-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
?H?
-
1:
なお◆l4UcoxfPVQ
もしもたった1つだけ
願いが叶うなら
君は何を祈る
あたしは…
ずっと春希とおりたい2006-09-25 13:01:00 -
221:
さやか
はじめまして★初回から見てます★ハルキとセツカちゃんの関係、セツカちゃんがハルキと佑馬のどちらを選ぶのか楽しみにしてます。頑張って完結して下さい★最後まで応援してます!
2006-11-04 23:14:00 -
222:
なお◆l4UcoxfPVQ
レスとても丁寧に有難うございます☆楽しみに頂けとても嬉しいです(^-^)話的には完結までは今折り返しあたりですかね、何しろ粗文なものですがお付き合い下さいm(__)m
2006-11-05 02:31:00 -
223:
なお◆l4UcoxfPVQ
「セツカちゃんおかーえりぃ♪」「ん、だいま」お互いが帰宅のたびに飛び付いてくるこいつにはもう慣れっ子になったあたし。
パタパタと見えない尻尾を振りながら寝室まで付いてきては、今日あった話やら見たTVの話やらあーだこーだと一生懸命しゃべっている。
着替えながらテキトーに返事をしながらも、ホッとするこの瞬間。
「そーいえばあんた…」「んー?」着替え終わってさっきの話をしようとするあたし。2006-11-05 02:42:00 -
224:
なお◆l4UcoxfPVQ
「…………あ、いや。ほら、あんたもバーテンとはいえ一応さ…夜の客商売なんやから女関係とかちゃんとしいよ?」
なぜだかさっきの事を言いとどまってしまった。
だって、さっきの一生懸命な女の子の姿を思い出したら急にモヤモヤしてきたから。
小さな嫉妬。自分のおもちゃを守る子供みたいな………そんな、ほんと小さな嫉妬だった。
「なんそれ、女関係とか別にセツカちゃんに心配されたないし。」ハルキはあからさまにムッとした顔をした。2006-11-05 02:52:00 -
225:
「な…によその言い方…あたしは心配して…」突き放された感がしてあたしは少し胸がチクンと疼いた。
「誰がそんな事まで心配してくれゆうてん!!余計な世話すんな!!!」
―――バンッ!!―――" " "06/11/05 03:052006-11-05 03:05:00 -
226:
なお◆l4UcoxfPVQ
強くドアを閉めハルキは部屋を出ていった。
あたしは少し放心して…それからゆっくりハルキのいるリビングに入る。
「ハルキ…」「………」ソファに三角座りをして背中を向けているハルキ。そしてテーブルにはあたしが帰る頃を見計らって並べられた夜食たちが。
あたしはたまらなくいじけたハルキを愛しく感じた。
「オレ…、セツカちゃんの邪魔はせえへんし、佑馬くんと付き合うならちゃんと出てくから。」2006-11-05 03:25:00 -
227:
なお◆l4UcoxfPVQ
胸が締め付けられた。
いつかいなくなる事は分かっていても
ハルキから直接出た『出てく』と言葉があたしの胸を突き刺した。2006-11-05 04:09:00 -
228:
なお◆l4UcoxfPVQ
好きかどうかなんて、
分からない。
分かってるのは
いつも通りにしてくれている佑馬に対しても、あの告白の事を考えない様に接してしまっている。
ずるい自分自身。2006-11-05 04:13:00 -
229:
なお◆l4UcoxfPVQ
「ハルキ。ご飯食べよ?」「………………うん。」
どっちも居心地のいい、あたしの今の場所。
あたしは、どうしたらいいんだろう。2006-11-05 04:20:00 -
230:
なお◆l4UcoxfPVQ
いつも通り穏やかな毎日はしばらく続いた。
相変わらずハルキは無邪気に、楽しそうに八重歯をニッカリと見せ、たまに意地悪にあたしの後を今日も追ってくる。ちなみに月末に渡された生活費はバーテンの稼ぎには見合わない程の結構な金額だったが、またずるいあたしは…何も聞けずに黙って受け取っておいた。
そして、佑馬からは毎日連絡があるが、他愛もないメールや電話のやりとり。デートの誘いもなく、それが佑馬の気遣いだとはちゃんとあたし自身分かっているのだ。2006-11-05 04:37:00