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ありがとう。
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1:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
―大切な友達―
あなたは大切な友達がいますか?私は自分の感情を言葉にするのがすごく下手です。その為人付合いがすごく苦手。それでも親友やと言ってくれる子がいます。その子達に『ありがとう』をこめて書きます。2005-09-04 18:00:00 -
2:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
一人目『りな』の物語。
あゆみとりなが出会ったのはちょうど、梅雨にはいりそうな五月の終わり。同じ中学で違うクラスだったりなとはすごく仲がいい!とは言えないただの〔会ったら喋る〕だけの関係だった。2005-09-04 18:05:00 -
3:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
だけどひょんな事からあゆみとりなの関係は180度変わって行った。
りな『あゆみおはよう☆★って久しぶりに学校来たと思ったら体育サボるん?笑』あゆみ『うん★☆笑 だってだるいし雨やし♪保健室で寝るに限るでぇ♪あっ!一緒にサボる?』2005-09-04 18:17:00 -
4:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
と軽いノリでおはようの挨拶をした。するとりなから思いもよらない返事が返ってきた。
りな『そうしようかな!』あゆみ『え??!ホンマに一緒にサボる?』
何故あゆみが驚いたかというとりなは特別目立つ子ではなくどちらかというと真面目な子なのだ。2005-09-04 18:30:00 -
5:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
驚いてる私に知ってか知らずか、りなは
『学校抜け出してセブイレ行こうっかぁ★』と言ったのだ。
私はこの頃ひどいイジメにあっていて学校にあまり行く気がせず夜中中梅田やミナミ数少ない友達と遊んでいたのだ。ただイジメられっぱなしの嫌なあたしは常に学校では強気だった。金色に近い茶髪の髪に化粧バリバリな恰好で登校していた。2005-09-04 18:38:00 -
6:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
そんないつも強気な私へのイジメはひどくなる一方。。家もゴタゴタしていて何もかもが適当になっていた私に気付いていたのはそう、、『りな』だった。
2005-09-04 19:17:00 -
7:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
りな『あゆみ?早く行こうや☆★』
あゆみ『う、うん!行こっか♪』とひきつったかもしれない笑顔で言った。
私だって好きでイジメられてるんじゃない。強がる事しかできないただのガキ。本当は独りが寂しい。誰か側におってほしい。2005-09-04 19:27:00 -
8:
☆みり☆
覗かせてもらいにきましたぁ☆彡続き楽しみにしてますぅ(☆^_^☆)頑張ってくださぃ♪
2005-09-04 19:34:00 -
9:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
これが本音だ。だけどどうやってそれを伝えたらいいのかわからない。【何で寂しい?】【素直になったらいいやん。】【普通のあゆみでいいねんで。】
当時の友達に言われていた事だ。最後の【普通】が私には一番わからなかった。そんな複雑な気持ちのままりなと私はセブイレに向かった。2005-09-04 19:35:00 -
10:
あゆみ ◆vmmZ0hhNNc
セブイレに着くまでの5分間の間りなはずっと喋りっぱなしやった。ただ着いてセブイレの裏で座ってからりなの顔は変わった。
りな『あゆみ何で学校けーへんの?……イジメられてるから………?』いいにくそうに下を向く。だけどすぐ真っ直ぐ純粋な目で私を見る。
あゆみ『ちゃうちゃう!ただダルイだけやで!学校向いてへんねん!笑』(しまった〜!逃げてしまった。)すぐ後悔した。いろんな言葉が私の頭の中で走馬灯のように駆け巡る。
私が黙っている間、りなはまだ私の方を見ている。あの純粋な目で。。。2005-09-04 19:46:00