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【【猛獣使い】】
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1:
俺
俺、晴吉、二十二歳。ひょんな事から童貞喪失3歳の子持ち。激動過ぎる恋愛のお話。。。
読んでね☆2005-09-11 04:29:00 -
3:
俺
しかし只今二十一歳と七ヶ月。今まで女の子とあんなことやこんなことはした事ない。友達が売れっ子やってるホストクラブで一ヶ月働いた。女の子が何考えてるか解る為、彼女は居たけど関係は凍りついてたので勝手にやれって感じだったので夜の街に降り立ってみた。正直目当ては金とか言いつつ色んな綺麗なお姉さんとウフフアハハとしたかっただけ。猿並の思考回路だ。
2005-09-11 04:41:00 -
4:
俺
スミレさんありがと(T_T)がんばります☆
2005-09-11 04:42:00 -
5:
俺
しかし実際夜の街は恐かった。ヤンチャくれてたので乱闘や酔っ払ったサラリーマンは笑えたもんだったけど、この世界、女の子は恐かった。何度も言うが女の子が恐かった!特に━ホストクラブ━。酔った女性は尚更恐い。チンケな田舎坊主の俺には、酔っ払って泣き叫ぶ女の子も遊園地のミッキーマウスに抱き付く様にホストに絡む女の子も、とても恐かった。
2005-09-11 04:48:00 -
6:
俺
?1は地元のツレ。2もツレ。挙げ句代表とか称号貰ってるのは地元の後輩。はっきり言って俺の方がモテてたんだから。だが、そのチンケなプライドも鎮火。。。芋臭かったこいつらを生まれて初めて凄いぞ!って感動した。しかしやっぱりココでは運命の恋とかホニャララ出来る伴侶とは出会えんやろなぁ。-----こんな感じで何日か仕事をしていった。
2005-09-11 04:54:00 -
7:
俺
みてくれがソコソコ良い俺は何日かの間にお客さんなんか出来ちゃってた。焼酎卸したりカフェパなんかも卸したり。褒められたりしてちょっとウキウキしたりもした。が!これではまた童貞期間が積もって行くではないか!ホストになってこのまま?1とかもしなっちゃったら、童貞なんて大変な!焦る焦る。でも今までもそうだが、こいつや!ってコは中々居ない。童貞の分際で。甚だしい事だが、俺は結婚しちゃいたい位惚れた女の子とホニャララしたいのだ!
2005-09-11 05:03:00 -
8:
俺
お客さんは可愛いコも居た。キャバ嬢サナは誰が見ても可愛い女の子。18歳と素敵な響き。しかし。。。ホニャララの想像を鮮明にしても、俺の小僧は反応をしめさず。なぜ!もう諦めよう。無理矢理誰かとやっちゃったってきっと嬉しくない。楽しくない。なにより出来ない!!
2005-09-11 05:11:00 -
9:
俺
ホスト歴二十日位目***そろそろ昼の仕事に戻るかなとか考えてた日。運命の猛獣サツキと出会う
2005-09-11 05:14:00 -
10:
俺
サツキはぷらぷら歩いていた。明らかに暇な顔をしていた。勿論キャッチ。サツキは可愛い顔をしていた。猫みたいなつったデカい目。黒目は真っ黒で吸い込まれるとはこのことかと思った。白い肌に茶毛のフワフワした腰まで有る髪は小さな体を覆っていた。黙ってジッと俺を見てる。喋らねば!
2005-09-11 05:19:00 -
11:
俺
ペラペラペラペラ俺はひたすら喋っていた。すると黙っていたサツキは『ぅん。で?』。俺『暇やったら初回来てみてや』サツキ『あー。ええよ』早。すぐ店に連れて行った。キョロキョロ店内を見たり、お客さんとホストを観察したり。ほとんど喋らず一時間が立った。俺が喋ったらキャラキャラと笑ってまたすぐ人間観察。ちょっとくっついたら『香水臭い』とまたキャラキャラ。何が笑いのツボかわからん女。とにかく俺もキャラキャラ。そしてチェック。
2005-09-11 05:27:00 -
12:
俺
よくわからん女サツキと、何故か飯に行く事になった。しかしこの女、仮にもホストの俺に、なにからなにまでゴチになったのだ。それからも会う度銀行から少ない財産引き出して色んな所へ行った。挙げ句『今からブラジルにコーヒー飲みにいこっか』だの『北極で生のペンギンと握手したい』だの、とにかく意味のわからんおねだりをする。しかし俺はこの蟻地獄にスルスル捕まり落ちて行った。惚れた。
2005-09-11 05:35:00 -
13:
俺
サツキの家は店の最寄から電車で3駅。俺の実家から4駅。初めて行った時の感想は、愕然だった。女の子の部屋はピンクとかディズニーの人形とか色々想像してたのにサツキの部屋はベット、テレビしか無かった。キッチンは何でも整ってたが。ベットも黒。テレビも黒。期待は打ち砕かれた。男の俺でももうちょっと可愛い部屋に住んでるぞと、思った。
2005-09-11 05:41:00 -
14:
俺
サツキの性格上かはしらないが、気がつけばサツキは訪問者でお客様の俺を差し置いて寝ていた。ピーピーうるさい鼻息を吠えながら。敢なく退散したのは当たり前。そして二回目の訪問日。今日は告白しちゃうぞと、ホストを辞めた次の日。彼女の部屋へ。ピンポ━━━ン。。。
2005-09-11 05:46:00 -
15:
俺
ガチャっと開いた扉。誰も居ない。え、自動?イヤイヤ。『おい』ちいさな声が足元でする。目の悪い俺は下を見た瞬間固まった。サツキがちっちゃいぞ。イヤ、誰?━━これが運命の猛獣メイとの出会い
2005-09-11 05:50:00 -
16:
名無しさん
***中断***
2005-09-11 05:52:00 -
17:
俺
部屋に入るとサツキはセロリを食べて居た。マヨネーズをたんまりつけてニコニコしながら。『おはよう☆』俺『あの?』『ん?』『この人は・・・・』『あー、メイ?サツのベイブみたいなもの』とセロリをしゃりしゃり食べながらニコニコ。『あ、やっぱり?』こんな言葉しか出なかった。しかも声は裏返った。サツキ『セロリ欲しいかい?』俺『いえ結構です。。』。。。。。。
2005-09-11 06:07:00 -
18:
俺
メイはオシャマな女の子。サツキに似た白い肌に茶毛のクリクリ頭。俺にくっつき、下手な歌を歌ってくれた。元曲は多分『ルージュの伝言』。松任谷由実が聞いたら心外だろう位下手な歌だった。頭が働かず、ノイズのようなBGMの中、告白すべきか悩んでいた。だって。。するとサツキがいいともをみながら喋りかけてくるのでだんだんイライラして来た俺は『帰る』と残してさっさと家を出た
2005-09-11 06:15:00 -
19:
俺
公園で三ツ谷サイダー飲みながらボー・・・・・。>>>Mail受信
2005-09-11 06:25:00 -
20:
俺
俺『サツキ!!!』サツキ『あ。ハルキチくん下痢大丈夫?』『下痢はえーねん。あんな、俺と、えと。俺と、』また声が裏返った。肝心な時に言葉が出ない。頭の中では辞典をペラペラめくりまくる。付き合って?うーん。。すき?恥ずかしい。。俺は今まで生きて来て告白と言う事をしたことが無い。単にモテただけでなく玉砕が怖いから・・・。。。俺『。。。だから俺とやなぁ』サツキ『あ。』俺『え。』サツキ『サツが好きなんやろ??』と言ってキャラキャラ。俺『はぁ』サツキ『正解☆』
2005-09-11 06:36:00 -
21:
あい
頑張って☆
2005-09-11 06:47:00 -
22:
ぅみ
?しぉリ?
2005-09-11 10:39:00 -
23:
俺
あいさん。うみさんありがとう(>_
2005-09-11 14:36:00 -
24:
俺
そんなこんなで俺とサツキは知らぬ間に交際を初めていた。だから未だに記念日はない。彼女は相変わらず変な女だった。俺たちは今時の若者とは思えない付き合いで付き合って半年まで手も繋がなかった。しかし俺も元気な男の子。そろそろ良いではなかろうか!
2005-09-11 14:43:00 -
25:
俺
それから何日かでなんとか公園で初キスはしちゃっていた。別にキスそのものが初めてではないのに呼吸が乱れて妊婦さんみたいになってサツキは笑うし散々で。『ハルくんキモィよ』といってキャラキャラ。自分で自分がキモかった。この女の前ではかっこつけても何しても笑われて裏目だ。情けない雄にしかなれない。しかしそれが今までクールぶってた俺には中々心地よかった。
2005-09-11 15:01:00 -
26:
俺
俺が短いホスト人生を終わらせてサツキと付き合ってからも、手強いお客さんが居て何度か電話に着信があった。キャバ嬢サナだ。俺は断固色と呼ばれる営業はしなかった。もちろん枕もしていない、出来ないからだ。俺の少ないが居たお客さんはほとんどが『彼氏と喧嘩してん』とか『旦那の誕生日なにがいいと思う?』とか、しまいには『姑がむかつく』と、井戸端気味な人が多かった。主婦、OL、学生。本職の人はサナだけだったので会話に無理がなくやれていた。
2005-09-11 15:16:00 -
27:
俺
サナは俺を好きだった。と言うより見るに困らない顔をしてる男が好きだ。ホストが好きだ。しかし中々俺が断っても断ち切ってくれなかった。電話には出ないようにしていた。しかしそろそろちゃんとしておかなければ、サツキにもサナにもメイにも失礼だ。するとその時。。。
2005-09-11 15:33:00 -
28:
俺
≡着信≡サナ≡♪♪。。。。よし。出る。俺『もしもし』サナ『。。。なんで?』俺『え?』サナ『サナはこんなにすきやのにっ』サナは興奮していた。サナは一人で続ける『ハルたんの為ならサナもキャバ辞める』『欲しいって言ってたもの何でも買ってあげるよ?』『サナの何があかんの?』━━━はっきり言って気持ち悪かった。俺はホストをしながらも女の子が男に金を使うのは違和感が有った。この世界に居るといつか俺も変わるのが恐かった。でも今、それは違う。サナは恋をしてるんだ。こんなチンケな男にも、精一杯恋をしてる。俺もきっとサツキに同じように冷たくされたら、居ても立ってもいられないだろうし、武骨に気持ちを投げるしかできない。
2005-09-11 15:46:00 -
29:
俺
『俺今めっさ好きな女おるから無理やわ。俺はサナをすきになられへん。』冷たく放つ。サナ『じゃあサナはどうしたらいいん?こんなんひど過ぎる。』俺『ごめん。』サナ『。。。女ってサツキってこやろ』声が低くなった。俺は固まる。当たり前だ。何故知ってる?俺『なんでなん』サナ『サナの連れが知ってたから』。。。サツキは系列の有るキャバで企画や改装のデサインや案内所に乗せるポスターの作成とかの仕事をしていた。女の子からも慕われて居た。その系列はホストクラブも有ったので中々有名だった。知って居てもおかしくない。
2005-09-11 15:59:00 -
30:
俺
サナはこう言った『最後にサナと会ってくれたら諦める。だからサナの部屋今からきて』。。今のままではサツキに何か被害が及ぶかもしれない。サツキは俺と付き合ってから何ヶ月かして仕事を辞めて居た。しかし女の子からの電話には快く出ていたし遊んだりもしていた。もしサナの友達が呼び出したりしたら。今のサナは普通とは全く言えない。嫌な想像が駆け巡る。しかし部屋へ行くのは。。。。
2005-09-11 16:06:00