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?white story?
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1:
ちぃ
ちぃの実話を元にして書いていこうと思います。長くなるかもしれませんが、ゆっくり付き合ってくれたら嬉しいです☆
2006-07-12 05:19:00 -
101:
ちぃ
『どうした?』白があたしの顔をのぞきこみながらきく。
『??わかんない・・切れちゃった。。。』
『かけなおせば?』
-- おかけになった電話は、現在電波の届かない所におられるか・・・2006-07-13 00:41:00 -
102:
ちぃ
それからだった。あたしの携帯には毎日20件以上の非通知からの着信が入るようになった。
あたしはすぐに思った。(和哉のお客さんかな・・・でもあたしの番号なんで・・・)
誰にも相談できないまま、学校が始まり、いつもの日常になっていった。
そして、クラスの子と話していた時の事、あたしはある掲示板の事を知る。それはホストやキャバの事がメインの掲示板。2006-07-13 00:49:00 -
103:
ちぃ
あたしはその日、家に帰るなりすぐさま教えてもらって掲示板で和哉の事を探した。和哉の源氏名は沙羅。そこで見たものは
《沙羅のエッチはメチャ上手いよ!》《今沙羅たんはあたしの隣で爆睡中》《沙羅が子供欲しいって言ってくれた》など・・・。
夜の世界をまったく知らないあたし。もう何もかもが終わったと思った。そして気がつけば白に電話していた。
『白・・・あたしもう無理・・・。和哉最低だよ。気持ち悪い・・・。』2006-07-13 00:55:00 -
104:
ちぃ
『ちぃ!?どうした?!今行くからちょっとまってろ!!』そして白がくるまでの間、あたしは掲示板を見続けた。《沙羅って本彼いるのかな?》《色ならいっぱいいるでしょ》《あたし彼女に電話かけてみたよ!》《彼女なんていないっていってたよ!》
・・・。よくわからない言葉がたくさん。でもなんとなく意味はわかった。
『千春!』そういって勢いよく白が部屋に入ってきた。
その瞬間あたしの中の何かがきれて、涙が止まらなくなった。
2006-07-13 01:00:00 -
105:
ちぃ
『白・・・あたしに薬売って?いくらでも払うから・・・』声にならない声であたしはそう言った。
『アンタ・・・何いってんの?いいから何があったか話しな!』
そして全部を白に話した。白はあたしの話をきくなりすぐに和哉に電話をかけた。
『おい!和哉!お前何してんだよ。女いっぱいいるんだってな?いいご身分だ。グダグダいってねぇで今すぐ千春んち来い!!』2006-07-13 01:07:00 -
106:
ちぃ
しばらくして和哉が来た。春樹くんも一緒に・・・。
『なんでお前も来てんだよ。』白は春樹くんにむかってそう言った。『お前ら、切れてるみたいだしとりあえず何かあったら俺が止めようと思って。』
『・・・。おい和哉。お前何黙ってんだよ。なんか言うことねぇのかよ』
『お前ら何を誤解してるのかわかんないけど、俺は千春だけだから。』2006-07-13 01:13:00 -
107:
ちぃ
『は?じゃぁこれはどういう事なんだよ!』そういって白が和哉に携帯を見せた。『それは・・・そういう掲示板はある事無い事かかれるんだよ。お客さんとか、俺を邪魔に思ってる同業とか・・・』
『でも現にちぃの携帯にはだいぶ前から非通知の電話がメチャかかってきてんだぞ?!お前の客以外考えらんないだろうが!』
『それはそうかも知れないけど・・・。でも俺は絶対に千春を裏切るような事してない!千春!信じてくれ!』
あたしはもう和哉の声をききたくもなかった。『帰って・・・。早く・・・。今すぐ帰って!!』2006-07-13 01:19:00 -
108:
ちぃ
みんなびっくりしてた。和哉も、春樹くんも。そして白も・・・。そして二人は帰っていった。あたしは泣きながら壁に携帯を投げつけた。
『ちはる・・・。あたしがあんたを守るから・・・。』白はそういってあたしを抱きしめた。
『・・・薬・・・薬売って?あたしもう無理だよ。逃げでもいい!愛なんてものに期待したあたしがバカだったんだよ・・・。』
『薬は売れない。アンタには絶対に。』2006-07-13 01:26:00 -
109:
ちぃ
『どうして!??白あたしを助けてくれるっていったじゃん!どうしてダメなの!?』
『千春!!しっかりしろ!!あんなもんでお前の人生終わらしたくないんだよ!薬なんかにお前をとられたくない!そんなにドラッグが欲しければ、あたしがあんたのドラッグになってやる!!あたしが全て忘れさせてやる!だからそんな事いうな。。な?』
この時白がそういってくれなかったら、あたしはどうなっていたのだろう・・・。2006-07-13 01:30:00 -
110:
ちぃ
この事がきっかけであたしはますます白にハマっていった。白しかイラナイ・・・。毎日そう思っていた。
和哉は毎日メールをよこした。そして、本当に何もない、ちぃがいなきゃ俺は生きていけない、ホストはもぅやめた、などなど。
でも、あたしは返事をする気にもなれなかった。
白はその事にはまったく触れなかった。2006-07-13 03:03:00