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?ペット??コピペできる方?
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1:
なな
いないでしょうか???みれなくなってて??お願いします?
2006-08-11 17:25:00 -
202:
名無しさん
『ァレ!?もう来てたん!?』端っこの席で、作業着姿の克己クンが手を振っていた。『綾チャン遅いわ〜笑』と、赤い頬を膨らませ言う。
『ごめん?!!笑 くる前電話してくれたら良かったのに!笑 ちょっと待っててなぁ。』
ボーィに合図して、あたしは更衣室に入りそそくさと着替える。〈今日は一人か、克己クン…。よし。〉着替え終わり、さぁ行こうとタバコケースを手に取った時、人影が目に移った。
〈…え!?〉ビックリして振り返ると、2006-11-21 14:00:00 -
203:
名無しさん
『おはよー。』とピンクのドレスを着た女の子があたしを見てニコっと笑った。〈"桃香ちゃん"や。〉
『ビックリしたぁ…笑』あたしがそう言い胸を撫で下ろした瞬間、桃香の目付きが変わった。
『マキちゃんやと思った?』と、鼻で笑う桃香。
『いや、別に…』〈感じ悪いなぁ〉と、更衣室から出ようとした時、桃香の低い声にあたしは足を止める。『綾チャン…やっけ?昨日桃が帰ってからマキちゃんと何してたん?』2006-11-21 14:03:00 -
204:
名無しさん
―ドクンッ…!『え…?』
ビックリして振り返り、彼女を見た。フリルのドレスに身を包み、ギャルッポィ化粧をした桃香は腕を組んであたしを見ていた。
年は一緒ぐらいだろうか、少し幼くも感じる。あたしは内心ドキドキしながらも、平然を装い、彼女に笑顔でこう言った。
『何って…普通に酔い冷めるまで喋って送ってもらっただけやけど?』すると桃香は、これでもかと言う位のさわやかな笑顔で、言う。
『そっか♪幼なじみかなんかしらんけど、桃のマキちゃんにちょっかい出すんやめてなぁ?』2006-11-21 14:06:00 -
205:
名無しさん
その言い方に少しムッとして、あたしは黙ったまま作り笑いで頷き、再び更衣室のドァノブに手を置いた瞬間、桃香がクスッと笑い楽しそうに呟いた。
『マキちゃんは野獣やから。笑 何でもゆうこと聞くペットが欲しいんやろおなぁ〜。』〈―…ッ〉
その言葉に更にイラッとする様な、ズキッとする様な変な感じを覚えたが、軽く交わして更衣室を出て、克己クンの席へと着いた。2006-11-21 14:10:00 -
206:
名無しさん
『ごめんなぁお待たせぇ』『ホンマやわぁ。てか綾チャンなんか昨日よりべっぴんやな?!笑』
そう笑いながらビールを飲む克己クンはすでにお酒臭くて、どこかで飲んできた帰りの様だ。
『昨日寝坊して手抜きやったの!!笑 てか、克己クン飲んできたやんな?顔赤いよ!笑』〈…うわ。〉
克己クンはあたしの肩を抱き、手を握ってくる。酔いが回ってるみたいだ。2006-11-21 14:14:00 -
207:
名無しさん
ピンで来る人で一番嫌なのがこのパターンだ。
『ビールお変わり!綾チャンも何か飲みや!』『ありがと〜♪』でも仕事。笑顔で手を握り返す。
『カンパ〜イ♪』
――あっという間に一時間が経ち、もちろん延長が出た。ちょうどその時だ―。『綾サンお電話です!!』2006-11-21 14:17:00 -
208:
名無しさん
『ちょっとゴメンね。』と席を立つ。『綾チャンどこ行くね〜ん!?』克己クンは案の定ベロベロになってあたしの手を力強く握ったまま離さない。
『ちょっとだけやろぉ♪笑』と手を半ば無理矢理に離し、キャッシャーに入る。そこには今日初めて会うマキの姿があった。
『あ、おはよ…電話誰ぇ?』としゃがんだまま彼を見上げた瞬間、
―パサッ―『え?』ストールを頭の上に放られた。2006-11-21 14:20:00 -
209:
名無しさん
『ソレしてて。』彼は伝票と時計を見つめたまま言う。『え?』『お前見えすぎやから。』あたしのドレスの胸元の事だろう。結構パックリ開いたのを着てたから。『…あ。えッ。』
『いちよ近くに立たせとくから』と彼は隣にいるボーィを指す。『了解…。』
『んな、戻って。』と相変わらずこっちを見ずに言う彼の隣のボーィに、軽く会釈をして、席に戻った。
『ゴメンよ克己クン、大丈夫〜??』2006-11-21 14:24:00 -
210:
名無しさん
『らいじょぶちゃう〜!笑』
もうろれつも回っていない。〈ヤバイな…〉と思いつつもストールをしっかり肩に巻き、克己クンの体を支える。『ホンマにヤバイんちゃん〜?笑』
克己クンの体はだんだんあたしの方に寄ってくる。
『キャッ!』―ガシャン!!――その時、テーブルからグラスが落ちた。
『もう!笑 克己クン!!』『ゴメンごめ〜ん!笑』2006-11-21 14:27:00