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いつの日か……。

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  • 1:

    七恵

    この話はフィクションです☆昔1度書いたけど、掲示板が無くなってしまって途中になったから、また書かせて下さい(^O^)/下手くそゃけど良かったら読んで下さい♪

    2005-08-29 23:10:00
  • 2:

    七恵

    歌舞伎町−
    憧れて来たこの町を後にした。
    名前は【渚】もちろん源氏名。私の本名を知る人は、もういない。

    2005-08-29 23:17:00
  • 3:

    七恵

    私には家族がいない。たった一人母がいたが、7年前に他界した。
    父親の顔は知らない。7年前−
    当時私は16歳だった。

    2005-08-29 23:21:00
  • 4:

    七恵

    「七恵〜!お前も降りて来いや!」私はいつもの仲間と近所の公園にいた。ジャングルジムは私の特等席だった。上から仲間を見ていると安心できた。

    2005-08-29 23:24:00
  • 5:

    七恵

    「本間ここ好きやな!」そう言いながら私の隣に攀じ登って来た。【夕太】私の彼氏だった人。夕太は私にとってかけがえのない人だった。夕太だけは私を裏切らないと信じていた。

    2005-08-29 23:29:00
  • 6:

    七恵

    「夕太も遊んで来たら?」「七恵の横おるしっ!」そう言って頭をポンッと叩いた。私達二人が和んでいると、必ず仲間に冷やかされた。幸せを感じる事の出来る時だった。

    2005-08-29 23:32:00
  • 7:

    七恵

    このままずっといれたら良いと願っていた。「みんなもぉ〜来てるやぁん☆」そいつの声がすると私は一気に不機嫌になった。【梨絵】大嫌いな奴。
    梨絵が来ると、みんなは待ってましたと目を光らせて駆け寄った。

    2005-08-29 23:35:00
  • 8:

    七恵

    みんなが梨絵と公園の草村に入って行く。見慣れた光景だった。出て来たと思うと片手にニールを持ち、輪になってシンナーを吸い始める。

    2005-08-29 23:38:00
  • 9:

    七恵

    梨絵達はボケ初めると、一目を気にせずSEXをする。発情期の犬みたいだ…吐き気がする。汚い。だから梨絵は嫌い……あいつと被る。憎い母親と−

    2005-08-29 23:41:00
  • 10:

    七恵

    隣で夕太も吸いたそうにしていた。「行ってこれば?」夕太は首を横に振った。私の目の前ではしない。私の嫌う事を知っているからだ。シンナー、SEXは特に嫌い…夕太とは手を繋ぐ程度だった。キスもした事がない。そんな事しなくても私達は十分愛しあって行けると思っていた。
    夕太は理解してくれてると−

    2005-08-29 23:46:00
  • 11:

    名無しさん

    前に読んだことあるような…ないような…。前も同じスレタイ?

    2005-08-30 05:52:00
  • 12:

    七恵

    11sanレスぁりがとう★前とゎスレタイ変えてます。。。
    書いてた物がどっかに行ってしまったから、話しは記憶頼りで多分違ってる
    所とか多いと思ったので、変えました↓↓また読んでくれると嬉しいです♪

    2005-08-30 13:48:00
  • 13:

    七恵

    その日もいつもの時間になると私はジャングルジムから降り、公園を後にした。
    もう深夜3時だ。いったいいつまでこんな生活が続くのだろうか。
    家の前に着くと大きくため息を付いた。ボロイ木造のアパート・・・引き戸に手を伸ばし
    ガラガラと扉を開けた。

    2005-08-30 13:52:00
  • 14:

    七恵

    きしむ床をそっと歩き部屋へ向かおうとすると母親の部屋の襖が開いた。
    「あんた又帰って来たん?!はよ出て行け!!」枕やら誰のか分からない男物のパンツなどを、
    投げ捨てながら叫ぶ母。「お前なんか産まれて来たんが間違いや!」
    聞きなれたセリフにもう傷つきもしなかった。

    2005-08-30 13:57:00
  • 15:

    七恵

    私は母がまだ叫んでいるのを無視し部屋へ入った。
    ベットへそのまま横になる。《私だって産まれて来たくなかった・・・》
    母が暴れている音を耳に眠りに付いた。

    2005-08-30 13:59:00
  • 16:

    七恵

    翌日−
    また母の叫び声で目が覚める。「はよ出て行って!帰ってくるな!」
    まだ6時だ。さっき寝たばかりだと言うのに、ずっと暴れていたのだろうか。
    私は眠い目をこすりながらお風呂へ向かう。

    2005-08-30 14:01:00
  • 17:

    七恵

    このボロアパートは共同トイレにお風呂だった。でも住民は私達親子しか居なかった。
    みんな出て行ってしまった。夜中中暴れる母・・・何度嫌味を言われたか分からない。
    出て行ってくれてホッとした。
    お風呂から上がると母が襲いかかってくる。今日はいつもより機嫌が悪いようだ。

    2005-08-30 14:05:00
  • 18:

    七恵

    私は濡れた髪の毛を乾かす事も出来ないまま家を出た。
    一応学校へ通っている。学費は顔も知らない父が出しているらしい・・・。
    詳しい事情は知らないし、知りたくもない。こんな母の元へ置いていった父も憎かった。
    学校は好きじゃないが他に行く所もない。登校しては図書室でサボる毎日だった。

    2005-08-30 14:08:00
  • 19:

    七恵

    ガラッ−
    「七重や〜ん!」会いたくない奴に会ってしまった。梨絵も同じ学校に通っている。
    こいつを見ると何もしていなくても腹が立つ。それなりに整った顔立ち、綺麗な肌・・・。
    自分を平気で傷つける梨絵が信じられなかった。

    2005-08-30 14:13:00
  • 20:

    七恵

    私の体なんて傷だらけだ。小さい頃から母には痕が消える間もなく
    殴られた。煙草で焼かれた痕だってある。今でこそ暴力はなくなったものの、
    その傷が消えることはない。
    梨絵の話しを適当にかわし、放課後までの時間を寝て過ごす。

    2005-08-30 14:16:00
  • 21:

    七恵

    放課後になると、私はまたいつもの公園で過ごした。
    公園に着くともう夕太の姿があった。「七恵〜今日は遅いやぁん?」
    ジャングルジムへ近づこうとしたとき異変に気づいた。
    「七重ちゃんもすればぁ?」梨絵がやって来る。「お前もやろうやぁ?」
    夕太も一緒になって言った。

    2005-08-30 14:23:00
  • 22:

    七恵

    《なんで・・?嫌いなん知ってるやん。》今までに1度だって勧められた事はなかった。
    夕太がボケているのを見たのも初めてだ。「七重ちゃ〜ん?」キモイ・・サワルナ・・・キタナイ・・・。
    トロ〜ンとした目で迫ってくる夕太と梨絵を振り切り公園を飛び出した。
    まだ時刻は6時だった。家に帰れない・・誰か助けて。

    2005-08-30 14:27:00
  • 23:

    七恵

    私はあてもなくさまよい歩いた。でも限界だ・・・9時過ぎた頃、
    家に向かって歩き始めた。外には薄い光だけが漏れていた。まだ誰かいるかも知れない。
    そう思いながらも家の引き戸を開けた。ガラガラ−
    できるだけ静かに戸を閉める。ギシギシ・・・廊下をつま先で歩き部屋へ向かった。

    2005-08-30 14:31:00
  • 24:

    七恵

    バンッ−
    襖が勢い良く開いた。見つかった・・・・「あんた何しに帰ってきたんよ!」
    部屋の中を見ると煙草の煙で充満していた。裸の母が座る横には見知らぬ男がキョトンとした
    顔でいる。「こいつ誰や?」「・・・・。」答えない母。

    2005-08-30 14:34:00
  • 25:

    七恵

    「お前ガキおったんかいや。」男はため息を付きながら服を着始める。
    「待って!こんな子知らん・・・続きしようや。」「触るな・・ババアがっ!」
    二人のやり取りを黙ってみていた私、動くことが出来なかった。
    男の足にしがみ付く母はとても醜かった。

    2005-08-30 14:37:00
  • 26:

    七恵

    「2度と連絡してくんなよ。」「待って!待って!」ドカッ−
    離そうとしない母を蹴り飛ばした。それと同時に数枚のお札が宙を舞い
    汗ばんだ母の体にぴったりと引っつく。「どけっ!」男はドアの前に立つ私を
    突き飛ばし帰っていった。

    2005-08-30 14:40:00
  • 27:

    七恵

    母の顔が豹変する。「あんたっ・・!」バシッ−
    さしぶりに平手打ちを喰らった。「誰のお陰で飯食ってると思ってんの!」
    「・・・・。」「恭ちゃん帰ってもうたやない!」恭ちゃんとはさっきの男だろう。
    母は近所では有名な娼婦だった。「ババアに食わしてもらった覚えない。」
    私はそれだけ言って部屋に向かった。

    2005-08-30 14:45:00
  • 28:

    名無しさん

    削除依頼出したんですか?読んでたのに…

    2005-08-30 22:05:00
  • 29:

    七重

    28さん書き直しをしようと思ったんです。。。。ごめんなさいm(__)m
    まさか読んでくれてるなんて思ってなかったので↓新しく書き直しますので、お願いします★

    2005-08-31 13:26:00
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