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君となら。

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  • 1:

    名無しさん

    眩しいくらいの存在。

    それなのに。。

    気付けなくて。

    2006-06-12 20:59:00
  • 2:

    名無しさん

    「離婚?!・・・」

    朝一番に聞かされたその言葉。なぜに?・・・ってかってかパパとママ何でそんなにやにやしてんの??

    (^o^;・・・はい??

    2006-06-12 21:23:00
  • 3:

    名無しさん

    制服のリボンを付けながら私は、とりあえず頬笑み返してみた。
    こんな仲良い夫婦に不似合いな言葉とそれに不似合いな笑顔。

    今日はエイプリルフールでは・・・ないない!

    2006-06-12 21:25:00
  • 4:

    名無しさん

    「華はどっちについていくの?」
    ママがにこにこしながら私の名前を呼びそしてそう話した。
    ・華「朝っぱらから冗談やめて」私はママがいれた紅茶を少しすすった。いやいや、そりゃそうだろ?あきらかおかしいよ?

    2006-06-12 21:29:00
  • 5:

    名無しさん

    ・父「いやいや、もう離婚届けだしに行くんだよ今日。」そう言いながら私を優しく見つめるパパ。

    ぱさり。テーブルの上には離婚届け。
    状況が理解できない。普通離婚ってさぁもっとこう、なんていうの?・・・んぁ゛ぁ゛っ(`´)!セツメイできん!

    2006-06-12 21:33:00
  • 6:

    名無しさん

    あたし、耐えきれなくなり立ち上がり、ソファの上にばさっと置いたかばんを持ってママとパパを見た。

    ママ「華?ちゃんとお話ききなさ・・『聞いてほしけりゃ手つなぐのやめてよ!っわけわかんねぇよ。朝っぱらから!』
    怒鳴った後、バタンっ!とリビングのドアをしめて家を後にした。

    2006-06-12 21:39:00
  • 7:

    名無しさん



    じぃ〜っ。。
    「おぉい?華ぁ?…はぁなぁ?」あたしの顔からわずか10センチくらい前に大きなくりくり二重の目が二つ、まばたきをしながら私を見る。

    2006-06-12 23:08:00
  • 8:

    名無しさん

    あたしはうわの空で頬杖しながらその目をじいっと見ていた。
    くりくりの目。ころころした可愛い声の持ち主は私の親友のリカ。
    ・リカ「あっくぅん。。華が返事しないのぉ〜」
    教室。お昼休み。同じクラス。

    2006-06-12 23:12:00
  • 9:

    名無しさん

    リカの彼氏のアツシが少し離れた席からこちらにむかって歩いてくる。
    教室はぽつぽつと生徒が残ってお弁当を広げて食べはじめている。みんな食堂に行ったり違う場所で食べたりするからすぐさまいなくなっちゃう。

    2006-06-13 00:19:00
  • 10:

    名無しさん

    ・アツシ「華?飯食う時間だぞ?…?…本間やなあ。。今日ずっとなんかおかしいよなぁ?・・・ハルト〜。。飯ここで食うやろ?」
    春人とは私の彼氏の名前。呼び掛けられ春人は弁当を持ちやってきた。
    梨果は席をひっつける。私はただ考えていた。朝からずっと。
    『離婚』の事を。

    2006-06-13 00:25:00
  • 11:

    名無しさん

    幸田華。17才。
    見た目フツウ〜。誰かに似てるわけでもないの。クラスで人気の海下春人と付き合い初めて半年たらず。親友の横山梨果が田中アツシと付き合い初めて、自然と遊びに行ったり話したりしてるうちに私が好きになった。

    人気ある男子二人と可愛い梨果は本間に絵になる。

    2006-06-13 00:31:00
  • 12:

    名無しさん

    私は何かちょっと場違いみたいな違和感を抱きながらもそこにいた。
    何だかんだ思いながらもすぎていく日々。確実に思い出は増えていく。

    そんな中で持ち出された『離婚』。そりゃうわの空にもなるさ。

    2006-06-13 00:42:00
  • 13:

    名無しさん

    だめだだめだ!と思い、気合いを自分なりに入れて弁当をあけて、いつものように春人の隣に座り、私の前には梨果と隣にアツシがいて何気ない会話に笑い、驚く。

    2006-06-13 00:45:00
  • 14:

    名無しさん

    黄色い卵焼きはちょっといつもと違う味がした。
    大好きな卵焼き。
    ・・・。

    ぎゅっ。・・・ぎゅっ?   びっくりして左手を見た。

    2006-06-13 07:50:00
  • 15:

    名無しさん

    まわりからは見えない、机の下。春人の手とあたしの手。
    梨果とアツシは仲良くテレビの話をしていた。
    春人の目を見ると、何もないかのようにアツシに話してた。
    けど、あたしの手をぎゅっぎゅってしてくれる。

    2006-06-13 07:54:00
  • 16:

    名無しさん

    “大丈夫”
    そう言われてる気がして、一人じゃない気がして、ちょっと泣きそうになった。

    あたしも返事する。声じゃなく『ぎゅっぎゅっ』って握りかえす。

    2006-06-13 07:56:00
  • 17:

    名無しさん



    「手でもつなぐ?」

    あの時の春人から言われたその言葉にどうしようもないくらいときめいたっけ。。付き合いましょかとなった時、放課後の廊下。

    2006-06-13 07:59:00
  • 18:

    名無しさん

    このままずっとこうやって梨果がいて
    アツシがいて
    春人がいてくれるよね?

    この当たり前の事がいつまでも当たり前でありますように。

    2006-06-13 08:06:00
  • 19:

    名無しさん



    家に帰るとママの姿が見当たらなかった。いつも笑顔で迎え入れてくれるキッチンにも、裏庭にも二階のベランダにも。
    自分の部屋に行くと机の上にママの字で書かれた手紙があった。

    2006-06-13 12:40:00
  • 20:

    名無しさん



    [買い物行ってきます。おやつは冷蔵庫の中です。]

    「買い物かよっ!!」

    2006-06-13 17:34:00
  • 21:

    名無しさん

    まじ焦ったっつうの!!思わずベッドにカバンを投げ付けた。
    (−_−メ)
    なめてる・・なめすぎてる・・

    2006-06-13 17:36:00
  • 22:

    名無しさん

    制服のままベッドに倒れこみ天井をじぃ〜っと見る。


    ほんとに離婚しちゃうのかな。
    離婚したら。。あたし。。パパもママも選べないよ。

    2006-06-13 17:38:00
  • 23:

    名無しさん

    近所じゃパパとママの仲の良さは有名で、どこへ行くのでも手をつないでいる。こっちが恥ずかしくなるくらいいつも仲良し。

    喧嘩してる姿なんて一度も見た事ないし、パパは浮気するタイプでもないし。(まぁ分からないけどね。パパだって大人だし)

    2006-06-14 04:27:00
  • 24:

    名無しさん

    ♭♪♪♭♪♭♭♪〜
    カバンの中からの着信音に気付いたから慌てて体を起こして電話を探す。

    春人からだ。「はい」・春人『何してんの?』「・・別にぃ。。部屋でぼぉ〜っとしてた。春人は?まだ二人と一緒?」
    今日放課後カラオケに誘われたけど行く気になんとなくなれなくて私は先に帰ったのだ。

    2006-06-14 04:32:00
  • 25:

    名無しさん

    ・春人『うん。まだ歌ってるぅ〜今トイレ笑。』あぁそれで静だったんだ…。

    「そっかぁ・・『何か…あった?』あたしの話を聞かずに春人が話した。

    「ん?…‥…。。」・春人『人に言えない事かぁ?』「・・・う〜ん。。・・『俺にも?』

    2006-06-14 04:38:00
  • 26:

    名無しさん

    「・・・。」『・・・』



    「うちの親、離婚するみたいなんだぁ」

    2006-06-14 04:40:00
  • 27:

    名無しさん

    『えっ?』驚いた声の春人。携帯の小さなスピーカーからでも分かる動揺。

    「…‥心配かけちゃってごめんね」・春人『っえぇ?まじで言うてんっ…‥えっえっ?理由は?!・・・華の親父とおふくろって仲良しだったよな?』

    2006-06-14 04:44:00
  • 28:

    名無しさん

    「・・・分からないの・・・」
    そう言いながら窓から見えた夕暮れ時の大きな空を見た。

    ・春人『…そっか…ちゃんと理由聞かなあかんで。…ちゃんと俺がついてるから安心しろよ?な?』

    2006-06-14 08:11:00
  • 29:

    名無しさん

    「・・・うん(*^_^*)ありがとう」
    そう話して電話を切ったと同時にママが帰ってきた。

    2006-06-14 08:23:00
  • 30:

    名無しさん



    ・ママ「おやつ食べなかったの??」・華「食べる気になんないよ…」
    私がそう言うとママは「あら、そう」と買い物袋から晩ご飯の食事の材料を出していき冷蔵庫に直していく。

    2006-06-14 08:29:00
  • 31:

    名無しさん

    「ねぇ、ちゃんと話してよ?離婚の理由」
    ママの目をじっと見た。


    「華の前ではいいパパとママでいたかったけど限界なのよ…」その時のママの目は今まで見た事ないくらい疲れた目をした。

    2006-06-14 08:40:00
  • 32:

    名無しさん

    「けど離婚するにしてもさぁ前もってちゃんとっ…」胸があつくなって言葉をつまらせてしまった。

    ・ママ「ちゃんと?何?」私の顔を見るママ。私はママの目を見て真剣さがわかった。痛いくらいに。

    アタシハ、ナニモキヅカナカッタ。

    2006-06-14 12:21:00
  • 33:

    名無しさん

    ・華「・・・はぁ・・・。ママこれからどうするの?仕事は?」ため息をついてから、ママにそう言った。

    ・ママ「大丈夫よ。しばらくは実家に帰っておばあちゃんの呉服屋さん手伝うつもり。。華はどうするの?パパについてく?まぁしばらくここに居て考えてもいいわよ?ママに付いてくるなら学校はやめなきゃね」

    2006-06-14 12:26:00
  • 34:

    名無しさん

    ・・・?!・・・

    「無理だよ学校やめたくない!・・・勝手すぎるよ?!いきなり聞かされて、いきなりどちらに付いていくか考えろって言われてその上学校も?!」・ママ「華…『あたし何にも知らなかったよ?!理由さえ知らないの!!勝手すぎじゃん!!」

    2006-06-14 12:31:00
  • 35:

    名無しさん

    ぽたり。。

    涙でママの顔が歪んだ。

    裏切られた気持ちよりも、何か辛いほうが大きい。

    2006-06-15 10:44:00
  • 36:

    名無しさん

    「・・・パパね、・・・好きな人がいるのよ」

    ――――???――――

    ・華「好きな人?」・ママ「そう。ずっと昔からね…。その人と結婚したいのよ」

    2006-06-15 10:47:00
  • 37:

    名無しさん

    ママはため息まじりにそう言ってテーブルの椅子に座り、あたしも座らせた。

    ・華「浮気してたって事??最低じゃん…『違うのよ。。その人はママと出会う前からパパが好きだった人』

    2006-06-15 10:50:00
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