-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
霞んだ瞳
-
1:
雛
愛したヒトは…
今、何をしていますか?
私の事忘れてしまいましたか?
私の2年前の恋愛を書きたいと思います。2005-09-30 18:55:00 -
2:
雛 ◆Lq.qp31jKg
『ねー雛ぁ!今日合コン行こうよ!』
「えー行かないよ。」
『いいから着いてきなって』
友達の唯に無理矢理合コンに連れて行かされた。
それが私の人生が変わる事なんて、その時はわからなかった。2005-09-30 18:59:00 -
3:
雛 ◆Lq.qp31jKg
渋谷の街を歩く。
「ねぇー唯。今日もどうせ最悪なメンツでしょ?帰ろうよぉー。」
私はノリ気では無かった。
『いゃ。今日は3組の花井さんの繋がりだから熱いよ。』
そぅ3組の花井さんというのは、芸能人の彼氏がいて美人な子だった。2005-09-30 19:03:00 -
4:
雛 ◆Lq.qp31jKg
今日もカラオケで合コン。
ありきたりじゃん…。なんて思いながら私は重い足を動かし歩く。
ガチャ
『花井ー。ごめんねぇ。遅くなってぇ。』
と唯が花井さんに謝る。
『いいよ。みんな今来たとこだし。』
とまわりを見ると…
帽子を深くかぶった奴にグラサンかけてたり。
怪しいじゃん。とか思い、席に着く。2005-09-30 19:08:00 -
5:
雛 ◆Lq.qp31jKg
『はじめましてぇ★』と唯が男たちにあいさつをする。
するとある一人の男が帽子を外した。
「あっ・・・。」と私は彼を見て咄嗟に口から出た。
すると彼は私に向かって
『俺の事知ってるんだぁ』なんてバカ丸出しのようなしゃべり方をした。2005-09-30 19:11:00 -
6:
雛 ◆Lq.qp31jKg
「はぃ。」と私は一言だけ彼に告げ、目をそらした。
そしてみんなサングラスなど外して行くとみんなブラウン管の中で見た事ある人間だった。2005-09-30 19:14:00 -
7:
雛 ◆Lq.qp31jKg
『あっ俺和也と言います。』『淳です。』『聖也です。』『龍希です。』『あっ香織(花井)の彼氏の裕也です。』
とみんな自分の名前を言っていった。だが最後の一人が名前を言わなかった。
『おぃっ!蓮。おまえちゃんとしなよ。』
その彼の名は蓮と言う。
私は、この人も無理矢理連れてこられたんだろなぁー。って思い、さすがみんな芸能人なだけあってオーラがすごかった。2005-09-30 19:20:00 -
8:
雛 ◆Lq.qp31jKg
そのあと私達の方側も自己紹介していた。私は、「雛です。」
それしか言わなかった。
みんなまわりは盛り上がっていた。唯なんかいつも以上に気合いが入ってた。私は別に興味なかったから、一人携帯をいじっていた。2005-09-30 19:22:00 -
9:
雛 ◆Lq.qp31jKg
すると視線を感じたので、顔を上にあげると、さっきの機嫌悪かった蓮と目が合った。私は場の空気を読んで、ニコッと笑っておいた。
2005-09-30 19:24:00 -
10:
雛 ◆Lq.qp31jKg
すると蓮は…
私の横に来て耳元で
「何無理矢理笑ってんの?バカじゃねーの。」
とボソッと言われた。
マジムカついた。何しにそんな事言われなきゃいけないの。2005-10-01 02:24:00 -
11:
雛 ◆Lq.qp31jKg
「唯。私帰るわ。」
と一言告げ、カバンを持って外へ出た。
唯が何か言っていたけど、聞こえなかった。
カラオケから出て、一人渋谷の街を歩く。いつもと見慣れた光景。ざわめく歩道。でもなぜか私は…一人でいる事に切なさを感じていた。2005-10-01 02:27:00 -
12:
雛 ◆Lq.qp31jKg
ぼぉーっと歩いていると誰かに腕を捕まれた。
「おぃっ!」
振り返ると…あのムカつく男がいた。
「離して!!」と私は腕を払う。すると蓮は…
「お前死ぬ気か?!」と怒鳴った。2005-10-01 05:30:00 -
13:
雛 ◆Lq.qp31jKg
前を向くと、信号が赤から青に変わったとこだった。
「あっ・・・。」
「死ぬつもりなら死んだら?」と私の腕を離した。
助けてくれたんだ。こんな男が…。2005-10-01 05:33:00 -
14:
雛 ◆Lq.qp31jKg
「有難う。」と頭を下げてさっさと歩いていこうとしたら、大声で「乗っていけよ!」と自分の車に目を向けた。
するとその時。
『あれ蓮じゃなぃ?』と言う声が聞こえて来た。2005-10-01 05:35:00 -
15:
雛 ◆Lq.qp31jKg
すると蓮は舌打ちをして、私を引っ張った。
「チッ…ヤラカシか。」
と意味のわからぬ言葉を言った。
勝手にひっぱられ訳のわからぬ言葉を言われなんか無償に腹が立つ。2005-10-01 05:38:00 -
16:
雛 ◆Lq.qp31jKg
「さっきから意味わかんない!勝手についてきて、助けてくれたと思ったらなんか意味わからない事ばっか言って!」
とうとう私は切れてしまった。すると…
「悪かった。」と言って私の頭に手を置き優しく撫でた。2005-10-01 05:40:00 -
17:
雛 ◆Lq.qp31jKg
「・・・。」彼の目を見て黙ってしまった。
「送るわ。」と言われ車を動かしはじめた。
車の中はエンジン音しか聞こえなかった。
「家どこ?」と聞かれ、
「●●」と答えただけ。
2005-10-01 05:45:00 -
18:
雛 ◆Lq.qp31jKg
「ここだから。」と言って車を止めてもらう。
「送ってくれて有難う。」と言いドアを開けた瞬間。
腕をまた捕まれ、キスをされた。
「おやすみ。携帯裕也に聞いとくわ。」と何事もなかったように普通に喋る蓮。2005-10-01 05:48:00 -
19:
雛 ◆Lq.qp31jKg
私は、びっくりして「うん。」しか言えなかった。
目が点になっていたけど、無意識にドアから外に出てまたドアを閉めた。
そして蓮の車が見えなくなるまで立ち尽くしていた。2005-10-01 05:50:00 -
20:
雛 ◆Lq.qp31jKg
次の日
寝れなくて目の下に隈があったため朝から化粧して髪巻いて学校に必要な物が入っていない鞄を持って出て行く。私は親がいなかった。小学校の時事故で亡くなった。2005-10-02 15:13:00 -
21:
雛 ◆Lq.qp31jKg
子供の頃から淋しかった。でも淋しいなんて言ったって仕方ないと思い、自分の気持ちなんて言うもんじゃないと思って生きてきた
ぼぉーっとしていると、誰かに肩をたたかれた。2005-10-02 15:22:00 -
22:
雛 ◆Lq.qp31jKg
『おっはよ★』
唯が元気に声を掛けてきた。
「あっおはよ…。」
『ねぇ昨日あの後どうなったの?笑』
ニヤニヤしながら聞いてくる唯。かわいい奴と思いながら
「何もないよ。」
と誤魔化した。2005-10-02 15:25:00