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  • 1:

    ハル

    もっと触れたい…
    もっと側に居たい…
    もっと… もっと…

    2005-06-05 02:25:00
  • 200:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    1度マンションに帰って着替え、セットに行った。
    バッチリキメキメの私達ははしゃいでプリクラを撮った。

    2005-06-20 09:41:00
  • 201:

    りか

    楽しみに読んでるよっ?がんばってねっ?

    2005-06-20 09:44:00
  • 202:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    店に行く途中、智也に会った。
    私達を見つけた瞬間に大笑いして、
    「お前等、目立ちすぎやから〜!!痛い痛いっ!」
    とちゃかした。

    2005-06-20 09:45:00
  • 203:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    りかサン☆ありがとぉ(*´丱`)ガンバリます(´▽`〇)ノ

    2005-06-20 09:47:00
  • 204:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「いらっしゃいませぇ!」
    クリスマスイブの夜だけあって、すでに店内は賑わっていた。

    2005-06-20 09:53:00
  • 205:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「さぁ仕事しよっ!」
    そぉ言うと、雅也は5分もたたないうちに私の席を離れた。
    「ハルちゃん、おはぁ〜♪」
    琉が変わりに席に着いた。

    2005-06-20 12:23:00
  • 206:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    琉は、はじめて私がStyleに来た時にヘルプに着いてくれた子。
    雅也が可愛がっている後輩で、私達の関係も知っているから話がしやすかった。

    2005-06-20 12:28:00
  • 207:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「今日はハルちゃんもキメキメやなぁ!」
    と私のセットされた髪を軽く触った。
    「琉も男前やでぇ〜今日はっ♪」
    「今日だけなぁ〜!」

    2005-06-20 12:33:00
  • 208:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    冗談を言い合ったり、今日の出来事を話したりして、私は1つのお願いを琉に話した。
    クリスマスに考えていた雅也へのサプライズ…

    2005-06-20 12:38:00
  • 209:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    琉は、
    「おっけぇ〜!わかった!」と楽しげに親指を立てた。「ハルちゃん♪メリクリ〜!」

    2005-06-20 12:52:00
  • 210:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「あぁ〜蓮さん!メリクリぃ♪なぁ聞いて聞いて!」
    後から来た蓮さんにも、その計画を話し、3人で雅也の反応を想像して楽しんだ。

    2005-06-20 12:55:00
  • 211:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    時刻は0時。
    日付が25日に変わる。
    照明がおち、トランスが流れだす。
    「ハルちゃん。舞夜さんあこに居るの見える?反応見ときやっ♪」

    2005-06-20 13:03:00
  • 212:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    手でオッケェ!とジェスチャーすると、琉がウィンクしてマイクを持った。
    「メリークリスマス!ハルちゃんから舞夜さんにドンペリいただきましたぁ!」

    2005-06-20 13:07:00
  • 213:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    雅也は、へっ?って感じで私の席の方を見た。
    蓮さんが雅也のお客さんに「ちょっとゴメンなっ」
    とジェスチャーして、
    状況を把握しきれてない雅也を連れてきた。

    2005-06-20 13:11:00
  • 214:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「ぢゃぁ舞夜さん!お願いしまぁ〜す!」
    と言ってシャンパンの口にマイクを近付けた。
    雅也が私を見てちょっとあきれ顔で笑った。

    2005-06-20 13:23:00
  • 215:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    ポンっ!
    マイクを通して、コルクの抜く音が響いた。

    2005-06-20 13:25:00
  • 216:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「ホンマ、お前は俺をビックリさせるん好きやねぇ〜」
    私の隣に座り雅也が言う。「もぉ1個プレゼントあんねん♪」

    2005-06-20 13:34:00
  • 217:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    私は2つ付けていた、大きい方のクロスのネックを首から外し、雅也の首に付けた。
    「あらためて…メリークリスマス。雅也いつもありがとう。」

    2005-06-20 13:38:00
  • 218:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    クロスの真ん中で輝く雅也の誕生石。
    透き通るブルーのアクアマリン。

    2005-06-20 13:41:00
  • 219:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    照れ臭そうに雅也は微笑んで、
    「ありがとう」
    と1言呟いた。

    2005-06-20 13:43:00
  • 220:

    ?頭文字S? ◆mHZ9QnELJ2

    頑張っ?

    2005-06-20 13:47:00
  • 221:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    クリスマスと言う事もあり、店が閉まったのは昼の1時過ぎ。
    雅也はもちろん、ラストまでいた私も疲れきっていた。

    2005-06-20 13:53:00
  • 222:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    頭文字Sサン☆ありがとぉ(*´丱`)ガンバリますっ♪

    2005-06-20 13:56:00
  • 223:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    近くのケーキ屋さんでクリスマスケーキを食べ、帰って2人してすぐ寝てしまった。

    2005-06-20 14:03:00
  • 224:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    雅也の胸に光るクロスのネック。出会った時の海や、公園で遊んだ日の空の様なブルーが、雅也にはよく似合う。
    相変わらず真っ白な部屋で眠る雅也を見て、そぉ思った。

    2005-06-20 14:25:00
  • 225:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「起きてっ!ゴハン出来たで」

    2005-06-20 14:26:00
  • 226:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    クリスマスも無事に終わり、しばらくしてStyleもお正月休みに入った。
    ママからのメール。
    ママ?
    元気にしてるん?お正月は帰ってくるの?

    2005-06-20 14:31:00
  • 227:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    雅也に、しばらく実家に帰ると言うと、
    「ぢゃぁ俺も行くぅ〜娘さん拉致ってましたぁって挨拶しやなっ!」
    と言うので、一緒に帰る事になった。

    2005-06-20 14:35:00
  • 228:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    ママは、
    「めっちゃ男前やなぁ!」
    と雅也の事を気に入り、私と会うのも久しぶりだったせいか、私達がいた5日間ずっと家にいた。

    2005-06-20 14:38:00
  • 229:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    雅也がStyleのナンバー1だと言うと、
    「あんた晃君のトコの子かぁ〜!名前は変わってるけど、昔よく行ったわ!」
    と、水商売が長いママと意気投合していた。

    2005-06-20 14:45:00
  • 230:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    3人で年を越し、近くの神社に初詣に行った。
    年越しうどんを食べようと、私とママが言うと、
    「年越しソバぢゃないん?!」と笑った。

    2005-06-20 14:53:00
  • 231:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「おじゃましましたぁ!楽しかったです。」
    「またハルと一緒に帰っておいでぇ♪今度久々、店にも行かせてもらうわぁ〜」
    「お待ちしてます!」

    2005-06-20 15:00:00
  • 232:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    予定より1日遅く、雅也のマンションに帰った。
    「いいなぁ〜なんかお前ち。バァリ楽しかった♪」

    2005-06-20 15:07:00
  • 233:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    気に入った、気に入ったと何度も言うので、
    「ぢゃぁハルのお嫁さんになる?」
    と言うと、
    「ホント?!あたし嬉しいっ!」と、女声で言った。

    2005-06-20 15:12:00
  • 234:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    私は雅也をギュッと抱き締めた。
    「どしたん?急に…」
    「…なんとなく」
    「カワイイ奴っ♪」
    雅也もギュッとして私の髪を撫でた。

    2005-06-20 15:17:00
  • 235:

    名無しさん

    うんこもれそう

    2005-06-20 15:19:00
  • 236:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    出会ってもぉすぐ半年になる。
    真っ白な部屋には私の居場所が出来ていた。

    2005-06-20 15:29:00
  • 237:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    でも足りない。
    私は真っ白な雅也と交じりたい。
    雅也を染めたい…
    もっと
    もっと…

    2005-06-20 15:37:00
  • 238:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    2月に入った日曜日、水族館に行く事になった。
    久しぶりに昼間からのデートで、私ははりきってお弁当を作った。

    2005-06-20 15:55:00
  • 239:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    私も雅也も水族館に来るのは子供の頃以来で、はしゃいで水族館の中を見てまわった。

    2005-06-20 16:01:00
  • 240:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「おぃ!見てみぃ〜あれマグロやろ?!バリでかいしっバリウマそぉ!」
    でっかい声で雅也が言う。「もぉ声でかいっ!ウマそぉって!しかもあれマグロ?!」

    2005-06-20 16:06:00
  • 241:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    私達のばかげた会話に、周りにいる家族がクスクス笑った。

    2005-06-20 16:08:00
  • 242:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    水族館を満喫して、外に出て、海の見える場所でお弁当を食べた。
    外はかなり寒く、季節を間違ったと、笑いながら急いで食べた。

    2005-06-20 16:13:00
  • 243:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    日が落ちてから観覧車に乗った。
    観覧車の中で雅也がゆっくり話しだした。

    2005-06-20 16:21:00
  • 244:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「なぁハル。お前、俺と居て楽しい?」
    「楽しいよっ♪なんで?」
    「いやっ。俺、お前と居て結構楽しいからさぁ。お前も楽しいかなぁ〜と思って」

    2005-06-20 17:05:00
  • 245:

    名無しさん

    てか遅いし

    2005-06-20 17:08:00
  • 246:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「嬉しい事ゆってくれるやんっ♪ハル、めっちゃ楽しいでっ!」
    雅也はニコっと笑って
    「ありがとう」
    と言った。

    2005-06-20 17:08:00
  • 247:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    246サン☆えっ遅い?更新が?ゴメンね(>_

    2005-06-20 17:11:00
  • 248:

    ?頭文字S? ◆mHZ9QnELJ2

    ゆっくりでいいから書いてなぁ?

    2005-06-20 18:09:00
  • 249:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    雅也の意外な言葉にビックリした。
    「ありがとうとか意味わからんしっ!」
    と言って笑ってながした。

    2005-06-20 18:17:00
  • 250:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    頭文字Sサン☆優しい言葉ありがとぉ(*´丱`)ガンバリます└(・ε・└)

    2005-06-20 18:20:00
  • 251:

    名無しさん

    しあわせそーでうらやましぃかぎりッスわァ

    2005-06-20 20:24:00
  • 252:

    名無しさん

    おそ

    2005-06-20 23:12:00
  • 253:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    252サン☆昔の話ですけどね/(゚ε。)゙
    253サン☆私にも生活あるんで(;´▽`A``

    2005-06-21 02:12:00
  • 254:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    たいした悩みなんてなくて、毎日が穏やかに過ぎていった。
    私はバカで子供で、雅也の事を分かった気でいたけれど、本当は何も知らなくて、何も分かってなかった。

    2005-06-21 02:25:00
  • 255:

    りん

    気になるぅ☆

    2005-06-21 02:32:00
  • 256:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「ゴメン、今日はカナリ遅くなるわっ!」
    帰りを待っていた私に、雅也から電話がかかってきた。

    2005-06-21 02:57:00
  • 257:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    りんサン☆ありがとぉ(*゚∀゚*)

    2005-06-21 02:58:00
  • 258:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    前もバースデーイベントで、3時ぐらいに帰ってきた日があった。
    私は、久しぶりに1人で出掛ける事にした。

    2005-06-21 03:03:00
  • 259:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    街をフラフラ歩いていると、名前を呼ばれた。
    「ハルやん!何してるん?!」
    振り向くと、昔からよく遊んでいた友達達がいた。
    「バリ久しぶりやん?!生きてたんっ?」

    2005-06-21 03:07:00
  • 260:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    思えば雅也と出会ってから、ほぼ毎日を雅也と過ごした。
    久しぶりの仲間達。
    私はテンションがあがった。

    2005-06-21 03:11:00
  • 261:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    とりあえず、カラオケに入り、最近どぅしてたとか、昔の話とかで盛り上がり、お酒をのんで、散々歌って騒いだ。

    2005-06-21 03:15:00
  • 262:

    りん

    リアルタイムだぁ☆けど…今日はもう寝ないとアカンから明日また読みに来ます☆

    2005-06-21 03:16:00
  • 263:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    カラオケを出て、次はクラブに行った。
    久しぶりのクラブを満喫して、解散したのが、深夜3時。
    雅也の事なんてすっかり忘れていた。

    2005-06-21 03:18:00
  • 264:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    りんサン☆ゆっくり寝て下さい(。_。*)))ありがとう(*>3

    2005-06-21 03:20:00
  • 265:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    タクに乗って、携帯を開いた。
    「?!…何これ」

    2005-06-21 03:23:00
  • 266:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    新着メール・32件。
    その内のほとんどが雅也からで、着信履歴も雅也で埋まっていた。

    2005-06-21 03:26:00
  • 267:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「ゴメン!戻ってっ!」
    タクの運転手にそぉ言って、引き返し、智也がいつもいるキャッチ場所に向かった。
    「ハルちゃんやん♪1人?」
    私に気付いた智也が手を振る。

    2005-06-21 03:31:00
  • 268:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「雅也に、会った?」
    「今日は会ってないで?なんで?」
    息を切らし、しゃべる私に智也は心配そぉにたずねた。
    「これ、見て…」

    2005-06-21 03:35:00
  • 269:

    名無しさん

    めちゃきになるぅ(>_

    2005-06-21 04:19:00
  • 270:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    私と雅也はずっと一緒に居てたから、きっと気付いてなかっただけ。
    雅也は束縛が激しいんだ。親友の智也ならその事を知ってると思った……

    2005-06-21 04:22:00
  • 271:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    270サン☆今からちょっと書きますね!更新遅いもやけど読んでくれてありがとう(*´丱`)

    2005-06-21 04:25:00
  • 272:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「えっ?何これ…ホンマに雅也から?……」

    2005-06-21 04:26:00
  • 273:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「…えっ?…」
    私は智也の顔を見て怖くなった。
    メール件数と着信履歴を見た智也の引いた顔……

    2005-06-21 04:31:00
  • 274:

    名無しさん

    ?

    2005-06-21 04:32:00
  • 275:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「今終わった・もぉすぐ帰る・ドコいったん?・今ドコ?・電話でろやっ!・お前今何してるん?・連絡ちょうだい・電話でろ!・怒らんからドコにいるか教えて・いい加減にしろよ…」

    2005-06-21 04:37:00
  • 276:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    智也がいくつかメールを読んで呟いた。
    「雅也、頭いかれてんちゃうん…」

    2005-06-21 04:40:00
  • 277:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    275サン☆ハートありがとぉ(*´丱`)

    2005-06-21 04:41:00
  • 278:

    名無しさん

    何時くらぃまで更新しまつカァッ?楽しみデス?

    2005-06-21 04:48:00
  • 279:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    雅也の微笑んだ顔が頭をよぎる。

    2005-06-21 04:50:00
  • 280:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    279サン☆今日はこの辺で終わります。読んでくれてありがとぉ(*´丱`)

    2005-06-21 04:54:00
  • 281:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    読んでくれてる方へ☆
    2年ほど前の事を思い出して書いてます。更新が遅い事もあるけど、おおめに見てくれたら嬉しいです↓↓

    2005-06-21 04:57:00
  • 282:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    その時、携帯の無機質な着信音が鳴り響いた。
    「わぁっ!」
    カシャーン…
    私は必要以上にビックリして携帯を落とした。

    2005-06-21 09:59:00
  • 283:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    ディスプレイには知らない番号。
    智也が携帯を拾い、変わりに出てくれた。
    「…もぉしっ?」

    2005-06-21 10:01:00
  • 284:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「あっ…おはようございます。はい。」
    智也が私に携帯を差し出した。
    「蓮さん」
    「えっ?蓮さん?…」

    2005-06-21 10:04:00
  • 285:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    私はちょっと戸惑いながら電話を代わった。
    「もしもし…」
    「ハルちゃん?舞夜となんかあった?」
    「…」
    「…今から店来れる?」

    2005-06-21 10:08:00
  • 286:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    電話を切って、智也に
    「Style行くわ」
    と言うと、店まで送ってくれた。
    「雅也どしたんやろ?あいつ…。何かあったら連絡しておいでっ」

    2005-06-21 10:15:00
  • 287:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    智也の名刺を受け取り、真っ白なドアを開いた。
    「いらっしゃいませぇ〜!」私に気付いたホストが、次々に声をあげた。

    2005-06-21 10:18:00
  • 288:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「ハルちゃん、おはよっ!こっちこっち」
    琉に連れられて、ちょっとした壁で区切られたVIP席に座った。
    雅也の姿を探したけれど、見当たらなかった。

    2005-06-21 10:26:00
  • 289:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    しばくして、蓮さんがやってきた。
    「おはよぉハルちゃん。ちょっと2人でしゃべろっか?」
    私はコクっと頷いた。

    2005-06-21 10:30:00
  • 290:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「舞夜と喧嘩でもしたか?」その質問に私は、この約半日の間に起きた事を全て話し、蓮さんに携帯を見せた。

    2005-06-21 10:34:00
  • 291:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「そっか…」
    蓮さんはちょっと考えて話し出した。

    2005-06-21 10:36:00
  • 292:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    「俺はな、この夜の世界で色んな人間を見てきた。舞夜もその中の1人や。あいつ、親おらんの知ってるやろ?でも、それに負い目を感じてるわけでもない。

    2005-06-21 10:44:00
  • 293:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    まぁ物心ついた時にはもぉいてなかったらしいから、それが当たり前ぐらいの勢いや。ひねくれるわけでもなく、その辺の奴らと何の変わりもなく見える。

    2005-06-21 10:52:00
  • 294:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    でもそれはうわべや。前に、ハルちゃんが舞夜の支えになってるんちゃうかってゆったやろ?あれは俺が舞夜を見てて思った意見や。舞夜は見てて分かりやすい。純粋やから。

    2005-06-21 10:57:00
  • 295:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    真剣に惚れてるなって。でもあいつは、そぉゆうたぐいの事を一切口に出さん。それは照れとかぢゃない。自分では分かってないねん。ハルちゃんが大切で、愛してる事に気付いてない。

    2005-06-21 11:11:00
  • 296:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    どこかでもどかしさを感じたり、何か伝えたいと思っても、それが何か分かってないし、伝える統べも知らん。幼い頃に無意識にまなぶ、愛し愛される事が抜けてるから。

    2005-06-21 11:20:00
  • 297:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    どこかミステリアスな雰囲気に客はつく。甘い言葉を囁き、適度な擬似恋愛を楽します事は出来る。でもいざ本番になったらいっぱいいっぱいや。その結果が今回の事やな。」

    2005-06-21 11:33:00
  • 298:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    複雑な気分だった。
    愛されたい、もっと雅也を独り占めしたい、もっと側にいて、もっと…
    1番そぉ望んでいたのは、私ぢゃなく雅也だった。

    2005-06-21 11:36:00
  • 299:

    ハル ◆HVgrcIrdGM

    それに気付かず、愛されたい、真っ白な雅也を染めたいと願った。
    私を包む真っ白な愛。
    それがちょっと怖く感じるのは何故だろう…

    2005-06-21 11:44:00
  • 300:

    名無しさん

    ??

    2005-06-21 11:49:00
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