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好きだった

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  • 1:

    ×

    あの日、君と恋に落ちた。だけど今、ついに俺は君を愛してしまったのだろう。

    2006-07-22 02:56:00
  • 2:

    ×

    気になる。
    気になる。たまらなく気になる。カケルは携帯を何度も開け閉めしては苛立ちをつのらせる。

    2006-07-22 02:58:00
  • 3:

    ×

    「お前、薬物依存みたいだな」その様子を見た親友のリュウジが笑う。
    「薬物依存っか、ミオちゃん依存?」リュウジが続けた。

    2006-07-22 03:00:00
  • 4:

    ×

    「彼女好きすぎて何が悪いねん」俺が顔をあげるとリュウジはまた笑う。
    「悪くないけど俺らまだ十九!まだ俺は遊びたいね。お前みたいに彼女彼女って一途にはなれねー」

    2006-07-22 03:03:00
  • 5:

    ×

    「くそっ東京の男はあかん」「関係ないだろー」
    リュウジと言い合う間もミオから着信がない。
    ただ目の前にある灰皿に煙草がたまっていくだけ。

    2006-07-22 03:05:00
  • 6:

    ×

    大阪から大学進学のために東京に上京してきてはや三カ月。
    大都会を目にした時は、何かが変わる!気がしてたけど大阪にいたって東京にいたって俺は俺。そんな当たり前すぎる現実を見ただけだった。

    2006-07-22 03:10:00
  • 7:

    ×

    「もぉ冷たい彼女なんてほっといてクラブでも行こぉぜ、お前顔だけはいいんだからさぁ!」リュウジはソファーから立ち上がりカケルの肩を叩く。

    2006-07-22 03:12:00
  • 8:

    ×

    「なんやねん馬鹿にしとるやろ」リュウジの部屋のソファーは女モノの香水の匂いがした。くるたび違う匂いがする。彼女なんて不特定多数でいいんだよ。と、いつもいうだけある

    2006-07-22 03:15:00
  • 9:

    ×

    「まさか!馬鹿にしてねぇって!誉めてるんだよ。お前、大学でお前のファンだっているくらいなんだぜ?」
    リュウジの話はいつも、女、セックス、車。だけどリュウジの裏表のないスッキリしたところが好きだ。

    2006-07-22 03:19:00
  • 10:

    ×

    「もぉすぐ夏休みだなーなんかワリのいい仕事ねぇかなぁ」リュウジはバイト情報誌を広げぶつぶつつぶやく。
    俺はその横で今だうんともすんとも言わない携帯に殺意を覚えていた。俺はいつだってこうだ。

    2006-07-22 03:21:00
  • 11:

    ×

    好きになりすぎることに限度がない。
    彼女ができれば頭の中が彼女一色、携帯の着信からメールまで全て彼女でうめつくす。

    2006-07-22 03:23:00
  • 12:

    ×

    束縛もしすぎる。彼女に門限も作る。正直俺以外の男とは話しもしてほしくない。わかってるのに抑えきれない。
    ふられる理由はいつも同じ。‘カケルは重い’‘私のこと信じてくれない’

    2006-07-22 03:26:00
  • 13:

    ×

    過去を一人振り返っていると「おい!」とリュウジが現実に引き戻す。
    そしてテレビの画面を指差す。ハデなネオンの街が映し出されている。画面ごしなのに見るだけで目がチカチカする。

    2006-07-22 03:30:00
  • 14:

    ×

    「なんやねんうるさいわ」俺が瞬きすると興奮したようにリュウジが叫ぶ。「こいつお前にソックリだよ!」「は?」
    パッと画面に現れたのは金髪の髪の毛を立てスーツを着た派手な兄ちゃんだ。

    2006-07-22 03:33:00
  • 15:

    ×

    「あーこういう兄ちゃんミナミに夜になったらようけおったわぁ」俺は煙草に火をつける。
    しかしリュウジは興奮していた。「お前のいう‘こういう兄ちゃん’のトップなんだよこの人!歌舞伎町ナンバーワンホストだってよ」

    2006-07-22 03:36:00
  • 16:

    ×

    画面のテロップには歌舞伎町ナンバーワンホスト.エイジ と派手な男をさらに派手に演出していた。
    まるで存在自体が見世物だ。

    2006-07-22 03:38:00
  • 17:

    ×

    リュウジは画面に映るナンバーワン‘エイジ’と煙草を吸う‘俺’を見比べさらに声を大きくする。
    「お前ほんとソックリだぞ!?すげぇ!」「はぁ?」俺は画面をマジマジと見る

    2006-07-22 03:41:00
  • 18:

    ×

    嬉しいのかうれしくないのか微妙なのか。
    まぁ地球上には自分に似た顔が三人…か四人はいるというし…しかしここまでにとるもんやと怖いもんや

    2006-07-22 03:45:00
  • 19:

    ×

    「よしお前ホストになれ!お前はまず顔で客がつく!」リュウジは勢いよく俺に指を指す。
    「なにいってんねん…やらんわ。ホストて…なんやそれ全然やりたない」
    煙草を灰皿に押し付ける。

    2006-07-22 03:48:00
  • 20:

    ×

    「赤信号、二人で渡れば恐くない!ホストクラブ、二人で入れば恐くない!だろ?」「お前がホストしたいだけやろ…」どうしてリュウジはいつもこう、唐突なんやろう

    2006-07-22 03:50:00
  • 21:

    ×

    「お前もったいねぇよ歌舞伎町ナンバーワンと同じ顔してさぁ…俺らもぉ十九よ?恋愛に一途!もええけど一度だけ仕事に一途、になってみれば」
    よくいうわ。さっきまで十九、まだ若いから遊ぶ発言しとったくせに。俺は横目でリュウジを見る。

    2006-07-22 03:54:00
  • 22:

    ×

    「もぉええって。俺、部屋帰るわ」帰る、といってもここは学生寮で部屋はリュウジの隣の隣だ。帰る、というか、戻る、の方が正しいはずだ

    2006-07-22 03:56:00
  • 23:

    ×

    まさか自分がホストになるなんて
    あの時は夢にも思わなかった いや あれは、俺が真夏の夜に見た幻想だったんやろうか

    2006-07-22 03:59:00
  • 24:

    ×

    翌朝、めざめるとメールが一件。‘何度も電話したのになんで圏外なん’、と嫌みをこめてリュウジの部屋からメールを送ったのは夜11時。待ちわびたミオから返事が返ってきたのは早朝六時半だった。

    2006-07-22 04:04:00
  • 25:

    ×

    9時間半の‘時差’に苛立ちながらもメールを寝ぼけながら見る。

    2006-07-22 04:06:00
  • 26:

    ×

    《カケルごめん(>_

    2006-07-22 04:10:00
  • 27:

    ×

    しかも今帰った?
    同窓会や。居酒屋でみんなで飲んで。
    元彼なんかもおるはずや。なんで今電話にでぇへんねん。ほんま家なんか?
    あかん 疑い出したら考え出したらとまらん!

    2006-07-22 04:12:00
  • 28:

    ×

    女々しいっかキモいゆうか。やっぱ‘重い’んやろな。こんなんが。
    着信を結局四回も立て続けに入れて自己嫌悪におちいる。帰ったら‘帰った’の言葉がミオの口からほしい。

    2006-07-22 04:15:00
  • 29:

    ×

    「なに病んでるじゃん!」俺とは対象的にリュウジは笑顔だ。部屋にやってくるなり寝転がりテレビをつける。朝のテレビは芸能人が熱愛だとか離婚だとか、騒がしい。

    2006-07-22 04:18:00
  • 30:

    ×

    「リュウジお前自分の部屋で見いや」「いいじゃん」リュウジはチャンネルをぱちぱちと変えていく。
    「で、考えてくれたか?」「何を」俺は携帯を片手に無愛想につぶやく。

    2006-07-22 04:20:00
  • 31:

    ×

    「ホストだよホスト!」「お前まだゆうてるん…」朝っぱらからホストホストなんて連呼してる男はリュウジぐらいだろう。

    2006-07-22 04:22:00
  • 32:

    ×

    狭い学生寮に響き渡るリュウジの声に俺は怒りに似たため息をつく。
    「俺、お前が昨日勝手に部屋戻ってから英文科の田村さんとか弥生ちゃんとかエリちゃんにいったんだよね。あのコらキャバ嬢じゃん?俺らホストなるから来てーってさぁ」

    2006-07-22 04:26:00
  • 33:

    ×

    「はぁ!?勝手なことすんなや」「えー勝手じゃねぇじゃん。みんなカケルがあのナンバーワンにそっくりって思っててホストピッタリってさ」あかん、もうリュウジには付ける薬がないわ。俺は頭痛を通りこしてメマイがきた

    2006-07-22 04:29:00
  • 34:

    ×

    英文科にはミオもいる
    はやく否定しないと噂になる
    ただでさえ英文科は女の巣窟やのに

    2006-07-22 04:30:00
  • 35:

    名無しさん

    おもしろいです?もっと書いてください!

    2006-07-22 19:14:00
  • 36:

    ×

    ??さんありがとうございます!

    2006-07-22 21:09:00
  • 37:

    ×

    「ホストなるんだって!?」講義が終わったと同時に英文科のギャル集団の一人、美由紀に声をかけられる。
    「ならへんって」「うそうそぉみんな噂してるよぉ?」リュウジの奴ほんまに…俺は小さく舌打ちする

    2006-07-22 21:11:00
  • 38:

    ×

    「プリンスナイトのエイジにソックリじゃんっソックリキャラで売れるってばぁ!」
    美由紀は俺の肩を叩く。
    どいつもこいつもエイジそっくりソックリって。
    ホストの世界なんて詳しく知らないけど客はエイジを求めてくるんや。そのソックリさんなんて…コロッケのお笑いショーみたいなもんや

    2006-07-22 21:19:00
  • 39:

    ×

    あの歌舞伎町ナンバーワンの‘エイジ’は
    一体何がほしくってホストになったんやろ
    毎日たくさんの女の子口説いてそれを金に変えて

    2006-07-22 21:21:00
  • 40:

    ×

    たった一人でいい
    たくさんエッチしたとかたくさん付き合ったとかそういうことちゃうくて
    たった一人をどれだけ愛せたか信じぬけたか、が大事なんや

    2006-07-22 21:25:00
  • 41:
    ×


    あれ?ミオや。
    俺はトイレに入っていくミオの後姿を見かけて声をかけようとした。
    するとミオの笑い声が響く。隣にいるのはギャル系の女だ。「カケルはさぁ頭はパーだけど、顔は超一級品じゃん?簡単に別れるのはおしいよねぇ。」その瞬間、言葉を失う。

    2006-07-24 00:45:00
  • 42:

    ×

    「まぁ顔だけはいいしーあの関西弁もなんか可愛いしーまぁキープかなぁー」
    俺の知らないミオの顔だった。知りたくない顔だった。

    2006-07-24 00:50:00
  • 43:

    ×

    教室に戻ると「おお!お前トイレなっげぇなぁ!」とリュウジが茶化す。
    いつもみたいに「うるさいわ」と突っ込み返す余裕がない。黙り込んだ俺を見て、リュウジはつぶやく。「お前、どうした?なんか、あった?」

    2006-07-24 00:51:00
  • 44:

    ×

    俺達は教室を出て食堂に向かった。昼前ということもあり、食堂はガラガラだった。俺がミオの一件をリュウジに話すと、リュウジは煙草を片手につぶやいた。「まぁなぁ・・ミオちゃん、前からいい噂聞かなかったからな」と、驚くほど冷静だった。
    「なんやねん、それ。知ってたん、お前。」「まぁな、ちょこちょこな。男遊びが激しいとか、そのくらいだけど。」「じゃあなんで俺に言ってくれへんかってん!」声が食堂に響く。なんで俺はリュウジに当たってるんやろ。本来はミオに問いただすべきやのに。まだミオを信じてる気持ちがあるねん。ほんま、俺は情けない。

    2006-07-24 00:55:00
  • 45:

    ×

    「言ったってお前、信じないだろ?お前、女と付き合うと周りが見えなくなるから。」
    リュウジの言葉の通りだった。
    いつも女のケツばっかり追いかけて、追いかけて、周りの声を聞かない。同じ失敗を繰り返してるだけ。大阪でも、東京でも。きっとこの先も。ふさぎ込む俺を前に、リュウジは「お前は顔だけはいいんだから」と、皮肉にも似た励ましの言葉をつぶやく。「そんなん全然役たたへんやん」「よくいうよ。顔がいいっていうのも一種の才能よ。願ったってかっこよくなれねぇ奴だっているんだからさ、俺みたいに」

    2006-07-24 00:59:00
  • 46:

    ×

    リュウジはけして男前、ではないが、軽快なトークで女を口説くのがうまい。大学でもかなりモテている。
    「お前は口ベタだけど顔だけはいいんだからさ。でもさぁ、カケル、お前、このまま顔だけ男で終わっていいのか?」
    顔だけ男??ミオをはじめ歴代彼女に言われ続けた言葉..。

    2006-07-24 01:02:00
  • 47:

    ×

    「全ての女に復讐してやるんだよ」

    2006-07-24 01:04:00
  • 48:

    ×

    リュウジの言葉に固まる俺を見て、リュウジは続ける。「そのためには、だな。やっぱり、するしかないぜ。」そういうと、リュウジは求人情報誌を勢いよくテーブルに置く。

    2006-07-24 01:05:00
  • 49:

    ×

    「エモーションっていうホストクラブ!ここ、先々月オープンしたばっかりなんだってよ。」「だから俺はホストは」首を降る俺の言葉をさえぎり、リュウジは声をまた大きくする。
    「今、このまま顔だけ男で終わっていいのかよ!?顔だけ男の復讐劇!はじめてみようぜ!」いつもなら。またリュウジがアホゆって。そう思うんだろう。だけど今日の俺は何かが違った。そうだ。いつまでも女のケツばっかり追いかけてちゃダメなんや..素直にそう思った。

    2006-07-24 01:09:00
  • 50:

    ×

    ホストの仕事はもちろん、今まで水商売なんて完全に無縁だった。
    何もかもわからない。言葉ひとつ理解できないまま、外国に飛ばされたみたいな感じだった。あれよあれよという間に面接日時が決まり、俺とリュウジは「歌舞伎町」へと足を踏み入れた。ミオには『バイトの面接』とだけ短いメールを入れた。すると『そっかぁ頑張って!』と返ってきた。何をどう頑張るのだろう。むしろホストの面接って何を聞かれてなんて答えるのだろう。頭の中がチカチカした。まるで歌舞伎町のネオンみたいに。

    2006-07-24 01:12:00
  • 51:

    ×

    「あーこんな格好でよかったのかなぁ」
    リュウジがつぶやく。普段着で来てください、といわれた言葉をうのみにした俺達は、「モロ普段着」でpm8時、エモーションの店頭の前に立っていた。勢いあまってホストの面接なんてきてしまった。「これからどうなるんやろう・・」俺は看板を見つめる。黒に白文字。店の前にはNO1 NO2とか派手にかかれたパネルが光る。テレビで見た世界だった。まさか自分がこの世界に足を踏み入れるとは..

    2006-07-24 01:17:00
  • 52:

    ×

    恐る恐る2人で店内に入る。「あの、8時に面接をお願いした江守リュウジと、上川カケルですが」リュウジがドアを開け、カウンターに座る金髪の男に声をかける。「あ、はいはい。待ってたよ」男は20代前半だろうか。俺達を笑顔で受け入れる。
    スーツに派手なネックレス。「生ホストや・・」俺は小さくつぶやく。
    店内はオープン前ということもあってか、ひっそり静まり返っている。暗い店内の中、「ちょっと待ってね」と、男がvipルームと書かれた部屋に電気をつける。

    2006-07-24 01:20:00
  • 53:

    ×

    その瞬間、男が俺を指差す。
    「えっ!?エイジ!?」「・・は?」やっぱりそんなに似てるんか・・俺は心の中で小さくつぶやく。「違います」「だよねぇ、びっくりした!ほんっとそっくりだねぇ。エイジに。」

    2006-07-24 01:23:00
  • 54:

    ×

    男は店の代表で菅原というらしい。俺とリュウジはなれない「まっすぐ姿勢」をしながら、面接が始まった。
    「ホストになろうとしたきっかけは?」と聞かれリュウジは「ホストに興味がありました!」と素直に答えた。俺もうなずいた。「この業界は未経験?」と代表が聞くと、俺とリュウジは同時に「ハイ!」と声をそろえた。「そっか。じゃあ今日から、働ける?」一瞬、目が点になる。即戦力..なんだろうか。話の流れということもあってか「ハイ!」とまた2人同時に答えてしまった。面接が始まって15分、気がつけばバックルームに押し込まれ、貸スーツに袖を通す。さすがのリュウジもあっという間の出来事に驚きを隠せない様子だった。

    2006-07-24 01:27:00
  • 55:

    ×

    男は店の代表で菅原というらしい。俺とリュウジはなれない「まっすぐ姿勢」をしながら、面接が始まった。
    「ホストになろうとしたきっかけは?」と聞かれリュウジは「ホストに興味がありました!」と素直に答えた。俺もうなずいた。「この業界は未経験?」と代表が聞くと、俺とリュウジは同時に「ハイ!」と声をそろえた。「そっか。じゃあ今日から、働ける?」一瞬、目が点になる。即戦力..なんだろうか。話の流れということもあってか「ハイ!」とまた2人同時に答えてしまった。面接が始まって15分、気がつけばバックルームに押し込まれ、貸スーツに袖を通す。さすがのリュウジもあっという間の出来事に驚きを隠せない様子だった。

    2006-07-24 01:32:00
  • 56:

    名無しさん

    面白い

    2006-07-27 04:36:00
  • 57:

    ×

    ありがとうございます!

    2006-07-28 03:22:00
  • 58:

    ×

    「代表!新人の面接どうでした?」フロアで若いホストが履歴書を片付ける代表に声をかける。
    「一人はおもしろ系。顔は全然だけど喋りに才能ある感じ。」

    2006-07-28 03:25:00
  • 59:

    ×

    「もう一人はやばい。顔だけならこの店で一番だな。エイジにうりふたつだよエモーションの」「まじっすか!」男は目を白黒させる

    2006-07-28 03:27:00
  • 60:

    ×

    「ただし顔だけな。中身は空っぽだよあれ」
    代表は小さく笑う。
    「エイジ似の顔だけ男がどれだけやれるか。賭けるか?」そういうと代表はテーブルに財布をおく

    2006-07-28 03:29:00
  • 61:

    ×

    水割りの作り方 お客のへのタバコのつけ方
    俺はなにもかもがわからない手探りの状態だった。その横で「キャバのボーイ経験アリ」といっていたリュウジは一通り説明を受けるとすぐに理解できているようだった。
    「こっちのグラスがゲストでお客様用、小さいのがホストが使うグラス。お酒を頂くとき時はかならずいただきますをいう」店長の男がグラスを片手に説明する。

    2006-07-30 23:17:00
  • 62:

    ×

    酒・・だいたいどれくらい飲まされるのだろうか
    暗い店内で俺は1人グラスを見つめる。「最初は新人だから先輩のヘルプばっかりだよ。客を呼ばないぶん、飲んで売り上げを上げて欲しい」店長は不安そうな顔の俺を横目につぶやく。「はい!」元気に返事をするリュウジとは逆に、カケルは黙ってうなずいた。
    なんだかすごいところに来てしまった気がする。

    2006-07-30 23:19:00
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