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元気ですか?

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  • 1:

    愛奈

    ハルくん元気ですか?
    私は元気です…
    ハルくんに渡せなかった手紙…いつか渡せる日がくるのかな…

    2006-10-21 06:42:00
  • 2:

    愛奈

    もう何年たったかな…ハルくんを最後に見た日から…――。インターホンのカメラに映ったハルくんを見た日から…――。

    2006-10-21 06:48:00
  • 3:

    愛奈

    ハルくんは、私と付き合ってた人。店の人とホステスという関係から恋人同士になった。夜の世界でずっと生きてきたハルくんに私はたくさんの事を教えてもらった。

    2006-10-21 06:56:00
  • 4:

    愛奈

    ハルくんと……夜の人間と付き合う事はすごく難しくて最初の頃は辛いことだらけだった。嫌な噂。陰口。店の子からの嫌がらせ……病むくらい辛い日々だった。ハルくんは、特別優しいわけでもなくて、むしろ放置されっぱなしだった。でも好きだから嫌な事も嫌なところも我慢できた。

    2006-10-21 07:05:00
  • 5:

    愛奈

    付き合ってしばらくしてハルくんは夜の世界を辞めた。『疲れた。』そう言って長年働いた夜の街からハルくんは出ていった。

    2006-10-21 07:11:00
  • 6:

    名無しさん

    終わりなん?

    2006-10-21 20:18:00
  • 7:

    愛奈

    6さん
    終わりじゃないです?

    2006-10-22 06:50:00
  • 8:

    愛奈

    ハルくんは、夜の仕事を辞め、世の中で言うニートと呼ばれるプー太郎になった。パチンコをしたり…金融の取り立ての手伝いとかして生活していた。そんな働かないハルくんでも好きだからのそばにいた。

    2006-10-22 06:55:00
  • 9:

    愛奈

    しばらくして新しく部屋を借りて同棲することになった。私名義の部屋を借り電化製品とかその他諸々は、ハルくんが元々使っていた物を運び新しい家で2人の生活が始まった。

    2006-10-22 07:00:00
  • 10:

    愛奈

    私には初めての事だらけだった。家を借りる事も同棲する事も…。カーテンとかソファーとか家具を揃えるのすごく楽しくて嬉しかった。

    2006-10-22 07:04:00
  • 11:

    愛奈

    ハルくんに職が無い事なんてどーでもよかった。
    ただ仕事してなくても、生活費さえ出してくれてたらいいって思った。今まで私の事に無関心だったハルくんが私と一緒に暮らす。それが私には嬉しすぎる事で、舞い上がっていた。あの時は、目の前の幸せしか見えてなかったんだと思う…――。

    2006-10-22 07:14:00
  • 12:

    愛奈

    ハルくんが夜の仕事を辞めても私はホステスを続けた。無意識に私が安定した収入をしなきゃダメだ。と思ったんだと思う。ハルくんは朝からパチンコに行って夜帰ってくる。私は夜から仕事に行って朝方帰る。一緒にいる時間はベッドで寝てる時だけだった。

    2006-10-22 07:20:00
  • 13:

    愛奈

    いつも返事なんてないのに『ただいま』とか『いってきます』とか言っていた。毎日夕飯を作って書き置きして仕事に行った。ある日家に帰るとハルくんは起きて待っていてくれた。そんな些細な事で喜べた。

    2006-10-23 03:28:00
  • 14:

    愛奈

    ハルくんが寝ている時は静かに同じベッド入るけどたまに起こしてしまって寝ぼけながら『イトおかえり』と言いながら腕枕をしてくれていた。すれ違いの生活で一緒に住んでいても寂しい事辛い事があったけど1人じゃないんだなぁと小さな事で実感していた。

    2006-10-23 03:34:00
  • 15:

    愛奈

    週1でどこかに出掛けよう。と決めたのはハルくんだった。毎週毎週色々な所に出掛けた。たくさんの写真を撮って思い出を増やしてた。楽しかったし嬉しかった。幸せだった。
    でもいつからだろう…ハルくんのあの目を見るのが恐くなったのは…――。

    2006-10-23 03:42:00
  • 16:

    愛奈

    ハルくんは気性の荒い人で気にいらない事があると暴力的になる人だった。同棲を始める前から殴られたりしていたけれど、殴る事以外大好きだったから別れる事はなかった。まさにDVと言うものだった。

    2006-10-23 03:47:00
  • 17:

    愛奈

    あの時も何が気にいらなかったのか今でもあまりよく分からないけど、いつもより少し帰るのが遅かったせいだと思う…玄関を開けたとたん腕を引っ張られ壁がへこむくらい頭を叩き付けられ、口が開かないくらい頬を殴られ、腕や足は青紫になったくらい殴られた。

    2006-10-23 03:53:00
  • 18:

    愛奈

    今思い出してもゾッとするくらい…――。殴られてる間「このまま殺してほしい」と本気で思った。そしたら体の痛みも恐怖も何も感じなくなるのになって思ってた。
    でもなかなか気を失わないし痛みと恐怖は増すばかりで無くならなかった。

    2006-10-23 03:59:00
  • 19:

    愛奈

    「逃げるしかない。」そう思って車の鍵が入った鞄を持って外に飛び出した。手も足も震えるし車まで遠く感じた。車に乗ってロックをしてエンジンをかけると窓を叩くハルくんがいた。あの死んだような目で私を見て口元は笑っていた…

    2006-10-23 04:06:00
  • 20:

    愛奈

    慌ててアクセルを踏みその場から逃げた。泣きながら友達の家に行った。あの時の私の顔はありえなかった。と今でもその友達に言われる。
    別れよう。そう思ったのはその日が初めてだった。

    2006-10-23 04:10:00
  • 21:

    愛奈

    ありえないくらい顔が腫れたので仕事も行けず、しばらく友達の家にお世話になった。その間ハルくんからの電話やメールは何回もあった。『ごめんな。帰ってきて』そんなような内容のメールばかりだった。

    2006-10-23 04:16:00
  • 22:

    愛奈

    別れるか家に帰るか迷った。普通だったら別れるのが当たり前だと思う…――。
    でも私は友達に批判されながらもハルくんのそばにいる事を選んだ。

    2006-10-23 04:19:00
  • 23:

    愛奈

    『イトナ…ごめんな。俺がこんなんで…俺がもっとしっかりしてたら…ごめんな。離れんといてな…』私が家に帰った時そう言われた。大好きなハルくん…――もう殴らんといて…もうそんな寂しそうな顔せんといて…そう思った。

    2006-10-27 06:47:00
  • 24:

    愛奈

    ハルくんはお酒がないと生きていけない人。お酒を飲むと気が荒くなって些細な事で怒る人。あの日もだいぶ飲んでた。それからハルくんはお酒を控え始めた。

    2006-10-27 06:51:00
  • 25:

    愛奈

    うれしかった。お酒を止めてと何度言っても聞いてくれなかったハルくんが…―止めてないけど少しずつ飲む量を減らしていった。

    2006-10-29 05:48:00
  • 26:

    愛奈

    でも何でなんやろ…あの日からハルくんの言葉が素直に聞けへんくなった…――。日に日に増してく束縛についていくのが辛かった。

    2006-10-29 05:50:00
  • 27:

    愛奈

    ハルくんの前で携帯を触ったらダメだった。短いスカートを履くのもダメだった。ハルくんと一緒じゃないとお酒を飲めなかった。一番嫌だったのが女友達と遊んだり仕事終わってから飲みに行ったりするのにハルくんの許可がないと行けない事がすごく嫌だった。

    2006-10-29 05:59:00
  • 28:

    愛奈

    なんで?何にも悪いことしてないやん…ずっとそう思ってた。今まで散々ほったらかしにされてたのに…だから余計嫌だった。束縛に慣れてない私には苦痛すぎた。

    2006-10-30 05:56:00
  • 29:

    愛奈

    でも私がハルくんの言った事を守ってるとハルくんは機嫌がよかったから私は文句も言わず我慢した。ハルくんの愛情表現だと思うようにした。大好きだったから…

    2006-10-30 05:59:00
  • 30:

    愛奈

    ベッドで私を抱く時…いってきますのチューとねだる時…お帰りと言って抱きしめてくれる時…ハルくんの寝顔…すべてが愛おしいと思った。一生涯をハルくんと居たいと思えた。

    2006-10-30 06:06:00
  • 31:

    愛奈

    初めてそう思えた人。ハルくんの過去も今もこれからも全てを好きと言える自信があった。愛してるなんてはずかしくて言えなかったけど 思ってたんだ…今だったら言えたかな…

    2006-10-30 06:27:00
  • 32:

    愛奈

    同棲し始めて月日がたって素直に聞けなかった束縛にもすれ違いの生活にも慣れ、週に1回出掛けるのも当たり前になり、ハルくんが寝ていても『ただいま』とキスをするのも日課になった。あの目を見る事がなくなった。

    2006-10-30 06:38:00
  • 33:

    愛奈

    そんな幸せな日々は長くは続かなかった。些細なことで喧嘩するようになった。何で喧嘩になったのか分からないくらい小さな事で毎日のように言い合いをするようになった。仕事が終わって家に帰るのが嫌になった。

    2006-10-30 06:43:00
  • 34:

    愛奈

    『実家に帰りたい』そう言っても聞いてくれなかった。だから余計反発して帰りたくないと思った。
    あの日、もし帰っていたらもう少しだけハルくんと一緒にいる時間があったかもしれない…

    2006-10-30 06:47:00
  • 35:

    愛奈

    その日は店の子達とご飯を食べに行った。ちゃんとハルくんの許可を得て…みんなで色んな話をしていたらあっという間に時間は過ぎていた。ハルくんに「遅くなりそう」と連絡を入れずにそのままご飯を食べていた。

    2006-10-30 06:52:00
  • 36:

    愛奈

    何度も何度もハルくんからの着信があり、それを横目に店の子たちとの食事を楽しんでいた。その場の雰囲気を…自分の楽しみを壊したくなかったから。ハルくんに何を言われるかなんて想像がついてた。私は確実に怒られて殴られる…

    2006-11-02 07:58:00
  • 37:

    愛奈

    電話後からかけ直そう。メールでも入れておこう。…――すべて後回しにした。邪魔されたくない。あの時はそう思った。「ハルくんだって…昔浮気ばっかしてたやん。昔私の事ほったらかしで束縛なんてしなかったやん。たまにはいいやん…私だって自由な時間ほしいよ」くやしいのと悲しいので頭の中はグチャグチャ だった。

    2006-11-02 08:05:00
  • 38:

    愛奈

    『何してんの?』 『連絡して』『俺の事裏切るん?』『男とおるんか?』『お前また俺を裏切ったね』『もう連絡しなくていいから』『バイバイ』『死ね』
    返事をしなくても次々にハルくんからのメールが届く。

    2006-11-23 15:59:00
  • 39:

    愛奈

    私が仕事中で連絡がとれなかったり寝ていて連絡がとれない時、決まって立て続けにメールをして、最後にかならずと言っていいくらい『死ね』と書いてあるメールがきた。
    またか…―――。

    2006-11-23 17:26:00
  • 40:

    愛奈

    ハルくんの束縛になれていたし、そんなメールにもなれていた。
    …――と思っていただけだったんだ。

    2006-11-23 17:35:00
  • 41:

    愛奈

    楽しい時間をハルくんからのメールでぶち壊される。心配する友達…。
    「ムカつく…邪魔せんといて」そう思った。こんなん慣れてるはずやのに…「うざい…」

    2006-11-23 17:40:00
  • 42:

    愛奈

    普通だったら…――
    私がまともだったら『死ね』なんて言われたら怒ると思う。それかすごく悲しいと思う。でもあの時の私には「くだらない」…としか思えなかった。

    2006-11-28 06:38:00
  • 43:

    愛奈

    『もしもし?ハルくんごめんね。気づかなかったの。いっぱいメールきてたけど何かあったの?』機嫌を悪くしないようにとりあえず謝る。なんでメールを何回もしてきたか分かってってるけど知らないふり…
    帰り道友達から離れ電話をした。

    2006-11-28 06:43:00
  • 44:

    愛奈

    大きな声で電話越しに怒鳴るハルくん…―怒鳴りすぎて何を言っているのか分からない。
    『ハルくんごめんなさい。今から帰るから …ハルくんの気持ち考えれんくてごめんなさい。』

    2006-11-28 06:46:00
  • 45:

    愛奈

    本心なんかじゃない。謝れば機嫌がよくなるから…謝るだけ。自分が折れる事で解決するなら簡単な事。

    いつもならそう思えたはず…――

    2006-11-28 06:49:00
  • 46:

    愛奈

    電話をきってすぐハル君からのメール『お前うざいよ。帰ってくんな。』
    「は?ウザいこっちやし…私の家やし…何様やねん…」イライラを押さえながらもう一度ハルくんに電話する。機嫌がよくなるように言葉をえらんで下手に下手に話をする。男とおるだろ!と決めつけてずっと怒ってる…違うよ。と言い返せば大きな声で怒鳴る。

    2006-11-29 06:11:00
  • 47:

    愛奈

    「怒鳴らんでも聞こえてるし…さっきもこの話したしなぁ…まだ言う事あるんや。帰ったら聞くのにしつこい人やわ」怒鳴るハルくんの声を電話越しに聞きながらそう思っていた。冷静に感情的になったらいつまでたっても平行線だから…――

    2006-11-29 06:14:00
  • 48:

    愛奈

    『イトナ…お前そんなんだからレイプされるんや』
    その一言で私の感情が一気に溢れ出した。普段からあまり怒ったり怒鳴ったりする性格じゃない私だけど、あの時は電話の向こうのハルくんに怒っていた。

    2006-11-29 06:22:00
  • 49:

    愛奈

    感情的になったらダメなのに…―と思いながら怒鳴っていた。

    2006-11-29 06:24:00
  • 50:

    愛奈

    私はハル君と出逢って少ししてからレイプにあった。今はもう大丈夫だけれどあの時は一時的に耳が聞こえなくなった。写真を撮られて脅されていた。そんな不安定な私をハルくんが助けてくれた。それなのに…――あの一言はあの時の私にはあまりにも辛い言葉だった。

    2006-11-29 06:29:00
  • 51:

    愛奈

    「今そんな事言う必要なんてないやん」苛立ちと悲しみが両方こみ上げて私は、みんながいるのに大きな声で怒っていた。何を言ったか覚えてないけれど気づいたら電話を切っていた。心配そうに話かける友達に申し訳ないと思いながらも泣いてしまった。

    2006-11-30 07:00:00
  • 52:

    愛奈

    レイプされた事は一生忘れないと思う。ハルくんに言われた言葉も一生忘れそうにない。
    よくレイプされる女にも否があるというけど半分そうだと思う、半分は違うと思う。そう思えるようになったのはずっと後だけど。

    2006-11-30 07:15:00
  • 53:

    愛奈

    レイプとかそんな言葉が普通に言えるハルくんが信じられなかった。あの頃は思い出すだけで嘔吐し胃を悪くしたくらいだった。それをハルくんは知っていたのに…――『そんなんだからレイプされるや』『お前レイプされたかったんやろ』
    そう私に言ったんだ。

    2006-11-30 07:23:00
  • 54:

    愛奈

    すきなひとからそんな言葉なんて聞きたくなかった。
    私を心配する友達と別れ帰り道ハルくんに電話をした。連絡をとらなかった事は悪いからそれを謝るため、言いたい事がたくさんあったから。

    2006-12-01 06:03:00
  • 55:

    愛奈

    私が悪かったところは謝ったけれどなかなかハルくんは許してくれない。同じ事をネチネチとクドく言ってくる。同じ話ばかりで話が終わらない。
    『自由な時間を頂戴!』と言った私にとうとうハルくんはキレた。『帰ってくんな!』そう言って電話を切った。

    2006-12-01 06:11:00
  • 56:

    愛奈

    呆れてしまった私は実家に帰る事にした。
    次の日ハルくんがいない間に家に戻ると私の服が玄関前に散乱していた。きっと捨てようとしていたんだと思う。しばらく戻れないだろうと思い、急いで必要最低限の服を持って実家に帰った。

    2006-12-01 06:17:00
  • 57:

    愛奈

    その日仕事を終え友達とご飯を食べていたらハルくんからの電話が鳴り止まなかった…仕事中もずっとだった。その電話もとる気にならずそのままにしていた。メールには『今どこ?』『まだ帰ってない?』『実家行ったけど車ない』『何してるの?』おかしな内容ばかりで怖くなった。

    2006-12-01 06:23:00
  • 58:

    愛奈

    2時間くらいそんなメールが入ってきていた。最後に『もう限界。実家の前で待ってたけど帰ってこないから服置いておきます。今までありがとう。バイバイ』
    意味が分からなかった。別れるとかもうどうでもよかった。ハルくんの自己中さについていけなくなってた。

    2006-12-01 06:28:00
  • 59:

    愛奈

    まだ実家の前に居るんじゃないかと思い恐る恐る家に帰った。実家に着いた時ハルくんからのメールの意味が分かった。実家の玄関の前に無造作に服が山積みになって置いてあった。びっくりしてその場に立っていたら母親が起きてきてかなり動揺していてそれを見て笑っていた。もう笑うしかなかった。

    2006-12-01 06:34:00
  • 60:

    愛奈

    私が一体何をしたと言うんだろう?ただ店の子達とご飯を食べて帰るのが遅かっただけなのに…―私の家でもある家をこういう形で追い出される必要はあったんだろうか?第一追い出せる立場ではないのに…2.3ヵ月家賃払ってなかったし。私出してたし…パチンコの資金がなくなれば私に貸してと言うくらいなのに…態度がでかい…
    追い出されてようやくおかしな事に気づいた。

    2006-12-01 06:42:00
  • 61:

    愛奈

    服を部屋に運びながらずっと笑ってた。
    それからしばらく実家から店に通った。家から出る時店から出る時、出掛ける時ハルくんがいるかもしれないとビクビクしながら生活していた。

    2006-12-01 06:46:00
  • 62:

    愛奈

    とりあえず私名義なので出てってもらわないといけないし荷物もまだまた沢山あるからとりに行かなきゃならない。でも会うのは嫌。ハルくんから毎日欠かさずメールと電話があった。
    逃げてる場合じゃない…―――。

    2006-12-01 06:49:00
  • 63:

    愛奈

    ハルくんの事は好き。でももう無理…すごく悩んだ。自由な時間が欲しいと思ったのは本当の気持ち。だけどそれは私のワガママなんじゃないか?とかもう少し我慢できるんじゃないかとかいろんな気持ちが頭の中をグルグルして結果がだせなかった。

    2006-12-01 06:54:00
  • 64:

    愛奈

    そんなウダウダ悩んでいたある日、店がcloseする頃ハルくんの友達から電話がなった。
    『ハルの親父が死んだらしい。実家に帰る金がないから渡してあげてほしい。』と言う内容だった。

    2006-12-01 06:58:00
  • 65:

    愛奈

    「お父さん死んじゃったんや…金って…帰る金がないってどんなんよ…てかなんで私が?」
    正直そう思った。ハルくんのお父さんは写真でしか見たことがなくてあまり実感がなかった。

    2006-12-01 07:01:00
  • 66:

    愛奈

    断りの電話を友達にすると『おねがい!』と強く言われた。私は渋々お金を封筒に入れポストに入れておいた。お金を持っていった事をハルくんにメールで伝えるとすごい内容の返事がきた。

    2006-12-01 07:06:00
  • 67:

    愛奈

    『お前本当最低やな。親父が死んだのに一言もないんか?!お前人間として最低や!!』確かにそうだけど…悪いけど…メールでやけど「大変やろうけどしっかりね。」って入れたのに…どんな言葉を望んでいたんだろう。お金のお礼を先に言ってよ。友達に頼んでお金くれって言ってきといて…。そこまで言われなきゃいけないの?と思った。

    2006-12-01 07:15:00
  • 68:

    愛奈

    次の日またハルくんの友達から電話があった。『ハルがイトナと話するまで実家に帰らないって言ってるから話し合いして。』という内容だった。お父さんが死んだのに帰らないハルくんにびっくりした。2人だと殴られそうだったからその友達も一緒にという事で次の日ひさしぶりに家に帰った。

    2006-12-01 07:21:00
  • 69:

    愛奈

    久しぶりにあったハルくんは痩せていて泣いたのか目も腫れていた。ハルくんが2人で話をしたいと言ったので寝室に行った。『ごめんな。ごめんな』と私を抱きしめ謝るハルくん。何も言えない私はただ座っていた。ゆっくりと話をするハルくんの声に耳を傾けた。

    2006-12-01 07:26:00
  • 70:

    愛奈

    『俺、お前が横にいて当たり前だと思ってた。でもイトナが居なかった日辛くて、さみしくて、なんもできんかった。飯も食えんかった。イトナの大切さにようやく気づいた。殴ったりしたこと心底悪いと思えた。仕事もちゃんとする。イトナの言う通りにするから戻ってきてほしい』そう言われた。

    2006-12-01 07:35:00
  • 71:

    愛奈

    あの時の言葉はうれしかった。
    おなじベッドで眠る事が幸せだったあの頃にもう一度戻れる気がした。どんなけ嫌やって思っても好きって気持ちの方が強いんやって気づいた。

    2006-12-03 06:13:00
  • 72:

    愛奈

    ハルくんは一冊の青色のノートを渡してきた。
    そのノートは今でも持っている。
    ハルくんはそのノートに私が居なかった間、日記をつけていた。

    2006-12-03 06:17:00
  • 73:

    名無しさん

    (^O^)

    2006-12-03 22:27:00
  • 74:

    愛奈

    73さん
    ぁりがとぅござぃます?

    2006-12-07 05:40:00
  • 75:

    愛奈

    きたない字で毎日書いてあった。私はそれを見て涙がでた。ハルくんの辛さがその時初めて伝わった。私への愛情も伝わった。すごく、すごくせつなかった……

    2006-12-07 05:46:00
  • 76:

    愛奈

    私は自分に何度も何度も言い聞かせた。「何しにこの家にきたの?」って。
    私はハルくんとお別れするためにきたの…その言葉はしばらく出せなかった。

    2006-12-07 05:49:00
  • 77:

    愛奈

    『ハルくん私戻れない。』1時間近く話をしてようやくその言葉が言えた。辛かった……
    やっぱり好きな人だし…泣きながら嫌だと言うハルくんをなだめるように説得した。『ハルくん、私に頼らないで自分で頑張って。いいキッカケだと思って…?』優しく優しく言った。

    2006-12-07 05:55:00
  • 78:

    愛奈

    『わかった』ハルくんは渋々そう言った。分かってくれてよかったと思ったのも束の間だった。
    ハルくんは私の首を絞めた。苦しくて声も出せない。リビングに居るハルくんの友達に助けを求めれない…必死で手足をばたつかせてもそれは伝わらなかった。

    2006-12-07 05:59:00
  • 79:

    愛奈

    あの時、車に乗って逃げようとした時に見せたあの目で『死んだらいい。後から行くね』とハルくんは言った。怖かった。涙は止まらなかった。

    2006-12-07 06:05:00
  • 80:

    愛奈

    ハルくんは手を首からはなし私の体を求めてきた。必死に抵抗するものの男の力にはかなわない…レイプされた時の事を思い出した。無理矢理のsexはもうしたくないよ…ハルくんに私の気持ちは分かってもらえなかった。何に対してなのかずっと『ごめんな』と言いながら私を抱いていた。もうどうでもよかった。私の体なのに自分のじゃないみたいだった。

    2006-12-07 06:14:00
  • 81:

    愛奈

    しばらく私は放心状態だった。状況が把握できなかった。服も髪もグチャグチャで泣きすぎてメイクも崩れていた。それを直しハルくんと友達が居るリビングに行った。「今日で全部終わる。」そう言い聞かせ普通に振る舞った。

    2006-12-07 06:19:00
  • 82:

    愛奈

    ハルくんは、最後にお願いがあると言い、お父さんの写真を私と友達の前に置いた。『親父が大好きだった焼酎を一緒に飲んでほしい』ハルくんは今にも泣きそうな顔で言った。4人分の水割りをつくり乾杯をした。その時実感した。ハルくんにとって父親がどれだけ大切なのか…悲しくて泣きそうだったけど我慢した。私が泣いたらダメだと思ったから…

    2006-12-07 06:27:00
  • 83:

    名無しさん

    読んでるので頑張って下さい!

    2006-12-07 10:19:00
  • 84:

    愛奈

    83さん
    ぁりがとぅござぃます?ぅれしぃです?

    2006-12-07 14:59:00
  • 85:

    愛奈

    ハルくんの隣で手を握っていた。もし私がハルくんの立場だったら一緒に泣くよりただそばに居てほしいと思ったから。無理矢理のsexも首を絞めて殺そうとした事も「仕方がないんだ」と思うようにした。
    私はほんとにバカだった。

    2006-12-07 15:10:00
  • 86:

    愛奈

    しばらく焼酎を飲みながらハルくんの昔話を聞いていた。『親父に感謝してる。お前らに会えたし…守るもんできたし。これからは俺がおかんを守らな、な』そう涙目で笑いながら言った。ハルくん頑張ってね…心の中でそう思った。

    2006-12-07 15:20:00
  • 87:

    愛奈

    これ以上ハルくんにお酒飲ませたらダメだなーと思っていた矢先、突然怒鳴り始めた。何に腹を立てたのか分からない。私も友達のヤスくんもビックリしていた。『お前は俺にとっていい女やけどそばに居ないなら人間として必要ないから』そう言ってハルくんはキッチンから包丁を持ってきた。

    2006-12-07 15:27:00
  • 88:

    愛奈

    ハルくんは私に向かってゆっくり近づいてくる。 恐怖で泣き叫ぶ私。落ち着かせようと優しくなだめるヤスくん。
    『ゴンッ』と鈍い音がした。その時私はヤスくんの腕の中にいた。

    2006-12-07 15:37:00
  • 89:

    愛奈

    一瞬何が起こったのかわかんなかったけど、横で普段優しくて絶対怒らないヤスくんがハルくんに怒鳴っていた。

    2006-12-07 23:09:00
  • 90:

    愛奈

    ハルくんは私に包丁を投げつけそれをヤスくんがかばってくれた。投げた瞬間とか今でもハッキリ覚えている。もう死ぬなぁ〜と考えてた。スローモーションにみえていた。
    ヤスくんは何言ってるか分からんくらい怒鳴っていた。それに対してハルくんも怒鳴っていた。それを見ながら泣く私…――絶対近所迷惑だったと思う。

    2006-12-07 23:24:00
  • 91:

    愛奈

    どれくらいその状態が続いたか分からないけど2人共冷静を取り戻してようやく落ち着いた。『ごめんな。ごめんな。』と必死で謝るハルくん。私は何度この姿を見ればいいんだろう。と思った。返す言葉が見つからずそのまま私は実家に帰った。

    2006-12-07 23:31:00
  • 92:

    愛奈

    次の日の朝方ハルくんからメールが届いた。
    『今日はごめんな。今から実家帰って親父とお別れしてくるわ。とりあえず荷物は適当に持ってくわ。またとりに行くから都合のいい日に連絡して。今までありがとうな。』そう書かれていた。

    2006-12-07 23:35:00
  • 93:

    名無しさん

    寝屋川に住んでた人?

    2006-12-07 23:36:00
  • 94:

    愛奈

    「終わったぁ」私は心底安心した。
    これからは、恐怖も痛い思いもしなくていいんだ。自由なんだ。と思った。すごく好きだった人なのに…メールを見た時は、寂しい、悲しいとかの感情は無かった。

    2006-12-07 23:47:00
  • 95:

    愛奈

    93さん
    違いますょ?

    2006-12-07 23:48:00
  • 96:

    愛奈

    あの時の私の気持ちはただのないものねだりだった。
    大好きなハルくん…すきだよ…ずっとそばにいてね…そう思ってたのに…いつの間にかハルくんの愛情なんていらなくなってた。

    2006-12-08 01:16:00
  • 97:

    愛奈

    次の日私は張り切って実家に持ってきていた自分の荷物をまとめ、自分の家に帰った。昨日もきたはずなのに久しぶりに帰ってきた気がした。
    散らかったままの部屋を片付け掃除をした。

    2006-12-08 01:22:00
  • 98:

    愛奈

    1からやり直し。がんばろう。と1人勝手に意気込んだ。
    自分の家に戻って1週間たったくらいにハルくんから電話があった。荷物を送ってほしいのかと思い電話をとった。

    2006-12-08 01:26:00
  • 99:

    愛奈

    荷物の話ではなく、地元の連れに久しぶりにあったとか昔行ってた所に行ってきたとか普通の話だった。こんな会話をしたのは、久しぶりだったと思う。そんな話を聞いていたらハルくんが鼻をすすりながら話始めた。

    2006-12-08 01:31:00
  • 100:

    愛奈

    『イトナと別れて離れて俺、イトナの事やっぱすきだ』つまり詰まりだったけどハルくんはそう言った。

    2006-12-08 07:32:00
  • 101:

    愛奈

    『ありがとう』素直にそう思い言った。
    電話を切りハルくんと別れて初めて泣いた。ソファーの左側に座る癖もベッドの右側で寝る癖もビールの缶のフタを少し右にするハルくんの癖が私の癖になった事も…ハルくんが居た場所にハルくんが居ない事をすごく実感して泣いた。

    2006-12-09 07:18:00
  • 102:

    愛奈

    この後辛い事が起きるなんて知らない私は、ハルくんが居ない事が寂しくて悲しくてずっと泣いていた…。
    もしあの電話をとっていなかったら私は違う人生を送れたかもしれない…

    2006-12-09 07:26:00
  • 103:

    名無しさん

    (^O^)

    2006-12-10 04:54:00
  • 104:

    愛奈

    103さん
    ぁりがとぅござぃます?

    2006-12-10 21:34:00
  • 105:

    愛奈

    運命って言えば仕方のない事だったのかもしれない…

    2006-12-12 03:32:00
  • 106:

    愛奈

    ハルくんから離れられない運命…
    出会ってから幸せって思った事たくさんあるはずなのにすべてが恐怖に変わってしまう。

    2006-12-12 03:35:00
  • 107:

    愛奈

    あの電話から3日後…
    私は人間じゃない人間になった。

    2006-12-12 03:39:00
  • 108:

    愛奈

    その日もベッドの左側で寝ていた。誰かが私の頭を優しく撫でる。夢なのか…
    目をあけた……心臓が止まるかとおもった。血の気が引いた。

    2006-12-12 03:44:00
  • 109:

    愛奈

    ハルくん…
    私の頭を優しく撫でながら私をジッと見ていた。「なんで…?なんでここに居るん…」私の頭の中はぐちゃぐちゃで色々考えた。

    2006-12-12 03:48:00
  • 110:

    愛奈

    『ただいま』満面の笑みでハルくんはそう言った。「別れたやん…ただいまっておかしいやん…鍵何で持ってるの…」意味が分からない私は黙ったままハルくんを見た。

    2006-12-12 03:51:00
  • 111:

    愛奈

    『イトナをな、驚かそうと思って内緒で帰ってきたんや。起こしてまってごめんな。』優しい顔で優しい声でそう言った。起き上がった私を抱きしめハルくんは言葉を続けた。

    2006-12-12 03:55:00
  • 112:

    愛奈

    『俺、イトナが言ってくれた言葉うれしかった。これからは大事にするからな…』そうハッキリ言われた…
    「何も言ってない…意味が分からない…」そう思いながらも声に出せなかった。何か言ったら殺されると思ったから…顔は優しいけど目が…ハルくんの目があの時の目と同じだったから。

    2006-12-14 06:07:00
  • 113:

    愛奈

    私があからさまに意味が分からないという態度を出してもハルくんは気づいているのか気づかないフリをしているなのか分からないけどずっと私を抱きしめていた。
    何がなんなのか分からない私はされるがままだった。

    2006-12-14 06:12:00
  • 114:

    愛奈

    『ハルくんどぉしたん?どーゃって入ってきた?私に鍵返してくれたのに…』なるべく冷静に…でも優しく言った。ハルくんがいつキレるか分からないから…
    『え?鍵返してへんよ。ホラ?これ持ってるやろ?』そう言いながらマンションの鍵を見せてきた。

    2006-12-19 03:44:00
  • 115:

    愛奈

    それは、間違いなく私の部屋の鍵だった。確かに返してもらったハズなのに…。
    たぶんここで強気に「帰って」なんて言ったら絶対殴られる。でも優しくしたらまたハルくんはここに居る…
    私はどうするべきなのか悩んだ。

    2006-12-19 03:50:00
  • 116:

    愛奈

    私は優しく優しくハルくんに『私がハルくんに思わせぶりな事言ったんやったらごめんね。私ハルくんと一緒には居れないわ …』と言葉を選びながらゆっくり言った。

    2006-12-19 03:53:00
  • 117:

    愛奈

    『一緒に居れんの?俺 もう大丈夫だから…な?一緒に居るって言ったやん。うそつくん?』 ハルくんは寂しそうな顔で言う。『ここでこないだお別れしたやんね?やでもう一緒には居れんよ…』子供に言うように優しく私は言った。

    2006-12-27 05:06:00
  • 118:

    愛奈

    ――――――――――――分かってるのに言ってる…?鍵も持ってるわけないし…第一何しに来たんだろう?…――ハルくんのわけの分からない行動にたまらない恐怖感があったけどなんとか冷静な自分でいた。

    2006-12-27 05:14:00
  • 119:

    愛奈

    突然夜中にかってに人の家に上がり込み、別れた女に一緒に居よう。と言ってる…もう意味が分からないし分かりたくもない…
    ハルくんはどぉにもならない感情を行動に移した結果がこれなんだろうか…?

    2006-12-27 05:18:00
  • 120:

    愛奈

    『嫌だ…俺は嫌だ…』低い声でハルくんは言った。そして私を睨み付け『嘘つきやな』と一言言って寝室から出て行った。

    2006-12-27 05:22:00
  • 121:

    愛奈

    出てったけど帰る気配がない…怖い…逃げようかなと思った。ベッドから立ち上がった時ハルくんが寝室に戻ってきた。優しい顔で『イトナ…びっくりさせてまってごめんな。俺どうかしてるわ。(笑)』と言ってミネラルウォーターが入ったコップを私に差し出した。『ありがと…―ハルくんごめんね』そう言ってコップに口を付けミネラルウォーターを飲んだ。

    2006-12-27 05:30:00
  • 122:

    愛奈

    その時一瞬私を見てバカにしたように鼻で笑ったように見えた。あれは気のせいではなかったのかな…。
    『少し飲むか?イトナつき合ってや』そう言って私の手をとりリビングのソファーに座った。

    2006-12-27 05:36:00
  • 123:

    愛奈

    本当は早く帰ってほしいのに…私とハルくんはビールを手にとり乾杯した。怖かったのはもちろんある。でも心のどっかで寂しい気持ちがあってハルくんに強く言えなかったのかもしれない。

    2006-12-27 05:40:00
  • 124:

    愛奈

    普通に何事も無かったかのように会話をし飲んでいた。なんか普通なのに楽しく思えた。いつぶりやろ…?このままいい友達で居れたらいいな…――そんな事をおもった。

    2006-12-27 05:54:00
  • 125:

    愛奈

    ビールを取ろうと立ち上がった瞬間私は、フラついてソファーに倒れてしまった。いつもこんな早く酔わないのに…目が回る…フワフワする…
    『イトナ…大丈夫か? 』
    遠くでハルくんの声が聞こえた。

    2006-12-27 05:55:00
  • 126:

    愛奈

    『イト?おはよ。』私はベッドの上で目を覚ました。すぐに何がおきたのか分かった。
    私は全裸で布団をきて、手にはハルくんとつながった手錠がしてあった。

    2007-01-02 05:08:00
  • 127:

    愛奈

    ハルくんは『おなかすいた?ご飯もってきるね。』と言い手錠を外し寝室から出て行った。ドアの向こうで鍵を閉める音がした…。ハルくんが作った鍵…。

    2007-01-02 05:12:00
  • 128:

    愛奈

    私は自分の家で別れた男に監禁された…――。

    2007-01-02 05:13:00
  • 129:

    愛奈

    私は恐怖とかいろんな感情がまじりあって泣き叫んだ。
    ハンガーにかけてあったガウンを羽織り開かないドアを一生懸命開けようと叩き続けた。
    『ハルくん!開けて!ハルくん!』何度も何度も叫んだ。

    2007-01-14 15:52:00
  • 130:

    愛奈

    ドアを叩きすぎてスカルプがとれていた。叫びすぎて声がかれてしまった。
    なんで自分がこんなめにあわなきゃ行けないの…出して…殺される…
    不安で不安で仕方なかった。

    2007-01-14 15:56:00
  • 131:

    愛奈

    何時間ドアの前に居たかわからない…―ドアの向こうでハルくんが『開けるから出たらダメだよ。』そう言ってドアを開けた。疲れてドアの前に座って居た私をハルくんは、抱き上げてベッドに戻した。

    2007-01-14 16:02:00
  • 132:

    愛奈

    私はかれてしまった声でハルくんに言った。
    『ハルくん…もう止めてよ…出してよ…』あれだけ泣いたのにまだ涙は出る…――。
    『イトナが悪いんだよ。』それだけ言ってまた部屋から出ていった。

    2007-01-14 16:05:00
  • 133:

    愛奈

    もう私はこのままなの…?どぉなるの…?
    ハルくんに殴られる時の恐怖とは違う恐怖感があった。

    2007-01-14 16:10:00
  • 134:

    名無しさん

    あげ…ハルくん?俺と同じ名前やし(汗)俺のことかと思ったわ?

    2007-01-14 19:04:00
  • 135:

    名無しさん

    ばりかわいそう?

    2007-01-15 04:53:00
  • 136:

    愛奈

    134さん
    ハルくんって名前なんですか?気悪くさせてしまってごめんなさぃ?
    ぁげてくださってぁりがとうごさいます?

    2007-01-15 09:10:00
  • 137:

    愛奈

    135さん
    読んでくださってぁりがとうごさいます?
    誰も見ていないと思っていたので嬉しいです。

    2007-01-15 09:11:00
  • 138:

    愛奈

    暫くしてハルくんは、2人分のご飯を持ってきた。『イトナご飯一緒に食べよ?』優しく話しかけるハルくんの顔が怖くてたまらなかった。
    何をたくらんでいるの…――?

    2007-01-15 09:15:00
  • 139:

    愛奈

    『ハルくん…昨日くれたミネラルウォータの中に何か入れた…?』小さな声で聞いた。『うん。よくわかったね。眠剤いれた。』うれしそうにハルくんは言った。当たり前かのように普通に言った。
    なんで…?なんて自分の状況を見たら聞かなくても分かった。

    2007-01-15 09:20:00
  • 140:

    名無しさん

    気ぃ悪くしてないよ?ただ焦って読んでる内に自分じゃないって確信できたし?続き頑張って?

    2007-01-15 10:11:00
  • 141:

    愛奈

    140さん
    ょかったです??
    これからも頑張るのでよかったら読んで下さい。

    2007-01-15 15:52:00
  • 142:

    愛奈

    140さん
    ょかったです??
    これからも頑張ります。応援してくださってぁりがとうございます。

    2007-01-15 15:55:00
  • 143:

    愛奈

    返す言葉もなく、ただただ泣いた。悲しい訳じゃない…
    『イト、ご飯食べよ。』ベッドの横にある小さな丸いテーブルにお皿を並べながらハルくんは、微笑んで言った。まるで私が泣いているのが見えていないかのように…

    2007-01-15 16:04:00
  • 144:

    愛奈

    一番最初のご飯は、お子様ランチみたいだった。ワンプレートにハンバーグとサラダと型で抜かれたご飯が盛り付けられていた。スープカップにはコーンスープ。

    2007-01-15 16:18:00
  • 145:

    愛奈

    まだ一緒に住み始めたばかりの頃、喧嘩をしたまま仕事に行き帰ってくるとこんなふうにお子様ランチみたいにしたご飯を作っておいてくれた。単純で子供が食べるようなご飯が好きな私は喧嘩していた事を忘れていつのまにか仲直りしていた。

    2007-01-15 16:24:00
  • 146:

    愛奈

    ハンバーグ…カレーライス…パスタ…オムライス…――。ケチャップでオムライスに「ごめんね」と描いてあった事もあった。

    2007-01-15 16:26:00
  • 147:

    愛奈

    『いらない…』ご飯を食べる気になんてなれない。泣きながら言った。
    『は?俺作ったん食べんの?』ハルくんは少し怒った口調で私の顔を覗き込んで言った。

    2007-01-15 20:27:00
  • 148:

    愛奈

    『…………』
    ハルくんの目があの時の目と同じで何も言えなかった。
    『いい子やな。』そう言ってキャラクターの付いたフォークを私に握らした。
    お腹は空いてるはずなのに…口まで運べない。

    2007-01-15 21:54:00
  • 149:

    愛奈

    なんとかしてハンバーグを半分、コーンスープを半分食べた。
    『ごちそうさま。後から食べるから…残してごめんなさい』目を合わせずに言った。
    『いいで?俺食うで。夕飯何がいいか考えとき。』頭を撫でながら微笑んでいた。

    2007-01-15 22:00:00
  • 150:

    愛奈

    私は、ハルくんに顔を洗いたい事とトイレに行きたいと言うと、『わかったよ』とすんなり部屋から出してくれた。

    でも…私の後ろにずっといた。顔を洗っている時もリビングに行こうとする時も…トイレは扉の前にいた。

    2007-01-15 22:05:00
  • 151:

    愛奈

    ――――――――――――逃げれない…
    隙がない…

    2007-01-15 22:06:00
  • 152:

    愛奈

    リビングに入り煙草を吸おうとソファーに座った。エアコンのリモコンを取ろうと立った時腕を引っ張られた。『どこいくん?』……どこにも行かないよ…行けないんだよ………

    ハルくんは常に私の近くにいた。ずっと監視されていた。

    2007-01-15 23:15:00
  • 153:

    愛奈

    少しでも動くと『どこいくの?』と聞かれ、ハルくんがトイレに行く時、ご飯を作る時…私が1人になる時は、寝室に入れられ鍵をしめられた。

    2007-01-15 23:17:00
  • 154:

    愛奈

    『仕事はしばらく休むって俺から店長に言っておいたから。ずっと一緒に居れるな』ハルくんは満面の笑みで私に言った。
    『なんで?!仕事やん!勝手な事せんといて!』私は怒った。

    2007-01-15 23:21:00
  • 155:

    愛奈

    「バコッッ」
    左頬に痛みが走った…
    『うるさいよ』ハルくんは冷たい目で私を見ていた。
    突然殴られたのと恐怖と痛みでまた泣いた。

    2007-01-15 23:29:00
  • 156:

    愛奈

    それから暗くなるまで寝室に閉じこめられた。
    気づいたら寝ていてハルくんに起こされた。
    手をひかれバスルームに連れて行かれた。
    『一緒に入ろ?』と私の服を脱がそうとした。嫌がった私を睨み『言うこと聞けんの?』といい私の服を脱がしていった。

    2007-01-15 23:36:00
  • 157:

    愛奈

    …―――――――――――――私はハルくんの人形みたいだった。
    『イトが居ればいい。俺が大事にするから、安心しろよ。』毎日そんな言葉を聞いた。

    苦痛の日々は続いた…――――――――。

    2007-01-17 05:14:00
  • 158:

    愛奈

    私の携帯は電源を切ってずっとハルくんが持っていた。たまに親や友達に連絡させてくれた。
    メールも電話もハルくんが居る前でしかダメだった。私が助けを求めるといけないと思ったんだと思う。親と電話する時はハルくんも電話をかわって話をしていた。
    いい彼氏。って思わせるような会話を親としてた…

    2007-01-17 05:22:00
  • 159:

    愛奈

    唯一、1人になれる場所……寝室。窓はあったけど上の方にあって届かない…逃げようと思っても助けを求めたくてもできなかった。
    親も友達も気づかない。私はもうハルくんから離れられない…。

    2007-01-17 05:35:00
  • 160:

    愛奈

    ハルくんは毎晩私の体を抱いた。嫌がれば私を殴り、逃げれば手足をしばり、大きな声を出せば口をタオルでふさがれた。
    そうされる事を分かっていても最初の頃は抵抗していた。

    2007-01-17 05:42:00
  • 161:

    愛奈

    アザは消える事なく日に日に増えていくばかりだった。私を裸にしてそのアザにキスをしながら『ごめんな。』と言っていた。
    気持ちよくもないセックスに声も出ない…出さないと怒る。泣くと殴る。一日中裸のままでベッドにいた事もあった。

    2007-01-17 05:47:00
  • 162:

    愛奈

    お仕置き。とハルくんは言っていた。

    軟禁生活が始まって2週間がたった頃ハルくんは私を外に連れ出してくれた。久しぶりに化粧をして外に出た。
    私は準備をしている間どうやって逃げよう…。そればかりを考えていた。

    2007-01-17 05:54:00
  • 163:

    愛奈

    だけどハルくんがそんな事させる訳がなかった。車に乗る時は、私を先に乗せ手錠で車と私を繋いだ。その日は近くのスーパーに買い出しに行った。食材や生活用品を買った。その間ずっと見えないように手錠で私とハルくんの腕は繋がれていた。

    2007-01-17 06:02:00
  • 164:

    愛奈

    買い物をしている時、大きな声で助けを求めようかと何度も思った。
    だけど怖くてできなかった…。
    悔しかった…何もできない自分が嫌になった。

    2007-01-17 06:05:00
  • 165:

    名無しさん

    ?

    2007-01-17 07:43:00
  • 166:

    愛奈

    『私がご飯作るわ』その日から私がご飯を作る事にした。
    いい子にしていたら逃げれるチャンスがあるかもしれないと思ったから… 買い出しとか外に出る機会が増えると思ったから。

    2007-01-17 16:31:00
  • 167:

    愛奈

    私は自分でご飯を作ってもやっぱり食欲はなかった。自分でも分かるくらい痩せていった。
    そんな私をみてハルくんは無理矢理口の中に食べ物を入れるけど多くは食べれなかった。

    2007-01-17 16:35:00
  • 168:

    愛奈

    『なんで食べんのや?何が気にいらんのや?』少し悲しそうな顔でハルくんは言った。
    『……実家に帰りたい。』思わず言ってしまった。そんな事言ったら殴られる…

    2007-01-17 16:39:00
  • 169:

    愛奈

    『帰っていいよ…』ハルくんから出た言葉は以外なものだった。
    『いいん?!』私はあの時すごく嬉しかったのを覚えてる。やっと出れる…――!!

    2007-01-17 16:42:00
  • 170:

    愛奈

    私は準備を早々とすませ鞄をもってリビングを出た。
    『気をつけてな…何時に帰ってくる?』そう聞くハルくんに私は帰ってくる気など更々なかったけど『明日の朝帰るわ』と笑顔を作って言った。

    2007-01-17 16:47:00
  • 171:

    愛奈

    …―――――――――――――――――――――気づいたらベッドの上だった。
    口の中が切れてるみたいで血の味がした。顔が腫れているのが感覚で分かった。
    私はやっぱりこの家から出られないみたいだ。

    2007-01-17 18:50:00
  • 172:

    愛奈

    玄関を開け外に出ようとした時、腕を引っ張られ壁に抑えつけられ顔を殴られた。腕も足も殴られた。しゃがみ込み自分を護ろうとするけどそれでも背中や頭を殴られた。泣き叫ぶ私の声はハルくんにはやっぱり届かなかった。

    2007-01-17 18:54:00
  • 173:

    愛奈

    ドアを開けようと痛む体で必死にドアを叩いた。リビングにいたハルくんはその音に気づきすぐに寝室にきた。
    『イト、暴れるな。お前が一緒に居たいってゆったんやぞ?何勘違いしとんのや。何が帰りたいや。調子のんなよ』そう言ってリビングに戻っていった。ちゃんと鍵をかけて……

    2007-01-17 19:00:00
  • 174:

    愛奈

    その言葉に気力を無くしベッドに戻り目を閉じた。涙は止まる事なくながれた。
    死にたい…死にたい…何度もそう思った。
    せめて夢の中だけでも…そう思いながら眠った。

    2007-01-17 19:06:00
  • 175:

    愛奈

    起きたら隣でハルくんが眠っていた。もちろん腕には繋がれた手錠。
    『おはよ。』起きた私に気づきハルくんも目を覚ました。
    前と変わらない生活。何をするにも近くにハルくんがいた。

    2007-01-17 19:11:00
  • 176:

    愛奈

    私はあれから暴れる事なく、泣くこともなく、殴られる事もなく、ハルくんに抱かれる事にも素直に応じた。
    外に出る時の手錠も外され端からみたら仲の良いカップルだったと思う。ハルくんが笑えば私も笑い、どんな時もハルくんは私に優しかった。

    2007-01-17 19:15:00
  • 177:

    愛奈

    1人で外に出れない。という事以外は普通の生活だった。
    でも前みたいにハルくんを愛おしいと思う事はなかった。
    私に依存するハルくんが嫌で仕方がなかった。

    2007-01-17 19:32:00
  • 178:

    名無しさん

    ?

    2007-01-17 21:33:00
  • 179:

    愛奈

    『イト…俺幸せやわ。俺、15歳で親に見放されて家でて公園の水飲んで生活してた日もあった…17でホスト始めて良い暮らしができるようになって、キャバクラの代表やらしてもらって…俺の中で一番大事なもんは金やった。生きるって事は金と生きるって事やった。

    2007-01-17 22:40:00
  • 180:

    愛奈

    意味わからんかもしれんけどさ…夜の世界は金が動くのが一番よく分かる場所や。社会で頑張って働くおじさんはキャバクラ、風俗に行って金を落とす…女はホストにいって金を落とす…ホストはその金で欲しいものを買う。昼間働くおじさんは儲かる…世の中うまいぐあいに金が回ってるんや…極端な話やけどな…そんな世界にいるのが疲れたから辞めたんやけど。

    2007-01-18 04:55:00
  • 181:

    愛奈

    だからって金が大事って思うのは変わらんけどな。
    イトは親に愛されて育って環境にも恵まれてそれを幸せやと思えるか?親に愛されなかった俺はイトがうらやましいよ…憎いとも思う。
    そんな正反対のお前だからなんかな…心底大事だと思える…金以外にもあるんやな。』

    2007-01-18 05:01:00
  • 182:

    名無しさん

    ?

    2007-01-18 07:06:00
  • 183:

    愛奈

    ハルくんは悲しそうな顔で話、私をみて微笑んだ。
    私を大事だと言ってくれる事は嬉しかった。素直にそう思った…だけどこんな愛情表現しかできないのなら…もっと違う愛し方がよかった。
    もっと前に言ってほしかった…。

    2007-01-18 22:50:00
  • 184:

    愛奈

    ハルくんが私を大切に愛おしいと思ってくれた時、私がハルくんを愛おしいと思ってた時…少しのズレがこうさせてしまった。
    もしあの時ケンカせずにあのまま家に帰っていたらハルくんをずっと好きでいれたかもしれない…

    2007-01-18 22:58:00
  • 185:

    愛奈

    私は、逃げようと思う事もなくなっていった。いつか変わってくれる事を信じていたから…前のハルくんに戻ってくれると…

    2007-01-18 23:09:00
  • 186:

    愛奈

    私とハルくんの関係を知る店の子は『殴るなんて想像できない。』とびっくりしていた。
    さらりとなんでもこなしてしまうハルくん。誰が見てもどこから見ても "いい人" だった。

    2007-01-18 23:18:00
  • 187:

    愛奈

    ハルくんは『外の俺は俺じゃないから』とよく言っていた。本当にその通りだった。すごく亭主関白で気に入らない事があれば暴れ大量のお酒を飲む。外面がいいってまさにこの事…

    2007-01-18 23:29:00
  • 188:

    愛奈

    もちろん良いところがあったから一緒に居れたんだけど…女の子は男の人を好きになる時どこか尊敬してる部分があるから好きになれるんだって……

    2007-01-19 15:43:00
  • 189:

    愛奈

    そんな前のハルくんに戻って欲しかった。
    仕事も辞め目標がなくなり、友達ともあまり連絡をとらなくなり、前とまったく違うハルくんを毎日みるのが辛かった……――。嫌だった…。

    2007-01-19 15:49:00
  • 190:

    愛奈

    殴られる事も怒鳴られる事も怖くて現実から逃げてハルくんと向き合えなかった。我慢すればいつか…―――。
    そんな自分をかわいそうな人間だと被害者ぶってた。

    2007-01-19 18:54:00
  • 191:

    愛奈

    いつしか私はハルくんと話をするのも嫌になって会話をしなくなった。
    また毎日を泣いてすごした。ハルくんにバレないように…。
    『イト?お前家に帰るか?俺も辛くなってきた。』

    2007-01-19 18:57:00
  • 192:

    愛奈

    私は2ヶ月して外に1人で出る事ができた。
    一週間後に帰ると約束をして私は実家に帰った。

    2007-01-19 19:00:00
  • 193:

    愛奈

    このまま警察に行ってハルくんを捕まえてもらえばいいのに出来なかった。ハルくんへの少しの情がそうする事を止めた。
    私は久しぶりにハルくん以外の人に会い1人で眠った。

    2007-01-19 19:03:00
  • 194:

    愛奈

    次の日から私は仕事に復帰して迷惑をかけたことを謝罪した。店長は何があったか分かってたみたいだけど何も言わず笑って『休んだ2ヶ月分がんばってや』と笑っていってくれた。

    2007-01-19 19:07:00
  • 195:

    愛奈

    私はここぞとばかりに出かけ友達と遊び気分転換に髪を切った。
    今までの事を友達に話『助けれなくてごめんね。』と泣きながらいってくれた。

    2007-01-19 19:09:00
  • 196:

    愛奈

    私は一週間後に帰る約束を守る気なんて更々なかった。

    一週間なんてあっという間でハルくんからメールかきた。
    『起きて待ってるから仕事終わったら連絡してな』

    2007-01-19 19:12:00
  • 197:

    愛奈

    後先なんて考えてなかったけど帰らないと決めていた。
    その日仕事が終わり友達と一緒に実家に帰った。

    2007-01-20 04:44:00
  • 198:

    愛奈

    やっぱり電話がかかってきた。帰ってこないの?と聞くハルくんにハッキリ『帰らない。』 といった。もちろんハルくんはキレた。

    2007-01-22 02:59:00
  • 199:

    愛奈

    ハルくんは怒鳴り『ゆるさん。』といい電話を切った。
    …――――――――――――しばらくしてまたハルくんから電話がかかってきた。

    2007-01-22 05:21:00
  • 200:

    愛奈

    『イトナんちの前に居るから出てきて…最後でいいから…』力無くハルくんは言った。
    行ったらダメな事くらい分かってるけど寂しく感じてしまう私がいた。

    2007-01-22 05:24:00
  • 201:

    愛奈

    友達は隣で心配そうに見ていた。私は我にかえり『帰って!私は帰らない。だから早く帰って。来ないで!!』一気に言った。
    帰るわけない…
    あの日から2ヶ月…私はハルくんの人形から普通の人間になれたんだから。

    2007-01-22 05:33:00
  • 202:

    愛奈

    『お前ふざけるなぁー!!!!!』そう 叫んだと同時電話が切られた。…――――――――――――――!!!!!
    『イトッ!イトッ!出てこいッ!お前聞こえてんだろッ!!…――――――――――――――
    そう叫ぶハルくんがいた。私の家の庭で…。

    2007-01-22 05:37:00
  • 203:

    愛奈

    私は恐怖で足がすくんでしまって動けなくなった。
    もう帰ってよ!どっか行ってよ!……私の心の中の叫びも届くわけなくハルくんは気が狂ったみたいに私の名前を叫び続けた。

    2007-01-24 06:20:00
  • 204:

    愛奈

    『警察呼ぼう。』そう言ったのはいつも常に冷静な友達だった。

    …警察…か…ら
    私は一瞬迷ったけど
    『呼ぶ。』と言った。

    2007-01-24 06:25:00
  • 205:

    愛奈

    110番してからしばらくして庭で発狂するハルくんの声がしなくなった。
    父がその騒ぎに気づき起きてきて庭で何やら警察と話をしていた。

    2007-01-25 03:30:00
  • 206:

    愛奈

    …――――――――――――――♪♪♪――
    ハルくん指定の着信音が鳴る……
    『お前、やってくれたな。どぉなるか知らんぞ。少し待っとけよ。殺す』

    2007-01-25 03:33:00
  • 207:

    愛奈

    それから婦人警官と話をして『ストーカー対策法があるから一度署まできてください』と言われた。
    何かあったらすぐ連絡するように。と念をおされ帰っていった。ハルくんを連れて…。

    2007-01-25 03:38:00
  • 208:

    愛奈

    私は安心したのか泣いていた。
    やっと終わる………。
    何が悪くて誰が悪かったのかわからない。
    その時だけでもホッとした瞬間があった。
    あのメールはただの脅し…何もしてこない。勝手に確信していた。

    2007-01-25 03:43:00
  • 209:

    ハルくんは厳重注意ですぐ帰したらしい。もちろん私のマンションに…。
    早く家を出るように言っておいたと私が警察署に行った時に婦人警官に言われた。
    本当に早く出てってほしい…―" " "07/01/25 03:46

    2007-01-25 03:46:00
  • 210:

    愛奈

    ハルくんが他に行く場所があるかなんて知らない…情なんていつの間にかなくなった。
    私の目の前に二度と現れないで…そう強く思った。

    2007-01-25 03:48:00
  • 211:

    愛奈

    しばらく私は仕事を休み家でのんびり過ごした。「あまり1人で行動しないで」と言われていたから。

    2007-01-25 03:50:00
  • 212:

    愛奈

    ―――AM7:30―――
    『洗濯物干してくるわ』私はお母さんの手伝いをしようと洗濯物をもって外にでた。
    一通り干し終えた時、 門の方から 人が歩いてきた。
    …――ハルくん。

    2007-01-25 03:54:00
  • 213:

    愛奈

    私は玄関に向かって走った。怖くて怖くて足が震える―…
    『おい!逃げんな!』
    その瞬間、腕を引っ張られ顔を殴られた。しゃがみ込む私を蹴り無理矢理立たせ殴った。
    『もう…やめ…て』 言葉が出せない…殴り続けるハルくん。

    2007-01-25 04:00:00
  • 214:

    愛奈

    車庫の方に無理矢理引きずられ車で死角になる所に倒された。必死で『やめて』と訴える私をお構いなしで殴り続けた。

    …―――――――――………『イトー?』
    お母さん!!

    2007-01-25 04:04:00
  • 215:

    愛奈

    その声がした瞬間ハルくんは立ち上がり走って逃げていった。
    私はそのまま気を失い気づいたら自分のベッドの上だった。
    『イト?大丈夫?』心配そうに私を覗き込むお母さんが居た。

    2007-01-25 04:06:00
  • 216:

    愛奈

    『なんとか生きてる…』そう言うと笑っていた。お母さんは目が赤く腫れていた。
    泣いたみたいだった…―――――
    「心配かけてごめん…」言葉にはだせなかった。

    2007-01-25 04:09:00
  • 217:

    愛奈

    今でもその時の後遺症でたまに背中が痛くなる。思い出したくない過去が体に残って私を嫌な気分にさせる…

    2007-01-25 04:12:00
  • 218:

    愛奈

    それから1週間くらい腫れがひかなかった。その間どうするかをずっと考えていた。
    もう限界を通り越していた…――。

    2007-01-25 04:15:00
  • 219:

    愛奈

    庭で殴られた日からハルくんからたえずメールがきた。
    謝罪のメール。会ってほしいというメール。心を入れ替えたと必死にメールで伝えてきていた。
    返事はできなかった。
    会えばまた監禁される…もしくは殺されてしまうかもしれない。

    2007-01-25 04:50:00
  • 220:

    愛奈

    出てってもらう以外何も変わらない。
    『3日間待つから荷物まとめて出ていって。最後のおねがいです。』…――――送信。

    2007-01-25 04:54:00
  • 221:

    愛奈

    出ていってくれるか分からないけど私の中で最後の賭けだった。
    もしこれで出ていかなかったら…警察に行って捕まえてもらう。捕まったらいろんな罪でしばらく出てこられないらしい…。

    2007-01-25 04:57:00
  • 222:

    愛奈

    あれだけ怖い目にあい殴られ嫌な思いをしたのに、私の中のどこかでハルくんに対する"何か"があったんだと思う。
    私の最後の賭け。
    3日間は待つ…――だから出ていって―――。

    2007-01-25 05:01:00
  • 223:

    愛奈

    ――――――――――――――3日後。
    夕方、私はマンションへ車で戻った。
    駐車場にはハルくんの車がある…私はマンションの近くに車を止めマンションを見た。

    2007-01-25 05:04:00
  • 224:

    愛奈

    『3日たったよ。出ていって。』…――送信。―――――♪♪♪ハルくんの着信音が車の中で響く。少し緊張しながら通話ボタンを押した。
    『あと3日まって!お前と話したい!頼む!』私にお願いするハルくんに違和感を感じた。

    2007-01-25 05:08:00
  • 225:

    愛奈

    …――ハルくん無理だよ…私の最後の賭けだよ。これで出ていってくれなきゃ困る。
    私はあなたを警察に捕まえてもらう事になってしまう…―――。
    嫌なの…好きだった人のそんな姿は見たくないよ。

    2007-01-25 05:12:00
  • 226:

    愛奈

    『待てない。15分以内に出ていって。』
    『イト…お願いだ…』泣きそうな声でハルくんは言った。
    『無理。15分以内に出てかなかったら警察呼ぶから!』一気にいって返事も聞かず電話を切った。

    2007-01-25 05:16:00
  • 227:

    愛奈

    …――ごめんね…でもそうしないと私たちダメじゃない?もっと早くからこうするべきだったんだよ…早く…早く…出ていって。
    あなたが行く場所なくても私はあなたがいないその場所へ帰りたいの。

    2007-01-25 22:09:00
  • 228:

    愛奈

    最低って思ってくれていいよ…嫌われても全然いいよ…――あなたが普通に戻ってくれるなら…――。

    …―♪♪♪受信……

    『出た。バイバイ』

    2007-01-25 22:13:00
  • 229:

    愛奈

    私はマンションに戻った。ハルくんの車が無いのを確認し駐車場に車を入れた。
    エレベーターに乗り急いで部屋に入った。

    ハルくんはいない…――。

    2007-01-25 22:21:00
  • 230:

    愛奈

    リビングは有り得ないくらい散らかりテレビはついままだった。
    等身大の鏡は殴ったのか粉々に割れていた。
    大量のお酒の空き瓶空き缶が転がっていた。
    まるでハルくんが私に自分が居た事を残すかのように…

    2007-01-25 22:29:00
  • 231:

    愛奈

    自分の部屋なのにそんな感じがまったくしない…。安堵感とめちゃめちゃにされた苛立ちで私はソファーで泣き崩れた。

    ふとテーブルの下に視線をおいた…――
    あの時みせてくれた"青いノート"があるのを見つけた。

    2007-01-25 22:34:00
  • 232:

    愛奈

    私は"青いノート"を手にとり開いた…
    ハルくんが残した思い…

    2007-01-27 06:23:00
  • 233:

    名無しさん

    ?

    2007-01-28 21:27:00
  • 234:

    名無しさん

    またあげ?

    2007-01-30 22:28:00
  • 235:

    愛奈

    ぁりがとぅござぃます??

    2007-01-31 05:51:00
  • 236:

    愛奈

    ***9・1・am3:00**
    久しぶりに書いてみる。あと少しで全て終わる。楽になれるかな?!
    愛奈は俺がいるかぎり帰ってこないけど、もうこれ以上愛奈をダメにしてあかんのやて…
    愛奈は愛奈の幸せ探してな。それが俺の幸せでもあるからさ…

    2007-01-31 05:57:00
  • 237:

    愛奈

    ***9・3 am1:00**
    母親から電話があった。こんな俺だけど愛奈を一度会わせたかった…連れて行きたかった…てか行きたい。今でもね。
    でも、もう無理だよな…?
    今度会った時はイヤでもいいから笑って下さい。

    2007-01-31 06:03:00
  • 238:

    愛奈

    ***9・5pm11:00**
    もうすっかり愛奈に嫌われちゃってるよな。
    俺があの時した事怒ってるよな…イヤな思いさせたよな…もちろん暴力も。全て分かってるつもりだよ。

    2007-01-31 06:11:00
  • 239:

    愛奈

    俺ね、あの時愛奈を自由にしてやらなかったの後悔してる。もう許してくれないよな…
    ただたまにでいいから俺が言ったこと2人で楽しんだ事思い出して下さい。少しでも…
    俺、記念日だった8日は毎月思い出して自分を見つめ直すからさ。

    2007-01-31 06:12:00
  • 240:

    愛奈

    **********
    1人で泣く事できても1人で笑うこと出来ないって初めて気づいた。
    愛奈はさ、干渉されない方が幸せだった?俺はキライだった愛奈に会って変わったんだ。

    2007-01-31 06:16:00
  • 241:

    愛奈

    俺は…愛奈をここまで好きだと想わなかった。嫌な思いさせてごめんな。
    俺ね、これから先何があっても言える事ある。
    愛奈を好きになって一緒に居れた事一生忘れない。
    愛奈…ありがとうな。

    2007-01-31 06:20:00
  • 242:

    愛奈

    **********
    俺今まで愛奈の本音を聞いた事ない気がする。
    いつもあやまってばかりだった気がする…
    そうさせたの俺か…(笑)

    2007-01-31 06:22:00
  • 243:

    愛奈

    **********
    いつも口悪くてごめん。全部俺が悪かったんだ…愛奈が嫌でも俺は逢いたいんだ…
    俺ってワガママだなぁ…

    2007-01-31 06:24:00
  • 244:

    愛奈

    **********
    俺と愛奈の写真みてた。俺やっぱり愛奈が大好きなんだって思った。
    愛奈と一緒が…愛奈と一緒じゃなきゃ何も出来ない、弱い男だけど愛奈1人は絶対守る自信はある。もう傷つける事しないって約束する。

    2007-01-31 06:30:00
  • 245:

    愛奈

    **********
    腹へった…愛奈のゴハン食べたい。
    帰ってきてよ…

    2007-01-31 06:31:00
  • 246:

    愛奈

    **********
    出ていかなきゃいけない。
    俺どこかで愛奈が許してくれるんじゃないかって想ってた…けど変わらない…仕方ないよな。
    辛い。

    2007-01-31 06:33:00
  • 247:

    愛奈

    **********
    荷物纏めてると辛くなる。
    どーすればよかったんやろ?御礼が言いたい…けど逢えないよな。警察に捕まっちまう…

    2007-01-31 06:36:00
  • 248:

    愛奈

    私の目から涙がこぼれ落ちハルくんが書いた文字が滲んでいった。

    2007-01-31 15:25:00
  • 249:

    愛奈

    **********
    今日で全部終わりやな。満月の夜この家で最後の1人の晩酌…
    本当に今日までありがとうございました。

    2007-01-31 15:31:00
  • 250:

    愛奈

    愛奈のお父さんへ…
    失礼な事言ってごめんなさい。
    愛奈のお母さんへ
    殴らないと約束したのに守れなくてごめんなさい。

    2007-01-31 15:34:00
  • 251:

    愛奈

    愛奈の妹へ…
    ねぇーちゃん傷つけてごめんなさい。

    2007-01-31 15:35:00
  • 252:

    愛奈

    最後に…愛奈へ…
    愛奈。今まで本当にありがとう。

    2007-01-31 15:43:00
  • 253:

    愛奈

    うるさい事言ってごめんな。好きだから感情的になって怒鳴って殴ってごめんな。俺、愛奈に感謝しています。会ってこの気持ち言いたかった。
    このノートに書いていつか伝わる事願ってる…
    愛奈…愛しています。
    松浦 春生

    2007-01-31 15:46:00
  • 254:

    愛奈

    最後のページには私とハルくんの写真が挟まっていた。
    毎週どこかへ出掛けようと決まった日、ハルくんはデジカメを買ってきた。それから2人の写真はどんどん増えてアルバムも五冊になった。
    でももうそのアルバムには私1人の写真しかなかった…

    2007-01-31 15:52:00
  • 255:

    愛奈

    私がもう少し早くハルくんから離れていたらハルくんはこんなボロボロにならなかったはず…
    怖くて『嫌』って言えなかったけど伝えていたら全て変わっていたはず……

    2007-01-31 15:57:00
  • 256:

    愛奈

    自分が一番かわいそうって被害者面してた。我慢する事が一番いい方法だと勘違いしてた…
    それが逆にハルくんを苦しませて変わらせてしまった事にようやく気づいた。

    2007-01-31 16:01:00
  • 257:

    愛奈

    ハルくんの気持ちを分かろうなんてしなかった。
    私は殴られ怒鳴られ家に閉じ込められ…
    全てはハルくんのワガママとハルくんの自己満だと思ってた。自分のせいだなんて少しも思わなかった…思いたくなかった。

    2007-01-31 16:13:00
  • 258:

    愛奈

    私は"青いノート"を抱きしめひたすら泣いた。

    今までは、痛くて泣いた。悔しくて泣いた。辛くて泣いた。
    この時流した涙は今までと違う涙だったと思う…。

    2007-01-31 16:19:00
  • 259:

    愛奈

    …―――ピンポーン――
    私しか居ない静かな家にインターホンの音がなり響いた。

    2007-01-31 16:22:00
  • 260:

    愛奈

    …―ビックッとして部屋のインターホンのカメラを見た。
    そこに映るのは痩せ細り髪が伸びて髭が生えやつれきったハルくんの姿だった。

    2007-01-31 16:27:00
  • 261:

    愛奈

    「はい…?」返事をした。「イト…?開けてくれへんか?」弱々しい声で私に問いかけるハルくん。
    「それは出来へんよ…」泣きそうになるのをこらえそう答えた。

    2007-01-31 16:34:00
  • 262:

    愛奈

    「頼む…最後に…顔みたいんだ…」下を向きそう言った。「イト…最後でいいんだ。開けてくれ…」辛そうに言うハルくんの姿を見る事が出来たなかった。

    2007-01-31 16:44:00
  • 263:

    愛奈

    ハルくんが映る画面から目をそらし「帰って…」と言った。それだけ言うのが精一杯だった。

    2007-01-31 16:47:00
  • 264:

    愛奈

    「イト…愛してる。一生愛してる…」
    そう言われ画面に目をやった…―――――
    そこにはもうハルくんの姿はなかった。

    2007-01-31 16:51:00
  • 265:

    名無しさん

    ?

    2007-01-31 17:36:00
  • 266:

    名無しさん

    ?

    2007-02-01 09:32:00
  • 267:

    愛奈

    ぁりがとぅござぃます?

    2007-02-02 05:23:00
  • 268:

    愛奈

    ハルくん元気ですか…?
    あの時のあなたの顔が忘れられません。
    悲しそうに下を向いたあなたの顔が今でもずっと忘れられません。

    2007-02-02 05:26:00
  • 269:

    愛奈

    私があなたに見せた最後の顔は…笑ってはいなかったよね?
    きっと泣いていたよね…

    2007-02-02 05:29:00
  • 270:

    愛奈

    笑顔で笑って"バイバイ"なんてそんなかっこいい事出来ないけど"今までありがとう"って言えばよかった…。

    2007-02-02 05:31:00
  • 271:

    愛奈

    辛い事、 悲しい事…沢山あったけど楽しい事、教えられた事、それ以上に沢山あったよ。
    私は最後まで自分の気持ち言えなかった…

    2007-02-02 05:34:00
  • 272:

    愛奈

    私を愛してくれた人…
    私が愛した人…
    一生涯を共に過ごしたいと思った人…
    松浦 春生。

    2007-02-02 05:39:00
  • 273:

    愛奈

    あの人は今…服役中…。いつ出てこれるのか私は知らない。
    そうさせてしまったのは私かもしれない。

    2007-02-02 05:41:00
  • 274:

    愛奈

    私と一緒に住んでいた家を出てから人が変わってしまったらしい…
    『人って人1人で変わるんやな』ってハルくんの友達のヤスくんが言っていた。

    2007-02-02 05:45:00
  • 275:

    愛奈

    それは決して"良い変わり方"ではないのは確か。
    もしもあの時…――
    そう思った事は何度もある。
    でも、もう変えられない過去の事…。

    2007-02-02 06:05:00
  • 276:

    愛奈

    悔しいと思っても終わった事。
    ハルくんと私の出会い…―― 一緒に居たのはもう過去の事。

    後悔だらけの時間。

    2007-02-02 06:14:00
  • 277:

    ?

    ?

    2007-02-03 23:02:00
  • 278:

    名無しさん

    主さんが被害届け出して彼氏捕まったん(・・?)

    2007-02-04 01:22:00
  • 279:

    ?

    ?

    2007-02-05 22:44:00
  • 280:

    愛奈

    278さん ぁりがとうごさいます?
    279さん 私が出したわけでは無いです?
    分かりにくくてすみません?
    280さん ぁりがとうごさいます?

    2007-02-06 07:25:00
  • 281:

    ?

    更新待ってます?

    2007-02-08 23:54:00
  • 282:

    愛奈

    282さん
    ありがとぅございます?

    2007-02-12 13:03:00
  • 283:

    愛奈

    子供すぎて『愛してる』って言えなかった。
    自分を守るために『嫌だ』って言えなかった。

    2007-02-12 13:06:00
  • 284:

    翔子

    頑張ってくださぁい?

    2007-02-12 22:54:00
  • 285:

    愛奈

    翔子さん
    ぁりがとうござぃます?

    2007-02-15 16:02:00
  • 286:

    愛奈

    私はどうして傷つけあってまでハルくんと一緒に居たんだろう。
    人はどうして傷つけあうと分かっていて愛する人と一緒にいるんだろう。

    2007-02-15 16:09:00
  • 287:

    愛奈

    家族、友達、恋人。
    「愛する人たち…」
    なんの違いもないのに
    『恋人』には、嫉妬、欲望がいりみだれた感情をむき出しにしてしまうんだろう。

    2007-02-15 16:14:00
  • 288:

    翔子

    少しずつでもいいので主さんのペースで完結まで頑張ってください?最後まで見てます?

    2007-02-15 22:57:00
  • 289:

    名無しさん

    ?

    2007-02-17 22:11:00
  • 290:

    翔子

    ?

    2007-02-18 19:26:00
  • 291:

    翔子

    あげ?

    2007-02-19 21:45:00
  • 292:

    愛奈

    翔子さん
    本当にありがとうございます?
    全然書かなくてすみませんでした。
    290さん ありがとうございます?

    2007-02-21 13:38:00
  • 293:

    愛奈

    ハルくんの寂しさに気づかなかった。
    感情をむき出す前にハルくんの心の隙間を埋めてあげればよかった。
    怒りは二番目の感情だと思うから。

    2007-02-21 13:51:00
  • 294:

    愛奈

    淋しさに気づいてもらえない悲しさに気づいてもらえない。それがつのり怒りに変わる…

    2007-02-21 13:52:00
  • 295:

    愛奈

    恋人たちがもっと素直になれたらいいのに…。
    『忙しいっていつも言って会えないのは嫌!もっと時間作ってよ!』
    そうやって私の友達は彼氏によく怒ってケンカしてる。

    2007-02-21 13:59:00
  • 296:

    愛奈

    どうして素直に『さみしい』って言えないんだろう…
    『会えないからさみしいの。』って言えたらいいのに…
    きっとケンカなんてしないと思うのに…。

    2007-02-21 13:59:00
  • 297:

    愛奈

    『何も言わなくても私の事分かってほしい…』
    ケンカの後そうやって泣きながら私に言った友達の一言。

    2007-02-21 14:04:00
  • 298:

    愛奈

    そうだよね…。
    やっぱ素直になるのって難しい。

    2007-02-21 14:04:00
  • 299:

    愛奈

    ハルくんと別れてから随分たった今、私の隣には私の事を『大切』に思ってくれてる人がいる。

    2007-02-21 14:13:00
  • 300:

    愛奈

    ハルくんと別れてから「もう誰とも付き合えない」 と思った。
    人を信用するのがこわかった。
    背中が痛む度思い出す自分が嫌だった。

    2007-02-21 14:14:00
  • 301:

    愛奈

    『過去の事があるから今の愛奈がいるんだよ』とやさしく言ってくれた私にとっても「大切な人」。
    その時、心底ホッとして涙が出た。

    2007-02-21 14:18:00
  • 302:

    愛奈

    ハルくんに対する罪悪感と後悔していた気持ちで息がつまりそうだった私を救ってくれた。

    2007-02-21 14:24:00
  • 303:

    愛奈

    …――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    2007-02-21 14:26:00
  • 304:

    愛奈

    ハルくん
    ずっと渡せないままの手紙があった。でもこの手紙はもう無かった事にする。
    伝えられなかった思い いっぱいあるけど…―
    言いたい事沢山あったけど…――――

    2007-02-21 14:29:00
  • 305:

    愛奈

    私を愛してくれてありがとう。
    ハルくんの気持ち分かってあげられなくてごめんね。
    素直になれなくてごめんね。

    2007-02-21 14:31:00
  • 306:

    愛奈

    もう過去は振り返らない。
    前しか見ないから。
    強くなるから。

    2007-02-21 14:33:00
  • 307:

    愛奈

    『愛奈の幸せは俺の幸せでもあるから…』
    そうノートに書いてあったよね…

    ハルくん、 私は今幸せです。

    2007-02-21 15:01:00
  • 308:

    愛奈

    ――――完――――

    2007-02-21 15:04:00
  • 309:

    愛奈

    長い時間かかりましたが完結とさせていただきます。
    読んで下さってありがとうございました。
    応援して下さった方々、本当にありがとうございました。
    誤字脱字が多々あり読みにくかったと思います。すみませんでした。

    2007-02-21 15:08:00
  • 310:

    翔子

    愛奈さん完結まで読みました?お疲れ様です?ずっと読んでたケド、いい小説だと思いました?これからもお幸せに??

    2007-02-21 22:29:00
  • 311:

    愛奈

    翔子さん
    本当にありがとうございます。
    いい小説だなんてほんとうれしいです。

    2007-02-21 22:39:00
  • 312:

    名無しさん

    お疲れさま

    2007-03-20 14:01:00
  • 313:

    名無しさん

    切ない…?でもイトナさんが選んだ道は正しかったと思います?完結おめでとう?

    2007-04-07 19:00:00
  • 314:

    名無しさん

    よんだよ?はるくんの気持ちわかってせつない
    深い愛情は憎しみに変わると恐いよな

    なんか響きました

    2007-04-07 21:57:00
  • 315:

    名無しさん

    あげ

    2008-02-14 00:41:00
  • 316:

    名無しさん

    あげ

    2008-02-14 00:43:00
  • 317:

    名無しさん

    てか自分何言いたいン?
    これ書いてどおしたかったン?
    手紙なかった事にするンやったらいちいちここに書かンでええやン
    ここに書くって事ゎまだどっかで引っかかってンやろ?
    てか今の男の事大切って思ってンねやったら何しに小説にしたン?
    何を伝えたいんか意味わからン
    てかハル可哀想やし
    今大切に思える男いてンねやったらその男の事書いたりや

    2008-02-29 02:20:00
  • 318:

    名無しさん

    ↑なんか嫌な事あったん?

    2008-03-03 04:48:00
  • 319:

    名無しさん

    本間ソレ??      そんな熱くならんでいいやないですかぁ(・∀・)?

    2008-03-03 19:43:00
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