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夜のポチ。
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1:
名無しさん
ポチは、お日様をあまり浴びないので、真っ白だ。
そして、ポチの体はいつだって冷たい。
雪の様なポチ。
2006-09-22 21:27:00 -
97:
名無しさん
やがて、ポチはそのまま店までお供するようになり、一時間だけ飲んで、仕事に行くようになった。
そして、あたしの上がり時間になると、ちゃんと店の外で待っている。
なんの忠誠心なんだ。ポチよ。2006-09-29 08:29:00 -
98:
名無しさん
しかし、あたしはポチの姿を見かけると安心する。
なんだか、優しい気分になる。
よしよししてあげたい衝動にかられる。
ポチが笑うと、胸がきゅんとする。2006-09-29 08:33:00 -
99:
名無しさん
―――本当に、ポチの生まれ変わりみたいだ。ポチは。
2006-09-29 08:45:00 -
100:
名無しさん
あたしは、ポチの事を何も聞かなかった。
ポチも、あたしの事を何も聞こうとしなかった。
ただ、いつも必ず、同じ場所で待っていてくれた。
2006-09-29 08:48:00 -
101:
名無しさん
あたし達は、携帯番号を交換した訳でもないので、二人をつなぐのは、この場所のみ。
あたしは、気になることがあった。
【ポチには、帰る場所があるのだろうか】2006-09-29 08:54:00 -
102:
名無しさん
ふと、昔の出来事が、鮮明にフラッシュバックした。
2006-09-29 08:55:00 -
103:
名無しさん
血。肉。息。涙。
2006-09-29 08:57:00 -
104:
名無しさん
体が、芯から冷えていくように感じた。
暗やみが、近づく。手を伸ばす。
あたしは頭のなかをからっぽにするため、プッシャーを手に取った。
2006-09-29 08:59:00 -
105:
名無しさん
すーっと脳内の霧が晴れていく。
虚ろな目。
力ないからだ。
無力的な自分。
また、押し込めた記憶の断片。2006-09-29 09:01:00 -
106:
名無しさん
いい加減、解放してよ。
言葉はふわふわ虚空を舞い、弱々しく消えた。
【新しい自分を始める為に】というのは、ただのお飾りの名目。
2006-09-29 09:04:00