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【私の愛する人達へ】
-
1:
【りん】
一度きりの人生。
私はやっと心から大切な物を見つけれた…でも
離れてしまう時が来た今、思い出しながら書いてみます☆2005-09-09 01:03:00 -
2:
【りん】
私と『らん』が出会ったのは何年前だろう。
ミルク色サラサラした前髪を横にながし、肌は透き通る様に白い。
見るからにお嬢様風の『らん』2005-09-09 01:14:00 -
3:
【りん】
私はとゆうと何を思ったか、根元からクルックルにパーマをあてたビッグな頭。
どこから見てもアウトロー…。2005-09-09 01:18:00 -
4:
【りん】
その頃の私はお嬢様が大嫌いだった。
笑顔のある家庭に憧れていた私は、その代表をお嬢様としてた為にお嬢様が大嫌いだった。2005-09-09 01:26:00 -
5:
【りん】
職場が一緒じゃなかったら出会う事もなかっただろうね。
それから少しの間職場でも私達は話す機会もなく、何の絡みもないまま過ごした。今考えるとありえない空間。
2005-09-09 01:32:00 -
6:
【りん】
そんなある日、今となると大切な日。
休憩の時間。
『ふぅ…疲れた…早く終わりになれへんかなぁ…』
そんな事を思いながら煙草を吸いながら小さな部屋に座っていると2005-09-09 01:36:00 -
7:
【りん】
ガチャ。
『おつかれさまで〜す』
入って来たのはランだ…。こんな狭い小さな部屋の中…一度も話した事もない一番苦手な人種と二人きり…
『嫌だなぁ…せっかくの休憩が…』
私はどこに目をやればいいのかわからず、とりあえず目をふせていた。2005-09-09 01:42:00 -
8:
【りん】
『ね〜ね〜ドコに住んでるん??』
ありえない事にランが話しかけてきた。
…空気読めよ…と思いつつ答えてしまう気の小さい私。(笑)
『ふ〜んそうなんやぁ〜一人暮らし??寂しくない??』
しかしよく喋る…。
『な、一人でテレビ見てて笑う時てムナシクない??ランなんか毎回…』
【ふっ!!!!って鼻で笑うよな♪】
2005-09-09 01:49:00 -
9:
【りん】
[略]
『な、一人でテレビ見て笑う時て、ムナシクない??ランなんか毎回…』
【ふっ!!って鼻で笑うょな♪】2005-09-09 01:53:00 -
10:
【りん】
二人の声が完璧にカブル…
なんか同じ???
【こう見えても結構地味ゃねん(笑)】
二人で顔を見会わせて大笑いした。
私も究極に単純な奴で【もしやィィ奴かも♪】
さっきまでの拒否はどこへやらケラケラと笑っていた2005-09-09 01:57:00 -
11:
名無しさん
さっきまでの拒否はどこへやらケラケラと笑っていた。
そんなある意味運命的な面白い出会いを迎えた私達は、当然の如く『パーっ』とひと花咲かせる為に遊ぶようになった。2005-09-09 02:03:00 -
12:
【りん】
そんななか私に事件が起きた。
当時私は、同棲していた彼氏と別々に暮らし少し距離を置いていた。
時間があえば、ランとランの彼氏、そして私の彼氏との4人で遊ぶ事が増えていた。
2005-09-09 02:13:00 -
13:
【りん】
私は彼氏が大好きだった。
2年近く一緒に暮らしていて家族に近かった存在。
甘えん坊で手は出すし典型的なダメ男だったけど、それでも大好きな彼氏だった。
2005-09-09 02:16:00 -
14:
【りん】
だけど…。最後の言葉を言ってしまったのは私。
同棲していた時は、手にとるように感じれていたのに。
離れて暮らすようになってから、お互いの気持ちが見えなくなってしまっていた2005-09-09 02:22:00 -
15:
【りん】
『なんでリンは俺の事わかってくれへんねん!!』
【そんな前みたいにわかるわけないやんか!!】
そんな小さな喧嘩が増え…とうとう【もうええわ…】
私は車の窓からお揃いのネックと指輪を投げ捨てた…。2005-09-09 02:27:00 -
16:
【りん】
すいません…[略]です
私は車の窓からお揃いのネックと指輪を投げ捨てた…。
…二人の沈黙が続く…
『リンお前今何したかわかってるやんな…』2005-09-09 02:30:00 -
17:
【りん】
さっきの声とは明らかに違う低い声…。
(完璧怒ってる…)
【わかってるわ!!もうええやん!!】
(いつもならここでゴメンってゆうよな…)
少し期待した私が馬鹿…
2005-09-09 02:34:00 -
18:
【りん】
少し期待した私が馬鹿…
『ほんまにもうええねんな…もう呆れたわ…』
そう言って彼氏は車を降りて行った…。2005-09-09 02:36:00 -
19:
【りん】
信じられなかった。あの人がいなくなる…。
すぐにランに泣きながら電話をした。
『ょしわかった。一緒に指輪探そな!!んで謝りや!!』
そう言ってランは真っ暗な中周辺を探し回ってくれた2005-09-09 02:40:00 -
20:
【りん】
でも…結局小さな指輪は見付からず…泣きながら家に帰った。
もちろん…彼氏には許してもらえるはずもなく。
私のとんでもない行動の末終わってしまった。2005-09-09 02:43:00 -
21:
【りん】
それからというもの、私は毎日毎日その日の出来事を思いだし、後悔の毎日だった。
仕事も行かなくなり、ご飯も喉を通らず毎日泣き続けていた…。
2005-09-09 02:45:00 -
22:
【りん】
【離れてしまったら、もっと気持ちがわかんないよ…まだあの時が幸せだったって今思うよ…】
【…なんで気付かんかってんやろ】
2005-09-09 02:47:00 -
23:
【りん】
なんでもっと早くに気付かんかったんやろぉ…
そう言って泣く私を心配してランは毎日家に来てくれた。2005-09-09 02:49:00 -
24:
【りん】
何ヶ月も引きずった私の為に何ヶ月も毎日来てくれた…
『りん!!しっかりしてや!!ちゃんとご飯食べや!!死んでまうやん!!』
2005-09-09 02:53:00 -
25:
【りん】
そう言って痩せ細ってしまった私の体を、ギュっと毎日抱き締めてくれていた。
そして
ランも大泣きした2005-09-09 02:56:00 -
26:
【りん】
ランの根気ある応援の力も支えになり、私はやっと立ち直る事が出来た。
少し未練は残るものの、次の恋愛へと進む勇気が出た。
ランと迎える初めての夏。2005-09-09 03:00:00 -
27:
【りん】
『リン行くで〜♪楽しい所♪″』
そう行ってランが彼氏連れて迎えに来た。
【気分転換にでも連れてって♪】
さっそくラン達の車に乗り込んだ。2005-09-09 03:04:00 -
28:
【りん】
連れて行かれたのは、ランの彼氏の仲間達の所。
個性豊かな車に、個性豊かな仲間達。
久々の外出でテンションは上がった。2005-09-09 03:07:00 -
29:
【りん】
『な〜この中にいいなって思う人いる??』
…出た。ランお得意の小悪魔な笑顔。
【ん〜…どれかって言われたら、一番左の人。ケンジ君?かな?】2005-09-09 03:11:00 -
30:
【りん】
とりあえず私は、一番安全パイ風の男の子の名前をあげた。
『ふ〜ん。あの子はいい奴やで〜』ニヤ…
意味深な笑みを残し、その会話は終わった2005-09-09 03:14:00 -
31:
【りん】
その日から、ランの彼氏達と会う日が増えて行った。
そんなある夜、私達は車数台で、とある港へとドライブしていた。
港へ着くと、それぞれワィワィ騒いでいた。2005-09-09 03:19:00 -
32:
【りん】
するとケンジ君が話しかけてきた。
『暑いなぁ〜暑くない??リンちゃん』
【暑いなぁ…てか眠い】
『眠い??俺の車で寝る??』【いい…やめとく】2005-09-09 03:22:00 -
33:
【りん】
『冷たいなぁ…りんちゃん。てかさぁ…俺彼女欲しいねんやん…』
…(なんだ??いきなり…)
【ふ〜ん。作ったらいいやん…】
『いや…できひんねんなぁ』
2005-09-09 03:24:00 -
34:
【りん】
返す言葉がない…。
【いや、作ったらええやん】
『だから彼女欲しいねんやん』
話しの流れが明らかオカシイ…。2005-09-09 03:26:00 -
35:
【りん】
少しシツコクなって来た所で、私はそそくさとその場から移動した。
だいたい言いたい事はわかっていた。(笑)
でも、モジモジ君は疲れます。2005-09-09 03:29:00 -
36:
【りん】
しばらくして、ランの彼氏が私の所に来た。
『な、ケンジの事どう思う??』
【え〜??モジモジしてて嫌…】
ランの彼氏が笑う。
『そうやんな〜(笑)わかったわかった!!ゴメンな♪』2005-09-09 03:32:00 -
37:
【りん】
そしてまた、向こうの方へ消えて行った。
しばらくして今度はまた、ケンジ君が現れた。
『俺と付き合って!!』
…単純過ぎる。2005-09-09 03:35:00 -
38:
【りん】
明らかランの彼氏に聞いたょな…。
その単純さに引かれ、ま、付き合ってもいいかな??ってオッケーを出した。
大きな失恋の後の初めての彼氏誕生だった。2005-09-09 03:37:00 -
39:
【りん】
すると後ろからコッソリ、ランがニヤニヤしながら現れた。
『よかったねケンジ♪』
きっとランの計画通りだったんだろうね(^。^;)。2005-09-09 03:40:00 -
40:
【りん】
気付けばもう朝。立派に朝日がのぼっていた。
『ょし!!このままどっか行こうゃ♪カップル誕生ゃし♪』
ランが叫ぶ。
ラン達の方に後2組カップルがいる。2005-09-09 03:45:00 -
41:
【りん】
『ょし!!ダブル?…ぢゃないトリプル?…ぢゃない…わからんけど4組で行こう!!』
ランちゃん…無理して難しい事言わなくてもいいんです(涙) 誰もわかりませんから。涙2005-09-09 03:49:00 -
42:
【りん】
そんなオチャメなランの思い付きで4組で遊ぶ事になった。
ただ眠気の為に一度それぞれ家に戻る事にした。
もちろん帰りはケンジ君の車に私は乗る事に…。2005-09-09 03:53:00 -
43:
【りん】
正直あまり乗りたくはなかった。
だって…ケンジ君は仲間内で一番評判の悪い運転。
そう…下手なんです。
でもそんな理由は通用しませんでした。
2005-09-09 03:56:00 -
44:
【りん】
しぶしぶ乗り込む私の姿を、とある助手席から眺めて笑い転げる小悪魔が一匹。
もちろんランしかいません。あ〜あッ!!ほんまに性格悪い!!ま、そんな所が好きなんですが…2005-09-09 04:01:00 -
45:
【りん】
帰り道の間ケンジ君と私は、軽く世間話を始めた。
好きな物、好きな音楽、好きな事…そして将来の事。
【俺ォトンおらんねん。だからォカンが一人で育ててくれてん。ま〜いずれはォカンの会社を継ぐねん】
…ほうほう!!次期社長かぃ♪2005-09-09 04:06:00 -
46:
【りん】
正直ォィシィ☆自然と言葉が優しくなる私。
正直者で嘘がつけません。
そう思ったのもつかの間…
【だから俺結婚願望強いねん。好きな人出来たら直ぐにでも結婚したいねん!!】2005-09-09 04:10:00 -
47:
【りん】
…。
もちろん私の頭は真っ白です。
ハズレ馬券の文字が頭をよぎります。
その時の私はまだ20歳。結婚願望なんぞありません。2005-09-09 04:13:00 -
48:
【りん】
でも、力説してるケンジ君に否定の言葉も思い浮かず…そうなんや…と返すのが精一杯。
すると調子に乗ったケンジ君は…
『今日から家に泊まりにこん??』2005-09-09 04:17:00 -
49:
【りん】
デキちゃった結婚でも計画してるんですか???…
とことんまでの私のドン引きをよそに、一人で盛り上がるケンジ君。
もう勝手に∪ターンを実行しそうな勢い…2005-09-09 04:22:00 -
50:
【りん】
【あんな…ケンジ君!!今日はええわ!!眠いし、家帰って服も変えたいし、な、今度な!!苦笑】
『…』シュン…落ち込んでる
【ゴメンな…】2005-09-09 04:25:00 -
51:
りん
その後無事に家にたどり着く事ができ、軽くお決まりのバィバィをして、慌ててランに車の中での恐怖を伝えた。
『りん、あんた大変やけど、オモロイやんかぁ私が』
ケラケラ笑い続けるラン。
『悪気ないねんアイツ』
ケラケラ…。
2005-09-17 13:40:00 -
52:
【りん】
確かに悪気はないだろうが、私には悪影響なのは間違いないだろう。
選び間違いだったかな…
そんな不安を抱え眠りについた。
そして翌日の夕方を迎えた2005-09-17 13:44:00 -
53:
【りん】
『ぉはょ♪りん、よく眠れたぁ??』
いぢわるな顔をしてランが近付く。
【眠れる訳ないよ〜ケンジ君の事考えてたもん】
『ま〜今日ゎ初デートやん☆頑張ってな♪』2005-09-20 17:51:00 -
54:
【りん】
そう言って、「ポン」と肩を叩いてランゎ彼氏の元へと走って行った。
私達ゎゲームセンターへ行き、それぞれのカップルがゲームを楽しむ。2005-09-20 17:55:00 -
55:
【りん】
そして私の隣でケンジ君が話しかけてきた。
「みんな仲良ぃカップルばっかやなぁ、手とか繋いでうらやましいゎぁ―」
そう言ったケンジ君の左手が私の右手にスゥーっと触れた。2005-09-20 18:00:00 -
56:
【りん】
その瞬間、私ゎパッと手を隠してしまった。
…ケンジ君ゎ驚きを隠せないようで黙りこんでいた。
しまった…。私ゎ慌てて話しを変えて、みんなでプリクラでも撮る事を提案してみた。2005-09-20 18:06:00 -
57:
【りん】
ケンジ君は何か言いたそうな顔をしたが、私は気付かないふりをしてパタパタとみんなのもとへ走って行った。その後ろでケンジ君がランの彼氏に愚痴ってるのも知らずに。
2005-09-22 22:06:00 -
58:
【りん】
その愚痴とゆうのはもちろん、私が手をつながない事。プリクラをとっている間も、歩いてる間もタバコを吸っている間も手が横でタイミングをうかがっている。
2005-09-22 22:09:00 -
59:
【りん】
そんな彼を見ていて私は引く一方。
もちろん…その翌日私はケンジ君に別れを告げた。次の恋愛に進めないんぢゃなく進める相手ではないようだった。
2005-09-22 22:12:00 -
60:
【りん】
当然この終わりを直ぐにランに伝えた。
『あのプリクラはレアもんになったなぁ(笑)』
そう言ってランは大きな声で笑った。ここで誤解のないように言っておきますがランはとても良い子です。
2005-09-22 22:16:00 -
61:
【りん】
ケンジ君とは別れても、私達の友情は続き車関係のグループ内で遊びまくる。たった一日だけの彼氏彼女。みんなは忘れたかの様にその事は口には出さなかった。ケンジ君と付き合って私が得たものは、元彼を忘れる事が出来た事だった。ケンジ君には感謝するべきなのかもしれない
2005-09-23 21:25:00