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もう一度、好きだと言って。
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1:
名無しさん
赤色。
この世界で一番綺麗なのは純愛なんかじゃない。2006-08-16 09:48:00 -
311:
名無しさん
2006-12-01 00:08:00 -
312:
名無しさん
‘SEX friend’
二人が、そう呼ばれる関係になるまで、そう日にちはかからなかった。2006-12-01 00:10:00 -
313:
名無しさん
別に、体の相性がよかったわけじゃない。単純に、あたしががんばったから。
余計なことを考えない代わりに、必死に手を、口を、体を動かした。
彼が、したい時だけ、呼ばれた時だけ、あたしは会いに行った。綺麗に着飾って、電車に乗って、駅からは−…歩いて。2006-12-01 00:11:00 -
314:
名無しさん
あたし達のこの関係は、意外と長く続き、新学期が始まった頃には、まるで約束しているかのように、決まって週に二回、同じ曜日に、体を重ねるようになっていた。
裸になる。気付かないわけない、あたしの右手首の傷跡に。だけど彼は何も言わなかったし、あたしも何も言わなかった。
深い意味なんてない。
もう‘その程度’の関係。2006-12-01 00:12:00 -
315:
名無しさん
自分が、〔都合のいい女〕に成り下がったことに対して、不満はもうなかった。しいていえば、会う回数が少なくなった事に、少し淋しさを覚えただけだ。
結局、あたしはまだ幸せだった。だって、まだ彼に触れられるから。2006-12-01 00:13:00 -
316:
名無しさん
ねぇ、あの頃。
あたしを冷たく抱きながら君が何を思ってたのか。
そんなのはもう、関係なくて。
ただ、ただ。
終わった後に、君が一番に手を伸ばしたセッタの香りが、あたしの体から消えない。2006-12-01 00:16:00 -
317:
名無しさん
だから、
君を忘れられない。
毎日のように同じ煙草を吸う癖に、矛盾してるかな。2006-12-01 00:17:00 -
318:
名無しさん
その日は、慣れてきた新しいバイトへ行く途中。少し時間が余ったから、休憩中に手を伸ばすお菓子を買おうと、いつもは寄らない駅下のコンビニに向かった。
淋しさを紛らわすため。
彼に会える水曜日と日曜日以外は、なるべく毎日いれてもらった。年を一つ誤魔化して、あたしが選んだバイト先は駅近くのパチンコ店。
制服がかわいいって、いつかショウゴが誉めてたからここにした。
何よりも、長袖シャツの制服は、右腕の傷跡を隠してくれた。2006-12-01 00:20:00 -
319:
名無しさん
切りすぎたせいで、もう手首だけじゃ足りなくて、少しずつ見にくい線は上へと登る。ここ数週間の間に、肘まで到達した無数の傷跡は、醜く、自分ですら嫌悪感を抱いた。
五月。もうすぐ夏が来る。肌が暑さを感じ始めたあの日、あたしはとにかくあっさりしたものがいいななんて考えながら、コンビニのお菓子のコーナーに足を向けた。2006-12-01 00:21:00 -
320:
名無しさん
『105円になりま…
『あっ!』』
静まり返った店内で、無愛想な店員の声と女の声が重なった。隣に気配を感じ、あたしは思わず顔を向けた。
…財布から、小銭を取り出す手が止まった。と同時に、気が付くとあたしは商品も受け取らず、早歩きで自動扉の方へと向かっていた。センサーがあたしの体重を察知する、ほんの少しの間ですら、あたしを焦らせ、ガラス扉が肩幅まで開いたその瞬間に、走ってコンビニを出ていった。店員が何事かと呼び止める声を背中で聞きながら、あたしはとにかく走って逃げた。2006-12-01 00:24:00