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7つの嘘
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1:
◆yRn4xDXsVo
2005-08-26 03:41:00 -
200:
◆yRn4xDXsVo
男は少し困った顔をした。―そんな顔させてるのは私なんやな―
私は男を困らせる才能に長けているんだと自覚した。2005-09-22 22:25:00 -
201:
◆yRn4xDXsVo
あやか
ありがと?(?∀??)?愛心もありがと?ワラ2005-09-22 22:26:00 -
202:
?????
頑張ってね?
2005-09-23 20:15:00 -
203:
名無しさん
書いてぇ?
2005-09-23 20:21:00 -
205:
◆yRn4xDXsVo
あても無く半ば諦め気味に男の家を後にした。
帰りぎわに渡された名前と電話番号の書かれた紙をグッと鞄の中に押し込み歩きだす。
―寒いなぁ…
町の景色は冬色になっていた。2005-09-24 09:06:00 -
206:
◆yRn4xDXsVo
男と別れて小一時間した頃だろうか。
私は昨日男と出会った公園に一人たたずんでいた。
相変わらずセブンスターは苦くて私の体に合わないらしい。
そんな時私の携帯電話のメールを知らせる着信音が鳴った。
2005-09-24 09:14:00 -
207:
◆yRn4xDXsVo
メールの相手は彼だった。期待と不安を抱えながらゆっくりと受信BOXを開く。 ―いつだって期待してしまうよ―
―傷つく事を知りながらも…―
彼からのメールはたった一言だけだった。2005-09-24 09:21:00 -
208:
◆yRn4xDXsVo
「もう連絡してこんといて?」
私は笑いが止まらなかった。何度も声に出して読み返した。
━こんな事で私が彼のこと嫌いになるとでも思ったんかな?━
きっとこのメールを打ったのはあの子に違いない…2005-09-24 09:25:00 -
209:
◆yRn4xDXsVo
そう決め付けた。
本当はそう思いたかっただけ…
この言葉を真に受けてしまえば私は立ち直る事はできないだろう。何をしでかすかわからない。
なぜか客観的に考えることしか出来なかった。2005-09-24 09:29:00 -
210:
名無しさん
続きみたい?
2005-09-25 02:27:00 -
211:
?????
おもろい??
2005-09-25 16:17:00 -
213:
◆yRn4xDXsVo
彼からのメールを削除してそっと携帯の電源を切った。
ヒマを持て余すかのようにブランコに揺られながら黄昏てみる。
頬にあたる髪が邪魔で髪を束ねた。2005-09-26 09:13:00 -
214:
?????
頑張ってなぁ↑
2005-09-26 15:28:00 -
215:
名無しさん
уоωτ”мд☆
2005-09-26 18:05:00 -
217:
◆yRn4xDXsVo
気付ばブランコの上で眠っていた。
態勢が悪かったせいかやけに首が痛い。
―痛い痛い痛い痛い…‥―自然と大きなため息が出た。
2005-09-26 22:00:00 -
218:
◆yRn4xDXsVo
―なんでもないような事でもあなたが隣にいてくれるだけで全く違ったね―
―楽しくて、嬉しくて―
忘れるなんて出来る訳無いでしょ…?
束ねていた髪が崩れて私の顔を覆った。2005-09-26 22:17:00 -
219:
削除削除されますた
あぼ~ん -
220:
削除削除されますた
あぼ~ん -
221:
◆yRn4xDXsVo
勢いよく立ち上がった時に立ちくらみがした。
考えてみれば最近まともに食事をしていない…
髪を切る前になにか食べるべきなのか。
それでも今すぐに美容院に行きたかった。今じゃないと意味がない…2005-09-26 22:30:00 -
222:
◆yRn4xDXsVo
突然優しい香りに包まれた。振り向くと息を切らした男が私を守るように抱き抱えていた。
「フラフラやんけ!しんどいんやったら言えよ!」
―怒られているんかな?―それでも嬉しかった。
―心配してくれたん…?2005-09-26 22:35:00 -
223:
◆yRn4xDXsVo
あなたのおかげで元気出たよ。
「ありがとう!今日の夜またここ来るから!あんたが来なくても来るから!」
一方的だってわかってる。我儘だってわかってる。
困った顔をする男の隣を全速力で駆け抜けた。
さっきの立ちくらみはどこかに消えていた。2005-09-26 22:40:00 -
224:
◆yRn4xDXsVo
少し切りすぎた髪を気にしながら男と出会った公園へと向かう。
―あなたは優しすぎたんやね―
まだ陽も暮れていないのに男は公園にいた。
私は走った。
2005-09-27 01:11:00 -
225:
◆yRn4xDXsVo
にっこりと笑う男につられて私も笑ってしまった。
「帰ろぉか!」
―私に帰る場所なんてあるの?―
すると男は短くなった私の髪を乱雑に撫でながらもう一度笑った。
つないだ手はひんやりと冷たかった。2005-09-27 01:17:00 -
226:
◆yRn4xDXsVo
―くらい闇の中でもあなたがいれば生きて行けます―何故いなくなるの?
真っ暗だよ。
―光が見えました―
あたしに居場所を与えてくれたね。
今でも忘れられないよ…2005-09-28 07:37:00 -
227:
◆yRn4xDXsVo
「付き合うか☆」
男の口からその台詞が聞こえたのは私が居候しはじめて5日後のことだった。
―彼の事を忘れた訳じゃない…―
ただ私は誰かに必要とされたかった。2005-09-28 07:41:00 -
228:
名無しさん
書ぃて?
2005-09-28 16:21:00 -
229:
?????
書いてぇ?
2005-09-28 20:27:00 -
231:
◆yRn4xDXsVo
男の家にいりびたる毎日。たくさん愛を貰った。
だが私は心から愛せなかった。
1人になると思いだすのは彼の事…
毎晩夢に見るほどまだ愛していた。2005-09-28 22:01:00 -
232:
◆yRn4xDXsVo
すっかり鳴らなくなった携帯がある日突然鳴った。
彼からの着信。
何度も願った。
期待する度に裏切られた。―なんで今なん…?―
2005-09-28 22:08:00 -
233:
略
無し
2005-09-28 22:09:00 -
234:
◆yRn4xDXsVo
鳴り止まない彼からの着信音。
―今すぐ声が聞きたい…―タイミングがいいのか悪いのか男は仕事で不在だ。
震える親指で電話にでた。―話すだけ。話すだけ―
私は自分の意志の弱さにまだ気付いていなかった。2005-09-28 22:27:00 -
235:
◆yRn4xDXsVo
久しぶりの彼の声…
「元気かぁーッ?」
すごく呑気な声で今までの私の葛藤が物凄く無意味に見えた。他愛も無い話に花が咲だした頃あの日のメールを思い出した。
少し意地悪のつもりで聞いてみる。
もう何を言われても傷つかない。2005-09-28 22:59:00 -
236:
?????
書いて書いて?
2005-09-29 01:14:00 -
237:
削除削除されますた
あぼ~ん -
238:
◆yRn4xDXsVo
声を聞くと会いたくなるんだよ。
会うと抱き締められたくなるんだよ。
たとえ幸せになれないとわかっていても…
「なんかお前の声聞いたら会いたくなった。」
なぜあなたは私の欲しい言葉がわかるんですか?2005-09-29 02:21:00 -
239:
◆yRn4xDXsVo
今すぐとんで行きたい気持ちを押さえ冷静を装った。―私を愛してくれている人がいるんやから…
ふてくされたような声を出す彼。
またかけなおすと言って電話を切った。
胸の鼓動は鳴り止まない…2005-09-29 02:28:00 -
240:
◆yRn4xDXsVo
?????さん
ありがとうございます?今日はここまでです?最近あんまり更新できてないので明日はできるだけたくさん書きたいと思います?2005-09-29 02:36:00 -
241:
????????????
????????????
2005-09-29 10:32:00 -
242:
◆yRn4xDXsVo
????????????さん
ありがとお??2005-09-29 14:30:00 -
243:
◆yRn4xDXsVo
何も知らない男がいつものように帰ってきた。
「おかえりなさい…」
―顔ひきつってないかな?いつも通りやんね?―
男は少しだけ私の顔をみつめた後何もなかったかのように頭を撫でてから浴室へと向かった。2005-09-29 14:37:00 -
244:
◆yRn4xDXsVo
シャワーの音をかき消すかのようにため息をついた。無意識のうちに彼を想ってしまう自分が憎らしかった。
そんな時また私の携帯が鳴った。相手はわかってる。―――…彼だ。2005-09-29 14:42:00 -
245:
◆yRn4xDXsVo
また心臓が早鐘をうつ。
都合がいいのか悪いのか電話ではなくメールだった。「今日会えへん?」
この日初めて男に嘘をついた。家に帰ると。
―あの時あなたが止めてくれていたら何かがかわっていたのかな?
なんて今更人のせいにしている自分が醜いよ…2005-09-29 14:47:00 -
246:
◆yRn4xDXsVo
久しぶりの彼の家は懐かしい香りを醸し出していた。1つだけ変わっていた事は前にも増してあの子の物が増えていたこと。
まるであの子がいるような存在感を持っていた。
わかっていたはずなのにやっぱり悔しい…2005-09-29 14:52:00 -
247:
◆yRn4xDXsVo
後ろから包み込むように彼が抱き締めてきた。
彼の匂い
私の大好きな匂い。
「めっちゃ会いたかったぁ…」
彼が呟いた一言が首筋にあたってとても熱い。
――私もだよ。2005-09-29 14:56:00 -
248:
略
――私もだよ。
2005-09-29 14:58:00 -
249:
名無しさん
??
2005-09-30 17:01:00 -
250:
?????
頑張ってねン??
2005-09-30 17:31:00