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加奈〜17歳-20歳〜

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  • 1:

    カナ

    竹田加奈17歳から現在20歳… 色々ありました。実話です?読みにくいかもしれませんが完結までよろしくです?

    2006-04-02 22:27:00
  • 2:

    カナ

    あたし…竹田加奈。 中学生の頃から親を散々泣かしてきた。 中3にもなると、毎日のように門限を破って、夜中抜け出してナンパ待ち…。

    2006-04-02 22:31:00
  • 3:

    カナ

    そして、17歳……

    2006-04-02 22:35:00
  • 4:

    カナ

    別れて同棲解消した為、住むとこがなくなってしまった…。そんな時…『キャバ一緒にいかへん!?』
    当時、ちょくちょく遊んだりしてたコに誘われて、無職やったカナはそんなに抵抗もなく行くことにした。

    2006-04-02 22:37:00
  • 5:

    カナ

    『あたしが前ちょっと行ったことあるとこやし、店長も歳知ってるから♪』軽いノリでそぉ言った、このコは…アヤ。アヤは小柄で《かわいい》って言葉がぴったりって感じの子。

    2006-04-02 22:42:00
  • 6:

    カナ

    カナはまったく初めてやったから緊張してどぉしたらいいか分からん状態…。適当な面接を受けて即接客することになった。アヤと2個1でテーブルにつくものの、全く話が盛り上がらんまま閉店を迎えてしまった…。

    2006-04-02 22:46:00
  • 7:

    カナ

    『あ〜もぉ嫌…』
    たった数時間で自分の情けなさに気付く。と、同時に一気に自信喪失……… カナにはこの仕事向いてない……単純にそぉ思った。

    2006-04-02 22:48:00
  • 8:

    カナ

    仕事が終わってアヤと話していたら、「カナ行くとこないんやったら一緒に住む?」アヤは地元で一人暮らし。カナは遠慮しながらもアヤんちに転がりこんだ。

    2006-04-02 22:51:00
  • 9:

    カナ

    『あ〜…働かないと…』
    生活費を稼がないといけない。カナの頭ん中では夜しかないって考えしかなかった。…けど、失敗したことを考えるとなかなか行動に移せない…。

    2006-04-02 22:53:00
  • 10:

    カナ

    途方に暮れながら必死やったカナは、夜働いてそうなコに片っ端から電話をかけて紹介してもらうことにした。「仕事探してんの??じゃぁ、うちの店おいでや!」

    2006-04-02 22:58:00
  • 11:

    カナ

    ひとつ年上のリナに紹介してもらうことになり、ミナミで待ち合わせをして店を案内してもらうことになった。店内に入り、カナはビックリしてしまう…。

    2006-04-02 23:01:00
  • 12:

    カナ

    必要以上に大きい音で流れるユーロビート。せわしなく店内に響くマイクコール。ひとつひとつのテーブルがピンクの薄いカーテンのようなモノで区切られていて、女の子は男の人の上に座っていた… そぅ……カナが案内されたのは…セクキャバだった…。

    2006-04-02 23:05:00
  • 13:

    カナ

    「慣れれば楽やで♪キャバより時給もいいし!」リナは明るく言った。
    『…最初に言ってよ…』心の中で思いながらも、カナの財布の中はもぉほとんどからっぽやった為、腹をくくって働くことにした。

    2006-04-02 23:08:00
  • 14:

    カナ

    カナの顔はまぁ至って普通レベル。それなりに恋愛してきたし、かわいいってぐらいは言われるようなレベル…。ただ、乳だけはEカップとそれなりにでかかった!(笑) 「カナちゃんはおっぱい大きいね〜」親父達は夢中になっていた…

    2006-04-02 23:17:00
  • 15:

    カナ

    『……き…気持悪い…』そんなことを思っても仕事は仕事…。我慢するしかない。。「ありがと〜♪」愛想笑いで答える。
    《5番テーブルカナさん!!カナさんはアップ〜!》店内にマイクコールが響いた。アップとは席を外れること。「あっ!カナ呼ばれたから戻るわ〜」そぉ言って席を立とうとすると、

    2006-04-02 23:22:00
  • 16:

    カナ

    「カナちゃん行っちゃうの〜!?俺指名していいかなぁ〜?」カナの腕を掴んで親父はそぉ言った。初日で初接客で初指名…。
    カナはビックリしたと同時に『この世界なら生きてける…』そぉ思ってしまった。。

    2006-04-02 23:26:00
  • 17:

    カナ

    その日から、カナはセクキャバの世界に入り込んでしまった…。慣れとは怖いものだ。あれだけ気持悪かった親父達はもぉすでに金にしか見えていなかった。
    お店の雰囲気なんかはめちゃめちゃよくって、女の子同士の派閥もなくみんな仲良くてカナはすごい楽しかった。

    2006-04-02 23:32:00
  • 18:

    カナ

    一緒に住んでいるアヤはこの時昼バイトをしていたケド、毎日楽しそうに過ごしているカナを見て、「アヤも行きたい!」と言ったので、カナはアヤと一緒に働くことになった。

    2006-04-02 23:38:00
  • 19:

    カナ

    家でも仕事でも休みでもアヤと一緒にいて、自分らでもビックリするぐらい仲良くなった。人見知りが激しいアヤは店でカナ以外とはほとんど話さなかったせいもあって、店では《カナとアヤはレズや!》とまで噂されるぐらいで(笑)喧嘩も全くすることなかった。

    2006-04-02 23:42:00
  • 20:

    カナ

    仕事にも慣れて、カナとアヤは店を移って頑張った。アヤは元々顔もかわいかったし、一気にナンバー1になり、カナもそこそこ成績をあげてた。

    2006-04-02 23:45:00
  • 21:

    カナ

    移った店はかわいいコが多いと評判でなかなか忙しい店。その裏側では、《未成年の店》…カナやアヤを始め、レギュラーメンバー含め体験に来る子でも、ミテコの子しかいてなかった。

    2006-04-02 23:48:00
  • 22:

    カナ

    カナは店に19歳と言ってた。客にミテコやって言いふらされたり嫌やったから。。元々老けてたカナが19歳と言って誰も疑うことなかった。この店も女の子同士みんな仲良かったから、嘘つくんは嫌やったけどボロ出すことなく隠し通した…。

    2006-04-02 23:52:00
  • 23:

    カナ

    ほぼ毎日出勤で、がむしゃらに働いてたカナやけど、この間全く恋愛しなかった訳じゃなぃ。
    本気で好きになった人もいた…。

    2006-04-02 23:56:00
  • 24:

    カナ

    いつも通り、仕事に励んでたある日…。
    《28番カナさん〜!カナさんは3番テーブルセカンド〜!》マイクコールで、3番テーブルにつくことを指示された。

    2006-04-03 00:00:00
  • 25:

    カナ

    「こんばんわ〜!!カナでぇ〜す!!!」超笑顔で席に行くと、若めの客。。
    彼は大学生で今日初めてセクキャバに来たと言った。《大学生か……ちっ!金持ってないな…》正直頭の中では金のことしか考えてない(笑)
    適当に世間ばなしを続ける…。《3番テーブルカナさんアップ〜!!》だいたい一人につく時間は10分。。世間話をしている間に呼ばれてしまった。

    2006-04-03 00:06:00
  • 26:

    カナ

    「ゴメン〜!喋ってただけやったけど、呼ばれてもぉたから戻るわぁ〜」カナは笑顔で手を振って席を離れた。
    待機に戻って、煙草吸って休憩してた時…《28番カナさん〜3番テーブルにシートバック〜!》コールがかかる。

    2006-04-03 00:12:00
  • 27:

    カナ

    カナが行ってたこの店は、40分セットで10分交代で女の子を回した後、ボーイがどの子がよかったか聞きに行って、選ばれた子が席に戻って延長交渉をする…(それをシートバックって呼んでた。)とゆうシステムでやってた。カナはコール通り3番テーブルに戻った。

    2006-04-03 00:16:00
  • 28:

    カナ

    「ただいま〜!!」笑顔で戻ると、彼も嬉しそうに笑った。「俺、カナちゃんめちゃタイプでまた呼んでもーたわ!(笑)」
    若い男にそぉ言われると単純に嬉しかった(笑)よく見ると男前で、「また来てまいそう!」の言葉にカナは番号交換することにした

    2006-04-03 00:20:00
  • 29:

    カナ

    大学生で金がないのにも関わらず、カナに会いに指名で店に来てただ話をして帰る…そんなけんじにカナは客とは違う感情が入ってしまっていた…。そのうち店が終わってから遊ぶようにもなり、家まで送ってもらったついでにカナはけんじを家にあげた。

    2006-04-03 00:29:00
  • 30:

    カナ

    何気なく会話をしている時、けんじはいきなり真顔になりカナを見つめた…。
    「…何…?どした?」カナは不思議に思って問掛ける。すると、けんじは視線を反らし、下を向きながら口を開いた…。「俺っ!本気でカナのこと好きやねん…!付き合ってほしぃ…!!」

    2006-04-03 00:34:00
  • 31:

    カナ

    突然のけんじの言葉に驚いてカナは戸惑った…。けんじのこと嫌いではない…ただカナの頭ん中で《客》ってことが引っ掛かってしまってた…。ただ、けんじのことを傷つけたくない…
    どぉしていいか分からず下を向いたままのけんじを見た…

    2006-04-03 00:39:00
  • 32:

    カナ

    けんじは、ずっと下をむいたままだったケド、それでもカナはけんじの気持ちを感じとった。
    けんじが耳まで真っ赤にして少し震えているように見えたから…《この人は本気なんや…》カナはけんじの気持ちを受け止め、付き合うことにオッケーした。けんじはカナがビックリするぐらい喜んでくれた。

    2006-04-03 00:45:00
  • 33:

    カナ

    そんな純粋なけんじに、カナは本気で好きになった。少しでも一緒に居たい…その気持ちが大きくなり、地元を離れて店のコの家に一緒に住ましてもらった。家が近くなると、けんじと会える時間が増える…

    2006-04-03 00:50:00
  • 34:

    カナ

    けんじとはほぼ毎日のように会った。バイクで海に行ったり、ラブホ行ったり…カナはめちゃくちゃ幸せやった。けんじが悩んでるとも知らずに…

    2006-04-03 00:53:00
  • 35:

    カナ

    「なぁ!仕事やめへんの?」ある日、いきなり言われた。けんじが悩んでた原因…。それは、カナの仕事のことやった。
    「俺、正直きつい…カナが他の男に触られてるんやと思ったらイライラして…つらい……」 《つらい…》確かにそぉやんな…カナは悩んだ。。今仕事を辞めることはできひん…生活費は?携帯代は?お金が必要やのに……

    2006-04-03 01:01:00
  • 36:

    カナ

    「わかった…やめるよ…」カナは嘘をついた。実際は生活費もいるし、こんなに楽しい店を辞めたくなかった…。仕事に行く時は、けんじに「友達とカラオケ行ってくる〜!」と嘘をついた。そして仕事中…ココロの中で《ゴメンね…》とけんじに謝った…

    2006-04-03 01:07:00
  • 37:

    カナ

    そんな生活も一ヶ月が過ぎた頃…
    いつも通り、けんじと一緒に過ごしててカナがお風呂に入ってる間…たった15分ぐらいの間にカナの幸せは奪われた……

    2006-04-03 01:10:00
  • 38:

    カナ

    「ふ〜さっぱりしたぁ!」とゆぅカナに、
    「…………」けんじは無言で下を向いたまんま…
    カナはいつもと違う空気にすぐに気付いた。パッと目に止まったんは、けんじのすぐ横にあるカナの携帯…。《携帯見られた!》カナは直感的に思った。。何気なく携帯を取り、送信メールを確認すると、『今日はありがと〜!楽しかったょ♪』明らかに客に送ったメールを消し忘れていた…

    2006-04-03 01:16:00
  • 39:

    カナ

    しーんっとする部屋…
    「……お前…仕事やめてなかったん…?」けんじが静かに口を開いた。「………」カナは返事を返せなかった……。
    そんなカナを見てけんじは立ち上がり、「もぉ無理やな」そぉ言い残して玄関に向かった…。ポタッ…その瞬間カナの目から涙が溢れ出た。

    2006-04-03 01:21:00
  • 40:

    カナ

    カナは急いで玄関に向かうけんじを追った。
    「ごめッ…違うねんッ!……ほん…まに…ごめ…ん…なさぃ…ッ!おねッが…い…いかんといて…ッ!!」裸足のまま外に飛び出し必死でけんじに謝った。
    でも、けんじは無言でカナを見ることもなくバイクにエンジンをかけた…

    2006-04-03 01:28:00
  • 41:

    カナ

    エンジンの音にカナの声はかきけされ、けんじはそのままバイクを走らせた。
    けんじの後ろ姿を見つめながら、カナは道の真ん中に座り込み泣き続けた……

    2006-04-03 01:30:00
  • 42:

    名無しさん

    見てるよ?頑張って??

    2006-04-03 02:01:00
  • 43:

    カナ

    ありがとうございます??

    2006-04-03 02:20:00
  • 44:

    カナ

    なんで仕事やめへんかったんやろぅ…なんで携帯おきっぱなしにしたんやろぅ…なんでメール消さんかったんやろぅ……何に後悔したらいいのかもわからんまま、ただただ泣き続けた……。

    2006-04-03 02:23:00
  • 45:

    カナ

    どれぐらい泣き続けたやろぅ…。風呂上がりで半乾きやった髪の毛はすっかり乾いてしまっていた…。
    《とりあえず家入ろう…》涙も枯れてきて我に返った瞬間…。
    「…かなッ!」

    2006-04-03 02:27:00
  • 46:

    カナ

    名前を呼ばれて振り返るとそこには、帰ったはずのけんじが立っていた…。
    「ずっと外いてたん?…ゴメン……ゴメンな…」
    けんじはカナを強く抱き締めた。カナは訳がわからないまま、けんじを抱き締めた返しけんじの胸の中で、また涙を流した…。

    2006-04-03 02:31:00
  • 47:

    カナ

    二人で家に入り、カナが落ち着くまでけんじはずっと抱き締め続けた。
    「…心配で……やっぱ俺カナのこと好きやから…戻ってきた…」けんじの気持ちはいつもカナのココロに響く…。この時もただ単純に愛されてることを実感して、けんじの腕の中で泣きながら謝った…。

    2006-04-03 02:36:00
  • 48:

    カナ

    幸せが戻ってきたことで、カナは浮かれていた…。浮かれすぎていた……。
    アノときもっと冷静になれていたら、小さな小さな《異変》にも気付くことができたんかな……

    2006-04-03 02:39:00
  • 49:

    カナ

    それからカナは仕事に行かんようになった。できるだけケチって生活して、2週間程立って遂に生活費が尽きた時、けんじに嘘をつくことなく一日だけ仕事に行くと言った。けんじは嫌がったけど、なんとか許してもらい久しぶりに出勤することになった。
    2個1のアイカとサクラと店に向かう…

    2006-04-03 02:45:00
  • 50:

    カナ

    「カナちゃん先行ってて〜!あたしらコンビニ寄るわ!」アイカとサクラはコンビニに行ってしまった。
    カナは一人で先に店に向かった…本当にいつも通りに…。店の異変に何も気付かずに……

    2006-04-03 02:50:00
  • 51:

    カナ

    20時過ぎ…
    店はもぅオープンしてるはずなのにも関わらず、看板が表になかった。カナはそのことに少しも気にかけず、ドアを開けた。
    その瞬間頭がパニくった…。慌ただしい店内…いつもなら真っ暗なはずなのに明るい…知らない人たちがカナの前を横切る。
    「何これ…」

    2006-04-03 03:26:00
  • 52:

    カナ

    「君!今日はもぅ店あかへんから帰り!って何歳や!?」知らないおじさんに言われ、カナは普通に「誰?」と言ってしまった後に気づいた…
    警察……。
    そぅガサ入れやった。カナは「19やし!」平然を装って答えて店を飛び出した。

    2006-04-03 03:30:00
  • 53:

    カナ

    変な震えが収まらないまま、コンビニに行きアイカとサクラに状況を説明して、店の女の子達に一斉に電話で「出勤したらあかん!」と電話をかけた。
    みんなミテコやった為である。もちろんカナも…。
    捕まらんくてよかった…そぅ思った。

    2006-04-03 03:34:00
  • 54:

    カナ

    次の日、どこからか昨日の情報が回ってきて、ミテコの子が一人補導され、店長が捕まったと聞いた。
    一気に仕事を無くしたあたし達はどうすることもできんかった。

    2006-04-03 03:38:00
  • 55:

    カナ

    みんな必死で仕事探しをしていて、一人の子のお客さんに日本橋のヘルスの店長とゆう人がいて、カナを含め5人ぐらいで面接に向かった。
    そこはホテルヘルス…不思議とそんなに抵抗はなかった…

    2006-04-03 03:40:00
  • 56:

    カナ

    「じゃ〜みんな今日からよろしく〜!」太っていて丸々とした店長が言って、カナらは働き始めた。。
    お金がない…カナの頭の中はそればっかりで、けんじとの間の小さな溝にも全然気付くことができなかったんだ……

    2006-04-03 03:46:00
  • 57:

    名無しさん

    がんばってください???(uωu?)

    2006-04-03 04:25:00
  • 58:

    カナ

    59さん?応援ありがとうございますッ??続き書きます?

    2006-04-03 05:16:00
  • 59:

    カナ

    カナはまたけんじを裏切ってしまった…。しかも今度はヘルス。。カナは働きまくった。店の信頼も得た頃ワンルームマンションの寮を借りてもらい一人暮らしを始めた。この頃になるともぉけんじより仕事のことしか考えていなかった…

    2006-04-03 05:34:00
  • 60:

    カナ

    あんなにも好きやったのに、終わりはあっけないもんやった…とゆうより、この恋は自然消滅とゆう形で幕を閉じた……

    2006-04-03 05:37:00
  • 61:

    カナ

    けんじと別れ、仕事や旅行、初めての一人暮らしで毎日が楽しく過ごせた。先のことなんかまったく考えていない。そして、夜が少しずつ長くなり寒くなりだした頃、カナは一生忘れられない相手に出会う…。

    2006-04-03 05:43:00
  • 62:

    カナ

    その日…同じ店で働くユミとカナは仕事が休みで、カナの家でぼんやりと過ごしていた。「あ〜暇やぁ!どっかいい男おらんの〜!?」カナが叫んだ。外に出ようにも、夜中1時ですごい雨…。
    「せっかくの休みやのにまた女2人かい!!」ため息混じりに言うカナにユミが閃いたように口を開いた。
    「カナ!スタビしよや!!」

    2006-04-03 06:02:00
  • 63:

    カナ

    《スタビ》…それは出会い系サイト。
    出会い系やるんは初めてじゃなかったし、暇つぶしにもなるやろ〜ってな感じでカナの携帯から投稿した。
    『女2人でめちゃ暇してるねん〜↓↓あそぼ〜!』
    投稿して30分もたたない間に50件程メールがきた。援助やエロ系はほっといて、適当にメールを返す…といっても返信は
    《シャメちょうだい!》(笑)

    2006-04-03 06:13:00
  • 64:

    カナ

    ユミは正直お世辞にもかわいいとは言えない顔やったけど、かなりの面食い…(笑)次々と送られてくるシャメを二人で笑いながら討論してた時、カナは一通のメール目が止まった。
    《俺らもめちゃ暇してんねん!一緒にあそぼ〜や☆どこいてんの?車やしそっちまで行くで〜!!》
    一見普通のメール…。だけど、カナには違って見えてん。目には見えへん赤い糸で繋がってたメールやったんかな…。

    2006-04-03 06:26:00
  • 65:

    カナ

    カナはすぐにメールを返した。
    《シャメちょうだい!》(笑)すると、すごい遅れて返事がきた。
    《こんなんやで〜!わかりにくいけど…》送られてきたシャメは今撮ったって感じで、コンビニの前に二人並んで撮ってあった。かなりの逆光で顔は全くわからへん…。
    「ユミ!こいつらにしよ!!決定〜!」カナの中で何かがピンときてん。ユミの返事も聞かんまま、カナはすぐに返信した。

    2006-04-03 06:33:00
  • 66:

    カナ

    時間はもう夜中3時頃になっていた。
    何通かメールのやりとりをして、すぐに番号を教えてカナの家の近くで待ち合わせをすることになった。今思えば超無防備……(笑)
    カナらは軽く化粧直しをして待ち合わせ場所に向かった。そこには車が2台縦並びで止まっていて、カナは慌てて電話をかけた。
    「2台止まってんねんけど…どっち!?」
    「あ〜後ろの方やで!」

    2006-04-03 06:41:00
  • 67:

    カナ

    おそるおそる車に近付く…。すると窓が空き、
    「雨やし、車乗り〜!」
    助手席のヤツが言った。さすがに少しためらったが、カナらは車に乗り込んだ。「さぁ〜どこいこ!?ってか、何歳なん!?」とかって軽い自己紹介が始まった。

    2006-04-03 06:48:00
  • 68:

    カナ

    カナがメールしてたのが助手席に座ってた方で名前はユウキ。ユウキはグレーのおっきいスエットの上下に赤のメッシュキャップを被っていて、髭があるにも関わらずヤンチャそうな感じ。運転手の名前はケイタ。ケイタは……とにかく男前!!綺麗な二重で顔が整ってて雑誌なんかにも出てるらしい。

    2006-04-03 06:56:00
  • 69:

    カナ

    本当に何気無く会話して、車でブラブラしてただけやのに、カナはユウキから目が離されへんかった。一目惚れとかじゃない……何か言葉で言い表せない感情でいっぱいやってん。。

    2006-04-03 06:59:00
  • 70:

    カナ

    ブラブラも飽きてみんなでどぉするか話し合った結果…なぜかカナの家に行くことになった。(笑)
    カナの家でご飯食べたり、みんなでDVDを見たりして過ごしていると
    Zzzzz…
    ケイタが布団を占領して寝出してしまった。誰も起こすことなく3人で盛り上がっていた。

    2006-04-03 07:07:00
  • 71:

    カナ

    気がつけば朝の8時。
    ユミは用事で帰ってしまい、部屋にはカナとユウキとケイタの3人…。
    『これはさすがにきまづい…』カナがそんなことを思っている間にユウキは大きな座布団の上でちっちゃくなって寝出した。こんな出会い方で絶対手だされる…そぉ思っていたカナは拍子抜けで安心してしまい、ユウキの隣で眠りについた…。

    2006-04-03 07:13:00
  • 72:

    カナ

    昼頃…パっと目を覚ますとユウキとケイタはすでに起きていて楽しそうに何か話をしていた。カナの体には綺麗に布団がかけられていた。
    《何もされてない…》カナは必然的にそう思った。男は性欲のかたまり……カナの頭の中で絶対であった為、逆に手を出されてないことに驚いてしまった。

    2006-04-03 17:55:00
  • 73:

    カナ

    「あっ!おはよ〜!」目を覚ましたカナに気付きケイタが話かけてきた。
    「よく寝れたぁ??」カナが少し嫌味を含めてゆぅとケイタは笑って謝った。
    ユウキ「カナちゃん〜俺腹減ってんけど、コンビニとかある??」もう昼過ぎ…カナもお腹がすいていた。
    一人で部屋を出ようとするユウキを追って、カナとユウキ二人でコンビニに向かった。

    2006-04-03 18:51:00
  • 74:

    カナ

    コンビニまでの道、ユウキと喋りながら細めの道を並んで歩いていた。話ながら、とても自然にユウキはカナの肩に手を回し、歩道側に移動させた。その行動はあまりに自然でさりげないもので、カナはキュンとしてしまった。ドアを開ける時、買い物袋を持つ時…ユウキのさりげない行動にカナははまってしまったんだ…。

    2006-04-03 18:59:00
  • 75:

    カナ

    家に戻り、3人でご飯を食べて色んな話をした。
    気がつくと外は真っ暗になっていた…。
    「そろそろ帰ろかぁ〜!長居してゴメンな!!」ケイタがそぉ言って帰り支度を初め解散することになった。
    「またメール送るな!」ユウキが笑顔で言う。
    あっとゆぅ間だった一日が終わった。

    2006-04-03 19:03:00
  • 76:

    カナ

    「あっ!仕事いかな!」
    ふと我に返り用意を始めた瞬間…
    〜♪〜♪〜
    メールが届いた。
    「今日…てか昨日!?まぁどっちでもええんやけど!!(笑)ほんまありがとうな!めちゃ楽しかったし!あっ!長居してごめんな〜!」
    たった今バイバイしたばかりのユウキからやった。
    カナの顔は自然にやける…。

    2006-04-03 19:11:00
  • 77:

    カナ

    カナは用意するのを止めてすぐに返信した。
    《ううん!カナも楽しかったし、また遊ぼう♪》
    それから毎日毎日途切れることなくメールをした。一日100件近いメールやったと思う。内容はなくても、ユウキとのメールがカナの一日の始まりであり、終わりでもある。これが幸せやった。

    2006-04-03 19:16:00
  • 78:

    カナ

    ユウキと出会って一ヶ月が過ぎた。一週間に一回は必ずみんなで遊んで、毎日メール…。カナは完璧にユウキにはまっていた。
    《ユウキのこと好きや》いや…そんなもんじゃない…好きで好きで仕方なかった。

    2006-04-03 19:20:00
  • 79:

    カナ

    「カナ〜!聞いて〜!!昨日亮ちゃんとデートしてん〜♪」出勤早々、同じ店で働くマイコが嬉しそうに話かけてきた。「まじで!?どぉやったん〜!?」カナが興味津々に聞くとマイコは両手でピースしながら満面の笑みで答えた。「付き合うことなった!!♪」

    2006-04-03 19:42:00
  • 80:

    カナ

    マイコはカナと同じで、亮ちゃんという人に片想いをしていた。《絶対二人でこの恋みのらせよう!!》少し前にしたマイコとの約束。マイコは見事に実現させた。「カナも絶対いけるって!!」カナはマイコのこの言葉に後押しされ、ユウキにメールを送った。

    2006-04-03 19:50:00
  • 81:

    カナ

    『めちゃ突然やねんけど…ユウキ、カナのことどう思ってる??嫌い??カナ、ユウキのことめちゃ好きやねん。よかったら付き合ってほしい…』

    2006-04-03 20:08:00
  • 82:

    カナ

    マイコとドキドキしながら返事を待つ…。
    ♪〜♪〜 メールがきた!「いややぁ〜!怖くてメール見られへん!!」カナの緊張は今までにないものやった。マイコに勇気付けられ、おそるおそるメールを見る…

    2006-04-03 20:14:00
  • 83:

    カナ

    『俺も、カナのこと好きやで!でも…付き合うことはできひん……』

    2006-04-03 20:15:00
  • 84:

    カナ

    心のどこかで期待してた想いは一気に崩れた。。
    ここで引き下がったらあかん!とゆうより、カナの気持ちは自分の想像以上に大きくなりすぎてて、止めることなんかできなかった。

    2006-04-03 20:18:00
  • 85:

    カナ

    カナ『好きとか聞いたら諦められへんよ!カナの気持ちはそんなもんじゃないねん…実は彼女いてるの??』ユウキ『彼女はいてないよ!ってか、今彼女いらんねん…かまってあげれんと思うから…』カナ『カナはかまってとかいわへん!!ユウキの彼女ってだけで幸せやから!お願い!!絶対に惚れさすからッ!』
    カナは必死やった

    2006-04-03 20:24:00
  • 86:

    カナ

    〜♪〜♪〜 ユウキから電話がかかってきた。
    「カナ?…カナの気持ち伝わったわ!めっちゃ嬉しいよ!惚れさしてな?」…え?もしかして……? カナ「付き合ってくれんの!?」 ユウキ「これからよろしくな!」

    2006-04-03 21:24:00
  • 87:

    カナ

    …忘れもしない 2003年10月16日……カナとユウキが始まった日。一生忘れることのできない日のひとつ…。

    2006-04-03 21:29:00
  • 88:

    カナ

    付き合い初めても、毎日100件に近いメールは変わらんかったし、カナは幸せでいっぱいやった。
    ユウキは友達が半端なく多い。週末にもなると男20人以上で集まっていて、平日でも夜はだいたい10人ぐらいで遊んでいた。もちろんカナの入る隙間なんてない……。カナは偶然でもなんでもユウキに会いたいがために、友達と遊ぶ時には必ずユウキの地元の近く《京橋》まで出掛けた。

    2006-04-03 21:43:00
  • 89:

    カナ

    カナはミナミに住んでいて遊ぶところなんて山ほどあるのに、ご飯食べにいくにしても、飲みにいくにしても、カラオケいくにしても京橋まで行った。《今友達と京橋でご飯食べてるよ!》ユウキにメールを送る。

    2006-04-03 21:50:00
  • 90:

    カナ

    付き合い初めて3日目。
    その日は仕事が休みやった為、友達のアイと二人で飲みにいくことになった。もちろん場所は京橋♪商店街の中にある居酒屋さんで飲む。ユウキにはすでにメール送信済み。ユウキと少しでも会いたい…そんな気持ちを込めて。

    2006-04-03 22:02:00
  • 91:

    カナ

    『京橋いてんの〜?俺今から京都やって〜!』
    ユウキから見たメールを見てカナは落胆していつも以上に飲んでしまった。
    「よぉ〜し!!カラオケいこ〜!!」お酒でテンションが上がったカナとアイは居酒屋を出てカラオケに向かった。商店街の中のビルに入り、エレベーターで4階を押した。

    2006-04-03 22:13:00
  • 92:

    カナ

    チーーーンー
    エレベーターが開いて降りようとすると、その階には居酒屋しかなかった。「あれ!?カラオケは!?」「もぉ一個上の階ちゃうん!?」とかって二人で騒いでいると、『カラオケ5階やで!』男の人に言われた。カナらは「どぉも〜」って言いながらもう一度エレベーターに乗り込む。

    2006-04-03 22:18:00
  • 93:

    カナ

    5階につくと、さっき教えてくれた男が息を切らして立っていた。階段で上ってきたみたいだ。
    「カラオケ行くんなら一緒にいこや!」ナンパやった。(笑)カナはナンパが嫌い。「無理!カナ彼氏おるし〜」冷たく言いはなつ。ケド、そいつは相当しつこかった。

    2006-04-03 22:22:00
  • 94:

    カナ

    「いいやん!カラオケ行くだけ!」「絶対何もしやん!!」「俺一人でいいから!」「奢るし!!」「お願い!」……相当しつこいのと、アイの『奢りなんやったらいいやん〜』の言葉で仕方なく一緒にカラオケにいくことになった。

    2006-04-03 22:25:00
  • 95:

    カナ

    そいつの名前はヒロポン。歌がビックリするぐらい上手で、酒も入ってたこともあり3人でかなり盛り上がった。ヒロポンは言った通り手を出すことはなかった。夜中4時頃、カナの携帯が鳴った。
    着信 ユウキ

    2006-04-03 22:38:00
  • 96:

    カナ

    『やば…っ』
    部屋を出て、少し離れて電話に出た。
    「カナ?今どこいてんの?俺今京橋いてんねん!ちょっとだけやけど時間あるから会う??」思いがけないユウキの言葉に今の状況を忘れ「会う!!」即答した。

    2006-04-03 22:45:00
  • 97:

    理恵

    今初めて全部読んだょ?おもろい?応援してマス?

    2006-04-03 22:47:00
  • 98:

    カナ

    カラオケの下で待ち合わせすることになって、電話を切った。そして、今の状況に気付き、急いで部屋に戻った。「ヒロポン!ダッシュで帰って!!今から彼氏くる!!」

    2006-04-03 22:50:00
  • 99:

    カナ

    理恵ちゃん??めちゃありがとうございます?読んでくれてる人がいると俄然やる気でます?

    2006-04-03 22:51:00
  • 100:

    理恵

    京橋よく行くからどこの?やろ??とか考ぇてた?ワラ後、理恵もキャバ、セクやってるから何か気になる??これからゎ毎日覗きにきまーす?頑張って完結してね?

    2006-04-03 22:55:00
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