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?レモンティー?
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1:
◆JnfMMe0Bsg
『志乃チアァァ〜ン!』
『おう。』
『おあよッ♪好きッ♪そろそろ付き合え♪』
『おう。また今度な。』
お決まリのご挨拶で今日もまた1日が始まる。2006-09-07 00:52:00 -
261:
◆JnfMMe0Bsg
『何飲む?』と差し出されたメニューを見る。ふと棚に目をやると、大概は揃っているんだろうスピリッツやリキュールの数。『僕、ジーマ下さい。』と周助が言うと、
『了解。あ、志乃チャンお酒大丈夫?』そうアタシの顔を伺う様に見る加奈子。
『大丈夫です。アタシ、カミカゼ、下さい。』『了解♪』
いちいちいちいち、鼻につく――。2006-09-23 01:38:00 -
262:
◆JnfMMe0Bsg
1日目なのに人入ってますね。』カウンター越しで酒を作る加奈子に周助が話し掛ける。『でしょぉ?笑』と笑う加奈子。大方、この人の知り合いカラ固めてくつもりなんだろう。
「常に周りには男がいる」彼女はいかにもそんな感じな色気のある人。そして、頭の良さそうな人。
――リョウマが好きなタイプやろうな。2006-09-23 01:44:00 -
263:
◆JnfMMe0Bsg
その証拠に、彼女はココを任されてて、"信頼"されてるんだろう。他の席には、金持ちそうなオジ様が数人。 『ちょっとごめんね。』
アタシ達にお酒を出し、BOX席のオジ様のトコへ向かう彼女。アタシはソレを横目で見ながらグラスに口をつけた。
『スゴイな、あの人。』そう言うと、『そうですね。クラブ居てましたからね。結構イイトコの。』と、周助。
―――フーン。2006-09-23 01:51:00 -
264:
◆JnfMMe0Bsg
『周助はいつから知り合いなん?』『ウーンと、僕が初めて会ったんが2年位前ですね。ホラ、ホテヘルの受付やってた時。』――あぁ。
言ってたな。ちょうどリョウマがホストやってた頃。
その時リョウマと周助に出会ったらしい。
『リョウマ君と仲良くなって、連れてってもらった店で会ったんですよね。』
周助は懐かしそうに話す。アタシの知らない"過去"の話を――。2006-09-23 02:01:00 -
265:
◆JnfMMe0Bsg
『当時はスゴイ有名でしたよ。雑誌とかにも出てて。』『そうなんや。』
『でも、どっかの社長と結婚とかなって、ソコから僕は会ってなかったから今回の事もビックリしたんですケドね。何も聞いてなかったし』と、飲みながら話す周助。
胸の底から込み上げる、何とも言えないキモチ。2006-09-23 02:10:00 -
266:
◆JnfMMe0Bsg
『周助、来て!』
その時、後ろからリョウマが周助を呼んで、周助は静かに席を経った。
一人残されたアタシ。ケータイが鳴る。
「from:ハル
終わった死ぬ〜(+_+)今日会われへん?」2006-09-23 02:16:00 -
267:
◆JnfMMe0Bsg
――ハル。あれから会ってへんな…。カチカチとメールを作ってると、
『誰とメールしてんのっ♪』と、ポンっと背後からアタシの肩を叩く加奈子にビックリして、ケータイを閉じる。
『男の子?』『いえ…。』するとカウンターに戻りアタシの目の前に立ち、
『浮気もホドホドにだよぉ?笑 リョウマ子供だからすんごいヤキモチ焼いちゃうでしょ?笑』そう可愛く笑ってアタシに言った。2006-09-23 02:27:00 -
268:
◆JnfMMe0Bsg
"余裕"の笑顔に、"余裕"な発言。ソレに堪らなく、目をそらしたくなる。
『いつから付き合ってるの?』少しかがみ、頬杖をつく彼女と、なるべく目線を合わせない様に話す。
『まだ3ヶ月位です。』
『そっか。色々大変でしょう?笑』笑顔を続ける彼女に対して、アタシの顔はひきつってる様な気が、する。『志乃チャンは、リョウマの事好き?』―――その、素朴な質問に、『…まぁ。』と言葉少なく答えるアタシ。何だ?コレは――。2006-09-23 02:36:00 -
269:
◆JnfMMe0Bsg
『どんなトコが?』――…。『そう聞かれると…ワカンナイですケド。』――何でアタシが、こんな事を聞かれてる訳?尋問みたいに。。
"彼女"のアタシが、何で"この人"に――?すると彼女は更にニッコリ笑い言った。
『リョウマも志乃チャン大好きみたいだね。あたしわかるの。笑 可愛くって仕方ないみたい。』と――。。―――…2006-09-23 02:41:00 -
270:
◆JnfMMe0Bsg
――アカン。無理、イガイガしてきた――。
『多分ね、志乃チャンってリョウマの周りには居なかったタイプだと思うの。何てゆうか…ホラ、「好き」トカ言わないでしょ?』――返す言葉もなく、黙るアタシに彼女は更に続けた。
『だから燃えるんじゃないかな。子供だから。笑』
―――アカン、黙って。"もう無理"――…そう思い顔を上げた瞬間――2006-09-23 02:48:00