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見えない住民…
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1:
嵐舞
あたしは、とある田舎から都会へと引っ越しをしてきた、どこにでもいるような普通の女だ。けれど、そんなあたしにも、人と違う所がある…それは…
『霊感』2005-07-28 02:00:00 -
2:
ぅみ
おもろそぅ?期待あげ??
2005-07-28 02:02:00 -
3:
嵐舞
あたし達が生活をしていく上で、『あれ』は、常に存在している。駅のホームや、信号待ち、カップルが集まる公園、デパート、etc…見える人には見え、感じる。あたしが、この体質に気付いたのは、幼稚園の頃だった。
2005-07-28 02:06:00 -
4:
嵐舞
あたし嵐舞(らんま)当時4才。内気で決まった子としか遊べない激しい人見知りをする子供だった。その日もいつものように、母の迎えを待っていた。砂場で山を作り1人ぼっちの淋しさを紛らわす。
2005-07-28 02:10:00 -
5:
嵐舞
ふと視線を感じ、草むらに目をやると、薄い水色のワンピースに、真っ赤な靴を履いた同い年くらいの女の子がこっちを見ていた。あたしは自分から話し掛けるのが苦手…気にはしつつも声はかけなかった…と言うよりは、かけれなかった…
2005-07-28 02:14:00 -
6:
嵐舞
すると『その子』は、冷たい風と共にあたしの前にしゃがみこんだ。そのまま顔を覗き込むと『せっちゃんと遊んでくれる??』と切なそうな表情で話し掛けてきた。あたしが首を『コクリ』と縦に振ると、満面の笑みを浮かべていた。
2005-07-28 02:25:00 -
7:
嵐舞
うみさん、早速レスありがとうございます(^-^)
2005-07-28 02:28:00 -
8:
嵐舞
『その子』の名前は、『せつ』というらしい。何を話すにも頭に『せっちゃん』と付ける。顔は色白で日本人形のような子だった。でも『せっちゃん』は、1度も砂やオモチャには触れず、あたしが作るお山を楽しそうに眺めるだけだった。
2005-07-28 02:36:00 -
9:
嵐舞
あたしが『遊ばないの??』と問い掛けても『お手てが汚れちゃうから…』と言って触ろうとはしなかった…そうこうしているうちに先生の声が聞こえる『らんちゃーん、お母さんがお迎えに来ましたよー』あたしは『はーい』と振り返り返事をして、『せっちゃん』にバイバイをしようとしたが、もうそこには『せっちゃん』の姿は無かった…
2005-07-28 02:46:00 -
10:
嵐舞
あたしは先生に問い掛けられた『らんちゃん、さっき誰とお話ししてたの??』あたしは『せっちゃんだよ』と答え、何組のお友達なのか聞いた。すると先生は『せっちゃん??そんな子は居なかったと思うけど…転校生なのかしら…』そぉ言われあたしは明日も会える事を祈って家に帰った。
2005-07-28 14:38:00 -
11:
嵐舞
家に着き、今日あった事を母や父に話した。2人供とても嬉しそうに『らんちゃんに、お友達がまた増えたのねぇ。お母さん達も嬉しいわ』と、あたしを抱き締めた。普段無口な父もその日だけは、興味津々に会話に入ってきた。
2005-07-28 14:44:00 -
12:
嵐舞
あたしは、その日たくさん話し疲れてぐっすり眠った…よほど嬉しかったのか、夢にも『せっちゃん』が出てきた。何をするでもなく、2人で走り回っていた。目が覚めると、早く幼稚園に行きたくて母にせがんだ。母も『はいはいはいはい』と笑いながら自転車の後ろに乗せてくれた。
2005-07-28 14:50:00 -
13:
嵐舞
幼稚園に着いて数時間、おゆうぎなど歌は頭に入らなかった。帰りの時間になり急いで砂場へ向かった。そこには『せっちゃん』が笑顔で手招きしていた。あたし達は、また疲れるまで遊んだ。そして先生の声が聞こえる。
2005-07-28 14:55:00 -
14:
嵐舞
数日間ずっとこの繰り返しだったある日、先生と母が話してるのを聞いた。『らんちゃんなんですけど…』「うちの子が何か!?」『いえ、せっちゃんの話はお聞きになりましたか??』「はい。それはもちろん。人見知りのあの子が仲良くなれたお友達ですもの」『そのせっちゃんなんですが…』
2005-07-28 15:01:00 -
15:
嵐舞
『実は、先月交通事故で亡くなった子なんです…』「え!?じゃあ、あの子は一体誰とお話ししていると言うのですか!?」あたしは教室のドアを開け叫んだ。『せっちゃんは居るもん!!あたしのお友達だもん!死んでなんかないもん!!』そぉ言い放って走り去った…母や先生の声も無視して…
2005-07-28 15:06:00 -
16:
嵐舞
その日あたしは、嫌な事があるとよく行く神社に来た。泣きながら石を並べ遊んでると、赤い靴が見えた『せっちゃん』だ!あたしの頭を撫でてくれた。けれどあたしの頭には感覚がなかった…
2005-07-28 18:31:00 -
17:
嵐舞
あたしは不思議に思い顔をあげた。すると『せっちゃん』は優しくほほ笑みこう言った。『先生が話していたのは本当なんだよ。あたしもお友達が欲しかった…けれど、誰も気付いてくれなかった…そんな時にらんちゃんが気付いてくれたの。楽しかったし嬉しかったよ。今度は夢の中で遊ぼうね』
2005-07-28 18:41:00 -
18:
(;¬_¬)
続き読みたいです★
2005-07-28 18:45:00 -
19:
嵐舞
18さん、ありがとうございます(^-^)
2005-07-28 18:48:00 -
20:
嵐舞
当時4才のあたしには、とても理解できなかった…そのまま空を見上げ立ち尽くしていると、母がやってきた。『らんちゃん、探したんだよ…もう心配させないでね…』と涙を浮かべ言った…母は『せっちゃん』の事について聞こうとはしなかった…
2005-07-28 18:51:00 -
21:
嵐舞
その日は泣きながら眠った…淋しさや悲しさに耐えれなかった…夢の中で『せっちゃん』は、泣きじゃくるあたしを優しく抱き締めてくれた…せっちゃんは言う『あなたの力によって助かる人がたくさんいるんだよ。だから泣かないで前を見て』と…
2005-07-29 03:05:00 -
22:
(;¬_¬)
はぢまった??ペースもぉちょぃ早くしてほしいかも??
2005-07-29 03:12:00 -
23:
ぅみ
やぱおもろかた????待ってまぁす??
2005-07-29 03:30:00 -
24:
嵐舞
目を覚ますと、母が涙を拭ってくれていた。『せっちゃん』は、それ以来夢にも出なくなった。『せっちゃん』の言葉を幼いながらも忘れないように頭にたたき込んだ…
2005-07-29 03:39:00 -
25:
嵐舞
23番さん、ぅみさん、感想ありがとうございます(o^o^o)昼と夜と働いているもので遅くなります…申し訳ありません…
2005-07-29 03:42:00 -
26:
嵐舞
そして小学生になった。3年生頃になると町を歩いている『あれ』も普通に見えるようになった。当然この教室にも居る。野球帽を深くかぶり、汚れたTシャツと短パンを履いた男の子が…
2005-07-29 03:49:00 -
27:
嵐舞
『その子』は、いつも決まった所に座っている。それは教室の後ろにある、ランドセルを入れる棚だった。ずっと黒板を見ながら、どこか悲しそうな表情をしている。あたしは『せっちゃん』の言葉を思い出した。 『助けてあげてね』
2005-07-29 03:53:00 -
28:
嵐舞
放課後、みんなが帰ったのを確認して『その子』に話し掛けた。『どうしたの??何が悲しいの??』すると『その子』は言う『僕の、大事にしてたパパの形見のボールが無いんだ』あたしは事情を聞いた。
2005-07-29 04:02:00 -
29:
嵐舞
『僕は、ココでいつもボールを投げて遊んでたんだ。そしたら担任の川崎先生に叱られて取り上げられたんだ…』あたしは『必ず返してもらうからね』と約束をした。
2005-07-29 04:17:00 -
30:
名無しさん
2005-07-29 10:39:00 -
31:
名無しさん
ガンバってゃ??
2005-07-29 11:24:00 -
32:
嵐舞
32番さん、嬉しいです☆彡頑張りますね(^-^)
2005-07-29 17:52:00 -
33:
嵐舞
その日は、遅いので取り敢えず帰る事にした。夜になり眠りにつくと、姿は見えないものの、聞き覚えのある声がした…『今日出会った男の子名前は、ゆういち君って言うの。ボールなら、職員室にある川崎先生の机の1番下の引き出しの中だよ。給食の少し前の時間になると職員室には誰も居なくなるわ』
2005-07-29 17:59:00 -
34:
嵐舞
その声が聞こえ、目を覚ますともう朝になっていた。あたしは、『ゆういち君』との約束を果たす為に、4時間目の授業が終わると、急いで職員室に向かった。誰も居ない事を確認し、川崎先生の机の1番下の引き出しを開けた。
2005-07-29 18:11:00 -
35:
嵐舞
引き出しの中は、取り上げたであろうオモチャや子供用化粧品でいっぱいだった。その1番下の方にドロドロに汚れている『ゆういち君のボール』を見つけた。あたしは隠しながら教室に戻り、放課後までは普通に過ごした。
2005-07-29 18:15:00 -
36:
嵐舞
またみんなが帰った後に『ゆういち君』に話し掛けた『ほら、ボール見つかったよ』するとゆういち君は泣きながら『ありがとう、本当にありがとう』と言いあたしの手を握ったするとそこには、亡くなったゆういち君のパパが立っていた。
2005-07-29 18:17:00 -
37:
嵐舞
『嵐舞ちゃんのおかげで、やっとゆういちと2人で天国へ行けます。こんなに嬉しい事は無いよ。本当にありがとうね』そぉ言い残すとまた優しい光と風が2人を包み手を振りながらお空へ昇って行った…
2005-07-29 18:20:00 -
38:
嵐舞
あたしは5年生になった。いつもの帰り道『それ』は居た。角にある空き地でずっと通行人を見つめている。もちろんあたしとは目が合う…目が合うと口を小さく動かし何か言いたげだが聞こえない…
2005-07-30 03:12:00 -
39:
嵐舞
そんな事が何日か続いたある日、また、あの空き地の前を通った。けれどその日『それ』は居なかった…あたしは少し気になったものの、そんなに深く考えずに歩きだした。そして角を曲がろうとしたその時、背中に寒気がした。すごく気持ちの悪い冷たい風が、あたしの髪を撫でると、何かに腕を捕まれた!!
2005-07-31 16:26:00 -
40:
嵐舞
耳元で、かすれた女の人の声がした
『あなた、私が見えるの?』
そう言うと『その女』は、あたしを空き地まで引き戻した。しばらくして『その女』が口を開く2005-07-31 16:31:00 -
41:
嵐舞
『私の靴がないの…誰かが隠したの。絶対に許さない…絶対に許さない。絶対に許さない!!』そう叫ぶと空き地の中には、物凄い冷気が立ちこめ、真ん中の方で竜巻が起きていた。あたしは、今までとは違う『何か』を感じ、その日は泣きながら走って帰った。
2005-07-31 16:38:00 -
42:
嵐舞
家に着くと母は驚いていた。『どうしたの!?何かあったの!?』母は、そう言うと強く抱き締めた。あたしは事情を説明できず、適当な事を言って部屋に向かった。あたしは恐怖に震えながら、布団をかぶった…すると、また聞き覚えのある声がした。
2005-07-31 16:44:00 -
43:
嵐舞
『あの女の人は危険だわ!今のらんちゃんには、抱えきれない程の《怨念》を持っているの。もし今度接触した時は、らんちゃんの身体ごと奪われる事になるわよ。だからもう空き地には近づかないで!!』そう言い残し声は消えた…
2005-07-31 16:55:00 -
44:
(´ー`)
まだかなぁぁぁ?
2005-07-31 18:36:00 -
45:
嵐舞
45番さん、レスありがとうございます(;_;)読んでくれてるんですね(T_T)また感想などお願いします☆
2005-07-31 23:35:00 -
46:
嵐舞
その言葉を聞いてから、あたしは帰り道を変えた。それでも、気になって仕方無かった…理由は、どこに居ても、何をしてても誰かが『居る』ような気配と『視線』を感じていたから…
2005-07-31 23:42:00 -
47:
ひろ
めっちゃおもろいです!これ実話ですか?
2005-07-31 23:50:00 -
48:
嵐舞
ひろさん、感想ありがとうございます(^-^)実話かどうかは、ご想像にお任せします☆
2005-08-01 01:49:00 -
49:
嵐舞
あたしは学校にいても落ち着かなかった。窓から校庭を眺めていると、校門の所に『あの女』が立っている。驚いてもう1度見ると、すでに姿は消えていた。トイレに行った時、あたしがドアを閉めると、必ず隣のドアが閉まる音が続けて聞こえる。
2005-08-01 01:55:00 -
50:
嵐舞
手を荒い鏡を見ると『あの女』が右肩の後ろに立っていた!!また寒気がして振り替えっても、そこに姿は無かった…あまりの恐怖にあたしは笑う事すらできなくなっていった。いつでも近くにいる。これが証拠…帰り道にあるショーウィンドウに写る『あの女』
2005-08-01 02:07:00 -
51:
嵐舞
あたしは、今の状況に計り知れない恐怖を覚えた。家に居てもそれは同じだ。シャワーを浴びて頭を流そうとした時の人の気配…お湯を止めようと手をかけると、誰かの手に触れたような感触…もう心身供に疲れきっていた…
2005-08-01 15:23:00 -
52:
?キラ?
めちゃおもろいです?実話ですか?
2005-08-01 22:58:00 -
54:
嵐舞
その日の夜、部屋に戻ると、あの頃からなんら変わり無い『せっちゃん』がベットの上に、小さく腰を掛けていた。あたしは驚く反面嬉しかった。『せっちゃん…あの声もせっちゃんだったんだよね??あたし、せっちゃんのアドバイスがなかったら、取り返しのつかない事になってたかもしれない…本当にありがとう…』
2005-08-02 20:18:00 -
55:
嵐舞
『らんちゃん、これから言う事を、1つも間違えないで実行してね!』
『え??う、うん!』
『まず最初に、今の状況を説明するね。あなたは、あの女に出会って、それを気付かれてしまった為に、取りつかれる1歩手前まできてるの。それは、あなたも気付いているはずよね?』2005-08-02 20:23:00 -
56:
嵐舞
『うん…』
『あの女の《怨念》は、益々強くなっていってるの。そこで実行してほしい事が3つあるわ。心して聞いてね。まず最初に、この家にある全ての窓と出入口に盛り塩を置くの。1ヶ所でも忘れれば、あの女が仲間を連れてやってくるわ。』2005-08-02 20:29:00 -
57:
嵐舞
『そして2つ目、毎日お風呂に入る時は、粗塩を溶かした水で体を流しなさい。今のあなたを清める効果があるわ。その疲れきった体じゃ、取りつかれるのも時間の問題よ。』
2005-08-02 20:33:00 -
58:
嵐舞
『そして最後に、あの空き地の左奥にある所を、明け方の4時を回った頃に掘ってみて!あの女が探していた、【上履き】が見つかるはずよ。この時間は必ず守るのよ!!少しでも早かったり遅かったりすれば全てが終わるわ。あなたも、あなたの身内も、あなたに関わりのある人間もみんなね』
2005-08-02 20:37:00 -
59:
名無しさん
おもしろい?早く更新してほしぃ?
2005-08-02 21:51:00 -
60:
名無しさん
ぉもしろい??引き込まれるゎぁ??
2005-08-03 15:57:00 -
61:
嵐舞
60番さん、61番さん、ありがとうございます(^-^)とても支えになります☆また感想などあればヨロシクお願いします(o^o^o)
2005-08-03 23:44:00 -
62:
嵐舞
あたしは当時5年生。事の重大さにやっと気付いた。まさかこんなに危ないなんて考えてもなかった…『せっちゃん』は話し終えると、立ち上がりこっちを真っすぐ見つめ言った。
2005-08-03 23:57:00 -
63:
嵐舞
『らんちゃんなら大丈夫!!気をしっかり持って。らんちゃんの弱さを見抜かれたらおしまいだから…』
『わかった!!せっちゃん、本当にありがとう…』
あたしは、次の日の朝順番に実行していった。2005-08-04 00:21:00 -
64:
ひろ
いつも更新まだかな〜って見にきてます!応援してま〜す!更新楽しみ〜!
2005-08-04 07:53:00 -
66:
名無しさん
小説らしくていいやん?この話に関西弁あわへんし?いちいちケチつけなや。性格悪いなぁ?
2005-08-05 14:14:00 -
67:
嵐舞
ひろさん、いつもありがとうございます(^-^)また暇なときは覗きに来てください☆彡
67番さんもありがとうございます★2005-08-05 14:32:00 -
68:
名無しさん
おもしろぃ??
2005-08-05 14:34:00 -
69:
嵐舞
朝起きると、まず台所に向かった。塩を持ち出し、この家の窓と玄関全てに盛り塩を置いた。何度も何度も指をさして確認し、置き忘れが無いか確かめた。
2005-08-05 14:40:00 -
70:
名無しさん
お風呂に入る時も、母に頼んで粗塩をもらい水に溶かして体を流した。そして声が聞こえる『その調子だよ!頑張って!』と…数日間続けると、ついにその日が来た。
2005-08-05 14:44:00 -
71:
嵐舞
69番さん、感想どうもありがとうございます(;_;)今日は忙しいので、また時間があいたら来ます★またレスしてくださいね☆彡
2005-08-05 14:46:00 -
72:
ひろ
71も嵐舞さん?がんばって下さい!
2005-08-05 20:58:00 -
73:
名無しさん
あげます?
2005-08-06 15:54:00 -
74:
嵐舞
ひろさん、名前書くの忘れてますがあたしです(^o^;いつもありがとうございます★
74番さん、あげ感謝です(o^o^o)2005-08-06 20:19:00 -
75:
嵐舞
学校が終わり部屋へ向かうと、『せっちゃん』が立っていた。『おかえり。そろそろ実行しても大丈夫そうだね。オーラの色が変わってきたみたい。』 『オーラ??』 『そう。オーラ。せっちゃん、みんなの体調や気分によって発生されるオーラが見えるんだ。』『そうなの!?すごいね!』
2005-08-06 20:25:00 -
76:
嵐舞
『らんちゃん、今から充分睡眠をとって。その時がきたわ。』 『じゃあ、今日あの空き地へ行くんだね?』 『そうだよ。また起こしにくるからね。おやすみ』
2005-08-06 20:29:00 -
77:
嵐舞
途中で目を覚まし、夜ゴハンを食べるとまたすぐに寝た。そして『せっちゃん』が起こしてくれた。『さぁこれを持って行って!』そう言うと『スコップと青い透明の石』をくれた
2005-08-06 20:36:00 -
78:
名無しさん
おもしろすぎる??早く読みたぁい???頑張って下さい??
2005-08-07 07:14:00 -
79:
嵐舞
79番さん、ありがとうございます(T_T)すごく嬉しいです!これからもお願いします★
2005-08-08 07:36:00 -
80:
嵐舞
『この石は??』 『それは、お守りって考えてくれればいいかな。』 『お守りかぁ。分かった!』あたしはスコップと青い透明の石を握り締めると、家を後にした…空き地に近づくにつれて、どんどん心搏数があがるのが分かった。
2005-08-08 07:49:00 -
81:
嵐舞
1歩1歩進むごとに早くなる鼓動…それに気付いた『せっちゃん』は、あたしの前に立つと、両手を広げ右手を上に、左手を下にし、その場の空気を回すような動きをした。その瞬間、渦になった空気があたしの胸を通り抜けた!
2005-08-08 08:05:00 -
82:
嵐舞
あたしは、その光景に驚いたが、自分の不安や恐怖が取りのぞかれていく事に気付いた。『らんちゃんが、あまりにも緊張してるのを見てられなくって』と、ほほ笑みながら言った。あたしは、照れながら『ありがとう』と笑い返した。落ち着いた所で、また歩きだした。さっきのような不安や恐怖は一切感じなかった。
2005-08-08 08:11:00 -
83:
さとみ
しぉり? 続きが早く見たァい?
2005-08-08 12:35:00 -
84:
名無しさん
?
2005-08-08 23:29:00 -
85:
名無しさん
あげ??
2005-08-09 12:28:00 -
86:
74番
更新してくれてうれしいです?またあげにくるんでゆっくりでいいんで更新して行って下さいネ?
2005-08-09 12:51:00 -
87:
ひろ
?しおり?
2005-08-09 21:08:00 -
88:
嵐舞
みなさん、あげてくれたり、しおりしてくれたり、感想書いてくれたり、本当に感謝します(;_;)頑張ります!!
2005-08-09 21:27:00 -
89:
嵐舞
そして辿り着いた…あの空き地へ…この場所だけに冷気が立ちこめている。時刻は《午前4時3分》『さぁ着いたわ。らんちゃん、準備はいい?』 『うん!』あたしは、心を落ち着かせ空き地の中へ足を踏み入れた。
2005-08-09 21:32:00 -
90:
嵐舞
その時!今までにないくらいの耳鳴りがした!そして足首をつかまれた。恐る恐る下に目をやると、体のない手首だけが、あたしの足首にしっかり爪をたて、めり込むように握り締めていた。そのせいで前に進めなかった
2005-08-09 21:35:00 -
91:
嵐舞
ふと左手を見ると、握り締めた手のひらから、真っ白な光がもれていた。『石が反応を示したみたい!らんちゃん、その光を足首に向けるの!』あたしは言われた通り、その光を足首に向けた。
2005-08-09 21:40:00 -
92:
嵐舞
すると、みるみるうちにその手首から煙がたち、薄れていくのが分かった。それと同時に、耳鳴りが消えうめき声が聞こえた。『うぁぁぁ〜助けてくれぇ…』
その瞬間あたりが静まり返った。『もう大丈夫よ。』あたしは、呆然としたまま立ち尽くしていた…2005-08-09 21:45:00 -
93:
嵐舞
足首を見ると、くっきりとめり込んだ爪の後が残っていた。『どうやら、ここに誰も踏み込めないように、いろんな仲間を呼んだらしいわね。その石だけじゃ、足りないかもしれない…らんちゃんに、もう1つ渡しておくわ。』そう言うと、青い透明の石より、少し大きめの、『真っ赤な三角の石』をくれた。
2005-08-10 08:53:00 -
94:
名無しさん
気になるッッ!!!めっちゃぉもろぃ☆頑張ってくださぃッ(o^∀^o)
2005-08-10 22:58:00 -
95:
嵐舞
95番さん、感想嬉しいです(T_T)またお願いします(;_;)
2005-08-12 02:05:00 -
96:
嵐舞
あたしは両方の石をポケットにしまうと、またあの『ポイント』に向かって歩きだした。その間も何度も何度も腕や足をつかまれた。その都度、青い透明の石を使って追い払っていった。そんな攻防が繰り返される中、あの『ポイント』に到着した。
2005-08-12 02:22:00 -
97:
ひろ
しおり がんばってね!
2005-08-12 13:17:00 -
98:
名無しさん
?100?
2005-08-12 13:36:00 -
99:
名無しさん
読んでない奴がキリ番だけとりにくんなや。ハイエナ
2005-08-12 17:40:00 -
100:
ラァーラ
??番です♪(*'-^)-☆次の更新楽しみにしてますッ★☆しぉり☆★
2005-08-13 02:03:00 -
101:
嵐舞
ひろさん、ラァーラさん、いつも感想ありがとうございます(o^o^o)最近忙しくてペースが遅れますが、許してください(;_;)
2005-08-15 08:28:00 -
102:
嵐舞
あたしは、スコップを強く握り締めると意を決して地面へ突き刺した。その瞬間悪寒が走り気分が悪くなった。あたしはフラフラしながらもその場を掘り続けた。辺りをよく見ると、自殺で亡くなったであろう幽霊達が、次々と襲い掛かってこようとしていた。どの顔を見ても、怒りや憎しみに歪んだ表情で、とても直視できるような物では無かった。
2005-08-15 08:36:00 -
103:
嵐舞
けれど、なぜか一線を越えて入ってはこなかった。その理由に気付くまで、そう時間はかからなかった。『せっちゃん』が光と空間、それに風をあやつり、バリアらしきものを作っていた。『せっちゃん!!大丈夫!?』 『大丈夫だよ!この程度の幽霊なら、何の問題もないわ。らんちゃんは、そのまま続けて!!』 『うん。分かった!』
2005-08-15 08:42:00 -
104:
嵐舞
どれくらい掘り続けただろう…突然スコップが何かに当たった。《カツンッ》どうら石に当たったらしい。手で退かしていくと、茶色くなった、あの『上履き』が見えた。あたしは急いで取り出すと、『せっちゃん』を呼んだ。『せっちゃん!あったよ!上履き見つかったよ!』
2005-08-15 08:49:00 -
105:
嵐舞
『せっちゃん』は、あたしの声が聞こえると、大きく手を動かし胸の辺りで光をためた。そのまま前へその光を飛ばした。すると、その場でうごめいていた霊達が次々と消えていくのが分かった。『成仏』させたのだろう。
2005-08-15 08:55:00 -
106:
嵐舞
『らんちゃん、その上履きを持ってこっちへ来て。』そう言うと、空き地の真ん中へ手招きされた。『さっきの穴の中にあった石を14個持ってきて。』言われた通り白い丸い石を14個持っていった。すると『せっちゃん』は、無防備に山積みにすると、呪文を唱えはじめた。
2005-08-15 09:00:00 -
107:
嵐舞
その好意を後ろで眺めていると、急に首を捕まれた!苦しいながら後ろを見ると、『あの女』がすごい形相でこっちを睨んでいた。あたしは、首を捕まれたまま空き地内を引きずられ、次第に意識が遠退いていった…
2005-08-15 09:04:00 -
108:
嵐舞
薄れゆく意識の中、ポケットから青い透明の石を掴み出すと『あの女』へ向けた。すると一瞬ひるんだものの、『あの女』が奇声を発した瞬間、粉々に割れてしまった。『らんちゃん!!赤い石を使うのよ!』あたしは赤い三角の石を取り出すと、それを見た『あの女』は首から手を離し、必要以上に怯えだした。奇声を発しながら、頭をかきむしっている。赤い三角の石に目をやると、青い炎がたちメラメラと燃えていた。
2005-08-15 09:10:00 -
109:
嵐舞
不思議と手は熱くなかった。あたしは、その石をさっき積まれた白い丸い石の上に置くと、また『せっちゃん』が呪文を唱え始めた。『あの女』は悶え苦しみながら暴れている。『せっちゃん』が風を起こすと、空き地内に竜巻ができた。『あの女』は泣き叫びながら、その竜巻の中へ飲み込まれ、空へと昇っていった…『せっちゃん』は言う…『あの女は、みんなに復讐をしたかったのよ…いじめられていた時の怨念は亡くなってからも納まる事は無かった…だから怨霊としてこの世に残ってしまったのね…亡くなった人間には、体はみんなに見えないけれど、それぞれ思いや、理由が必ず有るの』と…
2005-08-15 09:20:00 -
110:
ひろ
うん!嵐舞ちゃんのヘOースでいいよ!がんばってね!次の更新楽しみにしてます?
2005-08-15 12:24:00