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残ったのは…
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1:
さあや
初めて小説書くのでいたらない点があるかと思いますが御了承ください。
後仕事の関係でスローペースになりますが必ず完結させます。2005-09-09 03:49:00 -
2:
さあや
まだ眠たがってる目にカラコンをいれがっつりファンデをぬりマスカラを何度も重ねる。
これがあたしのいつもの寝起き風景。
最後にワックスをもみこみ緩く巻いて準備完了。2005-09-09 03:54:00 -
3:
さあや
中学編
2005-09-09 04:04:00 -
4:
さあや
あたしが目を覚ますのは大体夕方。そこからちんたらちんたら用意して夜には出掛け朝方家に帰ってねる。
まぁこんな生活してたら学校にちゃんといってるわけがなくほとんど行ってなかった。2005-09-09 04:11:00 -
5:
さあや
正直中学に友達なんかいなかった。
…まぁあたりまえか。
引田テンコウかのようなメイクをしてる動物と友達になろうなんて相当の変人だ。2005-09-09 04:16:00 -
6:
さあや
当然のように学校で浮きまくっていた。近寄ってくる奴なんて誰ひとりいなかった。
まぁ別にそれでもいいかっておもった。
だってこのクラスにいる奴らと話が会うとは思わなかった。2005-09-09 04:21:00 -
7:
さあや
あたしが学校に行くだけで嫌な顔をしこそこそと内緒話をする。
あたし何いってるかしってるよ?
「男とやりまくりやねんて」「援交してんねんやろ」「その金で覚醒剤やってんねんやろ」2005-09-09 23:50:00 -
8:
名無しさん
残ったのゎ…………………………………………脂肪?
2005-09-09 23:53:00 -
9:
さあや
いやいやかなり誤解です。あたしはいたって真面目。たばこも吸わないしぱくりもしない。ましてや援交薬物なんてもってのほか。勘違いもいいとこ。
あたしと喋ったこともないのになぜそんな話がでてくるか?
勝手にこんな風にいわれてたら仲良くなる気もうせる。2005-09-09 23:58:00 -
10:
名無しさん
そりゃそーゃゎなぁ??ふむふむ( ̄〜 ̄)ξ
2005-09-10 00:01:00 -
11:
さあや
ぢゃあ友達もいないくせに夜どこに出掛けてるかって?
働いてるんですよ。必死でお酒を作って…かといってキャバではないよ?
年をごまかして居酒屋で働いてるんです。2005-09-10 00:02:00 -
12:
さあや
あっ?もしかして初読者さんですか?よんでくれてありがとうございます?脂肪もかなり残ってますよ?
2005-09-10 00:05:00 -
13:
さあや
もともと大人っぽい顔と言われてるうえにあつぬりの化粧。十八にみえなくもない。誰も十四とは思いもしないだろう。
夜8時から朝方まで。なかなかがんばってますよ。2005-09-10 00:10:00 -
14:
さあや
なぜお金がいるの?バイトなんかしなくても中学生ならお金足りるでしょ?
まぁ普通はそう思うでしょう。簡単に言うと家にお金が無いのです。そう貧乏なんです。2005-09-10 00:14:00 -
15:
さあや
もともとあたしは金持ちでした。あっ嫌味ではないからね。そこそこ大きな家にぱぱとままと三人で暮らしてました。
ぱぱはそこそこの大きさの専務でままは専業主婦
といってもままはあまり体が丈夫ぢゃなかったので家事があまり出来なくお手伝いをやとっていました。2005-09-10 00:22:00 -
16:
さあや
訂正
そこそこの大きさの会社の専務で
です2005-09-10 00:23:00 -
17:
さあや
そんなぱぱとままにとってあたしはかわいくてしかたが無かったそうです。
幼稚園のころから英才教育をうけて小学校受験に成功。有名私立大学附属の小学校に入学しました。
ままとぱぱは本当親バカでこのこは天才だと騒ぎました。2005-09-10 00:31:00 -
18:
さあや
ただ騒ぐだけならいいのですが何を思ったのか二人は調子に乗り出してこの天才にはエスカレーターで附属の大学に行くのはもったいない。
天才なら天才らしく東大やアメリカの有名大学に入れてやらなくてはいけないといいだしました。2005-09-10 00:37:00 -
19:
さあや
おかげであたしの小学校の思い出は勉強のみになりました。
学校では友達としゃべらず次の時間の予習をし学校の行き帰りでも単語帳を開き家にかえると家庭教師がまっている毎日でした。2005-09-10 00:41:00 -
20:
さあや
まぁ他のコ達も勉強にひっしのコが多かったのでそれが当たり前のように思っていました。
そんなあたしにもひそかな楽しみがありました。
それがギャル雑誌を読むことでした。2005-09-10 00:45:00 -
21:
さあや
当時小学五年生。たまたま本屋さんで見つけたギャル雑誌を見つけその派手さに興味をもちこっそりレジへ持って行きました。
その頃ヤマンバギャルがはやっていてそのメイクや髪の毛の色などに驚いたのですが自分とは違う世界をのぞき見たようであたしははまってしまいました。2005-09-10 00:53:00 -
22:
さあや
あたしは毎月雑誌をかいました。一度ママにばれて怒られて取り上げられてからはベットの下に隠しながらもこっそり見ていました。
読んでいくうちにあたしはギャルに憧れを抱きはじめました。2005-09-10 00:58:00 -
23:
さあや
あたしもギャルになりたいと思ったのですがままや学校が認めるわけがなくこっそり化粧品を雑誌で人気の物を買い集めギャルメイクをしてあそぶのが一つの楽しみになりました。
アルバも集めたいと思い一度SHOPの方へ立ち寄ってみたのですが本物のギャルの迫力に負けて店の中に一歩も入れずに帰って来てしまいました。2005-09-10 01:04:00 -
24:
さあや
そんな中あたしに一人の理解者が現れました。
お手伝いの美香ちゃんでした。美香ちゃんは新人のお手伝いで二十四才。
たまたまギャルメイクをして遊んでいたときに美香ちゃんが部屋に入ってきたのです。
怒られると思ったのですが美香ちゃんはままに内緒にしてくれました。2005-09-10 01:09:00 -
25:
さあや
その日からは美香ちゃんはあたしのよき理解者になってくれました。
あたしはいつもギャルの事を美香ちゃんに話していました。
美香ちゃんは優しく笑いうんうんと聞いていてくれました。2005-09-10 01:12:00 -
26:
さあや
なかでも一番嬉しかったのは美香ちゃんがこっそり買ってきてくれたパラパラのビデオでした。
あたしは嬉しくて毎日毎日ビデオを見て練習しました。美香ちゃんにも一緒にやろうと言ったのですが恥ずかしいと言って一緒にやってくれませんでした。2005-09-10 01:21:00 -
27:
さあや
そんな中であたしの家に一つの問題が起きました。
ぱぱが不倫をしていたのです。なんとその不倫相手はお手伝いの美香ちゃんだったのです。ままは毎日泣き叫ぶ毎日が続きました。
不幸は続くものでぱぱの会社が倒産。
結局二人は離婚をすることになりました2005-09-10 01:27:00 -
28:
さあや
あたしは正直うれしかったのです。昔からぱぱは家にいないことが多かったので離婚したからと言ってあまり何も感じませんでした。
家は狭いマンションの2LDKになってしまいましたが勉強ばかりの生活から開放される事の方が嬉しかった。
そしてなによりギャルになる事ができる。これ以上嬉しいことはありませんでした。ままが学力があっていい会社に入っても倒産してしまえば終わりだと言うことを今回の事で理解してくれたようで好きなようにしなさいといってくれたのです。2005-09-10 01:45:00 -
29:
さあや
公立の中学校なら退学になることはないしやりたい放題だと思いはしゃぎました。
髪の毛をそめ日サロに行きメイクをしました。
しかし肝心なギャル服と呼ばれるものをあたしは一つももっていませんでした。2005-09-10 01:50:00 -
30:
さあや
面接の時はかなりビビりましたが結構適当なみせだったのですんなりうかってしまいました。
最初は夕方から十二時ぐらいまでにしていたのですが学校が嫌いになって行かなくなり朝方まで働くことになりました。
おかげでかなり稼ぎましたよ。正直ままより給料よかったし。2005-09-10 02:02:00 -
31:
さあや
最初家の生活費としてままに渡しましたががままはうけとらなかったので勝手に家賃や水道代やガス代などをはらっていました。
だからその残りがあたしのお小遣。少しずつながらALBAを集めるのがあたしの幸せになりました。2005-09-10 02:05:00 -
32:
さあや
さっき学校が嫌いになったといいましたがきちんと言えば先生が嫌いでいかなくなったのです。
友達がいないのなんかあたしにはどうでもいい事でした。2005-09-10 02:07:00 -
33:
さあや
ある日クラスのコの財布が無くなったと言う事件がありました。必死で探したのですが見付からなかったのです。
その日の放課後あたしはなぜか生徒指導室と言うところに呼ばれました。2005-09-10 02:12:00 -
34:
さあや
学年の先生達がみんな集まって居ました。あたしはとりあえず空いてる席に座りました。
「今日の体育の時間授業に出ないでなにしてたん?」と言われました。
その時は確かバイトの人から電話がかかってきて喋っていました。学校は携帯禁止だったので見付からないように教室で喋っていました。2005-09-10 02:19:00 -
35:
さあや
体育の授業だったので教室には誰も居なかったので好都合だったのです。
「教室でねてました」と答えると「うそはあかんで。財布とったんやろ?」と言われました。
先生達には前々から好かれてなかったし疑われても仕方ない状況だ。2005-09-10 02:25:00 -
36:
さあや
あたしはそれ以上なにも言いませんでした。すると先生達はあたしの鞄をあさりだしました。財布のなかのお金やポーチの中など細かく調べました。
携帯はここに向かう前に靴箱の中に入れて来たのでばれずにすみました。
その時のあたしの所持金五百円。無くなった財布の中には三千円あったそうなので足りません。2005-09-10 02:31:00 -
37:
さあや
先生達はしつこくあたしの服のポケットなども調べ始めました。がお金はみつかりません。そりゃそうだ。あたしはとってないんだから。
「お前どこかくしてん!!」一人の先生がどなりました。
「だからあたしとって無いってゆってるやん。散々調べてまだ諦めつかへんの?」といいました。2005-09-10 02:36:00 -
38:
さあや
すると先生は顔を真っ赤にして怒鳴り始めました。
あまりに長かったので省略するとだいたいお前は普段の生活態度が悪い。髪の毛を戻せと言っても戻さないし化粧もしてくる。疑われて当然だ。みたいなことだったと思う。
まぁそんな事はどうでもいいのだ。問題はその先生が最後に言った言葉。「これやから片親の子は…。」2005-09-10 02:47:00 -
39:
さあや
あたしの事は別になにを言われようとよかった。
…けど…
ままの事を悪く言うのは許せない。2005-09-10 02:49:00 -
40:
名無しさん
しぉり?
2005-09-10 02:59:00 -
41:
さあや
「片親やからなんなん!?片親やったらあかんわけ!?」あたしは先生につめよった。
「片親のやつはろくな大人ならん!!風俗で働いたり犯罪おかしたりするんや!!親がきちんと教育してへんからなぁ!!」
この言葉を聞いてあたしはぶち切れた。2005-09-10 02:59:00 -
42:
さあや
あっ?初しおりやぁ?読んでくれてありがとうございます??
2005-09-10 03:01:00 -
43:
さあや
あたしは先生に殴りかかった。だが一応先生は大人の男だ。まったく歯がたたず一人であばれてるとまわりの先生達に取り押さえられた。
…悔しい2005-09-10 03:04:00 -
44:
さあや
あたしは学校からの帰り道泣きぐずれた。
なんであんな人間がおるん?あんな奴が教師でいいん?
あたしはこの事があってからテストなどがないかぎり学校にいかなくなった。2005-09-10 03:09:00 -
45:
さあや
あたしは今までがり勉だったので中学の授業は大体家庭教師にならっていた。だから授業にでなくてもかなりいい点がとれる。
これはあたしの先生に対する小さな反抗だった。お前らの授業なんか無意味何だってアピールするため。
先生達がそれに気付いてたのかはわからないけど。2005-09-10 03:19:00 -
46:
さあや
そして今日はその小さな反抗をする日…テストの日だ。
テストを終え中々の出来栄えに満足していたあたしはルンルン気分で靴をはきかえていた。2005-09-10 03:26:00 -
47:
さあや
「なぁなぁ」
…
「お前やってそこの金髪の!!」
えっ?あたし??
学校で誰かに喋りかけられる事なんかないわたしはかなりきょどっていた。2005-09-10 03:30:00 -
48:
さあや
『あっあたし?』
あたしに喋りかけるなんてかなり変わってる。その変人をみるため振り返ると茶髪にピアスをあけ制服をだらし無くきくずした男の子がいた。
「そう!おまえや!」2005-09-10 03:54:00 -
49:
さあや
「お前今から暇?」茶髪の男の子はニカッと笑った。
『えっ!?…別に用事無いけど…』
「おっしゃ!!んぢゃあコンビニ着いて来てや!!」2005-09-10 03:58:00 -
50:
さあや
…こいつは何をいってるんだ?誰かと間違えてるのだろうか?
『ちょっと…!なんでまた…!!』あたしが言葉を言い終える前に茶髪君はあたしの腕を引っ張っていった。
「無理とかゆわさんで!ついてけえへんかったら年ごまかしてる事店にゆうで!!」
『!!』…こいつなんでしってんの??2005-09-10 04:04:00 -
51:
さあや
「どれにしよ。こっちのほうがうまそうやなぁ」茶髪君はコンビニの中でお弁当を選ぶのにかなり時間がかかっていた。
『なぁなんであたしがバイトしてるのしってんの?』あたしは今それだけしか頭に無かった。すると茶髪君は意地悪そうに笑い「知りたい?」と言った。2005-09-10 11:36:00 -
52:
さあや
あたしが頷くと茶髪君はニヤッっと笑いお弁当を持ってきて「これごちってくれたら教えたる」といいあたしに渡した。
あたしはしぶしぶ買うはめになってしまった。2005-09-10 11:39:00 -
53:
さあや
コンビニの前でお弁当を一通り食べ終わった茶髪君はやっと教えてくれた。
「お前のバイトしてる店に17の雪って奴おるやろ?」確かに最近入ってきた新人のコがそんな名前だった気がする。
「あの子俺の兄貴の女やねんやん。んでバイト姿を確認するために俺と兄貴で飲みに行ったらなんか見たことあるやつおるなぁって思ったらお前やってん」2005-09-10 11:47:00 -
54:
さあや
なるほど。それでばれたんか。確かにこんなやつ見間違える訳無いしなぁ。あたしは納得してしまった。
『でもよくあたしの顔とかしってたなぁ。滅多に学校こやんのに…』
「なにをゆうてるん。お前有名人やんか」2005-09-10 11:52:00 -
55:
さあや
…はい?あたしが有名人?なんでまた?
「見た目とかギャルで学校とかこやんくせに学年一位とるし。先生は殴るし。援交するしシャブ打つし。お前の事知らん奴なんか二年生でおらんぞ?」
『ちょっと待って!!途中からおかしいから!!援交なんかしてへんしあたしNo DRUG主義やから!!』2005-09-10 11:59:00 -
56:
さあや
「えっ!?そうなん!?でもおまえがラブホの前でおっさんとおるの見たって奴おるで!?」
なんですと?どっからそんなでまかせがでるねん!?
『絶対そんなんない!!誰かがうそゆうてるんやわ!!』2005-09-16 05:34:00 -
57:
名無しさん
更新待ってます?
2005-09-21 13:53:00 -
58:
さあや
遅くなってすいません?
60番さんよんでいただいてありがとうございます?2005-09-23 03:10:00 -
59:
さあや
「ふぅ〜ん。そおなんや。悪かったな。勝手にいろいろゆってもうて。」
えっ…
『しんじてくれんの…?』2005-09-23 03:12:00 -
60:
さあや
「だって本人が違うってゆうてるし。それにお前いい奴っぽいし。飯ごちってくれたからなっ。」
そういい茶髪君はにかっと笑いジュースを口に含んだ。
まさか信じて貰えるとは思って無かった。それに“いい奴”なんて初めて言われた。
あたしに生まれて初めて友達が出来た瞬間だった。2005-09-23 03:20:00 -
61:
さあや
茶髪君の名前は篤というらしい。篤とはそれから喋るようになりたまに遊ぶようになった。
篤は友達が多いみたいで遊ぶ度に色んなコを紹介してくれた。
篤の友達とも仲良くなり大人数で遊ぶ事もふえてきた。2005-09-23 03:27:00 -
62:
さあや
篤との事で雪ちゃんとも仲良くなり女友達と呼べるコも出来た。
あたしは毎日が楽しくて仕方なかった。みんなでわいわい騒いであほな事やって…。
友達ってこうゆうのなんやぁ。友達と遊ぶってこんな楽しい事やったんやぁ。
あたしは今までなんで友達を作らなかったのか後悔したほど楽しくて楽しくて仕方なかった。2005-09-23 03:33:00 -
63:
さあや
『ありがとーございましたぁ!!!』
今日もお客さんいっぱいきたなぁ。つかれたわぁ。お腹減ったわぁ。
「なぁなぁ今日もうこれであがりやんなぁ!?今日この後なんか予定ある??」
ニコニコしながら雪ちゃんが話し掛けてきた。
『別に予定ないでぇ』2005-09-23 03:42:00 -
64:
さあや
「んじゃぁなぁ今日てっちゃん(篤のお兄ちゃんで雪ちゃんの彼氏)と篤君とバイト終わったらご飯食べにいこぉってゆうてんねんけどぉけぇへん??」
とうるうる上目使いで雪ちゃんがみつめてきた。まるでアイフルのチワワだ。
『ちょうどお腹へってたし別にいいでぇ』2005-09-23 03:51:00 -
65:
さあや
「ほんまにぃ!?やったぁ!!うっれしぃなぁ♪」
ゆきちゃんはあたしの周りをピョンピョン跳びはねていた。
雪ちゃんは一般的にみたらぶりっ子になるのだろう。甘ったるい喋り方とうるうる上目使いこれだけで大体のこは落ちてしまうだろう。2005-09-23 03:56:00 -
66:
さあや
どちらかというとサバサバしてて冷めてるあたしとは正反対なのだがなぜか気があった。
周りからしたらあたしが雪ちゃんのおもりをしてるようにみえるらしい(ゆきちゃんの方が年上なはずなのに…)
顔もまぁまぁかわいいほうで雪ちゃんのことは漫画ナナのハチ子こと小松ナナを思い浮かべたらわかりやすいだろう。2005-09-23 04:01:00 -
67:
さあや
冷めてて物事をズバズバ言うあたしとキャピキャピしてる雪ちゃんを見てバイトの先輩が「お前らナナみたいやなぁ」といったのがきっかけであたしと雪ちゃんはナナとハチ子と呼ばれるようになった。
あたしも言われ出して読んでみたが雪ちゃんとハチ子はそっくりだった。(あたしはナナと似てるのかよくわからないけど)2005-09-23 04:05:00 -
68:
さあや
「あれぇ??てっちゃん達まだきてへぇん。コンビニってゆったはずやねんけどなぁ??中でまっとこかぁ♪」
ゆきちゃんは少しふくれながらコンビニに入っていった。
コンビニの中に入ると馬鹿でかい喋り声が聞こえ顔を向けて見ると立ち読みしている二人組の女の子がいた。2005-09-23 04:13:00 -
69:
さあや
「最近篤達松本さあやとつるんでるらしいでぇ」
「えっ!?あの学校きてへんパンコやんなぁ!?やらせてもらおってみんな思ってるんじゃない!?」
「やんなぁ!!河本もそのつもりなんかなぁ?いややってあんな奴とやるとか想像したくなぁい!!」
「河本はあんな性病女とやらんってぇ!!あんたの事すきっぽいしさぁ!!絶対脈ありやから大丈夫やってぇ!!」2005-09-23 04:21:00 -
70:
さあや
…どうやらあの二人は同じ学校の子のようだ。ゆきちゃんがオロオロしながらあたしの方を見ている。
…みんなそうゆうつもりであたしとつるんでたん?
…やらせて貰おうと思ってたん?
…友達と思ってたのはあたしだけ…?2005-09-23 04:25:00 -
71:
さあや
「大丈夫…?」ゆきちゃんが心配そうにこっちをみている。
『ゆきちゃんちょっとここおって。』
「えっ!?さあや!?」
あたしは声がでかい二人組の後にたった。2005-09-23 04:29:00 -
72:
さあや
あほそうにまだケラケラ笑いながらしゃべっている
「…やねんやんかぁ」
『ふ〜ん。それで?』
二人はいきなり話に入って来た声の主を探すためふりかえった。2005-09-23 04:32:00 -
73:
さあや
二人はあたしの顔をみて死体でもみたかのような顔をした。
『それで?続きは?』
あたしが無表情で言うと二人は黙り込み下をむいた。2005-09-23 04:35:00 -
74:
さあや
あたしはニコッと笑った。
『悪口ゆうときは周りをちゃんと見てから言いや。後あたし処女やからパンコでも性病でもないねんやんかぁ。』
そこまで言い終わると二人組は走ってコンビニをでていってしまった。2005-09-23 04:39:00 -
75:
さあや
あの時なんで笑っていたのかわからなかった。面白い事なんかないのに…わらってなきゃ…泣きそうだった。
結局〈あいつらはそんな事おもってへん!友達やからつるんでんねん〉とは言えなかった。だってもしかしたら…本当にそう思ってるのかもしれない。2005-09-23 04:44:00 -
76:
さあや
「さあやぁ…大丈夫ぅ…?」雪ちゃんが心配そうにあたしの顔を覗き込んだ。
『ん?大丈夫大丈夫!あっ篤達やっときたわ!外出よ!』
にっこりほほえみ雪の手をひっぱった。
多分…ちゃんと笑えてたと思う2005-09-23 04:49:00 -
77:
さあや
『おっそいわぁ!!なにしとったん!?』大丈夫ちゃんと笑えてる。
「ちゃうねん!携帯忘れて取りに戻っててんやんかぁ!お詫びにごちったるわ!!」
「まじで!?篤おごってくれんの?」
「なんで兄貴にごちらなあかんねん!ゆきとさあやだけじゃ!」
「なぁんや!雪!よかったなぁ!…ゆき?」2005-09-23 04:57:00 -
78:
さあや
振り返るとゆきちゃんはうずくまって泣いていた。…なんでゆきちゃんがないてんの?泣きたいのはあたしの方やのに…
「どぉしてん!ゆき!なんかあったんか!?」みんながゆきちゃんにかけよる。
「ひっ…さあやがっ…くっ…」2005-09-23 05:01:00 -
79:
さあや
「さあや!お前ゆきとなんかあったんか!?」
てっちゃんが恐い顔であたしを見た。…なんでそんな顔すんの?
「てっ…ちゃ…ちゃう…ねん…」
「ゆきどうしてん!?なにがあってん!?」
篤がオロオロしながらゆきちゃんにといかける。
「…さあやがっ…かわいそうで…」2005-09-23 05:08:00 -
80:
さあや
…カワイソウ…?
2005-09-23 05:09:00 -
81:
残ったのは……
韓国のりの塩だけ
2005-09-23 07:07:00 -
82:
ゆり ◆v4oSa17656
ウチこの話好きです?
確カに学校行カンカったら色んな噂たてられる?ウチもそうでした…?家貧乏やったカらキャバで働いて家に金入れてたりしたけど、何カさぁやチャンと親近感湧きました?これカらも見るので頑張って?さい??2005-09-23 07:27:00 -
83:
さあや
親近感湧かれても困る……アナタと一緒にしなぃでくれます??
2005-09-23 08:14:00 -
84:
名無しさん
86って本人?一気に読む気なくしたわ?
2005-09-23 12:02:00 -
85:
さあや
↑そーやったら何?
読んでくれんでィィし?2005-09-23 18:30:00 -
86:
さあや ◆RSLZjEJBr6
「とりあえずゆき落ち着け!」てっちゃんが心配そうにゆきちゃんの肩を抱く。
「ゆき大丈夫かぁ??」篤も心配そうになかなか泣き止まない雪ちゃんをなだめる。
なんでみんなゆきちゃんの方に行くの?
1番悲しいのは…あたしなのに…2005-09-23 20:05:00 -
87:
名無しさん
トリップつける方があやしぃゃん?
それも偽ゃろ2005-09-23 20:22:00 -
88:
さあや ◆RSLZjEJBr6
ゆきちゃんがやっと泣き止みぽつりぽつりと話し出した。
「なんか…コンビニの中に入ったら二人組の女のコがさあやの悪口ゆってて…さあやってまわりのコからそぉゆうふうに思われてんねんやぁって思ったらなんか悲しくなって…」
…ソオユウフウニオモワレテル…?2005-09-23 20:26:00 -
89:
さあや ◆RSLZjEJBr6
トリップつけないとまたこうゆうふうにさあやのふりをして書き込む人がでてくるかなって思ってつけたんですけどつけないほうがよかったですか?
2005-09-23 20:29:00 -
90:
さあや ◆RSLZjEJBr6
「さあや…お前なにいわれたん?」篤があたしの顔を覗き込んだ。
『ん?又パンコとか性病とか言ってたから残念ながらあたしは処女ですよぉって訂正してあげただけやでぇ』
あたしは今日1番の作り笑顔で答えた。
…〈やらせてもらえると思われてる〉って事はさすがにいえなかった。2005-09-23 21:01:00 -
91:
けぃこ
本物ゎ一体どっちなの??けぃこ頭混乱してゎかんなぃ??
2005-09-23 21:25:00 -
92:
さあや ◆RSLZjEJBr6
88と86以外のさあやは全部あたしです?トリップ無しの方もあたしです?さあやのフリをして書き込む方がいたので本物とわかりやすくするためにトリップを付けさせていただきました?ですからお話を書いているのは全部あたしです?
2005-09-23 21:37:00 -
93:
さあや
そしてゆきは泣きやんだと思えば亡き人になった……
スベテハアイツノタメニ…2005-09-23 21:39:00 -
94:
名無しさん
87です?疑ってごめんな?応援してるよ?頑張ってな?
2005-09-24 00:16:00 -
95:
さあや
97はあたしじゃないです?98サンありがとうございます?頑張って更新しますね?
2005-09-25 05:37:00 -
96:
さあや
「そっかぁ。ゆき心配すんな!さあやは強い奴やからそんな事で凹むような奴ちゃう!!なんせゴキブリのような心を持ってるからなぁ!!笑」
篤がゆきちゃんに向かって優しく微笑んだ。ゆきちゃんも篤の言葉に笑顔を見せた。雪ちゃんのその表情を見て安心したかのように微笑むてっちゃん。
あたしは…篤の言葉につっこむ余裕もなく…頭が真っ白になっていた。2005-09-25 05:44:00 -
97:
さあや ◆RSLZjEJBr6
ごめんなさいっ?上の二つトリップつけわすれてました?
2005-09-25 05:47:00 -
98:
さあや ◆RSLZjEJBr6
家にかえってからあたしは今日の事を思い出していた。
ヤラセテモラオウトオモッテル
みんなあたしの友達じゃないの?そぅ思ってるのはあたしだけなの?2005-09-25 05:53:00 -
99:
さあや ◆RSLZjEJBr6
それからその後感じた違和感。
なんでゆきちゃんがなくの?泣キタイノハアタシノホウナノニ。
なんでみんなゆきちゃんをなぐさめるの?なんででっちゃんはあんな恐い顔であたしを見たの?傷ツイタノハアタシナノニ。2005-09-25 05:59:00 -
100:
さあや ◆RSLZjEJBr6
〈カワイソウ〉
あたしはカワイソウなの?最近めちゃくちゃ楽しいと思ってたのに他人からみるとカワイソウなの?
〈サアヤハツヨイカラ〉
誰がそんな事いったの?みんなが思うほどあたしは強くないよ。2005-09-25 06:03:00 -
101:
さあや ◆RSLZjEJBr6
あたしは気がつくと声をわあわあ出しながら泣いていた。
周りには誰も居ない。一人で涙が枯れるまで泣き続けた。
こんなに泣いたのはあの嫌な先生にままの悪口言われた時以来だった。2005-09-25 06:07:00 -
102:
さあや ◆RSLZjEJBr6
目が覚めたら外は真っ暗だった。あたしは泣きつかれて眠ってたようだ。
『あっ…バイト…』
バイトの時間はとっくに過ぎていて店長から何回も着信が入っていた。あたしはかけ直さずに携帯を閉じもう一度布団に潜りこんだ。2005-10-04 01:37:00 -
103:
さあや ◆RSLZjEJBr6
暗くて…周りが見えないぐらい深く…吸い込まれそうな闇…。
…ゆきちゃん…?なんで笑ってるの…?どこいくの…?あたしも一緒につれてってよ?…なんで…?…なんであたしをおいてくの…?
一人にしないでよ…2005-10-04 01:44:00 -
104:
名無しさん
?
2005-10-04 02:30:00