小説掲示板▲波瀾万丈▲のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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▲波瀾万丈▲

• 1:

  みき

  このストーリーは全て実話です。私の経験してきた全てです。中傷・潰しは一切無視します。登場する名前・店名は全て仮名です。さぐりはしないでください。

  2005-09-16 21:52:00
• 2:

  みき

  １９８５年。一人の女の子が大阪で産まれた。すくすくと育ち、何の不自由もなく暮らしていた。

  2005-09-16 21:55:00
• 3:

  みき

  小学校に上がりやんちゃで活発でもっぱら友達は男だけだった。

  2005-09-16 21:56:00
• 4:

  みき

  中学になり中１でセックスを覚えた。覚えたてなんて猿で毎日家にこもりっきりだった。初めての相手２才年上のとおる。とおるはとても優しくて中学でも人気の先輩だった。すごく好きだったけどおもしろくなくなって別れた。中２になり出会ったのがとも。ともは１つ上の先輩で後輩から人気でみんながちやほやしてたから付き合いたくなって告白したらあっさりＯＫされた。

  2005-09-16 22:00:00
• 5:

  みき

  好きでもないのに付き合ったともは２ヵ月ほどで別れた。

  2005-09-16 22:01:00
• 6:

  みき

  そのあとも中二から男が途切れる事はなく、ずっと誰かと付き合ってた。恋愛依存症だった。誰かと一緒に居たくて、誰かが支えてくれなくちゃ倒れてしまいそうだった。

  2005-09-17 01:12:00
• 7:

  みき

  中２の春休み、その頃付き合っていたのは一番最初に付き合ったとおるだった。忘れもしない、４月９日。生理がこない・・・。調べた結果できていた。まだ中三になったばかりの私にうめるわけない。親のいいなりに堕ろした。毎日泣いて、泣いて、涙が枯れるまで泣き続けた。

  2005-09-17 01:16:00
• 8:

  みき

  妊娠がわかってすぐうちの親は離婚した。新しいパパと住み、新しい生活をした。中学を卒業してすぐに子供が産まれた。愛と名付けた。愛は可愛くて毎日愛と遊んでた。

  2005-09-17 01:21:00
• 9:

  みき

  そんな時、夜中に鳴り響く電話のベル。警察からだった。受話器をとったのはみき。お母さんにかわり話をして、お母さんは電話を切って呆然としている。どうしたの？ときいても反応はなし。そして５分ほどの沈黙の後、母は泣き崩れてこう言った。パパが死んだ・・・。どうしていいかわからなかった。とにかく出張にいっていたとおるに電話し、泣きながら話した。

  2005-09-17 01:24:00
• 10:

  みき

  それからお葬式などがあったがショックで覚えていない。

  2005-09-17 01:49:00
• 11:

  みき

  しばらくして私はとおると愛と３人で暮らしはじめた。毎日幸せだった。ただ１６歳だった私に育児、家事の両立は難しすぎた。それでも２人のために毎日家事に育児に懸命だった。

  2005-09-17 01:51:00
• 12:

  みき

  愛が１歳を迎える１週間前。ふと愛がとおるの携帯で遊んでいるのを見た。パパのだからだめよっと取り上げ、画面を見て唖然とした。愛がいじっていたせいで偶然にもメール画面が呼び出されていた。名前は男なのに、内容は愛してるよ。携帯を持つ手が震えてとまらなかった。

  2005-09-17 01:54:00
• 13:

  みき

  その時とおるはお風呂。あがってくるのをじっと待った。お風呂からすっきりあがってきたとおるに私は一言ここに座ってと指差した。そして、これ何？っと携帯を差し出した。たまたま愛が触っていたことも説明した。ひたすら謝り続けるとおる。私は怒る気にもなれなかった。ひたすら笑っていた。そのあと浮気相手に電話し謝って許してもらった。浮気相手は泣いていた。うちのバカ旦那のせいで・・・。自然とごめんねっと慰めていた。

  2005-09-17 01:58:00
• 14:

  みき

  そして何日か話し合いの後離婚を決めた。愛は私が引き取ることに・・・。でも愛に愛情がもてなくなっていた。可愛いのに愛せなかった。虐待はしないが何をしててもどうでもよくてご飯さえ食べていれば後は知らん顔していた。

  2005-09-17 02:00:00
• 15:

  みき

  その時、親友まりと毎日遊んでいた。愛はまだあるけない。それをいい事に寝たら愛を置いて遊びに行った。そんな日々を見兼ねたうちのままが愛を引き取った。ママはおまえが育てられるようになったら引き取りにきなさいと言って、私は家を出るよういわれた。

  2005-09-17 02:07:00
• 16:

  みき

  家を出たって頼るところなんてない。私はまりの家で暮らした。そしてまりに誘われ１８になってすぐ夜の仕事についた。

  2005-09-17 02:08:00
• 17:

  みき

  最初はキャバクラ。ダイアリーのまほとして働いた。仕事が終わってもする事もなく毎日つまらなかった。スカウトに声なけられ、仲良くしていたスカウトにおもしろいところない？って聞くとあるよ！

  2005-09-17 02:11:00
• 18:

  みき

  つれてこられたのはセクキャバ。抵抗なんてなかった。ただお金もよかったしその場のノリで入店した。だが、この日から私の不幸ははじまった。

  2005-09-17 02:12:00
• 19:

  みき

  私は、入ってすぐＮＯ２になった。それをよく思わなかった周りの女の子たちにいじめられた。それでも仲良くしてくれた子。それがきえだった。きえはＮＯ１でまだ入って２ヵ月だといった。私も入って１ヵ月たっていなかったので同じようなものだ。

  2005-09-17 09:29:00
• 20:

  みき

  きえがシャンパンを卸した。派手なシャンパンコールが始まり騒ぐのが大好きな私はめちゃくちゃ楽しかった。その日からきえと一緒にいやなことがあるたびホストで飲み、酔い潰れるを繰り返していた。

  2005-09-17 09:33:00
• 21:

  みき

  そして私はホストにハマった。まりの紹介で知り合った１つしたのまおに誘われ、違うお店にも行った。１件目はキャッチについていこうと言われた。そうする事にして道頓堀を歩いていると１０秒もかからない間にキャッチされた。

  2005-09-17 09:57:00
• 22:

  みき

  お店の名前はブルー『仮名です。ブルーと言うお店があってもそことは関係ありません』私は席に付くなり男前呼んで！といいやってきたのはたかと言う子。聞けばＮＯ２らしい。ジャニーズ系の男前だった。

  2005-09-17 10:00:00
• 23:

  みき

  帰りに番号交換してその日からたかと毎日メールしてた。私は少しずつたかにひかれていった。優しくてマメだったから。色でもいいと思った。ある日店に行くと初めて会う従業員にみきさんですよね？と言われ何で知ってるん？と聞くとたかさんいつもみきさんの事話してますよ！今日もみきくるからって言ってました。と言われた。めちゃめちゃうれしかった。

  2005-09-17 10:03:00
• 24:

  みき

  その後も初めて会う従業員はみんな名前を知ってて、いつも話し聞いてるよって言われた。店ぐるみなんだぁと相手にしていないつもりでも内心とても嬉しかった。店長に初めてあった時、たかを支えてやってな。と言われた。ＯＫ！売り上げ支えるんやろ？シャンパンもってきてぇ！とちゃかして流した。

  2005-09-17 10:06:00
• 25:

  みき

  この頃私はヘルスに転職していた。ヘルスでもＮＯ１だったがたいして忙しい店ではなかったので月２５０が限界って所。直引きして毎月の愛人契約もして収入は月６００。お金なんてまきちらしてやりたいほど持ってた。

  2005-09-17 10:26:00
• 26:

  みき

  でも、心はどん底だった。すかすかで穴が相手いた。愛を引き取っても十分暮らせる。でも、愛をつれてホストには行けない。その頃の私はお金はありったけ使った。

  2005-09-17 10:28:00
• 27:

  みき

  お金を使う事で簡単に愛も買える。お金で恋愛もできる。お金があれば人の心なんて簡単に動く。偽の愛情に偽の友情。

  2005-09-17 10:30:00
• 28:

  みき

  デザイナーズマンション。家賃１５万。１５階建て、最上階の２ＬＤＫ。一人では広すぎた。ベットはキングサイズ。クローゼットにはブランド物がぎっしり。服だって靴だってアクセサリーだって妥協しない。毎日３０万くらい買い物したりした。部屋に帰っても虚しかった。

  2005-09-17 10:34:00
• 29:

  みき

  １度も着ないままだったりした。風俗の後輩呼んで好きな物、好きなだけもって行かせた。これ可愛いと言われたらあげた。それで友情が成り立つ。虚しかった。唯一の癒しはたかだった。

  2005-09-17 11:13:00
• 30:

  みき

  毎日仕事が終わるとたかの店に行き、倒れるまで飲んだ。ボトル毎日卸し、シャンパン毎日２０本あけた。シャンパンなんてあけてもまいて終わる。バカだ。サイトでは私が本だとか色だとか言ってるやつもいた。

  2005-09-17 11:15:00
• 31:

  みき

  愛を捨てて家をでて半年たっていた。たかと付き合ってた。たかは家にくる事もない。Ｈもない。毎日店に行くだけ。仕事だるくていかなくてもたかと同伴してオーラスで飲み続けた。いつからか気付けばたかはＮＯ１になってた。

  2005-09-17 11:18:00
• 32:

  みき

  完璧に色だった。付き合って３ヵ月くらいの時初めて家にたかが来た。Ｈした。たかは暖かくて、偽の愛に溺れていく自分がよくわかった。

  2005-09-17 11:19:00
• 33:

  みき

  風俗で体売る事も何もかもどうでもよかった。この街ミナミで一人取り残された気がして今日も一人ミナミを歩いてほいほいキャッチについていく。ホストにいけばちやほやしてくれる。金目当てに男は寄ってくる。

  2005-09-17 13:23:00
• 34:

  みき

  私はどこにいっても色かけられた。金があるから・・・。男はみんな家に転がり込み。まるで彼氏のように居座った。たかと付き合ってたけど何股もかけてた。全員ホスト・・・。

  2005-09-17 13:24:00
• 35:

  みき

  何日も寝なかった。仕事して体ボロボロになるまで働いて、偽の愛で心はズタズタだった。癒してくれるのはホストだけ・・・。口座はいらない。色かけられてるから・・・。店にいても放置が当たり前、シャンパン卸して怒られて、あほみたい。私の金だ。何につかってもいいだろ・・・。

  2005-09-17 13:27:00
• 36:

  みき

  そんな日々が何ヵ月か続いて、たかが店に呼んできた。『お前、ホスト行きすぎちゃう？』と怒られた。『別にいいやん。他に使う分俺にまわせって？』と返す。たかは怒って立ち去りその日は送り出しすらしてくれなかった。そして２度と店にくるな！俺に使う分他に使えば？とメールがきた。

  2005-09-17 13:29:00
• 37:

  みき

  あんたあほちゃう？誰がナンバー１にしたと思ってるん？と返した。確かにお前やし、最初は金やったけど、今のお前は俺が守ってやらな誰が守るん？このままやったらお前はあかん女になる。と返ってきた。同情はいらん。と返した。そこから返事はなかった。

  2005-09-17 13:32:00
• 38:

  みき

  何日か仕事にもホストにも行かず、家でぼ−っとしてた。２、３日たって我にかえった。『行かなきゃ・・・。』たかに電話せず、代表に電話して店に行った。

  2005-09-17 13:35:00
• 39:

  みき

  たかは店にいってもいつも放置だったのにその日は何も言わずずっと傍にいた。まわりの従業員もいつもと違う私の態度に何も言わず飲ませてくれた。

  2005-09-17 17:29:00
• 40:

  みき

  ラスト近く・・・たかが言った。『お前、俺と付き合ってて幸せか？』みき『幸せやで！お金があれば愛も買える事教えてもらったし』たか『もうお前店こなくていいから、俺の家に一緒に住まへん？』みき『本おらんの？』たか『俺な、確かに最初は色やったけど本間にお前の事好きになった。』みき『ふ〜ん。考えるわ。』

  2005-09-17 17:32:00
• 41:

  みき

  しばらくはたかも私もその話には触れなかった。でもたかは毎日私の家に帰ってきてくれた。休みの日も必ず一緒にいてくれた。実家に帰る時も連れていってくれて、親に紹介してくれた。黙ってるけど信じさせようとしてくれてるんだと感じた。

  2005-09-17 17:34:00
• 42:

  みき

  そのまま一緒に住むことになり、私は他のホストには行かなくなった。たかの店には他の従業員にも会いたいしお酒飲みたいから毎日行ってた。

  2005-09-17 17:36:00
• 43:

  みき

  でもシャンパンを卸したりすることはなかった。と言うより卸すと言ってもたかに止められていた。私が使った分のバックは全部給料日に返してくれた。

  2005-09-17 17:38:00
• 44:

  みき

  でも何か違ってた。たかといて楽しいし、めちゃめちゃ幸せだと思うのに、何か違ってた。もう一つ家を借りてそこに住み移った。たかは何で？って聞いてきたけど一人になりたい時もあるからと言ってごまかした

  2005-09-18 10:30:00
• 45:

  名無しさん

  愛ちゃんかわいそう

  2005-09-18 11:08:00
• 46:

  みき

  その頃にブルーに入ってきた新人、ひろ。そいつはめちゃめちゃ気の合う奴でめちゃ話も合う。気に入っていつもヘルプにつけてた。

  2005-09-18 14:03:00
• 47:

  みき

  ある日、ひろは酔っ払って、みきぃ俺お前が好きやって言われた。たかはＮＯ１。役職にもついてる。そのたかと付き合ってるの知っててばかかと思った。でも次第にひかれていき、ひろに恋してしまった。

  2005-09-18 14:05:00
• 48:

  みき

  ひろは毎日連絡くれて、どこでもついてきた。可愛くて仕方ない。ある日真剣に付き合ってほしいと言われ付き合うためたかに別れを告げた。

  2005-09-18 14:06:00
• 49:

  みき

  でも、私はブルーが好きだしもめたくもない。だから代表にもきちんと話した。ひろが口座はたかのままにしてほしいと言ったそうで口座を変える事はなかった。事がおさまり、落ち着いた頃、ひろはすぐに愛を引き取るよう私に言った。

  2005-09-18 14:08:00
• 50:

  みき

  私は引き取らなかった。自信がなかった。その３ヵ月後・・・妊娠した。

  2005-09-21 12:49:00