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幸せになってな…
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1:
主
この言葉を母に言われる度に「幸せ」って何?と疑問に思っていた。私は不幸なの?とも思っていた。本当に不思議な言葉であり、理解するのが難しい。みんなは幸せって、どんな事だと思いますか…?
2005-09-06 02:17:00 -
2:
主
物心がついた頃には母と私のふたり暮らしだった。父の記憶はない。アルバムで見た数枚の写真で父の顔を知った程度だ。なかなかの男前だったように思う。
2005-09-06 02:21:00 -
3:
主
離婚したのか亡くなったかさえ知らない。母に聞きたかったが、聞けなかった。父の話をすると嫌そうにしていたから、聞いたらいけないと私は子供ながらに思ったのだ。
2005-09-06 02:23:00 -
4:
主
母は私のために、よく働き一緒にいる時間も作ってくれていた。父と母の役目をしていた母を私は尊敬していた。自慢の母だった。
2005-09-06 02:26:00 -
5:
主
母の口癖は今も変わらない。「ママはあんたがいるから頑張れるし、寂しくないよ。あんたにはママの分も幸せになってほしい。ずっとママの側にいて、あんただけがママの支えやから」だった。
2005-09-06 02:30:00 -
6:
主
それが嬉しくもあったが、重荷に感じる時もあった。私は悪い子なのだろうか?でも困らせたくないから私は努力した。
2005-09-06 02:41:00 -
7:
主
私の家の晩ご飯は毎日同じようなものだった。ハンバーグやミートスパゲティだって食べた事がなく、友達の家で食べた時は嬉しかったのを今も覚えている。
2005-09-06 02:44:00 -
8:
主
もちろん外食もした事がなかった。母の給料日の時だけは、お肉の入ったカレーが食べれた位だった。きっと貧しかったのだと中学2年生の時に気付いた。
2005-09-06 02:48:00 -
9:
主
それでも私は卑屈になりもせず、これが普通なんだと思っていた。しかし母は「ゴメンね、辛い思いさして。わがまま言わずいい子にいてくれて本間ありがとう。でも、あんたは幸せになってな…」
2005-09-06 02:53:00 -
10:
主
ママがいてくれるから私は幸せと言っても、母は悲しそうに首を横に振っていた。私は不幸なの?幸せじゃないの?何が幸せなの?頭の中がいっぱいだった。
2005-09-06 02:56:00