小説掲示板【魔の召使い】のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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【魔の召使い】

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  • 1:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    冬も深まり始めた12月の事だった。友人のトモキが自殺した。原因はいじめ…。トモキとは幼い頃からの友人であり、よきライバルだった。だがいじめの事については一言も相談してくれなかった。トモキは俺に心配をかけないように自分一人で抱え込んでいたのだ。   《ちくしょう!!トモキの奴いじめなんかに負けやがって!なんで俺に相談してくれへんかったんや?力になってあげる事もできたかもしらんのに…》       疑問ばかりが頭の中をかけめぐる。考えても考えても答えなどでるはずもない。そうして俺が考えている間に形式だけの葬式は終わりを迎えようとしていた。火葬場に迎う前に最後にトモキの顔を見る事ができた。 マネキンのように無表情で生気のない顔だったが俺にはトモキがとても悔しがっているように見えた。

    2006-04-10 22:36:00
  • 21:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    少しすると煙は消えてなくなり俺の目の前に男が姿を表した。だがその姿はさっきの姿とはすこし違っていた。きれいな白髪、肌は相変わらず青白い。目付きはするどく眼球は灰色、口からは牙がとびでており手にの爪は女のように尖っている。          『これが俺の本当の姿だ。地上では目立ちすぎるのでさきほどのような姿で行動している。だがこれだけでは信じがたいと思うのでこれを見てもらおうか。』 そう言うと男は手のひらを俺に見えるように開き  『俺の手のひらを覗き込め!おもしろいものを見せてやろう。』       と言った。俺は言われるがままに手のひらを覗き込んだ。

    2006-04-11 20:10:00
  • 22:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    男の手のひらにはどうやっているのか映像が映し出されていた。その映像にはまったく見知らぬ男とあのボロボロの本が写っていた。すると男は本を開きカッターで自分の指を切った!血がポタポタとたれている。《うわっ!痛そうやな。》俺がそんな事を思っていると男は本に自分の血で日付と名前を書いた!     すると次の瞬間何か小さな声が聞こえた。その声が小さくて聞き取れない。俺は必死に聞こうとしたがやっぱり聞こえなかった。  『さてこの男だが、この男はしもべと契約したのだ。それがその時の光景だ。人間界では非常に有名だったらしいが小僧!見覚えはないか?』        俺は映像に写る顔をよく眺めてみた!       「あっ!こいつ何年か前に急にめちゃ売れたミュージシャンやん!俺すごい好きやった!確かなんか原因不明の病気で死んだって。」その瞬間俺は寒気が走った。確か契約を破棄したら命を頂きに行くって書いていたような…

    2006-04-11 20:30:00
  • 23:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    ↑しくった。読んでくれている方がいたならばすみません。。。

    2006-04-11 20:32:00
  • 24:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    俺は男の顔を見た。男はにっこりほほ笑みながら  『そうだ。この男はしもべと契約をした。そしてしもべを使い自分の望みを叶えたのだ!結果的には契約を破棄してしまったがな。』そう言うと男は手を握りまた手を開いた。するとそこにはボロボロのあの本があった。         『小僧の引き出しから少々拝借した。なぜこのような本があるかと言うならば…ただの俺の暇つぶしのためだ。俺は魔界ではすごく暇でな、ある時ふと思ったのだ!何の力ももたない人間にこのような物をさしだしたならどう使うだろうか?とな。その結果大変に楽しい思いをさしてもらっている。なぜかみなこの本を嫌い破棄しようとするのだ!小僧!お前ならどう使う?』

    2006-04-11 20:48:00
  • 25:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    その時俺は男の世界に引きずり込まれていた。   「俺やったら絶対に本を破棄しようとなんかせーへん!そんなんしたら自分が死んでしまうんやろ?」  男はにやりと笑いそして…『小僧わかっているではないか!ではこの本と契約するがよい!お前の望みをなんでも叶えてくれるであろう。例えばお前が殺そうと思っている奴!そいつですらお前の手をわずらわす事無く始末できるのだぞ?お前はその後他の望みを叶えるなり、なにもせずに普段通りに日常を暮らしていけばいいのだ!』     と言った。《確かにそうやな!トモキの仇を取った後は本棚にこの本直しておけばいいねん。簡単やん!!》『わかった。この本使わしてもらうわ。ありがと。』俺は男にそういいその場を後にした…。

    2006-04-11 21:04:00
  • 26:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    あの男とどれぐらいの時間話をしていたのだろう?あたりはすっかり暗くなり会社帰りのサラリーマンや遊んでいる若者などで駅前はごったがえしていた。空気は肌寒くなり息を吐くと息は白く染まった。ふとゲーセンの方を見るとそこにはシンイチとヒロが女をナンパしているのが見えた!《くそっ!あいつら楽しそうにナンパなんかしやがって!殺してやろうか!》俺の胸に激しく怒りが込み上げてきた。怒りを必死にこらえ《今ここであいつらを殺す必要はない!帰ったら契約をしてしもべに殺ってもらおう。》俺はそう言い聞かし自宅に向かった。

    2006-04-11 21:13:00
  • 27:

    名無しさん

    主さん、元はジャンプのデスノート?ワラワラ

    2006-04-11 23:42:00
  • 28:

    うリ?

    しおリ|о>艸

    2006-04-12 02:02:00
  • 29:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    確かにデスノートとかぶってます。無能なんで…これぐらいしか契約方法うかばなかった。まぁ内容は違ってくるんでよかったら読んどいてください。

    2006-04-12 17:41:00
  • 30:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    家に着き俺はすぐ自分の部屋に向かった。さっきの怒りがどうもおさまらない!俺はおもむろに本を取出し開いているページを開いた!!今こうして契約を始めようとすると妙に不安になる…。そりゃそうだ!さっき男に見せられた映像の人は実在していたわけで、このノートで契約し死んでしまったのだ。《こんな本使わんで自分で殺ったら…。捕まるけど命までは取られへんしな…。でも契約してしもべに殺ってもらえば俺ってのもばれへんし…。》二つの考えが頭の中で戦っている!《契約しても本さえこの部屋に閉まっとけば大丈夫やんな?》結局俺は決心をして通学鞄から包丁を取出し、指先を軽く切った。

    2006-04-12 17:54:00
  • 31:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    ズキッ!と少し痛みがしノートに真っ赤な血が滴れる。《ふぅー。》と一息着き俺はノートに日付と名前を書き込んだ。 2005年12月15日 スギタノブユキその直後だった!!『契約完了いたしました。』小さな声で誰かつぶやいた!!俺は驚き辺りを見渡すが誰もいない!いや、いるはずがない!でも確かに今声が聞こえた。《一体なんやねん!今の声は誰の声?》俺がそんな事を考えていると急に本がパラパラとめくれ初めのページに戻った!俺は固唾を飲み本を見つめる!するとうっすらと本が光り、本から煙が吹き出した!部屋一面が煙だらけになる!俺は息苦しくなり窓を開けようと窓の方向に向かった。その時パッと煙は消え俺の机の前にあの男が立っていた!

    2006-04-12 18:16:00
  • 32:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    《えっ!なに?どーゆー事?なんで本からコイツがでてくるん?》茫然としている俺を見つめ男は話しだした。『契約おめでとう。契約したからにはお前に渡さなくてはいけないものがある!受け取れ!』そういいながら男はまた一冊の本を差し出した。もう何もかもがめちゃくちゃすぎて俺は何も言えなかった。黙って本を受け取る。『どうやら人間と言うものは見た目などにこだわるらしいのでな。その本はしもべのサンプルだ!その中から好きな物を選ぶがよい!さて俺は魔界に戻りお前がその本をどう使うか観察する事としよう。使い方を誤るなよ?』男がそう言うとまた本から煙がでてきた。少しして煙が晴れた時にはもう男の姿はなかった…。

    2006-04-12 18:27:00
  • 33:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    男が去り俺はその場に座り込んだ。どうしていいのかわからない。手には男からもらった本をにぎりしめていた。見た目は一冊目とそんなに変わらない。真っ黒でボロボロだ。とりあえず中をのぞいてみた。

    2006-04-12 19:47:00
  • 34:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    契約して頂いてありがとうございました。貴方様に遣えるしもべを選んでくださいませ。

    2006-04-12 21:31:00
  • 35:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    ページの一番最初に前回とおなじ赤い文字でこう書いてあった。俺は次のページをめくった。そこには小さなドラキュラみたいなのが書いてあった。次のページをめくると次は魔女。パラパラと見ていくと色んなのがある。おもわず目移りしてしまうようなのばかりだ!このころになると俺は怒りを忘れ《しもべ》探しに夢中になっていた。ふと目が止まった。ガイコツだ!手には自分の体より大きい鎌を持っている。《なんかかっこいいなぁ!よし!これキープ。》その後もパラパラとめくってみたが、あまりピンとくるものもなく最後のページをめくった。

    2006-04-12 21:42:00
  • 36:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    貴方様に遣えるしもべは見つかりましたか?みつかりましたら貴方様の血液をしもべに垂らしてくださいませ。その者が貴方様に遣える者になります。    注意:貴方様は契約を終えられていますので一週間以内にしもべを決定して頂けない場合は契約破棄とさせて頂きますので御了承くださいませ。

    2006-04-12 21:47:00
  • 37:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    そう書かれていた。《一週間以内にしもべを決めろって最後に書くなよ。まぁもう決まったからいいけど…。》俺はガイコツのページを開いた。《コイツに血を垂らしたらいいねんな。》さっき包丁で傷付けた指先を見てみる…。血はもう止まっていたが指で傷口の近くを締め付けるとまた血がにじんできた。俺はその血をガイコツに垂らした。ポタ…。 すると急に《ポンッ!!》と小さな爆発?が起こり目の前に小さな手のひらサイズのガイコツが現われた!!

    2006-04-12 21:55:00
  • 38:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    『私と契約頂き真にありがとうございます。』目が点になった。一日の間にこれほど驚く日はきっとないだろう!しもべは俺に向かい『ご主人さま?きょとんとされていますがどうかなされましたか?私をお呼びになったのはご主人さまでしょう?さっそく何か願いなどはありませんでしょうか?私ずっと仕事をしていなかったもので力があり余っております。なんなりとお申し付けくださいませ。』  その言葉を聞いて俺は我に帰った!《そうだ!俺はトモキの仇を取るんだ!!》 『あのさ、お前にしてほしい事があるんだ!俺と同じ学校のシンイチとヒロって奴を殺してほしいんだけど…。』するとガイコツから思いがけない言葉が返ってきた。

    2006-04-12 22:09:00
  • 39:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    『ご主人さま。初めに申し上げておきます。まず人を殺害するためにはひとつ条件があります。その条件は…相手を私に直接見せる事です!それ以外の事、有名になりたい、お金持ちになりたいなど何かを対象にしない場合、つまり目的の相手がいない場合は私に見せるの事ができないので条件などはないのですが…。』《コイツを連れて外にでる?そんなん無理やろ?シンイチとヒロの写真とかじゃ無理なんかな?》       『あのさ、写真とかじゃ無理なん?さすがにお前を外に連れて歩くんは無理やろ?人の目とかあるやん。』当然の答え。だがしもべはその答えは聞き慣れているみたいですぐ答えた。  『真に残念ではございますが写真や映像などでは不可能でございます。なぜ目的の相手がいる場合のみ条件があるのかと申しますと、私がその相手に少しまぁ、魔法のような物を使うからなのです。それは直接相手にしないと効果を発揮しないのでございます。』  《まじかよ…。きついなぁ。》そう思っているとガイコツは言葉を付け足した。『但し私の姿は契約をしたご主人さまにしか見えないので、どこに連れて行くにしろ連れて行きやす

    2006-04-12 22:47:00
  • 40:

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    削除されますた

    あぼ~ん
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