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時間。

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  • 1:

    名無しさん

    変わらないものなんてない。

    叩きつけられた現実に

    視線をそむけた僕はただの弱虫だったんだろうか。

    2006-10-05 02:13:00
  • 2:

    名無しさん

    季節。

    2006-10-05 02:15:00
  • 3:

    名無しさん

    「秋子結婚するみたいやで。六月に」

    久々の春子からのメール内容はその2行のみ。私はさっと見て携帯をとじた。

    秋子とは、七年の付き合いになる女友達。春子と三人でよくカラオケに行ったり飲みに行ったりしていた。いわゆる長年の付き合いだ。

    2006-10-05 02:19:00
  • 4:

    名無しさん

    21だった私たちも気付けば28になり、すっかり結婚適齢期も過ぎてしまい、私と春子と秋子はいのこり組だった。
    まわりの友達はすでに既婚者側。子供もしっかりいて夜遊びどころか気付けばもう一年近く連絡さえない。

    友情一番と豪語していたあの頃が懐かしい。

    2006-10-05 02:23:00
  • 5:

    名無しさん

    私は月収20万の生活。女の割りに給料がいい。

    正社員だから色々ひかれて20まん。ボーナスだって年に二回きちんとある。
    一人暮らしだから生活費が結構いるが毎月少しずつ貯蓄をしている。30までに500は貯めておきたい。結婚相手どころか彼氏さえいない。友達とは遊ぶ時間がない。休みがあっても休日は家でのんびりしたい。部屋の掃除に洗濯、たまに贅沢で岩盤欲に行ったり一人で映画に行ったりウィンドウショッピングしたりするのが楽しい。

    2006-10-05 02:34:00
  • 6:

    名無しさん

    いつも通る道の近くの公園には桜が咲いていた。冬だと思っていたらすぐ春がやってくる。
    一年なんて本当に早く、あっという間。悩んでるうちに軽く季節が変わってしまう。
    気付けば28になっていた。

    同窓会とかそろそろある頃だろうか。。

    2006-10-05 02:48:00
  • 7:

    名無しさん



    「ただいまぁ」

    一人暮らしのアパートに帰ってくると誰もいないのに言ってしまう言葉。静まり返った部屋に上がり込みすぐさま部屋着に着替えてソファに深く座りテレビを付け、カバンからタバコを取出しすかさず一服。そして携帯を取出し昼に届いた春子からのメールに返信をした。

    2006-10-05 02:52:00
  • 8:

    名無しさん

    「式挙げるんやろ?ってか秋子から直接メールくれてもいいやんなぁ」

    送信したあと秋子に電話。『夏美?久しぶり』秋子の声は久々だ。「おめでとさん。」・秋子『ん?あぁありがとう!春子から聞いた?六月に式挙げるから来てやぁ』

    2006-10-05 02:58:00
  • 9:

    名無しさん

    内心(直接言えや)と思いつつも
    「もちろん出席させてもらいまっせ」

    そんな言葉をかけた。前なら本音を吐けた相手にさえ今は気を使ってしまう。気付けば無難な言葉を選び思ってもない事を笑顔で吐けるようになっていた。

    2006-10-05 03:01:00
  • 10:

    名無しさん

    秋子は旦那になる人の自慢話を愚痴っぽく私にこぼしてきた。
    私はうわの空でうなずき無難な言葉を吐き、それを秋子は納得しながらまた自慢していた。変な感じだがまともに聞いてたら身がもたないもの。テレビを見ながらビールを飲み30分の電話を切ったあとげっぷが出た。

    2006-10-05 03:05:00
  • 11:

    名無しさん

    キャバクラで働き続け21の時秋子と春子に出会い仲良くなった。
    毎日が楽しくて仕方ない生活。給料は今の三倍はあったし、お客さんから色々いただいたりする生活。おべんちゃらを並べてにこにこするだけで金が動く。
    何でも言い合える三人で男よりも大切な存在だったのだ。

    2006-10-05 11:24:00
  • 12:

    名無しさん

    24の時、三人で就職活動をはじめ私は知り合いが働く会社に採用された。春子と秋子は違う仕事についた。

    毎日一緒だった二人とはだんだん会う日数が減っていったが休みが合えば集まってわいわいしたり旅行にだっていった。

    2006-10-05 11:32:00
  • 13:

    名無しさん

    桜咲き宙に舞えば夜道を白く彩る。

    風がふけば君の面影探し、空を見上げれば桜の中に星空を見た。

    僕はあと幾つこの景色を見るだろう。。

    君に会いたい。

    2006-10-05 11:36:00
  • 14:

    名無しさん



    「清瀬さんとこの太一くん子供生まれたそうよ」

    久々の実家。リビングで母が入れたお茶を飲んでいると母が笑顔でそう言った。清瀬太一は兄の友達で小学生からの付き合いで父と清瀬君の父が仲良しなのだ。そして初めて私が告白した人。。

    2006-10-05 11:40:00
  • 15:

    名無しさん

    「友達の妹だから」

    そう言ってふられた中二の秋。オレンジ色の雄大な夕空の下初めての告白、そして失恋だった。

    同じ美術部で、清瀬先輩の姿を見るだけで胸がきゅんとした。

    2006-10-05 11:44:00
  • 16:

    名無しさん

    淡い切ない思い出の中三の彼は30才で子供をもうけた。。

    「そうなんやぁ。。」私は母にそう言うと母は「あんたもいい人とかおらんの??お兄ちゃんもあんたもそろそろ結婚っていってもおかしない年やのになぁ」

    2006-10-05 11:53:00
  • 17:

    名無しさん

    最近実家に帰れば母は苦笑いしながらぽろりとこぼすようになったその言葉に私は「そのうちね…」なんて言葉を返す。母はそれを聞きただうなずきながら新聞にはさまれている広告を見る。

    親孝行しなきゃなぁと私は秘かに思う。

    2006-10-05 11:57:00
  • 18:

    名無しさん

    イツカ ケッコンシテ コドモヲツクロウ・・・


    そう誓い合い抱き合った人達は皆、違う人と誓いを果たしていた。

    2006-10-05 12:03:00
  • 19:

    名無しさん

    あたしはどこにたどりつくのだろう。。


    「いやぁ〜夏美ぃ?!めちゃめちゃ綺麗なってるやぁん?!ここ座りぃ!」隣の椅子をぱたぱた叩き万遍の笑みで迎えてくれたのは香。今日は中学の同窓会だ。

    2006-10-05 12:29:00
  • 20:

    ん〜久々に「小説」ってモノを見た気がするなぁ。頑張れ!

    2006-10-05 13:24:00
  • 21:

    名無しさん

    1学年で来れる人だけ参加らしく私はちょっと遅れた。地元にあったカラオケボックスが居酒屋に変わっていてかなり広い居酒屋に面影の残った顔がたくさんあり、私はあいさつをしながら香の隣に座ると「夏美綺麗なったなぁ!久々やんかぁ!まだみんな集まっとらんみたいやでぇ笑。」

    懐かしい香の姿にほっとした。香はもう2児の母親だ。

    2006-10-05 14:42:00
  • 22:

    名無しさん

    「久々やなぁ笑。香の子いくつなったん?」・香「上が今年一年生なったんやでぇ!早いわぁ。。下は四歳!」・夏美「へぇ。。早いもんやなぁ。。もう小学生かいなぁ。」

    ・香「そやでぇ早い早いあっという間やで。。本間。夏美は?あっ、あんたさぁメルアド変わったやろ?この前、メールしたらエラーになったからびっくりしたわ」

    2006-10-05 14:47:00
  • 23:

    名無しさん

    そう言いながら開いた香の携帯の待ち受けは家族四人の微笑ましい姿だった。

    「あたしは全然ないわぁ結婚とか。。一人がええからなぁ。。」赤外線でメルアドを送信しながらそう言うと香が苦笑い。

    まわりはみんな結婚しているようでみんな指輪を付けていた。私は自分の指をテーブルの下に隠した。なぜだろうか。。。

    2006-10-05 14:51:00
  • 24:

    名無しさん

    「夏美・・?・・夏美やんかぁ!久しぶりやなぁ」

    後ろから声をかけられ振り向くと男の人がにこにこしながら話し掛けてきた。。彼は私が小学五年と中3の時に片思いした

    「田中君・・びっくりしたぁ。。今日出席したんやぁ★ってことは富松も?」

    2006-10-05 16:30:00
  • 25:

    名無しさん

    香が私に耳打ちして席を立った。
    〔田中まだ独身やで・・トイレ行ってくるわ〕
    ぽんぽんっと肩を叩き田中に席を譲った。・香「田中、ここ座っといてトイレ行ってくるから★あっ、富松おったぁ」・田中「おう。行ってこいや★富松太ったやろ笑」

    香は一瞬にやりと私をみて笑い、歩いて行った。

    2006-10-05 16:33:00
  • 26:

    名無しさん

    気付けば会場の居酒屋はかなりの人数がいた。みんなちゃんと出席してるんやぁなぁと私はきょろきょろ見ていると隣で田中がタバコを吸い出した。

    田中君もタバコ吸うんやぁ。。

    ・田中「元気そうでよかった。夏美綺麗になったなぁ★びっくりした」

    2006-10-05 16:36:00
  • 27:

    名無しさん

    騒がしい空間が無音になった。
    時間が逆にまわりはじめた気がした。

    「ありがとう★田中君も男前なったね笑。仕事何してるん?リーマン?」・田中「んなとこかなぁ。。ちょっと違うけど。夏美は?」

    2006-10-05 16:39:00
  • 28:

    名無しさん

    「そうなんやぁ。。あたしはOLってかんじ。。家は?実家に住んでるん?」・田中「ううん。今は○☆駅の近くに一人で住んでるねん」・夏美「そうなんやぁ。。私は○◇駅の近くやねん。駅近いやん!びっくり。今日車?」

    2006-10-05 16:42:00
  • 29:

    名無しさん

    田中はうなずきながらタバコを吸った。実家に車を置いてきたらしい。

    田中君も車にのるんやぁ。。改めて時間の流れを感じている自分がいた。聞きたいことがたくさんあるのにうまく話せないままみんながそろい乾杯をした。田中は富松と違う席に行き香が戻ってきた。

    何かあのときめきが急に舞い戻ってきたのか、田中の姿がやけに気になる。

    2006-10-05 16:46:00
  • 30:

    名無しさん

    二時間程度の同窓会が終わりみんなそれぞれ二次会に行ったり帰ったり居酒屋を出たところでわいわい話したりしていた。
    香は携帯で旦那さんと話をしていた時、私は視線を感じた方を見るとみんなの頭のあいだに田中を見た。目が合ったのだ。

    2006-10-05 16:50:00
  • 31:

    名無しさん

    ・・・えっ・・・

    田中が手招きをした。

    私は確かに田中君の視界に入っていた。二人の距離10メートル。。

    2006-10-05 16:52:00
  • 32:

    名無しさん

    香「夏美、あたしそろそろ行くわぁ★どないするん?車やし送ろうか?」・夏美「大丈夫やで★今日実家とまるから近いし!またメールするから」

    香はにっこり笑ってから背中を向けて人込みの中消えて行った。少し切なくなった。

    2006-10-05 17:01:00
  • 33:

    名無しさん

    私は人込みを抜け田中君の方へ行った。その間にみんなから二次会に誘われたがあいまいな返事をしながら。

    田中君は、富松が帰ったと私に話してきた。「夏美どないするん?二次会行くん?香は帰ったんやなぁ。富松も嫁さんがうるさいねんてさ笑。」

    2006-10-05 17:05:00
  • 34:

    名無しさん

    ・夏美「田中君はどうするん?明日仕事やろ?今日家帰るん?それとも実家?」・田中「明日休みやから実家やでぇ。。酒入ってるから運転むりやし笑。久々やし、二人でどっか行く?」

    田中君の切ないやさしい笑い方が好きだったっけ。。変わらない顔で私にそう話し掛けるから私はうなずいた。

    2006-10-05 17:12:00
  • 35:

    名無しさん

    君が大好きだった。

    君が望んだ未来に僕はいない事本当はあの頃から分かっていた。

    時間って一番残酷で傷さえも記憶から消去してしまうんだ。

    それでも君の幸せを僕は祈ろう。届かなくても

    ずっと。。

    2006-10-05 17:16:00
  • 36:

    時間◆hsF3gEfPG6

    初めまして。
    書き込みしてくださった方ありがとうございました。

    2006-10-05 17:50:00
  • 37:

    名無しさん

    懐かしい道を歩く。大好きだった田中君と二人で。

    中学生の頃の私の願いがこんな形で叶った。土手を二人で歩く。ヒールではちょっと歩きにくいこの道さえも今は楽しい。。。いつぶりの感情なのだろうか。

    2006-10-06 01:32:00
  • 38:

    名無しさん

    ふいに沈黙がつづく。今日は三日月の夜空と川の音。静かな夜。。

    少しだけ前を歩く田中君の手はのばせば届いてしまう。。何故だろう、今は

    遠い。

    2006-10-06 01:35:00
  • 39:

    名無しさん

    「彼氏とかおらんの?」

    田中君が前を向いたままさりげなく話し掛けた。あたしは下を向きながら「おらんよ?」何かを期待しながら答えた。

    期待って。。

    2006-10-06 01:38:00
  • 40:

    名無しさん

    「田中君は?」私は川をみながらそう質問した。

    「うん」そう答えた。どっちの『うん』かはわからないけど、私は「そっか」と答えた。田中君は照れたように少し笑って歩く。

    2006-10-06 01:42:00
  • 41:

    名無しさん

    少し胸が痛くなる。

    それ以上聞かなくてもわかる。。田中君は大事にしてる人がいるんだね。。それは私の知らない人で、田中君の中はその人でいっぱいなんだと。

    「夏美の事ずっと好きやってんで?しらんかったやろ」

    2006-10-06 01:45:00
  • 42:

    名無しさん

    立ち止まり振り返った田中君の顔は少しまじめなようなふざけたような感じで私は思わず笑った。

    「冗談はやめてよ笑」田中「本間に!今やから言えるけど初恋やってんて!夏美は俺の初恋の人やで。」

    2006-10-06 01:47:00
  • 43:

    名無しさん

    私は笑顔で「知ってたよ!」と冗談を吐く。

    田中君は笑いながら「また流された笑」そう答える。そしてまた歩きだす少し遠くに中学校が見えた。

    2006-10-06 02:40:00
  • 44:

    名無しさん

    「夏美は誰が好きやったん?」前を向いたまま話す。私の3歩先にいる背中を見つめながら
    「好きな人はおらんかったよ」

    そう言いながら田中君を指差した。。振り向くこともせず田中君は空を見上げた。私はのばした指を直した。

    2006-10-06 02:44:00
  • 45:

    名無しさん

    田中君からの告白を冗談にする事。

    胸が痛くなった。泣きそうなくらい本当は嬉しかった。

    好きな人はいなかったと言ってしまった事。

    たまらなく好きだった人を前にして私は嘘をついた。

    2006-10-06 02:47:00
  • 46:

    名無しさん



    「ありがとうね送ってくれて。」家の前。てくてく歩きながら来た。時間をかけて辿り着いた。

    「俺転勤すんねん。しかも海外。。ははっ」苦笑いしながらさらりとこぼれた言葉に胸がつまった。

    2006-10-06 02:51:00
  • 47:

    名無しさん

    ・夏美「どれくらい?」・田中「それがさぁ分からんねんっ。。しかも来週からやし笑。」

    ・夏美「そうなんやぁ。。彼女も一緒に?」

    そう言うと田中君は少し照れたように二回うなずいた。

    2006-10-06 02:54:00
  • 48:

    名無しさん

    「そっかぁ。。。元気でね。。」

    「夏美やみんなに今日会えて良かった。。そろそろ行くわな。。。。。お互い幸せになろな!」・夏美「うん。。彼女と幸せにね!じゃあね!」

    2006-10-06 02:57:00
  • 49:

    名無しさん

    背中を向けて歩きだした田中君の後ろ姿に胸がつまる。少しずつ小さくなる。。

    私はその姿をただ見つめていた。涙でにじんだ視界に彼の小さくなった後ろ姿を映しながら彼の幸せを願った。

    さよなら。大好きな人。

    2006-10-06 03:01:00
  • 50:

    名無しさん

    あの頃描いた未来に今実際に立っている自分を誇れるかは分からない。

    けれど昔より今の自分が好きになれたのは

    君が教えてくれた事が何より大切に思えたからかもしれない。

    君は僕の未来にただ指を差していた。いびつに輝きながら。

    2006-10-06 03:09:00
  • 51:

    名無しさん

    よかったら感想お願いします!

    2006-10-06 03:13:00
  • 52:

    名無しさん

    季節
    梅雨。

    2006-10-06 11:09:00
  • 53:

    名無しさん

    「また雨かぁ。。しゃあないなぁ部屋の中に干すかぁ」
    日曜の朝カーテンを開けると見事に雨がふっていた。。そのまま洗濯機に向かい衣類をつっこんだ。洗濯機のまわる音が私は大好きだったりする。昨日の秋子の結婚式は、感動した。

    2006-10-06 11:15:00
  • 54:

    名無しさん

    さすがにちょっと焦りを感じてしまった自分がいた。掃除機をかけながら好きな曲がコンポから流れる。
    今日は二ヵ月振りに美容院へ行こう。

    節約のため美容院は二ヵ月に一度。髪は延び放題だなぁ。

    2006-10-06 11:18:00
  • 55:

    名無しさん

    私は美容院に行く時お洒落をするようにしている。
    気分が変わるのときれいにしてもらった髪型でそのままウィンドウショッピングをするのが好きだからだ。カフェで優雅に小説を読み、公園を歩いたり、雨の日はデパートに行ったり、ちょっと遠くに出かけてみたり。

    2006-10-06 11:21:00
  • 56:

    名無しさん



    「夏美ちゃんこんにちわぁ★今日はどうする?」鏡ごしに店長と目が合う。にっこりほほ笑み、髪を優しく触る店長の手。「夏になるし肩あたりまで短くしても変ちゃいますかね?」

    私の胸下までのびた髪をもちながら店長は「どっちも似合うと思うけど今日はイメチェンで短くしてみよっか!髪の色は黒に近い栗色にして上品かつ可愛らしさをだしまひょ!」

    2006-10-06 11:32:00
  • 57:

    名無しさん

    「わぁぁ!夏美やぁん!びっくりしたぁ」たまたま隣になった女性が私に気付き声をかけてきた。同じキャバで働いてた美香だ。

    ?夏美「美香ぁ★久しぶりぃ★びっくりぃ!この辺りにすんでるん?!」?・美香「そやねん!夏美この辺やったっけ?」
    ?夏美「うん(^-^)もう三年になるかなぁ●○スーパーの近くのアパートやでぇ」?美香「えぇっ?うちと近いやぁん!今まで会わなかった方がすごいことやなぁ笑。ってか落ち着いたなぁ!夜あがったんやんなぁ?」

    2006-10-06 11:41:00
  • 58:

    名無しさん

    ?夏美「うん(^-^)今はOLやでぇ。美香は?クラブ?」?美香「そ〜やねん★今働いてる店がさぁ新店この秋に出すねんけど、チーママなんねんでぇ笑ありえんやろ笑ははは★」

    美香は豪快に笑うくせがあるが彼女は人一倍華があり貫禄もある。美人なのに気取らなくて世話好きで面倒身がいい。

    2006-10-06 11:45:00
  • 59:

    名無しさん

    髪を染めながら会話が続く。
    ?・美香「夏美いい人とかできた?」?夏美「おらへんおらへん笑!全然あかんで。。美香は?あの社長さんと続いてるん?」?美香「ん?あの社長・・??どの?・・・あぁぁ、小川さんかいなぁ!」

    どの・・って(;^_^Aどんだけ付き合ってんねんって内心突っ込みを入れながら私はにこにこうなずいた。

    2006-10-06 13:51:00
  • 60:

    名無しさん

    ?美香「とっくの昔に切ったわぁ笑。あの人なぁ(倒産)しはったらしいでぇ。。女に入れ込んで家庭まで崩壊やで?頭悪すぎやろ?本間あほな男やでぇ。社長ってブランドで女寄ってくんのが分からんのやなぁ!ははは」
    美容師さんも苦笑い。。
    ?夏美「今は?彼氏おらんの?」?美香「今は仕事が彼氏みたいなもんかなぁ。。いっぱい見すぎてきたからなぁ。もうあかんわぁ笑たまには若いのがええわぁ笑そや、夏美さぁ、いい人紹介しよか?見た目男前でしかもIT関連の独り身!彼女ほしいらしいねんけど夜の女は嫌らしいねん!夜の女目の前にしてよう言えるわぁ」

    2006-10-06 13:58:00
  • 61:

    名無しさん

    美香からの誘いを断り気付けば髪が仕上がっていた。美香に挨拶をしてから美容院をあとにして、雨の中ウィンドウショッピングをした。

    2006-10-06 15:05:00
  • 62:

    名無しさん

    ガラス越しに映る自分を見つめる。
    そして歩きだす。


    あたしはどこに辿り着くの?

    2006-10-06 16:06:00
  • 63:

    名無しさん



    「初めまして。夕月海人です」「初めまして。瀬名夏美です」

    営業の先輩の代わりに私はご贔屓してくださってる会社の方に会う事になった。私は営業課に来てまだ数か月だ。夕月さんはイケ面で会社では有名な人で確かにスーツが似合う人だ。

    2006-10-06 16:11:00
  • 64:

    名無しさん

    名刺を交換してから会話が始まる。
    ・夏美「こちらに載ってます商品が新しく販売するものです」パンフレットを広げ説明をすると夕月さんは指であごを触りながら深くうなずいている。その仕草が妙に色気を感じる。。きっと彼女切らせたことないんだろうなぁと思いながら会話を続ける。

    2006-10-06 16:17:00
  • 65:

    名無しさん

    夕月「分かりました。是非検討させてもらいますね。」笑顔で私を見てそう言った。私は笑顔で頭を下げ「どうぞよろしくお願いいたします。いい返事待ってます。時間いただきまして本当にありがとうございます。夕月さんってゴルフなさるんですか?」

    夕月「え?あっ、手の焼け具合です?手袋しないほうは焼けますからね笑。瀬名さんもするの?」夏美「いえっ。私は全くです。父が好きなんで笑。すいません余計な事を。では失礼いたします」

    2006-10-06 16:23:00
  • 66:

    名無しさん

    夕月「では失礼します。気を付けて」

    夕月さんとの出会いだった。

    2006-10-06 16:25:00
  • 67:

    名無しさん



    「ぷっはぁ〜〜っ!ビールうまぁい!」仕事帰り後輩の山田(女、25才独身)と居酒屋に来た。仕事で相談があるらしい。

    山田「やっぱビールですね!もうすぐ夏やしビアガーデンとかも!」テーブルに並んだ料理を小皿に取り分け口に運ぶ。

    2006-10-07 01:39:00
  • 68:

    名無しさん

    夏美「ところでさぁ、相談って何?」・山田「はい。あの。。先輩だから言えるんですが、、営業先の方と寝てしまいました」

    夏美「はぁ??・・・えぇぇぇっ。。。まじで?ちょっちょっ誰??夕月さん?」思わず名前を出してしまった。・山田「違いますよ。。あたしあの会社担当違いますもん。。私の担当さしてもろうてる田崎さんです」

    2006-10-07 02:05:00
  • 69:

    名無しさん

    田崎田崎田崎。。。?田崎?っっつあぁぁぁ!

    夏美「あのエロハゲ?!ハゲ散らかしてる?」・山田「ハゲ散らかしてるって、、まぁそうなんですけど。。やっぱやばいですよね。。?」

    2006-10-07 02:08:00
  • 70:

    名無しさん

    夏美「どこでどうなってそうなるん?寝て商談成立したわけちゃうんやろ?」・山田「それはそうなんですけど、私のタイプなんです、、田崎さん」

    夏美「もしかしてふっ不倫?」

    山田はうなずいた。私は頭を抱えた。

    2006-10-07 02:14:00
  • 71:

    名無しさん

    山田が四月に田崎さんと食事に二人で行った時かららしい。
    「まぁ、今は冷静になれないだろうけど相手は既婚者の身なんだって事をきちんと考えて決めなよ。もし山田の立場が私だとしたら」その時夕月さんの事を思い出した。

    「・・・私も先輩に相談するんやろなぁ・・・けど無責任な事言えないしなぁ。。難しい」

    2006-10-07 02:59:00
  • 72:

    久々に引き込まれました。応援してます。次は完結時に書き込みさせて下さい。

    2006-10-07 03:17:00
  • 73:

    名無しさん

    山田は田崎さんとの事をちゃんと冷静に考えると話した。
    私はいいアドバイスなんてできたのかは分からなかった。

    ただ出会う時間が早いか遅いかで全てが変わってしまうものなんだなぁと考えさせられた。

    2006-10-08 15:01:00
  • 74:

    名無しさん



    一週間後、

    「瀬名は知っていたのか?!」課長の怒鳴り声。泣く山田。あれからすぐ田崎の奥さんが会社に怒鳴りつけにきた。私は山田の世話をよくしていたことを課長は知っていた。

    2006-10-08 15:05:00
  • 75:

    名無しさん

    夏美「・・・はい。知っていて止めませんでした。私の責任です「そんなっ!先輩は悪くありません!私は先輩に冷静に考えろとっ『言い訳はいらん!!!山田?お前の個人的感情で大事な取引先の会社が断ってきたんや!」

    2006-10-08 15:09:00
  • 76:

    名無しさん

    会議室での三人だけの会話は室内に響きわたるほどの課長の怒鳴り声で静まり返った。
    田崎の奥さんは田崎の会社の会長令嬢で、それを私も山田も課長の口からはじめて聞かされた。。課長が怒るのは何も間違えてはいない。

    ・課長「山田、お前はくびや。たかが不倫やと思うな。お前が手出した相手はなうちの会社の古くからの付き合いをしてもろうてる会社で、俺もお前を信用して任せたんや。お前は俺をも裏切った事になんやからな。。。もう来なくてええから。一ヵ月間で職さがして退職せえ。それまでは有休とあとお茶くみでもしとけ。瀬名は責任として一社契約とってこい」

    2006-10-08 15:16:00
  • 77:

    名無しさん

    バタン!!
    ・・・・・・
    「すいません!すいません・・・瀬名先輩にまで迷惑かけて・・」課長が怒鳴るだけ怒鳴って部屋を出ていった。そしてしゃがみこみ泣き崩れながら山田が私に謝った。私はしゃがみ、山田の背中をさすった。

    2006-10-08 15:58:00
  • 78:

    名無しさん

    ・夏美「私が止めてたらよかったのに。。ごめん山田。。ごめん」・山田「先輩は何も悪くないです!私が全て悪いです!本当にすいません。。」

    会議室の窓からは雨と雷の音が見えた。

    2006-10-08 16:01:00
  • 79:

    名無しさん

    「社会なんてみんな表面だけで簡単に裏切るものだよ」

    誰かが言った。醒めたような目でまっすぐ前を見つめながら。
    あきらめなきゃならないもの。守りぬくための嘘。自分を守るための手段。

    それが裏切りだとは簡単には言えない。

    世の中は汚れたものではないよと君が無邪気に笑いながら僕に言ったあの言葉が胸に突き刺さった。

    君だけは綺麗な心で。。。どうか。。。

    2006-10-08 16:07:00
  • 80:

    名無しさん

    季節。
    夏。

    2006-10-08 16:08:00
  • 81:

    名無しさん

    山田が会社を辞めた。
    晴れた空のようなすがすがしい姿だった。彼女は自分なりに手探りで居場所を探していた。それが見つかったのだろう。田崎は離婚、そして会社を辞めたらしい。山田以外にも女がいたとか。

    ばかな男だなと心の中で思いながら聞き流した。

    2006-10-08 16:12:00
  • 82:

    名無しさん

    夏美「夕月さん、新しい製品の方どうですか?調子悪くないですか?」夕月さんに会うのは三回目だ。

    夕月さんの会社の中で私は笑顔を振りまく。この会社でお偉いさんの彼はとても親切で礼儀正しい。

    2006-10-08 19:08:00
  • 83:

    名無しさん

    夕月「元気にしてましたか?」切なく優しく私に微笑みかける。私は少しうなずき笑顔で返す。

    ・夏美「はい。元気です!ありがとうございます。」・夕月「そうですか。よかった。。。この製品の調子はすこぶるいいですね。いい物を買えて父も喜んでます」・夏美「えっ?父?」・夕月「わたしの父はこの会社の社長をやってるので・・」

    2006-10-08 19:14:00
  • 84:

    名無しさん

    夕月さんはそう言ってなぜか切ない顔をした。私はそれを見逃さなかった。

    悩みがない人間なんていやしない・・。。

    ・夏美「また何かございましたら私の方に連絡ください。。」・夕月「はい。ありがとう。」・夏美「では失礼します」私は頭を軽く下げ、部屋を出て廊下を歩きエレベーターに乗った。

    2006-10-08 19:18:00
  • 85:

    名無しさん

    チン。
    エレベーターが一階について私はそのまま歩いて受け付けの人に一礼してから会社のとびらを開けた。風が吹き抜け、髪がゆれた。。晴れ渡る空にさわやかな空気、私はゆっくり歩く。タッタッタッタッ!後ろから足音が聞こえ振り向いた。

    2006-10-08 19:21:00
  • 86:

    名無しさん

    ・夏美「夕月さん」

    私の視界に夕月さんが映る。

    夕月「はぁはぁはぁ・・・。。お話があるんだ・・」彼は息を切らしながら私にそう言った。私はほほ笑みうなずいた。・夏美「はい。どうされまし「あなたが好きです!」

    2006-10-08 19:25:00
  • 87:

    名無しさん

    ・夕月「今夜食事行けますか。」・夏美「・・・とりあえず会社に戻ってからお電話します。。失礼します」頭を下げてから小走りでその場を去った。。

    振り向かないけど彼はただ立っていたのが分かった。

    2006-10-08 19:32:00
  • 88:

    名無しさん

    会社につき自分のデスクに座り、斜め向かいの空席になった山田がいたデスクを見つめた。

    個人的感情は、だめだよなぁ。。ボールペンをとんとんと机に叩きながら考える。

    2006-10-08 20:45:00
  • 89:

    名無しさん

    続きがとても気になります???
    頑張って完結させてください?

    2006-10-09 01:18:00
  • 90:

    名無しさん

    書類をまとめなきゃならないし、契約とれそうな会社にあいさつ行かなちゃならないし。。。やるべきことは、恋愛では。。ない。。

    夕月さんは女には困らないだろうしきっとみんなに言ってる。。。。。。みんなに。。。。そんな人じゃないかな。。。

    2006-10-09 03:59:00
  • 91:

    名無しさん

    会社で話題になってる夕月さんは、私にはもったいないし釣り合わない。私は一目惚れにちかい感じだった。。

    どきん。。どきん。。

    久々の感覚だった。きゅんとするくすぐったい感じ。たぶん私は夕月さんと食事に行きたい。。触れたい。。繋がりたい。。。

    止められない。。

    2006-10-09 04:05:00
  • 92:

    名無しさん

    夕方。残業は今日はなく、鏡の前で化粧直しをしている自分がいた。まだ夕月さんには電話していない。

    迷ってるが体は行動している。。化粧を念入りにしてるもの。。

    そして携帯のメモリから夕月さんの名前を探して発進した。

    2006-10-09 04:09:00
  • 93:

    名無しさん

    プルルルップルルルル、、、、
    『はい。』夕月さんの声を聞いてどきどきしてる。

    夏美「あっ、瀬名です」・夕月『昼間はごめん。。急に迷惑だったよね。。』夏美「えっ、いえっ。。今お電話大丈夫ですか」・夕月『えぇ。大丈夫ですよ。。あの。。食事の事考えてくれました?ムリにとは言わないし別に断っても仕事とプライベートは別物として考えてるから安心して』

    2006-10-09 04:14:00
  • 94:

    名無しさん

    唇をかみしめて、天井を見上げ息をはいたら眉間にシワをよせた。。

    そして下を向き目をつむる。。たなかる鼓動。。気持ちを押さえ付けた。。

    「夕月さんは私にはもったいないくらい素敵な人です」・夕月『…やっぱムリだよね。。。俺は一目惚れしてしまったんだよ。。。けどムリは言いたくないんだ。。希望があるなら待つからゆっくり考えてほしいけど待たないほうがいい?』

    2006-10-09 04:20:00
  • 95:

    名無しさん

    私はこうやっていくつ嘘をついてきたのだろう。。

    「好きな人が。。います」

    何のための嘘??

    2006-10-09 04:22:00
  • 96:

    名無しさん

    『こんな気持ちは初めてなんだ。。だから待たせてほしい。。』

    胸が苦しくなった。。あの時のような感覚がよみがえり何故だか泣きそうになった。

    夕月さんを愛しく思うから夕月さんを好きだと思うから、強く強く思うから

    2006-10-09 04:26:00
  • 97:

    名無しさん

    「思うようにしてください。。私は何も言えません。。残業がありますので失礼します」

    そう言って電話を切りその場にしゃがみこみ天井を見上げ顔に手のひらをのせ髪をかきあげ髪をくしゃくしゃにした。。

    2006-10-09 04:30:00
  • 98:

    名無しさん

    君の事を、君の幸せを願って、無理矢理引き離した気持ちの繋がりと言葉に今もまだ少し後悔をしている本当の僕は

    紛れもなくどうしようもなくただの弱い人間だろう。

    大嫌いだと嘘をついた。。何も思ってないよと引き離した。

    ただ君の幸せを願いながら背中を向けたまま涙をこぼしながらそう言った。

    今の記憶があるまま時間が戻ったとしても同じようにしていただろう。後悔しながらも。

    2006-10-09 04:38:00
  • 99:

    名無しさん

    パタン。
    トイレのドアを閉めて廊下を歩いていると課長が前から歩いてきた。
    ・夏美「おつかれさまです」・課長「おつかれさま。瀬名は残業か?」・夏美「いえ。今から帰宅します」・課長「そうか。。気付けてな。。」

    2006-10-09 20:53:00
  • 100:

    名無しさん

    課長はそう言ってゆっくり歩いていった。私はその背中をただ眺めていた。
    「はぁ。。。」
    そのままオフィスに行き荷物を取って会社を出た。

    2006-10-09 20:55:00
  • 101:

    名無しさん

    本間に相手の為を想うなら本当の気持ちゆうべきやろ。

    2006-10-09 20:59:00
  • 102:

    名無しさん



    プップーッ。。

    会社は町のど真ん中にある。前には大きな道路。クラクションの音が響き渡る。まだ日は暮れない。夏だからだ。夏のこの時間が私は何か好き。

    2006-10-09 21:00:00
  • 103:

    108さん。
    そのとおりですよね。

    けれど人にはそれぞれ考えや価値が違うもので、この物語は自分に自信が持てない女が現実と時間とを悩みぬきながら色んな人に出会いながら、拒みながらも少しずつ成長していく話にしたいと考えてます。
    アドバイスありがとうございます。

    2006-10-09 21:06:00
  • 104:

    名無しさん

    何気ない毎日。当たり前にすぎていく時間。
    すれ違う人、立ち止まる人、私はきっと人生という道を迷いながら今、手探り状態で安定した道を探している。。
    この当たり前の日常が当たり前にすぎていく事を感じながら。
    ホームに並び電車を待つ。。隣に立ってる学生の子は嬉しそうにメールをしながら鼻歌を歌っていた。

    2006-10-09 21:10:00
  • 105:

    名無しさん

    電車の中で久々に春子にメールをした。別に用事とかはないのだけれど、メールしたくなった。。ここ一年くらい何故か春子や秋子にメールする時、用事がないとき以外にメールしたりするのが苦手になった。

    2006-10-09 21:14:00
  • 106:

    名無しさん

    〔元気?久しぶりのメールやね?
    最近何してるの??彼氏とかできたりした?
    またメールちょうだいなぁ??〕
    メールはつまらない内容だけどまぁたまにはいいかなぁなんて考えながら送信。。

    2006-10-09 21:17:00
  • 107:

    名無しさん

    プシューッ。
    電車から下りると扉が閉まりゆっくり動きだした。みんな改札口に向かって歩いているけど何故か私はただぼ〜っと立っていた。向かいのホームに電車が止まり、動きだす音がした。そして、人込みの中から彼を見つけた。

    2006-10-09 23:52:00
  • 108:

    名無しさん

    バックの中で携帯のバイブが振動していた。

    「夕月さん・・・」

    線路をはさみ彼は私を見つめながら立っていた。。人込みも雑音も自分の鼓動にかき消された気がした。

    2006-10-09 23:55:00
  • 109:

    名無しさん

    私は頭を下げると夕月さんが駆け足で階段を上った。そして少ししてから私がいるホームの階段を下りてきた。。

    ・夏美「夕月さん、、」・夕月「ごめん。。こんな所まで。。どうしても話したくて課長さんから聞いたんだ。。」・夏美「困ります。。わたし、、『本心を聞きたいんだ!取引先とかぬきで君の…夏美さんの気持ちを!』

    2006-10-10 00:02:00
  • 110:

    名無しさん

    ホームには少し人がいたが見てみぬふりだろう。。

    ・夏美「あなたは仕事の…取引先の人です。それ以上もそれ以下でもないです。。」彼の目を見て言える程強くない自分がいた。こんなときでさえも自分の感情より仕事を選ぶなんて。。

    こんな素敵な人はもうきっと現われないし現われても私の事好きになんてならない。。

    2006-10-10 00:08:00
  • 111:

    名無しさん



    「あっ。。あっ。。」

    声が漏れる。。すると優しくキスをしてくれる。私の手を優しく指を重ね片方の腕で体をぐいっと引き寄せる。

    2006-10-10 00:21:00
  • 112:

    名無しさん

    彼のマンションは一番屋上にあり夜景が見渡せるドラマにでてきそうなお洒落な外観と部屋だ。
    その寝室、大きなふかふかのベットで愛に包まれている。

    夕月さんは強引のようなところも紳士的なところもあるけど私を見つめる目は優しい。。下があつくなるのが分かり、胸の奥がきゅんとなる。

    2006-10-10 00:26:00
  • 113:

    名無しさん



    「実はだいぶ前から夏美ちゃん…夏美の事好きだった。。俺が課長に電話して夏美を指名したんだ」夕月さんの腕枕に頭を乗せ夕月さんを見ると優しく微笑み私のおでこにキスをした。

    2006-10-10 01:02:00
  • 114:

    名無しさん

    「もっかいぎゅってして?」あたしが甘えると夕月さんは優しくぎゅっとだきしめる。わたしは夕月さんの首に腕をまわす。

    ・夕月「時間とか関係なくなってしまうものだな。。こんな気持ち。。。初めてだ」

    2006-10-10 01:06:00
  • 115:

    名無しさん

    ・夏美「なぁんか、幸せ・・・夕月さん大好き・・」私から夕月さんにキスをすると今度は夕月さんが何回もキスをした。

    たまらなく愛しい。

    2006-10-10 01:09:00
  • 116:

    名無しさん



    私がもうこれ程に好きになれないだろうと思う程の恋愛を昔したことがある。せいじという名前の彼。夕月さんはせいじくんに似ている。。

    18から四年付き合った人。

    2006-10-10 01:17:00
  • 117:

    名無しさん

    時間。

    18

    2006-10-10 01:18:00
  • 118:

    名無しさん

    秋から冬に代わる季節、夏の朝、秋の夕暮れ春の雪、好きになった理由。
    今の好みのタイプ
    口癖、うなずき方、考え方、

    全て君へと繋がり、その時だけ僕の気持ちはあの頃へ戻り美化されつづける過去を悔やむ。。

    2006-10-10 01:23:00
  • 119:

    名無しさん

    一部

    完。

    2006-10-10 01:26:00
  • 120:

    名無しさん

    なんか、、共感できます?夕月さんとうまくいってほしいですね?続き待ってます?

    2006-10-10 02:46:00
  • 121:

    名無しさん

    二部

    2006-10-10 08:00:00
  • 122:

    名無しさん



    「夏美ちゃんって言うんやぁ。。俺せいじ!よろしく」友達の久美ちゃんの彼氏の紹介で四人で遊ぶことになった。

    2006-10-10 08:07:00
  • 123:

    名無しさん

    久美ちゃんの彼氏は、りぃくん。ニックネーム。二個上で20才。

    せいじくんは綺麗な顔だちをしている。柔らかい優しい話し方。

    四人で神戸のハーバーランドに車で行く事になった。車の後ろの席で私とせいじ君は話をする。10月も下旬で少し肌寒いが晴れてよかった。・せいじ「神戸初めていくねん★夏美ちゃんは?」・夏美「初めてやで!なぁ久美ちゃん!」・久美「うん!観覧車乗ろうなぁ!りぃは来た事あるみたいやから案内してもらおなぁ!」りぃ「任しといてやぁ★ちょおせいじタバコちょうだい。きれてもた。ジュースも飲みたいからどっかコンビニ行こうか」車内ははやりのCDが流れて私と久美ちゃんは大好きな曲が流れると大声で歌いせいじくんは何か笑ってた。

    2006-10-10 08:16:00
  • 124:

    名無しさん

    「あっ!せいじくんの指輪かっこいい!」私はきらりと中指に光る指輪を発見して無邪気に騒ぐと、せいじくんは中指から外して私にぽんっと渡してくれた。

    「安物やけど何か気に入ったから買ってん。指輪の内側の石、タンザナイトっていうねんけどきれいやろ?」説明するとき私とせいじくんがふいに視近距離になりちょっとはずかしくなったけど間近に顔を見た。

    年上やけど美少年ってことばがぴったりな人やなぁと思った。

    2006-10-10 08:24:00
  • 125:

    名無しさん

    君との出会いは本当にいきなりで、第一印象はまるで粉雪のような人だと思った。真っ白できれいな顔立ちでけど病弱とかではなくただ綺麗な人だと感じた。

    初めて行ったハーバーランドで四人でゲームしたり寒いねとか言いながらジェラートを食べながら歩き、海を眺め私は久美ちゃんと腕を組ながら歩いたり、はしゃいだ。

    2006-10-10 08:40:00
  • 126:

    名無しさん

    夜になり久美ちゃんとりぃくんが先に観覧車に乗ったから私とせいじ君は次のに乗った。向かい合わせで。ふいに無言になりきゅうにどきどきしだして私は外をじっと見ていた。

    きらきらした夜景が真っ暗な夜を輝かせる。

    「夏美ちゃんって彼氏おらんの?」・夏美「おらへんよぉ。。前の彼氏は二股しとったし。。恋愛恐怖症やねん笑。。せいじくんは?めっちゃもてそうやからいっぱいいそう!」私がそう言うとせいじくんは無邪気に笑った。

    2006-10-10 08:46:00
  • 127:

    名無しさん

    「おらんよぉ。。俺、浮気とかできんねん。女の子とかって大事にせなあかんやん?傷つけたくないし」・夏美「せいじ君の彼女になる人幸せやろなぁ〜。。あっ、せいじ君!今てっぺんや!わぁぁめっちゃ綺麗!!」

    2006-10-10 08:49:00
  • 128:

    名無しさん

    視界に広がるきらきらとした夜景が私と君を包んだ。君の顔を分からないようにちらっと見ると君と目が合った。すると「ん?」って表情をしたあと、君は優しく切なくほほえんだから私はにっこり笑った。

    2006-10-10 08:52:00
  • 129:

    名無しさん



    電話番号を交換してその次の日の夕方せいじくんから電話があり、また遊ぼうと話した。私はキャバで働いてるから夕方から用意をして仕事に行った。久美からもしっかり電話がありまた会う事になった。

    2006-10-10 08:57:00
  • 130:

    名無しさん

    一週間くらい毎日ではないがまぁちょくちょく電話していた。
    あまり長電話しないで、何分かだけで、会話を楽しんでいた。

    2006-10-10 15:18:00
  • 131:

    名無しさん

    季節は11月になり肌寒いというより本格的に寒くなってきた。

    今日は二人で会う事になったので私は朝早く起きて用意をしていた。二人でまたハーバーランドに行く事になったのだ。前の日仕事で寝たのが四時くらいだったから五時間くらいしか寝てなかったけど、全然目がさえていた。

    2006-10-10 16:38:00
  • 132:

    名無しさん

    朝からめいいっぱいのお洒落に化粧をして時間がくるのをそわそわしながら待った。

    せいじ君は昼前にあたしが暮らすマンションの下に車でやってきた。

    「おはよぅ!わぁぁめちゃめちゃ可愛いかっこうしてるやんかぁ★似合ってる!んなぁ行こかぁ!」車の助手席に乗るといきなりめちゃめちゃ笑顔で言われて私はめちゃめちゃうれしくて素直に笑った。

    2006-10-12 02:24:00
  • 133:

    名無しさん

    晴れた空。。はやりの曲。。セブンスター。。紅茶。。隣にはせいじくん。。

    何だかすべてが嬉しかった。うきうきしてた。。

    せいじくんの何気ない会話がすごく嬉しくて私はおおげさに笑って手たたくとせいじくんはにこにこしながら運転をして、私はその横顔を見てどきどきした。

    2006-10-12 02:38:00
  • 134:

    名無しさん

    楽しいドライブはあっという間におわりハーバーランドに到着。。。車を駐車場にとめて、二人で歩いた。

    手つなぎたいなぁ。。

    何かそう思ったけど言えるわけもなくてただ楽しく会話しながら歩いた。。

    2006-10-12 02:42:00
  • 135:

    名無しさん

    ハーバーランドでランチをして二人でぶらぶらしてる時ふとせいじくんがわたしを見て

    「ん。。右手」

    そう言って左手を差し出したからすぐ手をつないだ。。。。めちゃめちゃ胸きゅん!!あったかいし!!

    2006-10-12 02:46:00
  • 136:

    名無しさん

    歩いているとある事に気付いた私。。すれ違う女の子ほとんどせいじくんの事見てる!!
    かっこいいって事だよね!!それを実感してさらに胸きゅん!

    あたしせいじくんの事大好きだなぁ。。

    2006-10-12 02:49:00
  • 137:

    名無しさん

    君を思い出す時は必ずキラキラ虹色に輝いてよみがえる。

    君の顔や声は今はもうはっきり分からない。。

    それでも君は僕の中で輝いてるんだ。。

    2006-10-12 02:52:00
  • 138:

    名無しさん

    手を、手をぎゅっぎゅっとしてくれるとあたしの胸がきゅんとして、あたしの話に耳をあたしの近くに傾けあたしは少しだけ顔を近付けて話すと視近距離でせいじくんがあたしの顔を見てにっこりほほえんで話す。

    「せいじくんのタイプってどんな子なん?」ふいにあたしが話すとせいじくんは黙って立ち止まった。

    2006-10-12 02:56:00
  • 139:

    名無しさん

    そして私を指差して見つめたからあたしは下を向いて照れ笑い。
    するとせいじくんが「夏美ちゃんは?」と言ってきたからあたしもせいじくをの真似をした。

    すると「まじで?!やばい!今胸がきゅんってなったぁ!」そう言って人の目を気にせずぎゅうっとあたしを抱き締めた。

    2006-10-12 03:00:00
  • 140:

    名無しさん

    そして耳元で「じゃあ今から俺の彼女な!!めちゃめちゃ幸せにする!」そう言ってほっぺにキスをしてあたしの手を握り歩きだした。

    君があたしを大好きだと初めてくれたキス。そうこの時だった。。

    2006-10-12 03:05:00
  • 141:

    名無しさん



    空を見上げればいつもあの日の光景がよみがえる。会社の窓から見た四角い空。。契約数のグラフが張り出されたのを社員はみんな気にしていないかのように横目でちらり、実は計り知れないくらい気にしてるくせに。

    2006-10-12 03:08:00
  • 142:

    名無しさん

    夜に夕月さんと食事に行く約束をしていたので会社が終わってから念入りに化粧をした。昔から使ってるマスカラ、チーク、グロスをぬって髪を巻き、会社を出た。

    付き合いだして約半年くらい。今だになぜか夕月さんと呼んでしまう。

    2006-10-12 03:19:00
  • 143:

    名無しさん

    会社をでて待ち合わせ場所に迎う。少し時間があるのでいつもと違う道を歩いていた。
    大通りのスクランブル交差点信号待ち。行き交う車。

    真っすぐ前、懐かしい姿を見つけてしまい鼓動さえもとまった。

    2006-10-12 03:23:00
  • 144:

    名無しさん

    どんなに離れた場所だとしてもたとえ人の波にもまれようとも私は見つけてしまう自信があるたった一人の唯一の存在。

    見つけてしまうのじゃなくて探してしまうのだ。

    ずっと見つけれなかった人。せいじくんが今向こうの信号の下で立っている。

    2006-10-12 03:26:00
  • 145:

    名無しさん

    信号が変わりみんなが歩きだす。君も何も気付かず歩く。私は動けずにただ君から視線が離せないままで立ち止まる。

    君はまったく気付かず少しずつ私のほうへ歩いてきて一瞬目が合った。

    2006-10-12 03:36:00
  • 146:

    名無しさん

    君との距離3メートル。。目が合ったがすぐに違う方を君は見た。
    分かっていた行動に傷つく。。そして恐くなって逆を向いてあたしは早歩きをした。振り向かずにただひたすら歩いて路地に入った。ただただ突き刺さる鼓動を押さえ付けるように。

    2006-10-12 03:41:00
  • 147:

    名無しさん

    「夏美」

    すぐ後ろで声がした。。懐かしい声。。

    あたしはゆっくり振り向いて視界に映るその姿をただ見た。

    2006-10-12 03:44:00
  • 148:

    名無しさん

    スーツ姿のせいじくんは切なく私にほほえんでいた。

    「久しぶり・・」

    あたしがそう言うと「本間久々。。びっくりしたわぁいきなりすごい勢いで歩きだしたから」そう言って髪をかきあげた左手の薬指に指輪を見た。

    2006-10-12 03:48:00
  • 149:

    名無しさん

    今何かが全て崩れ落ちた。。

    「この辺りで仕事してるん?」せいじ君は普通に笑顔で話す。「うん。今から彼氏と会うねん」あたしは何故かそう言った。何故か悔しかったから。

    2006-10-12 03:51:00
  • 150:

    名無しさん

    君は表情ひとつ変えず普通に話す。
    「そうなんやぁ★結婚とか考えてる人?あっ、俺もう父親やで★」
    あたしが一番望んでた君との夢を簡単に話した。。あたしはおめでとうと笑う。心の中に刺さった痛みを感じながら。

    2006-10-12 03:55:00
  • 151:

    名無しさん

    「せいじくん変わったなぁ!あんな仕事一番やったのに今はパパなんやぁ!すごいなぁ」あたしがそう言うとにっこり笑い

    「変わらないものなんてないでぇ!あの頃の俺とは全てが違うし。。けど夏美は何も変わってなくてよかったわぁ。。幸せそやし」そう言った。

    2006-10-12 03:58:00
  • 152:

    名無しさん

    あたしはすぐに視線をそらして「そろそろ行くわぁ★せいじ君元気でね!幸せにね」そう言って逆方向を向いた。泣きそうだからだ。

    「夏美、絶対幸せになってな!頑張れよ!負けるなよ!」

    そう言われてあたしはただうなずいてそのまま歩きだした。あふれる涙をこらえながら。。

    変わらないものなんてない。叩きつけられた現実に目を背けた僕は弱虫だろうか。

    2006-10-12 04:03:00
  • 153:

    名無しさん

    君が大好きだった。
    本当に大好きだった。
    そんな君はもう今は違う誰かと人生を供に生きていた。

    時間はあまりにも残酷なものだと初めて気付いた。

    2006-10-12 04:06:00
  • 154:

    名無しさん

    みなさん感想ぜひきかせてください!

    2006-10-12 04:07:00
  • 155:

    名無しさん

    めっちゃ面白い!!普通の小説読んでるみたい!!楽しみにしてますので絶対絶対完結させて下さい?? 無理せずいっぱい更新して下さい!!かなり好きです!!

    2006-10-12 10:46:00
  • 156:

    名無しさん

    何かを期待して生きてきた。期待を支えに乗り越えてきた。
    一気に崩れたこの感情を何と呼べばいいのだろう。。都合よく支えを探す自分が嫌いだ。。
    夕月さんの顔を見ながらあたしはせいじくんを見ていた。
    夕月さんの癖やしぐさにせいじくんを探した。。。そうやって半年越してきた。。。

    2006-10-12 14:08:00
  • 157:

    名無しさん



    あたしがほしかったのは

    安定した未来よりも

    どんなに給料のいい仕事でも

    夕月さんでも

    ない。。

    2006-10-12 14:10:00
  • 158:

    名無しさん

    ただ

    君がほしい。

    君との未来がほしかった。。

    2006-10-12 14:11:00
  • 159:

    名無しさん

    「レモン飛んだ!夏美ごめん!目に入ったよな?」
    そう言って身を乗り出し夕月さんはおしぼりを私に渡してきた。

    今日は夕月さんの手料理を彼の家で食べている。。からあげにかけるためにレモンを夕月さんがしぼってるとふいにあたしに汁がとんできたのだ。

    2006-10-12 14:15:00
  • 160:

    名無しさん

    やさしさに胸がいたくなった。
    夕月さんを好きだと確信していた自信が、たった5分の出来事に崩れ落ちてしまった。
    おしぼりを目にあてたままふいに夕月さんの近くにいきただ抱きついた。。甘えたいんじゃない。。

    2006-10-12 14:20:00
  • 161:

    名無しさん

    「ん?どうした?・・夏美?目薬さすか?」座ったまま私を自分のうえに座らせ頭をなでながらやさしく抱き締める。。
    私は頭を横にふってただ抱きつくとふいに夕月さんがほっぺにキスをして    「愛してる」   そう言ったからあたしはゆっくり体をはなして彼の目をみてまた抱きついた。

    2006-10-12 14:25:00
  • 162:

    名無しさん



    「ずっと一緒におれたらいいなぁ」

    冬の海を見ながら私の隣でせいじくんがふとそういっておでこにキスをしてから頭をぽんぽんっと叩いた。あたしはにっこり笑い「絶対はなれへんねん!」そう笑ってせいじくんの手をぎゅっとにぎる。付き合って二ヵ月目。

    2006-10-12 14:28:00
  • 163:

    名無しさん

    年越しそばは久美ちゃんとりぃくんとせいじくんと食べて初日の出を見に行き初詣に行ってそのまま旅行に行った。

    せいじくんは私を抱かなかったのだ。

    もちろん部屋は久美ちゃんかっぷるとは別だった。。キスはいっぱいして布団の中で腕枕もしてくれた。けど抱かなかった。。まだ付き合って二ヵ月やけど一度も抱かれた事はない。

    2006-10-12 14:37:00
  • 164:

    名無しさん

    冬の海は冷たく飲み込まれそうになるけど、せいじくんの手はあったかいからほっとする。。

    車の中で曲を聞きながら無邪気に話す私のことばに君は優しくうなずき、微笑む。

    2006-10-12 14:40:00
  • 165:

    名無しさん

    「夏美、今日鹿見に行こうか?」にっこりしながら私に話す。「鹿?・・どこにおるん?あぁっ!えぇっ?!奈良まで行くん?!」

    時間は昼前。全然余裕だけどびっくりした。君はにっこり微笑むと私を抱きよせてから「鹿せんべいは鹿にあげなあかんでぇ。夏美食いしん坊やからって食べたあかんねんでぇ〜笑くっくっ」そう言うとやさしくあたしの頭をぽんぼんっと叩き体をはなして運転しはじめた。
    私は笑いながらほっぺをふくらますと君は一瞬驚いてから「ふぐみたいになってんで笑ははは」また前を向き運転をする。

    2006-10-12 14:46:00
  • 166:

    名無しさん

    昼過ぎに鹿公園近くについて、車を駐車場に止めて手をつないで歩いた。「さっぶ〜!夏美寒くないか?」肩をあげて体をまるめた君を見てあたしは自分のしていたマフラーを君のくびに巻き付けまた手をにぎると君は「おぉっ!あったかいなぁ〜!夏美の匂いがするなぁ!アリュールやっけ?シャネルの」

    2006-10-12 14:50:00
  • 167:

    名無しさん

    あたしがうなずくと君は「夏美の匂い大好きやわぁ」そう言って歩きだした。

    寒いけど楽しいし気持ちが暖かいから君と一緒ならどこへでも行ける。例えみんなが敵になったとしても恐くない。君がいるなら。

    2006-10-12 14:54:00
  • 168:

    名無しさん

    感想ありがとうです!かなり励みになりました!

    2006-10-12 14:55:00
  • 169:

    名無しさん

    なんか切なくなるね(;_;)ずっと読んでるんで、がんばってください☆すごくおもしろいです。

    2006-10-12 15:45:00
  • 170:

    名無しさん

    奈良は初めてじゃないけど鹿公園は初めてで鹿公園までの道は何か都会と違った風流な感じのする所。両サイドにお土産やがずらりと並び人力車もある。和風な作りの道や店に新鮮さを感じながら君と手をつないで歩いた。ただ離れてしまわないように。

    2006-10-12 16:07:00
  • 171:

    名無しさん

    鹿せんべいは買わなかった。っというか買わない方がいいだろうと思った。だって鹿ってばかでかいし近くに来るとかなり恐い。しかもものすごくたくさんいるから、せんべいもった瞬間にドサーッっと集まって大変な事になると思う。。

    君は平気に鹿に触り私に笑いかける。私は君のうしろにぴたりとひっつきちょっと怯える。「夏美も触ってみい!ほらっ可愛いで」そう言って私を自分の前に引き寄せ守るように私の後ろに立った。。私はこわごわ触った。

    2006-10-12 16:36:00
  • 172:

    名無しさん

    夕方になりすっかり暗くなったので車まで戻り車に乗った。さすがに体は冷えきって車のシートがヒンヤリ冷たくなっていた。
    「さっびぃぃ!ほら夏美マフラーしとき!」君の首に巻いたマフラーを君が私の首に巻く。顔が近付き私はほっぺにキスをすると君は少しびっくりしたあと唇に軽くキスをして車を動かす。私は君の左腕に自分の腕をからめ体をひっつけた。

    2006-10-12 16:44:00
  • 173:

    名無しさん

    18の冬。
    君が僕にくれた最初の幸せ。
    それは人を好きになる事の喜び。それだった。君と見る冬は残り三回。。

    僕は君のあったかい心に癒されていた。。守られていた。

    2006-10-12 16:47:00
  • 174:

    名無しさん



    せいじ君と再開して一週間が経った。あれからあの道は通らないようにしていた。避けているのだ。

    夕月さんとは順調だった。。変わった事と言えば昨日指輪をもらったこと。その石はタンザナイトではなくダイヤモンド。私に似合うと思ったらしくプレゼントされ、薬指に今はめている。

    2006-10-12 16:56:00
  • 175:

    名無しさん

    指輪をもらうのは二回目。彼と君は私の中で共通する。。男性からの指輪のプレゼントをはじめてもらったのは春。19になったときだった。



    「わぁぁぁ!綺麗!この石タンザナイトやんなあ!」可愛らしい箱に入った指輪を見て私は感激しながらせいじ君を見るとせいじくんは箱から指輪をとりだした。

    2006-10-12 17:05:00
  • 176:

    名無しさん

    「ほら、手出してみぃ。はめたろ!」そう言ったから私は左手を出す。すると片方の手で私の手を持ち指輪をもった手で私の薬指にゆっくりはめた。ハッピーバースディの歌を謡ながら。私は照れ笑いしたけどかなり嬉しかった。

    「19の誕生日に男性からなぁ指輪もらうと幸せになるねんでぇ」

    2006-10-12 17:10:00
  • 177:

    名無しさん

    幸せに。。どうか幸せに。。

    僕の大切な宝物は君だ。

    失いたくなくて大切にしすぎた。

    君には僕の気持ちが重荷になりすぎたのだろう。

    2006-10-12 17:12:00
  • 178:

    名無しさん

    スペシャルストーリー

    「大切な君へ。せいじ20才」

    2006-10-12 17:13:00
  • 179:

    名無しさん

    俺が二十歳のとき、今から10年前ある女の子に出会った。
    笑顔の似合うきらきらした子。
    今日は彼女の話をしようと思う。。さらさらしたストレートヘアは胸まであり風が吹くときらきら輝きながらゆれる。化粧もぜんぜんしないけどいつもかならずリップはぬっていた。そんな彼女の名前は夏美。

    2006-10-12 17:17:00
  • 180:

    名無しさん

    泣き虫で甘えたの可愛い俺の彼女。。

    出会いは、りぃの彼女の久美ちゃんの誘いで集まったときだった。四人でハーバーに行く事になり正直かなり緊張。。。そんな俺の緊張をよそに君はあらわれた。「こんにちわぁ!夏美でぇ!!っす」太陽の下きらきらした君に一目惚れだった。

    2006-10-12 17:21:00
  • 181:

    名無しさん

    俺は、一目惚れなんてしたことが全くなかった。
    今までの恋愛経験はこの年でおかしいくらいの数字がでる人数だ。

    女には困ったことなんて一度もない。ただこの時はたまたま彼女がいないだけだった。

    2006-10-12 19:01:00
  • 182:

    名無しさん

    適当なつもりで参加した。正直どうでも良かった。 そんな考えで参加した。

    好きなタイプはすぐやらせてくれる子。嫌いなタイプ干渉してくる子。

    夏美と二人で車の後ろに乗り最初たばこを吸っていた。正直何話していいのかわからないくらい緊張していたからだ。いつもならすぐ会話をはじめるのにそれができない。

    2006-10-12 19:06:00
  • 183:

    名無しさん

    りぃがおかしく思い俺にタバコをくれと言ってきて渡した。その時となりで「わぁぁ!きれいな指輪!」目をきらきらさせながら夏美が俺の指輪を見ていた。

    俺は驚いたがすぐ笑って指輪を自分の指からはずして渡した。「きれいだろ?中にタンザナイトって石が埋め込んでるねん」確かこんな事を言ったようなかんじ。夏美は本当に感激しながらそう言ってから俺の顔をじっとみてにっこり微笑んだ。俺の息子が反応したっけ(;^_^A

    なんか胸がどきどきして抱き締めたくなったけど人前やし、やめた。

    2006-10-12 19:11:00
  • 184:

    名無しさん

    初めての感情に戸惑った。なんやろなぁ。抱きたいとかちゃうねん。何か大事にしたりたいとか思うってかんじ?
    つまらん話に手をたたきながら無邪気に笑ったりスキップしたり呼ぶと振り替えってこっちを見てからにっこり笑ったり。たまらんなぁ!可愛すぎ!んな感じ?俺の心に火がついた!笑!

    2006-10-12 19:14:00
  • 185:

    名無しさん

    その日の夜、夏美と観覧車に乗った。普通なら隣に座ってすでにキスするけど

    「向かい合わせって何か新鮮やなぁ」・夏美「そう?あたし友達と乗るときこうやで?・・綺麗やねぇ!見て?せいじくん」

    何もわかってない夏美にまたまたどっきゅーん!だった。何やろなぁ顔がじっと見たくなったし隣とかおったらやばいし俺。。俺って汚れやなぁ。

    2006-10-12 19:19:00
  • 186:

    名無しさん

    その日の夜めっちゃどきどきして眠れなかった。
    息子元気やし。。何かむらむらしてまうしぃぃぃ。。。んな感じで、仕方ないからやる女を電話で呼び出した。もちろん「やろう」なんて言わない。「会いたい」と言う。すると女はしっぽ振ってそっこうやってくる。

    2006-10-12 20:27:00
  • 187:

    名無しさん

    「せいじ?うちの事好き?」女がそう言って体をひっつける、俺はキスしながら「好きやで」低い声で言った。すると女は抱きついてくる。うざったい。

    「せいじってあんま笑わないやんなぁ?なんでそんなポーカーフェイスなん?」そんな質問かんたんやろ?オマエに興味なんかないわ。けどそんな事言わないでキスをした。

    2006-10-12 20:38:00
  • 188:

    名無しさん

    おわってから一時間くらいして女が帰った。泊まらせない。俺の鉄則。りぃはこんな俺の事をさるだと言う。
    夜中一人でただタバコを吸っていた。夏美からの着信はなかった。

    2006-10-12 20:41:00
  • 189:

    名無しさん

    なぁ、夏美?
    オマエが泣きながら「何で抱いてくれないの」と言った事あったよな?

    違うんだ。綺麗なオマエを汚すのが本当に恐かった。。

    俺は真面目な人間なんかじゃないから。。。

    夏美が考えてるような俺じゃないから。

    2006-10-12 20:45:00
  • 190:

    名無しさん





    初めてせいじくんと喧嘩したのは夏だった。。理由は抱かない事。仕事の事。

    2006-10-12 20:48:00
  • 191:

    名無しさん

    いつものようにデートしていた。
    けどもうかれこれ9ヵ月。

    何もない。ただキスだけ。。一度だけ胸を触ってきた。けど何かためらったように、体をあたしから離しいきなりタバコを吸い出した。。私に魅力がないからなのかなぁとか他に彼女がいるからかなぁとか色々考えているうちに爆発しそうになった。

    2006-10-12 20:52:00
  • 192:

    名無しさん

    いつものようにドライブしてその日はカラオケに行く事になった。。
    不安は顔に出さないようにいっぱいいっぱいで、せいじ君はいつものように私にほほ笑みかけて無邪気に笑う。それを見るのがつらくてあたしは外を見ていた。ふと指輪を見て泣きそうになった。

    2006-10-12 22:32:00
  • 193:

    名無しさん

    「夏美とカラオケって何回目?二回?三回?」・夏美「さぁ。。」・せいじ「最近笑わなくなったなぁ。。仕事でいやな事でもあったん?相談なら乗るで?」

    あたしは心の中で、他に女がおるからそいつとカラオケ行ったからあたしとのカラオケなんて覚えてないんやろ。。って思った。そう思う自分にイライラする。

    2006-10-12 22:36:00
  • 194:

    名無しさん

    せいじ「・・・帰る?」・夏美「・・・」車が停まる。あたしはうつむいたまま。

    せいじ君は私の顔を自分のほうに向けた。

    せいじ君の顔が涙で歪む。

    2006-10-12 22:38:00
  • 195:

    名無しさん

    せいじくんにはたぶんわからない。
    こんな引き裂かれそうな気持ちが。

    2006-10-12 22:43:00
  • 196:

    名無しさん

    仕事が水商売。客は私の体を欲しがる。
    彼氏は私の体を拒むかのように避けている。
    そういう行為がしたいんじゃなくて、愛されたいだけなのに、なぜそれさえも君は拒むの?

    なぜ好きだと言うの?

    2006-10-12 22:57:00
  • 197:

    ゅぅ

    泣いてしまぃました?ぁたしが今、彼との価値観の違ぃで悩んでるから…自分に重ねながら読みました。これからも頑張ってくださぃね。

    2006-10-12 23:24:00
  • 198:

    名無しさん

    「せいじくん・・あたしのどこが好きなん?!」泣きながらいきなりそのことばをぶつけた。せいじ君の顔なんて全く見ずにただそう言って、涙をふいた。

    せいじくんは曲を止めていきなり車を走らせたただ黙って。

    2006-10-12 23:32:00
  • 199:

    名無しさん

    きっとあたしはせいじくんの未来には

    いない。居ないんだ。

    なぜだか確信した。こんな時に。。

    2006-10-12 23:33:00
  • 200:

    名無しさん

    静まり返った車内。せいじ君は黙ってる。

    きっと彼女がいるんだ。。だからこんな事言う女はもう振られるんだ。。

    黙ってちらっとせいじくんの横顔を見た。まっすぐ前を向いて運転していた。何だか壁を感じた。

    2006-10-12 23:37:00
  • 201:

    名無しさん

    着いたのはラブホ。
    黙って車を停めて「行こうか」そう言って先に車を降りた。私もゆっくり降りてドアをしめて立ち止まってた。
    すると優しくわたしの腕をにぎり歩きだした。

    2006-10-12 23:41:00
  • 202:

    名無しさん

    自動ドアが開く。
    せいじくんは前を歩く。そして慣れた手つきで部屋を選び黙ってエレベーターに乗る。
    沈黙。
    そしてエレベーターが止まり扉が開き、せいじ君は黙ってあるく。

    2006-10-12 23:46:00
  • 203:

    名無しさん

    部屋のドアを開け私を先に部屋へ入れてからせいじ君も入ると鍵が自動に締まる。
    スリッパを履き部屋に入る。大きなベットに大きなテレビ、カラオケ、広い部屋。
    「座って」君はベットではなくソファを指差した。

    2006-10-12 23:50:00
  • 204:

    名無しさん

    涙はもう止まっていた。なんかどっと疲れが出ていた。そのままソファに座るとせいじくんはタバコに火をつけ隣に座った。

    そしてゆっくり煙を吐き

    「夏美はなぁ、何でそう感じたん?」そう言った。

    2006-10-13 00:06:00
  • 205:

    名無しさん

    ・夏美「何で抱かないん?」

    また泣きそうだ。こんな言葉言いたくない。

    せいじ君はゆっくりタバコを吸ってからまだ長いタバコを消して私の顔を両手で持って自分の顔に向けた。そして優しく抱き締めた。今は全然心に響かない。

    2006-10-13 00:57:00
  • 206:

    名無しさん

    抱き締めたまま

    「俺とおるの、しんどい?」

    そう言った。あたしは「何で答えてくれないん?せいじくんは私の事好きじゃないから私に何の魅力もないから、私になんの色気もないからだから…だから抱かないんやろ?!」
    そう言ったらまた涙が溢れた。

    2006-10-13 01:00:00
  • 207:

    名無しさん

    「俺とセックスがしたいん?」

    やけに冷たいような声でそう言った。

    2006-10-13 01:03:00
  • 208:

    名無しさん

    そうじゃない!そんな軽いもんじゃない!
    あたしはそんなんがしたいんじゃない!!

    言葉がつまる。涙が溢れる。「何で・・・何で好きな人に好きと思うから・・・つながりたいと思うからそれを言葉にする事を拒むん?!」

    ただ、君が好きで繋がりたくて、、うまく伝えれないこの気持ちは自分の若さに比例している。。そう感じながら涙。。

    2006-10-13 01:07:00
  • 209:

    名無しさん

    せいじ君はいきなり私を抱え上げ、ベットにつれていき私を寝転ばせ強く抱き締めた後、キスをした。
    私は涙を流しながらそれを受け入れた。
    いつもと違う長いキス、いつもと違う。初めて舌を入れてきて絡める。息があがる。体があつくなり力がはいらない。

    2006-10-13 01:10:00
  • 210:

    名無しさん

    何も語らずわたしのブラのホックをさらりとはずし、私の胸を強くもみ服をうえにあげ胸にキスをした。

    声が漏れる。。せいじくんはわたしの指に指をからめ、私の顔を見つめてじっと見つめてまたキスをした。

    2006-10-13 01:15:00
  • 211:

    名無しさん

    せいじくんの首に腕をまわすとせいじ君はぎゅっと私の体を抱き締め私の顔を見て

    「愛してる。。夏美以外の女なんて興味ないから」

    そう言ってまたキスをくれた。裸になったあたしの体全身にキスをしてわたしの中に指を入れて愛撫。声は自然と漏れて体はどんどん熱くなった。

    2006-10-13 01:21:00
  • 212:

    名無しさん

    君が愛してくれると言うのなら

    もう一度抱き締めてくれるのなら

    迷わず僕は付いていくだろう。。

    僕と君は繋がることはないとわかっていても。。

    2006-10-13 01:23:00
  • 213:

    名無しさん

    せいじ君と私は繋がった。。

    ちゃんとゴムを付けて、おわった後もティッシュで私の下をふいてくれ、キスをして抱き締めてタバコも吸わずにぎゅっとしてくれた。

    2006-10-13 01:28:00
  • 214:

    名無しさん

    「夏美の事めちゃめちゃ好きで大事にしたかってん」

    「え?大事に?」「そう。ひとそれぞれ考えあるやろうけど俺は好きな子と体のつながりよりも精神的なつながりを大事にしたいねん」

    2006-10-13 02:40:00
  • 215:

    名無しさん

    「どんなに離れていても、心が繋がる事とか、そういう方が何倍も意味がある気がするから。けど本間はなあの旅行行ったとき夜中やばかってん笑。自分を押さえるのに必死やった笑」

    せいじ君はそう言うと私の体をぎゅっと抱き締め鼻のあたまにキスをした。

    2006-10-13 02:45:00
  • 216:

    名無しさん

    せいじ君は私が考えてる更に上の考えをしていた。
    優しくわかりやすい言葉で話をして私が理解するまで優しくほほ笑みながら話してくれた。

    もうこれ以上の幸せはないだろう。。そう感じながら抱きついてせいじくんの胸にキスをした。

    2006-10-13 02:49:00
  • 217:

    名無しさん

    愛しい人よ。愛しい人。
    泣きながら愛した僕の恋人。
    君のほほ笑みは何よりも何よりも愛しかった。

    君の最後の言葉にうなずく事ができずにただ下を向いた。
    今でもそっと君を想う。

    2006-10-13 02:53:00
  • 218:

    名無しさん





    「夕月さん朝だよ?」朝起きて時間を見るとすでに七時をまわっていて私はあわててシャワーをあび用意をした。夕月さんはまだベットにいた。

    2006-10-13 02:58:00
  • 219:

    名無しさん

    ふいに体を触り異変に気付き青ざめる。

    冷たい。。

    「夕月さん?・・夕月さん?!」

    2006-10-13 03:00:00
  • 220:

    名無しさん

    息してない・・・

    体が固まり震えがこみあげ気付いたら救急車を呼んでいた。

    携帯を切り、人工呼吸や心臓マッサージを繰り返す。呼び掛けながら指示されたとおりに震える手を押さえながら。けど冷たく固まっている。

    2006-10-13 03:03:00
  • 221:

    名無しさん

    ・・・ぱちっ。

    起きたら泣いていた。すぐ隣で寝息をたてながら寝てる夕月さんを見てほっとした。。夢・・・。。

    私は夕月さんの腕の中にもぐりこんで抱きつくと・夕月「ん?・・どないした・・?」そう言ってぎゅっとした。

    2006-10-13 03:11:00
  • 222:

    名無しさん

    夜中の三時。。夕月さんの腕の中は安心する。

    このまま君を忘れよう。。

    卒業しなきゃ。君から。

    2006-10-13 03:15:00
  • 223:

    名無しさん

    そのまま眠りについて夕月さんに朝起こされた。時間は6時半。私は先にシャワーを浴びて夕月さんの家においてある自分の服に着替え化粧を軽くしてからパンを焼き紅茶を入れた。

    洗面所から電動ひげそりの音が聞こえる。私は夕月さんに声をかけた後、テレビを付け先に食べた。

    2006-10-13 03:39:00
  • 224:

    名無しさん

    「今度の連休旅行でも行かないか?」二人で朝食を食べてる時、夕月さんがそう言った。「行きたい〜!どこにぃ?」

    「和歌山。。夏美行きたいって前言ってたからさぁ。行こう」夕月さんはそう言ってほほえんだ。

    2006-10-13 03:44:00
  • 225:

    名無しさん

    「和歌山行きたかったから嬉しい★じゃあデジカメ持って行かなきゃね」・夕月「そう言えば写真とか撮った事ないよなぁ。。」

    ・夏美「夕月さんプリクラとか苦手っぽいもの。。笑。私はまだまだ若いからいけるよ〜笑」・夕月「はははっ★そうだなぁ〜確かにカメラとかは苦手かなぁ。」

    2006-10-13 04:32:00
  • 226:

    名無しさん

    夕月さんと一度プリクラを撮ろうとしたら断られた。夕月さんは大抵何でも了解してくれるのにそれだけは嫌みたいだ。



    君もそうだった。

    2006-10-13 04:44:00
  • 227:

    名無しさん

    夕月さんの車に乗り会社近くまで送ってもらう途中、せいじ君を見たスクランブル交差点を通った。

    胸が痛む。。そして夕月さんの腕をつかんだ。「どうした?」夕月さんがそう言ったから私はにっこりほほ笑み「はなれたくないなと想ったの」そう言った。

    2006-10-13 04:49:00
  • 228:

    名無しさん

    夕月さんはそんなあたしの横で

    「結婚でもするか?」

    そう言ってタバコに火を付けた。。私はびっくりして固まったあと泣いた。。

    2006-10-13 04:54:00
  • 229:

    名無しさん





    君と見る二回目の冬。。何かを間違えた冬。。すれ違いはじめた冬がやってきた。19才冬。

    2006-10-13 04:58:00
  • 230:

    名無しさん

    せいじ君は新しい仕事について、仕事の日々。なかなか会えなくなった。
    私は相変わらずキャバで働いていた。最近店の営業時間が長くなり起きるのが夕方前になっている。。昼休みの時間私はぐっすり眠っていて、私が起きてる時間せいじ君は寝てる。そんな生活だけど私はせいじくんと会う日は頑張って早起きしてる。

    2006-10-13 05:01:00
  • 231:

    名無しさん

    あれ以来普通にセックスはしてる。優しさはかわらない。
    一つ悩みが消えたと思ったらまた悩みができていた。

    すれ違いに気付いたのは数ヵ月前から。。何かが狂いはじめてる気がした。何だろうせいじ君が夢を私に語りはじめた頃から。

    2006-10-13 05:07:00
  • 232:

    名無しさん

    せいじ君は私との未来のためだと言って仕事に夢中になっていた。
    飲みに行ったり残業がめちゃめちゃ増えたり会議だとか出張だとか。。電話もなかなか出ないしかかってきたかと思えばすぐ切るし休みの日は勉強だとかで会えない。会っても二時間か三時間。

    2006-10-13 05:15:00
  • 233:

    名無しさん

    私も同伴したり指名をとったり営業電話をしたりして仕事を頑張っていた。仕事中はせいじくんからもらった指輪はかばんの中だ。

    りぃくんと久美ちゃんは秋に別れた。久美ちゃんとは休みに会ったりしている。りぃ君と別れてからよく私と久美ちゃんは遊ぶのだ。

    2006-10-13 05:19:00
  • 234:

    名無しさん

    町を歩くとカップルとすれ違う。。あったかそうに歩く。
    私はロングコートのポケットに両手を入れブーツをはき歩く。
    髪は明るい色になった。人目からは水商売だって分かるような感じ。会えばせいじくんは私の姿を見て怒るようになった。

    2006-10-13 05:49:00
  • 235:

    名無しさん

    私の成長を頑なに君は拒み私は君の成長に疑いの目を持ちはじめた。

    仕事を辞めろと言えない君に嫉妬した。
    仕事に夢中になる君へ反抗するかのように私も仕事に夢中になった。

    2006-10-13 05:52:00
  • 236:

    名無しさん

    給料は鰻登り。ブランドだって手に入る。
    大人になりたかった。そうすれば君の気持ちが少しでも分かると思ったから。
    けど君は出会った頃の私がいいと言う。。まわりの友達は今の私の方がいいと言う。
    収入は私の方がいいから嫉妬してるんだと思った。

    2006-10-13 05:56:00
  • 237:

    名無しさん

    せいじ君に久々に会う。
    私は、黒いスリットのあるワンピースに編みタイツを着た。シャネルのアクセを付けいつものアリュールの香水をふりかけて。

    「ごめんなぁ。。待ったやろ〜?行こうかぁ」私の顔を見た後にっこり笑い車を動かし始めた。

    せっかく可愛いと思って買ったのに誉めてくれなかった。。。

    2006-10-13 12:33:00
  • 238:

    名無しさん

    ・せいじ「何食べたい?」・夏美「う〜ん。。お好み焼き!」そう言うとせいじくんはにっこりほほ笑みうなずいた。私は指輪を眺めながら「おっこのみぃおっこのみぃおっこのみぃぃぃ!」そんな感じではしゃいでると隣で吹き出して君は笑う。

    2006-10-13 12:37:00
  • 239:

    名無しさん

    私は君の腕に腕を回し頭を君の肩におきはしゃぐ。信号待ちで

    「今日しよっか」

    そう言って私の口にキスをした。嬉しいはずなのに、何故か急に不安になった。

    2006-10-13 12:43:00
  • 240:

    名無しさん



    「…いってもいい?」・夏美「…アッ…ッ・・・いいよっ・・ンッ」

    いくときは決まって正上位。

    2006-10-13 12:46:00
  • 241:

    名無しさん

    二ヵ月ぶりに会って二ヵ月ぶりにした。
    タバコも吸わずにわたしを抱き締めキスをくれる。

    抱き合う事で安心できると思っていた自分と精神的なつながりを強く求めていた君。。今は抱き合う事でただ不安をかき消してるだけだと強く思う。。君が僕を強く抱き締めるたびに僕は不安を抱く。

    2006-10-13 12:52:00
  • 242:

    名無しさん

    「最近なぁ、人間不振やねん」
    せいじ君がそう言ってタバコを吸った。
    「人間不振?何で?」あたしはそう言うと君はあたしの頭を撫でて少し淋しそうに切なくほほえんだ。「世の中って腐ってる・・仕事が忙しくなる度そう感じる」

    2006-10-13 12:58:00
  • 243:

    名無しさん

    あたしは無邪気に笑いながら

    「そんなことない!世の中そんな汚れてないもん」

    そう言ってにっこり笑ったら君はタバコを消し急におおいかぶさるように抱き締めてきた後耳元で

    2006-10-13 13:03:00
  • 244:

    名無しさん



    「夏美だけは幸せにするから」

    そう言った。けど私はうなずきながらも、もう何を言われても不安は消えないのかもしれないと確信した。

    2006-10-13 13:08:00
  • 245:

    名無しさん

    言葉では言い表わせない不安を抱え込んでいた。
    何となく気付きはじめた君の未来と僕の未来の間にできた莫大な壁。

    君と見る冬は残り二回。それさえも気付き始めていた。

    2006-10-13 13:12:00
  • 246:

    名無しさん





    夕暮れの空は何故か無性に切なくなる。。。。会社帰り、駅までの道。明日休みで時間があるから駅で切符を買い電車に乗った。流れる景色をただぼ〜っと見ながら。

    2006-10-13 13:17:00
  • 247:

    名無しさん

    『神戸〜神戸です。』

    電車から下りる。目の前に広がるハーバーランドに建ち並ぶビル。何年ぶりの神戸だろう。。外は薄暗くなっていた。

    2006-10-13 13:20:00
  • 248:

    名無しさん

    一人で駅から歩く。しばらくして階段を上がるとハーバーについた。ずいぶん変わってしまった景色に淋しくなる。

    君と手をつなぎながら歩いた場所に辿り着いた。そこを通り過ぎさらに歩く。

    2006-10-13 13:22:00
  • 249:

    名無しさん

    ずいぶん人が少ない。あきらかに以前とは比べものにならないくらい少なく淋しい町になっていた。

    そして観覧車の下についた。。

    『夏美!』君の声がしたような気がして振り返る。視界に入ってきたのは人のいないメリーゴーランドが淋しく華やかに輝いてる姿。

    2006-10-13 13:26:00
  • 250:

    名無しさん

    あたしは一体いつまでせいじくんに縛られたままなのかなぁ。
    夕月さんの事は好きだ。
    それでもせいじ君を好きだなんて。。。

    誰もいない海が見えるところでしゃがみこみずっと我慢していた涙を流した。。

    2006-10-13 13:31:00
  • 251:

    名無しさん

    リアル?
    この小説いちばん好き?
    がんばってください??

    2006-10-13 13:34:00
  • 252:

    名無しさん

    もう、いい加減あきらめようよ。。もうせいじ君は違う人と人生を供に生きていく幸せを見つけたんだから。。

    もう充分じゃないか。。

    時間はもう私とせいじ君を巡り合わせないんだから。

    2006-10-13 13:34:00
  • 253:

    名無しさん

    君の幸せを願った。世界中の誰よりも強い想いがあると思っていた。

    気持ち確認するかのように抱き合って、淋しい日々を送ったあの日に戻りたいと涙する今の姿をあの頃の私が見たらきっと

    「大丈夫」と無邪気に笑い手を差し伸べるだろう。

    2006-10-13 13:39:00
  • 254:

    名無しさん

    やっぱり、やっぱり、どうしても君のそばに居たい。。
    君の未来に僕を選択して信じてほしい。

    かなわないと分かっていて目に広がる空いっぱいの星に誓い涙を流した。。もう泣かない。。いつか、生まれ変わったらまた巡り合って今度はかならず君についていくと。

    2006-10-13 13:42:00
  • 255:

    名無しさん

    ポケットからぼろぼろになった指輪を出して眺めた。あの日投げ付けこなごなに砕けたタンザナイトはもうない。ただ歪んだいびつな形をしたリング。

    いまの私みたい。。

    「せいじ君、どうかどうか幸せに・・」

    そう言って海に落とした。

    2006-10-13 13:45:00
  • 256:

    名無しさん



    さようなら。

    さようなら。

    僕の恋人。。僕の生涯の片思いの人。。

    どうか幸せでいて。。

    2006-10-13 13:47:00
  • 257:

    名無しさん



    次の日から仕事と夕月さんに打ち込んだ。あたしはよく笑うようになった。

    もう君を思い出さない。悔やまない。。そう決めた。。背筋をのばし歩きだした。

    2006-10-13 13:52:00
  • 258:

    名無しさん

    「おはよう〜瀬名最近何かいきいきしてんなぁ〜☆」
    課長から朝一番にそう言われた。

    あたしはせいじ君という殻からやっとやっと抜け出せた。目にするもの全てモノクロからカラーになった気がした。29の秋。

    2006-10-13 14:27:00
  • 259:

    名無しさん

    書き込みありがとうございます!
    いよいよあと少しで完結します!
    書き込みで応援してくれる方がいたからここまで頑張れました!

    2006-10-13 14:29:00
  • 260:

    名無しさん





    君と付き合いだし三回目の冬。決別の冬。。時間は拒む私のもとにも君のもとにも別け隔てなく残酷にやってくる。。。

    2006-10-13 14:35:00
  • 261:

    名無しさん

    君は22で会社をたちあげていた。小さな会社だが夢を現実にした。

    私は名刺を一番最初にもらった。

    代表取締役 春島誠史。

    2006-10-13 14:37:00
  • 262:

    名無しさん

    私もエルメスをもつようになった。20才。
    「夏美?どうした?」君の部屋。君は私に問い掛ける。

      「時計買ったんやぁ」・せいじ「ん?あぁ。。頑張った自分へのプレゼント」・夏美「似合ってるね。」あたしがそう言うと君は少しほほえんだ。私は立ち上がり窓から外の景色を眺め口を開いた。

    2006-10-13 14:44:00
  • 263:

    名無しさん

    「せいじ君、あたしいつかせいじ君のお嫁さんになりたい」
    そう言って振り向くとせいじくんは黙って切なく微笑んだ。

    うん。とは言わずに困ったように。

    2006-10-13 14:46:00
  • 264:

    名無しさん

    好きだと言う。愛してるとも。
    何かの焦りを感じ私は結婚を考えるようになった。

    君は22才。会社をもったばかり。。

    2006-10-13 14:48:00
  • 265:

    名無しさん

    「仕事が落ち着くまで待って・・「聞き飽きた。。毎回毎回夢の話とか!せいじ君イベントの時とかあたしいっつも一人やん。。会ったら毎回セックスしてくるし!忙しい忙しいって24時間ずっと忙しいん?!あたしずっといつまで我慢せなあかんの?・・あたしどうせいつか捨てられるんやろ?」

    言ってはいけない言葉を君にぶつけた後タバコを吸い始める。

    2006-10-13 14:53:00
  • 266:

    名無しさん

    君もタバコを吸いはじめた。ただ黙って。

    私は外を見たまま「いっつも黙るねんな。」追い打ちをかけるかのように言葉を吐いた後君を見ると君は

    2006-10-13 14:55:00
  • 267:

    名無しさん

    「そうかもしれんな」

    ただ一言そう言った。

    どういう意味?!あたしは口には出さない代わりに指輪を外し壁に投げ付けた。

    2006-10-13 14:57:00
  • 268:

    名無しさん

    粉々に砕けたタンザナイト。
    君は黙ったまま「物に当たるな。ちゃんと拾い」そう言ってタバコを吸った。

    君は何をしても怒らない。。ただ冷静に言う。

    2006-10-13 15:00:00
  • 269:

    名無しさん

    あたしは石がない変形した指輪を拾い「帰る」
    そう言って部屋を飛び出した。 

    気持ちを言葉にするのは難しい。本当はそんな事言いたくなかった。

    2006-10-13 15:03:00
  • 270:

    名無しさん

    この一年半せいじ君と私はなんか離れてる気がした。好きすぎるからまわりが見えなくなってるからかもしれない。
    せいじくんの言ってる事は間違えてはいない。。それも分かる。私はせいじ君が一番でせいじ君は仕事が一番。

    2006-10-13 15:28:00
  • 271:

    名無しさん

    追い掛けてこない、電話もかけてこない君に絶望した。

    今なら29の私なら当時の君と向き合えただろう。20のあたしには釣り合わない人だったのだ。。

    君からの連絡は年があけるまでなかった。

    2006-10-13 15:31:00
  • 272:

    名無しさん

    君との年の差たった二年。君との間に生じた亀裂は計り知れないものだった。

    君と見た三回目の冬。残り一回。。もうあきらめ始めた冬。20の冬。

    2006-10-13 15:33:00
  • 273:

    名無しさん

    懐かしい人はいずこ

    切なく想うは 古さとの空。

    三日月涙 君恋し

    紅葉に染まる山々 カラスの泣き歌

    君への想い千年恋。。

    2006-10-13 15:42:00
  • 274:

    名無しさん



    30の春。

    夕月さんから正式にプロポーズされ、私はうなずいた。京都の満開の桜の下で。

    2006-10-13 15:48:00
  • 275:

    名無しさん

    君の姿は後にも先にもあのスクランブル交差点で会った時だけ。
    今はもうあの感情は綺麗になくなった。
    私は夕月夏美にこの秋なる。春島夏美に憧れていた何年か前。いいえ。憧れていたのは10年前。

    2006-10-13 15:51:00
  • 276:

    名無しさん

    「綺麗な桜だな」
    夕月さん・・いいえ海人は私の手を握り桜を見上げそう語り掛け私は「えぇ。。綺麗やねぇ」
    低いヒールを履きながら歩く。左手に指輪をつけて。

    2006-10-13 15:55:00
  • 277:

    名無しさん

    冬が好きになったのが君に出会ったからならば年を重ねるのを愛しく想うのは海人がそばにこれからもいるから。。

    もし次に君に会うときは笑顔で「幸せになってね」と言えるだろう。。

    時間は残酷なもんではなく全てを輝かせ美化させ続けるものだと分かった。

    2006-10-13 16:00:00
  • 278:

    名無しさん

    最終章

    時間。

    2006-10-13 16:03:00
  • 279:

    名無しさん

    21の年。
    せいじ君と私は一度も体の関係をもたなかった。きっともうだめだとわかってたのだろう。お互いが。お互いの事を。
    好きとか愛しいとか口にしなくもなり、私は仕事にうちこんだ。

    2006-10-13 16:06:00
  • 280:

    名無しさん

    そしてあの日がやってきた。
    最後の冬。12月22日。
    白い服を着た。髪を巻いて。

    二人でハーバーランドに行き私は無邪気に笑った。君の手をにぎってはしゃいだら君は私をいっぱい抱き締めた。

    2006-10-13 16:08:00
  • 281:

    名無しさん

    クリスマスは会えないからと時間をつくってくれたのだ。
    私は別れを決めていた。だから何も不安がなかった。今日は素直になりたかったから白い服を選んだ。君は何も分かっちゃいないようだった。

    2006-10-13 16:10:00
  • 282:

    名無しさん

    夜10時すぎに粉雪が降った。
    私は車から下り君も下りた。そして背中を向けたまま

    「せいじ君を自由にしてあげる!もう私のために時間さいてまでムリしなくていいで!」

    空を見上げながら、雪を見ながら白い息を吐きながらそう言った。

    2006-10-13 16:14:00
  • 283:

    名無しさん

    ・せいじ「え?どういう意味?」
    ・夏美「もう好きじゃないみたい。。別れよ?」
    涙は頬を流れ精一杯の声を出した。

    ・せいじ「好きな人ができたとか?」

    2006-10-13 16:16:00
  • 284:

    名無しさん

    本当は大好き。
    君との未来が私の生きがいだった。

    ・夏美「・・・せいじくんは重たいねん。。うざったい!じゃあね!」

    せいじくんが腕をつかんだが無理矢理振り払い私はタクシーに乗った。

    2006-10-13 16:19:00
  • 285:

    名無しさん

    無理矢理別れを告げ次の日携帯を解約して引っ越しをした。
    まるで逃げるように。。

    いつからか気付いていた。僕は君の輝く未来に存在しない。ならば自由にしてあげるべきだと。
    こういう愛し方は、不器用な私にぴったりだと。

    2006-10-13 16:22:00
  • 286:

    名無しさん

    それから毎年初詣で君の幸せを祈った。

    これが私の恋愛話。。

    現実の別れなんてそんなもんだろう。

    2006-10-13 16:24:00
  • 287:

    名無しさん

    未来はきらきら輝く。
    いつまでも果てしなく。
    生きているかぎり輝き続ける。

    君の幸せはあの頃の僕の願い。今の僕の願いではない。。

    今日の空は雲一つない深い青空です。

    夕月 夏美。

    2006-10-13 16:27:00
  • 288:

    名無しさん

    この時間を

    あなたへ。。

    すばらしい人生を・・・

    完。

    2006-10-13 16:29:00
  • 289:

    名無しさん

    お疲れさま すれ違い切ないですね?

    2006-10-13 16:41:00
  • 290:

    名無しさん

    途中書き込みした者です。お疲れさまでした(^-^)すごくよかったです。またよければ何か書いてください。

    2006-10-13 16:47:00
  • 291:

    主。夏美◆hsF3gEfPG6

    おつかれさまでした。この話に出てくる人物は実際にモデルがいます。
    そして実話ではないのですが実際に私が体験した恋愛をもとに作り上げました。

    私は結婚はしていませんが彼の事を生涯片思いだと自分に誓いました。物語と大きく異なるのが

    四年間一度も彼は私を抱かなかった事。

    プラトニックを突き通したのです。そして分かった事。。好きすぎる相手とは結ばれないという事。。みなさんはすばらしい恋愛をしてください。決して私のような後悔はしないように。。あっ、タンザナイトって宝石は実際にあり、実際にもらいました(^-^)

    2006-10-13 17:17:00
  • 292:

    夏美◆hsF3gEfPG6

    次の作品はHAPPY LIFEです。

    2006-10-14 13:30:00
  • 293:

    名無しさん

    age!!!

    2006-10-15 16:54:00
  • 294:

    名無しさん

    あげ

    2006-10-16 15:05:00
  • 295:

    ヒメ

    めっちゃよかった?話かくのうますぎ??途中でよくでてくるポエムみたいなんが、かなり共感した?次も読みます?おつかれさまでした?

    2006-10-18 01:22:00
  • 296:

    夏美◆hsF3gEfPG6

    次のはちょっとかけそうにないんでしばらく休憩します??

    2006-10-19 18:54:00
  • 297:

    名無しさん

    おもしろかった
    ひさびさにいい作品よめました

    2006-10-19 21:48:00
  • 298:

    夏美◆hsF3gEfPG6

    ありがとうございます!せっかくなんでこの話の続編を書きます!私もこの話好きなんです!

    2006-10-20 19:01:00
  • 299:

    名無しさん

    ?

    2006-10-26 10:53:00
  • 300:

    名無しさん

    何か共感出来る所があって切なくなった?
    年と共に恋愛が恐くって?笑

    2006-10-26 12:24:00
  • 301:

    名無しさん

    いいよ〜すごくいい

    2008-03-20 08:23:00
  • 302:

    ?

    心に残りました
    ありがとう☆

    2008-04-12 15:03:00
  • 303:

    名無しさん




    2008-05-14 13:04:00
  • 304:

    名無しさん

    2011-02-20 01:44:00
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