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世界で一番嫌いな男

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  • 1:

    主人公

    普通に生きてきた私。
    はじめて思った・・・
    世の中にはホントに腐った人間がいるってこと。

    2005-08-21 20:29:00
  • 2:

    主人公

    私の名前はサキ。
    年は20才。母子家庭に生まれて兄がいる。私は18才から親に内緒でキャバクラで働いているどこにでもいる平凡な女。物語はひっかけ橋から始まります。

    2005-08-21 20:35:00
  • 3:

    名無しさん

    頑張って?ぱぃ???

    2005-08-21 20:40:00
  • 4:

    主人公

    私と友達のアミはローカルな地区にあるキャバクラで働いていた。その日二人は夜ミナミにいた。大して何もすることがないので二人でカラオケに行くためスタスタと歩いていた。
    『なぁなぁ、どこ行くん?』
    こんなのよくあるホストのキャッチ。

    2005-08-21 20:44:00
  • 5:

    主人公

    ちょっと違うのはかなり長いことついてくる所。無視、ひたすら無視、ずーっと無視。でもアミが口を開けた。
    『ホスト行かんから』
    それでもホストはついてきて何か言ってる。
    『じゃあ携帯だけ教えて!ほんまお願い!!』

    2005-08-21 20:51:00
  • 6:

    主人公

    アミは何を思ったのが携帯をそのホストに教えた。たぶん早く消えて欲しかったからだろう。
    そしてあのホストは去っていった。私たちはカラオケボックスに入って一服しながら歌本をめくっていた。
    するとアミは携帯をいじりだした。

    2005-08-21 20:59:00
  • 7:

    主人公

    さっきのホストの番号を登録していた。ふと見るとアミはそのホストの名前の蘭に【とってはダメ】と登録していた。
    私たちはホストクラブに行ったこともなければ興味もなかった。
    その日私たちは散々歌って騒いで地元に帰った。

    2005-08-21 21:05:00
  • 8:

    主人公

    何日かして家でアミと電話していた時のこと。
    『そう言えばケンジがサキのことタイプって言ってたで!!』
    『ケンジって誰よ?』
    『この前あたしが番号交換したホスト!』
    アミはメールを打ってる最中にケンジから着信があったらしくて間違えてとってしまったらしい。

    2005-08-21 21:12:00
  • 9:

    主人公

    そして少し話しをしてみると意外とおもしろくて話しやすい人だったらしい。アミは言った。
    『サキってあの顔タイプやろ!』私は
    『タイプと言えばタイプやけどそれが何?』
    『今度4人で遊ぼうや』

    2005-08-21 21:18:00
  • 10:

    主人公

    アミはケンジのホスト仲間とケンジと私とアミで遊ぼうと言い出した。
    『イヤや!めんどい』
    本当にイヤだった。彼氏がいるわけとかじゃないけど何となくイヤだった。でもアミは
    『でももうケンジに遊ぶって約束しちゃったし』アミはやたらと強引に私を誘ってきた。

    2005-08-21 21:25:00
  • 11:

    主人公

    3さんありがとうございます!完結できるように頑張ります☆

    2005-08-21 21:27:00
  • 12:

    主人公

    私は何でアミがこんなに遊びたがってるかわかっていた。私は結構長いこと彼氏がいなかった。そんな時に私のちょっとタイプな人が現れてその人が私のことを可愛いとか何やら言ったから私とケンジをひっつかせたかったんだと思う。
    私はアミと話してるうちに遊んでもいいかなって思って遊ぶことに承諾した。

    2005-08-21 21:36:00
  • 13:

    主人公

    そしてアミとケンジが遊ぶ日にちを決めてついに当日となった。梅田で待ち合わせをして私とアミが先に着いた。私はちょっとだけ緊張していた。アミと違って私はちょっと人見知りするタイプやしすぐ打ち解けれる性格じゃないから不安だった。

    2005-08-21 21:43:00
  • 14:

    主人公

    しばらくしてケンジとケンジのホスト仲間のショウが来た。そして私達はカラオケボックスに行った。
    何を歌うわけでもなく4人でおしゃべりをしているうちにアミが言ってた意味が何となくわかった。ケンジと話していたらおもしろいし優しいしすごく好感がもてた。

    2005-08-21 21:49:00
  • 15:

    主人公

    思ってたより楽しい時間が過ごせた。私はケンジと番号とメアドを交換してその日はバイバイした。私とアミは二人と別れたあとごはん屋さんに入って話し込んでいた。
    『サキ〜ケンジめっちゃいい人やろ?ケンジもサキのこと気に入ってそうやし』

    2005-08-21 21:55:00
  • 16:

    主人公

    私はケンジと付き合いたいとかはまだ思ってなかったけどいい人やしカッコイイと思うようになっていた。私はアミに
    『好きとかじゃないけどいい人やなぁ!』
    とだけ言っておいた。
    『アミはどうなん?ショウ君男前やん!』

    2005-08-21 21:59:00
  • 17:

    主人公

    アミは
    『男前やけどタイプ違うなあ!』と言っていた。私たちはあの二人がホストということを全然気にもせずあ〜だこ〜だ言っていた。
    私はアミとバイバイして家に帰ってゴロゴロしていると携帯が鳴った。
    【着信ケンジ】

    2005-08-21 22:04:00
  • 18:

    主人公

    『もしもし?』
    『さっきぶり!ケンジやけど今日はありがとう』『あっ、こっちこそ楽しかったから』
    『ごめんなぁ、こんなおもんない奴で!』
    しばらく世間話をしていて急にケンジが言った。

    2005-08-21 22:09:00
  • 19:

    主人公

    『あのなぁ、もしよかったらまた今度遊ぼう。今度は・・その・・ふたりで・・』
    私は電話越しにめっちゃ顔が赤くなってしまった。
    『えっ・・ふた、ふたり?!う、うん全然いいよ!いいよいいよ〜』
    と、かなりテンパりながら答えた。

    2005-08-21 22:14:00
  • 20:

    主人公

    ケンジとの電話を切ったあと私はアミに電話をした。アミに二人で遊ぶことを話すと
    『きばってこいよ!!』と意味不明なことを言われたけどちょっとだけ気持ちが落ち着いた。
    『うん!!頑張るわぁ!!』

    2005-08-21 22:22:00
  • 21:

    主人公

    ケンジと遊ぶ日まで毎日ケンジは私に電話をかけてきてくれて特に意味のない会話を楽しんでいた。そして当日・・・
    私はいつもより髪の巻きとか化粧に気合いをいれて待ち合わせ場所に向かった。ケンジは先に着いていた。
    『ごめん!結構待ってくれたん?!』

    2005-08-22 00:37:00
  • 22:

    主人公

    『俺も今来たところやで!サキ腹減ってる?』
    二人ともお腹が空いていたから適当に居酒屋に入った。
    私とケンジはご飯を食べながら色々な話をした。『そう言えばサキってキャバとカフェのバイトしてるんやろ?大変やなぁ!』

    2005-08-22 00:41:00
  • 23:

    主人公

    『うん大変やけどホストも大変そう!』
    『めっちゃしんどいで!酒は吐いても吐いても飲まなあかんしキャッチもサキみたいに無視ばっかされるし!笑』
    『ほんまあの時はごめん!あたしホストとか結構苦手っていうか・・』

    2005-08-22 00:46:00
  • 24:

    主人公

    ケンジは言った。
    『まぁホストって世間的に言ったら決していい仕事って言われへんからなぁ。夜の世界はほんま厳しいしサキもキャバクラできるだけ早くあがれよ!!』
    とケンジはホストの仕事について色々教えてくれた。
    『代表とかめっちゃいい人やしショウも売れてるねんで!サイトで潰されるんとか結構へこむけどなぁ。』

    2005-08-22 00:52:00
  • 25:

    主人公

    その時はサイトで潰しって何やろ?2ちゃんねるのことかな?と思っていた。私はまだ夜遊びの存在を知らなかった。
    ケンジと話して気付くと何時間も経っていた。もっと一緒にいたいって思ったけど
    『あたしそろそろ帰らないとあかんわ!』

    2005-08-22 00:57:00
  • 26:

    主人公

    『そうやなぁ!帰ろか』私とケンジは居酒屋を出て駅までケンジは歩いて送ってくれた。
    『サキ気をつけて帰れよ!また連絡するわ!』
    ケンジと別れて電車の中でひとりで考えていた。(あたしケンジのこと好きかも・・・)

    2005-08-22 01:03:00
  • 27:

    名無しさん

    楽しみです?

    2005-08-22 01:10:00
  • 28:

    名無しさん

    >>1ー200

    2005-08-22 01:37:00
  • 29:

    主人公

    名無しさんありがとうございます!!

    2005-08-22 06:15:00
  • 30:

    主人公

    家に帰ってすぐにアミに電話をして、ケンジのことが気になっていることを伝えた。アミはいっぱい励ましてくれた。
    もう寝ようと思って布団に入っても変に考え過ぎてなかなか寝つけなかった。寝たのは朝方だった。お昼からカフェのバイトがあるからほとんど寝ることができなかった。

    2005-08-22 06:21:00
  • 31:

    主人公

    あまり寝れずにカフェのバイトに向かった。フラフラになりながらもやっと休憩時間になって裏に行って一服してカバンから携帯をとりだした。
    着信履歴が一件。ケンジからだった。
    ひとまず休憩時間は短いからまたバイトが終わってからかけ直そうと思い携帯をカバンにしまった。

    2005-08-22 10:28:00
  • 32:

    主人公

    ようやくバイトが終わってロッカールームからケンジに電話をした。
    『もしもし?ごめんバイトやってん!』
    『バイトやったんかぁ!今電話してても大丈夫?』
    『全然大丈夫やで!』

    2005-08-22 10:38:00
  • 33:

    主人公

    ケンジから思いもしない言葉がでた。
    『俺なぁ・・サキのこと好きになった。付き合ってほしいねん。まだ出会って間もないし返事はまだでいいから。』
    私はびっくりした。嬉しかったけど、
    『ほんまにほんま?!嬉しいけどまだケンジのことよく知らんから・・』

    2005-08-22 10:44:00
  • 34:

    主人公

    本当は今すぐ付き合いたかったけど返事はまだでいいと言われたので次に会った時にでも言おうと思った。ケンジは
    『そうやんなぁ、まぁこれからいっぱい遊んでお互い知っていこう。』
    と言った。
    私は電話を切ったあと嬉しくてかなり舞い上がっていた。

    2005-08-22 10:49:00
  • 35:

    主人公

    ケンジと遊ぶ日をまた決めてその日までケンジは毎日電話をかけてきてくれた。私はずいぶんマメな人やなぁと思っていた。そして遊ぶ日がきた。今日はケンジとボーリングをした。
    男の人ってたいがいボーリングうまいけどケンジはとても下手で私の方が3ゲームとも勝った。

    2005-08-22 13:31:00
  • 36:

    主人公

    二人とも疲れて帰ることになり駅までわざと遠回りして二人でトボトボ歩いていた。
    するといきなりケンジが私の手をつないできた。『えっ・・?』
    どうしていいかわからなかった。ケンジは
    『俺ほんまにサキのこと好きやから。』

    2005-08-22 13:34:00
  • 37:

    主人公

    私はもうケンジのことが好きだった。
    『私も・・好きやから』ケンジはいきなり立ち止まり真剣な顔で
    『付き合ってほしい』
    と言った。
    『はい。』

    2005-08-22 13:37:00
  • 38:

    主人公

    こうして私とケンジは晴れて付き合うこととなった。一人で電車に乗って顔が自然とにやけてくる。本当に嬉しかった。
    さっそくアミに付き合ったことを報告した。
    アミは自分のことのように喜んでくれて二人でキャーキャー言っていた。

    2005-08-22 13:40:00
  • 39:

    主人公

    付き合いだしてからも私とケンジは頻繁に遊んでいた。とてもとても幸せだった。
    この日もいつも通りケンジと待ち合わせしていてケンジがやって来た。
    『今日俺の実家こいよ!親に紹介するわ。』
    私は突然のことでかなり驚いた。

    2005-08-22 13:44:00
  • 40:

    主人公

    ケンジの実家に向かう途中私は緊張のあまりかなり無口になっていた。そんな私をみかねて
    『何緊張してんねん!俺のオカンとかめっちゃシャベリでホンマ大阪のオバハンって感じやで!』と私の緊張をとこうと沢山話してくれた。
    そしてついにケンジの実家に着いてしまった。

    2005-08-22 13:48:00
  • 41:

    主人公

    ケンジの実家はかなり大きくてお金持ちそうだった。ケンジが玄関の扉を開けた。
    『ただいま。』
    奥の部屋からケンジのお母さんが出てきた。おばさんは優しそうな顔付きでいらっしゃいと私に言った。
    『はじめまして。お邪魔します!!』

    2005-08-22 14:03:00
  • 42:

    主人公

    ケンジが私を紹介してくれた。
    『この子俺の彼女のサキ。今日は二人でこの家泊まるから!』
    『あらあら綺麗な子やねぇ、ケンジにはもったいないわぁ!今日はゆっくりしていってね!』
    『はっはい!!サキです!急にお邪魔してすいません!』

    2005-08-22 14:09:00
  • 43:

    名無しさん

    づづき書いてくださいねホ☆待ってます☆

    2005-08-26 14:50:00
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