小説掲示板大切なものは失って初めて気付いたのスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

大切なものは失って初めて気付いた

スレッド内検索:
  • 1:

    まさき

    この話は俺がホストしてた頃の話です。一番愛してたのに一番傷つけたリオに捧げます。良かったら読んで下さい。

    2005-08-28 07:00:00
  • 2:

    まさき

    ホストを始めて半年が過ぎた。ナンバー1にもなり有頂天になっていた俺はキャッチ場所に行ってもキャッチなどせずに客が店に来るまで従業員と遊んでいた。そのキャッチ場所を毎日通るホテヘル嬢がいた。

    2005-08-28 07:05:00
  • 3:

    まさき

    リオと同じ店で働いている女の子のユリが俺と仲良かった従業員の純夜の客だった。ユリが久々に店に来たときにリオのことをさりげなく聞いてみた。「ユリ久しぶりやな〜!元気してたんかぁ?」 「元気やで!まさきも元気してるみたいやなぁ!ナンバー1守り続けてるみたいやし♪」「おかげさまで笑!ユリ最近店はどないなん?忙しい?」「まぁボチボチ忙しいけどユリの店の看板娘はひっぱりだこ状態やで!」

    2005-08-28 07:16:00
  • 4:

    まさき

    「看板娘ってリオちゃん?」「そやでっ!リオのこと知ってるん?」「あんだけ雑誌出てたらイヤでも知っとるわ笑!紹介してや笑」「リオ紹介してほしいん?たぶん誘ったらユリと一緒に店来ると思うで♪」「まじで!?楽しみに待ってるわ!純夜が席戻ってきたし俺も自分の席戻るわ!ユリまたな♪」

    2005-08-28 07:21:00
  • 5:

    まさき

    「じゃあリオちゃんには少し年上の子が合うかもしれないね!うちのナンバー1がさっきお客さん帰ったところだから席につけれるよ?接客はわりと落ち着いてる方だし20歳だからリオちゃんより年上だけど話やすい人だよ。」「ナンバー1かぁ、緊張するなぁ笑。んじゃあその人お願いしてもいい?」

    2005-08-28 07:31:00
  • 6:

    あ?たん

    題名に共感できたので…これから完結まで頑張って下さい(o^∀^o)    応援してます(?∀??)

    2005-08-28 09:28:00
  • 7:

    まさき

    あーたんさんありがとうございます☆少しずつ完成していくつもりですけど、最後まで読んでもらえたらうれしいです(>_

    2005-08-28 12:51:00
  • 8:

    まさき

    「まさきー!」純夜が店の物置で髪をセットし直してた俺を呼びに来た。「純夜、俺リオちゃんの席つきたいねんけどリオちゃん誰か指名した?」「俺がリオちゃんにまさきすすめたらリオちゃんがまさきでいいよって!リオちゃんまったりした接客が好きらしいわ。お前をすすめた俺に感謝しろよ笑!」「まじでっ!?純夜ありがとう!俺、髪形へんじゃない?」「大丈夫やって笑!早くユリとリオちゃんとこ行くぞ!」

    2005-08-28 12:58:00
  • 9:

    まさき

    初めてのキャッチの時ぐらい緊張しながら俺はリオの席に向かった。「初めまして、リオちゃん。まさきです。お席のほう失礼してよろしいですか?」いつも通り自信たっぷりの笑顔で言った。リオは優しい笑顔で「初めまして、まさきくん。ナンバー1って聞いてちょっと緊張してるねん笑!リオ年下やしまさきくん敬語使わんといてー!」

    2005-08-28 13:05:00
  • 10:

    まさき

    声としゃべり方があまりにも可愛いらしくて笑ってしまった。少ししゃべりかけづらいオーラを持っているリオだったから拍子抜けした。「リオちゃん見た目とギャップがあるね笑!」「よく言われるねんけどリオそんなにギャップあるかなぁ?」するとユリが「ギャップありすぎやって!ユリあんたが店で働き出したときしゃべりかけれんかったし笑!今はめっちゃ仲良しやけどなぁ♪」純夜がそれを聞いて「仲良しと思ってんのはユリだけやって笑!」と言うとユリはすねて、リオと俺は笑っていた。

    2005-08-28 13:14:00
  • 11:

    まさき

    あらためて近くで見ると夜の街や雑誌で見るよりもリオは可愛いかった。色が白くて小さい顔、大きな目、きゃしゃな体。何もかもが可愛く人形のように見えた。明るめの髪の色も生まれつきに見えるような子だった。「リオちゃんしゃべり方からして甘えんぼっぽいなぁ。」「リオは甘えんぼで、意地っぱりで、泣き虫で、わがままらしいよ!」「でもリオちゃん可愛いからわがまま言われても許してまうわ笑」「ユリぃ、どうしよ!リオまさきくんにヨイショされてる笑!」「ヨイショちゃうから!」そんな他愛もない会話を続けていた。

    2005-08-28 13:22:00
  • 12:

    まさき

    ユリとリオのチェックの時間が来た。「リオちゃん良かったら番号とアドレス教えて?」「いいよー!」交換してメモリーに入れる時に「リオちゃん誕生日いつなん?」と聞いて答えにびっくりした。「リオは3月24日だよ!」「まじで!?俺と一緒やんっ!」「絶対うそやー!」信じてないリオに純夜が「ホンマやでー!うちの店のホームページ見てみ?Birthdayイベントの情報のってるから。」「ほんまなんやぁ!リオびっくりしたぁ!」こっちがびっくりするわ!と心の中で思いながら送り出しに出た。

    2005-08-28 13:30:00
  • 13:

    名無しさん

    おもしろぃ??

    2005-08-28 14:41:00
  • 14:

    まLl

    読ンでマス?
    頑張ッて下さLl?

    2005-08-28 14:49:00
  • 15:

    まさき

    名無しさん、まいさんありがとうございます(>_

    2005-08-28 15:25:00
  • 16:

    まさき

    それから毎日リオとたわいもないメールを交換していた。緊張して電話はかけれなかった泣。ある日いつものようなしょうもないメールを送った。メールを送って数時間たった朝方初めてリオから電話がかかってきた。俺はきょどりながら電話に出た。「もしもし、リオちゃん?どしたん?」携帯からリオのすすり泣く声が聞こえた。

    2005-08-28 15:32:00
  • 17:

    まさき

    俺はよけいにきょどった。「リオちゃん泣いてんの?どしたん?何かイヤなことあったんか?」リオは泣きながら「ごめんなさい。まさきくん仕事中だよね?忙しかったらまた時間ある時でいいから電話してほしいねん。」泣いてる時まで人のこと気にするリオは本当に優しいとゆうか思いやりのある女の子だと思った。「リオちゃん今どこいてんの?」「今はリオ家にいてる。電話とかうざいやんなぁ?リオ店行ったら話聞いてくれる?」「今からマンションの下行くから着いたら電話する!」と言って電話を切った。リオの家は俺の店のすぐ近くだった。俺は客を3組ほったらかしにしてリオのマンションまで走った。

    2005-08-28 15:41:00
  • 18:

    まさき

    リオのマンションの下に着いた。リオはマンションの自動ドアの前でしゃがみこんで泣きながら待っていた。俺の顔を見るなり「ごめんなさい。迷惑かけちゃって。今からお店行ったらまさきくん誰にも怒られたりしないよね?」と言って無理に作り笑いをした。まだ寒い冬の終わりの朝方だった。俺はスーツのジャケットをリオの肩にかけた。リオと同じようにしゃがんで「あんま長くはおられへんけど、少しやったら大丈夫やから。話聞いてほしかったら聞くし、今は話せないんやったら泣き止むまでおるから。何も気にせんとリオの好きにし!」と言った。

    2005-08-28 15:49:00
  • 19:

    まLl

    読みやすLlカラ
    大丈夫やれぇ??

    2005-08-28 15:57:00
  • 20:

    まさき

    リオは泣きながらゆっくりとしゃべった。「リオずっと通ってるホストクラブあってそこの口座と喧嘩しちゃって、怒鳴られてけられてん。リオ、ソープか飛田連れていかれるかもしらんの。」「そいつどこの店の誰なん?俺がそいつ潰したるわ!そんなヤツの言いなりなったらアカン!未収とかあんの?」「あと30万くらい…。でもリオが悪いから、まさきくんに迷惑かけたくないし話聞いてもらえるだけで嬉しいから。」俺は何て言ったらいいのかわからなくなった。俺もホストだ。色も枕もしてる。客を怒鳴ったこともある。だからよけいに腹がたった。リオを傷つけるホスト。そのホストと同じようなことをしてきた自分。あまりにも純粋なリオ。俺はリオを抱きしめて頭をなで続けることしかできなかった…。

    2005-08-28 15:58:00
  • 21:

    まさき

    リオの頭をなでながら、リオの友達ユリから聞いた話を思い出していた。リオは小学生の頃に父親が女を作って家を出て行ってしまった。母親はショックを受けリオの目の前で自殺した。リオは祖母の家にあずけられたらしい。リオは祖母のために一所懸命いい子を演じた。淋しいって誰にも言えなかった。祖母も淋しいのは同じだと思うと目の前で泣くこともできなかったらしい。そんな生活に疲れリオは15歳で家出をしキャバで働き出した。16歳の時に知り合ったのがリオがずっと指名してる口座らしい。そしてリオを風俗に沈めたのもそのホストだった。リオはそれから自分を商品としか思わなくなったとゆう。誰にも捨てられたくないかららしい。

    2005-08-28 16:07:00
  • 22:

    まさき

    まいさん2回目の書きこみありがとうございます!また感想とかあったら書きこんでください(>_

    2005-08-28 16:10:00
  • 23:

    まさき

    ユリには「この話はリオから話すまで知らなかったフリしててほしい、だけどリオが傷つきやすくて誰よりも優しい子って分かっててほしかったから話してん。」と言われていた。だから知らないフリをしてリオに「リオちゃん早く未収払って、風俗あがり!新しい仕事はキャバでも昼でもバイトでも何でもいいやん!俺も一緒にリオちゃんのしたい仕事探したるから!」と言った。リオは「リオ風俗あがったら周りから捨てられる!そんなんイヤや!周りから捨てられるくらいならイヤやけど風俗おるほうがマシやねん!」と泣きながら言った。「リオちゃんがどんな仕事してても俺はリオちゃんと今まで通り接するよ!捨てたりしいひんし、いつでも話聞く。淋しかったら店からマンションの下まで走ってくるから!」リオは黙りこんだ。

    2005-08-28 16:18:00
  • 24:

    あ?たん

    まさきクン、頑張ってネ? ゆっーくり、自分のペースで完結頼んまぁ?す?  ファイト???

    2005-08-28 17:42:00
  • 25:

    まさき

    あーたんさんまたまたありがとうございます(>_

    2005-08-29 08:30:00
  • 26:

    まさき

    リオが泣き止んだので俺は店にほったらかしたままのお客さん達のところへ帰ることにした。「リオちゃん泣き止んだみたいだね。俺とりあえず今から店に戻るね。リオちゃん何時まで起きてる?もう寝るん?」「仕事中なのにごめんなさい!今日は仕事お休みだったからまだ起きてるよ。」俺はもっとリオといたかった。「んじゃ俺が仕事終わったらご飯食べに行こっか?」

    2005-08-29 08:35:00
  • 27:

    まさき

    リオはびっくりした表情で「いいの?」と言った。「泣いてる女の子のことほったらかしにできひんし、ご飯食べながらゆっくり話聞くよ!」とただ俺がリオといたいだけなのに理由をつけて言った。「じゃあ仕事終わったら連絡して!用意して待ってるから。」リオが笑顔で言ってくれたから安心した。「わかった!じゃあ後でね!ちゃんと起きといてや笑」と言って俺は店に戻った。

    2005-08-29 08:40:00
  • 28:

    名無しさん

    書ぃてゃ??

    2005-09-05 01:23:00
  • 29:

    名無しさん

    続きが気になる(>_

    2005-09-05 03:35:00
  • 30:

    まさき

    更新遅れてすいません!今から続きを書くので今まで読んでくださってた人にも読んでもらえたらうれしいです!30さん、31さん書き込みありがとうございます!良かったら続き読んで下さい!

    2005-09-12 18:50:00
  • 31:

    まさき

    店に戻ってお客さんの席をまわった。しばらくして代表のラストソングが始まり、みんな送り出しを始めた。みんなが送り出しを終えてミーティングが始まり、早く終わらないかそわそわしていた時にリオからメールがきた。「もうすぐお仕事終わるかなぁ?リオはちゃんと用意して起きてるよ(>_

    2005-09-12 18:56:00
  • 32:

    まさき

    メールを返して30分くらいたってミーティングが終わった。いそいでリオに電話した。「もしもし、リオちゃん?今仕事終わったから今から迎えに行くね!」「お疲れさま。じゃあリオ今からマンションの下おりて待ってるね!」マンションの前につくとリオは可愛い服を来て待っていた。

    2005-09-12 19:01:00
  • 33:

    まさき

    「ごめんね、待たして。リオちゃん食べ物何が好きなん?俺めちゃお腹すいててさぁ笑!リオちゃんの食べたいもの言って。」しばらく悩んで「リオはオムライスが大好き!まさきくんオムライス食べれる?男の人はあんまり好きじゃないかな?」嬉しそうにオムライス大好きと言うリオの表情がやけに可愛かったのを今でも覚えている。あの笑顔をなんで守れなかったんだろう…。愛していたのにどうしてあんなに傷つけてしまったんだろう…。

    2005-09-12 19:06:00
  • 34:

    まさき

    「俺ポムの樹大好きなんやけど!ポムの樹行く?」と言って心の中でポムの樹とか学生時代のデート以来やん!おまえそれでもナンバー1ホストかよ!?とつっこんでしまった。「意外だね!まさきくんポムの樹とか行かなさそうなのに。でもリオも好きだから良かったぁ♪」俺は安心してリオの手を取ってHEPに向かった。リオは小さい子供のように嬉しそうに俺の横をちょこちょこ歩いていた。仕事帰りのホスト達がリオを見て「あれ、ホテヘル嬢のリオちゃんやん!」と通りすがり振り返って言った。俺はやけに気分が良かった。

    2005-09-12 19:15:00
  • 35:

    まさき

    HEPのポムの樹につきリオと奥の窓際の席に座った。リオと2人でメニューを見て、店員さんを呼んで注文をした。オムライスが来るのを待っているときに「やっぱりお店の中に入るとあついね!リオ暑がりやからコート脱ごうっと。」と言ってコートを自分の横に置くリオの手首を見てびっくりした。今まではリオの手首なんて見る機会もなくて気付かなかった。きゃしゃで色白で人形のようなリオの体でゆいつの人間だとあらわしている部分だった。左手の手首に無数の傷跡…。深い傷、浅い傷、新しい傷、古い傷。きっと今日も口座と喧嘩して切っただろう傷もあった。悲しみと何とも言えないいらだちが俺の心の中でおきた。

    2005-09-12 19:30:00
  • 36:

    まさき

    いらだちをおさえるためにタバコに火をつけた。リオは俺の表情を見て「どしたの?仕事で嫌なことでもあった?それとも疲れてるから?」1番疲れてるのはリオやろ?と心の中で思ったけど口には出せなかった。「タバコの煙が目に入ったから顔しかめただけやで。そんなに気使わんといてや笑」と言ってごまかした。

    2005-09-12 19:36:00
  • 37:

    まぁこ☆

    更新楽しみに待ってます♪

    2005-09-16 14:49:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
大切なものは失って初めて気付いたを見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。