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7つの嘘
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1:
◆yRn4xDXsVo
2005-08-26 03:41:00 -
2:
◆yRn4xDXsVo
タイムリミットを知らせるアラーム音がけたたましく部屋中に鳴り響く。
━…早朝6時
寝呆け眼の彼と私は無意味に笑いあった。2005-08-26 03:46:00 -
3:
◆yRn4xDXsVo
意識がはっきりとしないままタバコに火をつけた。
―やっぱり苦いな…―
そんな私の横に彼は擦り寄ってくるやいなやいきなり唇を這わせてきた。
「ヤニ移し」
と言って笑う彼が愛しくてつい私も笑ってしまった。2005-08-26 03:51:00 -
4:
◆yRn4xDXsVo
はたから見ると普通の恋人同士の戯れかもしれない…しかしながら私達は。
〜♪♪♪〜
突然鳴る彼の携帯の着信メロディーに2人は驚いた。ディスプレイを確認した後そっと人差し指を唇にあてがい「シー」と言う。
無言で頷いた私は仕方無くタバコの火を消した。2005-08-26 03:58:00 -
5:
◆yRn4xDXsVo
電話の奥からは聞き慣れた声が聞こえてくる。
毎朝顔を合わせているのだから聞き慣れるのは当然か…と一人笑ってみた。
電話を早々と切り終え彼が私をギュッと抱き締めた。こんな事をされるから私の物だと錯覚してしまうのだ2005-08-26 04:05:00 -
6:
名無しさん
バリぉもろそォーッ★もっと更新のペースはゃくしてッッ!!メタ気になるカラァーッ(>_
2005-08-26 04:16:00 -
7:
名無しさん
ァゲ?
2005-08-26 04:29:00 -
8:
名無しさん
6ずぅずぅしぃな?他のスレにも同じよーなコト書いてるゃろ?主らだって忙しいとか色々ぁってァンタみたぃな暇でずーっとこのサィト見てるゎけちゃぅねん?ペースぁげろとか、なぁぁあにをド厚かましいコトゅぅとん?
2005-08-26 07:27:00 -
9:
名無しさん
8うるさい黙れ死ね 主には悪いなって感じやけどお前みたいな腐れにそんなんゆわれたないし?気持ち悪いから絡んでくんなょ?デブスがはよ死ね? 主サンごめんなさぃ 頑張ってくださいね
2005-08-26 08:12:00 -
10:
名無しさん
早く読みたい続き気になるんわかるけど 書く側の事情も考えてあげなきゃ‥ね
2005-08-26 11:36:00 -
11:
名無しさん
なあなあ?9デブスって何?バクワラ しかも必死なりスギ?ぁ?ォモロッッ(*´艸`)((´∀゚))ケラケラ
2005-08-26 11:44:00 -
17:
◆yRn4xDXsVo
>>5〜の続き…
早々と準備を終えた私を見て彼が言った。
「もう帰るん?」
―本当は帰りたく無い― なんて言えるハズもなく彼に向かって苦笑いを見せた2005-08-26 14:27:00 -
18:
◆yRn4xDXsVo
彼は少し切ない顔をして下から私を見上げる。
幼さの残る愛らしさについ言ってしまいそうになる… ━好き━その一言を言ってしまえればどれだけ楽なのだろう
2005-08-26 14:32:00 -
19:
8デス?
気にしゃんと自分のペースで頑張りなああ?
ワタシも小説書いてたカラ大変なンゎかるし???2005-08-26 14:35:00 -
20:
削除削除されますた
あぼ~ん -
22:
◆yRn4xDXsVo
自分の家に帰ると母親がリビングにいた。
無視をして階段を駆け上がり布団に飛び込んだ。
部屋を真っ暗にして少し考えてみる。
彼の顔
彼の仕草
彼の声…━2005-08-26 14:43:00 -
23:
略
彼の声…━
2005-08-26 14:44:00 -
24:
◆yRn4xDXsVo
気付くと時刻は8時を回っていた。
仕方なく布団から起き上がり準備をし始めた。―行きたくない―
そう思うのはきっとあの子に会いたくないからだ…2005-08-26 14:48:00 -
25:
◆yRn4xDXsVo
教室につくと案の定あの子が話かけて来た。
「聞いて〜…」の言葉から始まってなかなか止まらないあの子の話し声
―それにしても喜怒哀楽の激しい子やな…
そう思っているとあの子はほっぺたをプクーッと膨らませて私を見ていた。2005-08-26 15:07:00 -
26:
削除削除されますた
あぼ~ん -
27:
◆yRn4xDXsVo
始業のチャイムが鳴り皆が一斉に着席しだす中あの子がそっと耳打ちした。
「今日ダァと弟と4人で遊ぼな☆」そう言い終えたあの子はにっこりと笑って立ち去った。
―私は後どれ程の苦痛を味わえば幸せなれるん?―
許されない行為を自ら犯しておきながら、私は悲劇のヒロインを演じていた・‥2005-08-26 15:18:00 -
28:
◆yRn4xDXsVo
1日が早かった…━
あれから断り文句を考えている内に気付けば授業は終わり後は先生の「さようなら」を待つだけになった。斜め前のあの子を見ると目を輝かせて私を見ている
仕方なく腹を決めて人差し指と親指をくっつけて作った小さな丸印をあの子に見せた。2005-08-26 15:24:00 -
29:
◆yRn4xDXsVo
また?夜更新します?
2005-08-26 15:32:00 -
30:
名無しさん
ァゲ?
2005-08-26 23:42:00 -
31:
名無しさん
ばぁりあげぇ?メタ頑張ってねん?
2005-08-26 23:51:00 -
33:
◆yRn4xDXsVo
朝別れたはずの彼が目の前で友達と話していることに違和感を覚えた。
「久しぶり」…その一言が胸につきささる。
―あんまり触らないで―
ただひたすら願うことしか出来なかった2005-08-26 23:59:00 -
34:
◆yRn4xDXsVo
そんな私を見て弟は心配そうに言った。
「大丈夫?」
一瞬私の彼への気持ちに気付かれたのかと思った。
━そんな訳無いな…
笑顔で弟を見ると安心したのか弟も笑顔になった。
―やっぱり似てるな…―弟に対して彼を重ねている自分に気付き戸惑いを隠すことができなかった。2005-08-27 00:09:00 -
35:
略
―やっぱり似てるな…―弟に対して彼を重ねている自分に気付き戸惑いを隠すことができなかった。
2005-08-27 00:12:00 -
36:
◆yRn4xDXsVo
あの子と彼は相変わらず話し続けていて仕方無く弟とずっと話していた。
「やば!門限過ぎてる…」そう言ったのはあの子だった。時刻は午後7時。
―あの子のタイムリミット・・・2005-08-27 00:17:00 -
37:
名無しさん
それでそれでぇッ??
2005-08-27 00:21:00 -
38:
◆yRn4xDXsVo
あの子の一言でその場はお開きとなった。家路を急いでいると突然携帯が鳴った 【着信:☆弟☆】
何事かと思い慌てて掛けなおした。
「もしもし?」何度も何度もディスプレイを確認する━…‥なんで彼なん?━
彼の声だとすぐにわかった2005-08-27 00:33:00 -
40:
名無しさん
返事わいーからはよかいてぇー????
2005-08-27 00:40:00 -
41:
◆yRn4xDXsVo
「なに?」
ふてぶてしいとは自分でも思う。だが彼の前では本当の自分を見せる事が出来ない…
本当の自分を見せてしまうと逃れられなくなりそうで恐い。
―‥これが私に出来る唯一の反抗・・・2005-08-27 00:56:00 -
42:
◆yRn4xDXsVo
電話をしながらにんまりと口が緩んでいる自分に気付き慌てて顔を整えた。
「今から俺の家集合!」
嬉しさのあまりはやる気持ちを押さえ来た道を戻って行った。━この時はすでに私は彼から逃れられない事に気付いていなかった━2005-08-27 01:01:00 -
43:
◆yRn4xDXsVo
彼の家は相変わらず殺風景でそれでいてとても居心地のいい場所だった。
私を見た彼はにっこりと笑いベットを軽く2度たたいた。
私は彼の指定した場所へと座りタバコに火をつけた。2005-08-27 01:07:00 -
44:
◆yRn4xDXsVo
彼はチラッと私を見てからボソっと呟いた。
「ヘビースモーカー」
そんな彼の言葉を無視してユラユラと揺れるセブンスターの煙を眺めていた。2005-08-27 01:18:00 -
46:
◆yRn4xDXsVo
ゲームにも飽きた頃聞き覚えのある着信音が鳴った。“あの子”からだ。
【3人で遊んでるん〜?
いいなぁ(;_;)もしかして弟好きになったとか?!】なにか勘違いをしているあの子からのメールを無視さて布団に潜り込んだ。2005-08-27 21:15:00 -
47:
◆yRn4xDXsVo
ふと気付くと辺りは真っ暗だった。どうやら寝てしまっていたみたいで時計を見ると3時を過ぎていた。
弟は横で大きな寝息を立てている。
―どうせやしもう一度寝よう―…そう思った時に彼がいない事に気付いた。2005-08-27 21:21:00 -
48:
◆yRn4xDXsVo
少し不安になりながら彼に電話をかけた。
―…プルルルルル
それと同時に1階から爆音が鳴った。
どうやら彼は1階にいるようで安心した。2005-08-27 21:50:00 -
49:
亜矢
頑張って?
2005-08-27 22:47:00 -
50:
◆yRn4xDXsVo
亜矢さん
頑張りまぁす?充電復活したんで今から書きます?2005-08-28 04:16:00 -
51:
◆yRn4xDXsVo
もう一度タバコに火をつけた。
私が1度目覚めてからかれこれ20分は断つ。
―…一体彼は何をしてんの?―
気になって1階へ降りてみた。夜の静けさの中に彼の声だけが響く。2005-08-28 04:21:00 -
52:
◆yRn4xDXsVo
きっと電話でもしているのだろう…
邪魔をしないようそっと近づこうたした時
「俺、本気で好きとかよくわからんかった。でもお前にあってわかったような気するわ」
あの子だ。それから彼の笑う声が耳障りで仕方無かった。2005-08-28 04:26:00 -
53:
◆yRn4xDXsVo
―…聞かんかったらよかった―
後悔が頭の中で渦を巻いて自分を見失いそうになる。 ―ただの遊びやん―
そう自分に言い聞かせるのに必死だった。2005-08-28 04:32:00 -
54:
◆yRn4xDXsVo
朝5時‥━
やっと彼が戻って来た。
あれ程涙を堪えながら待っていたくせにいざとなると布団の中で寝たフリをしてしまっていた。
―意気地なし…―
そう自分に言い付け薄目をあけて彼の方を見た2005-08-28 04:35:00 -
55:
◆yRn4xDXsVo
お風呂に入ったせいで濡れた髪を乱雑に拭きながら私の方へと近寄ってきた。
どんなに拒んでも体は正直なもので彼が近くにいるだけで胸が暴れだす。
当たり前のように私の隣へ来てギュッと抱き締めてきた。心音が聞こえてしまいそうで恐くなった。2005-08-28 04:41:00 -
56:
◆yRn4xDXsVo
彼の指が耳に触れた。
私の髪に触れた。
もう一度抱き締めた。
彼が触れた所がじょじょに熱を帯びてくる。
あたかも今目覚めたかのように眉間にしわを寄せ彼の方へ体をむけた。無邪気に笑いながら「起きた?」と言う彼を見て思わず抱き締め返してしまった。2005-08-28 04:46:00 -
57:
◆yRn4xDXsVo
自分の行動に驚く私。
そんな私を見て彼はもう一度笑った。
―朝なんか来なくていい…ずっと夜でいて・・・―
そんな無謀な願いが叶うはずも無く太陽は虚しく昇っていく。
―今だけは私は彼にとって大切な存在?
そんな自問自答を繰り返した。2005-08-28 04:53:00 -
58:
略
そんな自問自答を繰り返した。
2005-08-28 04:56:00 -
59:
◆yRn4xDXsVo
毎度お決まりのアラーム音が鳴る。
━タイムリミット…━
―ゲームオーバー―
それと同時に弟も起き上がる。
私たちはただの友達の彼氏と彼女の友達な戻った。2005-08-28 05:00:00 -
60:
◆yRn4xDXsVo
まだ目覚めたばかりで不機嫌な弟に話かけた。
「あんた学校行くん?」
弟は少し考えた様子を見せた後、目をこすりながら顔を左右に2度振った。
―いいなぁ…
思っていた事が顔に出ていたのか彼は「今日3人サボリ決定」と言い放った。
━生まれて初めて無断欠席をした━2005-08-28 05:07:00 -
61:
略
━生まれて初めて無断欠席をした━
2005-08-28 05:08:00 -
62:
◆yRn4xDXsVo
それから3人でひたすらに遊んだ。
私はあの子よりも彼を独占していると言う思いで胸が満たされている気分だ。
この頃から私の生活は完全に彼に支配され初めていた2005-08-28 05:15:00 -
63:
◆yRn4xDXsVo
気付けば4日も彼の家に入り浸っていた。
何度も“家に帰ろう”そう思ったが彼が泣きそうな顔で引き止めるため帰れなかった。
―これじゃあ完全にハマってもぉてるやん…―
2005-08-28 05:19:00 -
64:
◆yRn4xDXsVo
今日はここまで?
2005-08-28 05:20:00 -
65:
名無しさん
バリおもろい?
2005-08-28 13:02:00 -
66:
ぅみ
?しぉリ?
2005-08-28 14:01:00 -
68:
◆yRn4xDXsVo
彼は毎日夕方になるとどこかへ出掛けて行った。
―きっとあの子の所やろ―不思議と嫌な感じはしない。それは彼に愛されていると勘違いしているせいだった。2005-08-29 21:04:00 -
69:
◆yRn4xDXsVo
そんな時彼が唐突に言った。「あいつがお前と連絡とれへんって心配してたで」気付けば私の携帯は3日間も充電が切れっぱなしだった。仕方無くコンビニで充電機を買い電源を入れた。
2005-08-29 21:16:00 -
70:
◆yRn4xDXsVo
今まで真っ黒だった画面がとびきりの光を放ち眩しい程だった。
━不在着信:30件━
ほとんどが“家”“学校”“あの子”からだった。
メールは見るのがしんどくなって全て見終わる前に削除した。2005-08-29 21:33:00 -
71:
◆yRn4xDXsVo
次の日の夕方…―
彼が家から出ていきもうあの子と会っているであろう時間を見計らってあの子に電話をかけた。
ワンコールも鳴らないうちに話声が聞こえてきて少し戸惑ってしまった。2005-08-29 21:45:00 -
72:
◆yRn4xDXsVo
私は耐えきれず一方的に電話を切った。
―とりあえず家に帰ろう―彼に引き止められる前に彼の家をあとにした。
帰り道…なぜか涙が流れ落ちた。それからしばらくとまる事なく流れ続けた。2005-08-29 22:04:00 -
73:
◆yRn4xDXsVo
家につくと母親と目が合った。涙で腫れた目を隠すために1言も交わさず部屋へ入った。
―‥コンコン
半分寝かけた状態で夢を見ていた私は慌てて飛び起きた。2005-08-29 22:11:00 -
74:
◆yRn4xDXsVo
もう一度扉をノックする音が鳴る。
寝起き顔のまま扉を開けて母親を見た。
1週間も見ないうちに母親はやつれていて今まで綺麗にしていた髪の毛も白髪混じりになっていた。2005-08-29 23:00:00 -
75:
◆yRn4xDXsVo
母親は私の顔を見て大きく長いため息を吐いた。
そして涙の滲む目で強く言った。
「もう毎日帰って来いとは言わへん。でもせめて連絡だけは頂戴!心配で眠られないから」
言い終わった後母親はリビングへと戻って行った。2005-08-30 04:08:00 -
76:
◆yRn4xDXsVo
夜、彼から呼び出しのメールが来た。
私は準備をして家をでようと靴を履いていた時に頭の中に母親が浮かんだ。
一とりあえず言っとこ…
履いた靴を脱ぎ母親の部屋へ入った。2005-08-30 04:12:00 -
77:
◆yRn4xDXsVo
今まで本当にろくに眠っていなかったのか音に敏感な母親がピクリとも動かなかった。
―…本当にごめんね
愛してくれてありがとう一普段素直に言えない分たくさん呟いた。
その日は母親の隣で眠った。母親は彼とは違うぬくもりがあった。2005-08-30 04:17:00 -
78:
◆yRn4xDXsVo
今日はここまで?
2005-08-30 04:19:00 -
79:
☆
ばりおもろい続き楽しみやわ
2005-08-30 09:13:00 -
80:
◆yRn4xDXsVo
☆さん
ありがと?ゥ??今から書きます?2005-08-30 21:11:00 -
81:
◆yRn4xDXsVo
次の日…―
目が覚めると日はとっくにてっぺんへと昇り眩しい程に私を照りつける。
やっぱり思うのは彼の事
考えながら火をつけたセブンスターの匂いが部屋中に立ちこめ彼に会いたいという衝動に駆られた。2005-08-30 21:17:00 -
82:
◆yRn4xDXsVo
そしてタイミングでも見計らったかのように彼から電話が鳴る。
―少しだけ焦らさせて
これが終われば私はもう彼から逃げれないから…―
私自身わかっていた。
こんな些細な抵抗すら許されない程に彼は絶大な存在だと言う事に…2005-08-30 21:21:00 -
83:
◆yRn4xDXsVo
最後の抵抗…―
それを自ら認めてしまった以上私は逃げれない。
―彼の為に全てを捨てる覚悟はできた―
大きく深呼吸をして彼からの着信にリダイヤルボタンを押した。2005-08-30 21:24:00 -
84:
◆yRn4xDXsVo
電話にでた彼は大きなため息を吐いた。
「はぁ〜…俺嫌い?」
―好きだよ。―
覚悟を決めたハズなのにまた私の“強がり”が邪魔をする。
「そんな事無い」そう言って笑うのが精一杯だった。2005-08-30 21:35:00 -
85:
◆yRn4xDXsVo
━会いたい…━
―逢いたい…―
胸が詰まる。
「会いたい」
彼の口からその言葉が発された時もう彼以外の全てがいらなくなった。2005-08-30 21:39:00 -
86:
◆yRn4xDXsVo
私は彼の家の玄関で立ちつくしていた…―
彼の「会いたい」発言の後急いで準備をして家を飛び出した。左右の手には大量の荷物。中身は生活必需品の数々…しばらく帰るつもりはない。その重い荷物を抱え彼の家の玄関をあけた2005-08-31 03:16:00 -
87:
◆yRn4xDXsVo
そして見てしまった。
ピンクのスニーカー…
あの子がいつも履いているものだった。
私は一瞬にしてその場から動けなくなってしまった。2005-08-31 03:19:00 -
88:
◆yRn4xDXsVo
何故か気持ちは落ち着いていた。
―あちゃ〜…―
ただそれだけ。
なのに足がその場から動こうとしなかった。2005-09-02 02:14:00 -
89:
◆yRn4xDXsVo
エラーで書けません???
2005-09-02 02:31:00 -
90:
みさ
エラーで書けないなら、仕方ないね?
楽しみにしてるから頑張ってね?2005-09-02 02:57:00 -
91:
◆yRn4xDXsVo
復活??
みささんありがとう?
今日は早起きしたんで今から書きます??2005-09-02 08:11:00 -
92:
◆yRn4xDXsVo
私は時間が経つのも忘れ呆然としていた。
すると階段の方から話声が聞こえて来て慌てて駐輪場へ隠れた。
時計を見ると6時50分…それはあの子が彼と一緒に過ごせる最大の時間だった2005-09-02 08:15:00 -
93:
◆yRn4xDXsVo
当たり前のように私がいる事を知らないあの子は駐輪場へと入ってくる。
―…ヤバイ!!!
まるで水揚げされた魚の様に口をパクパクさせ悶えながら息を潜める自分がとても滑稽で…
ひたすらあの子が早く帰ることを願った。2005-09-02 08:19:00 -
94:
◆yRn4xDXsVo
そしてあの子は帰って行った。
―私の時間…‥―
とにかくそのことが嬉しくてあの子がいなくなるのを見計らって思いっきり彼に抱きついた。
いきなり駐輪場から人が出てきて彼はひどく驚いていた。2005-09-02 08:28:00 -
95:
◆yRn4xDXsVo
私自身も理解できない行動に内心恐くなった。
ゆっくりと顔をあげ彼の顔を見てみる。
―怒ってる?困ってる…?目があった彼はニッコリと笑い私の手を引いて家の中へと招き入れた。2005-09-02 08:41:00 -
96:
◆yRn4xDXsVo
1日しか経っていないのにすごく久しぶりに感じた。―「ずっと側におってや…」生まれて初めて自分の本当の気持ちを言えた気がした。
後ろから私を抱き締めながら彼は首を縦にふった。
ウルトラマリンとセブンスターの交わった匂いがやんわりと私を包み満たした。2005-09-02 09:16:00 -
97:
◆yRn4xDXsVo
―今なら素直になれるかもしれない…
あの頃の私は強がりで意地っ張りで。
ただひたすら彼に拒絶されることだけを恐れた。
それが精一杯の愛し方やと思ってた…━2005-09-02 09:21:00 -
98:
名無しさん
ガンバ♪
2005-09-02 09:53:00 -
100:
◆yRn4xDXsVo
彼が全てだった。
他には何もいらないと望んだ。
だが、私が幸せになれるはずなど無かった。
幸せになる資格なんてなかった…2005-09-04 00:44:00