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見えない住民…
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1:
嵐舞
あたしは、とある田舎から都会へと引っ越しをしてきた、どこにでもいるような普通の女だ。けれど、そんなあたしにも、人と違う所がある…それは…
『霊感』2005-07-28 02:00:00 -
99:
名無しさん
読んでない奴がキリ番だけとりにくんなや。ハイエナ
2005-08-12 17:40:00 -
100:
ラァーラ
??番です♪(*'-^)-☆次の更新楽しみにしてますッ★☆しぉり☆★
2005-08-13 02:03:00 -
101:
嵐舞
ひろさん、ラァーラさん、いつも感想ありがとうございます(o^o^o)最近忙しくてペースが遅れますが、許してください(;_;)
2005-08-15 08:28:00 -
102:
嵐舞
あたしは、スコップを強く握り締めると意を決して地面へ突き刺した。その瞬間悪寒が走り気分が悪くなった。あたしはフラフラしながらもその場を掘り続けた。辺りをよく見ると、自殺で亡くなったであろう幽霊達が、次々と襲い掛かってこようとしていた。どの顔を見ても、怒りや憎しみに歪んだ表情で、とても直視できるような物では無かった。
2005-08-15 08:36:00 -
103:
嵐舞
けれど、なぜか一線を越えて入ってはこなかった。その理由に気付くまで、そう時間はかからなかった。『せっちゃん』が光と空間、それに風をあやつり、バリアらしきものを作っていた。『せっちゃん!!大丈夫!?』 『大丈夫だよ!この程度の幽霊なら、何の問題もないわ。らんちゃんは、そのまま続けて!!』 『うん。分かった!』
2005-08-15 08:42:00 -
104:
嵐舞
どれくらい掘り続けただろう…突然スコップが何かに当たった。《カツンッ》どうら石に当たったらしい。手で退かしていくと、茶色くなった、あの『上履き』が見えた。あたしは急いで取り出すと、『せっちゃん』を呼んだ。『せっちゃん!あったよ!上履き見つかったよ!』
2005-08-15 08:49:00 -
105:
嵐舞
『せっちゃん』は、あたしの声が聞こえると、大きく手を動かし胸の辺りで光をためた。そのまま前へその光を飛ばした。すると、その場でうごめいていた霊達が次々と消えていくのが分かった。『成仏』させたのだろう。
2005-08-15 08:55:00 -
106:
嵐舞
『らんちゃん、その上履きを持ってこっちへ来て。』そう言うと、空き地の真ん中へ手招きされた。『さっきの穴の中にあった石を14個持ってきて。』言われた通り白い丸い石を14個持っていった。すると『せっちゃん』は、無防備に山積みにすると、呪文を唱えはじめた。
2005-08-15 09:00:00 -
107:
嵐舞
その好意を後ろで眺めていると、急に首を捕まれた!苦しいながら後ろを見ると、『あの女』がすごい形相でこっちを睨んでいた。あたしは、首を捕まれたまま空き地内を引きずられ、次第に意識が遠退いていった…
2005-08-15 09:04:00 -
108:
嵐舞
薄れゆく意識の中、ポケットから青い透明の石を掴み出すと『あの女』へ向けた。すると一瞬ひるんだものの、『あの女』が奇声を発した瞬間、粉々に割れてしまった。『らんちゃん!!赤い石を使うのよ!』あたしは赤い三角の石を取り出すと、それを見た『あの女』は首から手を離し、必要以上に怯えだした。奇声を発しながら、頭をかきむしっている。赤い三角の石に目をやると、青い炎がたちメラメラと燃えていた。
2005-08-15 09:10:00