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純愛道
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1:
さえ
―2006年―
まだ冬の寒さが残る季節
私の長い一年が始まりました…2006-09-02 02:49:00 -
2:
さえ
一発目カラまさかの間違ぃ?笑。2004年です?
2006-09-02 02:51:00 -
3:
名無しさん
バリスキ笑?
2006-09-02 02:53:00 -
4:
さえ
19歳…
私の家ゎ門限が厳しく、19歳になった今でも外泊ゎ厳禁。門限22時。でも私ゎ一度も破らず、必ず時間通りに帰っていました。
『ぉ母さん、本間に門限何とかならんの?』
『自由になりたいんやったら自分で家借りて自分で住めばいいだけの話?この家に住んでる間ゎ、この家の決まりを守らなァカンねん?』2006-09-02 02:56:00 -
5:
さえ
『なる程?』
その時、私の頭の中で素敵な新生活計画が動き出した。
『出て行きさえすりゃイィねんなぁ…??でもお金無ぃしなぁ??だぃたぃ何処に住むか?って話やゎ?しかも一人でかぁ…?』
当時の私ゎそんな事ばかり考えていた。2006-09-02 02:59:00 -
6:
さえ
私の携帯が鳴る。
??ぁなたが恋しくて〜恋しくて〜
完全に大塚愛です。
『またや??』
《さぇ??何してんのぉ???》
《今、忙しぃねん?私ゎ今、一人暮らし自立大計画?わ考えてる所やねん?》
《さぇ、家出るんかぁ?ほんじゃぁ、ミナミにしよや?実ゎ俺もミナミ戻るねん?》2006-09-02 03:05:00 -
7:
さえ
サェ《ぁんたが何でミナミに戻るん?》
カケル《実ゎなぁ…俺また夜戻る事になってん?》
《はぁ??意味分からん?せっかく辞めたのに何でなん?》
《オーナーに頼み込まれてなぁ?でも、今回ゎもう現役ちゃぅねん?店の管理とか、まぁ…事務的な事やなぁ?だから客つけたりとかゎ無いねん?たまに従業員足らん時にヘルプつくぐらいやゎ?》2006-09-02 03:14:00 -
8:
さえ
サェ《そぅなんやぁ?》
私ゎあまりカケルが夜に戻る事が良ぃ事だと思わなかった。
カケル《それでや?お前、見た目ゎ残念な結果やケド、料理と家事だけゎ無駄に出来る子やろ?》
《本間余計な言葉が多ぃな??》
私の家ゎ昔から両親が共働きなので、二人の弟が居る私ゎ小さい頃から料理と家事だけゎ出来る子だったので、日頃毎日連絡をやりとりしてぃるカケルゎその事を知っていたのだ。2006-09-02 03:21:00 -
9:
さえ
カケル《ぉ前ゎ家の事をする?もちろんご飯も毎日作って、俺の身の周りの世話をする?その代わり、俺ゎお前が今金無いからマンションの頭金とかを全部出す?まぁ出世払ぃで半額ゎ返してもらぅケドな??笑
どうや?》2006-09-02 03:24:00 -
10:
さえ
サェ《ぅ〜ん?なる程?》
その時の私ゎ見事に後先の事を何も考えていなかった。
ただ、門限が無くなる?とぃぅ事と自由になれる?そしてミナミに住める?とぃぅ事だけしか頭に無かったので、『家事とご飯さえすりゃ良いんゃろ?ぢゃぁ今までとあんま変ゎらんし、これゎ結構素敵な条件ゃん?』と、一人妄想にひたり続けた結果…2006-09-02 03:29:00 -
11:
さえ
サェ《分かった??お母さんに話してみるゎ?》
カケル《分かった?じゃぁまた電話するゎ?》
そう言って電話を切った私ゎ、一直線でお母さんの元へ話を切り出しに行った。2006-09-02 03:39:00 -
12:
さえ
サェ『あんなぁ、カケルがミナミ戻るらしぃねん?それで…』と、カケルとさっき話した電話の内容を全てお母さんに話した。
すると、ビックリする程あっさりと『いぃんちゃぅ??丁度良かったゃん?ぁんたも家出て、自分で生活やりくりしていかなアカンとなれば少しゎ自立するゃろ?頑張ってみたら?そのかわり一回家出たらもぅ戻ってこれへんと思ぃーや?もしカケル君がミナミの仕事を辞めて、実家帰るってなっても、ぁんたゎシッカリ一人で生活してくんゃで?それぐらぃ覚悟して行くならお母さん止めへんゎ?』2006-09-02 03:46:00 -
13:
さえ
私とお母さんゎとても仲が良かった。でも、厳しぃ所ゎトコトン厳しぃ人だったので、まさかこの話をすんなりOKするなんてこれっぽっちも思っていなかった私ゎ、『本間に良ぃの??ミナミに住むんゃで?しかも付き合ってもいなぃただの男と二人でゃで?寸前になってァカンとか言ぅの無しゃで?』
2006-09-02 03:52:00 -
14:
さぇ
母『分かってるょ?付き合っても無ぃ子と住むってのが何かオモロイやん?笑。春ランマンみたぃやなぁ?笑。んで、ぁんたゎそれでも家出て生活するって覚悟ぁんねんな?』
サェ『ぁる?チャントやって行く?頑張るゎ?』
母『分かった?まぁ頑張りゃ?そぅとなれば、生活用品とか買ゎなァカンなぁ〜本間金かかる子ゃで???ぅち貧乏なんゃカラ?分かってんの??』2006-09-02 04:01:00 -
15:
さえ
サェ『分かってるょ?ぁりがとぅ?頑張って生活して行くな?』
こうして着々と私の引っ越しの話が進んで行った。
この時の私ゎまだ、新生活と自由になれる事だけが頭にイッパィで、この新生活の先に起きる人生最大の厄年を迎え、悲惨な新生活を迎える事なんて、まったく想像もつかなかっただろう。2006-09-02 04:08:00 -
16:
さえ
サェ『久しぶり???』
カケル『おぅ。行くぞ。お前方向音痴やから道一回で覚えろよ』
その日のカケルゎとても機嫌が悪く、待ち合わせ場所に先に着いてぃた私を見て、立ち止まりもせず、ただスタスタ私の前を歩いて行った。(何ゃねん?ぁたし何かしたんか??フテコイなぁ??遅刻したくせに?顔が男前ゃとそんなに偉ぃんか??チビのくせに?ぁ〜ャダャダ?)心の中で愚痴り倒してぃた。2006-09-02 04:28:00 -
17:
さえ
不動産屋に鍵を貰ぅと、直ぐに新居に向かった。
場所ゎ…―島之内―
サェ『こんな場所初めて来たし?何か怪しげな雰囲気ゃケド…大丈夫なん???』
カケル『治安ゎ間違いなく最悪な場所やな?でも店カラ近ぃし、俺ゎ都合ィィねん?』2006-09-02 04:34:00 -
18:
さえ
カケルが見つけたマンションゎ、他に比べるとだぃぶ綺麗な方だった。最上階が私たちの部屋。1Kで部屋ゎ一つしか無かった。お風呂とトィレゎ別で、二人で住むにゎ綺麗だし十分な感じだった。
カケル『ほな俺、先帰るゎ?チャント鍵して帰れょ。』
そう言ぃ残すとカケルゎ私一人置ぃて帰って行った。2006-09-02 04:38:00 -
19:
さぇ
自分の実家から見る景色とゎ、まったく違う景色がここに広がっていて、少しだけ不安な気持ちを抱いて私も家に帰った。
2006-09-06 03:37:00 -
20:
さぇ
―引っ越し前日―
引っ越しの準備も終ぇ、実家で過ごす最後の夜。
母『どれぐらぃもつゃろなぁ??笑
まぁ三ヶ月もてばイィ方ゃろなぁ?笑』
サェ『何よそれ??大丈夫?絶対私ゎャッてける??』
母『でも、本間に辛くなって、もうアカン?と思った時ゎうち帰っておぃでゃ?ぁんたの帰る家ゎいつまでもここにぁるんやカラ?』
その、ぁまりにも優しぃぉ母さんの言葉ゎ私の心に響き渡り、嬉しさのあまり涙が流れた…。
こんなに温かく見送ってくれたぉ母さんを、一年もたたなぃ間に悲しぃ思ぃをさせてしまいました。
2006-09-06 03:45:00 -
21:
さぇ
―出会い―
引っ越して何週間かたったぁる日。私の家に親友のエミが泊りに来た。
サェ『ぁんなぁ、夜のミナミってホストだらけゃねん??何処を見ても夜の悪魔だらけゃで?ワラ』
エミ『そらそぅゃろぉ?そぅゃ?ぁんた方向音痴ゃカラ、まだ全然何処が何処か分かってなぃやろ?ミナミ探険しに行こか????面白そぅゃん?』
サェ『そぅやなぁ??行こ行こッッ???』
2006-09-06 03:51:00 -
22:
さぇ
時間ゎ夜中の12時をまわってぃた。
ホストA『ぉ姉さん??何処行くのぉ?』
サェ『ぇっ?ミナミ探険してるカラ、今ゎとりぁぇず歩いてんねん?ワラ』
ホストA『ぢゃぁチョットだけ店こーへん?初回千円ゃで?』エミ『行かん行かん??また今度なぁ?笑』
こんな感じで、夜のミナミを歩く=ホストのキャッチにあいに行く
みたぃなモノ。つぎカラつぎにキャッチされてゎ断り続けて私たちゎ二人で夜のミナミを探険した??2006-09-06 03:56:00 -
23:
さぇ
ホストクラブにゎ二人共、興味津々だった。でも、絶対にとんでもなぃ金額になってて、ぃざチェックで伝票見て唖然??ってな恐ろしぃ想像を二人で膨らましまくってぃたので、警戒しまくってぃた。しかも家に帰ればカケルが居る。下手すりゃ従業員連れて帰ってきさぇした日にゃぁ〜たちまち家ん中がホストクラブだ??笑?
2006-09-06 04:00:00 -
24:
さぇ
サェ『そろそろ足痛ぃし帰ろうか?』
エミ『そぅやなぁ?』
この日ゎ真っすぐ家に帰った。
引っ越した最初の頃。エミが遊びに来た日ゎこんな時間の過ごし方を何度もしてぃたのだった。2006-09-06 04:03:00 -
25:
さぇ
今日も夜のミナミをエミと歩く???
そろそろ場所や道の名前を覚えてきた頃?
サェ『何かもぅ飽きてきたなぁ?場所も分かって来たし?今日ゎもぅ帰ろか?』
エミ『そぅやな?ぉ腹空ぃたしぃ?帰って何か食べよう?』
そんな事を話ながら歩いたTSUTAYA前。忘れもしません?TSUTAYA前?まだホストなりたて二週間目突入ゃったあの頃のあんたが私に走り寄ってきたなぁ???
2006-09-06 04:09:00 -
26:
タタタタタタタ??
サェ『えっ??』
私とエミの目の前に走って来た男の子?顔小さくて、背まで低くて?笑。
笑顔がメチャ可愛かったな?ぁんたの名前ゎ…
―達也―" " "06/09/06 04:132006-09-06 04:13:00 -
27:
さぇ
達也『今から何処行くんですかッッ???』
達也含めて三人の男の子が私たちの前に現れた。
サェ『もぅ帰んねん?』
達也『まぁぁぢでぇ???ほな、俺ら今から一発ギャグするカラそれ面白かったら店一時間だけ来てくれへん??』2006-09-06 04:16:00