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?レモンティー?
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1:
◆JnfMMe0Bsg
『志乃チアァァ〜ン!』
『おう。』
『おあよッ♪好きッ♪そろそろ付き合え♪』
『おう。また今度な。』
お決まリのご挨拶で今日もまた1日が始まる。2006-09-07 00:52:00 -
391:
◆iXh8IxtcLk
ロクに驚く間もなく、伸びる綺麗な白い指は、糸も簡単に、何のためらいもなく、剥き出しになったブラのフロントホックを外した。―プツッ―
『ちょっと!やめ―…ッ』 『か〜わいい♪黒ブラ♪』拒否る隙も与えずその手に首筋を撫でられた時、背中がのけぞる。ゾッと、したのだ――。
リョウマとは違う。イヤ、男ではナィ、細い指の感覚、近づいてくる髪の匂い、声。2006-10-07 00:23:00 -
392:
◆iXh8IxtcLk
とにかくカナコに対するもの凄い"違和感"と"嫌悪感"に、アタシは彼女の肩を力任せに掴んだ。
『…やめて!のいてよ!!』―グィッ―!でも、負けじと体は近づけられ、右胸に手が伸ばされた。―グニュッ!『―ぃッ…!!』『柔らか〜い♪笑 ヤバィね、リョウマ?やっぱ若さカナ〜?笑』
――ありえない、屈辱。
アタシの胸を鷲掴みしながら、リョウマの方を向いてカナコは笑う。2006-10-07 00:34:00 -
393:
名無しさん
カナコんまうざい!
リョウマ守ったれよ笑2006-10-07 00:39:00 -
394:
◆iXh8IxtcLk
リョウマはと言えば、
『…やめろ、お前。』一言吐き捨て、ソファにもたれたまんま。――痛さが増す。『え〜何でぇ?笑リョウマこうゆうの好きでしょ?あ、やっぱ女だから駄目?男だったら興奮する?笑』
一人、ペラペラ楽しそうに笑うカナコは、自分とは違う生き物だと思えた。
―――痛い。嫌だ―――。2006-10-07 00:48:00 -
395:
◆iXh8IxtcLk
―パンッ―!!
『…二度と触らんといて』
その手を払いのけ、立ち上がる。はだけた服、掴まれた胸、関係ない。
離れたい、早く。逃げたい。このありえない屈辱から、状況から。―――カナコから。リョウマから――。。2006-10-07 01:06:00 -
396:
◆onZQ.5tYv6
『志乃。』リョウマがアタシを呼ぶ声と重なる様に、鳴るケータイ。〔着信:周助〕
『もしもし。』
―バタンッ―…
アタシはリョウマを無視して、事務所から出た。
――また、同じ。カナコのバーに行った時と。2006-10-07 01:10:00 -
397:
◆iXh8IxtcLk
追い掛けては来ない、誰も。
また、同じ。
――また、"逃げた"のだ。アタシは。2人から―――。2006-10-07 01:13:00 -
398:
◆iXh8IxtcLk
『まだですか?』
『ん。今上がってる。もう店の前。』
『そうですか。』―ブチッ――ガチャッ―
店の前で服を整え、店に入った。『おかえりなさい』『ウン。』指定席。周助の隣。頬杖をつき、伝票をパラパラとめくる。2006-10-07 01:17:00 -
399:
◆iXh8IxtcLk
『コレ、ありがと。』
置かれたレモンティーを手に取る。すると、
『アレ?インカム。』と、周助。―――忘れた。
『何しに行ったんですか?笑』『ホンマそれ…。笑』
――笑ける。タクシーの時も同じ。何をそんなに焦っていたのか――。2006-10-07 01:20:00 -
400:
◆iXh8IxtcLk
何にそこまでビビッてるのか。そして――何でまだ、焦っているのか。
その焦燥感を、落ち着かす様にレモンティーを一気に飲み干す。そのカンカンを見つめてたら、浮かんでくる顔――。
――ハル――。2006-10-07 01:24:00