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?レモンティー?
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1:
◆JnfMMe0Bsg
『志乃チアァァ〜ン!』
『おう。』
『おあよッ♪好きッ♪そろそろ付き合え♪』
『おう。また今度な。』
お決まリのご挨拶で今日もまた1日が始まる。2006-09-07 00:52:00 -
331:
名無しさん
あげ?
2006-10-02 19:52:00 -
332:
◆JnfMMe0Bsg
『やっぱこうゆうのはお前やな。』ポンッとアタシの頭を冊子で叩く。こんなチッポケな事でも嬉しくなる。
"役に立てている"って。
「好き」なだけじゃ、先はないよ?ハル。ただ、素直に心のままにぶつけても、何もナィ人間には、何も与えられナィと。何も残らナィと。要するにソレは、「必要とされなくなる」という事。2006-10-02 21:44:00 -
333:
◆JnfMMe0Bsg
リョウマとつき合ってまだ3ヶ月。手に入ったばっかりのオモチャは子供でも大切にするモノだ。
『戻ります。』"アタシ"は、"コレカラ"が本番。腐るほどあるオモチャの中、光ってなきゃいけない。いつも、"おもしろく"なくてはいけない。
―スッ…『待って、志乃。』
例え、ソレが使い捨てでも――。2006-10-02 21:54:00 -
334:
◆JnfMMe0Bsg
『…?』ドアのぶにかけた手をソッと、大きい手に覆われる。『昨日、ドコ行ってたん?』耳元で、ゾクゾクするリョウマの問いかけ。
『…どこにも。』振り向かずに答えると、背中にピッタリくっつく、彼の体。追い詰める様にドアにつく左手手に、腰に回る右手。
『…何で勝手に帰った?』耳元で囁く様な彼の声に、一瞬、体がビクリと動きそうになるケド――。
――リョウマ?アタシまだ、離れたくない。2006-10-02 22:06:00 -
335:
名無しさん
あげ
2006-10-02 23:47:00 -
336:
◆JnfMMe0Bsg
自分より、明らかに魅力的な女…イヤ、"オモチャ"にも、まだ、負けたくない。まだ、あげたくない。
『…おもしろくなかったから。』『…カナコ?』コクリと頷く。腰にあった手がユックリと内腿に下がる。一瞬、息を飲む。『何で?』
ツーッとなぞる様に撫でる、彼の指先を体で感じながら、心の奥では逆にアタシが囁いていた。
"まだアカンで―?"2006-10-03 00:27:00 -
337:
◆JnfMMe0Bsg
"まだ捕まえさせてあげへんで?"
更に下に伸びようとする彼の手を掴み、彼の方に体を向け顔を見つめる。真っ直ぐに。そして言う。
『アタシ、あの人嫌いです。』
ドアに手をつけたまま、少し驚いた様子のリョウマの頬に、手を伸ばし、続ける。
『…大ッ嫌いです。』2006-10-03 00:38:00 -
338:
◆JnfMMe0Bsg
『おま―…ッ』彼が何か言いかける前に口を塞いだ。―チュゥッ―…『―…ッ…。』―スッ―…『…失礼します。』―バタンッ―…
―カツカツカツカツ―ッ…事務所を出て、足早に階段を上がる。4階「R'S」の看板の前。深呼吸する。
――目には目を。アタシ、嫌な女になったってイイ。だって――2006-10-03 00:46:00 -
339:
◆JnfMMe0Bsg
―ガチャッ―『わッ、ビックリした!』店に入ろうとした瞬間、ちょうど出てきたカナコとバッタリ。至近距離で見る彼女。可愛い。でも、
「嫌な女」――。そう、この人がそうだから。
『ごめんね!笑 リョウマはぁ?』『事務所にいます。』
――歯には歯を。そうしないと、負けを認める事になるでしょ?2006-10-03 00:52:00 -
340:
◆JnfMMe0Bsg
『もう見学終わりですか?』スグに階段の扉を開けようと歩く彼女に問いかけた。すると、彼女は短い金髪をなびかせ振り向いた。
『志乃チャンこそ♪もう終わっちゃったの?笑』
――来た。コノ人は、どうやら、よっぽどアタシをからかいたいみたいやな。
『…してませんケド?何も。』そっちがその気ならと、無愛想に言い返す。2006-10-03 00:58:00