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それでも生きたい。
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1:
りょう
いつから依存するようになったんだろう。昔はまだ強がって自分に自信を持って生きてた。こんな事があるまでは…。
2005-07-28 10:50:00 -
2:
りょう
今もあたし忘れないよ……?ゆうちゃんを愛した事。
だから忘れないで。あたしと居た時間……。2005-07-28 10:52:00 -
3:
りょう
でも…。
「今日大事な話があるから時間作ってね。」電話で約束してゆうじの家で彼の帰りを待ってた。2005-07-28 10:54:00 -
4:
りょう
彼の答えなんて予想もせず、ただあたしはエコーで見た豆つぶくらいの小さな命を胸を弾ませながら見せたくてワクワクしながら待ってた。
「女の子がいいなぁ…」なんてぼやきながら嬉しくて嬉しくてそわそわしてた。2005-07-28 10:55:00 -
5:
りょう
ガチャ…。
『りょう、ただいま〜。遅くなってごめんな!話あるって言うてたけどなんや?』
突然本題に入ったゆうじ。ゆうじの顔を見た瞬間なぜか言うのが怖くなった。
どうしよう……自信がない。言いにくい。口唇をかんだ。2005-07-28 10:56:00 -
6:
りょう
エコーの写真を鞄からとりだしてゆうじに手渡した。
「赤ちゃんできてんやん……。」
……15秒位の沈黙…。
2005-07-28 10:57:00 -
7:
りょう
「ごめん堕ろして。」
ゆうじの言葉に何も言い返せなかった。2005-07-28 10:58:00 -
8:
りょう
即答で答えたゆうじ。
2005-07-28 11:02:00 -
9:
りょう
一瞬、ゆうじの言った言葉の意味がわからなかった。何度も頭の中で言葉がこだました。涙が頬を伝った。
『あたし…産みたい。』
そう思ったのに言葉にはならず涙だけが流れた。2005-07-28 11:04:00 -
10:
りょう
無言なままあたしは彼の家を後にした。
夜道は暗く涙でにじんだ道はぼやけて歩けなかった。
こらえきれなくなり、道端にしゃがみ嗚咽とともに胸の苦しみを声にだして泣いた。
2005-07-28 11:05:00 -
11:
りょう
一週間後、あたしは眠れない夜を一人過ごし朦朧とベットから起き上がった。
2005-07-28 11:07:00 -
12:
りょう
朝早くに家をでてまだラッシュ時間前の電車に乗り、診察してもらった病院に向かった。手には人工妊娠中絶同意書を持って。
2005-07-28 11:08:00 -
13:
ゅぃ
りょうサンがんばれ??
2005-07-28 11:08:00 -
14:
りょう
それぞれの名前を書く欄には字を出来るだけ変えて自分で書いた。
2005-07-28 11:10:00 -
15:
りょう
「行くしかないねん。あたし一人じゃ無理だよ…。赤ちゃんこんなママを選んだばかりにごめんね。産んであげれなくてごめんね。」歩きながらこの子の日をあたしは一生忘れないと強く思った。
自分の足で手術室に入った。2005-07-28 11:12:00 -
16:
りょう
冷たい鉄の手術台。怖かった。
手術台に乗り、手・足を縛られた。涙を必死でこらえた。泣きたいのはあたしじゃない。赤ちゃんなんだから…。2005-07-28 11:13:00 -
17:
りょう
『こんなはずじゃなかった。あたし、あなたが産まれて嬉しかったんだよ。ごめんね赤ちゃん…。産んであげれなくてごめんね…。抱きしめてあげれなくて、名前も付けてあげれなくて、この世界を見せてあげれなくてごめんね……。あたし……産みたかったんだよ…‥』
2005-07-28 11:15:00 -
18:
りょう
意識が戻った時、もうここには居なかったんだ。
アタシノアカチャンドコニイッタ…。2005-07-28 11:16:00 -
19:
りょう
朦朧とする頭で電車に乗って家へ帰った。2005-07-28 11:17:00 -
20:
りょう
自分の部屋に閉じ籠りとめていた息を一気に吐いた。涙が止まらなく流れた。
赤ちゃん殺してしまった。2005-07-28 11:26:00 -
21:
りょう
苦しくて苦しくて声をだして泣いた。なん時間も泣いてた。
胸の苦しみと痛みは時間を経るにつれてましていく。2005-07-28 11:27:00 -
22:
りょう
「苦しい……胸が…心が痛いよ……。」
2005-07-28 11:28:00 -
23:
りょう
フッと我に返ったら、手には安全刃のない剃刀を握り締め、二の腕から手首にかけて40本程もの深い切り傷が刻まれていた。場所によりまだ血が流れ床に滴っている傷も見えた。
2005-07-28 11:29:00 -
24:
りょう
涙でにじんみ、むくんだ目で流れる血を見て、何故か心が落ち着いた。
2005-07-28 11:30:00 -
25:
りょう
「なんで…なんであたし赤ちゃんを…。やっぱり産みたいよ…神様、お願い。赤ちゃん還して…。」
2005-07-28 11:32:00 -
26:
りょう
赤ちゃん苦しかったよね。
痛かったよね。
こんな傷の痛みじゃたりないよ!赤ちゃんきっともっと苦しいんだよ。
あたしは傷の上にさらに深く剃刀を押し当て引いた。2005-07-28 11:35:00 -
27:
りょう
そのまま横になり眠りに落ちた……。
2005-07-28 11:36:00 -
28:
りょう
あたしはあの出来事以来、人間を信用しなくなったし人と距離を置く事を覚えた。
2005-07-28 11:38:00 -
29:
りょう
愛なんていらない。
もう誰も何もいらない。生きているだけで辛いんだよ。どうしてこんなに辛い。あたしやっぱり産みたかった。2005-07-28 11:39:00 -
30:
りょう
後悔しても、もうここにはいない。
あたし何で生かされてんだろ…。2005-07-28 11:40:00 -
31:
りょう
あの出来事以来学校にあまり行かなくなった。誰にも会いたくない。今は、今だけは一人でいたいんだ。
そう、と鬱が激しく交差していたあの頃。腕の傷は一向に増え心は崩壊していった。
2005-07-28 11:44:00 -
32:
りょう
街を歩く人も、ベビーカーを押す人もすべての人が何ひとつ苦しみなんて抱えず生きてる様に見えた。
誰もあたしを知らないところへいきたい……。2005-07-28 11:47:00 -
33:
りょう
朝も昼も夜も空を見上げて歩いた。
生きてる証を見つけたくて。
2005-07-28 11:50:00 -
34:
りょう
こんな状態で何故、夜の世界へ踏みいれたか定かではないけど、長くお世話になったスカウトしてくれた店長がきっかけだったと思う。
2005-07-28 11:51:00 -
35:
りょう
いつもみたく街をフラフラ歩いていた時に声をかけてくれた。
「空に何が見えるん?」初めそんな風に声をかけられた。
「何も見えないよ…。探してるだけ。」
店長はあたしに興味を抱きしばらく話した。2005-07-28 11:55:00 -
36:
りょう
店長に絶対いける、大丈夫と何度も言われうなずいた。
18歳でお水の世界へ足を踏み入れた。
2005-07-28 11:56:00 -
37:
りょう
店長はあたしの腕の傷を知ってた。入店初日、開店する4時間前にお店に行き、店長とドレスを買いに行った。悲しい顔であたしの腕を見つめていたのを覚えてる。
2005-07-28 11:57:00 -
38:
りょう
開店1時間前。
「りょう、入店祝い。今日から頑張ろうな!」って言ってあたしに大きめの包装された包みを手渡した。2005-07-28 11:58:00 -
39:
りょう
受取り、中をあけた。店長からの初めての贈りもの。
中にはディオールのストールが入っていた。2005-07-28 11:59:00 -
40:
りょう
「えっ…。あの…、いただいていいんですか?」たじたじしながらあたしは聞いた。
2005-07-28 12:00:00 -
41:
りょう
「りょうは必ず売れっ子になる。入店祝いくらいしてやらないとな。」店長は苦笑いしていった。
2005-07-30 07:15:00 -
42:
りょう
店長はあたしの心の痛みを言葉にしなくてもわかってくれてた。
精一杯の店長の気持ち。嬉しかった。2005-07-30 07:17:00 -
43:
りょう
そんな店長の心遣いが嬉しくてあたしは精一杯仕事をして頑張ろうと思った。お水の世界未経験のあたしにいろんな人が教えてくれた。目や耳で盗みもした。
2005-07-30 07:19:00 -
44:
りょう
無我夢中で、店長の期待に応えたくて頑張った。
店長はすごく良くしてくれたから。2005-07-30 07:19:00 -
45:
りょう
仕事が終わったらご飯にしょっちゅう連れて行ってくれたし、休みの日には家具を買うのに付き合ってくれたり。
2005-07-30 07:21:00 -
46:
りょう
お店の女の子には『店長ほんまにりょうちゃんの事お気にやね。うらやましいわぁ。』やらいろんな事を言われた。自分でも分かるくらいほんとに店長はよくしてくれた。
2005-07-30 07:22:00 -
47:
りょう
あたしはただ何も考えず、言われた事をそのままやり、素直に従っていただけだった。お陰で気付かないうちにナンバー1・2の席にいた。
2005-07-30 07:23:00 -
48:
りょう
周りの子から見たら何がしたくてこの世界にいるのかわからなかったと思う。毎日お店と家の往復。オープンからラストまで10時間くらい働きいつも5時にはお店に着いて客電して。携帯中毒並に1日中携帯に向かってる。
2005-07-30 07:27:00 -
49:
りょう
それでも良かった。必要とされ、お店の大事な女の子として常に扱ってくれたから。だから頑張ってた。
2005-07-30 07:28:00 -
50:
りょう
このお店に入って一年がたった。店長以外で唯一の友達メグとよくつるむようになった。友達が一人もいなかったあたしに「ごはん行かない?」って明るく話しかけてくれた。
2005-08-06 07:36:00 -
51:
りょう
なんだか親近感のある雰囲気のメグの目にあたしと同じ様な匂いを感じその日ごはんに行った。
2005-08-06 07:37:00 -
52:
りょう
メグは年上だけど甘え上手で優しかった。その日からメグと仲良くなって行った。
2005-08-06 07:38:00 -
53:
りょう
仕事の話は二人でいたらほとんどしない。メグの話はゆっくりだけど心地いい。
2005-08-06 07:40:00 -
54:
りょう
毎日仕事が終わった後、アフターがなければごはんに行くのが習慣になった。
2005-08-06 07:42:00 -
55:
りょう
メグ以外の友達はいなかったけど、前以上に仕事へ行くのが楽しくなった。
2005-08-06 07:43:00 -
56:
りょう
そんな淡々とした日々がある日突然崩れた。
2005-08-06 07:44:00 -
57:
りょう
あたしとナンバー争いをしているアンナとはやはり仲よくはなれないみたいで言葉を交す事は少なかった。
2005-08-06 07:44:00 -
58:
りょう
そんなアンナの1番の太客ゆうちゃんの存在を知ったのは事件がおきる数日前の話だった。
2005-08-06 07:45:00 -
59:
りょう
その頃は自分のお客さん以外の席に着く事がなかなかなくて、フリーですらまともに回れない月が続いていた。
2005-08-08 09:35:00 -
60:
りょう
土砂降りの月曜日。
2005-08-08 09:36:00 -
61:
りょう
この日出勤した子も少なく、あたしのお客さんは一組だけ。それも3時間で帰ってしまい早い時間から暇が続いた。
2005-08-08 09:37:00 -
62:
りょう
「いらっしゃいませー!」低めだがよく通る店長の声が聞こえ2名様が入ってきた。
2005-08-08 09:38:00 -
63:
りょう
入り口でなにやら店長と笑いながら話していた。常連さんかな、なんて思いながらあたしは携帯をいじっていた。
携帯のメールに集中していたあたしはふいに店長に名前を呼ばれた。2005-08-08 09:39:00 -
64:
りょう
その日がゆうちゃんと出会った記念日だった。
2005-08-08 09:43:00 -
65:
りょう
「今日はあのお客様フリーやから頑張れよ。」店長にそれだけ言われあたしはゆうちゃんの隣へ座った。
2005-08-08 09:44:00 -
66:
りょう
「飲めます。お酒大好きなんで笑。いただきまぁす!」4人で乾杯一気。
2005-08-11 23:15:00 -
67:
りょう
話も盛り上がりゲームしたりしてあっという間に女の子交代の時間になった。
2005-08-11 23:16:00 -
68:
りょう
「りょうさんお願いします。」ボーイ呼ばれた。でもすぐゆうちゃんはあたしの腕をつかみ、「りょうちゃん行ったらあかん〜ここにおって!」と言って指名をもらった。
2005-08-11 23:17:00 -
69:
りょう
その日ラストまで飲み騒いで仕事は終わった。
2005-08-11 23:18:00 -
70:
りょう
閉店してすぐゆうちゃんから電話がかかってきた。「お腹減ってたら焼肉いこやぁ?」
いつもならアフターは絶対にしない主義のあたしだから断るのに、酔いが回っていたのもあって着替えてすぐにゆうちゃん達の後をおった。2005-08-11 23:19:00 -
71:
りょう
ゆうちゃんは35歳でミナミで展開しているお店を経営する社長さんだった。
2005-08-11 23:20:00 -
72:
りょう
見た目30手前に見えかっこいいと言うよりは雰囲気がありお洒落でとても素敵な男性だった。性格は見た目とギャップがありもの凄い変わってるし面白い。
2005-08-11 23:21:00 -
73:
りょう
ゆうちゃんと出会い、何か心の中に懐かしいモノを感じた。
居心地がとてもいい。もっとこの人の事知りたい…。2005-08-11 23:23:00 -
74:
りょう
食事も終わりかけた頃ゆうちゃんのお連れさんは知らない間に帰った事に気付いた。
2005-08-11 23:30:00 -
75:
りょう
ゆうちゃんは車で家まで送ってくれると行った。一瞬ためらったが甘える事にした。
2005-08-11 23:31:00 -
76:
りょう
車に乗り、走りだしてしばらくはお互い沈黙だった。ゆうちゃんが話しはじめた。「りょうちゃん俺の事知ってた?」ゆうちゃんにそう質問された。
2005-08-11 23:32:00 -
77:
りょう
「いや、あたし毎日出勤してるんですけど周り見てなくて…今日初めてゆうちゃんに逢ったんで知らなかったですよ。」そう答えた。
2005-08-11 23:33:00 -
78:
りょう
「俺最近までアンナ指名やってんけど、知らんかぁ。」一瞬あたしは硬直してしまった。
2005-08-15 03:41:00 -
79:
りょう
あたし…とんでもない事しでかしたんちゃうん…。2005-08-15 03:43:00 -
80:
りょう
そんなあたしの気持ちをよそにゆうちゃんは話を続けた。
「俺なぁアンナと付き合っててんけど別れるわぁ。アンナよりいい女見つけた。りょうちゃん付き合おうや。」2005-08-15 03:44:00 -
81:
りょう
『はい?』って心で言いながらあたしの胸は締め付けられていた。
ドキドキドキドキ……さっきから胸の鼓動が早かった。この懐かしい感じ……。2005-08-15 03:46:00 -
82:
りょう
もう二度と恋なんてしないって思ってた。愛なんていらないって思ってた。
あたしは恋なんてしたらいけない…。
でも……。2005-08-15 03:47:00 -
83:
りょう
今まで自分の身近にはゆうちゃんみたいな大人の男性はいなかった。もしかしたら……ゆうちゃんなら、ゆうちゃんだったら……。
2005-08-15 03:49:00 -
84:
りょう
まだ出会って数時間。どうしてこんなにもこの人に惹かれるのだろう…?
2005-08-15 03:51:00 -
85:
りょう
今、この人を逃したら、あたし後悔する気がする。
「ゆうちゃん、アンナと別れたら、そしたらいいよ。」2005-08-15 03:53:00 -
86:
りょう
ま抜けだけれど、こんなに簡単に返事してしまったけど、アンナの気持ち考えてなんていないけど、あたし何故かゆうちゃんに吸い込まれる様に傍に居たいって思ったの。
2005-08-15 03:55:00 -
87:
りょう
ゆうちゃん?
この時はちゃんとりょうを好きでいたの?
ちゃんと好きでいてくれた?
ねぇ……ゆうちゃん。2005-08-15 03:57:00 -
88:
りょう
悲しいけれど、初めから何かがずれていたんだね。今思うと、こんな愛のカタチってありえへんよね?
2005-08-15 03:58:00 -
89:
りょう
それからゆうちゃんと他愛ない話をしているうちに家に着いた。
部屋に入り今日あった出来事を思い出していた。2005-08-15 04:04:00 -
90:
りょう
ゆうちゃんはアンナの太客兼彼氏。あたしは知らなかったとは言え指名をもらいアフターまでして、挙げ句に付き合おうまで言われた。
2005-08-15 04:05:00 -
91:
りょう
ゆうちゃんは前からあたしの存在を知ってたらしいがあたしはまったく知らない。。
2005-08-15 04:06:00 -
92:
りょう
明日からアンナと顔合わすの怖いなぁと思いメグに相談しようと電話をかけた。
2005-08-15 04:07:00 -
93:
りょう
今日あった出来事を話したらメグは
『アンナが彼女やったとか以前に、ゆうさんはお客さんやん。お客さんは誰指名するんも自由やし、恋愛感情があったとしても人間心変わりするもんやし、りょうがいいって言うんやから仕方ないしなぁ。ただアンナとは100%もめるやろうね。』2005-08-15 04:08:00 -
94:
りょう
わかってるけどやっぱり人の意見を聞いて実感した。仕事行きたくないなぁなんて思ってても必ず明日はくるねんなぁ。そんな事を考えながら眠った。
2005-08-15 04:09:00 -
95:
りょう
次の日ゆうちゃんからの着信で目が覚めた。
2005-08-15 04:10:00 -
96:
りょう
『ゆうちゃんおはよう。』
『おはよう♪今家か?仕事前ごはん行こうや!』こんな会話をして夕方ゆうちゃんと待ち合わせて逢った。2005-08-15 04:11:00 -
97:
りょう
逢ってしばらく車の中にいた。ゆうちゃんがアンナに電話した。
『別れるわ!アンナよりいい女見つけたから。』2005-08-15 04:12:00 -
98:
りょう
そんな会話から始まっていたと思う。
アンナは受話器の向こう側で泣きながら叫んでいた。2005-08-15 04:13:00