小説掲示板君じゃなきゃダメで?02のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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君じゃなきゃダメで?02

スレッド内検索:
  • 1:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    1?http://203.133.155.156/read_i.php?tb=chat_shosetu&id=136
    貼付け多分あってると思います?

    2006-07-26 10:47:00
  • 2:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    友達の携帯が鳴って、私達は外に出た。『遅なってゴメン。てか、大丈夫?』
    友達の彼氏の車に乗せてもらい、三人で私の家に向かった。『てかな、同じ男としてそーゆんは許せへんわ。』近いからすぐ着いた。言われたその一言が、重くのしかかった。

    2006-07-26 10:52:00
  • 3:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    家の前に着くと、隼人の車はなかった。帰ったんかな?またさっきの光景が過ぎった。『とにかく、家入ろう?』隼人が急に出てくるんじゃ―。一人びくびくしていた。
    部屋のドアは開いているから、ゆっくりひいた。電気をつけると、大量のごみ袋があった。

    2006-07-26 10:56:00
  • 4:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    部屋は片付いていた。ただ、臭いし、壁や床はぐちゃぐちゃやった。『激しいな。』友達は、予想以上の光景に驚いていた。
    『辛かったね―。』テーブルの上には、手紙があった。ここに、いたかった。
    ただそれだけ書いてあった。

    2006-07-26 11:00:00
  • 5:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    1の貼付けできてなかった?ゴメンなさい?それと更新ゴメンなさい?
    1の最後にかいて下さった方、共感して貰えてウレシイです??私も隼人を好きな事が辛くて、いなくなって欲しいって思ってしまった事あります?本気になったら違う自分が出てくるんですよね?でもそれがほんまの自分の姿な気がします?その人を大切にしてください??

    2006-07-26 11:06:00
  • 6:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    悲しかった。隼人を愛しいと思った。怖いキモチと愛しいキモチがまざっていた。戻れるはずないから、愛しいキモチなんて、捨てたいのに。『もー大丈夫やから、ありがとう。』
    友達は予想以上のすさまじい光景をみて、かなり心配してくれた。

    2006-07-26 11:11:00
  • 7:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    でも悪いから帰ってもらった。一人になって、殺風景になったこの部屋が広く見えた。私はゴミ袋の中身を一つずつあさった。
    いる物まで捨てられてるはずやから。私と隼人の写真がビリビリ破られていた。どんなキモチで、こんなことしたんかな。

    2006-07-26 11:14:00
  • 8:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    何を見ても隼人と関連づけてしまった。そして、隼人を憎みきれない事が不思議でたまらなかった。今までこんなに一人の人に執着した事はなかった。私の隼人へのキモチは恋じゃないんかも―。じゃあ何かって言われたらわからないけど、色々考えこんでしまった。

    2006-07-26 11:26:00
  • 9:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    病院も行かなアカンな―。だんだん肩や足が貼れてきた気がする。自分の顔を見ると、憂鬱になる。そして思い出す。
    寝ようとして目を閉じるとさっきの光景が鮮明によみがえってきた。私は電気を消して寝れなかった。

    2006-07-26 11:30:00
  • 10:

    名無しさん

    過去に似たような経験したのですごく共感できます。完結まで頑張ってください!

    2006-07-27 22:33:00
  • 11:

    名無しさん

    頑張れ↑↑私も似てるから…………その人の事好きぢゃなかったけど全然別れてくれへんかってん。んで喧嘩したら手でるし………トラゥマゃわぁ

    2006-07-29 04:44:00
  • 12:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    目を閉じると、まぶたが重い。さっきの光景が、浮かぶ…。目を閉じてはすぐに開けた。
    気がつくと、朝の10時位やった。全然寝てない。でもそんなに眠くはなかった。コンシーラーを塗っても、所々あざが浮き出るし、目は一重になりかけていた。

    2006-07-29 15:21:00
  • 13:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    [今日学校来る?]学校の友達。私は事情をメールして、出席を頼んだ。
    すぐ、電話がきた。今から一緒に病院に行こうと言って、友達はすぐに来てくれた。私の体を見て、ありえない、といった顔をしていた。でも、ちょっとした事がうれしかった。

    2006-07-29 15:29:00
  • 14:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    明日は学校に行こうという気になった。もう、隼人の事は忘れて、友達を大切にしようと思った。
    その時、携帯がなった。明らかに隼人の番号やった。―出たい。でも、出なかった。隼人と関わってもいい事ないから。そして、また家の前にいたら、て考えたら怖くなった。

    2006-07-29 15:37:00
  • 15:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    >>10さんも辛かったですよね?今は幸せですか?幸せになってください?
    >>11さん、暴力はほんま許せないですよね?しかも付き合ってないのにですか?
    またかきます?

    2006-07-29 15:41:00
  • 16:

    名無しさん

    11です☆付き合ってたんですけど別れてくれなかったんです

    2006-07-29 16:49:00
  • 17:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    何日かたった。隼人が家の前にいたら…。そう思ったら、私は夜はタクシーなしでは帰れなくなっていた。
    今日は友達と遊んで、タクシーを降りて、キョロキョロして小走りで部屋に入った。部屋の電気をつけると、心臓が止まりそうになった。
    隼人がベッドに座っていた。

    2006-07-29 19:27:00
  • 18:

    名無しさん

    かいてや

    2006-08-03 02:30:00
  • 19:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    >>11さん解釈間違ってゴメンなさい?幸せになってください?

    2006-08-04 00:32:00
  • 20:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『なんで…いるん?』すぐに走って逃げれば良かったのに、体が震えて動けなかった。『ゴメン!』私の前で隼人は土下座をした。―近寄らないで。
    心の中ではそう思っていた。私の部屋を掃除した時、私の部屋のスペアキーをみつけて持ち帰ったらしい。

    2006-08-04 00:35:00
  • 21:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    犯罪やん―。でも何も言えなかった。『こーでもせな会ってもらえんやんか!ゴメンなさい。』私の前で、隼人はずっと頭を下げていた。『困るって…。』
    早く出て行って欲しい。怖くて言えないけど。『俺、ここに住みたい。』は?『いや、無理…。』

    2006-08-04 00:41:00
  • 22:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『なんでやねん!』ビクッ―!またキレだした。私が震えていると、『あ、ゴメン。』またもとの隼人に戻った。今すぐ帰って欲しい。でも逆上させたらアカン。
    怖くて仕方なかったけれど、『困るから、一人にして?』精一杯優しく言った。隼人の顔色を伺って。

    2006-08-04 00:47:00
  • 23:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『俺後悔してる。サオリおらなアカンもん!』隼人は泣いていた。なんでこんな多重人格やねんな…。
    『今は一人がいい。』『無理やって!』隼人が抱き着いてきたらますます震えだした。抱きしめてあげたい。でも、もー体は隼人を拒否っていた。

    2006-08-04 00:50:00
  • 24:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『よしよし。』隼人は赤ちゃんみたいに私にべったり抱き着いていた。悲しくなってきた。こんなに愛し合える事なかなかないねんで?なんで愛してるのに幸せになれへんねん。なんで私の愛する人は隼人なんよ。『ここが1番落ち着く…。』私の胸の中で隼人が言った。

    2006-08-04 00:55:00
  • 25:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は寝そうになっていた。どーせデリケートやから寝てないんやろな…。ベッドに行くよーに伝えると隼人は私の手をしっかり握ったまま目を閉じていた。『はぁ。』
    無邪気な顔やな…。私の好きな隼人の顔やんか。私は色々考えていた。

    2006-08-04 01:03:00
  • 26:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    なぜか楽しい思い出ばかり浮かんだ。でも、学校の友達の顔が過ぎった。私はそっと隼人から手を放した。隼人は動かない。―寝たんや。私は決意して、家から出て、警察に電話した。もー私に近寄らないよーに言って貰う。
    警察はすぐに来てくれると言った。

    2006-08-04 01:06:00
  • 27:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    こんな事したくない。でも、強引に離れるしかない。このまま隼人を見てたらまた戻ってしまう。ゴメンな、隼人。
    警察が来て、詳しく事情を話し、私は名前、住所などを聞かれ、紙に書いた。『できる限りの事はしますから。』こんなしょーもない事に二人も来て下さった。

    2006-08-04 01:09:00
  • 28:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    もー戻れへん。部屋に入り、隼人を起こした。私は怖くて警察の後ろに隠れていた。『迷惑かかってるから出ていきなさい。』
    最初、隼人は何が起こっているのかわからない様子やった。
    『裏切り者!』心臓がちぎれるかと思った。―ゴメン隼人、ゴメン…。

    2006-08-04 01:13:00
  • 29:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『嫌や。俺ここにいる!』隼人は言う事を聞かないので、警察の人も困っていた。私は涙が止まらなかった。こんな手荒いまねをしてしまった事を後悔した。でも、―これでいいんや。ってずっと自分に言い聞かせた。ほんまは二人納得して、わかりあいたかったんやで。私も辛いねんで。

    2006-08-04 01:22:00
  • 30:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    また書きます?

    2006-08-04 01:23:00
  • 31:

    名無しさん

    同じような経験したから痛いほど気持ちわかる…
    思い出すのも辛いかもやけど頑張ってね

    2006-08-05 17:35:00
  • 32:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    警察も大事にしたくないみたいで、『そんなにこの子をスキなんかいな。』とか一人の人がちゃかしてきた。『ほんまこいつがいいんです!ちょ、協力してや。』隼人らしいなぁ。と思った。そしてこんなに好かれて幸せやと思った。

    2006-08-08 01:34:00
  • 33:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    もー迷わせないで…。『別れたいんやな?』そう警察の人に言われ、ゆっくり頷いた。隼人の悲しそーな顔は今も忘れない。
    しばらくして、隼人は誰かに電話をかけだした。誰かをここに呼んでいるみたい。警察の人も困っていた。

    2006-08-08 01:39:00
  • 34:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の友達らしき人がやってきた。見た事ある人やった。『何してんねん、隼人!』隼人は状況を話し、帰りたくないから説得して欲しいと頼んでいた。なんでここまでするんよ―。
    けどその友達は『隼人、迷惑やから帰るで。』と冷たく言った。え―。

    2006-08-08 01:43:00
  • 35:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人が1番驚いていた。『おまえ協力しろや。』納得いかないみたいやった。『何すきな子困らせてるねん!今はとにかく帰れ。またいい男になったら戻れるやろ?』
    隼人は黙っていた。でも、何も言わず立ち上がった。『すんませんでした。』隼人と友達は、外に出ていった。

    2006-08-08 01:48:00
  • 36:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、待ってる。』それだけ言って行ってしまった。『おもろい子やな。』警察の人は笑っていた。私は一人になって、隼人に連絡したくなった。
    でもこの恐怖感はもー消えなくて、付き合っていくのは無理やった。

    2006-08-08 01:51:00
  • 37:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人からは連絡がこないまま。私もする気はなかった。そんなある日、携帯がなった。[篤]
    ビックリした。どーしようか迷った。『…はい。』"サオリ。迷惑かけてゴメン。やっとでてきた。"久々に聞く篤の声。少し疲れた感じやった。

    2006-08-08 01:54:00
  • 38:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    戻ってほしい。そう言われた。もー店には戻れないし、ホストもやめるらしい。私の頭の中には、隼人しかいなかった。こんな状態で、しかも私だけ幸せになる訳にはいかない。『ゴメン。』電話を切り、これで私は一人になってしまった。でも涙はでない。私が悪いんやから…。

    2006-08-08 02:03:00
  • 39:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    32さんも辛かったんですね?同じよーな人が一杯でビックリしてます?

    2006-08-08 02:06:00
  • 40:

    名無しさん

    あげ

    2006-08-10 00:39:00
  • 41:

    名無しさん

    更新待ってます?

    2006-08-14 20:19:00
  • 42:

    名無しさん

    あげ

    2006-08-15 21:00:00
  • 43:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    何日かたって、私はかなり隼人の事をふっきっていると気付いた。もーそんなに悲しくはなくて、たまにかかってくる隼人からの電話も無視した。
    今日は寝ぼけていて、隼人からの電話をとってしまった…。『はい?』"無視しすぎ!"電話の相手が隼人だと知って目がさめた。

    2006-08-16 01:02:00
  • 44:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    電話を切るか迷った。でも、頭が回らなくて、話続けた。『…どしたん?』"彼女できたで。"『━えっ。』一瞬、止まってしまった。『そーなんやぁ。んならまたね。』"待って!"隼人が何か話していたが、切った。―なんなん、それ。

    2006-08-16 01:05:00
  • 45:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    悔しくて、まだスキなんや。少なくても、気になる事に気付く。―電話、でやんかったらヨカッタな。ヤッパリ隼人とはもー関わったらアカンのやわ。一気に眠気が覚めた。なんで隼人はそんなにすぐ付き合えるの?

    2006-08-16 01:08:00
  • 46:

    名無しさん

    更新終わり?

    2006-08-16 01:52:00
  • 47:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    それでも、しばらくたてば隼人の事なんて忘れてた。新しい彼女ができて、これでもー私の家に来る事もないしほっとした。それに、隼人は私以上にスキな人はできないだろうという自惚れたキモチがどこかにあった。
    私は彼氏とかできるんかなぁ?

    2006-08-17 09:19:00
  • 48:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    彼氏はできても、もうこんな風にスキでスキで必死になる事なんてないと思う…。どんな風に人をスキになるんやっけ?そんな簡単な事もわからなくて、人をスキになる事も怖い、もー辛い思いはしたくない。それやったら恋なんてしない方がましやん。

    2006-08-17 09:24:00
  • 49:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    理香にそんな事を言ったら、学校の子の先輩を紹介してくれた。私は彼氏はいらないと思っていたけど、暇潰しでもいいしメールしてみたら?と言ってくれた。確かに隼人と別れてから暇が増えた。理香は『そんな寂しい考えしたらアカンよ?』と言ってくれた。

    2006-08-17 09:33:00
  • 50:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    その人は優太君と言って、二つ上で働いていた。メールはまめで話もおもしろかった。―今優しくても付き合ったらわからんしな。
    こんなふうに人を疑うよーになった。でも私は人をすぐに信じてしまうから、これ位がいいんかもしれん。優太君からメールが来るのがだんだん楽しみになってきていた。

    2006-08-17 09:39:00
  • 51:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    恋じゃないけど、誰かとこんなふうにやりとりするのは新鮮やしやっぱり楽しかった。何日かメールをしていたら、遊ぼうと誘われた。ちょうど暇やったし、ミナミで待ち合わせをして、遊ぶ事になった。顔はお互い写メを交換してたし、すぐにわかった。

    2006-08-17 09:44:00
  • 52:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、はじめまして。』私はかなり緊張していたけど優太君も緊張していたみたいで、始めはお互いほとんど話さなかった。
    とりあえずカラオケに入り、そこでも歌いまくって全然話さなかった。―こんなんやっけ?気まずいなぁ。私嫌われてんちゃうん?と思いつつ、居酒屋にいった。

    2006-08-17 09:47:00
  • 53:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『いつも何して遊んでるん?』居酒屋で少し飲み始めたら、他愛のない会話が始まったからほっとした。
    その後はお互いスキなタイプとか、家族の話とか、打ち解けていって、また遊ぶ約束をした。見たい映画が一致して、今度は映画に行く事になった。

    2006-08-17 09:59:00
  • 54:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    帰りの電車の中で、優太君からメールがきた。[俺人見知りやから、退屈な思いさせてゴメンな。楽しかったし。]私も久々に楽しかったから御礼を言った。
    今日の事を、理香に報告した。スキになれたらいいな!先輩いい人らしいしな。と言ってくれた。

    2006-08-17 10:02:00
  • 55:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    それから次遊ぶまで毎日メールをした。もしかして、恋できるんかなぁ?そんな期待もあった。
    優太君と遊ぶ日、私は化粧に気合いをいれていた。隼人と遊ぶ時、服一つ選ぶにもドキドキしてたっけ…。やっぱり恋は楽しいもんなんかもしれん!

    2006-08-17 10:05:00
  • 56:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    昨日は更新途中になってゴメンなさい??

    2006-08-17 11:57:00
  • 57:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ミナミを歩いていたら、優太君が手を繋いできた。私はドキドキして、手が少し汗ばんでいたけど、それは優太君も一緒やった…。映画が終わって、またご飯を食べに行った。個室の居酒屋やって、『いきなりやけど話ある。』優太君が真剣な顔で言った。『付き合って?』

    2006-08-17 12:00:00
  • 58:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    正直うれしかった。付き合ってもいいと思った。―でも、優太君をスキになれるかわからない。また辛い思いをしたくない。優太君も今は優しくても付き合ったら違うかもしれない…。『考えていいかな?』優太君は不安そうな顔をしていたけど、『待つよ!』と言ってくれた。

    2006-08-17 12:03:00
  • 59:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    その後お互い口数が少なくなってしまい、すぐ帰る事にした。私はまた理香に電話をした。ほんまに優柔不断やと思うけど、人に相談しなければ不安やった。
    "そんなん付き合わなわからんやん!逃げてんと気になるなら付き合い?先輩はちゃんとした人やで?"
    理香は私の背中を押してくれた。

    2006-08-17 12:06:00
  • 60:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『そやんなぁ…。』
    優太君は気を使っているのか、メールが少なくなった。それが寂しくて、メールする事が当たり前になっている事に気付いた。―付き合ってみよかな。
    私は電話をして、付き合う事にした。隼人の話をすると、"絶対幸せにするから!俺はそんな奴ちゃう!"と言ってくれた。

    2006-08-17 12:10:00
  • 61:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    毎日メールもして、友達と遊ぶ時は連絡してって言われたからちゃんと報告していた。付き合ってから、優太君の家に初めて遊びに行った。一人暮らしで車持ちで、駅まで車で迎えに来てくれた。『久々に女の子入れるわぁ。』部屋は殺風景で、料理してる様子は全くなかった。

    2006-08-17 12:14:00
  • 62:

    名無しさん

    完結まで早く読みたい?
    頑張ってな?

    2006-08-21 23:23:00
  • 63:

    名無しさん

    更新してー?

    2006-08-26 16:58:00
  • 64:

    名無しさん

    書かんねやったらはよ削除しいや

    2006-08-29 16:21:00
  • 65:

    名無しさん

    書くんか書かんのかどっちやねん

    2006-09-03 01:25:00
  • 66:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    久しぶりに入る男の子の部屋…。私はドキドキしていた。『はよ座りぃや笑。』私はどこに座ろうか迷った。ベッドの上は無意識に避けた。部屋の隅に座っていたら、『おいで!』優太君はベッドの上に座り、ベッドをたたいた。
    ―付き合ってるんやもんな…。私は少し離れて横に座った。

    2006-09-03 01:45:00
  • 67:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    すかさずちゅうされた。―どーしよ。
    ベッドにそのまま倒れこんだ。優太君はちゅうを止めなかった。手が服の中に入った。『―待って?』『…あ、ゴメン。』やっぱりまだ無理や。きまずくなって私も謝った。『ゴメンな。テレビみよかぁ。』
    私は少し申し訳なかったけど、優太君が普通にしてくれた。

    2006-09-03 01:49:00
  • 68:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    その後は普通にちゅうしたり…他愛のない話をした。少しずつ知っていきたい。今度こそ幸せにしたい。してあげたいと思った。
    でも数日後…。私の心は掻き乱された。私は学校の友達と放課後買い物に出掛けた。優太君とは喧嘩もなく、毎日連絡をとりあった。ミナミを歩いていると、『あっ。』友達がいきなり言った。

    2006-09-03 01:54:00
  • 69:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『香奈ちゃん!』友達が言った。目線の先にはかわいらしい女の子がいた。…どっかでみた事ある。
    『サオリ、同じ学校の香奈チャンやで。授業一緒やねん。』―あ、同じ学校や。見た事ある!私達は挨拶を交わした。『サオリチャン見た事あるー!』笑顔がかわいかった。

    2006-09-03 01:58:00
  • 70:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『香奈チャン一人なん?』周りを見渡した。『ん?彼氏と一緒やで。』
    私は目を疑った。近くのコンビニから隼人が出てきた。絶対隼人!間違うはずない!私は二、三歩下がった。こっちに来る…。て事は―。『彼氏の隼人。地元一緒やねんか。』―嘘やろ…。私は下を向いて、友達の腕を握った。

    2006-09-03 02:08:00
  • 71:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    友達も気付いているはず。そして隼人も…。事情がわからないのは香奈チャンだけ。『…さ、サオリ?なぁ?』私はゆっくり顔をあげた。何も言えなかった。『何!知り合いなん?』香奈チャンの質問に隼人は何も答えなかった。
    『サオリお腹痛いんやんな?行こっか。』苦しい言い訳をして、友達が私を引っ張ってくれた。

    2006-09-03 02:12:00
  • 72:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    なんで?同じ学校の子とかやめて…。出会いたくなかった。知りたくなかった。私はどこかで、隼人に彼女ができたなんて嘘だと思っていた。目には涙がたまっていた。
    『座ろっか?』近くのファーストフードに入り、私はただぼーっとしていた。友達がジュースを差し出してくれた。『ありがと。お金…。』『いいから!』

    2006-09-03 02:18:00
  • 73:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『―まだ、スキ?』胸がしめつけられた。『…はぁ。』ため息しか出なかった。誰が見ても、まだ未練があるってわかるやろな。
    『―わからんねん。スキやし苦しい。でも怖いから、戻ったりはできやん。』なんでであってしまったんやろ?隼人、香奈チャンと私が同じ学校て知ってたやろ?なんでこんな近場で―。

    2006-09-03 02:52:00
  • 74:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    更新遅れて迷惑かけてすみませんでした?頑張ってかくのでよかったらまた見て下さい??

    2006-09-03 03:00:00
  • 75:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『なんでこんな最低な奴をいつまでも引きずってるんやろ―。』友達は黙っていた。
    『サオリ、過去は美化されるで?同じ事繰り返してしまう事わかってるやろ?』―この言葉は私の胸に響いた。『香奈チャン、前スキな人がおるって言ってた。でもそのスキな人にはスキな人がいて、入り込む隙間もないって落ち込んでた。サオリらの事やったんやな!』

    2006-09-03 03:05:00
  • 76:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    香奈チャンも、隼人の事本気でスキなんや―。きっと、私なんかより隼人を幸せにできるよね?隼人もきっと、私の事なんて忘れてる。それに、私らは戻れない…。でも、今日見た隼人の悲しそうな顔が、忘れられなかった。
    隼人は幸せじゃないの?なんで悲しそうな顔をしてたの?

    2006-09-03 03:08:00
  • 77:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…帰ろうか?』『大丈夫!?』私は何度も友達に御礼を言って電車に乗った。携帯には優太君からの着信履歴が残っていた。[会いたいよ!]
    すぐに電話がかかってきた。『あ、今電車…。』"どした?今から駅行くから降りて!"

    2006-09-03 03:11:00
  • 78:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私のメールを見て、慌てていた。私はずるい。でも私だって誰かに愛されてる…って確認したかった。隼人に負けたくなかった。私は優太君家の最寄り駅で降りた。―もう泣かない。
    プッ!クラクションが鳴って、優太君の車が見えた。『何かあった?』助手席に乗り込むと優太君が私の頭をそっとなでた。

    2006-09-03 03:19:00
  • 79:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『なんもない!』私はめっちゃ笑顔を作った。『なんか食べよか。お腹減ってる?』『うん!』こんな自分は最低やと思った。だから少しでも優太君を安心させて、これからは一途になろうと思った。
    この日はさすがにそんな気分じゃなかったけど、何日か後に私らは無事エッチをしました。

    2006-09-03 03:28:00
  • 80:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    喧嘩もない、やさしい優太君。満足やけど、少し物足りない所もあった。それでも一緒にいると幸せだった。私は今日、学校で友達が来るのを待っていた。
    ―あ、ルーズリーフなかったんや。私は学内の売店に向かった。『…サオリチャン!』
    目の前に香奈チャンがいた。

    2006-09-03 03:32:00
  • 81:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『あ…。』香奈チャンに罪はない。でも逃げ出したくなった。―気まずい。『ちょっといいかな?』
    何?私は話す事とかないのに。関わりたくないのに。『隼人のスキな人、サオリチャンやと思わなかった。知らなかったから、ゴメンね。』
    私はかなりふてこかったと思う。『お願い。今日隼人と三人で話できひんかな!』…は?

    2006-09-03 03:38:00
  • 82:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『あの日から隼人がわからない…。隼人はまだ…。』『ゴメンね。隼人とはもー関わりたくないねん。私彼氏いるし!』本当は会いたいよ。もーやめてよ!いつまでも前に進みたいのに、止まってしまうやんか。
    『お願い。ケジメつけたいの。』香奈チャンは目に涙を溜めていた。―ほんま、愛されてるんやなぁ。

    2006-09-03 03:47:00
  • 83:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はいつまでたっても女の子を振り回すんやな―。友達の言葉を思い出した。でも、泣いてる香奈チャンを見て過去の自分と重なった。私も、隼人には悩まされてばっかりやったな。そして今も…。なんでみんなこんな奴の事で悩むんやろ。『いいよ。何限までなん?』『え。ありがとう!』
    逃げてばっかじゃアカン…。

    2006-09-03 03:54:00
  • 84:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    気まずいけど、授業が終わって二人で学内のカフェで隼人を待っていた。香奈チャンが隼人にメールを入れてくれた。隼人は、今はまた昼頑張って働いているみたいで安心した。
    香奈チャンは私とは違って、白黒ハッキリつける気の強い感じだった。きっと今の状況でも緊張なんてしてないんやろな。

    2006-09-03 13:19:00
  • 85:

    名無しさん

    完結までまだかかりますか?

    2006-09-03 23:08:00
  • 86:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人早く来て欲しいし…。香奈チャンは平然とコーヒーを飲んでた。
    『私は、サオリチャンには勝てない。』『…え?』いきなり香奈チャンが話出した。『でも、サオリチャンが隼人をいらないなら私絶対幸せにするし!』香奈チャンは私を軽く睨んだ。
    何も言えない。きっと、香奈チャンの方が隼人を幸せにできるんだろう―。

    2006-09-04 23:54:00
  • 87:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…。』その時、香奈チャンの携帯が鳴った。
    『隼人、門のとこやって。』私は香奈チャンの少し後ろを歩いた。隼人の車は変わってなくて、懐かしかった。でも香奈チャンが一緒じゃなかったら怖くて車に乗れなかったと思う。
    二人とも後部座席に乗った。

    2006-09-04 23:59:00
  • 88:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ミラーごしに何度も隼人と目が合う。そのたびドキドキして、昔に戻りたいというキモチが強くなった。
    私はいつも、どーして隼人と出会ってしまったのかって考える。でも、隼人のお陰で人を本気で愛する楽しさと辛さを知った。でもあなたみたいな人に本気になりたくなかった。でも不思議とみんな隼人に惹かれていく。

    2006-09-05 00:02:00
  • 89:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    もー少しで終わります?

    2006-09-05 00:05:00
  • 90:

    名無しさん

    この小説大好き?
    完結まで早く読みたい?

    2006-09-05 15:27:00
  • 91:

    名無しさん

    あげます?

    2006-09-05 23:57:00
  • 92:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    パーキングに車を止めた。『…ここでいい?』私達は無言でうなずいた。居酒屋の個室に案内された。
    気まずい空気が漂っている。店員がやってきた。『生。おまえらは?』緊張してるん私だけなんかな…。
    ドリンクを待ってる間も、沈黙が重かった。

    2006-09-06 18:50:00
  • 93:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリチャン、もー隼人とメールしたり関わったりするんやめて?』香奈チャンが言った。『おい!』隼人の表情が雲っていくのがわかった。『―だって、付き合ってるの私やのに。あの日サオリチャンと会ってから隼人冷たいやんか!』
    今にも泣き出しそーな顔をしていた。

    2006-09-06 19:21:00
  • 94:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『私彼氏いるし、安心してね?』香奈チャンはうれしそうだった。『―お前、彼氏いるん?』反対に隼人は怒っているようだった。
    『そいつの事スキなんか?』『…うん。』『そか。』しばらくして、料理が運ばれてきた。私達は、無言で食べた。なんでこんなとこにいるんやろ…。

    2006-09-06 19:26:00
  • 95:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人をちらっと見た。隼人は悲しそうにこっちを見ていた。香奈チャンは納得いかないみたいで、全然食べていなかった。
    『…なぁ、香奈。ちょっとサオリと二人で話していいか?』『はっ?』香奈チャンは箸を置いてキレだした。『なんなん?まだスキなん?』
    ―どーしよ…。

    2006-09-06 19:30:00
  • 96:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『嫌やしなぁ。』ついに香奈チャンは泣き出してしまった。『香奈、…頼むわ。』『でも、私隼人と二人とか怖いし無理やから!』…香奈チャンのキモチ痛いほどわかる。なんでもっと大切な人を大事にせーへんの?
    『―わかった。いいよ。』『香奈ありがとう!』なんでなん?

    2006-09-06 19:37:00
  • 97:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    あげてくださった方ありがとうございます??

    2006-09-06 19:46:00
  • 98:

    名無しさん

    ??ゲ?

    2006-09-08 00:53:00
  • 99:

    名無しさん

    ??ゲ?

    2006-09-08 00:53:00
  • 100:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…香奈チャン、いいん?』『大丈夫!』香奈チャンをカッコイイと思った。『香奈表でやにってるー。』香奈チャンは出て行ってしまった。隼人と個室で二人になった。私が出口側だからまだ怖くはない。でも体が震えていた。―ヤッパもー無理やな…。『彼氏は俺と違ってやさしいんやろな。』

    2006-09-08 23:01:00
  • 101:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…やさしいよ。』そんな悲しそーな顔せんといてや。もー無理なんやって…。『香奈はほんま優しいしいい奴やねん。またおまえとは違うタイプやけど、愛されてるし安心できる。』
    私は黙って頷いていた。香奈チャンやったら、隼人を幸せにしてくれるよ。私にもわかるよ。『…でも、何か違う。匂い、顔、抱き心地もしっくりこーへん。』

    2006-09-08 23:06:00
  • 102:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は思わず顔をあげた。悲しそーな、そしてまっすぐに私を見る隼人がいた。…私も、優太クンに同じ事思ってる!何か違うんよ。いつも隼人と比べてる。私は無難な人を選んだだけ?
    『もー最後にする。』『え?』『真剣にやり直したい。考えてくれ。』
    泣きそうになった。胸が傷んだのがわかった。

    2006-09-08 23:14:00
  • 103:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…やめてよ!』『返事は待つ。今の彼氏の事もあるやろし。真剣やから。』また、隼人と笑える日がくる…?私が心から笑える日が。一瞬彼氏を忘れて想像してしまった。隼人の告白は、素直にうれしかった。でも困るよ。『会うんじゃなかったな。』『俺は会えてよかった!これで最後にする。無理なら香奈と幸せになる。考えてな!』

    2006-09-08 23:18:00
  • 104:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    そー言って隼人は香奈チャンを呼びに行った。なんでスキやったら彼女作るなや―。ズルイわ。でも、悔しいけど、隼人以上にスキになれる人も隼人以上に私をスキになってくれる人もいないのが現実。ただ、隼人は愛し方を間違ってる。でも、今なら戻れる?
    私のキモチは揺れまくっていた。アカン、彼氏を裏切ったりしたらアカン!

    2006-09-08 23:28:00
  • 105:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    せっかく手に入れた幸せ。ほんまに今度こそ、幸せにしてあげたい![会いたい。]急いで彼氏にメールをした。今彼氏に会わないとキモチが隼人に行きそうやったから…。苦しかった。ほんまは隼人についていきたいんやと思う。最後って言われて、どんなに悲しいか。[どしたん?]メールが返ってきた。[ただ会いたいだけ。]

    2006-09-08 23:34:00
  • 106:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『香奈、俺サオリに告った。サオリが無理なら絶対お前幸せにする!ズルイけど、それでもいいなら待ってくれ。』香奈チャンは頷いた。ほんまになんて強いんやろ。そして、香奈チャンなら隼人を幸せにできる。私以上に…。[今、会社の人と飲んでてさ、ゴメンな。大丈夫か?]『…はぁ。』仕方ない。

    2006-09-08 23:38:00
  • 107:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ほんまは会ってほしくてたまらんかった。抱きしめて欲しかった。わがままやけど、耐えられなかった。『帰ろか。送るわ!』
    私は駅まででいい。と言って駅で降ろしてもらった。『サオリ、頼むな…。』また辛くなった。
    私はしばらくその場から動かなかった。動けなかった。

    2006-09-08 23:58:00
  • 108:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    今日の出来事が頭の中でぐるぐる回っていた。きっと私の体は戻りたがっている。誰かに止めてほしかった。でも、同じ事の繰り返しや。いい加減前に進みたかった。
    ただ、隼人が香奈チャンを幸せにすると思うと悔しくて仕方なかった。最後かぁ…。隼人と出会って今まで長かったな。

    2006-09-09 00:06:00
  • 109:

    名無しさん

    今日ゎ終わり?

    2006-09-09 01:21:00
  • 110:

    名無しさん

    かなり切ない。あげ?

    2006-09-10 00:36:00
  • 111:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    途中で寝てました?すみません?
    私もかなりせつなかったです???

    2006-09-10 01:04:00
  • 112:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    優太君に電話をかけてみたけど、出なかった。『…。』出てよ。私行ってしまうで?私を幸せにしてくれるのは隼人なんやろか―?
    その日、夜遅くに優太クンから電話がかかってきた。飲み会から帰ってきたらしい。私は寝ぼけていたけど、仕事終わりに会う約束をした。

    2006-09-10 01:14:00
  • 113:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    全部話そうと思った。私の事を本当に引き止めてくれるのか不安だったから。
    『なんで黙っとってん。あほ!』私が話し終わるなり、優太クンは私を怒鳴った。『そんなんなら、すぐにでも会いに行ったのに―。ゴメンな。』
    よかった。愛されてる。『元カレの事、まだすきか?』

    2006-09-10 01:22:00
  • 114:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『少し―。』私は正直に答えた。『そっか、今度連絡来たら俺に言って?でも、幸せにする自信あるから。』こんな人を裏切れない。この人と二人で幸せになろうと思った。
    [隼人、ヤッパリもー戻れません。今もあなたがスキだし、あなた以上の人はいないと思う。でも私らはもー過去やねん。

    2006-09-10 01:31:00
  • 115:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    またいつか会えたらいいな。お互い幸せになろーね。]こんな内容を送ったと思う。すぐに返信がきた。
    [わかった。悲しいけど、香奈と幸せになる。サオリは幸せになれるよ。ほんまスキやった?]
    一瞬血迷ったし、後悔した。でもこれでいい!と何度も言い聞かせた。

    2006-09-10 01:34:00
  • 116:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    それから、隼人から連絡が来る事はなくなった。ふとした時に隼人を思い出していた。たまに後悔した。隼人は今何してるのかな?友達が言うには、香奈チャンのアドレスは、hayato-loveみたいなやつらしい。
    ラブラブなんやな。私はとゆーと、優太クンの束縛がうっとーしくなり、別れてしまった…。

    2006-09-10 01:55:00
  • 117:

    名無しさん

    どうなるんやろ?っていつも気になる(>_

    2006-09-10 02:58:00
  • 118:

    名無しさん

    あげ?

    2006-09-11 00:33:00
  • 119:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    気にしてくださってウレシイです?毎日少しずつだけど頑張ります??
    あげありがとう??

    2006-09-11 01:54:00
  • 120:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私はたまにコンパに行ったりしていた。特定の人と付き合うのはしばらくやめよーと思った。コンパでよくある話題。今まで楽しかったデートは?スキな人のタイプは?そんな事を聞かれると、決まって私は隼人を思い出しては、思い出に浸っていた。私の中で、隼人だけは特別…。
    どんな最悪な奴でも、それは変わらない。

    2006-09-11 01:57:00
  • 121:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私はほんまに束縛されるのが嫌になっていて、よく隼人の束縛に耐えられたなと思う。きっと隼人だから耐えられた。ほんまにスキやったんや。
    正直、彼氏は欲しいけどもーあんなに必死に誰かに一途になるなんて嫌やった。傷つくのが怖い。裏切られて泣くのはもーこりごり…。

    2006-09-11 02:02:00
  • 122:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は逃げていた。冷めた女になってしまった。辛さが減った分、幸せも減る。でも、平凡な幸せを望むようになった。
    そんな時コンパで一人の男の人に出会った。3個上で、家は会社経営のお坊ちゃん。顔は全然タイプじゃなかったけど、優しい話し方、金持ちの余裕があった。

    2006-09-11 02:07:00
  • 123:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    その時、コンパと言っても2対2で、その人は友達の友達だった。『あの人、金持ちだけど女癖悪いで。』友達がトイレで言った。まぁ、顔も悪くないしお金あれば、女の子も寄ってくるのかな…。『でもサオリの事気に入ってるみたいやし、番号交換したら?』
    その後、番号を聞かれたけど、私は教えなかった。

    2006-09-11 02:11:00
  • 124:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    こいつ、友達に頼んでしくんだな…。私は軽く睨んでみた。すぐに直樹(彼)は私の腰に手を回してきた。『なーいい加減番号教えて?』…なんでこんな軽いねん。遊び中も、女の子らしき人から頻繁に電話がかかっていた。
    『えー無理。結構遊んでるみたいやん。』私は冗談ぽく言った。

    2006-09-11 02:21:00
  • 125:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『あいつが言ってたんやろ?確かに女友達は一杯おるで!でもスキになったら一途やねん。』私は、疑いの目で興味なさそーにしていた。『いいわ、あいつに番号聞くし。でもほんま信じて。俺、一途になるんちょい怖かったりするから。』
    私は一瞬止まった。同じやん…。私と。

    2006-09-11 02:25:00
  • 126:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    直樹は毎日7時起きで仕事らしく、自分でしっかり稼いでいて、話てみるとしっかりしていた。大人やなぁ。と感じる事が多かった。少し見る目が変わったけど、ヤッパリ番号は教えなかった。
    でも、やっぱり後日電話が来た。"番号聞いちゃったわー。"

    2006-09-11 02:29:00
  • 127:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私ももーいい歳。こんな人と結婚したら楽できるんやろな…。映画をみて、行きつけのカフェに連れていってくれた。
    何回か二人で遊んだ。だんだん直樹の事がわかってきた。『俺な、束縛されるん嫌やねん。』『私も絶対嫌やわぁ。別に浮気されてもいし。バレんよーにやってほしいけど。』

    2006-09-11 02:38:00
  • 128:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ↑浮気されてもいいし。でした?

    2006-09-11 02:40:00
  • 129:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『俺はごちゃごちゃ言われたら嫌やからな。心の浮気がなかったら何も言わん。でも幸せにできる自信あるしな!俺は浮気するけど、大切なんは彼女だけやしな。』…変な奴。こんな奴なかなかおらんやろな。少なくとも、私の周りにはいなかった。でも、私も変な奴や。私は直樹と同じ考えの人間になっていた。

    2006-09-11 02:45:00
  • 130:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    信用があれば、束縛なんかなくても安心できる。愛されてると感じたら、それでいい。悲しい考え方かもしれない。本当にスキなら辛いかもしれない。でも、私はもうこれでよかった。
    『俺ら同じ考え方やな。俺今まで歳上しか付き合った事ないねん。歳上は大人やからごちゃごちゃ言われへんしわかってくれるし。』

    2006-09-11 02:52:00
  • 131:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    そーゆう付き合い方、愛し方もあるって私は認められた。『お前は、歳下やけど、歳下って感じひん。お前やったら一緒におれそーやな。』私の考え方が、直樹と一致してるからやね。『でも、この歳でそんな考え方になる奴はな、過去に何かしらあった奴かひねくれた奴やで。』
    私は黙っていた。

    2006-09-11 02:57:00
  • 132:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『私ひねくれてるねん。』『あはは。まじやな!』私はわざとそう言った。ほんまにひねくれてるのもあるんやろけど…。
    『そんな悲しそーな目してんなよ?』私は驚いた。そんな事言われるなんて思わなかった。私そんな目してるん?『俺の隣におれよ。俺は自由人やけど、お前幸せにしたるでー。俺と付き合った奴はみんなよりもどしたがるで。』

    2006-09-11 03:02:00
  • 133:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    どんな自信あんねん。なんやねん、こいつ。そんなん言われてもまた遊び人が言っとるわ。と思って軽く流した。『はいはい!ありがと。』『なんや、お前。』一瞬不機嫌になったけど、直樹はその後はもう何も言ってこなかった。
    そして変わらず、毎日電話をくれた。

    2006-09-11 03:05:00
  • 134:

    名無しさん

    あげ?

    2006-09-17 03:31:00
  • 135:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    この頃の私は、何を仕事にしたらいいのかわからず悩んでいた。そんな私に、直樹は真剣にアドバイスをしてくれた。『お前は今悩んでるけど何でもやってみなわからん。でもマイナスに考えたら何でも楽しくなくなる。』
    当たり前の事やけど、本当にうれしかった。そして尊敬した。

    2006-09-17 06:12:00
  • 136:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    顔はタイプじゃなかった。でも私はいつの間にか直樹をスキになっていたんやと思う…。告られて、付き合う事になった時は幸せやった。初めて尊敬できる人と付き合った気がした。
    直樹は付き合ってからも毎日電話をくれ、私のする事には何も言わず、相談にものってくれた。

    2006-09-17 06:15:00
  • 137:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    週末はドライブに連れて行ってくれたし、束縛しあう事もない。ただ、直樹はよく『いろんな人、男に出て人脈をつくれ』と言っその言葉がいつも悲しかった。
    ほんまは私の事どーでもいいのかやぁ

    2006-09-17 06:23:00
  • 138:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ↑寝ぼけてて無茶苦茶になってる??

    2006-09-17 06:33:00
  • 139:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    でも干渉したりしないし、私も直樹が心の浮気さえしなければいいと思ってた。でも毎日連絡をくれるしデートで楽しませてくれる。私は幸せやん。それでよかった。
    でも、いつも真剣に話を聞いたり楽しませてくれる直樹に私はどんどんはまっていった―。

    2006-09-17 06:38:00
  • 140:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人から、連絡が来たりしていたけど、無視できる位にまでなっていた。直樹がすき。いつの間にかはまっていた。
    そんな時、友達から連絡がきた。香奈チャンが私と話たがっているという。何やろう…?断る理由もないし、とりあえず話す事になった。

    2006-09-17 06:41:00
  • 141:

    名無しさん

    気になるう??続き読みたい??

    2006-09-17 14:14:00
  • 142:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ヤッパリ少し気まずいけど、香奈チャンとは二人で会う事になった。学校の近くのファーストフードに入った。
    『いきなりゴメンね。』香奈チャンとはあれ以来学校でも会っていなかった。『いいよ。』何やろう…。どーせ隼人の事やろな。
    私はヤッパリ少し気にしていた。

    2006-09-17 15:43:00
  • 143:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…隼人とは、別れてんよ。』『えっ!』ビックリした。香奈チャンは隼人にべた惚れやったし隼人だって―。『たまに隠れて隼人がサオリチャンにメールとかしてるの嫌やった。愛されてないなぁて。』
    香奈チャンを苦しめたのは私でもあるんや。『ゴメンなさい。』

    2006-09-17 15:46:00
  • 144:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『そんなんわかってたからいいねんよ。』香奈チャンは笑っていた。
    でも、てっきりうまくいってるとばかり思ってた。それに、私が香奈チャンを苦しめてしまった。
    『私な、二年位付き合ってた彼氏がいたんよ。隼人とは仲良い友達やったけどお互い恋愛相談とかするうちに、私はすきになった。』

    2006-09-17 15:55:00
  • 145:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    そーやったんや。『でな、寂しくて元カレと連絡とってて、それがバレてフラれた。今は元カレと付き合う事にしてん。』『嘘―。それおかしくない?隼人だって私と…。』何してるんよ、隼人。『隼人はサオリチャンにメールしたりするだけで会ったり他に浮気もなかった。でも私は、元カレに会ったし全部隠してたから。』

    2006-09-17 16:05:00
  • 146:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『香奈チャンが納得してるならいいけど…。』『私が悪いねん。浮気してしまった訳やし。』重い空気が流れていた。
    『私は隼人に愛されなかった。ヤッパリサオリチャンじゃないとアカンのやって。隼人幸せにしてあげて?』何、それ。香奈チャンの言いたかった事ってそれ?

    2006-09-17 16:15:00
  • 147:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『私、彼氏いるんやで。』隼人から着信があった日、フラれた日やったんかな?結局隼人は捨てられたんや。私がめっちゃ欲しかった隼人が。『そーなんや。でもお節介やけど二人の間には誰も入れへんし。』
    そんな事言わないでよ。隼人が心配でたまらなくなった。

    2006-09-17 16:25:00
  • 148:

    名無しさん

    あげ?

    2006-09-17 19:22:00
  • 149:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    あげてくれた方ありがとうございます?

    2006-09-17 20:07:00
  • 150:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    なんで香奈チャンはわざわざ私にこんな事言うの?『二人幸せになって欲しい。変な事言ってごめんね。』
    『あ、うん…。』口には出さなかったけど、複雑な心境やった。香奈チャンと別れてからもそのキモチは変わらなかったけど、直樹からの電話で落ち着いた。

    2006-09-17 20:11:00
  • 151:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私はたとえ隼人と戻っても、香奈チャンみたいにアドレスに名前を入れてあげたり、束縛に耐えられないし、結論は出ている。これはただの情…。次の日曜には幸せなキモチで直樹とのデートに向かっていた。
    直樹は土曜も休日返上で仕事をしていたらしく、疲れているからホテルに行く事になった。

    2006-09-17 20:15:00
  • 152:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    直樹は仕事でミスをしたらしく、疲れていたし凹んでいた。『私テレビみとくし寝てな?』直樹はお風呂に入って、ベッドに倒れこんだ。その後、直樹の仕事の愚痴を聞いていた。
    『お前も早く働いて色んな考え方や苦労知って成長してな。』ヤッパリ直樹は素敵だと思った。

    2006-09-17 20:19:00
  • 153:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『人間働いたら考え方変わるで。大人になるし、冷めた考え方にもなる。』『私は今早く結婚したいなぁ。て思うけど働いたら考え変わるんやろな。』こんな話をしていた。『お前結婚したいんやぁ。』かわいいなと言った感じで直樹は私を見た。『そりゃもーいい歳やしなぁ。』

    2006-09-17 20:23:00
  • 154:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は学生やけど、ほんまに結婚できるのかとか、少し不安になっていた。『私と結婚したら子供とみんなで同じ服着て出掛けたい笑!』『え?…あんな、俺はお前と結婚とか考えてないしこの先もないで?』
    なんで?私は軽いキモチで言っただけやん―。でも、なんで?じゃ、なんで付き合うん?キツイ一言をさらりと言われてしまった。

    2006-09-17 20:27:00
  • 155:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『私の事―遊び?私かって軽いキモチで言ってんからそんなキツイ事言わんでいいやん?』私は涙が出そうになっていた。『違うで!今言ったやん。俺も昔は彼女にのめり込んでたで?でも今は仕事第一やから。でもスキやから付き合ってるねんで?』
    私だって、隼人以来人を本気でスキになりたくないと思っていた。

    2006-09-17 20:36:00
  • 156:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『俺最初に言ったやん!束縛嫌やし、でも彼女は一人やし。でもお前が他にスキな人できたら嫌やけど引き止めたりもせーへん。』私の求めていた付き合い方。でも何か違う。寂しい。私は知らない間に、直樹に本気になっていた。
    私は直樹に背を向けた。泣いているのを悟られたくなかった。

    2006-09-17 20:40:00
  • 157:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    束縛しない。干渉しない。合意して付き合った。私が泣いていたら、今更本気って言ったら直樹はもう私の事いらんやろ?重たいって言うやろ?直樹の負担になるから―。
    『サオリ?』直樹の手が、目の下をなでた。『…泣くなよ。お前も望んだ付き合い方やで?キツイ言い方したけど。』

    2006-09-17 20:44:00
  • 158:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『わかってる。しばらく待って?』私は洗面所に入り、ドアを閉めた。涙をふいて化粧を直した。でも、涙は絶え間無く流れた。
    私は決心して、ドアを開けた。『ゴメンな。もう泣かない。面倒臭い事はもーなしやし。』私は頑張って笑った。直樹は複雑な顔をしていた。でも私は嫌われたくなかった。

    2006-09-17 20:48:00
  • 159:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『お前も働いたらな、恋愛恋愛て言ってられんくなる。女の方がドライやで?でもな、愛してないんじゃないで?スキやから付き合ってるんや。遊ばれてるとか思うな。だから悩んだり辛かったら一緒に解決しよう。』私は口では、上辺だけの付き合いを望んでいたのに、まだまだわかっていなかった。

    2006-09-17 20:52:00
  • 160:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    悔しい。私は残念ながらまだまだ子供なんや。『いい奴と結婚できたらいいな。』直樹の言った一言が悲しかったけど、頑張って笑った。絶対幸せになってやる―。俺とお前の中で付き合うっていう定義が違うだけで、スキなキモチは同じやから。直樹はそう言っていた。

    2006-09-17 21:00:00
  • 161:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『お前大丈夫?別れるか?』そう言われたけど、私は直樹がスキやった。
    帰りは駅まで送ってもらった。直樹は私の手を握り、いつも通り優しかった。でも、車を降りた瞬間、寂しさが襲った。
    なんで私は幸せになれへんの?私の行いが悪いからかな…。

    2006-09-18 00:16:00
  • 162:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    でも、大人な付き合い方をしてるだけやん。私は愛されてる!そうやってプラスに考えることにした。
    ブーッ…。鞄の中の携帯がなった。直樹?私は浮かれて携帯を手にした。
    [隼人]あなたはなんでいつもタイミングがいいの?私が弱ってる時に限って。

    2006-09-18 00:22:00
  • 163:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    出るべき…なんかな?私がしばらく躊躇していると、切れてしまった。
    隼人に悩みを聞いて貰おうか?でも、隼人も悩んでいるやろな。私はゆっくり歩いた。直樹からは連絡がない。
    また携帯がなった。[隼人]どうしよう。直樹じゃないことに落胆しつつも、電話をとった。

    2006-09-18 00:29:00
  • 164:

    名無しさん

    頑張って☆

    2006-09-18 08:35:00
  • 165:

    名無しさん

    応援してるよ??
    あげ?

    2006-09-18 15:50:00
  • 166:

    名無しさん

    あげ

    2006-09-18 23:48:00
  • 167:

    名無しさん

    今日は更新ないんかなあ?

    2006-09-19 02:22:00
  • 168:

    名無しさん

    書いてほしいからあげ?

    2006-09-21 15:09:00
  • 169:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『どしたん?』"香奈にフラれた…。"隼人は泣きそうな声をしていた。『あ、そーなん?』私は知らないふりをした。いつも都合よく連絡しては、自分の話ばかりする隼人に今日はイラっとした。きっと、隼人が香奈チャンの事を真剣で、くやしかったから。
    『そんなにスキならなんで大切にせんかったん!』

    2006-09-21 23:09:00
  • 170:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    怒った口調で言った。"でも俺、サオリ以外と連絡とったり遊んだりしてないし。浮気したの香奈ゃもん。"…ほんまにスキなんや?それが伝わってきた。でも、隼人は私と連絡とるのがどんなけ香奈チャンを傷つけてるかわからないの?
    私も偉そうに言えないけど、これ以上聞きたくなかった。

    2006-09-21 23:44:00
  • 171:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    色々言いたい事はあったけど、早く切りたかったから、『そんなすきなら、私に連絡しやんでちゃんと話して戻ってもらい?』と早口で言った。"でも香奈、元カレと戻ってんてー。"
    それでも隼人は話を続けた。"スキなら頑張ってこれから幸せにしたげや?"
    隼人は黙った。

    2006-09-21 23:47:00
  • 172:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    あげてくれたみなさんありがとうございます??少しずつですが更新するので迷惑かけますがお願いしますΣ!(0□0、)))

    2006-09-21 23:51:00
  • 173:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    何―?"やぱ俺サオリがいいー!"チョット甘えた声で隼人が言った。いつもなら、ここで心が揺れる。でも今日は違う…。
    『フラれたからって勝手な事言うなボケ!』プーップーッ―。私は勝手に電話を切った。イライラしていた。これはヤキモチ!?違う…。

    2006-09-22 00:00:00
  • 174:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ほんまに勝手な奴やと思った。でも、隼人香奈チャンをスキなんや…。そして私も直樹がスキなんや…。やっとお互い他の人を見れるようになった気がした。
    その後は、隼人から連絡が来る事もなく、私からすることもなかった。
    次の土曜、私は直樹とデートやった。

    2006-09-22 21:53:00
  • 175:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    いつも通り遊んでいたのに。帰り際、直樹は真剣な顔をした。『俺、付き合うの向いてないかも。』また、その話?『だから?わかるよーに言って?』しばらく沈黙が続く。まさかって思ったけど―。
    『んー。友達に戻ろ?』直樹はさらりと言った。嘘やろ?

    2006-09-22 22:39:00
  • 176:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『なんでなん?』私は取り乱しそうになった。『やぱお前は割り切れへんやろ?』何なん?じゃあ最初から付き合うなや…。
    私は気付いてしまった。直樹がスキ、絶対別れたくなかった。
    でも直樹は私の期待していた答えはくれなかった。

    2006-09-22 23:26:00
  • 177:

    名無しさん

    あげ?

    2006-09-24 00:18:00
  • 178:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は一緒にいたくて、嫌やって何回も言った。こんなん久々やった。でも、直樹は面倒臭そうにしていた。『お前…泣く気!?大丈夫か?』腹が立った。『約束したし。泣かへんわ!』
    悔しい。私は泣きそうなキモチをこらえた。
    『付き合わなくても一緒にいるし今までと一緒やで?不満?』

    2006-09-24 02:15:00
  • 179:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    は?全然意味がわからなかった。『んなら付き合ってても一緒やんか?』『俺には付き合うって言葉が束縛やねん!』
    最初から遊び人ってわかってたのに…。本気になっていた。悔しい。でもこんな奴、何を言っても無駄や。私が黙っていると直樹は心配そうに言った。

    2006-09-24 02:20:00
  • 180:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『わかった!付き合お。今まで通り。な?』
    私は全然納得できなかったけど、直樹がすきで仕方なかった。寂しいと感じながらも、直樹とバイバイした。直樹は私の事スキやろーけど、恋愛対象としてじゃない。今日わかった。
    私は不安で仕方なかった。そして気付いたらメールを打っていた。隼人に―。

    2006-09-24 02:25:00
  • 181:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    [今何してる?]すぐに電話がかかってきた。"お前珍しいやんけ。大丈夫か?"隼人は私を心配してくれている。幸せなキモチになった。"実は俺、またホストしてるねん。"正直びっくりした。今仕事に向かう所らしい。
    何やってるんよ…。そう思ったけど、『今から店行っていい?』何を思ったかこう言った。

    2006-09-24 02:33:00
  • 182:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私はほんまにズルイけど、隼人に話を聞いてもらいたかった。直樹と付き合ってたらきっとまた苦労する。私を幸せにはしてくれない。目を覚ましたかった。これ以上スキになる前に離れないと…。
    もう充分すきやったから、わかってるのにできなかった。"いいけど、おごらへんで?"

    2006-09-24 02:38:00
  • 183:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『別におごって欲しいとか思ってないし。』"んなら今から来いや。てか店休んだろか?"それは悪いと思って、とりあえず同伴って事になった。
    ホストなんて久しぶりやった。でも、まさか隼人がホストしてるなんて。久々に会う事にドキドキしながら、ミナミに向かった。

    2006-09-24 13:56:00
  • 184:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人の二、三歩後ろを歩いた。すると隼人は振り返った。『何してんねん。てか俺歩くん早い?』『いや、気使って離れて歩いてるんやけど?』隼人は呆れた顔をした。『そんなんいらんし。はよ!』そー言って隼人は右手を出した。ヤバイ…。私は緊張していた。いいんかな?

    2006-09-24 15:55:00
  • 185:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人の右手を掴んだ。隼人は私を引き寄せ、手を繋いで歩きだした。『いいん?』私は恥ずかしくて、動揺しているのを隠せなかった。そんな私を見て隼人は鼻で笑っていた。
    『こんな事位で何もならんから。』私達はビグドに入った。
    注文を頼んでから、二人とも黙っていた。

    2006-09-24 16:07:00
  • 186:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『てか、お前どーしてん?何もない訳ちゃうやろ?』隼人が水を飲みながら言った。『あ…。』
    いざとなったら何も喋れなかった。『店うるさいから今話とけよ?俺かって今日客来るしな。』そーやんな。でも、何から言えばいいかわからなかった。
    『私、彼氏おったやん?』

    2006-09-24 16:11:00
  • 187:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『あぁ。』注文したものが運ばれてきて、話が中断した。『なんか、愛されてなくてさ、ハズカシイ話。別れた方がいいねんけど、私はスキで…。』
    話ながらハンバーグを食べた。隼人も食べながら黙って聞いていた。
    『スキやし付き合ってんねんから悩む事なくないか?』

    2006-09-24 19:24:00
  • 188:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『そーなんやけどな、仕事のが大事やからのめり込みたくないとか、別れた方がいいって言われて…。』隼人はしばらく黙ってハンバーグをほおばっていた。
    『てかな、仕事なんてみんな大切やけどな、んなら仕事してる奴は恋愛したらみんながみんな負担になるんか?』

    2006-09-24 19:32:00
  • 189:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…。』『なんやわからんけど、そいつの言うてる事は言い訳やろ?俺もどーでもいい女にはそーやって言ったりしたわ。』
    直樹はそんな奴じゃない…。そう思ってたけど、結局はそんな奴なんや。
    『そやな。』隼人がまともな事を言っている。『サオリには幸せになって欲しいからな。』

    2006-09-24 19:40:00
  • 190:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人をみつめた。『なんやねん。』ちょっと感動してしまった。あんなに嫌な奴やったのに、ヒドイ事されたのに…。ヤッパリ憎む事はできなかった。この前は、申し訳なかったな。
    『お前初回やし、ヘルプが飲んでも3000円ぽっきりにしたるし、スキなん頼んで何か飲ませたって、俺できるだけ付くし。』

    2006-09-24 20:27:00
  • 191:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は悪いから、付かなくていいと言ったけど、隼人はそーゆう訳にはいかないと言った。確かにそーやけど。『お前は俺呼び出したり、変に気使ったりほんま変わらん奴やな。』私のすきな無邪気な顔で、歯を見せて笑っていた。『行くで。』隼人について、店にむかった。

    2006-09-24 20:34:00
  • 192:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『いらっしゃいませー!』懐かしいよーなうるさい雰囲気の店やった。私は角の死角のよーな席に案内された。お客さんはもうそこそこ入っていたけど私の席からはあまり見えなかった。『客1組だけやわ。何飲む?酒のめや。梅酒ロックな。』なぜか勝手に選ばれて、隼人はビールを頼んだ。『そーいや隼人のホスト姿とか初めてかも?』

    2006-09-24 20:40:00
  • 193:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『ほんまやな!見たくなかったやろ?て、お前が来る言うたんやけどな笑。』『ううん、似合ってるよ。』付き合ってる時は、ホストという職業に苦しめられた。でも今いきいきした隼人を見ると、それでいいと思えた。『隼人に会えてよかったよ。』

    2006-09-24 20:49:00
  • 194:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    その時、マイクで隼人が呼ばれた。『あ、ドンペリおりたんやわ。ちょ、ゴメンな。』隼人はそそくさと言ってしまって、その後音楽やらコールやらで賑やかやった。
    隼人、頑張ってんねんな。私の席からは見にくかったけど。ぼーっとしてたら、ヘルプの子がきた。
    『はじめまして。失礼します。』

    2006-09-24 20:56:00
  • 195:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『名前聞いていいですか?俺は、ナツキです!』若そうなおぼこい子やけど、はきはきしていた。『サオリやよ。』しばらく間があいた。『あ、サオリさんて…。』なんやろ?
    『どしたん?』『いや。初めてですよね?』『そやで。てか何か飲んだら?私もおかわり!』

    2006-09-24 21:03:00
  • 196:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    隼人に甘えて頼ませてあげた。御礼を言って、ヘルプの子が飲み物を作りにいった。『疲れたぁ。』隼人が少しふらついて帰ってきた。『大丈夫?』『やばっ。一気は慣れへんわ。あんな、俺今は色営業とか、直引きとかやめてんで!偉いやろ?』
    酔ってるからか、ベラベラ話出した。

    2006-09-24 21:12:00
  • 197:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『偉いやん!』『やろー?』そう言っているとナツキ君が帰ってきた。『あ、ナツキ、お前サオリにいらん事言うてないやろな?』隼人はやからみたいやった。『あ、ヤッパリあのサオリさんですか。』小声で確かにそう言っていた。『何なんー?』『ナツキ、ビールおかわり!もーあっちいけ!』

    2006-09-24 21:19:00
  • 198:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    笑ってナツキ君は行ってしまった。『あーほどよく酔うわぁー!サオリもっと飲めや!』『いらっしゃいませー!』また一斉に声がした。隼人はまた呼ばれた。『ゴメン、俺の客や。』
    隼人、忙しいねんな。またナツキ君が飲み物を持ってきた。『なー、さっきの話なんなん?』

    2006-09-24 21:29:00
  • 199:

    名無しさん

    気になるとこで終わってる??

    2006-09-24 21:43:00
  • 200:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    まだ更新しますよ??

    2006-09-24 21:52:00
  • 201:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私はうれしくなってそれからがばがば飲んでいた。ナツキ君にも飲ませまくってしまった。隼人はなかなか帰ってこなかった。
    『サオリ―ゴメンなぁ。まっててなぁー!』フラフラの隼人がたまに顔をだしにきた。私はナツキ君や他の子と話ていた。やばいな…。私もフラフラなってきたぁ。

    2006-09-24 21:58:00
  • 202:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『ちょ、トイレ。』立ち上がる瞬間、自分の足に絡まってこけてしまった笑。『大丈夫すか?僕ついていきますね。』
    私は笑いながらトイレに行った。用をたすと、洗面台で一人の女の子が化粧をしていた。
    鏡ごしに目があったけど私は何も考えていなかった。

    2006-09-24 22:04:00
  • 203:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    意識がモウロウとする中で、出て行こうとすると、『あの…。』その女の子が話かけてきた。『はい?』私はうつろな顔でその女の子をみた。タメ位かな?キレイな顔でキャバかクラブの子っぽかった。『隼人の彼女さんですか?』『―いや、違いますけど?』何を言ってんねん、この人は。

    2006-09-24 22:20:00
  • 204:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『そっかぁ。ゴメンなさい。』私は軽く会釈をして、出て行った。フラフラでナツキ君に誘導して貰って席に行くと、隼人がいた。『あ…ういっす!』こいつも完璧酔ってるやんか。
    『サオリ、ナツキに口説かれてないやろなぁ?』『はぁ?ありえへんしぃ。』ナツキ君はどっかに行った。

    2006-09-24 22:47:00
  • 205:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    もう大分時間がたっていた。私は初回料金で飲みまくって長居してしまっていた。段々お客さんが減ってきていた。『俺、苦しい…。』『私も。』二人でぼーっとしていた。
    『そーいやさっき、隼人のお客さんらしー人に話かけられたぁー!』

    2006-09-24 22:54:00
  • 206:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『…ん?誰やろなぁ。』『覚えてないけど、髪短くて小さい。』隼人は、しばらく考えていた。『あぁ、アリサやなぁ。大丈夫か?』『うん。彼女ですか?やってー。』私は笑っていた。
    『…そか。』『どしたんよ?』『アリサ俺の事まじみたいで、さっき告られた。』

    2006-09-24 23:05:00
  • 207:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    えっ。『あ、そうなん。』そりゃみんな隼人がすきで、通ってるんやろ。でも、そんなの考えてなかった。『どーするん?』隼人が近づいてきた。何―!?
    一瞬やったけど唇があたった。『ちょ―!見える…。』舌が入ってきた。…嘘!『…あは。カワイイ。俺サオリがいい笑っ!』

    2006-09-24 23:14:00
  • 208:

    名無しさん

    より戻すのかな?すごい気になる??最初からずっと読んでたよ?
    頑張ッて-(?´∀`)

    2006-09-25 23:06:00
  • 209:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ありがとう?より戻すかはもーちょい見て下さいね??

    2006-09-26 20:39:00
  • 210:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は下を向いていた。何してるんやろ、私…。戸惑う私を察してか、『ゴメン、酔っ払いやし許して?』と隼人が言ってきた。
    複雑なキモチになった。しかも頭が回らない…。
    アカン―。直樹がダメなら隼人とか。そんな考えしたらアカン。『―ちょ、トイレ行くな。』

    2006-09-26 20:47:00
  • 211:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私はトイレの個室のドアを閉め、ぼーっとしていた。
    直樹何してるんやろ。私はふと、直樹の事を思った。私の中で直樹はかなり大きな存在になっていた。なのに、キスしてしまった。
    ドアを開けると、アリサチャンが立っていた。『わっ!』私は考え事をしてたので、ビックリした。

    2006-09-26 20:55:00
  • 212:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『ども―。』よく会うなぁ。私はふらふらして、また外に出ようとした。
    『待ってよ!』アリサチャンが強気で言った。私は驚いて振り返った。―さっきと全然態度違うし。
    怖ッ…。『隼人とチューしてたやん!隼人はアリサには色かけやんのに!』やばい。見られた―?

    2006-09-26 21:05:00
  • 213:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『何のことですか?』私は完全にしらを切る事にした。『ふざけんといて。私見たもん!あんた誰なん?』アリサは興奮して、早口で話し始めた。その声が頭に響いた。隼人、しっかりお客さんの管理しといてよ。
    私も軽はずみな事してしまったけど…。
    『なんか言えや!』ドン…。アリサは私の肩を軽く押した。

    2006-09-26 21:13:00
  • 214:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    イラッ…。普段めったにキレないけど、お酒のせいもあってイライラしてきた。
    『は?してない言うてるやん!初対面やのに何様なん?』私も負けずに言い返した。『嘘つくなや!』ドン…。
    私はアリサに押され、ふらついていてその場に倒れた。

    2006-09-26 21:43:00
  • 215:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    ヤバ。キモチ悪い。私は立ち上がりたくても立てなかった。『嘘とかいらんし!答えへんなら隼人潰すし!』アリサは上から睨みつけていた。なんなん、こいつ…。
    言い返そーとしたけど、言葉がでない。視界がだんだん狭くなる。
    吐きそう―。

    2006-09-26 21:56:00
  • 216:

    名無しさん

    読んでます??頑張って?

    2006-09-27 21:58:00
  • 217:

    名無しさん

    あげ?

    2006-09-28 23:51:00
  • 218:

    名無しさん

    おもしろいけどだらだら長いな…

    2006-09-29 23:28:00
  • 219:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    だらだら長くなってしまってゴメンなさい?でももうすぐ完結します?

    2006-09-30 23:02:00
  • 220:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は気付いたら店のソファーの上やった。…頭、いたッ。のど渇いたぁ。
    『え?ここどこ?』ふいに起き上がった。『大丈夫かぁ?』隼人が顔をのぞかせた。周りを見渡すと、従業員が5人位いて、お客さんは誰もいなかった。
    『水飲み!?』『あ、代表やし。』隼人が言った。

    2006-09-30 23:05:00
  • 221:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    『すみません!』ヤバイ。『いいんやで。隼人がちゃんとしやんから!』―?
    隼人は代表に怒られていた。ん?あ、アリサちゃんとかゆー子…。『サオリ、ゴメンな。アリサの怒鳴り声でかけつけたらお前倒れてて。アリサ問い詰めたら事情言いよったわ。』
    『店の中でチューすんなよ笑っ。』代表は笑っていた。『えっ!』私は照れ臭かった。

    2006-09-30 23:11:00
  • 222:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    代表は笑ってムコウに行った。『ゴメン。俺のせいで…。アリサにはちゃんと言っといたから。』『ん。私が急にきたからやん?大丈夫なん?』私の声はお酒でかすかすやった。
    『最初逆ギレしてた。疑ってる。でもしら切った。んで俺もしつこい、もー来るなて言うたった。』

    2006-09-30 23:16:00
  • 223:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は黙って聞いていた。『んなら涙目で嫌わんといてっ!て…。んで帰らせた。また謝らせるから。』
    胸が痛くなかった。私も昔、隼人がすきで、でも辛かった。アリサちゃんのキモチはわかる。私がここに来るべきじゃなかった。隼人に会ったらアカンかったんや。
    『なーサオリ。今日俺を頼ってくれてありがとな?』

    2006-09-30 23:22:00
  • 224:

    『俺はやっぱりお前とおったら輝けるねん。』私は何も言わなかった。『付き合ってください。』酔いが冷めた気分やった。軽率な行動をしてしまった。そして、アリサちゃんを傷つけた。
    『ゴメン。送るし車乗りや。』私はそー言われても動かなかった。
    どーしたらいいかわからなかった。それに―" " "06/09/30 23:25

    2006-09-30 23:25:00
  • 225:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    もう隼人と二人きりで密室にいるのは無理やった。簡単な事。もー私達は過去やった。私は一人で電車で帰った。
    携帯を開いたけど、直樹から連絡はなかった。寝てるんやろな。私は[別れよ。ありがとう。]と送った。私が家に着いて、夕方目が覚めると着信が残っていた。

    2006-09-30 23:30:00
  • 226:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    直樹と隼人、何回もかかってきてたのに私は気付かないで爆睡していた。直樹はメールも来ていた。直樹に電話をすると焦っていた。なんで別れる気になったのかと。でも、止められはしなかった。これが直樹の本心やろな。"俺はお前がすきやから、かわらず仲良くしよ?"

    2006-09-30 23:33:00
  • 227:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    こいつ意味わからん。そー思ったけど、隼人に会って変に強くなれた。そして、このことで悩まなくなった。『別にいいよ!』笑って言えた。
    隼人にも連絡した。お前が俺の車に乗れなかった事で俺は自分のしたことをあらためて後悔したと言っていた。

    2006-09-30 23:39:00
  • 228:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    でもこれからも仲良くしよな!同じ事を言われた。でも直樹に言われるのとは違った感覚ですっきりした。会いに行ってよかったのかな。と。
    あれから結構たつ。でもあれ以来、隼人には一度も会っていない。たまに、あの頃の懐かしい話をしたり、隼人が変顔の写メをくれる。

    2006-09-30 23:45:00
  • 229:

    サオリ◆8hYz7Ydiuo

    私は今彼氏がいないし、スキな人もいない。それでも今までみたいに寂しくない。直樹とは、言われた通り友達をしている。でも週5回は連絡をくれて、ご飯を食べに行ったりする仲。ほんまに変な奴で、お兄さん的存在になっている。
    彼女はいないと思うしこれからも付き合ったりはないんやと思う。

    2006-09-30 23:48:00
  • 230:

    隼人は今公務員になるために頑張っているらしい。あんたが?て感じやけど―。隼人と直樹。私が本気で愛した人やけど、運命の人ぢゃなかったんや。でも、これからもずっと大切な人やと思う。
    だからこれからも大切にしたい。
    ―――おわり―――" " "06/09/30 23:55

    2006-09-30 23:55:00
  • 231:

    名無しさん

    完結お疲れさま??
    隼人とより戻すと思ったからちょっと意外な結末やった?

    2006-10-01 00:54:00
  • 232:

    名無しさん

    おつかれさま?

    2006-10-02 14:34:00
  • 233:

    名無しさん

    ?

    2006-12-14 23:06:00
  • 234:

    名無しさん

    あげっっ♪

    2008-01-05 07:34:00
  • 235:

    名無しさん

    めちゃくちゃいい??

    2008-01-09 23:18:00
  • 236:

    サオリ

    久々に夜遊びみたら自分の作品があがっててビックリです?ありがとうございます?

    2008-01-10 00:13:00
  • 237:

    名無しさん

    サオリサンだ?
    今はどんなカンジなんですかァ?

    2008-01-10 05:32:00
  • 238:

    サオリ

    隼人とはもーほんまにたまにメールする位なんですがやぱ今だにあんまり男の人を信用できないです笑っ

    2008-01-10 08:09:00
  • 239:

    名無しさん

    242デス?
    そうなんですかァ?
    トラウマってなかなか治らないですもんね?
    いい人が現れる事を祈ってます?

    2008-01-11 04:35:00
  • 240:

    名無しさん

    ?

    2008-01-12 13:24:00
  • 241:

    名無しさん

    ?

    2008-01-20 23:23:00
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