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?white story?
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1:
ちぃ
ちぃの実話を元にして書いていこうと思います。長くなるかもしれませんが、ゆっくり付き合ってくれたら嬉しいです☆
2006-07-12 05:19:00 -
191:
ちぃ
それから一ヶ月。。
白は突然帰ってきた。
一瞬わからなかった。元々持ち合わせてた冷たい雰囲気。今まではそれ以上の優しくてヤンチャな所がそれを隠してた。
でも久しぶりに会った白はもぬけの殻だった。悲しい目、冷たい雰囲気。話す言葉こそ変わらないものの、明らかに依然の白とは違った。2006-07-16 17:56:00 -
192:
ちぃ
それに、帰ってきたらすぐにあたしに連絡がくるんだと思っていた。誰より先にあたしに・・・。
でも白を久々に見かけたその場所はあたしの家でもなく、白の家でもなく、学校だった。
あたしは何故か話しかける事も出来ずに、ただ立ち尽くして白をみていた。
その時あたしはどうしようもない孤独感に襲われた。(白・・・どうして??)2006-07-18 21:25:00 -
193:
ちぃ
昼休み、意を決して向かった。校庭を抜けて、誰にも邪魔される事なく暖かい木漏れ日に包まれるあの場所へ。そこに白はいる確信があったから。
思った通り、白が木に寄りかかって座りながら音楽を聴いて鼻歌を歌っている。
あたしはそっと白の前にたった。
白はそんなあたしに気づいて、耳からイヤホンをはずしあたしにそっと笑いかけた。2006-07-18 21:31:00 -
194:
ちぃ
『ちぃ・・・。お前やせた?笑』
殴ってやりたかった。でも、何も出来ずにあたしの目からはボロボロ涙が出るだけ。
白はゆっくり立ち上がって、あたしに寄り添い、前より細くなった腕であたしを抱きしめた。
『ちぃ。ごめんね。。悪かった。泣くなよ・・な?』2006-07-18 21:36:00 -
195:
ちぃ
『白は・・どうしてあたしを置いていくの?・・あたしは邪魔?心配し・・たんだから・・ね』涙があたしを邪魔する。
『違うよ。違う。。あんたは悪くないんだ。あたしが・・あたしが悪いんだ。ごめん』
『何が?話してくれなきゃわからないよ!白はいっつもそう!』
そうヒステリックになるあたしを白はぎゅっと抱きしめて離さなかった。2006-07-18 21:41:00 -
196:
ちぃ
そして、『・・・話すよ。あたしの事。』そういってあたしを座らせ、白も隣に座ったかと思うと『そのかわり、お前もあたしが居なかった間にあった事全部話せ。』そういってあたしの手を握った。
『うち、親父いないじゃん。それってあたしが殺したようなもんなんだ。小学校の時はね、あたしが毎朝親父を起こすのが日課だったんだ。ある日さ、学校で好きな男の子に告白されて、あたしも好きな事伝えて、でも小学生だから付き合うって何するかわからないじゃん?で、毎朝一緒に学校行こうって約束したんだ。その日、あたしは寝坊して朝から準備でテンパッててさ。起こしにいったんだ親父の事。でもいつもと少し様子が違ったんだ。いつもはすぐ起きて、白おはようって頭をなでるのにその日はいくら呼んでもイビキをかいたままだった。あたしは好きな奴との待ち合わせの時間ばっかり気になって、まぁもう少ししたら起きるだろうって思ってそのまま家をでたんだ。その日・・・親父が死んだんだよ。そのまま起きる事はなかったんだ。心筋梗塞だっって。皆泣いてた。お母さんなんてあたしにすがり付いて泣き崩れてた。最愛の人だもんな。。。でもあたしは泣けなかったんだ。あたしが朝ちゃんと起こしてれば、起きない事をお母さんに言っていれば、そうすれば親父は死ななかったんじゃないか、あたしが殺したんだって。そればっかり考えて涙なんかでなくてさ。あたしは未だに親父が死んだ事では泣けないんだ。』
あたしはただ、黙ってきいていた。強く白の手を握って。2006-07-18 21:57:00 -
197:
奈々
はまった…?
めちゃおもしろい??
早く続きよみたぃ???2006-07-24 05:33:00 -
198:
ちぃ
更新遅くなってすいません??
奈々さん?ぁりがとぉございます??
今から少し書きます??2006-07-28 07:35:00 -
199:
ちぃ
『そぅして兄貴が生まれて、あたしが生まれて、弟が生まれて・・・五人家族になった。うちにゎいつもお客さんがいたりしてすごくにぎやかな家庭だった。でも親父が死んで母親から笑顔が消えて・・・ぁる日ね、母親がぁたしに言うんだ。「ぉ母さん車運転しててさ、そしたらラジオから山崎まさよしのone more time、one more chanceが流れてきたの。それ聴いてたらこのままアクセル全快でどっかにつっこもうかなって気になっちゃった」って。それ聞いてぁたしすごく悲しくてさ。親父の代わりにはなれないけどぁたしが母親を支えようって思った。』
2006-07-28 07:48:00 -
200:
ちぃ
『母親のグチや寂しさをいつも受け止める為に、大人になろうって思った。10歳は10歳なのにね。。そして周りからも白ちゃんは大人だからねって言われるようになった。子供なのに大人って扱われた。その頃からあたしは泣く事もなくなったんだ。』
2006-07-28 08:01:00