-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
続■悔やみきれない
-
1:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
http://bbs.yoasobiweb.com/read_view.php?tb=chat_shosetu&parents_id=1168
遅くなってすみません。
この続きを書いて行こうと思います。
ゆっくりだと思いますが頑張って更新します。2006-10-27 06:44:00 -
11:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
次に目が醒めた時は見慣れない部屋に居た。
点滴に繋がれた腕をぼんやり見ていると優也が部屋に入ってくる。
「貴晃!目、醒めたか!お前かなり衰弱してて意識失ったんだぞ!」
「……。」2006-10-27 07:22:00 -
12:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
そんなの どうだっていいんだ。
自分の身体がどうなろうと。
由里に会いたいんだ、俺。
由里の所へ行けるなら どんなに苦しくても構わない。2006-10-27 07:25:00 -
13:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
「そのままほっといてくれればよかったのに。」
虚ろな目をして俺が優也にやっと言った言葉。
その言葉を聞いて優也は怒らずにとても悲しい顔をした。
「お前…辛いのは自分だけだと思うなよ?」2006-10-27 07:31:00 -
14:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
そんな事 とっくに解ってる。
でも 受け入れられないんだ。
俺は… 俺にはどうしても。
今 この現実が 夢の世界の中だとしか思えない。
由里が俺の隣で笑っている事だけが俺にとっての現実で−2006-10-27 07:34:00 -
15:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
「これ…。由里ちゃんのお父さんが分けてくれたんだ。お前に持ってて欲しいからって。」
そう言って優也がポケットから出した物は
瓶の中に入った真っ白な粉。
「なんだよこれ…?」2006-10-27 07:38:00 -
16:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
「なんだよこれって…由里ちゃんの遺灰…。」
そう棒読みする優也を背に
フッと俺は鼻で笑ってみせた。
「これが由里だって?笑わせるなよ。」2006-10-27 07:41:00 -
17:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
俺がそう言った瞬間、優也は俯いて 一筋の涙を流した。
しばらくそのまま沈黙が続く。
「とりあえず、これはお前が持ってろ。ここに置いとくから。あと少しの間入院してちゃんと栄養も取れ。」
そう言い残して優也は部屋を出て行った。2006-10-27 07:45:00 -
18:
貴晃◆8NBuQ4l6uQ
優也が出て行った後、俺は少し経って恐る恐るその瓶を手に取った。
真っ白な粉。サラサラで砂時計の中にでも入ってそうなただの粉。
これが由里だって言うのか…?なぁ、これがあの由里なのか?
気付けばその粉をただ見つめながら 俺は枯れた筈の涙を流していた。2006-10-27 07:53:00 -
19:
名無しさん
これからの続きも楽しみ?
2006-10-27 09:18:00 -
20:
?ひめ?
すでに泣きそぅデス?
2006-10-27 11:31:00