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1:
さゆ
始めて小説を書きます。読みにくいかもしれませんが、読んでもらえたら嬉しいです!
2005-08-22 15:02:00 -
2:
さゆ
さゆ。20歳。18歳の頃から新地のクラブで働いている。
今日も、仕事が終わり家に帰る。(今日も疲れたなー。)家に着き、お風呂にお湯をためる。どんなに疲れた日でも、必ずお風呂に浸かる。
♪メール受信♪
香奈[さゆお疲れ☆香奈もお疲れや!さゆ明日休み?]
香奈からだった。香奈は、小学校5年生の時からの友達で、さゆの片割れみたいな存在だ。
さゆ[お疲れー。さゆは明日休み!なんで?]
メール送信…。
明日は貴重な休みだ。最近、休みの日はついダラダラしてしまい、すぐに時間が経ってしまう。2005-08-22 15:35:00 -
3:
さゆ
♪メール受信♪
香奈[香奈も明日休みなんよ☆今から泊まりに行っていいー?]
香奈とは昔からよく、お互いの家に泊まり合いしている。
さゆ[もちろんいいでー!今からお風呂入るし、ゆっくり来てやぁ!]
メール送信…。
香奈は、さゆの家から歩いて20分くらいの所に住んでいる。
お風呂を覗くと、お湯がたまっていた。ゆっくり入りたかったが、香奈が来るので、そうもいかない。2005-08-22 15:45:00 -
4:
さゆ
お風呂から上がり、部屋をし片付ける。
―ピンポーン―
ガチャッ。
ドアを開けると香奈が変顔をしていた。
香奈「やっほー!久しぶり!さゆは相変わらず疲れた顔してるなぁ!」
さゆ「久しぶりやな〜。疲れてるかぁ?香奈は仕事やったのに元気やなぁ。」香奈は、さゆの店の系列店で働いている。
香奈「酒とつまみ買ってきた!さゆ好きなイカ!」
さゆ「まだ飲むんかい!酒好きやなぁ!卵は頂くわ。」香奈はさゆの好きな物をよく分かっている。
香奈「仕事でオッサンと飲む酒と、さゆと飲む酒は別腹よ♪」
こんな感じでお泊り会は続いた。2005-08-22 15:55:00 -
5:
さゆ
ハッ!!と目が覚めると、夕方の5時だった。香奈はすごい格好で寝ている。(だいぶ飲んでたからなぁ〜。散乱した空き缶を片付けて、さゆは香奈を起こした。さゆ「香奈起きてー?6時やで。」
香奈は起こすとすぐ起きる。
香奈「おはよー。あ〜だいぶ飲んだ!片付けてくれたん?ありがとう。」
香奈は、化粧がすごいことになっていておもしろかった。
二人で買い物に行くことになった。2005-08-22 16:06:00 -
6:
さゆ
―ミナミ―
日曜日のせいか、人が多かった。香奈とはよく買い物に行く。香奈は買い出すと、止まらないので、さゆが香奈を止める。今日も、持ち切れなくなりそうなくらい買っていた。
さゆ「無茶苦茶やな!」
香奈「ふ〜ぅ。久々の買い物やからテンションあがったわぁ↑↑」
満足そうにニコニコしていた。2005-08-22 16:14:00 -
7:
さゆ
さゆと香奈はスターバックスに行くことにした。
―スターバックス―
香奈「さゆはあんまり買ってへんなぁ!いいん?」
さゆ「いいよー。色々見たけど体ひとつやし♪」
香奈「そっか!ほんなら、香奈は体10個くらいやなぁ!」
二人で爆笑。香奈はおもしろいし、香奈といると落ち着く。あの日から、笑うことができなくなった、さゆが…今笑っている。(香奈、ありがとう。)2005-08-22 16:22:00 -
8:
名無しさん
頑張ってね??
2005-08-22 16:27:00 -
9:
さゆ
8番さんありがとうございます?頑張るんで、よかったらちょくちょく見てくださいね?
2005-08-22 16:34:00 -
10:
さゆ
(真司…さゆは毎日お風呂に浸かりながら、思い出してるよ。寝る前だって、仕事してる時だって思い出してるよ…。)
真司を忘れないために、さゆは毎日お風呂に浸かるとゆう習慣を身につけた。こうすれば、毎日仕事に追われて忙しくったって、必ず真司のことを考える時間ができる。(思い出に逃げて、帰ってこない真司を待ってるわけちゃうけど、恋はする気になれへんなぁー。)2005-08-22 16:52:00 -
11:
あい
がωばぁ???
2005-08-22 21:26:00 -
12:
さゆ
あいさんありがとうございます???仕事終わったら更新しますね?
2005-08-22 22:17:00 -
13:
さゆ
お風呂から上がり、昨日はいつのまにか寝ていたみたいだ。目が覚めると、出勤5時間前だった。いつもより早く起きたさゆは、用意をして梅田に買い物に行くことにした。
―梅田―
早めに家を出て、ブラブラする梅田はいつもと少し違う風景だった。
なんとなく、その風景を見たくて、さゆはHEP前で缶コーヒーを飲みながら休憩した。心が落ち着いた。色んな格好をした人達が、皆足早に歩いていく。そんな時の流れの中に、さゆだけ残された気分になった。(1時間くらい早いけど、もう出勤しよかなぁー?)
?「綺麗な顔してるなぁ!!何歳なん?」2005-08-23 17:50:00 -
14:
さゆ
前から1人男の子が、さゆに近寄ってきて、話し掛けて来た。
さゆ「何?20歳だよ。」
(私服やけど、ホストやろうなぁー。)
?「20歳かぁ!俺も!名前はぁ?」
さゆ「さゆだよ。そっちは?ホストやろ?」
(キャッチやろうなぁ。大変やなぁ。)
隼人「さゆかぁ!俺は隼人やで!うん。ホストやねん。今日は休みやから梅田で遊んでたわぁ〜。さゆは?」
隼人は、淡々とさゆにいくつか質問をしてきた。2005-08-23 18:01:00 -
15:
さゆ
さゆ「さゆは今から仕事。どこの店の子?」
なんとなく隼人に興味がわいたから、ホストでも嫌な気がしなかった。
隼人「ミナミの〇〇〇ってとこ!結構有名な店やで!さゆは今から仕事かぁ〜残念!むっちゃオーラあるし、綺麗やから話し掛けたのになぁ!!」
隼人は笑いながら、携帯を出した。
隼人「ってか、ここで会ったのも何かの縁やん?番号交換しようや!」
(ホストは興味ないけど、よぉ喋るし、おもろそうやからいいかなぁー。)
さゆは少し考えてから、隼人と番号を交換し、少し話してから出勤した。2005-08-23 18:10:00 -
16:
さゆ
仕事が終わり、帰ろうとした時携帯が鳴った。
♪着信♪
隼人からだった。
さゆ「もしもしー。どうしたん?」
隼人「さゆ今から暇っ!?仕事で疲れてる!?」
隼人はクラブか、どこかにいるのだろう。電話ごしに爆音が聞こえる。
さゆ「何で?」
(仕事休みってゆうてたから、店に呼ばれることはないやろなぁー。)
隼人「今なぁ、ミナミの□□□ってゆうクラブにおるねん!ミニパーティーってか、ミニイベントしてるんやん!さゆの話したら呼べってゆわれてさぁ!来れる?おもろいで♪」
(イベントかぁ〜。なんか興味あるなぁ。行こっ!)2005-08-23 18:19:00 -
17:
さゆ
さゆは化粧を直して、タクシーに乗った。
さゆ「すみません。ミナミのアメリカ村まで行って下さい。」
タクシー運転手「はいよっ♪」
今日はそれほど疲れてないし、別に店に呼ばれたわけじゃない。隼人と今日は、少ししか話せなかったし、理由はよく分からないが、行きたい衝動に駆られた。
―アメリカ村―
クラブの場所は知っていた。前まで行くと、隼人が待っていた。
隼人「来た来た♪今むっちゃ盛り上がってるで!いい時に来たなぁ!行こかぁ〜。」
隼人はちょっと酔っ払っていた。
―クラブ□□□―
中に入ると、爆音に包まれていた。2005-08-23 18:27:00 -
18:
?
続き読みナニぁーイ??
2005-08-23 19:58:00 -
19:
さゆ
?さんありがとうございます?今から少し更新しますね?
2005-08-24 09:14:00 -
20:
さゆ
奥の方で、手招きしてる4人組がいた。
?「隼人ー!!こっちこっち!」
隼人「来て!」
と、言ってさゆの手を握った。久しぶりに感じた、ドキドキだった。
4人のところに、案内され、自己紹介された。
奈美「うちは奈美!さゆちゃんの話聞いて、会ってみたくなってん!仕事お疲れさまぁー♪」
奈美は、肌を焼いてる、黒肌ギャルだ。
アキラ「さゆちゃん、噂通りの美人娘やなぁ!!俺はアキラゆうねん!よろしくしてやぁー!」
アキラはノリがよくって、すごくおもしろい。さゆはアキラの言うことが、すごくツボで、笑ってばかりいた。2005-08-24 09:25:00 -
21:
さゆ
?「アキラ喋りすぎやって!俺にも自己紹介させろ!」
アキラ「すみましぇーん。ではっ!どうぞー!」
アキラは司会者の様に振る舞った。
祐樹「変なプレッシャーかけんなよ!さゆちゃん♪俺、祐樹やでー!隼人とは大親友やねん!」
隼人「噂やから!」
隼人は、冗談を言いながらすごく楽しそうだった。
千夏「もぉー!男達うっさいってぇー!さゆちゃんが絡みづらいやん!あたしは千夏やで!さゆちゃん美人やなぁ!タイプやわぁ!」千夏は、Bガールだ。腕には龍の墨が入れてある。
(かっこいー…!!)2005-08-24 09:35:00 -
22:
さゆ
さゆ「皆はどうゆう知り合いなん?」
アキラ「俺と祐樹と隼人ともう1人おるんやけど、地元一緒で昔からの友達。奈美と千夏は友達で、奈美は祐樹の彼女!何回か、まだ来てへん奴入れた6人で、遊んでるうちに仲良くなってんなぁ!!」
(もう1人いてるんやぁー!どんな人やろ?)
皆でお酒を飲みながら、色んな話をするのが楽しくて、仕事の疲れを忘れていた。
さゆ「今日は何のイベント?」
隼人「まだ来てへん奴、涼ってゆうねんけど、そいつの誕生会!本間は2日前やってんけど。俺とちゃう店やけど、ホストしてて、もうすぐ店抜けてくるよ!」2005-08-24 09:48:00 -
23:
さゆ
訂正m(__)m
23の隼人のセリフで「噂やから!」と、なっていますが、「嘘やから!」の間違いです!訂正します(>_2005-08-24 20:38:00 -
24:
さゆ
涼はさゆを見た。
涼「綺麗な子やな!誰なん?」
隼人「今日友達なってん♪」
さゆは涼を直視できなかった。見た目も、声も、雰囲気も真司だった。顔は同じと言っていい程似てる。
祐樹「さゆ固まってどうした?」
皆が、さゆのことを不思議そうに見る。
さゆ「ごめんなさい…さゆ帰るわ…。本間にごめん。」
さゆは鞄を持って、走ってその場を去った。
隼人「えっ!?いきなりどうしたん?さゆ待てよ!」隼人やアキラの呼び止める声は、一瞬にして爆音に消されてしまった。2005-08-26 03:07:00 -
25:
さゆ
さゆは店を飛び出して、走った。ひたすら走った。心臓が、胸が痛かった。
(あれは?あの人は誰なん?真司?真司は…死んだんやで…?真司…?)
頭の中で、真司はいないと分かっていても、気持ちが認めてなかった。認められるはずない。さゆにとって、自分より大切な人だったのに。
どれくらい走っただろう。走ることに疲れた体は、汗だくで、足を引きずって歩く。家まで考えながら、タクシーに乗らず自力で帰った。(もう、考えたくない。)さゆは、ベットに倒れるようにして、横になった。
真司が死んでから、始めてお風呂に入らなかった。2005-08-26 03:16:00 -
26:
さゆ
目が覚めると、出勤3時間前だった。
♪発信♪
店「はい。どうしたの?」さゆ「今日休みたいんです。風邪みたいで…。」
嘘を付いた。風邪なんかじゃない。
店「元気ないねー。さゆちゃん最近ずっと出勤してたし、いいよ!治るまでゆっくり休んで大丈夫だから、来れそうになったら電話ください!」
嘘を付いた罪悪感はあった。
さゆ「助かります。元気になったら電話しますね。」店「はーい。待ってまぁーす!」
(よかった。気が向かないし、家にいたい。目も腫れてるし。)
しんどくても、まじめに出勤していたさゆは、始めてズル休みをした。2005-08-26 03:31:00 -
27:
さゆ
ぼーっとしていると、携帯が鳴り、一通のメールが届いた。
♪メール受信♪
?[急にごめん!分かるかな?隼人に聞いてメールした。昨日、俺が行った途端に帰ったやん?何か気悪くしたんやったら、ごめんm(__)m 涼]
涼君からのメールだった。返事をするかためらったが、昨日のさゆはどうかしてたと思い、涼君に返事を送った。
さゆ[メールありがとうね!昨日のさゆはどうかしてたよ(^_^;)涼君こそ気悪くしたやんね!さゆのせいでごめん。誕生日おめでとう☆]
メール送信…。2005-08-26 03:40:00 -
28:
さゆ
(本間に昨日はあんな取り乱したりして、さゆらしくなかっわぁ〜。皆、変に思ったやろなぁ〜。)
携帯には、隼人からのメール、着信があった。
何故か、返す気にならなかった。(でも悪いことしたしなぁ。)
さゆ[昨日ごめんなぁm(__)m]
メール送信…。
隼人から、すぐ返事が来た。
♪メール受信♪
隼人[びっくりしたわ!皆もびっくりしてたで☆笑 涼からメールきた?]
隼人は怒ってなかった。
さゆ[本間ごめんm(__)m涼君からきたよ。]
メール送信…。
メールを送った後、さゆはまた寝てしまった。2005-08-26 03:51:00 -
29:
さゆ
夢を見た。よく見る夢だ。真司の最期…。
ハッ!!さゆは汗だくで、ベットから跳び起きた。
(またあの夢やわ。何か意味あるんかな?この夢に。)水を飲み、ぼーっと真司の事を考えた。2005-08-27 00:42:00 -
30:
さゆ
不幸な運命が待ってるとも、気付かずに…。
2ヵ月はあっとゆうまに過ぎた。
(いよいよ明日やぁ♪真司にメールしよーっと。)
さゆ[明日やなぁo(^-^)oはよ明日なってー!!笑]
メール送信…。
返事はすぐに来た。
♪メール受信♪
真司[ワクワクして寝られへんな♪まぁ、俺は寝るけどな!笑 明日、夕方5時に待ち合わせなぁ☆ほなっ!おやすみねー(^_^)]
(寝るんかい!寝られへんのちゃうんかい〜!)真司はいつも、さゆを楽しませるメールをくれる。さゆも、携帯をいじってるうちに寝ていた。
内容は覚えてないけど、悲しい夢を見た。2005-08-27 01:05:00 -
31:
名無しさん
終わリなぁ?ンッ???
気になるヵラ頑張って書Llて下さLlッッ(?・?・)???待ってるょっ???2005-09-06 14:24:00 -
32:
名無しさん
あげ?
2005-09-07 01:15:00 -
33:
さゆ
35さんと36さんぁりがとうございます??更新遅れてすみません?ちょっと仕事が忙しくて?また、更新していくんでょろしくお願いします?
2005-09-10 03:43:00 -
34:
さゆ
目が覚めると泣いていた。
(どんな夢やったけ?まぁいいや!用意しよーっと♪)さゆは今日のために、ずっと欲しかった服を買った。真司と過ごす五回目のクリスマスに気合いを入れる。
(あ〜もうすぐやぁ♪楽しみっ!)2005-09-10 03:50:00 -
35:
さゆ
♪メール受信♪
真司[用意できたかぁー?できてたら1時間早めへん?]
用意が終わって、暇やったからすぐに返事をした。
さゆ[いーよっ!じゃあ今から待ち合わせなぁ☆]
メール送信…。
(ドキドキしてきた♪)
さゆ「行ってきます!」
リビングにいたお母さんに、さゆは叫んだ。
お母さん「真司君によろしくね!遅くなる時は電話しなさいよー」
さゆ「はぁーい。」
そう返事をして、さゆは家を後にした。2005-09-10 03:59:00 -
36:
さゆ
早歩きで待ち合わせ場所に向かう。
歩いていると、バッと何かが飛び出して来た。
(何!?何なん?)
黒い猫だった。猫はさゆを、じっと見てる。
(かわいいー。)
猫はさゆにすりよってきた。どうやら、捨て猫のようだ。
さゆ「かわいいなぁー。連れてって真司びっくりさせよっ♪」
さゆは猫を抱き上げ、タオルに包みかばんに入れた。(急がな!)
さゆは、また早歩きで向かった。2005-09-10 04:13:00 -
37:
さゆ
―待ち合わせ場所―
(真司や!)
真司が手を振っている。
さゆ「ごめん!真司だいぶ待ったんちゃう?寒かったやろ?」
真司は、さゆの大好きな笑顔で笑いながら許してくれた。
真司「何で鞄そんな大事そうに持ってんの?」
さゆ「あっ!真司驚かそうと思ってんやった!」
さゆは、ゆっくり猫を鞄から出した。
さゆ「来る時猫拾ってん!かわいいやろ?さゆになぁーすり…あっ!」
猫がさゆの手の中から、道路に飛び出した。2005-09-10 04:23:00 -
38:
さゆ
さゆ「だめーーー!!!
さゆは、反射的に猫を追って道路に飛び出していた。
真司「さゆーーーー!!」
鈍い音が頭に響く。2005-09-10 04:32:00 -
39:
さゆ
体が痛い…。頭が痛い…。(何があったの?)
目を開けるのが怖かった。目を閉じたまま、何があったのか考えた。
(クリスマス…。真司と…過ごしたの?)
さゆは、恐る恐る目を開けた。2005-09-10 04:39:00 -
40:
さゆ
お母さんが、さゆの顔を泣きそうに覗きこんでいた。
お母さん「さゆ!!先生呼んでくるから待ってなさい!」
お母さんは、慌てて病室を出て行った。
お母さんと入れ違いに、お父さんと香奈とが入ってきた。2005-09-10 04:44:00 -
41:
さゆ
44番の最後が「香奈とが」と、なっていますが「香奈が」の間違いですm(__)m
2005-09-10 04:46:00 -
42:
さゆ
香奈は泣いていた。
香奈「さゆ?大丈夫?」
さゆは、何が何だか分からず、香奈を見た。
さゆは、ずっと怖くて聞けなかったことを聞こうと決めた。重い口を開く…。
さゆ「真司…は…?」
香奈の顔色が変わった。
香奈「さゆ。落ち着いて聞いて。真司君は生きてるよ。」
さゆは、何かに縛られていて、解放されたかのようにホッとした。香奈はまだ深刻な顔をしている。
香奈「でもね…意識が…。」
香奈は途中で話すのをやめた。
さゆ「意識?言って!」
さゆは強く言った。
香奈「戻らないの。」
目の前が真っ暗になった。2005-09-10 04:59:00 -
43:
名無しさん
さゆちゃん頑張って??
2005-09-10 05:33:00 -
44:
名無しさん
わぁ??ぃ??更新されてЯц??さゆチゃω頑張ってにゃッ???
2005-09-10 13:06:00 -
45:
さゆ
47さん48さんぁりがとぅございます??またちょこちょこ更新します??
2005-09-11 05:46:00 -
46:
???
??
2005-09-11 20:56:00 -
47:
さゆ
???さん覗いてくれて、ありがとうございます??
2005-09-12 06:21:00 -
48:
さゆ
さゆ「ごめん。一人にしてほしい。」
さゆは、一人になって何が起こったのかを冷静に考えたかった。
お父さん「分かったよ。今日はもう帰るから。ゆっくり休め。」
お父さんは優しく、さゆを撫でた後、香奈と病室を出て行った。
(真司…。)2005-09-12 06:26:00 -
49:
さゆ
さゆは、何度も何度も家を出てからの記憶をたどって考えた。
病院の先生の話によると、事故の場合ショックで、その時の事は思い出せないことがあるらしい。
考えていると、なかなか寝付けなかった。
何度も最初から、思い出す。
(さゆが猫を拾ったから悪いんだ。時間を1時間早めたからいけないんや…。)
さゆは自分を責めた。
さゆは、今思えばあの時…理解してないふりをして、悲しい現実を見たくなかったのかもしれない。
本当は分かってるのに。2005-09-12 06:35:00 -
50:
さゆ
目が覚めると、病院のご飯が机に置かれていた。
(いつの間にか寝ちゃったんか。)
さゆは食欲がなかったので、ほとんど口にしなかった。
香奈「さゆ!おはよ!ゆっくり休めた?ご飯食べれた?」
さゆは、首を横にふった。
香奈が心配そうにさゆを見た。
香奈「真司君のこと気になってるの?」
さゆ「隣の病室にいるんでしょ?こんなに近くにいるのに、さゆは真司を感じない。」
さゆがそう言うと、香奈の目からは涙がこぼれていた。2005-09-12 06:42:00 -
51:
さゆ
香奈はさゆの手をそっと握った。
香奈「先生に真司君に会えるか聞いてくるから待っててね。」
香奈はさゆにそう言って、病室を出た。
(真司まだ意識戻ってないの?目が覚めたら、1番に謝ろう。さゆが悪いんやから。)
考えるだけで、涙が止まらなかった。
香奈が先生と一緒に、病室に戻ってきた。
さゆ「先生…。」
先生は真剣な目をしていた。
先生「会えることは会えるんだ。けどね………。」
先生の口調が、あまりにも真剣だったから急に、聞くのが怖くなった。2005-09-12 06:54:00 -
52:
さゆ
先生「真司君は事故のせいで、かなりのケガをしている。見たらショックだと思うんだ。」
さゆは、深呼吸をして
「会います。どんな真司でも、さゆの大切な人です。」と、強く言った。
あの時のさゆに、ためらいなんてなかった。2005-09-12 06:58:00 -
53:
名無しさん
ちょい泣いた?
2005-09-12 07:05:00 -
54:
えま
泣いてもた?小説が終わるまで、毎日見にきます?
2007-10-07 23:19:00 -
55:
.
あげ
2007-11-30 11:02:00