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あの頃欲しかった愛のこと
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1:
眠っているわたしの頬に細くて柔らかいものが触れた。くすぐったくて少し幸せな気分で目を覚ます。
だけど淡いグリーンの枕の隣には、さっきまで夢の中で逢っていた人とは別の顔があった。
うんざりして無防備に寝ている彼の髪の毛を頬からはらって起き上がる。
カーテンの隙間から朝日が射し込んでくるのを見た瞬間、ふいに深い孤独が襲ってくる。
‐わたし何してるんだろう・・・・‐2006-10-22 05:39:00 -
14:
部屋に入った途端、後ろから抱きつかれベットに押し倒された。胸を揉まれ、服を脱がされ耳を舐められる。『耳やだぁ・・・・』耳と首がわたしは極端に弱い。それを知っていてしつこく攻めてくる。ひできはとてもSなので、電気を消して欲しいと言っても必ず明るいまま行為を続ける。
「嫌とかゆぅてこんだけ濡らしてたら説得力ないで。やらしい声だしてどうして欲しいねん。ほら!」パンツをずらして指を入れてくる。わたしのツボを心得ている指の動きで頭の中は真っ白になる。基本MなわたしはひできとするSEXはとても好きだ。それは気持ちいいだけじゃなく、恥ずかしさで余計なことを少しも考えずにいられるから。2006-10-22 08:55:00 -
15:
クチュクチュといやらしい音と、耳元で聞こえるひできの荒い吐息。
気持ち良すぎてどうにかなりそうだ。ひできの首に腕を回しキスをする。してほしいというわたしなりの合図。ひできは口元をゆがめて笑いながらますます激しく指を動かす。
『ンッ・・ァアッ!!』
「もう入れてほしくなったんか?ならなんて言うか教えたやろ?ほら。なんて言うん?」2006-10-22 09:03:00 -
16:
『ハァッ・・ンンッ。ひできのッ!んぁっ』言いたくても激しすぎる快感でうまくしゃべれない。そんなわたしをみて楽しんでいるのだ。
「ん?なぁに?俺はにぶいから言わなわからんで。」『アッひ・・できの入れて欲しいのッ・・・・ァアッ!!』言えた瞬間すぐに熱く大きいのが入ってきた。
『ヤッ!!アッ・・アッ!!』最初から激しく腰を動かしてくる。もうわたしは喘ぐことしか出来ない。2006-10-22 09:17:00 -
17:
「口開けて。噛むなよ。」そこらの女の子より白い肌の、でも男らしく骨張った指がわたしの口を無理矢理広げる。
『フゥッ!!ンッ』口に入れられた人差し指と薬指を舐める。じゃないともっと恥ずかしいことをされるか、動きをとめられるのでわたしは必死だ。
「みゆは可愛いなぁ。」満足気に腰を振るひでき。2006-10-22 09:33:00 -
18:
だんだん頭が働かなくなる。快感だけがわたしを支配して、悲しみや孤独を感じる余裕がなくなる。
「もうイッてもいい?」最後にそう聞こえたとき、わたしはもう意識を手放す寸前で返事が出来なかった。2006-10-22 09:42:00 -
20:
気が付いたときにはふたりとも裸のまま、わたしはひできに抱き締められながら眠っていた。
ラブホ独特の間接照明が、かろうじて周りを見渡せるほどの暗さに落とされているのを見ながら、【男の人は女の子を抱き締めながら眠る習性があるのかな】とかぼんやり考えていた。2006-10-22 11:53:00 -
21:
抱き締められながら眠るのは嫌いじゃない。
でも心から信用してたり、安心してたりするわけじゃないからSEXのあと体が疲れてからじゃないと眠りにはつけない。少しくらい寝付けても、すぐに目が覚めてしまう。
たくやの隣はあんなに居心地がよかったのに・・・・何時間かぶりにたくやのことを思い出して、胸がまた痛くなる。
泣きたかったけど、我慢してまた眠りにつくことにした。幸いまだ疲労感が残っていてすぐに深い夢の中に入ることが出来た。2006-10-22 12:06:00 -
22:
夢の中でわたしはたくやとドライブをしていた。
わたし専用になっている助手席で、膝を抱えながら運転しているたくやの横顔を見ている。ときおりそんなわたしのほうを向いて優しく微笑むたくやが愛しくてしょうがない。
今日はふたりで久しぶりのデートだ。普段のわたし達は他店のキャバ嬢とボーイで、一緒に住んでいてもあまり会話が出来ない。
お気に入りのMDを流してここぞとばかりにいろんな話をする。楽しかったことむかついたこと、お互いの近況報告をして離れてる時間に何を思っていたのかを知りたくて話はつきない。開けた窓から入ってくる風が心地よくて、幸せだなぁって思いながらたくやに笑いかける。
もうすぐで目的地の海に着く。楽しみだねって話し掛けたところでたくやが消え、いつのまにかわたしは知らない道でひとり茫然としていた。2006-10-22 12:55:00