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幼なじみはホスト?
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1:
柚子◆z48lQcAxso
隣町の幼なじみ。同じ土地で同じ職業…
腐れ縁かな(;-_-+2006-10-11 05:01:00 -
50:
柚子◆dmOXlJunGo
『意味わからん!!そんなんあたしの勝手やろ( ̄□ ̄;)!!仮にも客に失礼やろがい(;-_-+』
大樹『あ〃〜!!めんどくさい!とりあえず口座変えは無理!!めんどくさいから仁さんには自分で説明しろよ。』
不機嫌そうに煙草をふかしながら言う大樹様…。
(なんであたしが怒られやなあかんねん?)イライラしながら席を立つ。2007-02-18 07:52:00 -
51:
柚子◆dmOXlJunGo
喫茶店を出て二人無言で歩く。外はもう真昼。綺麗にセットされた栗色の髪に真っ白に透き通る白い肌。長い睫毛に茶色がかった大きな瞳。薄い唇に可愛い八重歯…。
太陽に照らされて眩しそうにしている大樹が綺麗な女の人みたいに見えた。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………( ̄ω ̄;)!?2007-02-18 07:59:00 -
52:
柚子◆dmOXlJunGo
『大樹!!どこまでついて来る気よ!?』
大樹『お前んち。』
(はっ…。ま…まさかこれが今流行りの色枕…!?(@_@;)大樹があたしに営業してる!?)
一人挙動不振になるホスト初心者のあたし。2007-02-18 08:03:00 -
53:
柚子◆dmOXlJunGo
『ぶっちゃけオカンが彼氏のまぁくんと店やるからとか言って名古屋に引っ越してもて今日から寝るとこなくて困っててん♪柚子〜♪ナイスタイミングやわぁ♪家決まるまでお前んち泊めてぇ(^^)v』 ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………(゚Θ゚;)
この日からキャバ嬢のあたしとホストの大樹との奇妙なルームシェア生活が始まる…。m(__)m2007-02-18 08:10:00 -
54:
名無しさん
おもろい?
2007-02-18 12:44:00 -
55:
名無しさん
何か楽しみ?
2007-02-18 14:51:00 -
56:
名無しさん
あげ?
2007-02-18 18:16:00 -
57:
柚子◆dmOXlJunGo
ぁりがとうございます??がんばってかきます?
2007-02-18 21:22:00 -
58:
名無しさん
いつ書くん???????放置するんやったら・・・感じですわ。
2007-02-20 17:12:00 -
59:
名無しさん
あげ
2007-02-21 02:23:00 -
60:
名無しさん
?
2007-02-21 13:47:00 -
61:
柚子◆dmOXlJunGo
遅くなってすみません?今から更新します?
2007-02-22 08:58:00 -
62:
柚子◆dmOXlJunGo
あたしの働いている店がある北新地からタクシーでワンメーターの距離。
最近やっと引っ越したマンション。
何故か二人でエレベーターに乗り込むあたしと大樹…。
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………なんでやねん( ̄□ ̄;)!!2007-02-22 09:08:00 -
63:
柚子◆dmOXlJunGo
昔はよく遊んだよ…。
一緒にお風呂も入ったし、一緒の布団で眠ったことだってある。
でもな………………………………………………(@_@;)やっぱり…………………………………………(◎-◎;)おかしいやろっっ…m(__)m
なんで断られへんかったんやろ…(*_*)2007-02-22 09:13:00 -
64:
柚子◆dmOXlJunGo
あっという間にエレベーターは最上階へ…。
(着いちゃったよ(@_@;)でも帰る家ないとか可哀相すぎるし、大樹の家決まるまでは我慢しよう…m(__)m)
あたしは気持ちを切り替えて部屋の扉を開けた。2007-02-22 09:19:00 -
65:
柚子◆dmOXlJunGo
大樹『お邪魔しまぁ……おおっ!!めっちゃ綺麗(>_
2007-02-22 09:25:00 -
66:
柚子◆dmOXlJunGo
?女を連れ込まない。?タバコはベランダで。?他言しない。?人に見られないように注意する。?あたしの寝室は侵入禁止!!
『まぁ…こんなとこかな。最低限の常識は守ってや!!』
大樹『あともう一つ。出ていくまでの生活費は俺が出す〜♪』
にまっ★と笑いながら大樹が言う。
…男らしいやんけ。2007-02-22 09:31:00 -
67:
柚子◆dmOXlJunGo
あたしの部屋はメゾネットタイプの2LDK。二階にあたしの寝室とバス、トイレがある。大樹には一階のリビングの横の部屋で生活してもらうことにした。
『大樹が二階に上がっていいのはお風呂とトイレの時だけやで!!あたしの寝室に一歩でも入ったら即出てってもらうから。』
大樹『そんな何回も言わんでもわかってるわ…(;-_-+お前の体に興味ないしな。てか寝顔なんかヤバすぎて見れたもんちゃうやろ。笑』
…( ̄□ ̄;)!!
この性悪オトコめ。やっぱ出ていってもらおかな。(;-_-+2007-02-22 09:46:00 -
68:
名無しさん
あげ?!!
2007-02-22 11:19:00 -
69:
柚子◆dmOXlJunGo
大樹に部屋の説明をした後、あたしはシャワーを浴び、すぐにベットに入った。
(…なるべく大樹とは顔を合わせないようにしよう。)
―…ジャーーー…
…ん…?2007-02-23 04:11:00 -
70:
柚子◆dmOXlJunGo
水の流れる音で目が覚める―。(大樹シャワー浴びてるんかな…)
あたしは再び眠ろうとマブタを閉じる…。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………カチャ……。。。寝室の扉が開いた?!
…大樹?!2007-02-23 04:17:00 -
71:
柚子◆dmOXlJunGo
―ルール?寝室には侵入禁止!!―
…ソッコーで破りよったな?
『侵入には入ったらアカン言うたんちゃうんかゴラァ―(`□´?)!!』
あたしは被っていた布団を蹴り上げて怒鳴った。
………………………………………………………………………………………………………………………………………………エッ…(゚Θ゚;)2007-02-23 04:36:00 -
72:
柚子◆dmOXlJunGo
目の前には裸の幼なじみ大樹…。彼の手にはあたしのセクシーランジェリー…( ̄□ ̄;)!!そんな光景をまのあたりにして開いた口が塞がらないあたし……。
大樹『う…うわぁぁぁぁ!!…えっち?笑』
『えっち?…ちゃうやろがい!!それはこっちの台詞や!!この変態( ̄□ ̄;)!!』2007-02-23 04:42:00 -
73:
柚子◆dmOXlJunGo
大樹『ち…ちゃうねんて!!バスタオルの場所わからんくてッ…(*_*)ゆっ…柚子寝てるから起こすん悪いし勝手に探そうと思ってッ…。決していやらしい意味じゃなくてっ…あの…その…ごめんなさい〜(;_;)』
『バスタオルは洗面所や!!はよ服着いや!!』大樹を部屋から押し出したあと、スエットを投げ付け寝室の扉を勢いよく閉める。
大樹『柚子〜(;_;)ごめんなぁ(;_;)もう絶対入らんから見捨てんといてぇ〜(P□`q)!!』
半泣きであたしに訴えかける大樹。(全部見てもたし…。)はぁ…?大樹との生活…先が思いやられるわぁ…。2007-02-23 04:55:00 -
74:
名無しさん
おもろい???
2007-02-23 05:53:00 -
75:
名無しさん
ありがとうございます?誤字多いですよね?気を付けます?
2007-02-23 06:35:00 -
77:
大樹◆dmOXlJunGo
俺には幼なじみがいる。小学校までは一緒だったのにオカンがまぁくん(職業ホスト)と暮らす為に引っ越しを余儀なくされた。
まぁくんは俺のこと実の子のように可愛がってくれて、『大樹!!将来は立派なホストになれるように育てたるからなっ!!』といつも言っていた。
俺はホストって職業になんか興味なかってん。
あの日までは…。2007-02-23 06:50:00 -
78:
りにゃ
しぉりん(・∀・)?
2007-02-23 10:21:00 -
79:
大樹◆dmOXlJunGo
…―1年前―…
最近柚子から連絡がない。三日に一度は連絡してきて、他愛もない話をしていたのに(・・;)。
(そういえば俺から連絡することなんかなかったな…。)
それぐらい柚子は定期的に俺に連絡してきてはその日あったことを嬉しそうに話していた。2007-02-25 04:37:00 -
80:
大樹◆dmOXlJunGo
『アイツ彼氏でもできたんかな…。近況報告しろや(;-_-+水くさいなぁ。』
独り言を言いながら携帯を手に取り、メモリ検索をする。
?000柚子?
発信ボタンを押し、携帯を耳と肩ではさんでタバコに火をつける。2007-02-25 04:44:00 -
81:
大樹◆dmOXlJunGo
【おかけになった番号は現在使われておりません。】( ̄□ ̄;)!!
冷たい機械音が聞こえる。『柚子め〜!!俺に何の断りもなく携帯代えやがって?もう絶交や?』
…パタンッ!!…ガシャン!!…バタン!!
勢いよく携帯を閉じた後、壁に投げ付け、すぐに部屋を出た俺は扉を力任せに閉めた。2007-02-25 04:51:00 -
82:
大樹◆dmOXlJunGo
その足で家の階段を勢いよく下りる。
『オカン〜!!』
『なんやうるさいなぁ?ただでさえ無駄にデカイねんから階段くらい静かに下りや!!』
『…(;-_-+桜木さんちの柚子おるやん?今何してるかわかる?携帯急に繋がらんくなってんやん。』
『は?あんた知らんかったん?』2007-02-25 04:56:00 -
83:
大樹◆dmOXlJunGo
『新地のホステスさんやで(^O^)なんや売れっ子みたいやわぁ♪』
……………………………………………………………………………………………………………………………………………( ̄□ ̄;)!!
(新地の…ホステス…?!あの柚子が?)
キャバクラだのクラブだのにまったく免疫がなかった俺は夜の世界なんて俺や柚子には別次元の世界だと思っていた。
そんな俺もその3日後には一人のホストとして、夜に生きることとなる。2007-02-25 05:05:00 -
84:
大樹◆dmOXlJunGo
2007-02-25 05:09:00 -
85:
大樹◆dmOXlJunGo
『いらっしゃいませ!!』あれから一年…。がむしゃらになって働き、元?1の仁さんをはじめとする先輩や店のスタッフ達に支えられ、やっと掴んだ?1の座。
王座を守るためなら何でもする。何にだってなってやる。疑似恋愛をしたい客には色恋…。太い客には枕…。嘘の台詞に作り物の人格…。甘い言葉に優しい笑顔。
気付けば俺は夜の世界に染まっていた。2007-02-25 05:21:00 -
86:
大樹◆dmOXlJunGo
今日は金曜日。繁華街が一番賑わう日だ。
現在AM3時。俺のエースで色カノの直美が店に来る時間だ。
『いらっしゃいませ!!』ほらな?時間ピッタリ。
直美『疲れたぁ!!大樹っ!とりあえずビール!!』
『直美おかえり♪今日も時間ピッタリやん♪いい子いい子♪』2007-02-25 05:29:00 -
87:
大樹◆dmOXlJunGo
俺は直美に「いらっしゃい。」とは絶対に言わない。なぜなら直美は毎日同じ時間に現れる。
だから「おかえり。」と言ってやり、俺の女である安心感とエースである優越感を与えてやる。
直美『大樹も好きなん飲んでな?』直美はビールを一気に喉に流し込み、上目使いで俺を見る。
『ありがと♪とりあえず俺もビール♪まだ直美と乾杯してないもんな。』
『いらっしゃいませ!!』俺と直美のビールがテーブルに並ぶ頃、宿カノの沙織が来た。2007-02-25 05:41:00 -
88:
大樹◆dmOXlJunGo
沙織はミナミのキャバクラで働いていて、収入は並。週3日ぐらい来るのだが、もっぱら焼酎を下ろしてはヘルプのホストに一気飲みさせラストまで楽しむ。言わば〔金を落とさない客。〕
細いくせにタチが悪い。俺の店から程近いマンションに住んでいて、たまに直引きもできる。だから宿カノにした。…ただそれだけの存在。直美と被った日は対抗してシャンパンを下ろす。
沙織は嫉妬深くて独占欲が強いから最近めんどくさい。新しい宿カノを見つけたらいつ切ったっていい。それだけの女。2007-02-25 05:51:00 -
89:
大樹◆dmOXlJunGo
『沙織いらっしゃい♪割り物何にする?』
沙織『今日は緑茶にする♪ぅ♪』
まだ早い時間の為、店内の俺の客は直美と沙織の2組。
あまり早い時間からヘルプに負担をかけるのは可哀相だと思った俺は、とりあえず沙織の席に着くことにした。2007-02-25 05:57:00 -
90:
大樹◆dmOXlJunGo
沙織『大樹?直美さん来てるんやろ?なんでずっと沙織のとこおってくれるん?』
『まだ時間も早いし、この後何組来るかわからんから今のお前との時間大切にしたいねん♪俺が大事なんは彼女の沙織だけやから。』唇から勝手に出ていく思ってもないような台詞。
沙織『嬉しい♪大樹が沙織にお金使わさんのも沙織が本カノやからやもんな♪今日もヘルプの子の休憩席にしてくれていいからっ♪』
(この女、相当頭痛いな。お前んとこに着いたヘルプが何人安い酒で潰されてると思ってるねん。)2007-02-25 06:08:00 -
91:
大樹◆dmOXlJunGo
『ほんまありがとうな?今日も沙織に甘えさせてもらうわ♪』
ニッコリ笑い、優しい口調で囁く。
頭の中は苛立ちでいっぱいなのに。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪大樹大好き直美さんからドンペリ頂きましたぁ!!!!♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪爆音が鳴り響く。なかなか席に戻らない俺に見かねて直美がシャンパンを卸したんだ。2007-02-25 06:14:00 -
92:
大樹◆dmOXlJunGo
『沙織?ちょっと待っててな?』
沙織『…大樹ぅ。飲み過ぎんといてな?今日帰ったら…してほしいから。』
(彼女きどりやめろや…。)『ん。いい子で待ってろよ。』
沙織の頭をポンッと撫で、直美の席へと急ぐ。2007-02-25 08:16:00 -
93:
大樹◆dmOXlJunGo
直美はシャンパンを5本卸し、シャンパンコールが終わった。
沙織の席にはヘルプがついていないようで、こっちをチラチラ見てはつまらなさそうにしている。
(ちょっと間放置しとこ。)2007-02-25 11:06:00 -
94:
大樹◆dmOXlJunGo
『いらっしゃいませ!!』俺の客が次々と来店し、いつものように忙しく席を回る。
『大樹さん。』
新人が俺に耳打ちをする。『新規のお客さまが大樹さんを指名したいそうです。』
『ん。わかった。後で行くわ。』
新規客が案内された席を見ると、仁さんと速見がついてくれていた。(あの二人なら安心やな。)2007-02-25 11:13:00 -
95:
大樹◆dmOXlJunGo
仁さんは挨拶程度で、すぐに新規の席を離れたようなので、常連客に挨拶を済ませ、先程俺を指名してくれた新規客の元へと向かう。
『いらっしゃい♪呼んでくれてありがと♪』
(…新地のホステスかな)
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………( ̄□ ̄;)!!
スルメをくわえながらマヌケな顔をして振り向いたのは思いがけない奴だった…。2007-02-25 11:22:00 -
96:
大樹◆dmOXlJunGo
『ゆッ・ゆゆゆゆッ…ゆず…さん?!(◎-◎;)』
アイツも相当驚いているようだ…。
『たッ・たたたたッ…たいじゅ…さん?』2007-02-25 11:29:00 -
97:
大樹◆dmOXlJunGo
うるさい爆音…。飛びかう笑い声…。開いた口が塞がらない俺。
目の前にはお姫さま仕様の柚子様…。
『大樹くん?やったけ!?早くこっちに座りらさぁい!!』
サエちゃんも来てるやん!!しかも俺のことわかってないし(;_;)
落ち着け俺っ!!とりあえず営業スマイルやっ!!2007-02-25 11:35:00 -
98:
名無しさん
『柚子?久しぶりやん♪まさか店来るとは思ってなかったわぁ♪一瞬酔いさめたからなぁ。ニコ♪』
いつもに増して優しい笑顔を柚子に向ける。
柚子はまだ目を真ん丸くして俺を見ていた。2007-02-25 11:39:00 -
99:
名無しさん
フィクシヨンやったんや
2007-02-25 12:50:00 -
100:
名無しさん
思った
2007-02-25 13:49:00