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子宮筋腫と私
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1:
わたしは20代後半のキャバ嬢です。もう子宮筋腫と6年もお付き合いしています。最初から今までを書きます。同じ病気で苦しんでる人や全く知らない人もみんな読んでくれたら嬉しいです。
2005-05-27 10:28:00 -
38:
私の父方の家系に筋腫やガンの人が多いことを知りました。先生も「腫瘍は採取してからでないと悪性か良性かはわからない」と言っていたので、ガンだったらどうしようと少し不安になりました。でもたかしが『大丈夫だよ。助かるから』と毎日励ましてくれました。今は貧血を治すことに専念しようと、毎日レバーばっかり食べていました。
2005-05-27 11:03:00 -
39:
彼と姫路に行きました。最後のデートです。二人で姫路城を散策してチャンコ屋さんの個室で誰にも邪魔されずに二人っきりで食べて、本当に幸せで、彼ともっとそばにいたいと思い、帰りにホテルに行きました。
彼が「本当に大丈夫なの?俺はおまえのすべてが好きだからこれも愛おしいよ」と私の下腹をなでながら言います。「大丈夫よ!とし、愛してるよ」と体を重ねました。
彼は優しくいたわってくれました。彼と私は見つめあい、そして、キスをしました。私は婚約者に対する罪悪感と病気の不安とが交差して、彼の目を見ながらベットの上で泣きました。2005-05-27 11:04:00 -
40:
ホテルを出て、彼が家まで車で送ってくれました。そして私はある決意を彼に告げました。
「お願い、別れよう…」
彼は、はじめびっくりした顔をして、10秒後目から大粒の涙を流しました。
「なんで?イヤや!ほんまに好きやねん!愛してるねん!俺が婚約者おるからか?俺が今りりぃの心の支えになるのは無理なんか?」と彼は号泣して言いました。
「ごめん、わかって…あたし彼女に対して罪悪感でいっぱいやねん。としのことはほんまに好きやしずっと一緒にいたいけど、あたしは治療に専念するし、としはこれから彼女だけを見てあげてほしい」と私も泣きながら言いました。2005-05-27 11:05:00 -
41:
しばらくしてから彼は「わかった……手術頑張るんやで!別れても俺はずっとりりぃを想って手術が成功することを祈ってるから」と言い
「愛してる!今度生まれかわったら今度こそは一緒になろうね!」と私に言いそして痛いほど抱きしめてくれました。
「うん…うん」と泣きながら答え、私たちは別れました。家に帰ってからメル友のたかしに「としと別れた」とメールすると、たかしは「つらかっただろうけど、これからは俺がいてるから頑張って早く元気になろうね!」と返信してくれました。私は朝まで泣きました2005-05-27 11:06:00 -
42:
入院二日前、病院で採血をしました。手術に備えて出血多量に陥った時に自分の血を輸血するためです。400cc採りました。注射針が今まで見たことないくらい太くて私はびっくりしました。
そして入院当日、私は母と一緒に病院に行きました。母は心配なのか私から離れようとしません。「大丈夫!死ぬ病気じゃないんだし、採ったらまた元気になれるよ」と母をなだめました。2005-05-27 11:07:00 -
43:
手術にむけて、心電図や採血、そして絶飲絶食をしました。同じ病室の患者さんは美味しそうに食べているのに、私は水さえも採ることが出来ません。
手術当日、心配なのか、両親、兄弟、おばさんみんな集まってくれました。「みんな大げさやで!手術は2時間くらいで終わるから大丈夫やって」と逆に私がみんなを励ましたくらいです。2005-05-27 11:07:00 -
44:
手術前に麻酔をしました。腰椎麻酔と言って腰から麻酔薬を入れます。そして手術のために安定剤を飲みました。
手術室に向かう私を両親が心配そうに見ます。「外で待ってるから頑張ってね!」と母は泣きながら言います。「いってきます」と手術室に入りました。2005-05-27 11:08:00 -
45:
手術室は「こんなんドラマで見たことあるわ」っていう感じの部屋でした。でも安定剤と麻酔薬がきいてきたのか私は眠ってしまいました。
「パンっ!」と手をたたく音がして「起きて下さい!手術終わりましたよ!ご家族の方みなさん外で待ってますよ」と看護婦さんが言いました。
うぅ…目が覚めた瞬間、体に違和感と強烈な痛みを感じました。手術室を出ると両親がいて「痛かった」と自然に涙が出ていました。「手術が長引いたからみんな心配して外で待ってたのよ」と母が泣きながら言います。2005-05-27 11:09:00 -
46:
2時間の予定が3時間にも及んだらしく、先生いわく「腫瘍が液化してた。痛かったと思いますよ。中が腐ってたからよほど我慢したでしょ?でも丁寧に手術しましたから、少し時間がかかりました」だそうです。
手術で腫瘍を摘出し子宮とおなかを縫い合わせました。先生は両親にその腫瘍を見せたそうです。「ケンタッキーフライドチキンを白くした感じだった」と父が言いました。写真でみると、まさしくその通りで、こんな大きいのが子宮にあったなんてとびっくりしました。2005-05-27 11:10:00 -
47:
母は心配だからと手術が終わってからもずっと付き添ってくれました。小さいときから今まで大きい病気をしたことがない元気な娘が、入院手術となるとやっぱり心配なんだなぁとつくづく思いました。相変わらず絶食だったので点滴を何時間もされました。夜中、みんなも隣で母も寝ているので、携帯のメールチェックをしました。
2005-05-27 11:12:00