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〜Various Story〜
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1:
くみ
大阪の夜を舞うホストな彼ら達の様々なストーリー。
2005-10-05 04:46:00 -
13:
くみ
色しかできない接客の内容が薄いすばると、色を使わない接客内容はピカイチな虎星。
これが二人の違い。でもナンバーワンはすばる。どんな形でもナンバーワンには変わりはなかった。
でも、そんな二人をおびやかすような存在になりつつあるのが、はじめだった。2005-10-05 05:39:00 -
14:
くみ
はじめは、まだ18歳。とにかく若い。ベビーフェイスに可愛い声な喋り方、いつもニコニコ笑ってる。
ハルは今、はじめが一番可愛いと言っていた。私もそうだった。礼儀正しい挨拶や、可愛らしさが可愛いくてしょうがない。2005-10-05 05:43:00 -
15:
くみ
すばると虎星のナンバーワン争いに、はじめが加わって店が活気づいてるとハルは大喜びしてた。
私とハルが同棲する家に、はじめは毎日帰ってくる。ハルにくっついて毎日来るのだ。
でも私もはじめは可愛いから全然良かった。
挨拶もロクにできない常識のない子もたまに来るけど、はじめは私達にとって、なごみキャラだったから。2005-10-05 05:48:00 -
16:
くみ
『今日ねぇボクがお店での売り上げ1番でしたぁー!めっちゃ嬉しいぃ』
『昨日初めて来たお客さんが今日も来てくれたぁ』
はじめは甘ったれた声で毎日そうやって報告がてらに話してきてた。
ハルも私も、そんなはじめを応援してた。2005-10-05 05:52:00 -
17:
くみ
そんなある休みの日、私とハルとはじめでご飯を食べていると、途中で虎星も遊びに来た。
『すばるあいつマジむかつきますわ。俺の大事にしてる長い客の枝ともやってるんすよ?あいつに枝ふりしたくないんすけど』
虎星は家に来るなりすばるの話をしていた。2005-10-05 05:58:00 -
18:
くみ
『まぁな、お前の気持ちも分かるけど。営業スタイルが全く違うやんかお前ら。だからどうしてもぶつかってまうねんて。すばるには俺からも枕はもう控えるようにゆうとくから』
とりあえず、ハルは虎星の落ち着きを取り戻させた。2005-10-05 06:00:00 -
19:
くみ
『何で枕はだめなんですかぁ?まぁ僕はやりたくないですけどねぇ。でも僕イロ使って最近仕事してるから、ちょっと女の子が怖いんですよぉ。誘われるし。やっぱ誘われたら行ったほうがいいんですかねぇ?』
はじめが空気を読めずに言ってきた。
はじめは可愛いけど本当に空気が読めない。2005-10-05 06:04:00 -
20:
くみ
『あかんではじめ。色使うだけならいいけど枕は絶対あかん。自分を安売りしたら自分の価値下げるだけやねんから』
私は弟を叱る姉のようにはじめに言った。
『はぁい分かりましたぁ。枕は絶対しませんからぁ。だからくみさん女の子紹介して下さいねぇ。ボク彼女ほしいからぁ』2005-10-05 06:11:00 -
21:
くみ
私とハルと虎星は、はじめの空気の読めなさに笑ってしまってた。にくまれへんねんなぁはじめは。
『虎星も頑張りな。くみもすばるの好き勝手さが最近ちょっと嫌やってん。客をオモチャみたいに扱ってるやろ?すぐに風俗飛ばしてるやん』2005-10-05 06:14:00