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学んだこと‥?

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  • 1:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    前スレの続きを書いてぃきます?初めて見てくれた人はこっちから読んでもらえたら光栄です??↓
    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1121235783/-5

    2005-10-02 23:44:00
  • 301:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    倒れた日から、4日程がたった‥
    生理がまだ来なかった‥さすがの私でも、この時期あたりからかなり焦っていた。
    《‥もしかして‥妊娠した‥?》
    女のカンというか、何というか‥この時は何となく、自分が妊娠したんだと確信が持てていた。

    2005-11-14 13:58:00
  • 302:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    だからなのか、変に落ち着いていた‥
    《今日、学校おわってから検査しよう‥》

    そして、私は久々に里美と会う約束をしていたので、その時に、生理が来ない事を相談した‥

    2005-11-14 16:21:00
  • 303:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は里美以外には誰にも言ってなかった。言うつもりもなかった‥

    里美『‥‥まじで‥?』
    あぃ「‥うん‥もぅ、今日で1週間きてない‥」
    『‥検査、した方がいぃんちゃうん‥?』

    2005-11-14 16:26:00
  • 304:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥うん‥今からやってみる‥」
    そして、里美についてきてもらって妊娠検査薬を購入して、検査をした。

    「‥‥‥」
    ――結果は、陽性だった。

    2005-11-14 16:31:00
  • 305:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――やっぱり‥――
    トイレから出た私を里美は心配そうに見て、『どうやった‥?』と聞く‥‥

    私は無言で里美の方を向き頷いた。『‥ぅ‥そぉ‥』
    二人でとりあえず、近くの公園へ移動してベンチに腰掛けた。

    2005-11-15 09:53:00
  • 306:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    里美はやさしく私にそぅ言った‥こぅくんに‥?話さないとダメやんな‥でも‥
    「あたし‥怖い‥‥」

    こぅくんなら子供を産んでもいぃと言ってくれるって、信じてる‥けどやっぱり不安で‥怖かった‥

    2005-11-15 16:14:00
  • 307:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    里美は私を一生懸命元気付けようとしてくれて、それが私にも伝わってきた。

    すごく、嬉しかった‥里美に話打ち明けて本当によかったと思う‥

    しばらくして、里美と別れて私はこぅくんに電話をした‥

    2005-11-15 16:23:00
  • 308:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――プルルルルッ、プルル‥‥
    『もしも?し☆』
    こぅくんは、私の気分とは裏腹にものすごく明るい声で電話に出た‥少し複雑な思いをしながら、私もなるべく明るく対応した‥
    「もーしッ?あぃかでぇす?笑。今‥仕事中‥?」

    2005-11-15 16:27:00
  • 309:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『あぃかでぇすって‥知ってるて?笑。まぁだ仕事中やなぁ‥どなぃしたん??』「‥んー、そっか☆終わってから今日‥会えへん?」
    『ぉー。あ!俺今日仕事終わるんバリ遅いで??』
    「‥そーなんゃ‥‥待ってるから、来てくれへん?」

    2005-11-15 16:31:00
  • 310:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私がこう言うと、こぅくんは不思議そうな感じで返事をかえしてきた‥

    そして‥こぅくんから終わったでぇ!と、電話がかかってきて私のマンションの公園まで来てくれる事になった‥
    ―――30分後‥‥
    『あぃか☆ぉつーっ?』

    2005-11-16 21:58:00
  • 311:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「ぉつかれ‥☆」『なんやー?どなぃした‥?おまえ元気なぃやんけぇ〜!』
    ‥こんな時に‥元気なんて出せる訳がなかった。
    「う‥うん‥実は、話‥あってさぁ‥?」

    こぅくんは、一瞬真顔になり、またやさしく笑顔で『どーした?』と、聞いてきた‥

    2005-11-16 22:01:00
  • 312:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥‥あんな‥‥あたし、生理来てなかったんやんかぁ‥。でな、あんまりにも遅れてるから‥今日検査したんやん‥」
    私が少しずつ、話し始めるとこぅくんは私が言おうとした事がわかったのか‥顔から血の気が一瞬でひいていくのが見ててわかった。
    「そしたら‥妊娠‥しててん‥」
    この時、こぅくんの顔をまともに見る事が出来なかった‥‥怖かった‥‥

    2005-11-16 22:06:00
  • 313:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    二人とも、しばらく沈黙していた‥先に口を開いたのは、こぅくんの方だった。
    『‥まじで‥妊娠って‥』
    この後、とんでもないことばが私に降り掛かってきたんだ‥

    『ってか俺‥中で出してないよな!?』

    2005-11-16 22:09:00
  • 314:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥‥ぇ‥?何ゆってるん‥
    確かに、中で出したりはしてなかったが、最近はゴムを付けてくれる事が少なかった‥
    もちろん、付けてと言わなかった私も悪い‥わかってる‥けど‥‥嫌われるのが怖くて、言えなかったんよ‥‥私はこぅくんの事を好きになりすぎてた。この時には‥‥そして、私の性に対する知識がなさすぎた‥

    2005-11-16 22:14:00
  • 315:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥こぅくん‥それ‥どういう意味‥?中に出さなくても、妊娠するんやで?」『‥わかってるけど‥‥』
    この時聞いた話しでは、こぅくんは、女を妊娠させたのは私で2人目だった。しかも前の女の子供は堕ろさせたらしい‥

    ――ねぇ、こぅくん‥なら尚更子供を作るって事がどれだけ大事な事か‥堕ろした時の辛さとか‥わかってるんじゃないの‥?私は、私は‥産んでもいいの‥?――

    2005-11-16 22:21:00
  • 316:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    なんかゃたらエラー出まくるんで、また書きます?
    読んでくれてる方、申し訳ぁりません???

    2005-11-16 22:23:00
  • 317:

    名無しさん

    気になる?

    2005-11-17 10:38:00
  • 318:

    マャ

    頑張れェェ??? ゅっくりでェェヵラ無理しゃんとマィヘoに頑張りぃйё???

    2005-11-18 03:32:00
  • 319:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>322 名無しさん?
    気にとめくれてぁりがとっ??遅くなってごめんなさぃ‥?
    >>323 マャちゃん?
    ぃつもぁりがとぅ??ほんと励まされるぅ???更新遅いけど、これからも頑張るねっ??

    2005-11-18 09:41:00
  • 320:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はずっと黙ってた‥
    こぅくんがなんて言うのか‥こぅくんの返しわ待とうと思い、一切口を開かなかった。
    ――長い‥長い沈黙の後‥やっとこぅくんがことばを発した。

    『‥あぃかは‥どうしたいん?』

    2005-11-18 09:47:00
  • 321:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんの返しわ→×
    こぅくんの返しを→○

    はりきって間違えちゃぃました??すぃません??

    2005-11-18 09:48:00
  • 322:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥どぅしたぃ‥?そんなん、決まってるやんか。

    「もちろん、産みたい」

    迷わずこう答えた‥こぅくんの目をまっすぐ見て‥‥彼の顔は、相変わらず困惑の表情のままだ‥

    2005-11-18 09:51:00
  • 323:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo


    『‥ごめん‥今回は‥諦めてくれ‥』

    ――最低だね‥私たち‥子供、育てられる環境じゃないのに作ってしまって‥ひどいよね。この子には何の罪もないのに‥ごめんね。ほんとに‥ごめん‥

    2005-11-18 10:04:00
  • 324:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たちの修学旅行は‥スキーorスノボー、最終日にディズニーランドだった。
    下手したら、スノボーなんかやってお腹を打ったりしたら流産しかねない。
    そんな危険を犯してでも、行きたかった。

    そして、保健の先生もしぶしぶ了解してくれた。体調が悪くなったら、すぐに私に言うんやで!という事で。

    2005-11-18 10:16:00
  • 325:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    病院は、修学旅行から帰ってすぐ春休みなのでその間に通うことにした。

    そして、周りのみんなに心配されながら、私たちは修学旅行へ行った。
    ところが、環境が変わったせいか‥向こうに着くと、ますます体調が悪くなり、吐き気もする様になった。

    2005-11-18 10:20:00
  • 326:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    けれど、こんな所でみんなに心配はかけられない‥
    私は元気なふりをした。妊娠してる、なんて‥誰にも言えなかった。
    スノボーしてる時、私の事情を知らない友達はふざけて押したりしてきた。その度、その度に、無意識にお腹をかばってる自分がいた‥
    《ほんま‥何やってんのやろあたし。ごめんな。痛かった‥?今日は晩、ゆっくり休もうな‥?》
    心の中で、自分の子供に語りかけるのが癖になっていた。もうすぐ居なくなるなんて‥考えられなかった。

    2005-11-18 10:28:00
  • 327:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    修学旅行も、なんとか無事に終わった。あとは夜行バスで帰るだけ…
    みんな眠っているのに、私はひどいつわりに悩まされていた。私の顔色は相当悪かっただろう。
    周りの友達にも、いらん心配させて、色んな人に迷惑かけまくった。こんなことなら、無理して来なければよかったのかな…

    そして、自宅に戻りその日から私は全く家を出なくなった。友達からの遊びの誘いも全部断った。

    2005-11-18 14:22:00
  • 328:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    数日してから病院に通った。こぅくん曰く、子供をおろすという事を、保険証にふせてくれる病院らしい。
    私たちは、親には絶対に言えなかったので、こぅくんの言うとおり、ここに通うしかなかった。
    けれど、ここは自宅からバスで15分、電車で10分、またバスで10分といったかなり距離が離れている場所だった。
    こぅくんは仕事でもちろん病院になんか着いてきてくれない…何にも知らない、初めての場所…すごく心細かったのを覚えてる。

    2005-11-18 14:27:00
  • 329:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    診察室に入って、先生に『おめでとう!』と言われたのが辛かった。
    《そっか…普通はおめでたい事なんやもんな…》私は、先生におろす事を伝えると、先生はものすごく淡々と手術への説明を始めた。

    そして最後に…『もう、二度と同じ事を繰り返さんようにな。』と言った。
    私は急いで診察室を出て、外に出た瞬間に涙が流れた。

    2005-11-18 14:31:00
  • 330:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    《ごめん…ほんと、ダメな母親でごめんな…》何度も何度もお腹の子供に謝った。

    けれど、何度謝っても決して許される事なんかじゃない…

    私は、人を1人、殺してしまった……

    2005-11-18 14:36:00
  • 331:

    名無しさん

    書かンのぉ??

    2005-11-21 13:44:00
  • 332:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>338さん??

    長い間放置すんません??書きます?書きますょぉ???ほんまマイペースでごめんなさぃっ??
    でも、待っててくれてる人が居たんだって思うと、すごく嬉しかったでぇす?これからもどーぞょろしくですッッ??

    2005-11-21 16:32:00
  • 333:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo



    ――手術までは、はっきり言ってしんどくて‥ご飯とかもほとんど喉を通らなかった。手術も、あっという間だった。
    麻酔を打たれて、順番に数を数えて‥そこから記憶がない。途中、ユメの中で器材の音が聞こえたり‥
    なんか、不思議な感覚だったな‥あたし‥‥ここで一体何をしてるの‥?何で‥眠ってるの‥?

    2005-11-21 16:44:00
  • 334:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo


    ――‥サン、宮部さん?起きて!終わったよー。』

    ‥なに‥‥――?誰か‥あたしを呼んでる‥‥
    私は意識もほんとにはっきりしないまま、うっすら目をあけた。

    2005-11-21 16:50:00
  • 335:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私が目をあけると同時に、看護婦さんが2人、私の体を支える。
    『はーい。宮部さんわかる?手術終わったから部屋移動しましょうねー。ゆっくり降りてここに座ってー』
    そう言って、私の体を少し持ち上げる。体を起こして私は車椅子に乗せられたらしい。体が勝手に前に進んだ。
    ――何なん‥?ここ、どこ‥?私何されるん‥‥

    2005-11-21 16:55:00
  • 336:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はぼーっとする頭で必死に考えた。何も考えられない‥この時はまだ麻酔が完全に切れてなかった。

    どこかの部屋に着き、また体を持ち上げられ、布団に寝かされた。
    『まだ麻酔が完全に切れてないから、しばらく寝ててね。立てる様になったら受け付けに声かけて帰ってくれていいから。』
    ‥こんな感じの事を言いながら看護婦は慌ただしくその部屋から出て行った。

    2005-11-21 16:59:00
  • 337:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はただ、天井を見つめながら考えていた。

    ――あたし‥何してんの‥?何でこんなとこに居るの‥?‥‥あ‥赤ちゃん‥

    そっと、お腹を撫でた。ついさっきまで居たのに、今はもう居ないんだ‥何も考えられなかったのに、不思議とこの事だけは頭に浮かんだ。それと同時に、私の目から一筋の雫が流れ落ちていった。

    2005-11-21 17:04:00
  • 338:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――それから‥どれくらい経っただろうか‥‥――

    ――ガラッ『あぃか!!』

    私は目だけを扉に向けた。あ‥こぅくん‥‥こぅくん来てくれたんだぁ。

    2005-11-21 17:06:00
  • 339:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんは私の姿を見てバタバタと部屋に入ってきて、私に抱きついた。

    『ごめんな‥ずっとついててやれんで‥‥ほんま、ごめん‥』
    ぎゅっ‥と私の体を少し起こして抱き締めるこぅくん。まだ意識がはっきりしなかった私も、こぅくんに抱き締められた瞬間、思いっきり涙があふれ出た。

    2005-11-21 17:10:00
  • 340:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「こぅくっ‥ヒッ‥赤ちゃん‥赤ちゃん‥がっ‥ゥッ‥」
    『‥ごめん‥ごめんな。あぃか。ほんま、ごめん‥』
    ‥私はこぅくんの胸で涙が枯れる程泣きまくった‥そんな私を、こぅくんはずっと抱き締めて謝ってた。

    でもね‥謝って済む問題じゃないんだよ。こぅくん、私たち、人殺しなんだよ。最低な人間なんだよ‥?赤ちゃん、すごく痛かっただろうな‥ほんとに‥あなたを守れなくてごめんなさい。産んであげられなくて、ごめんなさい‥‥

    2005-11-21 17:16:00
  • 341:

    名無しさん

    もぅ終わりですか?

    2005-11-21 18:35:00
  • 342:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>348さん
    更新少なくてごめんなさぃ?また時間があったら書きます。話自体はまだ続きます?長々とすぃません‥?また良かったら覗いてゃって下さい?読んでくれてありがとうございます??

    2005-11-21 18:52:00
  • 343:

    ☆みり☆

    完結するまで書き込みせずに完結したら?と思ってぃたんだけど…?書き込みしちゃぃました??
    完結までずっーと覗かせてもらぅので、あぃかサンのペースでゆっくりでもぃぃので頑張って下さぃ?応援してます??

    2005-11-21 19:00:00
  • 344:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ☆みり☆さんっ??
    カキコ?ぁりがとぉぉ??ぃつも読んでてくれてるとかほんま感激ゃぁ??
    そんな嬉しいことばもらぇるなんて‥?あたしは幸せすぎるっ??
    これからもょかったら読んでなぁぁ??

    2005-11-21 21:36:00
  • 345:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから少し落ち着いた私を見て、こぅくんが『そろそろ、出よか‥』と言ったので私は頭がフラフラしながらも、こぅくんに支えられて何とか立ち上がり、病院をアトにした。

    車の中で、私たちはずっと無言だった‥こぅくんの車のうるさいマフラー音と、少し小さめで鳴らしているオーディオの音だけが、車内に響いていた。

    2005-11-21 21:41:00
  • 346:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《そーいえば‥海斗の名前、なかったな‥》
    海斗は修学旅行には来ていた。だから私はてっきり進級出来たものだと思っていた‥
    《ま、ぁたしには関係なぃけど?☆》
    そして、教室に行き、一人でぼぉーっと外を眺めていた。《まぁた窓際の一番後ろかよ‥‥》

    2005-11-21 21:51:00
  • 347:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この時、私はたまたま右斜め後ろを振り返った。ただなんとなく‥‥

    すると、そこには1年、2年の時一部の人間にいじめられていた、というか、ハブられていた女がいた。ぶっちゃけ私も1年の時嫌いだった。
    理由は‥ただうるさい女だったから‥

    2005-11-21 21:54:00
  • 348:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    目が合ったが、私は別に何も考えずまた視線を窓の外にむけた。
    《‥‥ダルぃ‥‥》
    担任が入ってきて、何か話していたが、全然聞いていなくてずーっと、ひたすら外を見ていた‥

    「‥‥サン、宮部さん聞いてるの!?」

    2005-11-21 21:59:00
  • 349:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ぁー‥あたし呼ばれてる‥「んー。何?せんせぇ」 『もぉ、あなたって子は‥だから、始業式来なかったやろ?その時頭髪チェックしてたんやけど、あなたもその髪じゃアウトやわ。直して来なさいよ!』

    ――ホンマだるぃ。私は頭髪検査に引っ掛かるのが嫌だから始業式はいつも出てなかった。ふてこい私を見ながら先生は続けた。
    『始業式にこんかったらいいってもんじゃないんやからね!ほんっまに‥』

    2005-11-21 22:04:00
  • 350:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この女は私は入学した時から大っキライだった。口だけはめちゃくちゃ偉そうで、すぐヒステリックになるし‥
    とりあえず、みんなからも嫌われていた‥
    『宮部サン聞いてるの!?』「あー、聞いてるよ。わかったって」
    かなりダルさMAXで答えた私に、斜め後ろの女が吹き出していた。さっき目が合った女だ。

    2005-11-21 22:09:00
  • 351:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、先生がブツブツ言いながらも、長い長いHRに終わりを告げた。
    周りがガヤガヤしはじめたと同時に、私も席を立って帰ろうとした‥
    ――グイッ『なぁ、なぁ?』
    誰やねん、あたしのカバン引っ張ってくる奴‥?少しイラッときながら後ろを振り返った。‥さっきの女だ。
    「なに‥?」私はイライラ気味に答えた。

    2005-11-21 22:16:00
  • 352:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『一緒に帰ろや☆笑』
    すごく笑顔で答えられ、少し引きながらも何となくOKした。

    この女は相川 栞。噂では小学校の時からいじめられていたらしい。けど、私が想像していた"いじめられっ子"とはかけ離れていた。明るい性格、しゃべりすぎって言う位しゃべる。たばことかも普通に吸ってたりしてるし‥
    なんか、私と同じにおいがした‥

    2005-11-21 22:35:00
  • 353:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『なぁ、宮部さん!』
    「あー、宮部さんとかぃらんで!あぃかでぇーよ。」『笑。あぃかさぁ、覚えてる?あたし1年の時ボーカルやってたの。』

    ――ぁあ!?あの時の女か!すぐ辞めたから、こぃつが軽音部におった事もすっかり忘れてたわ‥
    「あんたすぐ辞めたやん」

    2005-11-21 22:39:00
  • 354:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『だってなぁ、あのメンバー嫌やったんやもん。』
    そんな感じで色々話した。
    私はこの時期、周りから見たら本当に何事にも冷め切っていたらしい。私自身も人を寄せ付けなかった。いちいち気を使ってまで友達なんかいらない。気を使うくらいなら1人でいい‥そんな風に思っていたが、栞は違った。
    全く気も使わなくていぃし、栞も言いたい放題言いまくる。この時私は栞と、ほんとに仲良くなれそうな気がしていた‥

    2005-11-21 23:30:00
  • 355:

    マャ

    ぁぃヵ」ちぁぁ-ωッッ?
    ヵキ?_?ぁ-?ッッ???ホンマビックリUナニゎaaa??? まナニヒマナょ時τ"もょωナニ"τェェ???
    ぁぃヵ」チャンも頑張れェェ???
    ωぢゃйёωッッ?〃

    2005-11-22 04:36:00
  • 356:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃん?

    こちらこそぁりがとうです??マャちゃんの小説はほんと偶然発見しちゃったんだょん??笑
    ぉたがいがんばろーなぁ?
    読んで下さってる皆様?更新遅くなって申し訳ぁりません?

    2005-11-24 12:56:00
  • 357:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    昔の私‥少なくとも海斗と付き合ってる時は、疑う事も知らなくて、いつもにこにこしてて‥常に人の顔色伺いながら生きてた。
    人を傷つけない様に言葉も選んでた。
    栞『んー、そーかもしらんけど‥あぃかは少なくとも1年の時、そんな目はしてなかったけどな!』
    ‥そぅ。今の私は2年前とは正反対。言いたい事は気にせず言う、人の顔色なんかいちいち伺ってらんない。いつもにこにこなんてしてらんない。

    2005-11-24 13:14:00
  • 358:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥あんたにはよく他人の事が見えてるねんなぁ‥」
    今の私と昔の私‥どっちがいいのかなんてわからない。けど、私は今の私が好きだった。何も気を使わなくてもいいんだもん。楽だな‥楽しくはないけど‥
    栞『そんなんちゃうよ。興味ある人間しかあたし見ぃひんもん。』

    2005-11-24 13:21:00
  • 359:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「何?じゃああたしの事興味あったわけ?」
    『興味‥あったんかなー?あぃかは有名やったからな!笑』
    「ふーん。でもぶっちゃけあたし最初あんたキライゃったわ‥笑。うるさぃ女やなぁと思ってな。」
    私がこう言うと、栞は驚いた顔をして私の方を見た。
    そして、私に言った。

    2005-11-24 13:26:00
  • 360:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    栞『まじで‥!!ぁたしも最初あぃか嫌いゃってんけど!』
    お互いがお互い、嫌っていたらしい‥しかもあぃつの理由ときたら‥
    《なんか、いつもにこにこしてるし、彼氏居てるからって調子乗ってそぉ!》
    らしぃ‥(* □ )~~ ゜ ゜

    2005-11-24 13:41:00
  • 361:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    初めてしゃべったのに、お互い語り尽くしていた。この時、久々に仲良くなれそうやな‥って本気で思ったんよ‥?あんたは‥?どう思ったんかなぁ‥?

    私の予感どおり‥毎日栞とは一緒に居た。学校を朝から行く日がほとんどなかった気がする‥笑
    私たちは朝から集合して、どっかで適当に遊んで‥途中から学校に行って、あのヒステリックな先生にどなられて‥学校の行事もほとんど参加しなかった。2人で芸術鑑賞の時、さぼってミナミで遊んでたら、先生から電話かかってきた事もあったな‥

    2005-11-24 13:53:00
  • 362:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たち2人で歩いていると、ナンパされる事も多かったがそれ以前に、喧嘩を売られる事もしばしば‥
    私らは普通に歩いたり、しゃべったりしてるだけやのに‥何で‥?って感じだった。まぁ私達も、この時期はお互い荒れまくっていたので、売られたモノは素直に買ってぃた‥笑。

    そんな生活が毎日続いた。でも私達ももぅ、3年生だった‥進路も早く決めないといけない‥

    2005-11-24 14:05:00
  • 363:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    私は、夏休みが終わるまで、ただ何となく短大に行こうと思っていた。特にやりたいこともなかった私は、本当に進路を適当にしか考えてなかった。
    周りは受験モードに入ってる中、私はそんな流れについていけなく、相変わらずバイトしたり、遊んだり…。
    夏休みが終わると、私は急に考えが変わった。
    別に誰に何を言われた訳でもなく…

    2005-11-24 15:41:00
  • 364:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    そして、私は職員室にかけこんだ。
    あぃか「先生!!」
    周りの先生も、うちの担任もものすごく驚いた顔で私の顔を見た。
    先生『ど、どうしたの?宮部さん…』
    「先生、あたし…やっぱ就職するわ!」

    2005-11-24 15:43:00
  • 365:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    先生はあきれた様な、おどろいた様な顔で私を見ていた。
    「だから、そーゆう事でお願いしまぁす☆」ガラガラッ……ピシャッ

    先生の答えも聞かず、私は職員室を出た。私が急に就職しようと思ったのは、ただ単に勉強がめんどくさい、と思ったから。ほんとに私は適当すぎた…

    2005-11-24 15:48:00
  • 366:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は就職先も、先生に決めてもらった‥笑。ほんとに適当すぎる‥でも、この時期はほんとに何もやりたくなかった。
    すべて投げ出して‥逃げ出してしまいたかった‥

    ――そんな私も、無事に就職先が決まり栞は美容師へ就職が決まった‥

    2005-11-25 11:34:00
  • 367:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「ははっ!ごめんやで先生☆最後まで心配かけてもーて‥笑」
    栞『でもあれやろ?いぃ思い出ゃん♪先生も、これでうちらの事忘れたくても忘れられんやろ!笑』
    先生は、ほんまやな‥と苦笑いしてた‥

    卒業式が終わって、晩にみんなで打ち上げに行って‥これで、みんなと集まるのが最後かって思えないくらい‥楽しかった‥

    2005-11-25 11:43:00
  • 368:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして私は社会人になった‥
    すごく厳しくて何度も辞めようかと思った。通勤だって家から電車を乗り継ぎ、1時間半もかかる。そのくせ終わるのが遅く、朝は早かった。
    そんな中、同期の女の子達と仲良くなった。
    一番仲かいいのは、帰りが唯一同じ方向の舞。舞は入社式の日、真っ黒な髪にショートヘア。眼鏡をかけていた。ぶっちゃけた話、めちゃめちゃ真面目な子‥もしくはオタクにしか見えなかった‥笑

    2005-11-25 11:56:00
  • 369:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ぅわっ!絶対ぁたしこぃつとは合わんやろな‥一番苦手キャラゃし‥》こんな事を思っていた。
    けれど、帰りの方向が同じなので一緒に帰らなければいけなかった‥

    ところが、話してみると見た目とは真逆な性格だった‥
    舞『ありえんょなー。あの社長!しゃべる時つば飛ばしすぎゃしな!』

    2005-11-25 12:02:00
  • 370:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥(;゜Д゜)」
    舞『思わん!?ぁたし一番前やし近かったからかなりきもかったんやて!』
    「う、うん‥せゃな。ありえんよなぁ‥苦笑」
    私は状況が把握出来なくてかなりきょどっていた。
    舞『ってか、あぃかさぁ、あたし最初見た時ゃんきーやと思ったって!笑』

    2005-11-25 12:12:00
  • 371:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「は!?なんでやねん?」『だってなぁ、頭プリンゃもん!見た時絶対ヤンキーやと思ったゎ!笑』
    「なぃゎー!舞だって、こんなキモキャラやと思わんかったしな!」
    『キモキャラって?笑。ひどぃなー!ぁたし見た目めちゃ真面目やけど、性格ほんま反対ゃから??』
    舞は以外とおもろぃ奴だった‥舞も、私とは絶対に仲良くなられへん、と思っていたらしぃ。それが、この1日で大の仲良しになってしまうんだから‥人生って何があるかほんとにわからないもんだ‥

    2005-11-25 12:56:00
  • 372:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから、毎日めまぐるしく過ぎて行き、ゴールデンウィークを迎えようとしていた。
    ゴールデンウィーク2日目、こぅくんの友達(まぁ私も友達なんだけど‥)の披露宴に呼ばれていたので、美容院に行き、こぅくんと一緒に会場へ行った。
    そのアト、居酒屋へ移動してみんなで飲んでいた。ここ最近、こぅくんは行動がとても怪しかった。
    一緒にいても、ケータイは絶対サイレント、部屋を移動する時もかならず持ち歩く‥休みの日でも、予定があると言って、なかなか会ってくれなかった。

    2005-11-25 13:57:00
  • 373:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この日‥ついに事件は起こってしまった。――

    私は久々にこぅくんに会えた事が嬉しくて、かまってほしかった‥けれど、こぅくんはいろんな人の所を行ったり来たり‥全然、私の所には来てくれなかった。
    それでも、私は《付き合いなんやから、仕方ない!我慢、我慢‥》と、必死で堪え続けていた‥

    2005-11-25 14:02:00
  • 374:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    お酒の席でもあるし、こんな所で雰囲気を壊す訳にもいかないと、私もはしゃぎながら飲んでいた。
    すると、一人の女の人が私にこう言った‥
    『なぁ‥あぃかちゃん‥‥光輝、かなりやばいんちゃうん‥?』
    私はその人の目線を追い、こぅくんを見た‥
    「‥‥!?‥‥」

    2005-11-25 14:19:00
  • 375:

    名無しさん

    気になる〜??
    なるべく早く書Llて?

    2005-11-27 03:18:00
  • 376:

    マャ

    偶然ゃったωヵ」aaa??? τ"もホンマビックリUナニUィ???ヮラ
    ぉ互ぃ頑張っτ⊇йё-ωッッ?
    マャ結構マメレニ⊇σ小説ヘo-チ"更新Uτゅヵラ??ヮラ

    2005-11-28 08:31:00
  • 377:

    あゅ芽

    初のカキコなリ????
    今日の夜中カラ?一生懸命1号カラ読ン+ニ゙って??(笑)どン+ニ゙けひま児やろなあ??(笑)
    けど??あゅ芽わ?偉そう?やけど?あンまリココの小説ハマらンU?おもンないのンばっか??って思って+ニけど?久々に??ヒット??やわあ???(?^▽^)??(笑)むちや?FaNになリまU+ニ???
    +ニ゙から?大変やと?思うケド頑張って1号?み+ニいに?完結?させてなあ-?あゅ芽の楽しみやから?? ちなみに?あゅ芽わ空想やけど??海斗?だいちゆき?(?ε???)(笑)

    2005-11-28 09:29:00
  • 378:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あゅ芽ちゃん??
    はまってくれたとかまじ嬉しぃωゃけどぉぉ??しかも、ぃっぱぃぁる中でぁたしの小説読んでくれたとかほんま感激っ??まじぁりがとっ?
    海斗はぃぃ奴ですょ??ワラこれからも出てくるとぉもぃます?まだダラダラと続いてしまぃますが‥これからもょんで頂けると嬉しぃですっ?

    2005-11-28 11:52:00
  • 379:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    皆さん、読んで頂いて本当にぁりがとぅござぃます?しかも、更新遅いのに‥?書き込み見てたらほんと励みになりますっ?
    最近忙しいんで、なかなか更新出来ないんですが、合間見てちょっとずつ更新していきますっ?
    ほんとすぃません??こんな私ですが、これからも読んで頂けると光栄です??

    2005-11-28 11:55:00
  • 380:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私の目に飛び込んできた光景は、それは驚くものだった‥

    こぅくんは、髪の長い女の人と抱き合っていた‥‥
    《‥ありえへんし‥‥》私は思わず目をそらしてしまった‥

    2005-11-28 13:26:00
  • 381:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    新郎新婦さん自体は、私もこぅくんを通じて良く知っていたが、新婦さんの友達は誰一人知らなかった。
    だから、こぅくんと抱き合ってる女の人も全く知らなかった‥
    『‥あぃかちゃん、何か言いにいかんでぃーん!?もぉ、真実も真実やで‥』
    あの女の人は、真実と言うらしい‥今私に話かけてくれてる人は、沙恵さんといって、今日初めて会った時から私の事を目に掛けてくれていた。最初は、だいぶヤンキーで恐かったんだけど‥

    2005-11-28 13:34:00
  • 382:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「い‥いぃんです‥酔ってるしね!仕方ないですよ」私はこう言ったものの、本当は気になって仕方なかった‥目の前で、自分の彼氏が他の女の人と抱き合ってるとこなんて‥見たくなかった‥
    『‥ほらっ!そんな泣きそうな顔しとって何がいいんです!ゃねん。ぁたしが言いに行ったるわ!』
    そぅ言って、沙恵さんは立ち上がり、こぅくんと真実さんのところへ向かって行った。

    2005-11-28 13:40:00
  • 383:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    沙恵さんのおかげで、2人の体は離れていたがずっとお互い向かい合って、こぅくんが真実さんの肩とか手とかを触りまくっていた‥
    《ほんま‥もぅあかんゎ‥こぅくん最低やん‥》私は気を紛らわそうと、いろんな人に話し掛け、飲みまくっていた。けど‥気になるのはこぅくんの事ばかりだった‥

    2005-11-28 13:46:00
  • 384:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんなこんなで、飲み会(披露宴)が終了した。
    こぅくんの地元でやっていたので、こぅくんの家まではすぐだったが、車で来ていた為車で帰らなければいけなかった。もちろん、私を横に乗せて‥

    こぅ『ぁいつら、まじ幸せそうやったよなぁー!いいよなぁ。あぃか、今日は楽しかったかぁ?』
    ――は‥!?楽しい訳がなぃやん‥こぃつほんま何ゆってるん‥‥――

    2005-11-28 13:57:00
  • 385:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「‥ぅん。‥」
    私はかなりふてこく返事をかえした。この状況で今日楽しかったかぁ、と聞いてくるなんて‥本気でこぅくんの神経を疑った。それと共に、いかに私がこぅくんの眼中になかったかを思い知らされた‥

    こぅ『なに‥?ぉまえその返事。何か言いたい事あるん?』

    2005-11-28 14:04:00
  • 386:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ってか、何でこぃつこんな偉そうやねんて‥?》こぅくんの言い方にカチン、ときた私は、思わず言い返してしまった‥
    「言いたい事あるん?って!?あるに決まってるやん。わからんの!?」
    『は?お前、誰に向かって口聞いとんねん。わかる訳ないやんけ!ゆーてみろや!』
    普段なら‥こぅくんが好きだし、年上だから恐いというのもあって何も言えないところだが‥この時は我慢の限界だった。
    ――ところが‥この時の行動が後々、後悔してしまう事になる‥――

    2005-11-28 14:13:00
  • 387:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥こぅくん‥自分のしてた事考えたら!?真実さんと抱き合ったり、ずーっと肩とか触ってたりさぁ!電話番号とかも交換したんやろ!?あたしの事なんかずっとほったらかしやったのにな!」
    『はぁ!?抱き合ったりとかしてないしなぁ!真実ちゃんかなり酔ってたから、倒れてきたりして支えたってただけやし!番号とかも交換してへんしや!勝手な言い掛かりつけんなや!』
    そぅ言いながら、人気のない道を車で暴走するこぅくん。って言うより‥‥ほんま意味わからん言い訳に私はぶち切れてしまった‥

    2005-11-28 15:41:00
  • 388:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「よぉそこまで言い訳出来るな!全部あたしのこの目でしっかり見とんねん?何でそんな事出来るかなぁ?実の彼女ほったらかして‥わっけわからん事ばっかり言いやがって‥」

    こぅ、あたしが言った瞬間‥――キキィーッ、ガンッ‥――
    《‥いったぁ‥何やねん‥何が起きたん‥》

    2005-11-28 15:45:00
  • 389:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    頭に何かが思いっきりぶつかった‥――
    でも、状況が判断出来なかったのはほんの一瞬で、すぐに何があったのかが理解出来た。
    私は‥車の助手席に乗っていて、こぅくんがスピードをものすごく出していたのに、いきなり急ブレーキを踏んだのだ‥
    そしてシートベルトなんかつけていなかった私は、フロントガラスに頭を強打した‥

    2005-11-28 20:13:00
  • 390:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    驚いた私は、すぐに運転席のこぅくんの方を見た。
    あぃ「‥なッ‥‥」
    こぅくんは、事故をしそうだったから急ブレーキを踏んだ訳ではなかった‥私の顔をものすごい睨んでいた‥

    「‥ッ‥――」

    2005-11-28 20:18:00
  • 391:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    いきなり、私は髪の毛をつかまれた‥

    『‥降りろ。』こぅくんはそれだけ言うと、私の髪の毛から手を離して車から降りた。
    《‥痛っ‥何なん‥?》
    こぅくんの今まで見た事のない表情に驚きながら、言われた通り車から降りた。

    2005-11-28 20:21:00
  • 392:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――バンッ――
    苛立ちから、車のドアを思いっきり閉めた。辺りを見回すと、こぅくんの家の近所だった。この辺りはたんぼが広がっていて、民家は少し離れた所にちらほらあるくらいだ。

    私が黙ってこぅくんの方を見ていると、こぅくんは私の方へツカツカと歩いて来た。

    2005-11-28 20:25:00
  • 393:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    目の前まで来たな‥と思った瞬間――バッチーン‥‥

    《‥え‥?痛ッ‥‥》
    私の左頬に激痛が走った。
    《あ‥あたし今から殴られるんや‥》‥この瞬間に全てを悟った。

    2005-11-28 20:29:00
  • 394:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    痛さと苛立ちで、何も言えなかった私はこぅくんの方を思いっきり睨んだ。

    『何やお前その目は。反抗しとんのか?なめた口ばっかききやがってなぁ!』

    ――ガンッッ‥――

    2005-11-28 20:32:00
  • 395:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そう言われて、私は田んぼに突き落とされた。
    白黒の綺麗目なワンピースに新しく買ったばかりのヒール‥‥一瞬にして、泥だらけになった。

    「‥な‥に‥何すんねんコラァ!痛いやんけぇ!?」さすがに私も田んぼに落とされた事にブチ切れした。

    2005-11-28 20:37:00
  • 396:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『お前はまだそんな口聞けるんか!?ほんまなめとんなぁぁ!!』
    そう言いながら、上から殴ってこようとしたので、履いていたヒールをすぐさま脱ぎ、こぅくんの顔に目がけて思いっきりなげた。

    みごとに当たった。笑。しかし、そんな事で勝てる訳もなく‥こぅくんは上から私の肩を思いっきり蹴ってきた。

    2005-11-28 20:40:00
  • 397:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    お腹とか、顔とかも思いっきりどつかれながら、私も髪の毛をひっぱったり、殴ったり‥抵抗していた。

    けれど、女の私が男にかなう訳がなかった。
    体中、痛すぎてしまいに殴られながら涙を流していた。「‥も‥ゃめ‥ッ‥ゥッ」

    2005-11-28 20:43:00
  • 398:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 399:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《痛い‥イタィ‥‥何で‥?あたし間違った事言った‥?‥アタシ‥タダシイコトイッタノニナンデナグラレナキャイケナイノ‥‥》

    意識が朦朧とする中‥もぅダメなのかな。とか考えてた‥でも、そんな時‥‥

    ――♪♪〜♪〜♪♪〜

    2005-11-28 20:53:00
  • 400:

    マャ

    レスぁ-?ッッ??
    てか,全然マャの方にもヵキ??してってゃァ??
    てか,続きメタ気になゅゃん??ヮラ

    2005-11-29 01:06:00
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