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学んだこと‥?

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  • 1:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    前スレの続きを書いてぃきます?初めて見てくれた人はこっちから読んでもらえたら光栄です??↓
    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1121235783/-5

    2005-10-02 23:44:00
  • 201:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は、何故か心配されると強がってしまう癖があった。周りに気を使ってしまう‥でも、しんどい時にしんどい、と言えない子だった‥
    杉田くんは、そんなあたしを見て対応に困ったらしく黙ってしまった。
    《大丈夫‥後2時間‥》
    時間をカウントしながら、仕事をてきぱきとしていた。

    2005-10-27 16:58:00
  • 202:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    数分したら、店長が私の所にやってきて帰れ、と言いだした。―多分杉田くんが言いに行ってくれたんだろう‥‥
    「えー、大丈夫ですって☆ほんまに!笑」
    店長『おまえ、ふらふらやんけ!そんなんで仕事されても使い物にならんわ!帰れ!』
    厳しい事を言われたが、私には店長の優しさが伝わってきた。こんな言い方をしないと私はまだ無理して働き続けるからだろぅ‥

    2005-10-27 17:02:00
  • 203:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥すいません‥店長。ありがとうございます‥」

    そして、この日は8時半くらいに家へ帰った。こんなに早くうちへ帰ったのは、何日振りだろうか‥

    家についた瞬間、私は布団にとびこんだ。

    2005-10-27 17:06:00
  • 204:

    更新されてる????ょかったら時間ぁる時にでもメールくださぃ???無理ゃったらぃぃですょ??
    頑張ってくださぃ????

    2005-10-27 20:56:00
  • 205:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ?華月?さん?
    読んでくれてぁりがとぉ??送ったんゃけど、届いたかなぁ??
    またょかったら返事ちょーだぃ?それと、小説も続き読んでくれたら嬉しいです?

    2005-10-28 11:02:00
  • 206:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《つかれたぁ‥今日はほんまにしんどかったし‥》

    ――気付いたら朝だった。今日は亜紀達カップルとプールに行く約束をしていた。昨日あれだけたくさん寝たわりには、体のだるさが全くとれていなかった‥
    でも、プールは前からとても楽しみにしていたので、何が何でも行くと決めていた。

    2005-10-28 11:11:00
  • 207:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥一応‥熱でも測ってみるかな‥?‥
    そう思い、体温計に手を延ばす。‥‥
    ―37、5℃―少し熱があったが、あまり気にせず支度をした。

    いつもの様に、こぅくんが車で迎えに来てくれて、今日はりょうくん、亜紀もこぅくんの車に乗り、1台で行くことになった。

    2005-10-28 11:17:00
  • 208:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、車を1時間程走らせて目的地へ☆――

    私たちはここぞとばかりにはしゃぎまくった。調子悪いのにもかかわらず‥笑。でも、私はまたみんなに体調が悪い事を言いだせなかった。せっかく楽しんでるのに、そんな事で心配かけたくないから‥‥

    けれど、ちゃんとこの時‥いや、会った時からこぅくんは気付いてくれていたみたいだった。

    2005-10-28 11:24:00
  • 209:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    亜紀と2人で、水のかけ合い&沈め合いをして遊んでいたが、私はさすがにふらふらになってきたので、プールから上がって少し休憩する事にした。

    プールサイドから、亜紀とりょうくんがじゃれ合ってるのを見て私は1人で笑っていた。
    《あれ‥?そーいえばこぅくんは‥?》

    2005-10-28 11:28:00
  • 210:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    辺りをキョロキョロしながらこぅくんの姿を探す。
    すると、後ろから抱き締められた。
    こぅ『お前、大丈夫か‥?顔色悪いし体熱いぞ?』

    私はびっくりしてこぅくんを見た。

    2005-10-28 11:35:00
  • 211:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『しんどい時はしんどいって言え』――こぅ言いながら頭をポンポンっと叩く。
    あぃか「ぁ‥ごめん‥実は今日朝微熱があって‥でも言ったら、絶対今日中止になるやろぅなって思ったら、言えなくて‥」
    こぅ『あんな、あぃか?プールはいつでも来れるやろ?もし今日無理したせいで、後々悪化したらどーするねん?』
    こぅくんは優しく言ってくれた。けど、本当にその通りだなって思った‥

    2005-10-28 11:44:00
  • 212:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「うん‥ごめん‥あたし、ちょっとしんどいから今はここで休んどく‥」
    こぅ『うん。そうしとき?もーちょっとしたら出る様にあいつらにもゆっとくからさ』
    そぅ言って、こぅくんはりょうくん達の方へ行った。

    2005-10-28 11:47:00
  • 213:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo



    ――こぅくんは私の事をちゃんと見てくれてるのに‥私はこぅくんの事、全然見てない‥ひどぃよね。私、傷つくのが嫌だったから逃げてたのかもしれない‥あなたを深く知る事から。あなたを愛する事から‥私、また恋愛出来るのかな‥?あなたを愛して、いいのかな‥?――

    2005-10-28 11:55:00
  • 214:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この時くらいから、私はこぅくんに対する気持ちが変わっていった。

    そして、プールを出て、車で地元に向かって帰っていた。お腹がすいたので途中ファミレスによってご飯を食べた。

    2005-10-28 12:01:00
  • 215:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    今日は、みんなでこぅくんの家に泊まることになっていたので、そのままこぅくんちに向かった。
    私は、夜になるにつれだんだん体調が悪くなっていった‥
    こぅくんの家に着いて、私はまず体温計を渡された‥

    2005-10-28 12:15:00
  • 216:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『お前とりあえず、めちゃ体熱いから!熱計ってみ!?』
    私は頷いて、計りおわるのを待っていた。

    ――ピピピッ、ピピピッ‥‥私は体温計を見てだいぶ驚いた。39度も熱があったのだ‥

    2005-10-28 12:26:00
  • 217:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『何度やったん?』
    こぅくんに体温計を見せる‥私は間違いなく帰らされる!と思った。
    けど、何だか今日は帰りたくなかった‥
    もぅ少し、こぅくんと、みんなといたかった。

    2005-10-29 14:59:00
  • 218:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『‥は!?何やこの体温‥しんどいか?大丈夫か‥?』
    あぃか「ぅ‥ううん。全然平気‥☆」
    りょう『あいかちゃん、熱ありすぎやん‥もぅ寝とき?』
    亜紀「あぃかぁ〜!こんなんでプール入ってたん!?しんどかったら無理せんとほかの日でもよかったのにぃ‥」

    2005-10-29 15:05:00
  • 219:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    みんな、心配してくれたけど正直頭がぼーっとして、何を答えればいいのかわからなかった。
    苦笑いしていると、こぅくんが部屋から出て行って、氷枕をとって戻ってきてくれた。
    そして、何も言わずに私の寝ている枕においてくれた。
    こぅ『ほんまは送ってやりたいけど、今日はここにおり?こんな時間やしあいかんとこの親寝てるやろ?帰ったとこで、だれも看病してくれる人おらんかったら心配やから‥』

    2005-10-29 15:18:00
  • 220:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    てっきり、帰されると思っていた私はこぅくんの言葉が嬉しくて仕方なかった‥ほんと、この人はどこまでいい人なんやろぅ‥
    こんな優しくされた事がないから、私はどう反応すればいぃのか、わからないよ‥

    2005-10-29 15:21:00
  • 221:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    熱が下がらないまま、私はバイトも部活も行き続けた。最初は風邪でもひいたんだろう‥どうせ日が経てば治るわ。と、思っていた‥
    今考えるとほんと、よくあんな体で動いていたな‥と思う。病院にも一切行かず、誰にも体調が悪い、とは言わなかった。なんか、変に意地を張っていたのかもしれない‥気力だけで動いていた、と言っても過言ではなかった‥

    2005-10-29 15:32:00
  • 222:

    遥風

    続き待ってる?

    2005-10-29 18:21:00
  • 223:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>224 遥風ちゃん?
    続き待っててくれてぁりがとぉぉ??最近、あんまりみんな読んでくれてなぃのかなって、ちょっと不安になったりしてたぁ???
    ょかったらこれからも読んでなぁ??

    2005-10-31 14:54:00
  • 224:

    マャ

    前のャッヵ」らズット見τナニョォ??
    何回かヵキ?Uょぉと思っτω?邪魔なゅヵ」なァ?と思っτUゃωヵ」っナニω???
    不安レニならωτ"大丈夫ナニ"τ"ッッ?
    マャゎ最後まτ"見τゅヵ」らω?〃

    2005-10-31 17:25:00
  • 225:

    ?あきちぁん?

    汚久あ-??
    見てるでえ?
    頑張ッてなあ??

    2005-10-31 21:56:00
  • 226:

    名無しさん

    >>226 マャさん?
    前のゃつから見てて下さったんですか??ほんま感激っ?ぁりがとぅござぃます???嬉しすぎますっ?
    つたなぃ文章で申し訳なぃですが、また続き読んで下さるとほんま嬉しいです?

    2005-11-01 10:03:00
  • 227:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    興奮しすぎて↑名前入れ忘れてもーた?ワラ
    あぃかです‥?

    ?あきちぁん?
    ぉひさしぶり?ぁきちぁんもほんまにぁりがとぅなぁ???ずっと読んでくれて‥?ほんま嬉しいです??ほんまダラダラ長くなってしまぅかもしれませんが、最後まで読んでくれたら嬉しいです??またょかったら?してなぁ??

    2005-11-01 10:07:00
  • 228:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《はぁ‥今日何日やっけ‥?あたし今日バイトやっけ‥?》

    体調がおかしくなり、熱が出始めてから気付くと約1週間程たっていた。もう日にちの感覚なんてなかった‥
    店長『あれー?宮部さん、今日休みやで!?』
    ‥あれ‥?そぅやっけ‥?

    2005-11-01 10:12:00
  • 229:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はバイトが休みの日でも気付かずにバイト先に行ったりしていた。
    店長『ちょー、しっかりしてやぁ!こないだも休みやのに来たやろ?こっちとしては助かるけどなー!ワラ』
    私は苦笑いで交わしてそのまま帰宅した。

    ――自宅に戻って、晩こぅくんから電話がかかってきた。

    2005-11-01 10:19:00
  • 230:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    こぅ『おつかれ〜☆あぃか、そぅいえば、明日から旅行やろ?』
    あぃか「ぅん☆そぉやなぁ…多分、親と旅行行くのもこれで最後になるかもしらんしなぁ」
    私は、明日から家族でキャンプに行く予定があった。
    私の家は、昔からアウトドアが大好きで、よく家族でキャンプに行っていた。

    けれど、もう私も弟も、それなりに大きくなってきて、家族との行事にあまり参加しなくなってきていた。だから、最後に家族みんなでキャンプに行こう、という事になったのだ。

    2005-11-01 10:31:00
  • 231:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    こぅ『そやなぁ。でもお前、最近体調子悪いやろ?大丈夫なんか?』
    あぃか「大丈夫☆バイトも部活も今まで通り、毎日行ってますからねぇ!笑」

    本当は、大丈夫じゃない…あたしの体は旅行なんて行ける状態じゃないのはよくわかってた。
    けど、両親も久しぶりに私が家族行事に参加するから、すごく楽しみにしている事も知ってたから…

    こぅ『ん〜、まぁあんま無理すんなよ!風邪も長引かせたら怖いからな!』

    2005-11-01 10:43:00
  • 232:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は、ぅん☆わかった!と返事をしてこぅくんとの電話を切った‥

    ―朝‥――
    母『あぃかー?準備出来てんのー?』
    あぃか「うーん!出来た」母『体は?調子どうなん?』

    2005-11-01 12:25:00
  • 233:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「ぇっ‥?」
    私は正直、何も言ってないのに何でわかるん!?と思った‥それに、ここ何日かろくに顔も合わせていないのに‥

    母『あたり前やないのー!あんたの母親何年やってると思ってんねん』
    この時ばかりは、本当に母親ってすごいな‥と思った‥

    2005-11-01 12:32:00
  • 234:

    名無しさん

    頑張って完結させてなぁ?

    2005-11-04 13:29:00
  • 235:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>236 名無しさん?
    読んで下さってぁりがとぅござぃますっ??
    ここ最近、ほんとバタバタしててまったく更新出来んかった‥??
    出来る時はなるべく更新する様にしますんで、これからも皆さん、良かったら読んで下さい?

    2005-11-04 15:28:00
  • 236:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「‥んー。若干悪いケド‥まぁ、大丈夫」

    母親は、あまり納得いっていない様な顔で、部屋から出ていった。

    それから、私たち家族4人で静岡まで車で向かった。その日は、湖を見にいって遊んだり樹海の横を車で通ったり‥久々にみんなではしゃいでた。

    2005-11-04 15:41:00
  • 237:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、キャンプ場へ行き、テントを張ったりテーブルを出したり‥とりあえず寝泊り出来る準備が完了して家族みんなでまったりしていた。

    この日は朝からまだ調子が良かったのだが、晩になるとやっぱり体調が悪くなった。
    あぃ「あたし先に寝るわぁ〜」
    弟『どしたん?お前えらい早いな!まだ9時やで?』

    2005-11-04 15:45:00
  • 238:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「たまにはこーいぅ日もあっていぃねん。」
    私は力なく答えると、テントの中に入った。

    《はぁ‥疲れた‥いつも以上に疲れた気がする‥》
    熱をはかると、相変わらず39度を上回っていた。
    そして、知らない間に眠ってしまっていた。

    2005-11-04 15:59:00
  • 239:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――次の日‥――
    私は、朝ほんとに動けなかった。体中に鉛がつけられたみたいに重くて、目だけがばっちり冴えてた。
    しばらくずーっと、上を見ながらぼーっとしていた。すると、テントに誰かが入ってきた。
    母『あぃか?まだ寝てるんかぁ〜?』
    あぃ「いや、起きてるねんけど‥ちょっとしんどくて‥」

    2005-11-04 16:14:00
  • 240:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    母は私に体温計を渡してきたので、熱をはかった。昨日と何ら変わりない。
    けれど、母はかなり驚いていた‥そりゃそぅだろぅ‥今の今まで、こんな熱があった事は一言も言ってなかったのだから‥

    そして私は、キャンプ場の近くの病院に連れていかれた。

    2005-11-04 16:21:00
  • 241:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    近く、と言っても歩いて15分程かかった。車で送ってくれればいいものの、歩いて母と2人で行かされた‥
    《娘が病気してると言うのに‥薄情な親共め‥?》

    そして、なんだか怪しそうな病院についた。さすがは田舎!って感じだったかな?ワラ

    2005-11-04 16:32:00
  • 242:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ここ‥大丈夫なん‥?》内心、あたしは本気でそう思った。それくらい、怪しい雰囲気をかもしだした病院だったのだ‥

    受け付けをすませ、待合でしばらく待っていた。
    名前を呼ばれ、診察室に入る‥
    そして、症状などを説明した。

    2005-11-05 10:40:00
  • 243:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『ちょっと、急いで血液検査準備して』
    医師が看護婦に言う。私は何で?って感じだった。
    あぃ「風邪‥じゃぁないんですか?」
    医師『うーん‥血液検査をしてみないとはっきりとは言えないけどね、風邪ではないと思うよ。』

    えー‥あたしは風邪だと思い込んでいたので、先生のその言葉にびっくりだった。

    2005-11-05 10:48:00
  • 244:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    略部分

    えー‥あたしは風邪だと思い込んでいたので、先生のその言葉にびっくりだった。

    2005-11-05 10:49:00
  • 245:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    色んな事を考えてる間に、血液がとられ、急いで検査に回していた。

    そして、返ってきた結果を見た瞬間先生はかなり驚いた顔をして私に言った‥

    『きみ‥よく動いていられたね‥』

    2005-11-05 10:53:00
  • 246:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私も母も、はぁ?っと言った感じで顔を見合わせた。
    医師『きみ、今からすぐに入院して。あ、移動は絶対車椅子でね。』

    いやいや、ちょっと先生!?Σ( ̄□ ̄;)意味わからないんですけど‥‥――

    2005-11-05 10:56:00
  • 247:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私が一人でてんぱっていると、母が話を進めていた。母『あの‥娘は病気なんですか‥?』
    医師『病気‥んー、まぁ病気ですかね。おそらくウイルス性の‥肝臓に入りこんでますね。ここ、見てもらえますか?』
    先生は先程の検査結果の紙を私達に見せて説明を始めた。

    2005-11-05 11:02:00
  • 248:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    先生の説明によれば、血液の、肝臓の数値が健康な人で40くらいまで(だったと思う‥ワラ)だが、私の場合何故か450くらいあったのだ‥
    《そりゃ先生もびっくりするわな‥》

    そんなこんなで、私はキャンプで静岡に来ているハズなのに何故か入院する事になった‥

    2005-11-05 11:09:00
  • 249:

    名無しさん

    頑張ってェ??

    2005-11-07 10:02:00
  • 250:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>251 名無しさん?
    応援ぁりがと??ちょっとずつしか書かれへんけど、続きまた読んでくださぁ?ぃっ??

    2005-11-07 11:22:00
  • 251:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私以外の家族は静岡の観光スポットを周りながら、キャンプを楽しんでいた。

    そんな中、私は1人‥病室の中で熱の辛さ、体のだるさに悩まされていた。

    キャンプが終わった3日後私は家族と一緒に地元へ戻った。

    2005-11-07 11:33:00
  • 252:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    地元に戻ってきて、家に帰りたいところだったが行き先はやっぱり病院だった‥
    家の近くの病院に入院手続きをして、一段落ついた所で私はこぅくんに電話をかけた。
    ――プルルルル、プルルルル、
    こぅ『はぁーぃ、もしもし?』

    2005-11-07 11:36:00
  • 253:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「もしもーし☆ただぃま、こぅくん!ワラ」
    『おぅ!帰ってきたんかぁ〜?楽しかったかぁ?』
    「ぅん。めちゃめちゃ楽しかったょ‥ある意味ね‥」『なんゃそれ!ワラ』
    「こぅくん‥あたし、しばらく入院やねん。」

    2005-11-07 11:41:00
  • 254:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『は!?入院‥!?』
    「ぅん‥向こうで病院行ったら、肝臓が悪いですって言われて‥」
    私はこぅくんに詳しく説明した。かなりびっくりしていた‥
    こぅ『と、とりあえず俺仕事終わったらそっちすぐ行くから!〇〇病院やな?』「うん。前着いたらでもいぃからまた電話ちょーだぃ?」

    2005-11-07 11:51:00
  • 255:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そう言って、こぅくんとは電話を切った‥
    あと、えりとか亜紀とかにも入院している事をメールで伝えた。
    《せっかくの夏休みやのに‥何であたしは入院やねん。》正直、こう思った。私の場合はまだ早く見つける事ができたから、幸せだった方なのに‥遊びたい盛りだった私は入院という言葉に縛り付けられる事で、本当に落ち込んでしまっていた。

    夕方、仕事を終えたこぅくんが病院に来てくれた。

    2005-11-07 14:11:00
  • 256:

    名無しさん

    2005-11-07 14:16:00
  • 257:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>258さん?

    読んでくれてありがとぅ?

    2005-11-07 14:26:00
  • 258:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『あぃか〜!!涙。大丈夫かぁ?』
    あぃ「こぅくん☆来てくれてありがとー!今はまぁ元気やで!」
    『ほんまか‥にしても、俺ほんまびっくりしたわ‥心臓口から出そうやったし‥ワラ。で、どれくらいで退院出来るん?』
    「口から心臓って‥ワラ。どんだけ驚いてるねん!入院はおとなしくしてたら1ヵ月くらいらしぃわ!」

    2005-11-07 14:31:00
  • 259:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんは、仕事が早く終われる日は毎日来るわ!と約束してくれた‥

    それから、色んな人がお見舞いに来てくれた‥ぇり、亜紀、すず、バイトの人、里美‥りょうくんまでも。
    うれしかった‥昼間はみんなが来てくれてすごく楽しかったけれど、みんなが帰った後や、夜中はとてつもなく孤独感に襲われた‥

    2005-11-07 14:40:00
  • 260:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    夜になると、淋しくて泣いてしまう時もあった‥
    こぅくんに、もぅ少しだけ傍に居て!とわがままを言う時もあった‥
    入院してみて初めてわかった事‥それは、健康な事が何よりも幸せなんだ、という事。そして、私はひどく寂しがりやだったんだなぁ、という事‥

    2005-11-07 14:43:00
  • 261:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はこの時初めて、自分の体をもっと大事にしよぅって思えた。

    そして入院してから1週間程たった時‥――
    こぅ『今日はなぁ、会社でこんな事があってん!』
    こぅくんと、いつもの様に楽しく話をしていた。

    2005-11-07 14:46:00
  • 262:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    すると、横から聞き覚えのある声がした。

    『宮部さぁーん?』

    私の部屋は6人部屋だった。そして、私の場所はその部屋の一番奥の窓際だった。

    2005-11-07 14:49:00
  • 263:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はベッドの上から少し顔を出して、入り口の方へ顔を向けた。

    「‥ぉばちゃん!?」

    こぅ『知り合い‥?』
    そぅ‥その声の正体は、海斗のおばちゃんだったのだ‥

    2005-11-07 19:54:00
  • 264:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    略部分

    そぅ‥その声の正体は、海斗のおばちゃんだったのだ‥

    2005-11-07 19:55:00
  • 265:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    な‥んで‥?
    あたし、入院した事教えてないのに‥

    こぅ『じゃあ、俺はそろそろ帰るわな☆』
    あぃ「あ‥うん。ごめんな!ありがとぅ‥」

    2005-11-07 19:58:00
  • 266:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんは、おばちゃんに軽く頭を下げて病室から出て行った。
    あぃ「あ‥おばちゃん、来てくれてありがとう!でも‥何で‥?」

    おば『うん?風の噂で聞いてん。って言うより‥海斗に聞いたんやけどなぁ』

    2005-11-07 20:01:00
  • 267:

    マャ

    めナニ気レニなゅトコτ"止まっτゅッッ?(?д??ワラ
    自分ヘo-スτ"頑張っτйёっ?〃〃

    2005-11-08 02:08:00
  • 268:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃん??
    ぃつもぁりがと?ぉぉ??ほんと、更新遅いのに読んでくれて感謝です?
    頑張りますっ??

    2005-11-08 11:29:00
  • 269:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「海斗‥が‥?」
    私は海斗にも、入院した事は伝えてなかった。どこからか情報が入ったのだろう‥
    『あいつも心配しとったでー!なんやかんや言って』
    「あはは!ほんま、ご心配おかけ致しましたぁ〜ワラ」

    2005-11-08 11:37:00
  • 270:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    おばちゃんとおちゃらけて笑っていると、また入り口の方から声がした。

    『どんだけでかぃ声で笑っとんねん、ほんまに病人かぁ!?』

    ふと、そっちに顔を向けるとそこには海斗が呆れた顔で立っていた。

    2005-11-08 11:40:00
  • 271:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「‥あ‥‥」
    思わず言葉を失ってしまった私‥何であんたまで居てるんよ‥‥
    おば『こぃつ、どーしても一緒に行きたいって言うから、しゃーなしでつれてきたってん!』
    海斗『はぁ!?どっちがやねん。ほんっまこのおばはんだけは‥?あぃか、調子どない?』

    2005-11-08 11:46:00
  • 272:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「ぇ‥!あぁ、めちゃ元気ゃで☆笑」
    海斗の普通すぎる態度に戸惑っている私が居る‥
    海斗『あほか。病人が言う言葉ちゃうわ』
    そう言いながら私の頭を軽く叩いた。おばちゃんはそんな私たちを見兼ねてか、先に帰るわぁ〜!と言って帰ってしまった‥

    2005-11-08 14:02:00
  • 273:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ちょ‥ちょっと待ってぇぇ(;゜Д゜)
    と思っても、おばちゃんはさっさと帰って行った‥

    海斗『‥喫煙所、行っていぃ?』
    あぃ「あ、うん。行こっか!」

    2005-11-08 14:12:00
  • 274:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たちは、喫煙所でたばこを同時に取出し、火をつけた。
    海斗『おまえ、病気やのにたばこ吸っていぃんかぃな‥』
    「‥うん‥ほんまはあかんけど‥やっぱ我慢出来ひんし!」
    『‥けどお前、前までたばこなんか吸わんかったのになぁ』
    「‥んー、確かに海斗と居てる時は吸わんかったけど、実はちょこちょこ吸っとったんよ〜!今やから言えるけどな‥」

    2005-11-08 14:17:00
  • 275:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私がそう言うと、気のせいか海斗は少し寂しげな表情を見せた‥

    『頭も金髪やしなぁー!このヤンキー女が。』
    「は、はぁ!?あんたにだけは言われたくなぃゎ!ぁんたかて頭まっキンキンゃなぃか。」
    ―気のせい‥かな‥?いつもの海斗‥やんな‥?

    2005-11-08 14:24:00
  • 276:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、2人でめちゃめちゃ会話が盛り上がって、周りの目を気にせずギャーギャー騒いでいた。
    付き合っていた時よりも、仲良くなれてる気がした‥
    すると、いきなり海斗が急に真剣な顔をしてこう言った。
    『‥ごめんな‥』

    2005-11-08 14:27:00
  • 277:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私までつられて真剣になる‥‥そんな顔‥しないで‥
    「な、何が‥?」

    『‥お前が病気になったのって、俺のせいでもあるよな‥』
    申し訳なさそうに、私の顔を見ながら海斗は言った。今まで‥どれだけ自分が悪くてもあまり謝るという事をしなかった海斗が‥私に頭を下げている。

    2005-11-08 15:55:00
  • 278:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それだけで‥私たちの距離間がわかる。

    「いや‥そんな‥あんたのせいとかじゃないから。ほんまに‥」
    『いや、多分俺の事が原因でお前‥おかしくなったんやと思うねん。あぃかはそう思ってなくても謝りたかった。俺の気が済まんかったから。今さらかもしらんけど‥ほんまにごめん。』
    そんな‥もぅ、済んだ事なのに‥なんでこの人はこういう所だけきっちりしてるんやろう‥

    2005-11-08 16:04:00
  • 279:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    どう答えていいのかわからなかった私は、しばらく黙りこんでしまった。

    あぃ「‥もぅ‥過去の事やし‥今さら気にしても仕方ないやん!病気かてなってもーたもんは仕方なぃ!でも、あたしは今幸せやし、全然OK☆まぁ、友達としてさ、これからも仲良くしたってゃ♪」
    明るく答えた私を見て、海斗は戸惑った表情を見せながらも、おぅ、と答えてくれた。

    2005-11-08 16:13:00
  • 280:

    名無しさん

    2005-11-08 17:57:00
  • 281:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>282 名無しさん
    読んでくれてありがとうございます?

    2005-11-09 10:45:00
  • 282:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから、少し話をして海斗は帰っていった。

    すごく、複雑な気持ちになりながらも来てくれた事、心配してくれた事を嬉しく感じた‥

    あいつだったら‥友達としてこれからもやっていけるよな‥

    2005-11-09 10:49:00
  • 283:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――それから、私は辛い辛い入院生活を終え、みんなより3日程遅れて学校に登校した。

    ぇり『あぃかー!☆もぅ大丈夫なん!?』
    「えりぃ〜☆会いたかったしぃ!もぅ大丈夫!ごめんなぁ‥心配かけて‥」
    『全然☆ただし‥あぃかは今日からお菓子禁止ね!』「そんなぁぁ〜!もぅ治ったし大丈夫ゃってぇ‥涙」

    2005-11-09 10:53:00
  • 284:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    約1ヵ月も入院していた私はすっかり元気になり、少し太ったなぁ〜!とみんなから言われていた。
    夏休み明けなのでみんな、黒く焼けていた。なのに私は真っ白‥
    せっかくの夏休みが丸々つぶれてしまい、ショックで仕方なかった。

    2005-11-09 10:58:00
  • 285:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――この頃は本当に楽しかった‥――
    こぅくんとも順調にラブラブしてたし、友達にも恵まれて毎日楽しかった。


    けれど‥あんな事になるなんて‥この時は考えてなかったな‥

    2005-11-09 11:02:00
  • 286:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    はな『勉強で思い出したけど!留年確定してる人って修学旅行連れてってもらゎれへんらしぃでぇ‥』
    あぃ「へーぇ‥そーなんやぁ‥ま、ぁたしらは大丈夫っしょ☆笑」
    留年という言葉で思い浮かんだ人がいた‥《海斗、3年上がれるんかな‥?》

    2005-11-09 11:14:00
  • 287:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私と別れてからは、ほとんど学校で見なかった気がする‥3学期に入ってからはたまに見かける様になったけど‥
    ぇり『部屋とか、みんな一緒やったらぃーのになぁ』あぃ「そーゃなぁ☆でも、ホテル泊まるんやろぉ‥?4人部屋ぁるかな‥」
    はな『だいじょーぶ!1日目と2日目は民宿らしぃから☆』
    みき『でー、3日目がホテルやねんなぁ☆ホテルはさすがにみんな一緒は無理かもしらんけど‥笑』

    2005-11-09 11:21:00
  • 288:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    毎日昼休みになると、こんな話をしていた。
    ぇり『ぁ‥次体育や!早く着替えにいこ!』
    あぃ「ほんまゃん!ってか‥マラソンなんちゃーん!?」
    はな『ほんまやぁー!最悪‥だからこの時期嫌やぁ』

    2005-11-09 11:24:00
  • 289:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    みんなでだっしゅで更衣室に向かい、急いで着替えてグランドへ走って行った。
    やがて授業が始まり、今日はみんなでグランドを6周してタイムを計る、と言う授業科目だった。
    あぃ「‥まじだるぃ‥逃げ出したい‥」
    私は中学の時陸上部でありながら、長距離は全くダメだった‥

    2005-11-09 11:29:00
  • 290:

    マャ

    頑張れぇ???
    てか、マャ海斗スチゃゎaaa????ヮラ
    しぉりッッ?

    2005-11-10 05:46:00
  • 291:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャさん??
    ぃつもぁりがとぉぉ??
    海斗スキですかぁ?あぃつは本当はいぃ奴なんですが?
    遊び好きなんで私もめちゃめちゃ泣かされました?笑

    2005-11-10 11:53:00
  • 292:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『はぃ!始めるよー!さっき決めた通りに2つに別れてー!1の人先走るからねぇー!』

    先生の掛け声で、みんな文句を言いながらも動きだす。私は1だったので、最初に走る方だった‥

    『はぃ、位置につぃてー!よーい‥‥スタート!』

    2005-11-10 11:59:00
  • 293:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《みんな文句言いながらも走りだしたら一生懸命走るんよなぁ‥
    女って、『あたしめちゃ遅いねぇん!』ってゆってる奴に限って、本番になったらめちゃ早かったりするし‥‥ほんと、女ってせこぃってか何て言うか‥》

    とか、呑気な事を考えながら自分のペースで走っていた。

    2005-11-10 12:07:00
  • 294:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    半分ほど、走り終えた時‥
    ――クラッ‥――
    《ぁ‥あれ‥?》突然、目の前が真っ暗になった。その場にしゃがみこむ私‥

    『あぃか??どーしたん!大丈夫?』

    2005-11-10 14:06:00
  • 295:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《‥‥後ろで‥誰かあたしの事‥呼んでる‥‥》

    私はそのまま、地面に倒れてしまった。後の記憶は全くない‥気付くと保健室のベッドの上にいた。

    『あ、宮部さん気付いた?大丈夫ー?いきなり倒れたみたいやからねぇ。』

    2005-11-10 14:10:00
  • 296:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    倒れた‥――?
    保健室の先生が淡々と話し続ける。
    『かなり貧血みたいやねぇ。ご飯とか、ちゃんと食べてる?睡眠もちゃんと取ってる?生理とか遅れたりしてない?』
    あぃ「ぇ‥うーん‥ご飯もちゃんと食べてるし、睡眠も取ってるし、生理も‥生理‥?」
    そぅいえば‥生理来たのっていつやっけ‥?

    2005-11-10 14:36:00
  • 297:

    名無しさん

    さんびゃく

    2005-11-10 15:06:00
  • 298:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    名無しさん
    300ありがとぉぉ??笑
    読んでくれてたみなさん?長い間放置すぃません??ちょこちょこですが、これからも書いていくんでょろしくです?

    2005-11-14 13:07:00
  • 299:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんな事を考えながら、黙っていると、先生が話しかけてきた。
    『‥宮部さん?』
    「ぁっ!ごめん先生!まだ頭ぼーっとしてるゎぁ!」『もう少し横になっとき。で、あまりにしんどかったら早退すればいぃから』

    そして私は体育の授業がおわるまで、保健室で寝かせてもらい、その後の授業も受けるのがだるかったので早退させてもらった。

    2005-11-14 13:16:00
  • 300:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    生理も、先月から比べると今で約3日程遅れていた。私は毎月決まった周期できっちり来るので、変だなぁ‥とは思いながら過ごしていた。


    そして‥私は最悪の事態を迎える事になった‥

    2005-11-14 13:54:00
  • 301:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    倒れた日から、4日程がたった‥
    生理がまだ来なかった‥さすがの私でも、この時期あたりからかなり焦っていた。
    《‥もしかして‥妊娠した‥?》
    女のカンというか、何というか‥この時は何となく、自分が妊娠したんだと確信が持てていた。

    2005-11-14 13:58:00
  • 302:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    だからなのか、変に落ち着いていた‥
    《今日、学校おわってから検査しよう‥》

    そして、私は久々に里美と会う約束をしていたので、その時に、生理が来ない事を相談した‥

    2005-11-14 16:21:00
  • 303:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は里美以外には誰にも言ってなかった。言うつもりもなかった‥

    里美『‥‥まじで‥?』
    あぃ「‥うん‥もぅ、今日で1週間きてない‥」
    『‥検査、した方がいぃんちゃうん‥?』

    2005-11-14 16:26:00
  • 304:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥うん‥今からやってみる‥」
    そして、里美についてきてもらって妊娠検査薬を購入して、検査をした。

    「‥‥‥」
    ――結果は、陽性だった。

    2005-11-14 16:31:00
  • 305:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――やっぱり‥――
    トイレから出た私を里美は心配そうに見て、『どうやった‥?』と聞く‥‥

    私は無言で里美の方を向き頷いた。『‥ぅ‥そぉ‥』
    二人でとりあえず、近くの公園へ移動してベンチに腰掛けた。

    2005-11-15 09:53:00
  • 306:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    里美はやさしく私にそぅ言った‥こぅくんに‥?話さないとダメやんな‥でも‥
    「あたし‥怖い‥‥」

    こぅくんなら子供を産んでもいぃと言ってくれるって、信じてる‥けどやっぱり不安で‥怖かった‥

    2005-11-15 16:14:00
  • 307:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    里美は私を一生懸命元気付けようとしてくれて、それが私にも伝わってきた。

    すごく、嬉しかった‥里美に話打ち明けて本当によかったと思う‥

    しばらくして、里美と別れて私はこぅくんに電話をした‥

    2005-11-15 16:23:00
  • 308:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――プルルルルッ、プルル‥‥
    『もしも?し☆』
    こぅくんは、私の気分とは裏腹にものすごく明るい声で電話に出た‥少し複雑な思いをしながら、私もなるべく明るく対応した‥
    「もーしッ?あぃかでぇす?笑。今‥仕事中‥?」

    2005-11-15 16:27:00
  • 309:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『あぃかでぇすって‥知ってるて?笑。まぁだ仕事中やなぁ‥どなぃしたん??』「‥んー、そっか☆終わってから今日‥会えへん?」
    『ぉー。あ!俺今日仕事終わるんバリ遅いで??』
    「‥そーなんゃ‥‥待ってるから、来てくれへん?」

    2005-11-15 16:31:00
  • 310:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私がこう言うと、こぅくんは不思議そうな感じで返事をかえしてきた‥

    そして‥こぅくんから終わったでぇ!と、電話がかかってきて私のマンションの公園まで来てくれる事になった‥
    ―――30分後‥‥
    『あぃか☆ぉつーっ?』

    2005-11-16 21:58:00
  • 311:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「ぉつかれ‥☆」『なんやー?どなぃした‥?おまえ元気なぃやんけぇ〜!』
    ‥こんな時に‥元気なんて出せる訳がなかった。
    「う‥うん‥実は、話‥あってさぁ‥?」

    こぅくんは、一瞬真顔になり、またやさしく笑顔で『どーした?』と、聞いてきた‥

    2005-11-16 22:01:00
  • 312:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥‥あんな‥‥あたし、生理来てなかったんやんかぁ‥。でな、あんまりにも遅れてるから‥今日検査したんやん‥」
    私が少しずつ、話し始めるとこぅくんは私が言おうとした事がわかったのか‥顔から血の気が一瞬でひいていくのが見ててわかった。
    「そしたら‥妊娠‥しててん‥」
    この時、こぅくんの顔をまともに見る事が出来なかった‥‥怖かった‥‥

    2005-11-16 22:06:00
  • 313:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    二人とも、しばらく沈黙していた‥先に口を開いたのは、こぅくんの方だった。
    『‥まじで‥妊娠って‥』
    この後、とんでもないことばが私に降り掛かってきたんだ‥

    『ってか俺‥中で出してないよな!?』

    2005-11-16 22:09:00
  • 314:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥‥ぇ‥?何ゆってるん‥
    確かに、中で出したりはしてなかったが、最近はゴムを付けてくれる事が少なかった‥
    もちろん、付けてと言わなかった私も悪い‥わかってる‥けど‥‥嫌われるのが怖くて、言えなかったんよ‥‥私はこぅくんの事を好きになりすぎてた。この時には‥‥そして、私の性に対する知識がなさすぎた‥

    2005-11-16 22:14:00
  • 315:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥こぅくん‥それ‥どういう意味‥?中に出さなくても、妊娠するんやで?」『‥わかってるけど‥‥』
    この時聞いた話しでは、こぅくんは、女を妊娠させたのは私で2人目だった。しかも前の女の子供は堕ろさせたらしい‥

    ――ねぇ、こぅくん‥なら尚更子供を作るって事がどれだけ大事な事か‥堕ろした時の辛さとか‥わかってるんじゃないの‥?私は、私は‥産んでもいいの‥?――

    2005-11-16 22:21:00
  • 316:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    なんかゃたらエラー出まくるんで、また書きます?
    読んでくれてる方、申し訳ぁりません???

    2005-11-16 22:23:00
  • 317:

    名無しさん

    気になる?

    2005-11-17 10:38:00
  • 318:

    マャ

    頑張れェェ??? ゅっくりでェェヵラ無理しゃんとマィヘoに頑張りぃйё???

    2005-11-18 03:32:00
  • 319:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>322 名無しさん?
    気にとめくれてぁりがとっ??遅くなってごめんなさぃ‥?
    >>323 マャちゃん?
    ぃつもぁりがとぅ??ほんと励まされるぅ???更新遅いけど、これからも頑張るねっ??

    2005-11-18 09:41:00
  • 320:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はずっと黙ってた‥
    こぅくんがなんて言うのか‥こぅくんの返しわ待とうと思い、一切口を開かなかった。
    ――長い‥長い沈黙の後‥やっとこぅくんがことばを発した。

    『‥あぃかは‥どうしたいん?』

    2005-11-18 09:47:00
  • 321:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんの返しわ→×
    こぅくんの返しを→○

    はりきって間違えちゃぃました??すぃません??

    2005-11-18 09:48:00
  • 322:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥どぅしたぃ‥?そんなん、決まってるやんか。

    「もちろん、産みたい」

    迷わずこう答えた‥こぅくんの目をまっすぐ見て‥‥彼の顔は、相変わらず困惑の表情のままだ‥

    2005-11-18 09:51:00
  • 323:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo


    『‥ごめん‥今回は‥諦めてくれ‥』

    ――最低だね‥私たち‥子供、育てられる環境じゃないのに作ってしまって‥ひどいよね。この子には何の罪もないのに‥ごめんね。ほんとに‥ごめん‥

    2005-11-18 10:04:00
  • 324:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たちの修学旅行は‥スキーorスノボー、最終日にディズニーランドだった。
    下手したら、スノボーなんかやってお腹を打ったりしたら流産しかねない。
    そんな危険を犯してでも、行きたかった。

    そして、保健の先生もしぶしぶ了解してくれた。体調が悪くなったら、すぐに私に言うんやで!という事で。

    2005-11-18 10:16:00
  • 325:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    病院は、修学旅行から帰ってすぐ春休みなのでその間に通うことにした。

    そして、周りのみんなに心配されながら、私たちは修学旅行へ行った。
    ところが、環境が変わったせいか‥向こうに着くと、ますます体調が悪くなり、吐き気もする様になった。

    2005-11-18 10:20:00
  • 326:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    けれど、こんな所でみんなに心配はかけられない‥
    私は元気なふりをした。妊娠してる、なんて‥誰にも言えなかった。
    スノボーしてる時、私の事情を知らない友達はふざけて押したりしてきた。その度、その度に、無意識にお腹をかばってる自分がいた‥
    《ほんま‥何やってんのやろあたし。ごめんな。痛かった‥?今日は晩、ゆっくり休もうな‥?》
    心の中で、自分の子供に語りかけるのが癖になっていた。もうすぐ居なくなるなんて‥考えられなかった。

    2005-11-18 10:28:00
  • 327:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    修学旅行も、なんとか無事に終わった。あとは夜行バスで帰るだけ…
    みんな眠っているのに、私はひどいつわりに悩まされていた。私の顔色は相当悪かっただろう。
    周りの友達にも、いらん心配させて、色んな人に迷惑かけまくった。こんなことなら、無理して来なければよかったのかな…

    そして、自宅に戻りその日から私は全く家を出なくなった。友達からの遊びの誘いも全部断った。

    2005-11-18 14:22:00
  • 328:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    数日してから病院に通った。こぅくん曰く、子供をおろすという事を、保険証にふせてくれる病院らしい。
    私たちは、親には絶対に言えなかったので、こぅくんの言うとおり、ここに通うしかなかった。
    けれど、ここは自宅からバスで15分、電車で10分、またバスで10分といったかなり距離が離れている場所だった。
    こぅくんは仕事でもちろん病院になんか着いてきてくれない…何にも知らない、初めての場所…すごく心細かったのを覚えてる。

    2005-11-18 14:27:00
  • 329:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    診察室に入って、先生に『おめでとう!』と言われたのが辛かった。
    《そっか…普通はおめでたい事なんやもんな…》私は、先生におろす事を伝えると、先生はものすごく淡々と手術への説明を始めた。

    そして最後に…『もう、二度と同じ事を繰り返さんようにな。』と言った。
    私は急いで診察室を出て、外に出た瞬間に涙が流れた。

    2005-11-18 14:31:00
  • 330:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    《ごめん…ほんと、ダメな母親でごめんな…》何度も何度もお腹の子供に謝った。

    けれど、何度謝っても決して許される事なんかじゃない…

    私は、人を1人、殺してしまった……

    2005-11-18 14:36:00
  • 331:

    名無しさん

    書かンのぉ??

    2005-11-21 13:44:00
  • 332:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>338さん??

    長い間放置すんません??書きます?書きますょぉ???ほんまマイペースでごめんなさぃっ??
    でも、待っててくれてる人が居たんだって思うと、すごく嬉しかったでぇす?これからもどーぞょろしくですッッ??

    2005-11-21 16:32:00
  • 333:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo



    ――手術までは、はっきり言ってしんどくて‥ご飯とかもほとんど喉を通らなかった。手術も、あっという間だった。
    麻酔を打たれて、順番に数を数えて‥そこから記憶がない。途中、ユメの中で器材の音が聞こえたり‥
    なんか、不思議な感覚だったな‥あたし‥‥ここで一体何をしてるの‥?何で‥眠ってるの‥?

    2005-11-21 16:44:00
  • 334:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo


    ――‥サン、宮部さん?起きて!終わったよー。』

    ‥なに‥‥――?誰か‥あたしを呼んでる‥‥
    私は意識もほんとにはっきりしないまま、うっすら目をあけた。

    2005-11-21 16:50:00
  • 335:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私が目をあけると同時に、看護婦さんが2人、私の体を支える。
    『はーい。宮部さんわかる?手術終わったから部屋移動しましょうねー。ゆっくり降りてここに座ってー』
    そう言って、私の体を少し持ち上げる。体を起こして私は車椅子に乗せられたらしい。体が勝手に前に進んだ。
    ――何なん‥?ここ、どこ‥?私何されるん‥‥

    2005-11-21 16:55:00
  • 336:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はぼーっとする頭で必死に考えた。何も考えられない‥この時はまだ麻酔が完全に切れてなかった。

    どこかの部屋に着き、また体を持ち上げられ、布団に寝かされた。
    『まだ麻酔が完全に切れてないから、しばらく寝ててね。立てる様になったら受け付けに声かけて帰ってくれていいから。』
    ‥こんな感じの事を言いながら看護婦は慌ただしくその部屋から出て行った。

    2005-11-21 16:59:00
  • 337:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はただ、天井を見つめながら考えていた。

    ――あたし‥何してんの‥?何でこんなとこに居るの‥?‥‥あ‥赤ちゃん‥

    そっと、お腹を撫でた。ついさっきまで居たのに、今はもう居ないんだ‥何も考えられなかったのに、不思議とこの事だけは頭に浮かんだ。それと同時に、私の目から一筋の雫が流れ落ちていった。

    2005-11-21 17:04:00
  • 338:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――それから‥どれくらい経っただろうか‥‥――

    ――ガラッ『あぃか!!』

    私は目だけを扉に向けた。あ‥こぅくん‥‥こぅくん来てくれたんだぁ。

    2005-11-21 17:06:00
  • 339:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんは私の姿を見てバタバタと部屋に入ってきて、私に抱きついた。

    『ごめんな‥ずっとついててやれんで‥‥ほんま、ごめん‥』
    ぎゅっ‥と私の体を少し起こして抱き締めるこぅくん。まだ意識がはっきりしなかった私も、こぅくんに抱き締められた瞬間、思いっきり涙があふれ出た。

    2005-11-21 17:10:00
  • 340:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「こぅくっ‥ヒッ‥赤ちゃん‥赤ちゃん‥がっ‥ゥッ‥」
    『‥ごめん‥ごめんな。あぃか。ほんま、ごめん‥』
    ‥私はこぅくんの胸で涙が枯れる程泣きまくった‥そんな私を、こぅくんはずっと抱き締めて謝ってた。

    でもね‥謝って済む問題じゃないんだよ。こぅくん、私たち、人殺しなんだよ。最低な人間なんだよ‥?赤ちゃん、すごく痛かっただろうな‥ほんとに‥あなたを守れなくてごめんなさい。産んであげられなくて、ごめんなさい‥‥

    2005-11-21 17:16:00
  • 341:

    名無しさん

    もぅ終わりですか?

    2005-11-21 18:35:00
  • 342:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>348さん
    更新少なくてごめんなさぃ?また時間があったら書きます。話自体はまだ続きます?長々とすぃません‥?また良かったら覗いてゃって下さい?読んでくれてありがとうございます??

    2005-11-21 18:52:00
  • 343:

    ☆みり☆

    完結するまで書き込みせずに完結したら?と思ってぃたんだけど…?書き込みしちゃぃました??
    完結までずっーと覗かせてもらぅので、あぃかサンのペースでゆっくりでもぃぃので頑張って下さぃ?応援してます??

    2005-11-21 19:00:00
  • 344:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ☆みり☆さんっ??
    カキコ?ぁりがとぉぉ??ぃつも読んでてくれてるとかほんま感激ゃぁ??
    そんな嬉しいことばもらぇるなんて‥?あたしは幸せすぎるっ??
    これからもょかったら読んでなぁぁ??

    2005-11-21 21:36:00
  • 345:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから少し落ち着いた私を見て、こぅくんが『そろそろ、出よか‥』と言ったので私は頭がフラフラしながらも、こぅくんに支えられて何とか立ち上がり、病院をアトにした。

    車の中で、私たちはずっと無言だった‥こぅくんの車のうるさいマフラー音と、少し小さめで鳴らしているオーディオの音だけが、車内に響いていた。

    2005-11-21 21:41:00
  • 346:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《そーいえば‥海斗の名前、なかったな‥》
    海斗は修学旅行には来ていた。だから私はてっきり進級出来たものだと思っていた‥
    《ま、ぁたしには関係なぃけど?☆》
    そして、教室に行き、一人でぼぉーっと外を眺めていた。《まぁた窓際の一番後ろかよ‥‥》

    2005-11-21 21:51:00
  • 347:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この時、私はたまたま右斜め後ろを振り返った。ただなんとなく‥‥

    すると、そこには1年、2年の時一部の人間にいじめられていた、というか、ハブられていた女がいた。ぶっちゃけ私も1年の時嫌いだった。
    理由は‥ただうるさい女だったから‥

    2005-11-21 21:54:00
  • 348:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    目が合ったが、私は別に何も考えずまた視線を窓の外にむけた。
    《‥‥ダルぃ‥‥》
    担任が入ってきて、何か話していたが、全然聞いていなくてずーっと、ひたすら外を見ていた‥

    「‥‥サン、宮部さん聞いてるの!?」

    2005-11-21 21:59:00
  • 349:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ぁー‥あたし呼ばれてる‥「んー。何?せんせぇ」 『もぉ、あなたって子は‥だから、始業式来なかったやろ?その時頭髪チェックしてたんやけど、あなたもその髪じゃアウトやわ。直して来なさいよ!』

    ――ホンマだるぃ。私は頭髪検査に引っ掛かるのが嫌だから始業式はいつも出てなかった。ふてこい私を見ながら先生は続けた。
    『始業式にこんかったらいいってもんじゃないんやからね!ほんっまに‥』

    2005-11-21 22:04:00
  • 350:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この女は私は入学した時から大っキライだった。口だけはめちゃくちゃ偉そうで、すぐヒステリックになるし‥
    とりあえず、みんなからも嫌われていた‥
    『宮部サン聞いてるの!?』「あー、聞いてるよ。わかったって」
    かなりダルさMAXで答えた私に、斜め後ろの女が吹き出していた。さっき目が合った女だ。

    2005-11-21 22:09:00
  • 351:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、先生がブツブツ言いながらも、長い長いHRに終わりを告げた。
    周りがガヤガヤしはじめたと同時に、私も席を立って帰ろうとした‥
    ――グイッ『なぁ、なぁ?』
    誰やねん、あたしのカバン引っ張ってくる奴‥?少しイラッときながら後ろを振り返った。‥さっきの女だ。
    「なに‥?」私はイライラ気味に答えた。

    2005-11-21 22:16:00
  • 352:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『一緒に帰ろや☆笑』
    すごく笑顔で答えられ、少し引きながらも何となくOKした。

    この女は相川 栞。噂では小学校の時からいじめられていたらしい。けど、私が想像していた"いじめられっ子"とはかけ離れていた。明るい性格、しゃべりすぎって言う位しゃべる。たばことかも普通に吸ってたりしてるし‥
    なんか、私と同じにおいがした‥

    2005-11-21 22:35:00
  • 353:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『なぁ、宮部さん!』
    「あー、宮部さんとかぃらんで!あぃかでぇーよ。」『笑。あぃかさぁ、覚えてる?あたし1年の時ボーカルやってたの。』

    ――ぁあ!?あの時の女か!すぐ辞めたから、こぃつが軽音部におった事もすっかり忘れてたわ‥
    「あんたすぐ辞めたやん」

    2005-11-21 22:39:00
  • 354:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『だってなぁ、あのメンバー嫌やったんやもん。』
    そんな感じで色々話した。
    私はこの時期、周りから見たら本当に何事にも冷め切っていたらしい。私自身も人を寄せ付けなかった。いちいち気を使ってまで友達なんかいらない。気を使うくらいなら1人でいい‥そんな風に思っていたが、栞は違った。
    全く気も使わなくていぃし、栞も言いたい放題言いまくる。この時私は栞と、ほんとに仲良くなれそうな気がしていた‥

    2005-11-21 23:30:00
  • 355:

    マャ

    ぁぃヵ」ちぁぁ-ωッッ?
    ヵキ?_?ぁ-?ッッ???ホンマビックリUナニゎaaa??? まナニヒマナょ時τ"もょωナニ"τェェ???
    ぁぃヵ」チャンも頑張れェェ???
    ωぢゃйёωッッ?〃

    2005-11-22 04:36:00
  • 356:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃん?

    こちらこそぁりがとうです??マャちゃんの小説はほんと偶然発見しちゃったんだょん??笑
    ぉたがいがんばろーなぁ?
    読んで下さってる皆様?更新遅くなって申し訳ぁりません?

    2005-11-24 12:56:00
  • 357:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    昔の私‥少なくとも海斗と付き合ってる時は、疑う事も知らなくて、いつもにこにこしてて‥常に人の顔色伺いながら生きてた。
    人を傷つけない様に言葉も選んでた。
    栞『んー、そーかもしらんけど‥あぃかは少なくとも1年の時、そんな目はしてなかったけどな!』
    ‥そぅ。今の私は2年前とは正反対。言いたい事は気にせず言う、人の顔色なんかいちいち伺ってらんない。いつもにこにこなんてしてらんない。

    2005-11-24 13:14:00
  • 358:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥あんたにはよく他人の事が見えてるねんなぁ‥」
    今の私と昔の私‥どっちがいいのかなんてわからない。けど、私は今の私が好きだった。何も気を使わなくてもいいんだもん。楽だな‥楽しくはないけど‥
    栞『そんなんちゃうよ。興味ある人間しかあたし見ぃひんもん。』

    2005-11-24 13:21:00
  • 359:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「何?じゃああたしの事興味あったわけ?」
    『興味‥あったんかなー?あぃかは有名やったからな!笑』
    「ふーん。でもぶっちゃけあたし最初あんたキライゃったわ‥笑。うるさぃ女やなぁと思ってな。」
    私がこう言うと、栞は驚いた顔をして私の方を見た。
    そして、私に言った。

    2005-11-24 13:26:00
  • 360:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    栞『まじで‥!!ぁたしも最初あぃか嫌いゃってんけど!』
    お互いがお互い、嫌っていたらしい‥しかもあぃつの理由ときたら‥
    《なんか、いつもにこにこしてるし、彼氏居てるからって調子乗ってそぉ!》
    らしぃ‥(* □ )~~ ゜ ゜

    2005-11-24 13:41:00
  • 361:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    初めてしゃべったのに、お互い語り尽くしていた。この時、久々に仲良くなれそうやな‥って本気で思ったんよ‥?あんたは‥?どう思ったんかなぁ‥?

    私の予感どおり‥毎日栞とは一緒に居た。学校を朝から行く日がほとんどなかった気がする‥笑
    私たちは朝から集合して、どっかで適当に遊んで‥途中から学校に行って、あのヒステリックな先生にどなられて‥学校の行事もほとんど参加しなかった。2人で芸術鑑賞の時、さぼってミナミで遊んでたら、先生から電話かかってきた事もあったな‥

    2005-11-24 13:53:00
  • 362:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たち2人で歩いていると、ナンパされる事も多かったがそれ以前に、喧嘩を売られる事もしばしば‥
    私らは普通に歩いたり、しゃべったりしてるだけやのに‥何で‥?って感じだった。まぁ私達も、この時期はお互い荒れまくっていたので、売られたモノは素直に買ってぃた‥笑。

    そんな生活が毎日続いた。でも私達ももぅ、3年生だった‥進路も早く決めないといけない‥

    2005-11-24 14:05:00
  • 363:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    私は、夏休みが終わるまで、ただ何となく短大に行こうと思っていた。特にやりたいこともなかった私は、本当に進路を適当にしか考えてなかった。
    周りは受験モードに入ってる中、私はそんな流れについていけなく、相変わらずバイトしたり、遊んだり…。
    夏休みが終わると、私は急に考えが変わった。
    別に誰に何を言われた訳でもなく…

    2005-11-24 15:41:00
  • 364:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    そして、私は職員室にかけこんだ。
    あぃか「先生!!」
    周りの先生も、うちの担任もものすごく驚いた顔で私の顔を見た。
    先生『ど、どうしたの?宮部さん…』
    「先生、あたし…やっぱ就職するわ!」

    2005-11-24 15:43:00
  • 365:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    先生はあきれた様な、おどろいた様な顔で私を見ていた。
    「だから、そーゆう事でお願いしまぁす☆」ガラガラッ……ピシャッ

    先生の答えも聞かず、私は職員室を出た。私が急に就職しようと思ったのは、ただ単に勉強がめんどくさい、と思ったから。ほんとに私は適当すぎた…

    2005-11-24 15:48:00
  • 366:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は就職先も、先生に決めてもらった‥笑。ほんとに適当すぎる‥でも、この時期はほんとに何もやりたくなかった。
    すべて投げ出して‥逃げ出してしまいたかった‥

    ――そんな私も、無事に就職先が決まり栞は美容師へ就職が決まった‥

    2005-11-25 11:34:00
  • 367:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「ははっ!ごめんやで先生☆最後まで心配かけてもーて‥笑」
    栞『でもあれやろ?いぃ思い出ゃん♪先生も、これでうちらの事忘れたくても忘れられんやろ!笑』
    先生は、ほんまやな‥と苦笑いしてた‥

    卒業式が終わって、晩にみんなで打ち上げに行って‥これで、みんなと集まるのが最後かって思えないくらい‥楽しかった‥

    2005-11-25 11:43:00
  • 368:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして私は社会人になった‥
    すごく厳しくて何度も辞めようかと思った。通勤だって家から電車を乗り継ぎ、1時間半もかかる。そのくせ終わるのが遅く、朝は早かった。
    そんな中、同期の女の子達と仲良くなった。
    一番仲かいいのは、帰りが唯一同じ方向の舞。舞は入社式の日、真っ黒な髪にショートヘア。眼鏡をかけていた。ぶっちゃけた話、めちゃめちゃ真面目な子‥もしくはオタクにしか見えなかった‥笑

    2005-11-25 11:56:00
  • 369:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ぅわっ!絶対ぁたしこぃつとは合わんやろな‥一番苦手キャラゃし‥》こんな事を思っていた。
    けれど、帰りの方向が同じなので一緒に帰らなければいけなかった‥

    ところが、話してみると見た目とは真逆な性格だった‥
    舞『ありえんょなー。あの社長!しゃべる時つば飛ばしすぎゃしな!』

    2005-11-25 12:02:00
  • 370:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥(;゜Д゜)」
    舞『思わん!?ぁたし一番前やし近かったからかなりきもかったんやて!』
    「う、うん‥せゃな。ありえんよなぁ‥苦笑」
    私は状況が把握出来なくてかなりきょどっていた。
    舞『ってか、あぃかさぁ、あたし最初見た時ゃんきーやと思ったって!笑』

    2005-11-25 12:12:00
  • 371:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「は!?なんでやねん?」『だってなぁ、頭プリンゃもん!見た時絶対ヤンキーやと思ったゎ!笑』
    「なぃゎー!舞だって、こんなキモキャラやと思わんかったしな!」
    『キモキャラって?笑。ひどぃなー!ぁたし見た目めちゃ真面目やけど、性格ほんま反対ゃから??』
    舞は以外とおもろぃ奴だった‥舞も、私とは絶対に仲良くなられへん、と思っていたらしぃ。それが、この1日で大の仲良しになってしまうんだから‥人生って何があるかほんとにわからないもんだ‥

    2005-11-25 12:56:00
  • 372:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから、毎日めまぐるしく過ぎて行き、ゴールデンウィークを迎えようとしていた。
    ゴールデンウィーク2日目、こぅくんの友達(まぁ私も友達なんだけど‥)の披露宴に呼ばれていたので、美容院に行き、こぅくんと一緒に会場へ行った。
    そのアト、居酒屋へ移動してみんなで飲んでいた。ここ最近、こぅくんは行動がとても怪しかった。
    一緒にいても、ケータイは絶対サイレント、部屋を移動する時もかならず持ち歩く‥休みの日でも、予定があると言って、なかなか会ってくれなかった。

    2005-11-25 13:57:00
  • 373:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この日‥ついに事件は起こってしまった。――

    私は久々にこぅくんに会えた事が嬉しくて、かまってほしかった‥けれど、こぅくんはいろんな人の所を行ったり来たり‥全然、私の所には来てくれなかった。
    それでも、私は《付き合いなんやから、仕方ない!我慢、我慢‥》と、必死で堪え続けていた‥

    2005-11-25 14:02:00
  • 374:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    お酒の席でもあるし、こんな所で雰囲気を壊す訳にもいかないと、私もはしゃぎながら飲んでいた。
    すると、一人の女の人が私にこう言った‥
    『なぁ‥あぃかちゃん‥‥光輝、かなりやばいんちゃうん‥?』
    私はその人の目線を追い、こぅくんを見た‥
    「‥‥!?‥‥」

    2005-11-25 14:19:00
  • 375:

    名無しさん

    気になる〜??
    なるべく早く書Llて?

    2005-11-27 03:18:00
  • 376:

    マャ

    偶然ゃったωヵ」aaa??? τ"もホンマビックリUナニUィ???ヮラ
    ぉ互ぃ頑張っτ⊇йё-ωッッ?
    マャ結構マメレニ⊇σ小説ヘo-チ"更新Uτゅヵラ??ヮラ

    2005-11-28 08:31:00
  • 377:

    あゅ芽

    初のカキコなリ????
    今日の夜中カラ?一生懸命1号カラ読ン+ニ゙って??(笑)どン+ニ゙けひま児やろなあ??(笑)
    けど??あゅ芽わ?偉そう?やけど?あンまリココの小説ハマらンU?おもンないのンばっか??って思って+ニけど?久々に??ヒット??やわあ???(?^▽^)??(笑)むちや?FaNになリまU+ニ???
    +ニ゙から?大変やと?思うケド頑張って1号?み+ニいに?完結?させてなあ-?あゅ芽の楽しみやから?? ちなみに?あゅ芽わ空想やけど??海斗?だいちゆき?(?ε???)(笑)

    2005-11-28 09:29:00
  • 378:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あゅ芽ちゃん??
    はまってくれたとかまじ嬉しぃωゃけどぉぉ??しかも、ぃっぱぃぁる中でぁたしの小説読んでくれたとかほんま感激っ??まじぁりがとっ?
    海斗はぃぃ奴ですょ??ワラこれからも出てくるとぉもぃます?まだダラダラと続いてしまぃますが‥これからもょんで頂けると嬉しぃですっ?

    2005-11-28 11:52:00
  • 379:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    皆さん、読んで頂いて本当にぁりがとぅござぃます?しかも、更新遅いのに‥?書き込み見てたらほんと励みになりますっ?
    最近忙しいんで、なかなか更新出来ないんですが、合間見てちょっとずつ更新していきますっ?
    ほんとすぃません??こんな私ですが、これからも読んで頂けると光栄です??

    2005-11-28 11:55:00
  • 380:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私の目に飛び込んできた光景は、それは驚くものだった‥

    こぅくんは、髪の長い女の人と抱き合っていた‥‥
    《‥ありえへんし‥‥》私は思わず目をそらしてしまった‥

    2005-11-28 13:26:00
  • 381:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    新郎新婦さん自体は、私もこぅくんを通じて良く知っていたが、新婦さんの友達は誰一人知らなかった。
    だから、こぅくんと抱き合ってる女の人も全く知らなかった‥
    『‥あぃかちゃん、何か言いにいかんでぃーん!?もぉ、真実も真実やで‥』
    あの女の人は、真実と言うらしい‥今私に話かけてくれてる人は、沙恵さんといって、今日初めて会った時から私の事を目に掛けてくれていた。最初は、だいぶヤンキーで恐かったんだけど‥

    2005-11-28 13:34:00
  • 382:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「い‥いぃんです‥酔ってるしね!仕方ないですよ」私はこう言ったものの、本当は気になって仕方なかった‥目の前で、自分の彼氏が他の女の人と抱き合ってるとこなんて‥見たくなかった‥
    『‥ほらっ!そんな泣きそうな顔しとって何がいいんです!ゃねん。ぁたしが言いに行ったるわ!』
    そぅ言って、沙恵さんは立ち上がり、こぅくんと真実さんのところへ向かって行った。

    2005-11-28 13:40:00
  • 383:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    沙恵さんのおかげで、2人の体は離れていたがずっとお互い向かい合って、こぅくんが真実さんの肩とか手とかを触りまくっていた‥
    《ほんま‥もぅあかんゎ‥こぅくん最低やん‥》私は気を紛らわそうと、いろんな人に話し掛け、飲みまくっていた。けど‥気になるのはこぅくんの事ばかりだった‥

    2005-11-28 13:46:00
  • 384:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんなこんなで、飲み会(披露宴)が終了した。
    こぅくんの地元でやっていたので、こぅくんの家まではすぐだったが、車で来ていた為車で帰らなければいけなかった。もちろん、私を横に乗せて‥

    こぅ『ぁいつら、まじ幸せそうやったよなぁー!いいよなぁ。あぃか、今日は楽しかったかぁ?』
    ――は‥!?楽しい訳がなぃやん‥こぃつほんま何ゆってるん‥‥――

    2005-11-28 13:57:00
  • 385:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「‥ぅん。‥」
    私はかなりふてこく返事をかえした。この状況で今日楽しかったかぁ、と聞いてくるなんて‥本気でこぅくんの神経を疑った。それと共に、いかに私がこぅくんの眼中になかったかを思い知らされた‥

    こぅ『なに‥?ぉまえその返事。何か言いたい事あるん?』

    2005-11-28 14:04:00
  • 386:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ってか、何でこぃつこんな偉そうやねんて‥?》こぅくんの言い方にカチン、ときた私は、思わず言い返してしまった‥
    「言いたい事あるん?って!?あるに決まってるやん。わからんの!?」
    『は?お前、誰に向かって口聞いとんねん。わかる訳ないやんけ!ゆーてみろや!』
    普段なら‥こぅくんが好きだし、年上だから恐いというのもあって何も言えないところだが‥この時は我慢の限界だった。
    ――ところが‥この時の行動が後々、後悔してしまう事になる‥――

    2005-11-28 14:13:00
  • 387:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥こぅくん‥自分のしてた事考えたら!?真実さんと抱き合ったり、ずーっと肩とか触ってたりさぁ!電話番号とかも交換したんやろ!?あたしの事なんかずっとほったらかしやったのにな!」
    『はぁ!?抱き合ったりとかしてないしなぁ!真実ちゃんかなり酔ってたから、倒れてきたりして支えたってただけやし!番号とかも交換してへんしや!勝手な言い掛かりつけんなや!』
    そぅ言いながら、人気のない道を車で暴走するこぅくん。って言うより‥‥ほんま意味わからん言い訳に私はぶち切れてしまった‥

    2005-11-28 15:41:00
  • 388:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「よぉそこまで言い訳出来るな!全部あたしのこの目でしっかり見とんねん?何でそんな事出来るかなぁ?実の彼女ほったらかして‥わっけわからん事ばっかり言いやがって‥」

    こぅ、あたしが言った瞬間‥――キキィーッ、ガンッ‥――
    《‥いったぁ‥何やねん‥何が起きたん‥》

    2005-11-28 15:45:00
  • 389:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    頭に何かが思いっきりぶつかった‥――
    でも、状況が判断出来なかったのはほんの一瞬で、すぐに何があったのかが理解出来た。
    私は‥車の助手席に乗っていて、こぅくんがスピードをものすごく出していたのに、いきなり急ブレーキを踏んだのだ‥
    そしてシートベルトなんかつけていなかった私は、フロントガラスに頭を強打した‥

    2005-11-28 20:13:00
  • 390:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    驚いた私は、すぐに運転席のこぅくんの方を見た。
    あぃ「‥なッ‥‥」
    こぅくんは、事故をしそうだったから急ブレーキを踏んだ訳ではなかった‥私の顔をものすごい睨んでいた‥

    「‥ッ‥――」

    2005-11-28 20:18:00
  • 391:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    いきなり、私は髪の毛をつかまれた‥

    『‥降りろ。』こぅくんはそれだけ言うと、私の髪の毛から手を離して車から降りた。
    《‥痛っ‥何なん‥?》
    こぅくんの今まで見た事のない表情に驚きながら、言われた通り車から降りた。

    2005-11-28 20:21:00
  • 392:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――バンッ――
    苛立ちから、車のドアを思いっきり閉めた。辺りを見回すと、こぅくんの家の近所だった。この辺りはたんぼが広がっていて、民家は少し離れた所にちらほらあるくらいだ。

    私が黙ってこぅくんの方を見ていると、こぅくんは私の方へツカツカと歩いて来た。

    2005-11-28 20:25:00
  • 393:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    目の前まで来たな‥と思った瞬間――バッチーン‥‥

    《‥え‥?痛ッ‥‥》
    私の左頬に激痛が走った。
    《あ‥あたし今から殴られるんや‥》‥この瞬間に全てを悟った。

    2005-11-28 20:29:00
  • 394:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    痛さと苛立ちで、何も言えなかった私はこぅくんの方を思いっきり睨んだ。

    『何やお前その目は。反抗しとんのか?なめた口ばっかききやがってなぁ!』

    ――ガンッッ‥――

    2005-11-28 20:32:00
  • 395:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そう言われて、私は田んぼに突き落とされた。
    白黒の綺麗目なワンピースに新しく買ったばかりのヒール‥‥一瞬にして、泥だらけになった。

    「‥な‥に‥何すんねんコラァ!痛いやんけぇ!?」さすがに私も田んぼに落とされた事にブチ切れした。

    2005-11-28 20:37:00
  • 396:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『お前はまだそんな口聞けるんか!?ほんまなめとんなぁぁ!!』
    そう言いながら、上から殴ってこようとしたので、履いていたヒールをすぐさま脱ぎ、こぅくんの顔に目がけて思いっきりなげた。

    みごとに当たった。笑。しかし、そんな事で勝てる訳もなく‥こぅくんは上から私の肩を思いっきり蹴ってきた。

    2005-11-28 20:40:00
  • 397:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    お腹とか、顔とかも思いっきりどつかれながら、私も髪の毛をひっぱったり、殴ったり‥抵抗していた。

    けれど、女の私が男にかなう訳がなかった。
    体中、痛すぎてしまいに殴られながら涙を流していた。「‥も‥ゃめ‥ッ‥ゥッ」

    2005-11-28 20:43:00
  • 398:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 399:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《痛い‥イタィ‥‥何で‥?あたし間違った事言った‥?‥アタシ‥タダシイコトイッタノニナンデナグラレナキャイケナイノ‥‥》

    意識が朦朧とする中‥もぅダメなのかな。とか考えてた‥でも、そんな時‥‥

    ――♪♪〜♪〜♪♪〜

    2005-11-28 20:53:00
  • 400:

    マャ

    レスぁ-?ッッ??
    てか,全然マャの方にもヵキ??してってゃァ??
    てか,続きメタ気になゅゃん??ヮラ

    2005-11-29 01:06:00
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