00 -
2:
?奏?
奏(私)は、ずっとずっと誰にもゆわないで心に隠している事がある。
親友にも彼氏にも親にさえもゆわなかった。
ううん。
ゆえなかった…
隠して隠して、自分にフタをして笑ってた。2005-10-13 11:03:00 -
3:
?奏?
すごく恐かった。
こんな私が誰かを好きなんかなっちゃダメなんだって。幸せになんかなっちゃダメなんだって。誰かに愛してもらえる資格なんてないよ…。
奏だって、今までは、当たり前の様に友達と笑い合い、当たり前の様に恋愛をして、当たり前の事を当たり前の様にやってきた。
恐い事なんてなんにもない、普通の生活。
でも…‥ある一つの出来事から奏の生活は変わった。2005-10-13 11:04:00 -
4:
?奏?
普通の生活をしたくても出来ない。普通に友達と笑い合いたいのに出来ない。普通に彼氏と愛し合いたいだけなのに出来ない。
どおして?どおして私なの?普通ってなに?
何度思い何度一人で泣いただろう。誰かに打ち明ける事すらも出来ず一人で必死に隠してた事。
信じ合いたいと願った友達や愛し合いたいと願った彼氏さえも、恐さから罪悪感から自分から離れる事を選んでた。
ただただ弱かった。隠し通す事で自分を守ってた。でもやっとその悪夢から解放される…‥2005-10-13 11:06:00 -
5:
?奏?
今、奏は専門1年。
もぉ1年隠して来た。
初めから誰かに「大丈夫!」って抱き締めてほしかった。
受け入れてほしかったのかな…。
そんな存在に出会えた今【運命】を信じたいと本気で思ったよ…2005-10-13 11:08:00 -
6:
?奏?
やっぱりいつもそばにいればケンカもする。
一年に一回はかならずとゆっていい程大きなケンカをする。
その内容は本当に小さな事だけど絶対ケンカをする。
それでもどっちからともなく謝って仲直り。2005-10-13 11:15:00 -
7:
?奏?
いつの間にか愛も奏のママやパパの事を「ママ!パパ!」と呼ぶ仲になってたし、もぉ家族の一員ってゆっていいぐらいいつも一緒にいて愛用のお茶わんまであった。
親も愛を信頼してたし可愛がってた。
いつも一緒にいてもウザイなんて一度も思わなかった。
奏は愛が大好きだった!2005-10-13 11:17:00 -
8:
?奏?
でもこんなに奏と愛が仲良くなったのは、一つの事件からだった…‥
――《中学2年・冬》――その頃、友達と何か話をすれば男の話がほとんどだった。
誰が好きとか誰が気になるとか誰と誰が付き合ってるとか、そんな話ばっかり!そんな会話が教室中をにぎわしていた。
私もそおゆう話が大好きだったしいつもその話題に入って行ってた。2005-10-13 11:19:00 -
9:
?奏?
その中で私たちも1にいた。
1は、1同士で、クラス、男女関係なくすごく仲がよかった。
だから、愛と翼も、もちろん奏と翼も仲がよかった!そして、翼は1の中でもひときは、目立っていて、モテていた。
そんな中の愛の告白は、そこまで驚く程でもなかった!2005-10-13 11:22:00 -
10:
?奏?
愛「そおやねん。やっぱり翼モテるし〜でも喋ってておもろいねん。」
愛は、うれしそうに翼の話をする。
奏「そっか〜でもいいんちゃう!翼は、本間におもしろいし気ぃ使わんでいいから!」
私はどこかうわの空だった。
正直この頃は奏と愛はグループは一緒でも相談し合う程仲がよかった訳ではなかった。だから、なんで奏なんかにゆうんだろうとすら思っていた。2005-10-13 11:23:00 -
11:
?奏?
愛「うん!愛頑張るわ!久々の恋愛や!だから奏も応援してな!」
愛は、満面の笑みを浮かべながら、幸せそおだった。奏「はいはい!頑張ってな!ってか愛!もぉチャイムなんで?早く教室戻らな!」
奏は、そこまで真剣に聞いていなかった。
だってそこまで愛とは仲がいい訳じゃなかったから。仲がいい友達なら、応援して協力しただろう。
でも、そこまでだから、真剣に聞くだけ無駄だった。2005-10-13 11:26:00 -
12:
?奏?
愛「あ〜やばい!じゃあ行くわ!奏ばいばい!」
奏たちの学校はマンモス校で、生徒数がアホ程いる。その中で、恋愛をするのだけど、たいがい、1グループは1グループ同士で好きになる。
だから友達と好きな人がかぶる事も友達の元彼なんて当たり前。
それでも、恨んだりなんかしない。しょーがない事だから。
別れたからって関係ない!いつも通り、みんなでいるからいつの間にか、友達に戻ってる。2005-10-13 11:29:00 -
13:
?奏?
そんな、付き合ってても一緒の様な付き合いだった。束縛なんてしない。
だって彼氏ってゆっても別にみんなの人だから。
デートなんてみんなと一緒。不満なんてない。
そっちのほうが楽しいもん。
だから、彼氏の意味なんてなかったのかな。2005-10-13 11:41:00 -
14:
?奏?
その頃奏には、彼はいなかったけど、つい一週間前まで力ってゆう彼がいた。
でも一週間たった今では力とも今までと変わらず仲のよい友達!
その頃の付き合いなんて体の関係なんてなかった。
でも、力と付き合って変わった。2005-10-13 11:42:00 -
15:
?奏?
初めて力と体を重ねた。
お互い初めてのエッチ…。奏にとって力はどこかみんなと違った。
今となったら分からないけど、中学生なりに恋をしていたのだろう。
好きとゆう気持ちはこの人の為にあるんだとすら思っていた。
でも、別れは来る。2005-10-13 11:44:00 -
16:
?奏?
力と体を重ねた事は後悔なんてない。
体を重ねようが別れてみればやっぱりみんなと一緒。前と変わらず仲のよい友達!
付き合えばただ彼氏とゆう肩書きがつく。
だから中二にして元彼が10人を越えていた。
でもそれも当たり前!みんなそんな感じ。普通だった。2005-10-13 11:45:00 -
17:
?奏?
今思えば本当に好きだったのかとゆわれれば、そおじゃないのかもしれない。
ただ力を抜いて…
ただ告られて付き合って一緒にいる。
付き合う意味なんてなかった。
だから、愛の告白もそんな感じなのだと気楽に考えていた。2005-10-13 11:47:00 -
18:
?奏?
奏「雪〜今日帰りどおする?どっか寄って帰る?」
雪「雪今日、大ん家行くんやけど一緒に行くやろ?」奏「あ〜うん!分かった!」
こんな会話当たり前。
雪と大は、付き合っている。
でも当たり前の様に奏も誘われる。2005-10-13 11:50:00 -
19:
?奏?
♪♪キーンコーンカーンコーン♪♪
チャイムがなって授業終了!
雪「奏〜行くで!大のクラス先終わってるっぽいから大ん家集合や!」
奏「はいは〜い!ちょっと待ってや!今帰る用意するから。」
帰る準備をして、教室を後にした。2005-10-13 11:51:00 -
20:
?奏?
帰り道、雪とたわいもない会話をしながら大の家に到着。
―ピンポーン―
大「はい!」
雪「雪!開けて〜」
大「はいはい!今下行くわ!待ってて」2005-10-14 17:13:00 -
21:
?奏?
玄関で待っていると、ドアが開いた。
大「お前ら遅かったな。終礼遅かったん?」
雪「そんな事もなかったんやけど〜男と女と歩く早さ違うからやろ!」
大「お前等足短いもんな!笑 あっ!?翼とか剛とかみんなおるから!」
そんな会話をしながら部屋へ入ると、男が5・6人いた。いつもと変わらない光景。みんなといつもの様に、冗談をゆったり、いつもの様に盛り上がっていた。2005-10-14 17:17:00 -
22:
?奏?
翼「俺、今コマーシャルでやってるこのCD借りたいねんな〜めっちゃこのアルバムよくない?」
奏「このアルバムやったら奏持ってんで!貸したろか〜?」
翼「まじで!?貸して!貸して!」
このときの翼の笑顔はすごい可愛かった。人気がある理由が分かった気がした。男にも女にも、なに一つ飾らない笑顔でかっこいいからもてるからって決してかっこをつけない。変顔も下ネタもゆう。本間に誰からも好かれる子だった。
奏「いいよ!また学校持って行くわ!」2005-10-14 17:19:00 -
23:
?奏?
そんな会話から翼と二人音楽の話で盛り上がっていた。
そろそろ時間も遅くなって来て外も暗い。
奏「奏そろそろ帰るわ〜雪どおする?」
雪「雪も帰る〜」
男たちは、門限などないから雪と二人で帰る事にした。2005-10-14 17:21:00 -
24:
?奏?
翼「お前等気ぃつけて帰れよ!奏!CDよろしくな!」奏「はいはい!」
そんな言葉を交わし部屋を出た。
なんだか、思ってた以上に結構楽しかった。
翼とあんなにも音楽の話で盛り上がるなんて思ってもいなかったし、翼と好きな音楽のジャンルや系統が似ている事も分かった。新しい発見だった。2005-10-14 17:25:00 -
25:
?奏?
雪と二人で、いつもの帰り道を話ながら歩いていると、後ろの方から
?「奏〜雪〜」
と叫ぶ声がした。2005-10-14 17:59:00 -
26:
?奏?
自分達が呼ばれている事に気付き、後ろを振り替えると、そこには、大と翼の姿があった。奏は、何か忘れ物でもしたのかと思って、奏「どおした〜?なんか忘れ物でもしてた〜?」
と叫ぶと、大と翼は少し小走りで近づいて来て、
翼「やっぱ女だけでこんな夜遅く歩かせるんは危ないからな!」
とゆっていた。2005-10-14 18:01:00 -
27:
?奏?
奏「そんなん大丈夫やで?いつもの事やん?笑」
そお!女だけで帰るなんていつもの事。男たちは門限なんてないからギリギリまで集合した場所で話していたりその子の家に泊まったり!だから女だけで帰るのに恐いとか危ないとかなんてなかったし送ろうか?とゆう次元の話ではなかった。だから少しビックリした。
大「まぁ今日は送るやん!笑 俺は雪送るし奏翼に送ってもらい〜な?笑」
なんだか大がやたらとニヤケていたので、少しムキになって、
奏「え〜いいわ!奏大丈夫やから!一人で帰れるし雪だけ送ったって?」2005-10-14 18:04:00 -
28:
?奏?
すると、すかさず翼が、
翼「ええねん!ええねん!送ったるから!可愛え〜女一人で帰らすなんて危ないわ!」
と、笑顔でゆってきた。その時の笑顔は、本当に無邪気で可愛いとすら思った。それに、なんか、ああ〜女なれしてるなって正直思った。でも、だからこそこのなにげない冗談じみた優しさが女心をくすぐるんだろうなとも思った。笑
雪「翼もこおゆうてくれてるんやし送ってもらい?やっぱ女の一人は危ないしさ!」
雪は、なにかを察したのだろう。翼が送る事を進めてきた。2005-10-14 18:07:00 -
29:
?奏?
奏「ん〜ん。じゃぁ送ってもらおっかな!ごめんな?ありがとお。」
私が納得して翼に送ってもらう事を了承すると雪も大も翼もうれしそうだった。でもこの時の奏には全然意味がわかってなかった。
翼「じゃあ俺こっちから送ってくからまたあとで〜」そおゆって、雪と大に手を振った。2005-10-14 18:08:00 -
30:
?奏?
翼「そおなん!?めっちゃええやん!だから可愛いんか!」
奏には、翼の考えている事が分からなかった。今まで翼とは友達をやってきて仲はよかったけど、可愛いとかゆう仲ではなかった。
奏「なんか今日翼変じゃない?今まで可愛いなんてゆった事なかったのに!」
翼「いや!思ってたで?ただ今まではゆってなかっただけ!」
翼の笑顔は、いつも無邪気。素直な気持ちなんだって分からされる。翼を今まで意識してみたことなんてなかった。みんなと一緒!友達。でも素直に可愛いとゆわれた事がうれしかった。2005-10-14 18:26:00 -
31:
?奏?
それからも、家に着くまでの間いろんな話をした。
本当は翼は好きな人がいる事も、でも好きな人よりも友達を優先してしまう事も、翼なりに愛を表現するのだけれど伝わらない事も…ほとんどが恋愛話だった。やっぱり男も女も恋愛話は好きなんだなってつくづく思った。
そおこおしていると、奏の家の前に着いた。
奏「今日はわざわざありがとおね!翼気をつけて帰ってな!また明日〜」
翼「おう!ほなおやすみ」そおいい手を振り家へと入った。2005-10-14 18:44:00 -
32:
?奏?
奏は、部屋へ真っ先に行き、翼にメールを送っておいた。
【送信先:翼】
『今日はわざわざ送ってくれて本間にありがとお!またみんなで話そう!じゃぁ気をつけて帰ってねっ!』今日一日の事を振り替えってみて、気付いた。
翼の事を気にかけている自分がいる事を…2005-10-14 18:46:00 -
33:
?奏?
でもそれがまだ恋なのかは分からない。
今まで自分から人を好きになった事などなかったし分からなかった。
力の時とはまた違う。
力の時は、力が奏を大切に大切にしてくれた。いつも優しく見守ってくれた。だから不安なんかちっともなかったし大切にされる事が当たり前で、これが愛し合ってるって、好きなんだって思ってた。2005-10-14 18:49:00 -
34:
?奏?
だけど翼の場合はなんだか違う。
ただ気になってしょうがない。好きとかそんなのじゃなくてまた話したいなとか、たとえてゆうなら、女友達が初めてできた時うれしくてもっと話したいもっと知りたいって思うのと同じ感じ。2005-10-14 18:50:00