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  • 1:

    しょうもない話やけど実話です 暇な人は読んでね

    2005-05-27 22:14:00
  • 21:

    鑑別所内入ると単独室にいれられた。かなり古い感じがしたがテレビもあるし洗面代や鏡、机、タンスがあって布団一枚ひけるようなスペースがあった。窓もあって手前にはトイレがあってトイレにはドアなどなく薄いカーテンがあったけどまどからは丸見えだった。けど窓は先生と呼ばれる鑑別所の人が通るスペースがあってその先は塀だった。先生は女子棟は女の人しかいないからまだよかった。

    2005-05-27 22:34:00
  • 22:

    鑑別所では毎日日記を書かされはり絵とかやらされた。警察の人に代わり家庭裁判所から来た調査官に事件の事聞かれた。いろんな余罪が出てきてて余罪について聞かれたり、彼氏の事や性生活まで聞かれ心理テストまでさせられた。

    2005-05-27 22:35:00
  • 23:

    調査官の人から聞いた話によるとサキはなおからお金をとられている間何度も自殺を図ったらしい。なおがサキをそこまで追い詰めていたと言うことを考えた事がなかったからなおはその時初めて捕まってよかったと思った。そしてその日サキとサキの家族宛てに手紙を書いた。しかし返事はもちろん来なかった。

    2005-05-27 22:35:00
  • 24:

    母は相変わらず三時間くらいかけて毎日面会にきてくれていた。ある日面会に父も一緒に来てくれた。父はただひたすらなおに説教をした。なおはひたすら泣いていた。説教をしてくれることに優しさと愛情を感じた。その日なお宛てに手紙が届いた。春樹からだった。

    2005-05-27 22:36:00
  • 25:

    春樹からの手紙ははじめ連絡が取れなくて心配したこと、なおの家に訪れ母から捕まった事を聞いて困惑したことが細かく書いてあって、最後にオレはなおを意地でも待っとくからなおはオレの心配せんとちゃんと反省してきていいこになって帰ってこいよ と書いてあった。その言葉がすごく嬉しかった。

    2005-05-27 22:37:00
  • 26:

    なおはそれから鑑別所にいる約一ヵ月間本当に反省をした。そして人としてしてはいけない事、人を傷つける事を二度としないと誓った。単独室から集団室へ移りあっと言う間に審判の日がやってきた。その日の前日は一切寝れなかった。明日になって保護観察で帰ったら何しよう。家に帰りたい。春樹と逢いたい。学校に行きたい。バイトに行きたい。あれ食べたいこれ食べたいといろんな願望と本当に帰れるのか不安でとてもじゃないけど眠れなかった。

    2005-05-27 22:38:00
  • 27:

    審判の日。父と母となおと三人で裁判官、調査官、書記の正面にむかって座った。軽くあいさつをしなおの事件を淡々と読み上げられた。胸が痛かった。そして色々聞かれ、鑑別所で考えた事とかを聞かれた。そして審判の結果を伝える瞬間がやってきた。

    「短期中等少年院送致」

    なおは半年間少年院に送致されることになった。

    2005-05-27 22:39:00
  • 28:

    少年院がどんな所かわからない。春樹にも逢えない。面会も一ヵ月に二回、家族のみ。本当に本当に独りだ。いやだ。こんなに反省してるのに。誰か!これは夢だって言って!と思いながら静かに泣いた。横では父も母も泣いていた。父の涙をみるのは生まれて初めてだった。母は子供のように…狂ったように声をだして泣いていた。この時の両親の姿をなおは一生忘れないと思う。

    2005-05-27 22:40:00
  • 29:

    少年院に入ったら単独室にいる間は暇だったけど集団寮に移ったら毎日忙しくて一日一日があっという間に過ぎた。朝起きたら着替えて、布団を直し、廊下に整列、番号を点呼し、掃除、掃除が終わったら食事、洗面、また廊下に整列し点呼しグランドに出て朝礼、体操、それから園芸。終わったらご飯。午後は勉強とか学校みたいだった。

    2005-05-27 22:41:00
  • 30:

    人として生きること、人としてするべきこと、人としてしていけないことをたくさん学んだ。家族から春樹の様子も聞いていて待ってくれていると安心して少年院の生活を頑張った。つらかった日もたくさんある。死んでしまったほうがと思ってしまったこともある。だけど母が、父が、そして春樹がいるからこそ頑張れた。仮退院の日のを迎えた朝、なおは少年院の生活に慣れすぎて外の世界に出るのが恐かった。世間のなおに対する視線が恐かった。けど帰りたいと言う気持ちもあった。あっという間に過ぎた少年院生活を振り返り、これからの生活を考えた。

    2005-05-27 22:42:00
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